JP2000241684A - 光ファイバケーブル - Google Patents

光ファイバケーブル

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JP2000241684A
JP2000241684A JP11038865A JP3886599A JP2000241684A JP 2000241684 A JP2000241684 A JP 2000241684A JP 11038865 A JP11038865 A JP 11038865A JP 3886599 A JP3886599 A JP 3886599A JP 2000241684 A JP2000241684 A JP 2000241684A
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JP
Japan
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optical fiber
flame
retardant
fiber cable
sheath
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JP11038865A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Morishige
洋志 盛重
Masaya Ishi
真弥 伊師
Akinari Nakayama
明成 中山
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノンハロゲン難燃特性を保ったまま、シース
形態を変えることにより低発煙化した光ファイバケーブ
ルを提供する。 【解決手段】 複数の光ファイバ1をスペーサ2に収納
しそのスペーサ2の外周にシースを被覆した光ファイバ
ケーブルにおいて、シースをステンレスラミネートテー
プ6とノンハロゲン難燃ポリエチレン8,9とからなる
ステンレスラミネートシース10で形成すると共に、上
記ステンレスラミネートテープ6をスペーサ2に縦添え
して形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ルに係り、特に低発煙・ノンハロゲン難燃テープスペー
サ型光ファイバケーブルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のノンハロゲン難燃光ファイバケー
ブルの横断面図を図2に示す。
【0003】図2に示すように、従来のノンハロゲン難
燃光ファイバケーブルは、シングルモード(SM)4心
テープファイバ1が、テンションメンバ3の周りに押出
し被覆された樹脂製の溝付スペーサ2の溝内に収納され
ており、その外周が押え巻きテープ4で被覆され、さら
にアルミラミネートテープ5と難燃ポリエチレン7から
なるアルミラミネートシース(LAPシース)で被覆さ
れた構造である。
【0004】このシースは、その材料に、難燃でしかも
人体に有害なハロゲンガスを出さないノンハロゲン難燃
ポリエチレン7が用いられている。
【0005】このノンハロゲン難燃ポリエチレン7は、
エチルアクリレート含量10wt%のポリエチレン10
0重量部に対して、酸化防止剤0.5重量部と、難燃剤
として水酸化マグネシウム80.0重量部及びりん系難
燃剤5.0重量部と、着色剤としてカーボンブラック
5.0重量部とを配合したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ファイバケーブルは、難燃でかつノンハロゲン化され
た光ファイバケーブルではあるものの、高温に加熱され
るとスペーサに用いられた樹脂材料が熱分解して煙を発
生し、例えばトンネル内や地下鉄内火災時における避難
に際して大切な視界確保に悪影響を及ぼすという問題が
あった。
【0007】すなわち、従来の光ファイバケーブルは、
発煙量の面に関しては不満足であり、煙の多少を示す発
煙濃度特性、いわゆる低発煙化は考慮されていなかっ
た。
【0008】そこで、本発明の目的は、ノンハロゲン難
燃特性を保ったまま、シース形態を変えることにより低
発煙化した光ファイバケーブルを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、複数の光ファイバをスペーサに収
納しそのスペーサの外周にシースを被覆した光ファイバ
ケーブルにおいて、シースをステンレスラミネートテー
プとノンハロゲン難燃ポリエチレンとからなるステンレ
スラミネートシースで形成すると共に、上記ステンレス
ラミネートテープをスペーサに縦添えして形成したもの
である。
【0010】請求項2の発明は、上記ハロゲン難燃ポリ
エチレンは、ポリエチレン100重量部に対して水酸化
マグネシウムが100〜150重量部添加されてなるも
のである。
【0011】すなわち、本発明は、シース(被覆)材に
用いるノンハロゲン難燃ポリエチレンとして、エチルア
クリレート含量10wt%のポリエチレン100重量部
に対して、酸化防止剤0.5重量部と、難燃剤として水
酸化マグネシウム90.0重量部と、着色剤としてカー
ボンブラック5.0重量部とを配合したものを使用し
た。更にシース(外被)形態をステンレスラミネートシ
ース形態でケーブル化した。
【0012】また、更なる低発煙化を目的とし、シース
(被覆)材に用いるノンハロゲン難燃ポリエチレンを、
エチルアクリレート含量10wt%のポリエチレン10
0重量部に対して、酸化防止剤0.5重量部と、難燃剤
として水酸化マグネシウム130重量部と、着色剤とし
てカーボンブラック5.0重量部とを配合したものを使
用し、ケーブル化した。
【0013】上記構成によれば、シースの材料は煙の発
生源となる赤燐が取り除かれて無りんにされ、かつアル
ミラミネートテープに比して熱遮蔽効果が高いステンレ
スラミネートテープの被覆により、スペーサに用いられ
る樹脂材料の熱分解が防止される。これにより、低発煙
化が実現される。
【0014】また、ノンハロゲン難燃ポリエチレンにお
いて、ハロゲンガスを含まない難燃材を用いしかも熱分
解度の低い水酸化マグネシウムの含有率を増大させたこ
とにより、ノンハロゲンでかつ低発煙難燃化が実現され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適一実施の形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0016】図1に本発明にかかる光ファイバケーブル
の横断面図を示す。
【0017】図1に示すように、本発明にかかる光ファ
イバケーブルは、5本のシングルモード(SM)4心テ
ープファイバ1が、テンションメンバ3の周りに押出し
被覆された樹脂製の溝付スペーサ2の溝内に収納されて
おり、その外周が押え巻きテープ4で被覆され、さらに
その外周がステンレスラミネートシース(HSシース形
態)10で被覆された構造である。
【0018】このシングルモード(SM)4心テープフ
ァイバ1は、クラッド径約125μmのシングルモード
光ファイバに紫外線硬化樹脂を施して、径を約250μ
mとした光ファイバ素線が4本並べてテープ状にされ、
これに紫外線硬化樹脂が被覆されて、約1.1mm×約
0.4mmの4心テープ心線とされている。
【0019】また、テンションメンバは約2.6φの鋼
線が用いられ、溝付スペーサ2は約8.5φで形成され
ると共にその外周に等間隔で5つの溝がらせん状に形成
されている。
【0020】ステンレスラミネートシース10は、押え
巻きテープ4の上に縦添えされたステンレスラミネート
テープ6と、そのステンレスラミネートテープ6の外周
に被覆された難燃ポリエチレン8とからなる。そして、
その難燃ポリエチレン8は、その材料に、難燃でしかも
人体に有害なハロゲンガスを出さないノンハロゲン難燃
ポリエチレンが用いられている。
【0021】このノンハロゲン難燃ポリエチレン8は、
エチルアクリレート含量10wt%のポリエチレン10
0重量部に対して、酸化防止剤0.5重量部と、難燃剤
として水酸化マグネシウム90.0重量部と、着色剤と
してカーボンブラック5.0重量部とを配合して形成さ
れている。
【0022】次に、作用を説明する。
【0023】図1に示した光ファイバケーブルは、シー
スから煙の発生源となる赤燐が取り除かれて無りんにさ
れており、かつ樹脂材料でなるスペーサ2は熱遮蔽効果
が高いステンレスラミネートテープ6で被覆されている
ので、高温に加熱された時、ステンレスラミネートテー
プ6が熱を遮蔽してこのスペーサ2の熱分解を防止す
る。
【0024】これにより、光ファイバケーブルのノンハ
ロゲン難燃特性を保ったまま、低発煙化を実現できる。
【0025】更に、ノンハロゲン難燃ポリエチレン8に
おいて、ハロゲンガスを含まない難燃材を用いしかも熱
分解度の低い水酸化マグネシウムの含有率を増大させた
ことにより、ノンハロゲンでかつより優れた低発煙難燃
化が実現される。
【0026】また、本実施の形態の変形例として、構造
は図1に示した光ファイバケーブルと同構造で、ノンハ
ロゲン難燃ポリエチレン9に、エチルアクリレート含量
10wt%のポリエチレン100重量部に対して、酸化
防止剤0.5重量部と、難燃剤として水酸化マグネシウ
ム130重量部と、着色剤としてカーボンブラック5.
0重量部とを配合したものを用いてもよい。
【0027】この変形例の光ファイバケーブルは、本実
施の形態と同様に、ノンハロゲン難燃特性を保ったまま
低発煙化されており、本実施の形態よりも低発煙性に優
れている。
【0028】すなわち、ノンハロゲン難燃ポリエチレン
に配合する難燃剤として、水酸化マグネシウムのみを用
い、さらにこの水酸化マグネシウムの配合量をポリエチ
レン100重量部に対して100〜150重量部添加す
ることにより、後述するIEC(国際電気標準会議)−
61034による3mキューブ試験で最小透過率が合格
値である60%を上回り、低発煙化を実現できる。
【0029】次に、本発明の低発煙性と難燃特性につい
て調べた。
【0030】低発煙性は、発煙濃度試験としてIEC
(国際電気標準会議)−61034による3mキューブ
試験を行った。
【0031】この3mキューブ試験は、3m×3m×3
mの容積の試験室でケーブルを燃焼させ、40分間光の
透過率により発煙濃度を測定する試験である。
【0032】試験に際して、まず、配合剤の種類とその
配合量を変えて試料A、試料B、試料Cを作製した。こ
れら試料A、試料B、試料Cのポリマ、酸化防止剤、難
燃剤、及び着色剤の種類と配合量を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】表1に示すように、試料Aは従来の光ファ
イバケーブルと同じ材料で作製され、試料Bと試料Cは
本発明にかかる光ファイバケーブルとして水酸化マグネ
シウムの配合量を増加させると共にリン系難燃助剤を配
合しない材料で作製されたものである。
【0035】そして、これら3本の光ファイバケーブル
について3mキューブ試験を行い、最小光透過率を求め
た。
【0036】この試験結果を表2に示す。尚、最小光透
過率は煙が無い状態で100%とする。
【0037】
【表2】
【0038】表2に示すように、試料Aの従来の光ファ
イバケーブルの最小光透過率は21.1%、試料Bの光
ファイバケーブルの最小光透過率は75.4%、試料C
の光ファイバケーブルの最小光透過率は90.8%であ
った。
【0039】この結果より、本発明は、発煙濃度試験と
してIEC(国際電気標準会議)−61034による3
mキューブ試験で最小透過率が一般にいわれる合格値で
ある60%をはるかに上回った。
【0040】また、難燃特性は、通信ケーブル難燃性試
験JIS C 3521(VTFT)試験を行った結
果、これに合格した。
【0041】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、ノンハロ
ゲン難燃特性を保ったまま、シース形態を変えることに
より、光ファイバケーブルの低発煙化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す光ファイバケーブ
ルの横断面図である。
【図2】従来の光ファイバケーブルの横断面図。
【符号の説明】
1 シングルモード4心テープファイバ 2 スペーサ 3 テンションメンバ 4 押え巻きテープ 6 ステンレスラミネートテープ 8,9 難燃ポリエチレン 10 ステンレスラミネートシース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 明成 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社パワーシステム研究所内 Fターム(参考) 2H001 BB07 BB16 DD24 DD32 KK17 KK24

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の光ファイバをスペーサに収納しそ
    のスペーサの外周にシースを被覆した光ファイバケーブ
    ルにおいて、シースをステンレスラミネートテープとノ
    ンハロゲン難燃ポリエチレンとからなるステンレスラミ
    ネートシースで形成すると共に、上記ステンレスラミネ
    ートテープをスペーサに縦添えして形成したことを特徴
    とする光ファイバケーブル。
  2. 【請求項2】 ノンハロゲン難燃ポリエチレンは、ポリ
    エチレン100重量部に対して水酸化マグネシウムが1
    00〜150重量部添加されてなる請求項1記載の光フ
    ァイバケーブル。
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