JP3000038U - 電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障子 - Google Patents

電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障子

Info

Publication number
JP3000038U
JP3000038U JP34394U JP34394U JP3000038U JP 3000038 U JP3000038 U JP 3000038U JP 34394 U JP34394 U JP 34394U JP 34394 U JP34394 U JP 34394U JP 3000038 U JP3000038 U JP 3000038U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll screen
shoji
double
guide
double glass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34394U
Other languages
English (en)
Inventor
誠 太田
敏 菊池
冨士郎 伊東
Original Assignee
日本エルミンサッシ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本エルミンサッシ株式会社 filed Critical 日本エルミンサッシ株式会社
Priority to JP34394U priority Critical patent/JP3000038U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3000038U publication Critical patent/JP3000038U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 外観性を損ねることなく、二重ガラス障子内
に形成される空間内に配置されるロールスクリーンの昇
降動作を円滑に、且つ確実に行えるようにする。 【構成】 二重ガラス障子1内に形成される空間内に配
置されるロールスクリーン9をモーター等の電気駆動手
段により回動、停止自在となる巻取りパイプ10によ
り、昇降させると共に、このロールスクリーンの他端に
吊下する案内丸棒11を竪かまち5内に一体に成形され
るガイド枠12内の突起及びまたは調整板により上下方
向に案内することで、ロールスクリーンの昇降動作を円
滑に且つ確実に行うことができると共に、従来昇降動作
に必要とした引紐などを廃することができるので、外観
性を向上させることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、内部に電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障子の構造の 改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内部に形成される空間内に収容される空気層による断熱作用により、冷 房機による冷却効率或は暖房機による温熱効率を高めるべく製造されている二重 ガラス障子においては、太陽の直射日光によって室内における冷却効率が低下す ることがあるため、かかる室内に照射される直射日光を防止すべく、上記二重ガ ラス障子内に形成される空間内に、金属製の、例えば複数のアルミニウム製の薄 板体を一体に傾倒自在に吊下してなるベネシアンブラインドを配置してなるもの が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のものにおいて、二重ガラス障子内に形成される空間 内に、金属製の、例えば複数のアルミニウム製の薄板体を一体に傾倒自在に吊下 してなるベネシアンブラインドを配置してなるものの場合、二重ガラス障子内に 形成される空間内に配置される複数のアルミニウム製の薄板体を一体に上下方向 に昇降自在とし、かつ傾倒自在に吊下してなるベネシアンブラインドが、太陽の 直射日光を受けることにより、その大部分が熱として上記複数のアルミニウム製 の薄板体からなるベネシアンブラインドに吸収されることとなると共に、この熱 を吸収したベネシアンブラインドにより室内側のガラスが熱せられることとなる ため、その熱せられたガラスによる対流輻射によって室内の空気が暖められてし まうので、冷房機による冷却効率が著しく低下させてしまう上、二重ガラス障子 内に配置されるベネシアンブラインドの昇降及び傾倒動作を操作する紐体が二重 ガラス内に形成される空間内に露出してしまうものであるので、外観性を著しく 損ねる欠点がある。
【0004】 その欠点を解消すべく、二重ガラス障子内に形成される空間内に配置される複 数のアルミニウム製の薄板体からなるベネシアンブラインドの代わりに、手動に より昇降自在となる布製のロールスクリーンを配置してなるものが提案されてい るが、確かに二重ガラス障子内に形成される空間内に手動により昇降自在となる 布製のロールスクリーンを配置してなるものの場合は、上記二重ガラス障子内に 形成される空間内のロールスクリーンが布製であるため、金属製であるベネシア ンブラインドに比べて熱の吸収は少なく、そのため上記空間内に収容される空気 の温度が輻射熱により上昇する割合は少なくなるので、室内側のガラスの温度上 昇も抑制されることとなり、室内における冷房効率が高められるものであるが、 二重ガラス障子内に形成される空間内に配置されるロールスクリーンが手動によ って操作するもの、すなわち二条の紐を操作することにより、ロールスクリーン を昇降自在としてなるものであるため、紐によって外観性を損ねないように、こ のロールスクリーンの操作に要する紐を二重ガラス障子を構成する竪かまち内に 収納する必要があり、この竪かまち内に収納される紐の摺動を妨げないように、 竪かまち内においては、ロールスクリーンの昇降動作を確実にするためにロール スクリーンの端部に一体に装着される円筒状のおもし(案内丸棒)を案内するガ イド枠を設けなければならないが、ガイド枠内には紐等が上下するから揺動防止 の構成を設けることができず、しかもこのガイド枠のみによっては円筒状おもし (案内丸棒)の昇降による揺動を充分に防止できない上、ロールスクリーンの昇 降動作によりロールスクリーン自体又は案内丸棒表面に損傷を与えてしまう問題 がある。
【0005】 そこで、この考案は上記従来のものの有する欠点を改善するものであり、外観 性を損ねることなく、二重ガラス障子内に配置されるロールスクリーンの昇降動 作を円滑にしかも正確に行うことができるようにするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そのために、二重ガラス障子内に形成される空間内において、一端を電気駆動 手段により回動、停止自在となる巻取りパイプに巻回して下方に案内される布製 のロールスクリーンを配置してなり、更には、その他端には左右の竪かまち内に 一体に形成されるガイド枠内に設置する支持突条及びまたは調整板によって上下 方向に案内される案内丸棒を吊下げる布製のロールスクリーンを配置してなるも のである。
【0007】
【作用】
上記構成を具えるので、太陽による室内への直射日光の照射を防ぐために、あ るいは直射日光を室内に取り入れるため、二重ガラス障子内に形成される空間内 に配置される布製のロールスクリーンを昇降させる場合において、上記ロールス クリーンは一端を電気駆動手段により回動、停止自在となる巻取りパイプに巻回 し、他端には案内丸棒を吊下してなる物であると共に、上記ロールスクリーンの 他端に吊下される案内丸棒は、電気駆動としたから昇降用紐を必要とせず、ガイ ド枠内に支持突条及びまたは調整板を設けることができ、左右の竪かまち内に一 体に形成されるそのガイド枠内に形成される支持突条及び調整板によって上下方 向に案内されるので、電気駆動手段により回動、停止自在となる巻取りパイプの 回動と相まって、案内丸棒自身も上記ガイド枠内の支持突条および調整板によっ て上下方向に確実に案内されているので、ロールスクリーンの昇降動作、即ち巻 取りパイプの巻取り、或はロールスクリーンからの引出動作を円滑にすることが できる上、ロールスクリーン自体の昇降動作に伴う揺動をも抑制することができ ることから、ロールスクリーン又は案内丸棒であるおもしの損傷を防止すること ができる。
【0008】 また、布製のロールスクリーンの昇降動作は、電気駆動手段により回動、停止 自在となる巻取りパイプの回動によって行われているので、このロールスクリー ンが配置される二重ガラス障子内に形成される空間内には、従来必要であった引 紐等の昇降手段を必要としないので、二重ガラス障子としての外観性の低下をも 防止することができる。
【0009】
【実施例】
この考案を図に示す実施例により更に説明する。(1)は、この考案の実施例 である二重ガラス障子であり、この二重ガラス障子(1)は、上かまち(3)、 下かまち(4)及び、それらを一体としてなる左右の竪かまち(5)(5)より なる障子構成材(2)と、その障子構成材(2)の内外面にガラス(6)(7) を嵌着することにより、内部に一定の空間(8)を形成させてなるように構成し てなるものである。
【0010】 そして、二重ガラス障子(1)内に形成される空間(8)内において、一端を 電気駆動手段により回動、停止自在となる巻取りパイプ(10)に巻回し、他端 には上記障子構成材(2)を構成する左右の竪かまち(5)(5)内において上 下方向に沿い一体に形成されるガイド枠(12)内に前後方向及び左右方向にそ れぞれ内方に設置する一対の支持突条(14)及び調整板(15)によって上下 方向に案内される案内丸棒(11)を吊下してなる布製のロールスクリーン(9 )を配置してなるものである。(16)はガイド枠(12)の端縁に設ける側縁 で、この側縁(16)により、ガイド枠(12)内部と案内丸棒(11)表面の 傷等を掩蔽して外観を良好にするものである。
【0011】 なお、二重ガラス障子(1)内に形成される空間(8)内において配置される 布製のロールスクリーン(9)を巻回する巻取りパイプ(10)は、モーター等 の電気駆動手段により回動、停止自在となるものであるが、その電気駆動手段の 作動、停止は、二重ガラス障子(1)外に設置するスイッチ(13)による切換 によって行うものである。
【0012】 この考案は以上の構成を具えるので、晴天時における太陽による室内への直射 日光の照射を遮るため、或は外部からの室内の視界を遮るために、二重ガラス障 子(1)内に形成される空間内に配置される布製のロールスクリーン(9)を降 下させる場合においては、上記二重ガラス障子(1)外に設置されたスイッチ( 13)を作動させることにより、ロールスクリーン(9)は、その一端を巻回す る巻取りパイプ(10)がモーター等の電気駆動手段により回動することで降下 することとなり、このロールスクリーン(9)の降下に伴って、ロールスクリー ン(9)の他端に吊下される案内丸棒(11)は、上、下かまち(3)(4)と 共に障子構成材(2)を構成してなる左右の竪かまち(5)(5)内において一 体に形成されるガイド枠(12)(12)内の支持突条(14)及び調整板(1 5)によって下方向に向けて案内されつつ移動することとなるので、スイッチ( 13)を作動させてモーター等の電気駆動手段により巻取りパイプ(10)を回 動させても、常に一定にロールスクリーン(9)に対しては、このロールスクリ ーン(9)の他端に吊下される案内丸棒(11)の重量による張力が下方に向か って懸かっており、更に上記案内丸棒(11)自身の移動方向も、障子構成材( 2)を構成する左右の竪かまち(5)(5)内に一体に形成されるガイド枠(1 2)(12)の支持突条(14)によって前後方向、及びまたは調整板(15) によって左右方向が規制されるので、ロールスクリーン(9)の下降動作、即ち ロールスクリーン(9)からの引出動作を円滑にすることができ、ロールスクリ ーン(9)自体の降下動作に伴う上下前後左右方向への揺動をも抑制することが できるものとなるので、ロールスクリーン(9)への直接的な損傷を防止するこ とができる。また、支持突条(14)によって発生する案内丸棒(11)の表面 きずは側縁(16)で掩蔽し、外観を良好にする。
【0013】 また、直射日光を室内に取り入れるため等に二重ガラス障子(1)の内部に形 成される空間(8)内に配置される布製のロールスクリーン(9)を上昇させる 場合には、前記ロールスクリーン(9)の場合と同様にスイッチ(13)を作動 入れることによって、上記二重ガラス障子(1)の内部に形成される空間内にお いて下方に向かって延伸しているロールスクリーン(9)の一端に取り付けられ ている巻取りパイプ(10)を逆回転させることで、このロールスクリーン(9 )から巻取ることで、ロールスクリーン(9)自体を開放させるものであり、こ のロールスクリーン(9)の開放時には、このロールスクリーン(9)の他端に 吊下されることでそれ自身の重量によって張力をロールスクリーン(9)に対し て懸けている案内丸棒(11)は、ロールスクリーン(9)を降下させる、すな わちロールスクリーン(9)を閉成する場合と同様に、上、下かまち(3)(4 )と共に障子構成材(2)を構成する左右の竪かまち(5)(5)内に一体に成 形されるガイド枠(12)に設けた支持突条(14)によって前後方向及びまた は調整板(15)によって左右方向に規制されて上下方向のみ移動することとな るので、円滑にかつ確実にロールスクリーン(9)の開放動作を行えるものとす ることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上のとおり、二重ガラス障子内に形成される空間内に、モーター等の電気駆 動手段によって回動、停止自在となる巻取りロールによって巻取ることになるか らガイド枠内に紐等を収容する必要がなくなり、それに代えて上記案内丸棒を、 案内するガイド枠内に支持突条及びまたは調整板を設けることができこれらによ って案内丸棒を案内させることにより、外観性を損なうことがなく、前後方向左 右方向への変動が確実に規制されるので、ロールスクリーン自体に損傷を与える ことなく円滑にロールスクリーンの昇降動作を行うことができる優れた効果を有 するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例である二重ガラス障子の正面
図である。
【図2】上記図1における要部拡大正面図である。
【図3】図1におけるA−A拡大断面図である。
【符号の説明】
1 二重ガラス障子 2 障子構成材 3 上かまち 4 下かまち 5 竪かまち 6 内ガラス 7 外ガラス 8 空間 9 ロールスクリーン 10 巻取りパイプ 11 案内丸棒 12 ガイド枠 13 スイッチ 14 支持突条 15 (左右方向)調整板 16 側縁

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上かまち、下かまち及び、それらを一体
    としてなる左右の竪かまちよりなる障子構成材の内外面
    にガラスを嵌着することにより、内部に一定の空間を有
    する二重ガラス障子を構成すると共に、上記二重ガラス
    障子内に形成される空間内において、一端を電気駆動手
    段により回動、停止自在となる巻取りパイプに巻回し、
    他端は左右の竪かまち内を上下方向に案内される布製の
    ロールスクリーンが配置されてなる電動式ロールスクリ
    ーンを具える二重ガラス障子。
  2. 【請求項2】 上かまち、下かまち及び、それらを一体
    としてなる左右の竪かまちよりなる障子構成材の内外面
    にガラスを嵌着することにより、内部に一定の空間を有
    する二重ガラス障子を構成すると共に、上記二重ガラス
    障子内に形成される空間内において、一端を電気駆動手
    段により回動、停止自在となる巻取りパイプに巻回し、
    他端には左右の竪かまち内に一体に形成されるガイド枠
    によって上下方向に案内される案内丸棒を吊下してなる
    布製のロールスクリーンを配置し、上記ガイド枠内の対
    向内壁上下方向に案内丸棒に近接して、支持突条を設け
    てなる電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障
    子。
  3. 【請求項3】 上かまち、下かまち及び、それらを一体
    としてなる左右の竪かまちよりなる障子構成材の内外面
    にガラスを嵌着することにより、内部に一定の空間を有
    する二重ガラス障子を構成すると共に、上記二重ガラス
    障子内に形成される空間内において、一端を電気駆動手
    段により回動、停止自在となる巻取りパイプに巻回し、
    他端には左右の竪かまち内に一体に形成されるガイド枠
    によって上下方向に案内される案内丸棒を吊下してなる
    布製のロールスクリーンを配置し、上記ガイド枠内の対
    向内壁上下方向に案内丸棒に近接して、支持突条及び調
    整板を設けてなる電動式ロールスクリーンを具える二重
    ガラス障子。
JP34394U 1994-01-06 1994-01-06 電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障子 Expired - Lifetime JP3000038U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34394U JP3000038U (ja) 1994-01-06 1994-01-06 電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34394U JP3000038U (ja) 1994-01-06 1994-01-06 電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3000038U true JP3000038U (ja) 1994-07-26

Family

ID=43136057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34394U Expired - Lifetime JP3000038U (ja) 1994-01-06 1994-01-06 電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3000038U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3000038U (ja) 電動式ロールスクリーンを具える二重ガラス障子
KR101133448B1 (ko) 옥외형 차광장치
JPH0215977Y2 (ja)
JPH031987Y2 (ja)
JP3824623B2 (ja) 昇降機構付きカーテン吊り具、及びカーテンレール装置
CN215804088U (zh) 一种带外置卷帘纱的窗户
JP2534981Y2 (ja) シヤツター装置
JPH10205249A (ja) 遮光膜装置
JPH076472Y2 (ja) ブラインドの昇降装置
JPH0616127Y2 (ja) ロ−ルブラインドを内蔵した二重ガラスサッシ
CN218991445U (zh) 一种车间防尘卷帘安装结构
JPS5828157Y2 (ja) ベネシヤンブラインド
JPH0520873Y2 (ja)
JP2002194966A (ja) 緊急脱出用昇降式面格子
JP3728559B2 (ja) ブラインド内蔵のガラスパネル
JPH0519518Y2 (ja)
CN208220599U (zh) 一种移动式阳台防雨遮阳卷帘支架
JPH0437195Y2 (ja)
JPH0750550Y2 (ja) 二重ガラスサッシに内蔵したブラインドのスラット駆動装置
JPH0140945Y2 (ja)
CN211008370U (zh) 内拉手和拉绳式内置百叶中空玻璃
KR200353808Y1 (ko) 블라인드 내장형 이중창호
KR200323752Y1 (ko) 차양장치
JP2503336Y2 (ja) 採光調節装置における昇降装置
JP3543173B2 (ja) 街路屋根における日覆