JP3000637B2 - 液晶表示装置の駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置の駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、液晶表示装置の駆動方法に関する。
(従来の技術) アクティブマトリクス型の液晶表示装置における一画
素分の等価回路を、第4図に示す。薄膜トランジスタ
(以下、TFTと称する)がマトリクス状に配置されてお
り、各TFT43のゲート電極Gは走査線42に、ソース電極
Sは信号線41に接続され、さらにドレイン電極Dは画素
電極44に接続されている。この画素電極44と対向電極46
との間に、液晶45が挟持された形となっている。そし
て、走査線42にはTFT43を選択的に駆動するための選択
パルス信号VGが入力され、信号線41には映像信号VID
入力される。また対向電極46には、共通電位VCOMが印加
されている。
このような液晶表示装置を駆動する従来の方法とし
て、「テレビジョン学会技術報告Vol.13,No.2,ID89−1
4,P.55−60」に記載された技術がある。この場合の各信
号のタイミングチャートは、第5図に示されるようであ
る。二点鎖線で示された選択パルス信号VGが、1フィー
ルド分の長さを持つ周期T1+T2で、一水平走査期間T1の
パルス幅を有するパルス信号として与えられる。映像信
号VIDは、液晶45を交流駆動するために、第1フィール
ドと第2フィールドから成る1フレームを周期として反
転する。これにより、画素電極VPの電位が図のように変
化する。
そして共通電位VCOMは一点鎖線で示されたように、各
フィールド毎に映像信号VIDと逆位相で反転する。この
ように共通電位VCOMを反転させることにより、正負のい
ずれの極性の映像信号VIDを書き込む場合にも、TFT43の
ゲート電圧を大きくとることができ、書き込み特性が向
上する。特に、TFT43が非晶質シリコンから成る場合に
は、導通時に流れる電流が小さいため効果的である。
また、信号線41を駆動するXドライバの映像信号VID
振幅を小さくすることができるため、電源電圧を減少さ
せることができる。これにより周波数特性が改善され、
さらにチップサイズの微細化、低消費電力化が可能とな
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし共通電位VCOMを反転させると、第5図のように
TFT43のゲート・ソース間の電圧Vgs2が大きくなり、TFT
43がオフ状態にあるときの逆バイアス電圧が増大する。
この結果、TFT43のオフ時におけるインピーダンスが小
さくなり、映像信号VIDの保持動作が厳しくなる。特にT
FT43が多結晶シリコンで形成されている場合には、オフ
電流が比較的大きい。このため映像信号VIDが、オフ状
態にあるTFT43を介して他の画素にもれてしまい、クロ
ストークが生じるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、対向
電極に印加する共通電位VCOMを映像信号VIDが反転する
周期と逆位相で反転させる場合に、TFTの保持動作を改
善し、クロストークの発生を防止することができる液晶
表示装置の駆動方法を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の液晶表示装置の駆動方法は、複数の走査線
と、複数の信号線と、複数の画素電極と、前記走査線に
制御されかつ前記信号線と前記画素電極との間にソース
/ドレイン電極が接続されたトランジスタと、前記画素
電極と液晶を挟んで対向する対向電極とを有する装置を
駆動する方法であって、前記対向電極の電位が、一水平
走査期間毎に高電位と低電位とに交互に切り替えられ、
前記走査線の非選択時における電位が2つのレベルを有
し、前記対向電極の電位の変化に応じて同位相で交互に
切り替えられ、前記走査線の選択時の電位から非選択時
への電位の変化は、前記対向電極の電位の変化よりも早
いタイミングで行われることを特徴としている。
(作 用) 対向電極の電位が、一水平走査期間毎に高電位と低電
位とに交互に切り替えられる。これにより、トランジス
タを制御するゲート電圧の振幅が大きくなり、映像信号
を書き込む際の特性が向上する。ここで、トランジスタ
が非導通状態にあるとき、走査線の電位とソース/ドレ
インの一方に入力される信号線の電位とのレベル差が広
がると、逆バイアス電圧が大きくなってオフ電流が増大
し、クロストークが生じる。これに対し、本発明では走
査線の電圧が2つのレベルを有し、対向電極の電位の変
化に応じて同位相で交互に切り替えられるので、逆バイ
アス電圧が減少し、保持特性が向上してクロストークが
防止される。さらに、走査線の選択時の電位から非選択
時への電位の変化は、対向電極の電位の変化よりも早い
タイミングで行なわれるので、走査線の電位が対向電極
と同時、あるいは対向電極よりも遅いタイミングで変化
した場合と異なり、トランジスタが非導通になるまでの
時間的余裕が存在した状態で対向電極の電位が変化する
ことになり、画素電極と対向電極間の電位を一定に保持
する特性に優れている。
(実施例) 以下、比較例及び本発明の一実施例について図面を参
照して説明する。第1図に、比較例による液晶表示装置
の駆動方法における各信号のタイミングチャートを示
す。第5図に示された従来の場合と比較し、ゲート電圧
VGのレベルが異なる。即ち、非選択時(時間T2及びT
2′)におけるゲート電圧VGを、対向基板46の共通電位V
COMと同位相で同レベルに変化させている。このように
して、共通電位VCOMが反転し高いレベルにあるとき(時
間T2′)のゲート電圧VGのレベルをかさ上げし、TFT43
のゲート・ソース間の電圧VGS1を従来の場合の電圧VGS2
よりも低くしている。
第2図に、TFT43のゲート電圧VGとドレイン電流log I
との関係を示す。ゲート電圧VGが閾値Vthよりも低い場
合は(i)オフ状態にあり、高いときは(ii)オン状態
にある。そして(i)オフ状態にあるときに流れるドレ
イン電流log Iは、逆バイアス電圧となるゲート電圧VG
が小さい程少ししか流れず、インピーダンスは高い。従
って、従来のゲート電圧Vgs2が印加されたときのドレイ
ン電流I2よりも、本実施例におけるゲート電圧Vgs1が印
加された場合に流れるドレイン電流I1の方が小さく、イ
ンピーダンスは高く保たれることになる。これにより、
TFT43の保持特性か改善される。そしてTFT43が多結晶シ
リコンから成り、比較的大きなオフ電流が流れる場合に
も、クロストークの発生が防止される。
次に、本発明の一実施例による液晶表示装置の駆動方
法について説明する。この場合の各信号のフローチャー
トは、第3図に示されるようである。オフ期間T2におい
て、一水平走査期間T1毎に対向電極46の共通電位VCOM
振っている点に特徴がある。これにより、各フィールド
毎に液晶45に印加されるビデオ信号VIDの極性が反転
し、一画面上における各走査線の極性が交互に入れ替わ
ることによって、画面のちらつきが防止される。この場
合には、ゲート電圧VGのレベルも共通電位VCOMと同位
相、同レベルで反転させる必要がある。これにより、比
較例と同様にオフ時におけるTFT43の逆バイアス電圧Vgs
が低下し、インピーダンスが高くなって良好な保持特性
が得られることになる。
このように、対向電極の電位を一垂直走査期間でなく
一水平走査期間毎に映像信号の反転周期と逆位相で反転
させる場合にも、この反転周期と同位相で走査線の非選
択時における電位を反転させることによって、書き込み
特性と保持特性の向上が達成される。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、走査線の電位が
対向電極の電位の変化に応じて同位相で交互に切り替え
られるので、逆バイアス電圧が減少し保持特性が向上し
てクロストークが防止される。さらに、走査線の選択時
の電位から非選択時への電位の変化が、対向電極の電位
の変化よりも早いタイミングで行なわれるので、走査線
の電位が対向電極と同時、あるいは対向電極よりも遅い
タイミングで変化した場合と異なり、トランジスタが非
導通になるまでの時間的余裕が存在した状態で対向電極
の電位が変化することになり、画素電極と対向電極間の
電位を一定に保持する特性に優れ、高画素化が達成され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は比較例による液晶表示装置の駆動方法における
各信号の動作波形を示すタイミングチャート、第2図は
TFTのゲート電圧とドレイン電流との関係を示した説明
図、第3図は本発明の一実施例による液晶表示装置の駆
動方法における各信号の動作波形を示すタイミングチャ
ート、第4図は本発明の適用が可能な液晶表示装置の一
画素分の等価回路を示した回路図、第5図は従来の液晶
表示装置の駆動方法における各信号の動作波形を示すタ
イミングチャートである。 41……信号線、42……走査線、43……TFT、44……画素
電極、45……液晶、46……対向電極、VG……ゲート電
圧、VID……映像信号、VCOM……共通電位、VP……画素
電極電位。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 G09G 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の走査線と、複数の信号線と、複数の
    画素電極と、前記走査線に制御されかつ前記信号線と前
    記画素電極との間にソース/ドレイン電極が接続された
    トランジスタと、前記画素電極と液晶を挟んで対向する
    対向電極とを有する液晶表示装置の駆動方法であって、 前記対向電極の電位が、一水平走査期間毎に高電位と低
    電位とに交互に切り替えられ、 前記走査線の非選択時における電位が2つのレベルを有
    し、前記対向電極の電位の変化に応じて同位相で交互に
    切り替えられ、 前記走査線の選択時の電位から非選択時への電位の変化
    は、前記対向電極の電位の変化よりも早いタイミングで
    行われることを特徴とする液晶表示装置の駆動方法。
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