JP3000809U - 硬貨返却レバーの取付構造 - Google Patents

硬貨返却レバーの取付構造

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JP3000809U
JP3000809U JP1994001582U JP158294U JP3000809U JP 3000809 U JP3000809 U JP 3000809U JP 1994001582 U JP1994001582 U JP 1994001582U JP 158294 U JP158294 U JP 158294U JP 3000809 U JP3000809 U JP 3000809U
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JP1994001582U
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繁人 福島
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 硬貨返却レバーの操作性を損なうことなく、
その破損などを防止でき、かつ自動販売機の奥行寸法に
矛盾が生じることのない硬貨返却レバーの取付構造を提
供することを目的とする。 【構成】 操作部21と軸部24とを有する硬貨返却レ
バー7を、自動販売機1の前面パネル10に取り付ける
硬貨返却レバー7の取付構造において、前面パネル10
のレバー取付部9を窪入形成し、この窪入空間17に操
作部21を収容した状態で、硬貨返却レバー7が前面パ
ネル10に取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、硬貨の返却や釣銭の返却を受けるために操作される硬貨返却レバー を、自動販売機の前面パネルに取り付ける硬貨返却レバーの取付構造に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
従来の硬貨返却レバーの取付構造として、例えば実開平2−130071号公 報に記載のものが知られている。この硬貨返却レバーの取付構造は、硬貨返却レ バーが自動販売機のメインドアの前面に取り付けられたものであり、硬貨返却レ バーは、メインドアの前面パネルに形成した取付開口に後部を嵌合したホルダー を介して、前面パネルに取り付けられている。硬貨返却レバーは、レバー本体と レバー本体の前面に突設したつまみ部とから成る操作部に、軸部を取り付けて構 成されている。
【考案が解決しようとする課題】
【0003】 このような従来の硬貨返却レバーの取付構造では、前面パネルの前面に対し、 硬貨返却レバーの操作部が、前方に大きく突出しているため、前面パネルのデザ イン上この部分が見苦しくなると共に、これの部分に物が当たって、硬貨返却レ バーか破損するおそれがあった。また、近年の薄型化傾向にある自動販売機では 、前面パネルの前面を基準とする公称の奥行寸法と、最前部に位置する硬貨返却 レバーの前端を基準とする実際の奥行寸法とが異なる矛盾が生じていた。
【0004】 本考案は、このような問題点を解決するためになされたものであり、硬貨返却 レバーの操作性を損なうことなく、その破損などを防止でき、かつ自動販売機の 奥行寸法に矛盾が生じることのない硬貨返却レバーの取付構造を提供することを その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本考案は、操作部と軸部とを有する硬貨返却レバーを、 自動販売機の前面パネルに取り付ける硬貨返却レバーの取付構造において、前面 パネルのレバー取付部を窪入形成し、この窪入空間に操作部を収容した状態で、 硬貨返却レバーが前面パネルに取り付けられていることを特徴とする。
【0006】 この場合、レバー取付部は別部材で構成されており、レバー取付部には、硬貨 返却レバーに隣接して硬貨投入口が併設されていることが好ましい。
【0007】
【作用】
請求項1の硬貨返却レバーの取付構造によれば、前面パネルのレバー取付部を 窪入形成し、この窪入空間に操作部を収容した状態で、硬貨返却レバーが前面パ ネルに取り付けられているため、硬貨返却レバーの操作部を、前面パネルの前面 から突出することなく、配設することができ、前面パネルの前面が突出部のない 平面に構成される。
【0008】 請求項2の硬貨返却レバーの取付構造によれば、レバー取付部は別部材で構成 されており、レバー取付部には、硬貨返却レバーに隣接して硬貨投入口が併設さ れているため、硬貨返却レバーおよび硬貨投入口をレバー取付部に装着し、この 状態で、レバー取付部を前面パネルに取り付けることができる。このため、硬貨 返却レバーおよび硬貨投入口の位置決めが容易で、取り付けを簡単に行うことが できる。また、硬貨返却レバーの操作部が収容される窪入空間は、前面パネルを そのままに、レバー取付部を窪入形状することで、簡単に形成することができる 。
【0009】
【実施例】
以下、添付図面を参照して本考案の一実施例に係る硬貨返却レバーの取付構造 について説明する。この硬貨返却レバーは、缶飲料を販売する自動販売機に取り 付けられたものであり、図1(a)は自動販売機の右半部の正面図、図1(b) は自動販売機の側面図である。両図に示すように、この自動販売機1は、販売機 本体2と、販売機本体2の中間部から下部にかけてその前面を広く開閉するメイ ンドア3と、メインドア3の上側に位置させて、販売機本体2の上部を開閉する ローディングドア4とで構成されている。
【0010】 メインドア3の前面には、中央に広く商品ディスプレイ5が設けられており、 商品ディスプレイ5の右脇には、硬貨返却レバー7と、硬貨投入口8と、これら をメインドア3の前面パネル10に取り付けるためのホルダー(レバー取付部) 9とから成る投入口ユニット6が設けられている。投入口ユニット6の上側には 、金銭表示器11が配設され、右脇には、メインドア3のドアノブ12が埋め込 まれるように配設されている。商品ディスプレイ5の下側には、横長の商品販売 口13が配設され、その右脇には、硬貨返却口14が配設されている。
【0011】 一方、投入口ユニット6の下側には、メインドア3の懐内に位置させてコイン メカニズム15が設けられており、硬貨投入口8から投入された硬貨は、コイン メカニズム15で識別され、図外の金庫に収容される。また、コインメカニズム 15から払い出された釣り銭は、硬貨通路16を通って硬貨返却口14に落とし 仕込まれる。一方、商品購入者が硬貨の返却を求める場合には、商品購入者が、 硬貨返却レバー7を回動操作することにより、いったんコインメカニズム15に 受け入れられた硬貨が、コインメカニズム15から硬貨返却口14に落とし仕込 まれる。
【0012】 図1(b)に示すように、投入口ユニット6は、その硬貨返却レバー7の前端 が、メインドア3の前面パネル10と面一になるように、メインドア3に窪入し て取り付けられている。ここで、投入口ユニット6の構造および前面パネル10 への取付状態を詳細に説明する。
【0013】 図2および図3に示すように、投入口ユニット6は、横長の長円形に形成され たホルダー9の左右に、硬貨返却レバー7および硬貨投入口8をそれぞれ取り付 けて、構成されている。ホルダー9は、外周縁となる縁部9aと、縁部9aで縁 どられた左右の窪入部9bおよび平板部9cとで構成されており、縁部9aで前 面パネル10の取付開口10aに嵌合されている。ホルダー9の窪入部9bには 、硬貨返却レバー7が取り付けられており、窪入部9bは、硬貨返却レバー7の 突出寸法に合わせて椀状に深く窪入形成されている。また、ホルダー7の平板部 9cには、硬貨投入口8が取り付けられており、平板部9cは、硬貨投入口8に 合わせて浅く窪入形成されている。
【0014】 すなわち、ホルダー9の窪入部9bには、この窪入部9bにより形成された窪 入空間17に、後述する硬貨返却レバー7の操作部21が収容されており、硬貨 返却レバー7は、その操作部21の前端とホルダー9の前端とが一致するように 配設されている。これにより、前面パネル10の前面に対し、ホルダー9および 硬貨返却レバー7がメインドア3の懐内に窪入した状態になっている。したがっ て、図1(b)に示すように、メインドア3の前面、すなわち自動販売機1の前 面は、突出物が皆無の平面状態に仕上がっている。
【0015】 硬貨返却レバー7は、円板状に形成されたレバー本体22につまみ部23を突 設した操作部21と、操作部21から後方に延びる軸部24とで構成されており 、軸部24で、ホルダー9の軸受孔9dに回動自在に取り付けられている。つま み部23は、レバー本体22の前面に、これを径方向に横切るような長さを有し 、前部が円い薄板状に形成されている。操作部2は、そのつまみ部23が鉛直方 向に向く定常位置から、90度程度時計方向に回動した返却位置まで回動操作さ れ、この回動操作により、連動機構18が作動し、コインメカニズム15の開放 レバー15aが押下されるようになっている(図3参照)。
【0016】 連動機構18は、硬貨返却レバー7の軸部24の端面に固定された連動アーム 31と、連動アーム31の作動ロッド31aが係合されたプッシャプレート32 と、プッシャプレート32を上下方向にスライド自在に支持するベースプレート 33と、プッシャプレート32を自動復帰させるコイルばね34とで構成されて おり、ベースプレート33の下部から前面パネル10に延びる支持プレート35 により、前面パネル10に支持されている。プッシャプレート32の下端は、逆 「T」字状に形成されており、コインメカニズム15の開放レバー15aに対峙 している。
【0017】 硬貨返却レバー7を定常位置から返却位置に操作すると、連動アーム31が大 きく回動し、コイルばね34に抗してプッシャプレート32が下方にスライドさ れる。このスライドにより、プッシャプレート32がコインメカニズム15の開 放レバー15aを押下し、コインメカニズム15を作動させて、返却硬貨を硬貨 返却口14に払い出す。一方、硬貨返却レバー7から手を放すと、プッシャプレ ート32は、コイルばね34により元の位置に復帰すると共に、硬貨返却レバー 7も、コイルばね34の付勢力を受けて、定常位置に自動復帰する。
【0018】 以上のように、本実施例によれば、メインドア3の前面パネル10の前面と、 投入口ユニット6の前端、すなわち硬貨返却レバー7の操作部21の前端とが、 一致するように構成されているので、メインドア3の前面には、硬貨返却レバー 7が突出することがなく、自動販売機1の前面を一切の突出物のない平面状に形 成することができる。したがって、硬貨返却レバー7が邪魔になったり、破損し たりするなどの不具合を極力解消することができ、かつ自動販売機1の公称の奥 行寸法と実際の奥行寸法とが食い違うなどの矛盾を回避することができる。
【0019】 また、ホルダー9を介して、硬貨返却レバー7を前面パネル10に取り付ける ようにしているので、ホルダー9を椀形に形成するだけで、前面パネル10のこ の部位に絞り加工などの高度な加工を施す必要がなく、かつ硬貨返却レバー7を 簡単に取り付けることができる。しかも、ホルダー9には、投入口ユニット6と して、硬貨投入口8も併設されているので、硬貨返却レバー7および硬貨投入口 8廻りの組み付けを、極めた容易に行うことができる。
【0020】 なお、本実施例では、前面パネルの前面と、硬貨返却レバーの操作部の前端と が、一致するように構成しているが、硬貨返却レバーを奥側に更に深く位置する ように構成してもよい。また、ホルダーを用いることなく、前面パネルの硬貨返 却レバーの部分を窪入形成するようにしてもよい。一方、硬貨返却レバーおよび 連動機構の形状や構造は、任意である。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、本発明の硬貨返却レバーの取付構造によれば、硬貨返却レバー の操作部がレバー取付部の窪入空間に収容され、硬貨返却レバーが前面パネルか ら突出することがないので、硬貨返却レバーの操作性を損なうことなく、その破 損などを防止できると共に、自動販売機の奥行寸法に矛盾が生じるのを回避する ことができ、自動販売機の実質的な薄型化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の硬貨返却レバーの取付構造を適用した
自動販売機の外観図である。
【図2】硬貨返却レバー廻りの拡大正面図である。
【図3】硬貨返却レバー廻りの拡大裁断側面図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 3 メインドア 6 投入口ユニット 7 硬貨返却レバー 8 硬貨投入口 9 ホルダー 10 前面パネル 17 窪入空間 21 操作部 24 軸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部と軸部とを有する硬貨返却レバー
    を、自動販売機の前面パネルに取り付ける硬貨返却レバ
    ーの取付構造において、 前記前面パネルのレバー取付部を窪入形成し、この窪入
    空間に前記操作部を収容した状態で、前記硬貨返却レバ
    ーが当該前面パネルに取り付けられていることを特徴と
    する硬貨返却レバーの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記レバー取付部は別部材で構成されて
    おり、当該レバー取付部には、前記硬貨返却レバーに隣
    接して硬貨投入口が併設されていることを特徴とする請
    求項1に記載の硬貨返却レバーの取付構造。
JP1994001582U 1994-02-07 1994-02-07 硬貨返却レバーの取付構造 Expired - Lifetime JP3000809U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0593231U (ja) * 1992-05-27 1993-12-21 有限会社サンファ パラソル固定用ベース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0593231U (ja) * 1992-05-27 1993-12-21 有限会社サンファ パラソル固定用ベース

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