JPH0427228Y2 - - Google Patents

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JPH0427228Y2
JPH0427228Y2 JP1986123868U JP12386886U JPH0427228Y2 JP H0427228 Y2 JPH0427228 Y2 JP H0427228Y2 JP 1986123868 U JP1986123868 U JP 1986123868U JP 12386886 U JP12386886 U JP 12386886U JP H0427228 Y2 JPH0427228 Y2 JP H0427228Y2
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circuit
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signal
point
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  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は通話装置等のS/N比によつて動作す
るスケルチ制御回路に関する。
(従来の技術) 従来の通話装置においては絶対レベルを決めて
おき、その絶対レベルより大きな入力信号の場合
はスケルチを動作させないようにし、絶対レベル
より小さな信号の場合はスケルチを動作させ、出
力を出さないようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) そのため、雑音が先に決めた絶対レベルより大
きくなつてしまつた場合、また信号が絶対レベル
より小さくなつた場合には不都合を生じていた。
よつて本考案は従来の欠点を解決するため絶対レ
ベルではなくS/N比という相対レベルでもつて
スケルチ動作を行わせるようにした。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記欠点を解決することを目的とする
ため、構成を以下のようにした。
入力端の一方に整流素子を接続し、整流素子の
出力端には第1の平滑回路を、第1の平滑回路の
出力端には比較回路の一方の入力端子を接続し、
前記入力端に負荷の一方を接続し、負荷の他方に
は比較回路の他方の入力端子を接続し比較回路の
出力端には第2の平滑回路を接続して 比較回路の前記他方の入力端子に供合される電
圧が比較回路の前記一方の入力端子に供給される
第1の平滑回路の出力電圧より高くなつたときの
み出力が生じる比較回路の出力を第2の平滑回路
で平滑し、この平滑出力でスケルチを制御するス
ケルチ制御回路。
(作用) 外来雑音が時間とともに変化するような場合、
通話信号が外来雑音に対し一定のS/Nをとれる
時のみ信号を出力させることができる。
(実施例) 第1図は本考案の一実施例である自動制御形リ
ミツタを用いたスケルチ制御回路である。第2図
は信号に対し雑音が大の場合の各部信号波形図で
ある。第3図はS/Nが十分得られる場合の各部
信号波形図である。第4図、第5図は他の自動制
御形リミツタの回路図である。
1は比較回路であるオペアンプ、2は整流素子
であるダイオード、3はコンデンサ、4は抵抗、
5はコンデンサ、6は負荷である抵抗、7は抵
抗、10は平滑回路である。またコンデンサ3と
抵抗4とで平滑回路を構成している。
A,B,C,Dは回路のそれぞれの点を示す。
無入力時においてA点にはVa〔V〕の直流電圧が
印加されている。B点においてはオペアンプ1の
入力抵抗が高いため、A点のVa〔V〕が抵抗6,
7によつて分割された割合のVb〔V〕の直流電圧
が生じる。C点においてはA点よりダイオードの
電圧降下した分だけ低いVc〔V〕の直流電圧とな
つている。
まず、信号に対し雑音が大であつてS/Nが十
分とれない場合にスケルチ動作を行い信号増幅器
11を動作させなくする説明をする。第2図のイ
はS/Nがとれない場合のA点の入力信号波形
図、ロはC点の波形図、ハはB点の波形図、ニは
比較回路の入力波形図、ホはD点の波形図であ
る。
信号経路からコンデンサ5で取り出した入力波
形がA点に加わると第2図イのようにA点ではこ
の入力波形がVa〔V〕の直流電圧に重畳されたも
のとなる。C点においては第2図ロに示すように
入力波形がダイオード2を通過した後コンデンサ
3及び抵抗4によつて構成された平滑回路によつ
て無入力時のC点の直流レベルより高い、波形の
平均値の電圧レベル(V−)が現れる。B点にお
いては第2図ハに示すように、A点より抵抗6を
通過する分だけ直流レベルが下がるとともに低幅
が小となつた波形(V+)が現れる。比較回路で
あるオペアンプ1の入力端子“+”の電圧が入力
端子の“−”の電圧より高い時に正の出力がある
ため第2図ニに示すように信号に対し雑音が大で
ある場合には常にV+<V−であるためオプアン
プ1の出力はなく、D点の波形図は第2図ホとな
る。このようにオプアンプ1の出力はないから平
滑回路10の出力もなく、信号増幅器11は不動
作となる。よつて入力信号レベルに対し雑音レベ
ルが高いときはスケルチ動作が行われ信号増幅器
11の出力は得られない。
次に第3図に基づき入力信号のS/Nが十分得
られ、自動制御リミツタの出力があつてスケルチ
が働かない場合を説明する。
信号経路からコンデンサ5で取り出した入力波
形がA点に加わると第3図イのようにA点ではこ
の入力波形がVa〔V〕の直流電圧に重畳されたも
のとなる。C点においては第3図ロに示すように
入力波形がダイオードを通過した後コンデンサ3
及び抵抗4によつて構成された平滑回路によつて
無入力時のC点の直流レベルより高い波形の平均
値の電圧レベル(V−)が現れる。B点において
は第3図ハに示すように、A点より抵抗6を通過
する分だけ直流レベルが下がるとともに低幅が小
となつた波形が(V+)が現れる。比較回路であ
るオペアンプ1の入力端子“+”の電圧が入力端
子の“−”の電圧により高い時に正の出力がある
ため第3図ニに示すように十分S/Nがとれるほ
ど信号が雑音より大になつたときすなわちV+>
V−であときのみオペアンプ1は出力があり、D
点の波形図は第3図ホとなる。このようにオペア
ンプ1の出力によつてこれを受けた平滑回路10
により平滑した出力を信号増幅器11に加える。
よつて信号が十分雑音より大のときにはスケルチ
動作をさせず、信号増幅器11に加える。よつて
信号が十分雑音より大のときにはスケルチ動作を
させず、信号増幅器11にて入力した信号を増幅
して出力する。
上述したように雑音の大きさの変化により第2
図ロ及び第3図ロに示すようにC点のコンデンサ
3及び抵抗4による平滑回路の出力レベルが変わ
るため、信号の大きさが仮に同じてあつても雑音
の大きさによりオペアンプ1は出力を出す場合と
出さない場合が生じる。すなわち入力する信号の
S/N比に対応する相対レベルによつてスケルチ
動作を行つている。
雑音だけが入力した場合は特に説明していない
がS/Nが十分とれない場合と同じ動作となる。
なお、負荷として抵抗6を用いたが抵抗のみに
限定されるものでなくダイオードを一つ又は複数
使用してもよい。
第4図は第1図の回路にダイオードを挿入した
自動制御形リミツタの他の回路図である。これは
微小入力時、整流ダイオード2の温度変化等を相
殺するための回路としたものである。
第5図は第2図のようにA点に直流電源を印加
しない代りに2電源を仕様し、第1図と同様な動
作を行わせたものである。又当然ながらオペアン
プ1の極性をかえた回路も考えられる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は外来雑音が時間と
ともに変化する場合、S/N比によつてスケルチ
動作が行えるため、絶対レベル設定のような、設
定のし直しを行わずとも良く、構成も簡単でまた
使用し易い効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である自動制御形リ
ミツタを用いたスケルチ制御回路図である。第2
図は信号に対し雑音が大の場合の各部信号波形
図、第3図はS/Nが十分得られる場合の各部信
号波形図、第4図は他の自動制御形リミツタの回
路図、第5図は他の自動制御形リミツタの回路図
である。 1……オペアンプ、2,9……ダイオード、
3,5……コンデンサ、4,6,7……抵抗、1
0……平滑回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 入力端の一方に整流素子を接続し、整流素子の
    出力端には第1の平滑回路を、第1の平滑回路の
    出力端には比較回路の一方の入力端子を接続し、
    前記入力端に負荷の一方を接続し、負荷の他方に
    は比較回路の他方の入力端子を接続し、比較回路
    の出力端には第2の平滑回路を接続して、比較回
    路の前記他方の入力端子に供合される電圧が比較
    回路の前記一方の入力端子に供給される第1の平
    滑回路の出力電圧より高くなつたときのみ出力が
    生じる比較回路の出力を第2の平滑回路で平滑
    し、この平滑出力でスケルチを制御することを特
    徴とするスケルチ制御回路。
JP1986123868U 1986-08-12 1986-08-12 Expired JPH0427228Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986123868U JPH0427228Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986123868U JPH0427228Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6330036U JPS6330036U (ja) 1988-02-27
JPH0427228Y2 true JPH0427228Y2 (ja) 1992-06-30

Family

ID=31015365

Family Applications (1)

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JP1986123868U Expired JPH0427228Y2 (ja) 1986-08-12 1986-08-12

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004534471A (ja) * 2001-07-06 2004-11-11 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 通信システムおよびかかる通信システムを備える装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5735425A (en) * 1980-08-11 1982-02-26 Mitsubishi Electric Corp Squelch device
JPS6221453A (ja) * 1985-07-17 1987-01-29 Asahi Malleable Iron Co Ltd 中空鋳物およびその製法

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Publication number Publication date
JPS6330036U (ja) 1988-02-27

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