JP3001117B2 - 光ケーブルとその製造方法 - Google Patents

光ケーブルとその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は長距離通信に適した通信
用光ケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ケーブルを用いた光通信方式におい
て、光源から発出された光信号を光ファイバを用いて遠
隔地に伝送し、受光器により検出している。光ファイバ
中を伝ぱんする光信号のパワーが大きく、伝送媒体であ
る光ファイバが低損失であり、かつ受光器の感度が高い
ほど長距離伝送が可能である。しかし従来の光ケーブル
では光ファイバに入射させる光源パワーが、誘導ブリル
アン散乱現象(以下、SBS:stimulated Brillouin s
cattering と呼ぶ)によってファイバ中で反射してしま
うので、いかに光源パワーを増加しても、光ファイバ中
を伝送できる光パワー(以下、透過パワーと呼ぶ)に上
限が生じてしまうという欠点があった。一例として外径
125 ミクロンの石英系シングルモード光ファイバにスペ
クトル幅(半値全幅)73kHzのレーザ光を入射した場合
のファイバ中の透過パワーの実験結果を図2に示す。光
源の光パワーを増加しても透過パワーは約1mWで飽和
してしまい、これ以上にできないことがわかる。なお、
図2に示す後方散乱パワーの曲線は透過パワーが飽和し
たので急激に増加することを示している。この誘導ブリ
ルアン散乱(SBS)による透過パワーの制限は、伝送
距離を拡大するうえで大きな障害となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述のよう
な従来の光ケーブルでは制約されている透過パワーを、
伝送媒体である光ファイバや伝送方式を変えることな
く、飛躍的に拡大できる光ケーブルおよびその製造方法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】SBSによる光ファイバ
の臨界入力パワーIは次式で与えられる。 I=AαV (1) ただしAは比例定数、αはファイバ損失、VはSBSの
スペクトル幅である。従って、Vを大きくすることがで
きれば入力パワーを増すことができる。
【0005】一方、ケーブル中の光ファイバの長手方向
に図3に示すように±Δεの歪のゆらぎがある場合、V
の単位をMHzとすれば、以下の関係がある。 Δε≒B(V−V0 ) (2) ただしBは比例定数であって、ゲルマドープファイバで
は約1×10-5である。V0 は無歪におけるSBSのスペ
クトル幅である。
【0006】以上の関係から、ケーブル中の光ファイバ
の長手方向に±Δεの歪ゆらぎを付与することによっ
て、SBSのスペクトル幅を拡大することができ、従っ
て、臨界入力パワーを増大できることがわかる。
【0007】前述の課題を達成するために、本発明は、
ケーブルの長手方向に変化した歪を光ファイバに意図的
に付与する。
【0008】なお、従来の光ケーブルでは、光ファイバ
は、陸上用ケーブルの場合、ケーブル中にルーズに収容
されているのが原則であり、その目的はケーブルを曲げ
たときに光ファイバに生じる歪の緩和にある。従って、
本発明のようにタイトな構造はその目的に反することに
なるので、従来の陸上ケーブルではタイト構造にして歪
を付与した例はない。また、海底用ケーブルではケーブ
ル中の水走りを防止するため中心体と光ファイバがタイ
トに密着されており、構造としては歪の付与が可能であ
るが、しかし本発明のように歪を意図的に付与したり、
または歪を変化させて付与した例はない。
【0009】本発明においては、 (i)光ファイバ心線もしくは光ファイバ心線集合体
を、鋼線や、いわゆるスロット(表面にらせん状に溝を
施したポリエチレン製のロッド)など光ファイバに比べ
て圧倒的に曲げ剛性が大きい中心体の周囲に撚り合わせ
る(前記スロットの溝に収容する場合を含む)か、また
は前記中心体の上下に重ね合わせ、接着性樹脂を1層以
上塗布して密着硬化させることによって光ユニットを形
成する連続した工程で、ボビンから繰り出される光ファ
イバに張力を変化させつつ付加して製造する。製造後の
光ユニットでは張力は解放されるが、中心体の剛性は光
ファイバに比べて圧倒的に大きく、かつ光ファイバと接
着性樹脂で一体化されているので、光ユニット中の光フ
ァイバに製造時に付与した光ファイバの長手方向に変化
する歪を残留させることができる。なお、接着力が弱け
れば光ファイバが長手方向に移動することによって歪が
平均化されてしまうので、歪を付与した効果を十分に発
揮することができない。また (ii)中心体の周囲に光ファイバ心線もしくは光ファイ
バ心線集合体を撚り合わせる(前記スロットの溝に収容
する場合を含む)か、または重ね合わせ、接着性樹脂を
周囲に密着硬化させて前記光ファイバと前記中心体を一
体化した光ユニットを、さらにケーブルコアの周囲に撚
り合わせた構造とする。この場合には(i) で述べたよ
うに、ユニット製造工程で光ファイバに張力を付加する
必要はない。この(ii)の構造では、光ユニットが大撚
りされることによって、光ファイバは二重らせん状に成
形される。光ユニットが大撚りされることによって光ユ
ニットは曲げられるので、中の光ファイバには撚りピッ
チの間で伸び歪と圧縮歪が交互に生じる。
【0010】
【実施例】図1は本発明による光ユニットの製造方法の
一例の説明図である。図1において、ボビン2から繰り
出された中心体1の周囲に、撚り合わせ機構を有する集
合機8を用いて、ボビン2に巻き取られている光ファイ
バ心線3を集合しつつ樹脂サプライSから供給される接
着性樹脂4を塗布し、撚りダイス5にて成形し、硬化装
置6によって樹脂を即座に硬化させて光ユニット9を形
成し、巻き取り機7にて巻き取る。この工程において図
4(a)に示すように、光ファイバ心線3を巻き取った
ボビン2に軸10の運動を制御するブレーキ機構11によっ
て、バックテンション12を周期的に加えることにより光
ファイバに周期的な伸び歪を生じさせる。この工程にお
いては、周期的な歪が光ユニット9の中のファイバに残
留するよう、接着性樹脂の硬化時間は、図4(b)に示
すバックテンションによるファイバ伸び歪εf の変動周
期よりも短い必要がある。速やかな硬化が可能な樹脂4
としてはウレタン系やエポキシ系、シリコーン系の紫外
線硬化樹脂を用いる。この場合、図1に示す硬化装置6
としては紫外線照射ランプを用いる。速やかな硬化が可
能ならば熱硬化もしくは熱可塑性樹脂でもよい。なお、
樹脂サプライSおよび硬化装置6は1系統に限定するも
のではなく、2系統以上タンデムに設置すれば、中心体
1として鋼線を用い、ヤング率1Kg/mm2 以下の軟質樹
脂にて光ファイバ心線3を6〜12心線埋め込み、その周
囲にヤング率30〜70Kg/mm2 の硬質樹脂を被覆して外径
3mm程度の光ユニット9を構成できる。中心体としては
光ファイバ3に比べて伸び剛性が圧倒的に大きいものを
用いる必要がある。例えば、外径0.2 〜1mm程度の鋼線
に樹脂を被覆したものや、表面の長手方向にらせん状に
溝を施した外径5〜10mm程度のポリエチレンロッド(以
下、スロットと呼ぶ)でもよい。また光ファイバ心線3
としては光ファイバの周囲に2層の紫外線硬化樹脂を被
覆して外径0.2〜1mm程度とした単心線でもよいし、こ
れらを2〜12心程度横に整列配置し、樹脂で一体化した
リボン型心線でもよい。図5は本発明による光ユニット
の製造方法の他の説明図である。図1との相違点は、集
合機の代わりに巻き取り機7を回転させる点にある。多
数のリボン型光ファイバ心線3をスロットに収容するに
は有効な製造方法である。ボビン2のバックテンション
12を周期的に変化させる点は同一である。
【0011】図6に本発明による光ユニット9の構造例
を示す。いずれも接着性樹脂4を用いて光ファイバ心線
3を伸び剛性の大きな中心体1と一体化したタイト構造
である点が特徴である。
【0012】図6(a)は中心体1として(樹脂被覆)
鋼線を用い、その周囲に単心線の光ファイバ心線3を集
合し、接着性樹脂4である紫外線硬化樹脂によってタイ
トに接着して外径2〜3mm程度の円形ユニットとした構
造を示す。光ファイバ心線3の外径は0.2 mm〜1mm程度
である。
【0013】図6(b)は中心体1としてスロットを用
い、単心線の光ファイバ心線3を溝中に紫外線硬化樹脂
4で固定した構造を示す。スロットの材質としてはポリ
エチレンのほか、銅やアルミニウムなどの金属材料が優
れている。図6(a)の構造では光ファイバの歪が樹脂
の接着力で保持されるので、樹脂のクリープによって長
期的には歪が緩和されてしまう恐れがある。それに対し
て図6(b)の構造では、スロットの溝と心線の間の摩
擦力で保持されるので長期的に安定である。スロットの
外径としては2〜3mmである。
【0014】図6(c)は、リボン型の光ファイバ心線
3を複数枚重ねてスロット中に収容して、紫外線硬化樹
脂4で密着固定した構造を示す。4心のリボン心線を用
いた場合、幅は1.1 mm、厚さは0.4 mm程度であるので、
五つの溝にリボンを5枚づつ入れて100 心構造とすると
スロット径は10mm程度となる。なお、図中ではリボン心
線の間に粘着体13を挟んである。これはリボン心線相互
の接着を目的とした両面粘着テープである。
【0015】図6(d)は、中心体1としてステンレス
テープ、鋼テープなどを用い、上下にリボン型の光ファ
イバ心線3を密着成形した構造を示す。
【0016】図6の各光ユニットをケーブル化した構造
としては、これらのユニットにポリエチレン外被を施し
たり、LAPシースを施す構造が考えられる。また、海
底光ケーブルの場合には鋼線と金属管を一体構造とした
耐圧管中に収容する構造が考えられる。
【0017】次に本発明の製造方法によって光ファイバ
に残留する周期的な歪の大きさと製造方法の関係につい
て以下に詳述する。
【0018】図1および図5に示した製造方法におい
て、ボビンから繰り出される中心体1にはバックテンシ
ョンが加えられる。このバックテンションによって中心
体1に生じる伸び歪をεT 、一方、ボビン2に作用する
バックテンションによって光ファイバ心線3に生じる伸
び歪をεf とする。この歪が作用した状態で光ユニット
が製造される。さて、製造後には中心体1に加えられた
バックテンションが解放されるので、弾性体である中心
体の歪εTは、ほぼ零に緩和される。この結果、光ユニ
ット中の光ファイバに残留する歪εf ′について、図7
に示すとおり三つのケースに分けて考える。説明におい
て、外1
【外1】 はεf の平均値とする。
【0019】ケース1:ε T>外2
【外2】 の場合、εf ′=外3
【外3】 −εT <0となり、光ファイバには平均的に圧縮歪が残
留する。圧縮歪が 0.2%以上になると光ファイバが座屈
し、ファイバの曲げ損失が増加し、伝送損失が増加す
る。従って、曲げ歪は0.2 %以下になるよう製造時の張
力制御を行う必要がある。
【0020】ケース2:εT =外4
【外4】 の場合、εf ′=0となるので、光ファイバには伸び歪
と圧縮歪が周期的に残留することになる。
【0021】ケース3:εT <外5
【外5】 の場合、εf ′=外6
【外6】 −εT >0となり、光ファイバには伸び歪が残留する。
光ファイバに伸び歪が作用すると破断強度が劣化する。
ケーブル状態の光ファイバに許容できる伸び歪は、ファ
イバのプルーフ歪と疲労係数n値によって定まる。n値
が20程度の通常の石英系光ファイバでは、20年程度許容
できる伸び歪はプルーフ歪の1/3 から1/4 程度である。
例えばプルーフ歪が2%では許容伸び歪は0.5 %、プル
ーフ歪が0.5 %では0.2 %程度である。εf ′はこの値
を越えないように配慮する必要がある。一方、n値が 2
00近くあるハーメチックコートファィバ、例えばカーボ
ンコートファイバを用いれば、20年間程度許容できる伸
び歪をプルーフ歪の90%程度まで拡大することができ
る。例えばプルーフ歪が2%では許容伸び歪は1.8 %程
度まで許容でき、大きな伸び歪を許容できるので、SB
Sの抑制効果はきわめて大きい。
【0022】以下に残留歪の振幅と臨界入力の拡大効果
の関係を示す。式(2)において無歪時のスペクトル幅
0 における臨界入力をI0 、光ファイバに±Δεの周
期歪を与えた場合の臨界入力Iとする。
【0023】式(1)と式(2)の関係から I/I=(Δε/BV)+1 (3) となる。図8に式(3)の計算結果を示す。一例として
=20Hzとすると、±1%の歪の振幅を与える
ことによって、臨界入力を50倍にも増大できることが
わかる。
【0024】次に本願発明の請求項6に記載した光ケー
ブルの構造の一実施例を図9に示す。これは中心体1の
周囲に光ファイバ心線3を撚り合わせて図6(a)に示
したタイト構造とした光ユニットをケーブルコア14の周
囲に撚り合わせた構造であり、必要に応じて外被15を施
す。この実施例においては、必ずしも光ファイバに予め
歪を与えておく必要はなく、また、ケーブルコア14と光
ユニット9を密着固定する必要はない。ケーブルコアと
しては鋼線を中央に配したポリエチレンロッドが一般的
である。外被としてはポリエチレンが一般的であり、そ
の主たる目的は、光ユニット9の保護および固定にあ
る。この構造では、ケーブルコア14の周囲に光ユニット
を撚り合わせる二重らせん構造によって光ユニット中の
光ファイバに生じる軸方向の歪は次の式で与えられる。
ただし記号は図10に示したとおりである。
【0025】 ただし P1 >> 2πa1 , P2 >> 2πa2、 式1
【式1】 である。θはケーブルの長手方向の位置Zを示すパラメ
ータであり、θ=2πZ/p1で与えられる。またφは撚
りピッチp2と撚りピッチp1との位相差である。なお、こ
こでRは図9のケーブルコア14の中心と、ケーブルを巻
き付けるドラムの中心との距離つまり曲げ半径である。
式(4)において第1項は光ユニットを大撚りすること
によって生じる歪であり、第2項および第3項はケーブ
ルを曲げることによって生じる歪である。
【0026】図11に示す構造の光ケーブル4kmを作製
し、端末で折り返し融着接続した光ファイバにおけるS
BSのスペクトル幅を測定した結果を図12に示す。一
方、ケーブルに用いた元の光ファイバ心線自体の同一測
定系による測定結果を図13に示す。ケーブル化後のスペ
クトル幅は約130 MHzであり、 光ファイバ自体のスペク
トル幅は60MHzであることがわかる。従って、式(2)
より0.07%の振幅の歪をケーブル化によって光ファイバ
に残留させることができた。なお、光ケーブルの寸法お
よび材質は表1に示すとおりである。
【0027】 式(4)において求めた歪を図14に示す。測定結果と
ほぼ一致する振幅約0.8 %の歪を周期的に生じさせるこ
とがわかる。
【0028】以下、光ファイバに付与する歪の周期につ
いての検討結果を示す。式(4)の第1項が示すとお
り、ピッチP1, P2を短くするほど、歪は大きくなるの
で、臨界入力を大きくすることができる。しかし、歪は
1ピッチの中で同じ振幅の圧縮歪と伸び歪が発生するの
で、両者が相殺すると零となってしまう恐れがある。歪
が相殺するのを防いでいるのは、光ファイバの被覆材料
の密着力であり、その力は被覆材料の密着力および撚り
ピッチに依存する。材料の密着力を極端に大きくするこ
とは、ユニットからのファイバの取り出しおよび融着接
続作業が困難になる恐れがある。したがって被覆材料と
しては現在用いられているウレタン系やシリコーン系の
樹脂が適当である。一方、撚りピッチを長くするほど1
ピッチ間の歪の相殺は少なくなる。以下、実験例に基づ
いて定量的に明らかにする。ユニットの外径が2.15mm
で、かつ表1に示したユニットと同一の材料、構造でフ
ァイバ撚りピッチP2を30mm、50mmおよび100mm とした3
種のユニットを各1kmづつ作製した。これらのユニット
を胴径400mm のボびンに整列巻きして、SBSのスペク
トル幅を測定し、式(2)を用いてファイバ歪を求め
た。その結果、それぞれ0.02%、0.06%および0.12%の
歪が確認された。歪の相殺がないと仮定すると、式
(4)より0.26%の歪が生じたはずであるので、ファイ
バ撚りピッチが短いほど歪が相殺され易いことがわか
る。実験の結果からピッチ、すなわち歪の周期は、100m
m 程度以上とする必要があることがわかる。この事実は
式(4)の第1項において、ファイバ撚りピッチP2を10
0mm 以下に短くすることによって大きな歪を付与するの
は、実際上困難であることを示している。
【0029】図15は、本願発明の請求項7に記載した光
ケーブルの別の実施例図であって、らせん状の溝付きス
ロットの溝の中に図6(a)に示した光ユニットを入れ
た点が図11と異なっている。一実施例の海底光ケーブル
の寸法、材質および諸元を表2に示す。
【0030】
【0031】光ファイバ20心を、外径0.5mm の鋼線を中
心とした中心体1の周囲に180mm の撚りピッチで集合し
て、接着性樹脂で密着固定した外径2.85mmの光ユニット
を、外径18mmのポリエチレンロッドに撚りピッチ130mm
の溝を5本施したスロットに挿入した。さらに押え巻き
を介して肉厚0.6mm の溶接銅パイプから成る耐圧管22を
施し、ポリエチレンの外被15を押し出し成形して、外径
29mmの海底ケーブルとした。光ファイバとしては耐疲労
性に優れたカーボンコート光ファイバを用いた。
【0032】溝の中には潤滑性のジェリーを充填して、
ケーブル中の水走りを防止するとともに、摩擦係数を低
減して溝中での光ユニットの移動を容易とした。このよ
うに光ユニットと溝の間をルーズとした点も本発明の特
徴である。この効果については、定量的に後述する。
【0033】この構造では式(4)においてa1=6.6 m
m, a2=0.8 mm, p1=130 mm, p2=180 mmとなる。従っ
て、式(4)の第1項で与えられる歪、つまり光の臨界
入力増大に寄与する歪は0.9 %となり、図8よりVO
20MHz とすると、I/IO は約40倍、つまり約16dB臨界
入力を増大できるう。光ファイバの損失を0.2dB /kmと
すると、無中継伝送距離を80kmも拡大することができ
る。
【0034】さて、式(4)の第2項および第3項で与
えられる歪は、ケーブルを曲げたときにファイバに生じ
る歪であり、実際の使用状態では、つまりケーブルが直
線状に布設された状態では作用しない。つまり臨界入力
の増大には寄与しない。しかし、ケーブルを布設船から
海底に繰り出す際には、布設船のシーブを通過しなけれ
ばならない。シーブの半径として500 mmを想定すると、
第2項および第3項の値はそれぞれ1.32%および0.16%
となる。この歪は第1項の歪と重畳して作用するので、
光ファイバは2.4 %程度の過大な歪に耐える強度が必要
となる恐れがある。しかし、この実施例ではさきに述べ
たとおり、光ユニットと溝の間をルーズとしている。さ
らに潤滑剤として機能するジェリーを充填している。こ
の結果、ケーブルを曲げても光ユニットは溝内を前後に
移動してしまい、第2項の歪は生じない。この結果、実
際に作用する曲げ歪は、第3項のみの小さな歪とするこ
とができる。
【0035】なお、圧縮歪が0.2 %以上になると、ファ
イバが座屈して伝送損失が増大する恐れがある。これを
防止するには、光ユニット製造時にファイバにバックテ
ンションを加えることによって、第1項で与えられる大
きさの歪、この例では0.9 %の伸び歪をユニット化後の
ファイバに残留させる。このユニットをスロットに入れ
ることによって、ファイバには最終的に0.9±0.9 %の
伸び歪のみが付与され、座屈要因となる圧縮歪をなくす
ことができる。
【0036】なお図15では図6(a)に示したタイプの
ユニットを用いた例を示したが、これに限定するもので
はなく、図6(a)〜(d)に示したユニットを用いる
こともできる。
【0037】また、光ファイバの心数が少ない場合には
スロットも細くできるので、第2項および第3項の歪も
小さくなる。この場合には当然ながら、溝に走水防止効
果に優れた接着性樹脂を充填してもよい。また、この実
施例では水深2000m以深でも使用可能な深海用海底光ケ
ーブルとして、耐圧管に溶接銅パイプを用いたが、浅海
部で用いる場合には、溶接銅パイプの代わりに、製造が
容易なアルミラミネートテープやステンレスラミネート
テープを用いてもよい。また、ジェリーの代わりに吸水
テープを用いてもよい。
【0038】なお、以上の説明では光ファイバに歪を周
期的に付与するとして説明してきたが、歪は光ファイバ
の長手方向に変化していればよいのであって、必ずしも
その変化は周期的である必要はない。ただし、SBSが
有効に生じる光ファイバの長さは Le =1/α (5) (αは光ファイバの損失係数;neper/m)で与えられ
る。例えばα=4.6 ×10-5(0.2dB/km)とすると、Le
=22kmとなるので、光ファイバに付与された歪は1/
(22km)以上の空間周波数で変化している必要がある。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光ファイバに透過できる光パワーを増大させることが可
能であり、伝送距離の拡大を図ることができる。また、
コヒーレント伝送方法などとの併用も図ることができる
といった利点もある。しかも、その製造方法は簡単であ
り、従来の製造設備を用いて製造でき、またケーブル構
造も簡単であるので、経済性が高く、実用性が極めて大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光ユニットの製造方法の一例の説
明図である。
【図2】誘導ブリルアン散乱(SBS)による光入力パ
ワーの制限の説明図である。
【図3】SBS抑制に効果のあるケーブル中の光ファイ
バ歪ゆらぎの説明図である。
【図4】本発明による歪制御方法の説明図である。
【図5】本発明による光ユニットの製造方法の他の例の
説明図である。
【図6】(a)は、本発明の光ユニットの第1の構造例
を示す図である。 (b)は、本発明の光ユニットの第2の構造例を示す図
である。 (c)は、本発明の光ユニットの第3の構造例を示す図
である。 (d)は、本発明の光ユニットの第4の構造例を示す図
である。
【図7】本発明の製造方法による歪分布の説明図であ
る。
【図8】本発明による臨界入力の拡大効果と歪振幅量の
関係の説明図である。
【図9】本発明による光ケーブルの一実施例の構造を示
す斜視図である。
【図10】図9に示す光ケーブル構造の歪振幅計算のた
めの各寸法を示す説明図である。
【図11】本発明による光ケーブルの他の実施例の構造
を示す図である。
【図12】図11図に示す光ケーブルのSBSスペクトル
幅の測定結果を示す図である。
【図13】ケーブルに用いた元の光ファイバのSBSス
ペクトル幅の測定結果を示す図である。
【図14】図11に示す光ケーブルの歪振幅の計算結果を
示す図である。
【図15】(a)は、本発明による光ケーブルの別の実
施例の構造を示す図である。 (b)は、(a)に示す光ユニットの拡大図である。
【符号の説明】
1 中心体 2 ボビン 3 光ファイバ心線 4 (接着性)樹脂 5 撚りダイス 6 硬化装置 7 巻き取り機 8 集合機 9 光ユニット 10 軸 11 ブレーキ 12 バックテンション 13 粘着体 14 ケーブルコア 15 外被 16 第1の接着性樹脂 17 第2の接着性樹脂 18 緩衝層 19 被覆層 20 溝付きスロット 21 押え巻き 22 耐圧管 23 抗張力体 S 樹脂サプライ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多田 秀信 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 倉嶋 利雄 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 石原 浩志 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−297609(JP,A) 特開 昭62−115110(JP,A) 特開 昭63−291015(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/44

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送媒体として光ファイバを用いた通信
    用光ケーブルにおいて、長手方向に変化する軸方向歪を
    光ファイバに付与したことを特徴とする光ケーブル。
  2. 【請求項2】 光ファイバに付与する軸方向歪が周期的
    に変化することを特徴とする請求項1に記載の光ケーブ
    ル。
  3. 【請求項3】 光ファイバに付与する軸方向歪の周期が
    100 mm以上であることを特徴とする請求項2に記載の光
    ケーブル。
  4. 【請求項4】 光ファイバに付与する軸方向歪を、伸び
    歪のみとしたことを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の光ケーブル。
  5. 【請求項5】 中心体の周囲に軸方向歪を有する光ファ
    イバ心線もしくは光ファイバ心線集合体を撚り合わせる
    か、または重ね合わせ、その周囲に接着性樹脂を密着硬
    化させて前記光ファイバ心線もしくは光ファイバ心線集
    合体と前記中心体を一体化させたことを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の光ケーブル。
  6. 【請求項6】 中心体の周囲に軸方向歪を有するかまた
    は有しない光ファイバ心線もしくは光ファイバ心線集合
    体を撚り合わせるか、または重ね合わせ、その周囲に接
    着性樹脂を密着硬化させて前記光ファイバ心線もしくは
    光ファイバ心線集合体と前記中心体を一体化した光ユニ
    ットを、さらにケーブルコアの周囲に撚り合わせたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の光ケーブ
    ル。
  7. 【請求項7】 中心体の周囲に軸方向歪を有するかまた
    は有しない光ファイバ心線もしくは光ファイバ心線集合
    体を撚り合わせるか、または重ね合わせ、接着性樹脂を
    周囲に密着硬化させて前記光ファイバ心線もしくは光フ
    ァイバ心線集合体と前記中心体を一体化した光ユニット
    を、表面にらせん状の溝を長手方向に施したスロットの
    溝中にルーズに収納したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の光ケーブル。
  8. 【請求項8】 光ファイバ心線もしくは光ファイバ心線
    集合体を一つ以上のボビンから繰り出しつつ、同時に他
    のボビンから繰り出される中心体の周囲に撚り合わせる
    か、または前記中心体の上下に重ね合わせ、接着性樹脂
    を1層以上塗布して密着硬化させることによって光ユニ
    ットを形成する連続した工程で、ボビンから繰り出され
    る光ファイバに張力を変化させつつ付加して光ユニット
    を作製し、該光ユニットを構成要素としたケーブルを製
    造することを特徴とする光ケーブルの製造方法。
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