JP2999213B2 - 電話回線接続端末用ループ閉結装置 - Google Patents

電話回線接続端末用ループ閉結装置

Info

Publication number
JP2999213B2
JP2999213B2 JP4953890A JP4953890A JP2999213B2 JP 2999213 B2 JP2999213 B2 JP 2999213B2 JP 4953890 A JP4953890 A JP 4953890A JP 4953890 A JP4953890 A JP 4953890A JP 2999213 B2 JP2999213 B2 JP 2999213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone line
resistance
closing device
voltage
loop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4953890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03253162A (ja
Inventor
亮司 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4953890A priority Critical patent/JP2999213B2/ja
Publication of JPH03253162A publication Critical patent/JPH03253162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2999213B2 publication Critical patent/JP2999213B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、電話回線に接続される例えば伝送端末等に
おいて電話回線のループを閉結するために使用される電
話回線接続端末用ループ閉結装置に関する。
(従来の技術) 従来の電話回線接続端末用ループ閉結装置は、例えば
第5図に示すように、電話回線のT2,T1端子間に互いに
直列接続されたトランス51、抵抗53およびスイッチ55を
有している。トランス51は、交流的に例えば600Ω程度
の高インピーダンスとなり、直流的に低インピーダンス
となるものであり、抵抗53は電話回線間の直流インピー
ダンスを決定するものであり、スイッチ55は電話回線間
のループを閉結するためのものである。
(発明が解決しようとする課題) 従来の電話回線接続端末用ループ閉結装置は、トラン
ス51を有しているため、IC化することができず、低価格
化および小型化できないという問題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、トランスを除去してIC化でき、低価格化
および小型化を達成し得る電話回線接続端末用ループ閉
結装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、電話回線を閉結
すべく電話回線間に接続された抵抗可変手段と、電話回
線のループ電流を電圧信号として検出すべく前記抵抗可
変手段に直列に電話回線間に接続された抵抗手段と、該
抵抗手段で検出された電圧信号を供給され、該電圧信号
に応じて前記抵抗可変手段を制御する演算増幅手段と、
電話回線間に直列に接続され、電話回線上の電圧を分圧
処理して前記演算増幅手段の非反転入力に供給する抵抗
分圧回路と、前記演算増幅手段の非反転入力に接続さ
れ、且つ抵抗分圧回路を構成する抵抗に対して並列接続
される容量手段とを有することを要旨とする。
(作用) 本発明の電話回線接続端末用ループ閉結装置では、電
話回線間に抵抗可変手段を接続して電話回線を閉結し、
該抵抗可変手段に直列に接続された抵抗手段によってル
ープ電流に対応する電圧信号を検出して演算増幅手段に
供給し、該電圧信号に応じて前記抵抗可変手段を制御
し、演算増幅手段の非反転入力に電話回線上の電圧を分
圧処理する抵抗分圧回路を構成する抵抗に対して並列接
続された容量手段を接続して電話回線の交流インピーダ
ンスを増大している。
(実施例) 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の一実施例に係わる電話回線接続端末
用ループ閉結装置の回路図である。同図に示すループ閉
結装置は、電話回線間に接続される例えば伝送端末等に
おいて電話回線のループを閉結するために使用されるも
のであり、電話回線のT2,T1端子間に直列接続されたト
ランジスタからなる抵抗可変素子1および抵抗3を有
し、抵抗可変素子1を構成するトランジスタのベースに
は演算増幅器5の出力が接続され、これにより抵抗可変
素子1の抵抗、すなわち電話回線間のインピーダンスは
演算増幅器5の出力で制御されるようになっている。ま
た、抵抗可変素子1と抵抗3との接続点は演算増幅器5
の反転入力端子に接続され、これにより抵抗3で検出し
た電話回線のループ電流に対応する電圧信号が演算増幅
器5に供給されるようになっている。更に、電話回線の
T2,T1端子間には抵抗7と抵抗9とが直列接続され、両
抵抗の接続点は演算増幅器5の非反転入力に接続され、
これにより電話回線間の電圧を適当な値に分圧して演算
増幅器5に供給している。また、抵抗9の両端にはコン
デンサ11が並列に接続され、これによりコンデンサ11と
抵抗7とにより平滑回路を構成し、電話回線中の交流成
分を除去した信号を演算増幅器5に供給するようになっ
ている。
なお、第1図には示していないけれども、電話回線は
状態により極性が反転するので、該極性反転の影響を受
けないように整流回路等を挿入する等の工夫が必要であ
るが、本発明の主旨には影響ないので、このような整流
回路は省略されている。
以上のように構成された電話回線接続端末用ループ閉
結装置において、第1図に示すようにT2端子の電圧をV
1DC+V1AC、抵抗7と抵抗9との接続点の電圧をV2DC
抵抗3に流れる電流をI1DC+I1ACとし、更に抵抗3、抵
抗7および抵抗9の抵抗値をそれぞれR1,R2,R3とする。
なお、添え字のDC,ACにより直流成分、交流成分を分け
ているが、抵抗7と抵抗9との接続点の電圧V2について
は、交流成分は抵抗7とコンデンサ11とで平滑されるの
で、交流成分の電圧V2ACはない。
演算増幅器5の非反転入力の電圧V2DCは、 となるが、ここで交流成分は平滑されるので、前記電圧
は次式のようになる。
また、演算増幅器5の反転入力の電圧は非反転入力の
電圧と等しくなるので、 となり、これによりI1AC=0であることがわかる。
すなわち、T2,T1端子間は交流的には高インピーダン
スとなる。
また、直流電流は となる。
以上の回路構成において、 20mA≦I1DC≦120mA となるように各回路素子を決定すれば、電話回線接続用
の端末装置のループ閉結装置を構成することができる。
通常の端末装置の送受信回路は入出力インピーダンス
=600Ωという値で構成されているため、ループ閉結装
置は交流的に高インピーダンスでないと、前記入出力イ
ンピーダンスが変化してしまうことになるが、本発明の
ループ閉結装置を使用することにより端末装置の送受信
回路の入出力インピーダンスに影響を与えることがなく
なる。
なお、電話回線のT2,T1端子間のループ閉結を行うに
は、(1)演算増幅器5の電源をスイッチ等で切る方
法、(2)演算増幅器5と抵抗可変素子1との間にスイ
ッチ等を挿入して、不使用時には切る方法、(3)抵抗
9の両端をスイッチ等で短絡する方法等が考えられる
が、消費電流の点から(1)の方法が有利である。
第1図のループ閉結装置における電圧V1DCと電流I1DC
との関係は第2図に示すように正比例である。
第3図は本発明の他の実施例に係わる電話回線接続端
末用ループ閉結装置の回路図である。同図に示すループ
閉結装置は、第1図において抵抗7と抵抗9との間の接
続点に抵抗12の一端を接続し、該抵抗12の他端を電圧源
13の正極側に接続した点が異なるものであり、その他の
構成および作用は第1図のループ閉結装置と同じであ
る。このように構成することにより、該ループ閉結装置
における電圧V1DCと電流I1DCとの関係を第4図に示すよ
うに設定することができるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、電話回線間に
抵抗可変手段を接続して電話回線を閉結し、該抵抗可変
手段に直列に接続された抵抗手段によってループ電流に
対応する電圧信号を検出して演算増幅手段に供給し、該
電圧信号に応じて前記抵抗可変手段を制御し、演算増幅
手段の非反転入力に電話回線上の電圧を分圧処理する抵
抗分圧回路を構成する抵抗に対して並列接続された容量
手段を接続して電話回線の交流インピーダンスを増大し
ているので、トランスを使用することなく、交流的に高
インピーダンスのループ閉結装置を構成することがで
き、低価格化および小型化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係わる電話回線接続端末用
ループ閉結装置の回路図、第2図は第1図のループ閉結
装置の電圧V1DCと電流I1DCとの関係を示すグラフ、第3
図は本発明の他の実施例の回路図、第4図は第3図のル
ープ閉結装置の電圧V1DCと電流I1DCとの関係を示すグラ
フ、第5図は従来のループ閉結装置の回路図である。 1……抵抗可変素子、 3,7,9……抵抗、 5……演算増幅器、 11……コンデンサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線を閉結すべく電話回線間に接続さ
    れた抵抗可変手段と、電話回線のループ電流を電圧信号
    として検出すべく前記抵抗可変手段に直列に電話回線間
    に接続された抵抗手段と、該抵抗手段で検出された電圧
    信号を供給され、該電圧信号に応じて前記抵抗可変手段
    を制御する演算増幅手段と、電話回線間に直列に接続さ
    れ、電話回線上の電圧を分圧処理して前記演算増幅手段
    の非反転入力に供給する抵抗分圧回路と、前記演算増幅
    手段の非反転入力に接続され、且つ抵抗分圧回路を構成
    する抵抗に対して並列接続される容量手段とを有するこ
    とを特徴とする電話回線接続端末用ループ閉結装置。
JP4953890A 1990-03-02 1990-03-02 電話回線接続端末用ループ閉結装置 Expired - Lifetime JP2999213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4953890A JP2999213B2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 電話回線接続端末用ループ閉結装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4953890A JP2999213B2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 電話回線接続端末用ループ閉結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03253162A JPH03253162A (ja) 1991-11-12
JP2999213B2 true JP2999213B2 (ja) 2000-01-17

Family

ID=12833960

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4953890A Expired - Lifetime JP2999213B2 (ja) 1990-03-02 1990-03-02 電話回線接続端末用ループ閉結装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2999213B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03253162A (ja) 1991-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2999213B2 (ja) 電話回線接続端末用ループ閉結装置
JP2542311Y2 (ja) 電圧検出器
JP2504455B2 (ja) 極性反転検出回路
KR100426440B1 (ko) 전자적 착신 임피던스 발생 회로
JP2573190B2 (ja) 直流給電回路
JPH01175453A (ja) 通信端末への電流供給回路
JPS585592B2 (ja) 電源装置
WO2003105341A1 (en) Active load arrangement
JP2702199B2 (ja) ダイオードスイッチ回路
JPH0112414Y2 (ja)
JP2555686Y2 (ja) スイッチング電源装置
JPH0427228Y2 (ja)
JP2891782B2 (ja) 電話インタフェース回路用出力段
JPH06309046A (ja) 電流式出力回路
JPS6118457Y2 (ja)
JPS63174558A (ja) 電源回路
JPS5819856Y2 (ja) 増幅装置用定電圧電源回路
JP3036228B2 (ja) タイマー回路
SU1319009A1 (ru) Управл емый источник напр жени
JPS63193759A (ja) 高交流インピ−ダンス回路
JPS62154912A (ja) フイルタ回路
JPH0455016B2 (ja)
JPH0666602B2 (ja) オフセツト補正回路
JPH06141534A (ja) 突入電流抑制回路
JPS62231519A (ja) 二線式電子スイツチ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071105

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081105

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091105

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101105

Year of fee payment: 11