JP3000678B2 - 超砥粒砥石 - Google Patents
超砥粒砥石Info
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- JP3000678B2 JP3000678B2 JP2407995A JP40799590A JP3000678B2 JP 3000678 B2 JP3000678 B2 JP 3000678B2 JP 2407995 A JP2407995 A JP 2407995A JP 40799590 A JP40799590 A JP 40799590A JP 3000678 B2 JP3000678 B2 JP 3000678B2
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- Japan
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- aggregate
- workpiece
- abrasive grains
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、超砥粒砥石に関するも
のである。
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、ダイヤモンド砥粒もしくはＣ
ＢＮ砥粒をビトリファイド系結合剤にて結合させた砥石
において、研削抵抗の軽減及びコスト軽減を図るため、
ダイヤモンド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒の一部を、Ａｌ2
Ｏ3 ，ＳｉＣ等のセラミックス粒子を置き換えて骨材と
し、ダイヤモンド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒の集中度の低
減を図ったものがある。
ＢＮ砥粒をビトリファイド系結合剤にて結合させた砥石
において、研削抵抗の軽減及びコスト軽減を図るため、
ダイヤモンド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒の一部を、Ａｌ2
Ｏ3 ，ＳｉＣ等のセラミックス粒子を置き換えて骨材と
し、ダイヤモンド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒の集中度の低
減を図ったものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の構造にすると、
研削時に骨材として置き換えたセラミックス粒子が工作
物と接触して発熱するため、工作物に研削焼けが生じや
すいという問題がある。
研削時に骨材として置き換えたセラミックス粒子が工作
物と接触して発熱するため、工作物に研削焼けが生じや
すいという問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した問題
を解決するためになされたもので、砥石を、金属または
セラミックスによりコーティングされたカーボンまたは
ダイヤモンド粉末を骨材として、この骨材とダイヤモン
ド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒を結合剤で結合したことを特
徴とする。
を解決するためになされたもので、砥石を、金属または
セラミックスによりコーティングされたカーボンまたは
ダイヤモンド粉末を骨材として、この骨材とダイヤモン
ド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒を結合剤で結合したことを特
徴とする。
【０００５】
【作用】砥石で工作物を研削する時に、工作物と接触し
た骨材は容易にへき開され、内部のカーボンまたはダイ
ヤモンド粉末の高潤滑性により、摩擦による発熱が低減
され、また熱伝導性がよいので、工作物への熱の伝導を
抑える。
た骨材は容易にへき開され、内部のカーボンまたはダイ
ヤモンド粉末の高潤滑性により、摩擦による発熱が低減
され、また熱伝導性がよいので、工作物への熱の伝導を
抑える。
【０００６】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１に、本発明による超砥粒砥石の形状を示す。
その表層１０に設けた砥石層の組織の拡大図を図２に示
す。図２において、３はダイヤモンドもしくはＣＢＮか
らなる砥粒である。２は骨材で、砥粒３の一部に置き換
えられて研削抵抗の軽減及びコスト軽減を図っている。
骨材２は、カーボンまたはダイヤモンド粉末１を金属ま
たはセラミックスのコーティング層６によって囲まれた
構造からなっている。それら砥粒３と骨材２は、ビトリ
ファイド系の結合剤４によって、適度な気孔５を保ちな
がら結合されている。骨材２に、金属またはセラミック
スをコーティングするのは、砥石を焼成する際、空気雰
囲気で焼成しても、内部のカーボンまたはダイヤモンド
粉末１が酸化することを防止するためである。
する。図１に、本発明による超砥粒砥石の形状を示す。
その表層１０に設けた砥石層の組織の拡大図を図２に示
す。図２において、３はダイヤモンドもしくはＣＢＮか
らなる砥粒である。２は骨材で、砥粒３の一部に置き換
えられて研削抵抗の軽減及びコスト軽減を図っている。
骨材２は、カーボンまたはダイヤモンド粉末１を金属ま
たはセラミックスのコーティング層６によって囲まれた
構造からなっている。それら砥粒３と骨材２は、ビトリ
ファイド系の結合剤４によって、適度な気孔５を保ちな
がら結合されている。骨材２に、金属またはセラミック
スをコーティングするのは、砥石を焼成する際、空気雰
囲気で焼成しても、内部のカーボンまたはダイヤモンド
粉末１が酸化することを防止するためである。
【０００７】このような構造の超砥粒砥石を用いて工作
物を研削すると、ダイヤモンドもしくはＣＢＮからなる
砥粒３が工作物と接触して研削作用が生じる。その際、
骨材２も工作物と接触するが、骨材２は容易にへき開さ
れ、内部のカーボンまたはダイヤモンド粉末１が、砥石
と工作物の間に広がって、カーボンまたはダイヤモンド
粉末１の有する高潤滑性により摩擦による発熱が低減さ
れる。さらに、カーボンまたはダイヤモンド粉末１は、
熱伝導性がよいので、工作物への熱の伝導が抑えられ、
工作物に研削焼けが生じるのを防止する。
物を研削すると、ダイヤモンドもしくはＣＢＮからなる
砥粒３が工作物と接触して研削作用が生じる。その際、
骨材２も工作物と接触するが、骨材２は容易にへき開さ
れ、内部のカーボンまたはダイヤモンド粉末１が、砥石
と工作物の間に広がって、カーボンまたはダイヤモンド
粉末１の有する高潤滑性により摩擦による発熱が低減さ
れる。さらに、カーボンまたはダイヤモンド粉末１は、
熱伝導性がよいので、工作物への熱の伝導が抑えられ、
工作物に研削焼けが生じるのを防止する。
【０００８】
【発明の効果】以上述べたように本発明の超砥粒砥石
は、金属またはセラミックスによりコーティングされた
カーボンまたはダイヤモンド粉末を骨材として、この骨
材とダイヤモンド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒を結合剤で結
合した構成からなっているため、工作物を研削する時
に、工作物と接触した骨材は容易にへき開され、内部の
カーボンまたはダイヤモンド粉末の高潤滑性により摩擦
による発熱が低減され、さらに熱伝導性がよいので、工
作物への熱の伝導が抑えられて、工作物に研削焼けが生
じるのを防止することができる。
は、金属またはセラミックスによりコーティングされた
カーボンまたはダイヤモンド粉末を骨材として、この骨
材とダイヤモンド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒を結合剤で結
合した構成からなっているため、工作物を研削する時
に、工作物と接触した骨材は容易にへき開され、内部の
カーボンまたはダイヤモンド粉末の高潤滑性により摩擦
による発熱が低減され、さらに熱伝導性がよいので、工
作物への熱の伝導が抑えられて、工作物に研削焼けが生
じるのを防止することができる。
【図１】本発明の砥石の全体図である。
【図２】本発明の砥石層の組織の拡大図である。
１ カーボンまたはダイヤモンド粉末 ２ 骨材 ３ 砥粒 ４ 結合剤 ６ コーディング層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西 幸二 愛知県刈谷市朝日町１丁目１番地 豊田 工機株式会社内 審査官 神崎 孝之 (56)参考文献 特開 平３−213272（ＪＰ，Ａ) 特開 昭51−150192（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−228578（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−10460（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−192460（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−210380（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−8277（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−28176（ＪＰ，Ａ) 特開 昭58−82677（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−89658（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B24D 3/02
Claims (1)
- 【請求項１】 金属またはセラミックスによりコーティ
ングされたカーボンまたはダイヤモンド粉末を骨材とし
て、この骨材とダイヤモンド砥粒もしくはＣＢＮ砥粒を
結合剤で結合させた超砥粒砥石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407995A JP3000678B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 超砥粒砥石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2407995A JP3000678B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 超砥粒砥石 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04250981A JPH04250981A (ja) | 1992-09-07 |
| JP3000678B2 true JP3000678B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=18517508
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2407995A Expired - Fee Related JP3000678B2 (ja) | 1990-12-27 | 1990-12-27 | 超砥粒砥石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3000678B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1119875A (ja) * | 1997-06-30 | 1999-01-26 | Toyoda Mach Works Ltd | ビトリファイド砥石 |
| JP2001138244A (ja) * | 1999-08-17 | 2001-05-22 | Mitsubishi Materials Corp | レジンボンド砥石 |
| EP1126003B1 (en) * | 2000-02-16 | 2004-04-28 | Mitsubishi Materials Corporation | Resin bonded abrasive tool |
-
1990
- 1990-12-27 JP JP2407995A patent/JP3000678B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04250981A (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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