JP3001008B2 - 変位伝達機構 - Google Patents

変位伝達機構

Info

Publication number
JP3001008B2
JP3001008B2 JP27832690A JP27832690A JP3001008B2 JP 3001008 B2 JP3001008 B2 JP 3001008B2 JP 27832690 A JP27832690 A JP 27832690A JP 27832690 A JP27832690 A JP 27832690A JP 3001008 B2 JP3001008 B2 JP 3001008B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
backlash
lens
driving
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27832690A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04152312A (ja
Inventor
隆 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optic Co Ltd filed Critical Olympus Optic Co Ltd
Priority to JP27832690A priority Critical patent/JP3001008B2/ja
Publication of JPH04152312A publication Critical patent/JPH04152312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3001008B2 publication Critical patent/JP3001008B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、変位伝達機構、詳しくはモータによる駆動
力をバックラッシュを有する駆動系を介して被動体に伝
達する変位伝達機構に関する。
[従来の技術] モータによる駆動力を減速機構等の駆動系を介して被
動体に伝達する変位伝達機構は、従来からさまざまな分
野の電子機器に広く利用されており、例えばカメラにお
いても、合焦位置にフォーカシングレンズを駆動するよ
うに制御する自動焦点調節装置等に多用されている。こ
の種自動焦点調節装置のブロック構成を第3図によって
説明すると、測距レンズ7,測距センサ1で測距された被
写体距離情報は、カメラの全体制御を司どるマイコン2
に供給され、同マイコン2でレンズの駆動量演算や駆動
方向判定等が行われる。マイコン2から出力されたレン
ズ駆動信号は、モータ駆動回路3を介してステッピング
モータ4に供給されて同モータ4が回転すると、減速機
構等からなる駆動系5を介してフォーカシングレンズ6
が光軸方向に移動する。このフォーカシングレンズ6を
モータ4により駆動制御する際には、このコスト,容積
等の点から、最終レンズ位置をフィードバックしない、
所謂オープンループ制御が通例になっている。
ところで、モータの回転軸に、フォーカシングレンズ
等の被動体を直結して駆動する場合を除けば、モータと
被動体との間には、上述のように減速機構等の駆動系5
が介挿されるから、この駆動系5がガタによる往復差、
つまりバックラッシュが避けられない。そこで、オープ
ンループ制御で被動体を駆動して精密に位置決めしたい
場合には、所謂バックラッシュキャンセル駆動を行うよ
うにしている。
このバックラッシュキャンセル駆動は、駆動系に不可
避なガタを、予め定められた一定の側に寄せた状態で、
被動体を目標位置で正確に停止させようとするものであ
る。即ち、モータにより被動体、予め定めた設定方向
(以下、A方向と呼称する)に駆動する場合には、目標
位置に達したらモータをそのまゝ停止させるが、A方向
と逆のB方向に駆動する場合には、目標位置をオーバー
ランさせた後、A方向へ駆動して目標位置で停止させる
ようにしたものである。
第4図(A)〜(D)は、従来のバックラッシュキャ
ンセル駆動を説明するための、自動焦点調節装置におけ
るフォーカシングレンズの繰り出し繰込み動作の線図
で、上段の数字0〜30は、フォーカシングレンズを繰り
込んで∞被写体に合焦させたときを基準位置の0とし、
この基準位置0から至近端に対応する30まで、フォーカ
シングレンズの駆動段数を示したものである。そして、
黒丸と矢印を結ぶ太い実線l1,l11,l31はモータの回転範
囲で、黒丸L1,L11,L21,L31が駆動前のモータ値を、ま
た、矢印の先端P1,P11,P31が目標とする駆動位置をそれ
ぞれ示している。これに対し、H型の細い実線a1,a11,a
21,a31が駆動開始時のレンズ位置を、1点鎖線b11が逆
転開始時のレンズ位置を、2点鎖線c1,c11,c31が駆動完
了時のレンズ位置を、それぞれ模擬的に表わしていて、
バックラッシュ幅は2.5段を想定している。
第4図(A)は、駆動量Xが6段、即ち、黒丸で示し
たモータの現在位置L1が4段で目標変位位置P1が10段の
場合である。この場合、駆動前はモータが駆動段数4段
で、レンズはその右側がモータに当て付いた状態で、そ
れぞれ停止している。この現在位置L1から目標変位位置
P1に向って、モータを駆動段数で6段駆動すると、レン
ズはその右側がモータに当て付いた状態で駆動され、2
点鎖線c1の位置で停止する。つまり、この駆動では、レ
ンズがその右側をモータに当て付けて停止した位置を目
標停止位置としている。
第4図(B)は、駆動量Xが−5段、即ち黒丸で示し
たモータの現在位置L11が15段で、目標駆動位置P11が10
段の場合である。なお、モータのA方向駆動を+とし、
B方向駆動を−としている。この第4図(B)の場合、
B方向駆動につき、オーバーランさせて戻すというバッ
クラッシュキャンセル動作を行うが、モータのスタート
位置L11では、レンズがその右側をモータに当て付けた
レンズ位置a11にあったとする。この状態からモータが
B方向に駆動するが、レンズ駆動段数で13段をB方向に
半分以上超えるまでは、レンズ位置a11のバックラッシ
ュ範囲内なので、レンズは未だどちらにも動かず停止し
たまゝである。
モータが12段と13段の中間よりB方向に駆動される
と、レンズの左側がモータに当て付くので、レンズがB
方向に移動を開始する。そして、モータが目標停止位置
の10段を3段オーバーランした7段に達すると、レンズ
は1点鎖線b11で示す位置に達する。即ち、レンズはそ
の左側がモータに当て付いた状態で移動したことにな
る。このように、レンズのバックラッシュ量2.5段を超
える3段分モータをオーバーランさせると、レンズ位置
の右端は、目標駆動位置10段より0.5段だけB方向に入
っている。
この状態から、モータをA方向に3段駆動すると、9
段と10段の中間でレンズの右端がモータに当て付けられ
るので、レンズは0.5段A方向に動いて2点鎖線c11の位
置に達する。このような3段オーバーランさせて3段戻
す動作がバックラッシュキャンセル動作になるが、も
し、15段からB方向に10段まで駆動し、オーバーランさ
せないでそのまゝ止めると、破線で示したa′11の位置
にレンズが停止することになってしまう。
第4図(C)は、駆動量Xが0、即ち、前回の位置決
め動作における停止位置が10段、これに対し次の目標変
位位置も10段ということでレンズはそのまゝの位置でよ
い場合である。従って、従来はモータ駆動を何ら行って
いなかった。
第4図(D)は、駆動量Xが2、即ち黒丸で示したモ
ータの現在位置L31が8段で、目標変位位置P31が10段の
場合である。この場合、モータを駆動開始する前のレン
ズがその右側をモータに当て付けたレンズ位置a31にあ
ったとすると、モータをA方向に2段駆動すれば、モー
タは目標変位位置P31つまり10段に達し、レンズも2点
鎖線c31で示された位置に到達することになる。
[発明が解決しようとする課題] さて、ここで問題になるのが、前回の位置決め終了時
におけるレンズ位置が、次の位置決め開始までの間に振
動,衝撃等が加えられると、レンズのバックラッシュの
範囲内で変動してしまうことである。一般に、モータ自
体は無通電でもディテントトルクを有するから、その停
止位置が可成り規制される。そして、更に大きな停止ト
ルクが必要なら、モータへの通電を続けていればホール
ディングトルクによりロータの回転位置が完全に規制さ
れるようになる。しかしながら、モータとフォーカシン
グレンズとの間に介挿された駆動系のバックラッシュの
範囲内では、トルクが非常に小さいので、モータは固定
されていても、レンズは振動,衝撃で簡単に動いてしま
う。
これを駆動量Xが零である上記第4図(C)の場合で
説明すると、前回の位置決め終了時におけるレンズが、
その右端をモータに当て付けて停止している細い実線a
21で示される位置に保持され続けていれば問題ないが、
最悪の場合破線で示したa′21の位置、つまりレンズの
左端がモータに当て付いた状態まで動いてしまう可能性
がある。従って、レンズは、本来実線で示したa21=c21
の位置にあるべきなのが、破線で示すa′21=c′21
移ってしまうことになる。以上は駆動量Xが零の場合だ
が、駆動量Xがバックラッシュ量2.5段より小さい場合
を第4図(D)により説明する。
第4図(D)は、駆動量Xが2の場合で、従来はA方
向に2段送っていたが、この場合も上記第4図(C)と
同じ問題が生じる。即ち、振動,衝撃がなければ、前述
したように、モータがA方向に2段駆動されると、これ
によってレンズは2点鎖線c31で示す位置に駆動され
る。ところが、振動,衝撃があったときには、駆動前の
レンズ位置が、上記第4図(C)と同じように、破線
a′31までずれる可能性がある。そこで、レンズがこの
破線a′31に位置する状態でモータをA方向に2段駆動
しても、バックラッシュの範囲内でモータが動くだけで
レンズは動かないから、A方向に0.5段シフトした破線
位置a′31にレンズが位置決めされたままになってしま
う。
このように従来のバックラッシュキャンセル駆動で
は、駆動量が零の場合もしくはバックラッシュ量より小
さい場合、振動,衝撃などによりレンズの位置ずれが起
きてしまう可能性があった。
そこで本発明の目的は、上記問題点を解消し、バック
ラッシュによる位置ずれだけではなく、振動,衝撃によ
る位置ずれもキャンセルして、正確な位置決めを行なう
ことを可能とする変位伝達機構を提供するにある。
[課題を解決するための手段および作用] 本発明による変位伝達機構は、モータによる駆動力を
バックラッシュを有する駆動系を介して被動体に伝達す
る変位伝達機構であって、 上記バックラッシュの範囲内の誤差を含んで被動体の
現在位置を認識するための被動体位置認識手段と、上記
被動体位置認識手段による被動体の現在位置と該被動体
に関する目標変位位置との差として所要変位量を認識す
る所要変位認識手段と、上記所要変位認識手段による所
要変位が上記バックラッシュに関して設定した方向に対
して逆方向である場合、および順方向であっても零乃至
上記バックラッシュ量の範囲内にある場合に、これら特
定の場合にあることを認識する状況認識手段と、上記状
況認識手段が当該所要変位乃至同変位とバックラッシュ
との関係が上記特定の場合にあることを認識したときに
は、該バックラッシュ量を越えるようモータを上記逆方
向に駆動せしめた後、上記順方向に駆動せしめるモータ
駆動制御手段とを具備してなることを特徴とする。
[実 施 例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。な
お、以下の実施例においては、本発明による変位伝達機
構をカメラの自動焦点調節装置に適用した例で説明す
る。
第1図(A)〜(D)は、本発明に係る変位伝達機構
が適用された自動焦点調節装置におけるフォーカシング
レンズの繰り出し,繰り込み動作時のバックラッシュキ
ャンセル駆動を説明する線図である。そして、従来例を
示す上記第4図(A)〜(D)では、駆動方向がA方向
かB方向かだけにより、オーバーランして戻すバックラ
ッシュキャンセル動作を行うか否かを判定していたのに
対し、この第1図(A)〜(D)に示す一実施例では、
駆動方向がA方向であっても、駆動量がバックラッシュ
量以下、あるいは零なら、バックラッシュキャンセル動
作を行っている。
第1図において、駆動量Xが6の(A)の場合と、駆
動量Xが−5の(B)の場合は、従来例を示す前記第4
図(A),(B)と全く同じになるので、同じモータ位
置,レンズ位置等に同じ符号を付してその説明を省略す
る。
第1図(C)は、駆動量Xが0の場合で、この場合従
来はモータを全く動かさなかったが、本実施例では、太
い実線l21に示すように、モータをB方向に3段動か
す。従って、モータの前回の位置決め動作位置L21にお
いて、レンズが細い実線a21に位置していても、あるい
は振動,衝撃等のため破線a′21の位置に移動していて
も、モータをB方向に3段駆動することにより、フォー
カシングレンズは一点鎖線b21の位置に移動する。その
後、再びモータをA方向に3段移動するから、レンズは
その右端をモータに当て付けた2点鎖線c21の位置で停
止する。即ち、前回の位置決め終了時に、たとえ振動,
衝撃等により、レンズが破線a′21の位置に移動して
も、本実施例によれば、2点鎖線c21の位置にレンズを
戻すことができる。
次に、駆動量がA方向であっても、駆動量がバックラ
ッシュ量2.5段より小さいX=2の場合における本実施
例の動作を第1図(D)により説明する。この場合、モ
ータはレンズ駆動段数8段の黒丸L31から移動を開始す
るが、このときレンズは、本来は細い実線a31に位置し
ている筈であるが、振動,衝撃等により破線a′31に位
置してしまっている可能性もある。このように、レンズ
が破線a′31に位置していたとしても、モータを太い実
線l32で示すように黒丸L31よりB方向に1段シフトする
から、レンズは一点鎖線b31に移動する。次に、モータ
を3段A方向に移動、つまり前回の位置決め終了時の位
置L31からA方向に2段駆動した目標変位位置P31では、
レンズは2点鎖線c31に位置することになる。
第2図は、自動焦点調節装置で測距してレンズ駆動す
るまでのフローチャートで、この第2図により上記動作
を説明すると、測距センサ1(前記第3図参照)により
被写体距離を測距する(ステップS1)。この測距された
被写体距離情報により、モータの駆動位置Dを演算する
(ステップS2)。ところで、この第2図における位置
は、すべてモータの位置で、このモータによりバックラ
ッシュを有する駆動系を介して駆動されるレンズはオー
プンループ制御なので、厳密な意味では、その位置を確
定できない。
ステップS3では、モータの現在位置Cをマイコン2
(第3図参照)のメモリ領域から読み出す。この現在位
置Cは、前回のAF(オートフォーカス)におけるモータ
の位置決め動作の結果で現在位置としてマイコン内のメ
モリ領域に格納されている値である。そして、上記駆動
位置Dと現在位置Cとの差を演算して駆動量Xを求める
(ステップS4)。
上記駆動量Xが上記第1,4図におけるバックラッシュ
量2.5段に、カメラ相互間のバラツキを加えた3段より
大きいか否かをチェックし(ステップS5)、大きければ
モータをX段駆動してからモータ停止する(ステップS
6)。なお、この場合は上記第1図(A)の場合に相当
する。一方、上記ステップS5に戻って、駆動量Xが3段
より小さい場合は、(X−3)段駆動させ(ステップS
7)、つまりX段よりB方向に3段多く駆動させた後、
A方向に3段駆動することにより(ステップS8)、オー
バーランして戻すバックラッシュキャンセル動作を行
う。そして、最後に、現在位置をマイコンのメモリ領域
Cにストアして(ステップS9)このフローを終了する。
次に、この第2図のフローチャートと前記第1図の線
図との対応を説明する。前記第1図(C)における駆動
量X=0の場合を、この第2図に対応させると、ステッ
プS5での判定結果がNOなので、ステップS7,S8に進んで
−3段駆動して、3段駆動することになる。また、前記
第1図(D)における駆動量X=2の場合を、この第2
図に対応させると、ステップS5での判定結果はやはりNO
なので、ステップS7,S8に進んで、−1段駆動,3段駆動
することになる。従って、このような駆動をすることに
より、振動,衝撃等によるレンズ位置のずれをもキャン
セルすることができる。
上記実施例は、ステッピングモータによるオープンル
ープ駆動で説明したが、このオープンループ駆動だけで
はなく、DCモータと位置検出器による駆動でも、位置検
出器が被動体以外に、例えば、モータのシャフトに取り
付けられている、所謂セミクローズドループ駆動と言わ
れる場合にも、被動体の最終位置は検出できないので、
本発明を同じように適用可能である。
また、上記実施例は、外部測距で説明してあるが、TT
L測距等にも適用可能なこと勿論である。
ところで、上記本発明では、所要の駆動量を認識し、
該所要駆動量とバックラッシュとの相対関係に応じてモ
ータをオーバーランさせるか否かを判定している。尚、
上記第1図(A),(B),(C),(D)に示すすべ
てのケースについて、駆動に先立ち、予めバックラッシ
ュ量に対応したオーバーラン分だけ逆方向にモータ駆動
し、しかる後、目標位置に駆動させてもよい。この場
合、例えば第1図(A)の場合、駆動時間に若干の無駄
を生じるが、全体の駆動時間から見れば、とるにたらな
いものである。
上記各実施例は、本発明に係る変位伝達機構を、カメ
ラの自動焦点調節装置に適用した例で説明したが、本発
明はこれに限定されるものでなく、振動,衝撃等の加え
られる可能性がある携帯用電子機器におけるモータによ
る駆動力を、バックラッシュを有する駆動系を介して被
動体に伝達する変位伝達機構に広く適用可能なことは言
うまでもない。
[発明の効果] 以上述べたように本発明では、上記所要変位認識手段
による所要変位が上記バックラッシュに関して設定した
方向に対して逆方向であるとき、および順方向であって
も零乃至上記バックラッシュ量の範囲内にあるときに
は、該バックラッシュ量を越えるようモータを上記逆方
向に駆動せしめた後、上記順方向に駆動せしめるように
した。もしくは、被動体を変位せしめるにつき、その初
動時に上記バックラッシュに関して設定した方向に対
し、一度逆方向に該バックラッシュ量を越えるようモー
タを駆動せしめた後、モータを順方向に駆動せしめるよ
うにした。これらの各手段の何れを採用しても、バック
ラッシュによる位置ずれだけでなく、振動,衝撃による
位置ずれをもキャンセルでき、被動体の正確な位置決め
ができると言う顕著な効果が発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る変位伝達機構が適用されたカメ
ラの自動焦点調節装置におけるフォーカシングレンズの
繰り出し,繰り込み動作時のバックラッシュキャンセル
駆動の線図、 第2図は、自動焦点調節装置で測距してレンズ駆動する
フローチャート、 第3図は、自動焦点調節装置のブロック構成図、 第4図は、自動焦点調節装置におけるフォーカシングレ
ンズの繰り出し,繰り込み動作時の従来のバックラッシ
ュキャンセル駆動の線図である。 2……マイコン(被動体位置認識手段,所要変位認識手
段) 3……モータ駆動回路(モータ駆動制御手段) 4……ステッピングモータ(モータ) 5……駆動系 6……フォーカシングレンズ(被動体)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータによる駆動力をバックラッシュを有
    する駆動系を介して被動体に伝達する変位伝達機構であ
    って、 上記バックラッシュの範囲内の誤差を含んで被動体の現
    在位置を認識するための被動体位置認識手段と、 上記被動体位置認識手段による被動体の現在位置と該被
    動体に関する目標変位位置との差として所要変位量を認
    識する所要変位認識手段と、 上記所要変位認識手段による所要変位が上記バックラッ
    シュに関して設定した方向に対して逆方向である場合、
    および順方向であっても零乃至上記バックラッシュ量の
    範囲内にある場合に、これら特定の場合にあることを認
    識する状況認識手段と、 上記状況認識手段が当該所要変位乃至同変位とバックラ
    ッシュとの関係が上記特定の場合にあることを認識した
    ときには、該バックラッシュ量を越えるようモータを上
    記逆方向に駆動せしめた後、上記順方向に駆動せしめる
    モータ駆動制御手段と、 を具備してなることを特徴とする変位伝達機構。
JP27832690A 1990-10-16 1990-10-16 変位伝達機構 Expired - Lifetime JP3001008B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27832690A JP3001008B2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 変位伝達機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27832690A JP3001008B2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 変位伝達機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04152312A JPH04152312A (ja) 1992-05-26
JP3001008B2 true JP3001008B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=17595769

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27832690A Expired - Lifetime JP3001008B2 (ja) 1990-10-16 1990-10-16 変位伝達機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3001008B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08201676A (ja) * 1995-01-31 1996-08-09 Canon Inc 光学鏡筒及びそれを用いた光学機器
JP2012247745A (ja) * 2011-05-31 2012-12-13 Sigma Corp レンズ位置検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04152312A (ja) 1992-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5424776A (en) Lens control device for perfoming focusing during lens initialization
US6825991B2 (en) Lens driving device
JPH03150513A (ja) 光学機器のレンズ駆動装置
JPH08265619A (ja) ビデオカメラおよびレンズシステムのズーム方法
JP3806985B2 (ja) ステッピングモータ駆動装置
US5389997A (en) Apparatus for correcting camera shake
CA1133304A (en) Auto focus movie camera having pulsed terminal drive means
US5406069A (en) Optical apparatus with plural lenses and focus adjustment
JP3001008B2 (ja) 変位伝達機構
JP2794595B2 (ja) 電動合焦装置
JP3289781B2 (ja) 撮影装置
JPH0511164A (ja) レンズ駆動装置
US20190369354A1 (en) Lens apparatus, imaging apparatus, and imaging system
US5159248A (en) Position detecting apparatus
JP3023262B2 (ja) カメラ及び光学ユニット駆動制御装置
JP4136074B2 (ja) レンズ駆動制御装置及び方法
US5724616A (en) Lens driving system for camera with anti-vibration function
JPH01232313A (ja) カメラのための自動焦点装置
JP3233292B2 (ja) レンズ駆動装置
JPH0377502B2 (ja)
JPH01319717A (ja) 光学機器におけるレンズ位置制御装置
JPH0651176A (ja) レンズ鏡筒
JP3083993B2 (ja) 光学機器
JPH03181924A (ja) 自動焦点調節装置を有するカメラ
JP2979182B2 (ja) フォーカスレンズ駆動装置並びにフォーカスレンズ及び絞り駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term