JP5261265B2 - バンドルファイバ - Google Patents

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Description

本発明は、光信号を伝搬する光ファイバ、この光ファイバが複数本束ねられたたバンドルファイバ、及びこのバンドルファイバの製造方法に関する。
特許文献1に記載の光ファイババンドル(バンドルファイバ)では、光ファイバ束が挿入されたキャピラリーの先端部へ研磨時に光ファイバの欠けを生じない程度のヤング率の大きい接着剤を充填し、そこ以外のキャピラリー内には、硬化後に光ファイバに対して応力歪みを与えない程度のヤング率の小さい接着剤を充填している。そして、光ファイバ端面を製作するための研磨工程において、ヤング率の大きい接着剤が充填されているキャピラリーの先端部の大部分を研磨して削り取る。
このようにして、光ファイバ端面に欠けが無い断面一定の光ファイババンドルを製造することができるようになっている。
特開2000−9973号公報
ところで、従来構造のバンドルファイバを構成する光ファイバの径寸法は一定である。このため、送信部と受信部の径寸法が異なる場合には、径寸法の相違を吸収する中継部材を用いなくては光信号を送信部から受信部へ伝搬させることができない。
本発明は、上記事実を考慮し、送信部と受信部の径寸法が異なる場合でも、光ファイバの径寸法が一定の場合と比較して、1本の光ファイバで、光信号を送信部から受信部へ効率良く伝搬させることが課題である。
本発明の請求項1に係るバンドルファイバは、光信号が伝搬する大径部、光信号が伝搬すると共に前記大径部より径寸法が小さい小径部、及び前記大径部と前記小径部の間に形成され径寸法が前記大径部の径から前記小径部の径へ徐々に変化する径徐変部を備えたコアと、前記コアを覆うクラッドと、前記クラッドを覆う被覆部と、を備える光ファイバを複数束ねて構成され、一端側は、一つの前記クラッドの中に複数本の前記コアの前記小径部が配置されたクラッド一体部であり、他端側は、前記コアの前記大径部が複数配置されると共に、前記コア毎に前記クラッドが別体となったクラッド別体部であるバンドルファイバであって、前記径徐変部は、前記被覆部が除去され前記クラッドが露出した露出部を締め付けながら延伸されて形成されたことを特徴とする。
上記構成によれば、大径部の端部から入射した光信号は、大径部を伝搬し、さらに径徐変部を伝搬してから大径部より径寸法が小さい小径部の一端に入射し、小径部の他端から出射される。
このように、コアの径寸法を途中で徐々に小さくすることで、大径部と小径部がとぎれることなく連続し、光信号の伝搬ロスが少ない。また、大径部及び小径部を決められた径寸法にすることで、送信部と受信部の径寸法が異なる場合でも、光ファイバの径寸法が一定の場合と比較して、1本の光ファイバで、光信号を送信部から受信部へ効率良く伝搬させることができる。
また、夫々の大径部の端部から入射した異なる光信号は、夫々の大径部を伝搬し、さらに径徐変部を伝搬してから大径部より径寸法が小さい小径部の一端に入射し、夫々の小径部の他端から出射される。ここで、複数本のコアの小径部は、一つのクラッドの中に配置されており、これにより、グラッドで覆われた小径部を複数本束ねるのと比較し、小径部におけるバンドルファイバの断面が小さくなる。
本発明の請求項2に係るバンドルファイバは、請求項1に記載において、熱を加えると収縮する固定部材により前記露出部を締め付けることを特徴とする。
本発明の請求項3に係るバンドルファイバは、請求項2に記載において、前記固定部材は、前記露出部と前記被覆部を跨いで複数束ねた前記光ファイバへ巻き付けられることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るバンドルファイバは、請求項2又は3に記載において、前記固定部材は、熱収縮チューブであることを特徴とする
ここで、複数本のコアの小径部は、一つのクラッドの中に配置されており、これにより、グラッドで覆われた小径部を複数本束ねるのと比較し、小径部におけるバンドルファイバの断面が小さくなる。
本発明の請求項に係るバンドルファイバは、請求項1〜の何れか1に記載において、前記小径部の前記コアのピッチは、80μmより小さいことを特徴とする。
上記構成によれば、小径部のコアのピッチが80μmより小さい。既製品の光ファイバのクラッド径は、一般的に125μm又は80μmであるため、既製品の光ファイバを束ねてもコアのピッチを80μmより小さくすることができない。しかし、コアの小径部を一つのクラッドの中に配置することで、コアのピッチを80μmより小さくでき、また、既存の光ファイバを束ねた場合よりもコアのピッチを小さくすることができる。
本発明の請求項に係るバンドルファイバは、請求項1〜の何れか1に記載において、前記コアの前記大径部と前記小径部の間に形成され径寸法が徐々に変化する前記径徐変部を覆う前記クラッドを、前記径徐変部の前記コアの変形を防止する変形防止部材で覆ったことを特徴とする。
上記構成によれば、コアの変形を防止する変形防止部材が、コアの大径部と小径部の間に形成され径寸法が徐々に変化する径徐変部を覆うクラッドに覆っている。
これにより、径徐変部のコアが変形するのが防止され、径徐変部を通して大径部から小径部へ伝搬される光信号の伝搬ロスを少なくすることができる。
これにより、容易に整列した光ファイバ束の両端部を拘束することができる。
本発明によれば、送信部と受信部の径寸法が異なる場合でも、光ファイバの径寸法が一定の場合と比較して、1本の光ファイバで、光信号を送信部から受信部へ効率よく伝搬させることができる。
(A)(B)本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバ及びコアを示した側面図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを製造するための製造工程を示した工程図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを製造するための製造工程を示した工程図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを製造するための製造工程を示した工程図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを製造するための製造工程を示した工程図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを製造するための製造工程を示した工程図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを製造するための製造工程を示した工程図である。 本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを製造するための製造工程を示した工程図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを示した断面図である。 (A)(B)(C)本発明の第1実施形態に係るバンドルファイバを示した断面図である。 本発明の第2実施形態に係るバンドルファイバを示した側面図である。
本発明の第1実施形態に係る光ファイバ及びバンドルファイバの一例について図1〜図10に従って説明する。
(構成)
図1(B)に示されるように、バンドルファイバ10(図1(A)参照)を構成する光ファイバ12は、光信号が伝搬する円柱状のコア14と、コア14を覆う円筒状のクラッド16、及びこのクラッド16を覆う被覆部18を含んで構成されている。
コア14は、樹脂、石英又は光学ガラス等から成形され、一側(図1(B)に示す左側)に設けられる大径部14Aと、他側(図1(B)に示す右側)に設けられ、大径部14Aより径寸法が小さい小径部14Bと、大径部14Aから小径部14Bへ径寸法が徐々に変化する径徐変部14Cを備えている。
さらに、コア14を覆うクラッド16は、コア14より屈折率の低い樹脂、石英又は光学ガラス等から成形され、大径部14Aを覆うクラッド16の外径は例えば80μmとされている。
図1(A)に示されるように、バンドルファイバ10は、複数本(本実施形態では7本)の前述した光ファイバ12を束ね、一つのクラッド16の中に複数本のコア14の小径部14Bが配置されたものである。
つまり、バンドルファイバ10を構成する複数本のコア14の小径部14Bが一つのクラッド16の中に配置され、円柱状のグラッド一体部22が、バンドルファイバ10の一方に形成されている。
クラッド一体部22には、クラッド16を覆う被覆部18が設けられておらず、さらに、一つのクラッド16の中にコア14の小径部14Bを複数本配置することで、グラッド一体部22の断面は、従来の光ファイバを束ねたものの断面と比較して小さくされ、クラッド一体部22でのコア14のピッチ(図10(C)に示すP寸法)は、80μmより小さくされている。
一方、バンドルファイバ10の他方は、コア14の大径部14Aが設けられ、コア14を覆うクラッド16がコア14毎に別体となるクラッド別体部24とされている。
また、クラッド別体部24とグラッド一体部22の間には、クラッド16の形状がクラッド別体部24からクラッド一体部22へ徐々に変化すると共に、コア14の径徐変部14Cが備えるグラッド徐変部26が設けられている。
この構成により、クラッド別体部24における光ファイバ12の端部(図1(A)に示す左端部)を夫々別個に所望の位置に配置することができ、クラッド一体部22の端部(図1(A)に示す右端部)を従来の光ファイバを束ねたものの断面と比較して小さくされた送信部又は受信部を備えるコネクタ等に接続できるようになっている。
次に、このバンドルファイバ10の製造方法について、図2〜図10を用いて説明する。
先ず、図2に示されるように、複数本(本実施形態では7本)の光ファイバ12を束ねて光ファイバ束32とし、この光ファイバ束32の一側(図2に示す左側)を第一の管体34Aと第二の管体34Bに分割される金属製の連続管体34へ挿入して光ファイバ束32を整列させる。
図9(A)(B)に示されるように、この状態で、連続管体34に挿入された一側の光ファイバ束32は、連続管体34の内周面36に当接して整列しており、連続管体34に挿入されない他側の光ファイバ束32も一側の光ファイバ束32と同様に整列している。
次に、図3に示されるように、第二の管体34Bを光ファイバ束32の他側(図2に示す右側)へ向って光ファイバ束32に沿って移動させる。
このように、第二の管体34Bを光ファイバ束32に沿って移動させることで、光ファイバ束32は捩じれない。
さらに、第一の管体34A内に固定部材としての固定樹脂38を流し込み、第一の管体34Aと第一の管体34Aに挿入されていた光ファイバ束32を固定する。
次に、図4に示されるように、第一の管体34Aと第二の管体34Bとの間に設けられた光ファイバ束32の中央部分の光ファイバ12の被覆部18を薬品等で溶かして除去し、クラッド16が露出した露出部40を設け、さらに、第二の管体34B内に固定部材としての固定樹脂42を流し込み、第二の管体34Bと第二の管体34Bに挿入されていた光ファイバ束32を固定する。
図10(A)に示されるように、この状態で、露出部40では、被覆部18が除去された分各クラッド16間で隙が生じているが、光ファイバ束32の両端部が固定されているため、各クラッド16及びコア14は整列している。
次に、図5に示されるように、露出部40の両端部に、露出部40のクラッド16を締め付けて整列固定させると共に、熱を加えると収縮する固定部材としての熱収縮チューブ44を巻き付ける。
詳細には、熱収縮チューブ44を露出部40の縁部40Aを跨ぐように光ファイバ束32に巻き付け、露出部40の縁部40Aで、コア14が局部的に屈曲しないようにする。
次に、図6に示されるように、熱収縮チューブ44を加熱して、熱収縮チューブ44を収縮させる。熱収縮チューブ44を収縮させることで、露出部40のクラッド16間に生じていた隙が詰まり、図10(B)に示すように、隣接するクラッド16同士が当接する。
次に、図7に示されるように、露出部40及び熱収縮チューブ44を誘導加熱機48でグラッド16が溶融するように加熱する。そして、露出部40及び熱収縮チューブ44が加熱された状態で、第一の管体34Aと第二の管体34Bを冶具(図示省略)で掴み、互いに離れる方向へ移動させ、加熱された露出部40を延伸させる。
詳細には、誘導加熱機48には、対象物を加熱する円環状の加熱部48Aが設けられており、円環状の加熱部48Aに露出部40を通し、この状態で、熱収縮チューブ44の端部と誘導加熱機48との距離(図7に示す距離X)決められた値に保ちながら誘導加熱機48を露出部40の長手方向に沿って往復移動させることで、熱収縮チューブ44及び露出部40を満遍なく加熱する。
クラッド16が溶融する程度に熱収縮チューブ44及び露出部40が満遍なく加熱された状態で、第一の管体34Aと第二の管体34Bを冶具(図示省略)で掴み、互いに離れる方向へ移動させる。
これにより、露出部40の両端部が熱収縮チューブ44で締め付けながら露出部40が延伸される。そして、溶融するクラッド16(図10参照)が一体化し、コア間ピッチが狭くなり、露出部40の断面は従来の光ファイバを束ねたものの断面と比較して小さくなる(細くなる)。
図10(C)に示されるように、この状態で、露出部40の断面は、クラッド16が溶融されて一体化している。そして、一体化したクラッド16の中に、7本のコア14の小径部14Bが整列しており、コア14のピッチ(P寸法)が80μmより小さくされている。
次に、図8に示されるように、延伸されて細くなった露出部40を長手方向に分割する。
次に、図1(A)に示されるように、第一の管体34A及び第2の管体34Bと熱収縮チューブ44を除去して、クラッド一体部22、クラッド別体部24、及びクラッド徐変部26を備えたバンドルファイバ10とする。
(作用・効果)
次に、光ファイバ12及びバンドルファイバ10の作用の一例について説明する。
図1(B)に示されるように、光ファイバ12のコア14の大径部14Aの端部から入射した光信号は、大径部14Aを伝搬し、さらに径徐変部14Cを伝搬してから大径部より径寸法が小さい小径部14Bの一端に入射し、小径部14Bの他端から出射される。
このように、コア14の径寸法を途中で徐々に小さくすることで、異径の光ファイバ同士を突き合わせた場合と比較して、大径部14Aと小径部14Bがとぎれることなく連続し、光信号の伝搬ロスを少なくすることができる。
また、大径部14A及び小径部14Bを決められた径寸法にすることで、送信部と受信部の径寸法が異なる場合でも、光ファイバの径寸法が一定の場合と比較して、1本の光ファイバ12で、光信号を送信部から受信部へ効率良く伝搬することができる。
一方、図1(A)に示されるように、この光ファイバ12を束ねて製作されたバンドルファイバ10の一側(図1に示す左側)には、コア14毎にクラッド16が別個に分かれたクラッド別体部24が設けられており、クラッド別体部24に備えられた光ファイバ12の端部は、夫々異なる送信部(図示省略)と接続される。
夫々の送信部には、固有の情報を光信号として発信するレーザ装置等の光源28が設けられており、この光源28から出射される光信号が、光ファイバ12の一端部から入射される。ここで、バンドルファイバ10の一側には、小径部14Bより径寸法が大きいコア14の大径部14Aが設けられている。このため、光源28から出射される光信号がコア14へ容易に入射する。
各送信部から発信された光信号は、各光ファイバ12の一端部から入射して各光ファイバ12内を伝搬した後、コア14の径寸法が徐々に変化するクラッド徐変部26を通過してクラッド一体部22へ入射する。クラッド一体部22へ入射した光信号は、溶融されて一体化されたクラッド16内に整列したコア14の小径部14Bを伝搬し、クラッド一体部22の他端から出射する。このように、コア14の径寸法を途中で徐々に小さくすることで、コア14の大径部14Aと小径部14Bがとぎれることなく連続し、光信号の伝搬ロスが少ない。
例えば、クラッド一体部22が各家庭内に引き込まれ、従来の光ファイバを束ねたものの断面と比較して小さくされた送信部又は受信部を備えるコネクタと接続させる場合であっても、クラッド一体部22の断面は、従来の光ファイバを束ねた断面に比べて小さくされているため、クラッド一体部22の端部をそのコネクタに接続できるようになっている。
このように、グラッド一体部22の断面を従来の光ファイバを束ねたものの断面と比較して小さくすることで、従来の光ファイバを束ねたものの断面と比較して小さくされた送信部又は受信部を備えるコネクタとクラッド一体部22の端部を接続することができる。
また、露出部40(図3参照)を締め付けながら加熱し、延伸させてクラッド16を一体化させ、露出部40の径寸法を小さくすることで、コア14のピッチを80μmより小さくでき、また、既存の光ファイバを束ねた場合よりもコアのピッチを小さくすることができる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、コア14の大径部14A(クラッド別体部24)から光信号が入射され、コア14の小径部14B(クラッド一体部22)から光信号が出射される場合について説明したが、これに限定されるものではなく、コア14の小径部14B(クラッド一体部22)から光信号が入射され、コア14の大径部14A(クラッド別体部24)から光信号が出射されてもよい。
また、上記実施形態では、露出部40を設けるのに薬品等で被覆部18を溶かして被覆部18を除去したが、これに限定されるものではなく、例えば、ストリッパー等の冶具を用いて被覆部18を除去してもよい。
また、上記実施形態では、露出部40のクラッド16を整列固定させて締め付けるため、露出部40の両端部に熱収縮チューブ44を巻き付けたが、露出部40のクラッド16を整列固定させて締め付けることができればよく、特に熱収縮チューブ44に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、露出部40の両端部に熱収縮チューブ44を巻き付ける際に、露出部40の縁部40Aを跨ぐように巻き付けたが、これに限定されるものではなく、露出部40の端部に熱収縮チューブ44が巻き付けられていればよい。
また、上記実施形態では、誘導加熱機48を用いて露出部40を加熱したが、これに限定されるものではなく、露出部40のクラッド16が溶融する程度に露出部40を加熱することができるヒータ等であればよい。
次に、本発明の第2実施形態に係るバンドルファイバの一例について図11に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略する。
図11に示されるように、バンドルファイバ70のクラッド徐変部72には、クラッド16の変形を防止する変形防止部材としての変形防止テープ74が巻き付けられている。
このように、変形防止テープ74を用いてクラッド徐変部72のクラッド16が変形するのを防止することで、コア14の径徐変部14Cを通して大径部14Aから小径部14Bへ伝搬される光信号の伝搬ロスを少なくすることができる。
10 バンドルファイバ
12 光ファイバ
14 コア
14A 大径部
14B 小径部
14C 径徐変部
16 クラッド
18 被覆部
32 光ファイバ束
34 連続管体
34A 第一の管体
34B 第二の管体
40 露出部

Claims (6)

  1. 光信号が伝搬する大径部、光信号が伝搬すると共に前記大径部より径寸法が小さい小径部、及び前記大径部と前記小径部の間に形成され径寸法が前記大径部の径から前記小径部の径へ徐々に変化する径徐変部を備えたコアと、
    前記コアを覆うクラッドと、
    前記クラッドを覆う被覆部と、
    を備える光ファイバを複数束ねて構成され、
    一端側は、一つの前記クラッドの中に複数本の前記コアの前記小径部が配置されたクラッド一体部であり、
    他端側は、前記コアの前記大径部が複数配置されると共に、前記コア毎に前記クラッドが別体となったクラッド別体部であるバンドルファイバであって、
    前記径徐変部は、前記被覆部が除去され前記クラッドが露出した露出部を締め付けながら延伸されて形成されたことを特徴とする、バンドルファイバ。
  2. 熱を加えると収縮する固定部材により前記露出部を締め付けることを特徴とする請求項1に記載のバンドルファイバ。
  3. 前記固定部材は、前記露出部と前記被覆部を跨いで複数束ねた前記光ファイバへ巻き付けられることを特徴とする請求項2に記載のバンドルファイバ。
  4. 前記固定部材は、熱収縮チューブであることを特徴とする請求項2又は3に記載のバンドルファイバ。
  5. 前記小径部の前記コアのピッチは、80μmより小さい請求項1〜4の何れか1項に記載のバンドルファイバ。
  6. 前記コアの前記大径部と前記小径部の間に形成され径寸法が徐々に変化する前記径徐変部を覆う前記クラッドを、前記径徐変部の前記コアの変形を防止する変形防止部材で覆った請求項1〜5の何れか1項に記載のバンドルファイバ。
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