JP2998979B2 - 鉄道車両 - Google Patents

鉄道車両

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JP2998979B2
JP2998979B2 JP20673490A JP20673490A JP2998979B2 JP 2998979 B2 JP2998979 B2 JP 2998979B2 JP 20673490 A JP20673490 A JP 20673490A JP 20673490 A JP20673490 A JP 20673490A JP 2998979 B2 JP2998979 B2 JP 2998979B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,高速鉄道車両に関するものである。
(従来の技術) 従来の高速鉄道車両を第3図により説明すると,
(1)が気密構造の客室,(14)が外気取入系で,同外
気取入系(14)は,ブロア(16)と,同ブロア(16)を
駆動するモータ(17)と,上記ブロア(16)から上記客
室(1)に延びた給気管に設けた切換弁(18)とを有し
ている。また(15)が客室空気排出系で,同客室空気排
気系(15)は,上記客室(1)から延びた排気管に設け
た切換弁(19)を有しており,モータ(17)によりブロ
ア(16)を駆動して,外気を切換弁(18)を経て客室
(1)に供給する一方,客室(1)内の空気を切換弁
(19)を経て外部へ排気して,客室(1)内を換気す
る。また高速で走行していて,トンネル内等を通過する
ときには,外気取入系(14)の切換弁(18)と客室空気
排気系(15)の切換弁(19)とを閉位置に切り換えて,
客室(1)内の圧力変動を防止するようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 前記第3図に示す従来の高速鉄道車両には,次の問題
があった。即ち,トンネル等の多い路線を高速で走行す
る場合には,外気取入系(14)の切換弁(18)と客室空
気排気系(15)の切換弁(19)とを頻繁に開閉しなけれ
ばならなくて,換気機能が損なわれる。またこれら切換
弁(18)(19)を開閉する都度,客室(1)内の気圧が
変動して,乗客の耳に不快感を与えるという問題があっ
た。
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり,そ
の目的とする処は,換気機能を低下させる惧れがない上
に,客室内の気圧変動を防止できる鉄道車両を提供しよ
うとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために,本発明の鉄道車両は,
気密構造の客室と,規定圧力の外気を規定量客室内へ供
給する圧力空気供給系と、客室内空気を排気する客室内
空気排気系の排気量を調整し上記圧力空気供給系から供
給される外気により客室内の換気を行うと共に客室内の
気圧を制御する気圧制御装置とを具え、前記気圧制御装
置が、客室内の気圧と走行時に客室気圧を上げるよう予
め設定された客室気圧スケジュールとの比較によって得
られる偏差に基づき上記排気量の調整制御を行うことを
特徴としている。
(作用) 本発明の鉄道車両は前記のように構成されており,規
定圧力の外気を規定量客室内へ供給する一方,客室内の
空気を客室外へ排気して,客室内を換気しているとき
に,客室内の気圧を検知し,そのとき得られる圧力検知
信号を制御装置の制御器へ送り,ここに予め入力されて
いる客室気圧スケジユール(または速度スケジユール)
と比較し,その結果得られた偏差信号を客室空気排気系
へ送り,同客室空気排気系の弁を開閉して,客室内の気
圧を走行時に客室気圧を上げるよう設定された客室気圧
スケジュールに沿って制御する。
(実施例) 次に本発明の鉄道車両を第1図に示す一実施例により
説明すると,(1)が気密構造の客室,(2)が同客室
(1)の乗降ドアの周りに設けたインフレータブル・シ
ール,(3)が高圧空気供給源から同インフレータブル
・シール(2)へ延びた高圧空気供給管の途中に設けた
ソレノイドバルブ,(4)が圧力空気供給系で,同圧力
空気供給系(4)は,フイルタ(5)と,コンプレツサ
(6)と,同コンプレツサ(6)を駆動するモータ
(7)と,上記コンプレツサ(6)の吐出側に設けたレ
ギユレータ(8)と,同レギユレータ(8)から上記客
室(1)へ延びた給気管の途中に設けたベンチユリ
(9)とを有している。また(10)が制御装置で,同制
御装置(10)は,制御器(11)と,客室空気排気弁(1
2)と,圧力センサ(13)とを有している。なお上記客
室(1)の外板の継ぎ目等の永久結合部は,シーラント
でシールすることにより,気密性を保持する。また乗降
ドア周りは,高圧空気供給源からの高圧空気をソレノイ
ドバルブ(3)を介してインフレータブル・シール
(2)内へ供給し,同インフレータブル・シール(2)
を膨張させて,これと乗降ドアとの間の隙間を無くすこ
とにより,気密性を保持する。
次に前記第1図に示す鉄道車両の作用を具体的に説明
する。モータ(7)によりコンプレツサ(6)を駆動
し,外気をフイルタ(5)→コンプレツサ(6)へ吸引
して,圧縮する一方,この圧縮した圧力空気をコンプレ
ツサ(6)→レギユレータ(8)へ送って,規定圧に調
圧した後,ベンチユリ(9)→客室(1)へ規定量送る
一方,客室(1)内の空気を客室空気排気弁(12)を経
て客室(1)外へ排気して,客室(1)内を換気する。
このとき,客室(1)内の気圧を圧力センサ(13)によ
り検知し,そのとき得られる圧力検知信号を制御装置
(10)の制御器(11)へ送り,ここに予め入力されてい
る客室気圧スケジュール(第2図参照)と比較する。こ
の客室気圧スケジュールでは、鉄道車両が発車して速度
上昇するにつれて客室気圧を上げるように設定されてお
り、また、減速とともに客室気圧を下げて停車時には元
の気圧に戻すように設定されている。このような客室気
圧スケジュールと比較した結果得られた偏差信号は、客
室空気排気弁(12)へ送られて、客室(1)内の気圧が
客室気圧スケジュールに沿った高い圧力に保持されるよ
う客室空気排気弁(12)の開度を調整する。この結果、
圧力空気供給系から供給される一定流量の外気は、客室
空気排気弁(12)の開度に応じて排気流量を変化させる
ので、走行中の客室(1)内の気圧を客室気圧スケジュ
ールに沿った高い圧力を保つことができる。
(発明の効果) 本発明の鉄道車両は前記のように外気を客室内へ供給
する一方,客室内の空気を客室外へ排気して,客室内を
換気しているときに,客室内の気圧を検知し,そのとき
得られる圧力検知信号を制御装置の制御器へ送り,ここ
に予め入力されている客室気圧スケジユール(または速
度スケジユール)と比較し,その結果得られた偏差信号
を客室空気排気系へ送り,同客室空気排気系の弁を開閉
して,客室内の気圧を走行時に客室内の気圧を上げるよ
う設定された客室気圧スケジュールに沿って制御するの
で、前記従来の鉄道車両のように外気取入系の切換弁と
客室空気排気系の切換弁とを頻繁に開閉する必要がなく
て,換気機能を低下させる惧れがない上に,客室内の気
圧変動を防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる鉄道車両の一実施例を示す系統
図,第2図は速度及び客室気圧を示す説明図,第3図は
従来の鉄道車両を示す系統図である。 (1)……客室,(4)……圧力空気供給系,(10)…
…制御装置,(12)……客室空気排気系の弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−142365(JP,U) 実開 平1−168560(JP,U) 実開 昭63−315365(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61D 27/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密構造の客室と、規定圧力の外気を規定
    量客室内へ供給する圧力空気供給系と、客室内空気を排
    気する客室内空気排気系の排気量を調整し上記圧力空気
    供給系から供給される外気により客室内の換気を行うと
    共に客室内の気圧を制御する気圧制御装置とを具え、前
    記気圧制御装置が、客室内の気圧と走行時に客室気圧を
    上げるよう予め設定された客室気圧スケジュールとの比
    較によって得られる偏差に基づき上記排気量の調整制御
    を行うことを特徴とする鉄道車両。
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CN115122879A (zh) * 2022-06-08 2022-09-30 威海广泰空港设备股份有限公司 用于使机场食品运输车的舱体保持恒压的微正压控制方法

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