JP2998799B2 - 印字出力装置 - Google Patents

印字出力装置

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JP2998799B2
JP2998799B2 JP10108565A JP10856598A JP2998799B2 JP 2998799 B2 JP2998799 B2 JP 2998799B2 JP 10108565 A JP10108565 A JP 10108565A JP 10856598 A JP10856598 A JP 10856598A JP 2998799 B2 JP2998799 B2 JP 2998799B2
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茂樹 村松
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、記録紙の裏面に
マーキングを行うマーキング機構を備えた、プリンタな
どの印字出力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のマーキング機構として、例えば、
実開平6−34962号公報に示すものがある(従来技
術1という)。このマーキング機構は、複写機におい
て、記録紙を各搬送用ローラにより右から左へと順次搬
送し、画像形成部にて表面に原稿の画像を形成し、定着
部にてその画像を定着させてから排出トレイへ排出す
る。ここで、操作パネルのモード切換えスイッチをON
した場合には、裏面表示機構が作動し、所定タイミング
でソレノイドがONし、スタンプローラが上方に持ち上
げられて、搬送されてきた記録紙をローラ駆動用モータ
により回転駆動される支持ローラと共に挟み込むように
する。そして、スタンプローラは記録紙に接しながら回
転して、その表面に刻み込まれている「裏」の文字を、
記録紙の裏面にマーキングする。
【0003】また、従来のマーキング機構として、特開
平4−366664号公報に示すものがある(従来技術
2という)。このマーキング機構は、マーカ(赤ペン)
を上下方向に可動させて、記録紙の裏面の定位置に記録
紙の搬送方向にラインをマーキングするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術1のマーキン
グ機構は、記録紙の裏面の定位置のみの捺印しかでき
ず、裏面に捺印される"裏"の文字では、マーキングが読
み取り難く、このため、スタンプの文字を大きくかつ濃
くするか、または複数個のスタンプを備える必要がある
という課題があった。
【0005】また、従来技術2のマーキング機構は、上
記の従来技術1のスタンプでマークする場合と同様、記
録紙の裏面の定位置に記録紙の搬送方向のラインをマー
キングするだけであるため、このマーキング面が記録紙
の裏面であることを容易に識別できないなどの課題があ
った。
【0006】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、容易に記録紙の不要面を識別
させるマークをマーキングすることができるマーキング
機構を備えた印字出力装置を得ることを目的とする。
【0007】尚、本願に関連する先行技術としては、特
開平4−366664号公報、特開平6−35633号
公報、特開平6−171797号公報などが掲げられ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明に係る印字出力装
置は、記録紙の搬送経路上における記録紙印字面の裏面
側に位置するマーカを含む機構であって記録紙が搬送さ
れている間に、マーカを記録紙の搬送方向と直交する方
向に移動させるマーキング機構を備え、マーキング機構
が、スパイラル方向の異なる2つのレールが連結された
レール部を含み、2つのマーカがそれぞれ各レールに摺
動自在に取り付けられている構成である。
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はマーキング機構を備えた印字出力
装置の内部構成を示す断面図である。図1に示すよう
に、印字出力装置1の底部には、記録紙3を収納する着
脱可能な記録紙カセット2が設けられ、この記録紙カセ
ット2上方には、印字出力装置1内に記録紙3を給紙さ
せる給紙ローラ4が設けられている。また、印字出力装
置1の記録紙3の給紙口側には、給紙ローラ4により印
字出力装置1内に給紙された記録紙3を搬送する搬送ロ
ーラ5が設けられている。搬送ローラ5の手前の記録紙
搬送路上には、レール6およびマーカ7から構成され
た、記録紙3の裏面にマーキングを行うマーキング機構
が配設されている。
【0012】印字出力装置1内部には、レーザ光を感光
体に照射するレーザユニット8が設けられ、また、印字
出力装置1内部の記録紙搬送路上には、記録紙3の現像
を行う現像部9および画像を記録紙3に定着させる定着
部10が設けられている。印字出力装置1の記録紙排出
口側には、排出された記録紙3を積載する記録紙スタッ
カ11が配設されている。
【0013】図2はこの発明の実施の形態1によるマー
キング機構の構成を示す拡大図である。図2に示すよう
に、マーキング機構は、スパイラル状(螺旋状)のレー
ル6と、このレール6上に摺動自在に取り付けられた、
記録紙3にマーキングを行うマーカ7とから構成されて
いる。図2には示されていないが、このレール6の一端
あるいは両端には、レール6を正逆両方向(A方向)に
回転駆動させる駆動部(図3参照)が設けられている。
【0014】図3は印字出力装置の内部の動作を制御す
る制御機構の構成を示すブロック図である。図3に示す
ように、受信部21は、端末(図示せず)などの外部装
置から送られる印字データを受信するものであり、記憶
部22は、この受信部21を介して入力された印字デー
タを記憶するものである。制御部23は、搬送ローラ5
を駆動する搬送部25の動作の制御、スパイラル状のレ
ール6を回転駆動させる駆動部24の動作の制御、およ
び記憶部22に記憶された印字データを印字部26に出
力させる制御を行うものである。印字部26は、記憶部
22から送られた印字データを記録紙3に印字するため
に、レーザユニット8および現像部9を動作させるもの
である。オペレータ管理部27は、オペレータから記録
紙3の裏面のマーキングの有無の指示を受けて制御部2
3に出力するものである。
【0015】次に動作について説明する。図4はこの発
明の実施の形態1によるマーキング機構を備えた印字出
力装置の動作を説明するためのフローチャートである。
まず、受信部21が、外部装置から送られる印字データ
を受信すると(ステップST1)、記憶部22は、受信
部21が受信した印字データを記憶する(ステップST
2)。制御部23は、記憶部22が印字データを記憶し
たことを確認すると、給紙ローラ4を駆動させて記録紙
カセット2に収納された記録紙3を印字出力装置1内に
給紙させるとともに、搬送ローラ5を駆動する搬送部2
5を動作させて記録紙3を搬送させる。また、このと
き、制御部23は、オペレータ管理部27からの記録紙
3の裏面のマーキングの有無の指示を確認する(ステッ
プST3)。
【0016】ここで、オペレータ管理部27からの指示
がマーキングが必要である場合、制御部23は、スパイ
ラル状のレール6を回転駆動する駆動部24を動作させ
る(ステップST4)。スパイラル状のレール6が回転
すると、このレール6上に摺動自在に取り付けられたマ
ーカ7が、記録紙3の搬送方向と直角の方向(主走査方
向という)に移動する。このとき、記録紙3は、搬送ロ
ーラ5によって搬送方向(副走査方向という)に送られ
ているので、記録紙3の裏面の全体には、斜め線(/)
がマーキングされる。
【0017】次に、制御部23は、記憶部22に記憶し
た印字データを印字部26に出力させ、印字部26は、
記録紙3が搬送ローラ5によって現像部9まで送られる
と、レーザユニット8および現像部9を動作させて、印
字データを記録紙3に印字する(ステップST5)。そ
して、定着器10が記録紙3に印字された画像が定着さ
せる。その後、記録紙3は記録紙スタッカ11に排出さ
れて印字出力装置1の動作は終了する。
【0018】一方、オペレータ管理部27からの指示が
マーキングが不要である場合、制御部23は、駆動部2
4によってスパイラル状のレール6を回転駆動させず
に、そのまま記録紙3を現像部9に送って印字を行う
(ステップST5)。
【0019】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、記録紙3が搬送されている間に、スパイラル状のレ
ール6が回転することによって、このレール6に摺動自
在に取り付けられたマーカ7が記録紙3の搬送方向と直
角の方向に移動するように構成されているので、記録紙
3の裏面の全体に、容易に記録紙3の不要面を識別させ
る斜め線(/)をマーキングすることができる。また、
スパイラル状のレール6と、このレール6に摺動自在に
取り付けられたマーカ7とから成るマーキング機構は、
簡易な構成で実現することができ、製造コストを抑える
ことができる。
【0020】実施の形態2.図5はこの発明の実施の形
態2によるマーキング機構の構成を示す拡大図である。
図5に示すように、このマーキング機構は、スパイラル
(螺旋)方向の異なるレール(レール部)61,62を
連結し、このレール61,62の両端にマーカ71,7
2を摺動自在に取り付けられたものである。このとき、
レール61,62の連結部6Aは、記録紙3の主走査方
向の中央位置とする。
【0021】上述した印字出力装置1のマーキング動作
において、駆動部24が駆動することにより、レール6
1,62が回転すると、このレール6の両端に位置する
摺動自在に取り付けられたマーカ71,72が、記録紙
3の搬送方向と直角の方向に移動し、互いに近づいてい
く。マーカ71,72がレール61,62の連結部6A
まで接近すると、今度は、駆動部24がレール61,6
2を反対方向に回転させることにより、レール61,6
2の連結部6A近くのマーカ71,72が徐々にレール
61,62側に移動し、互いに遠ざかっていく。このと
き、記録紙3は、搬送ローラ5によって搬送方向(副走
査方向という)に送られているので、記録紙3の裏面の
全体には、クロス線(×)がマーキングされる。
【0022】このように、マーキング機構を、スパイラ
ル(螺旋)方向の異なるレール61,62を連結し、こ
のレール61,62の両端にマーカ71,72を摺動自
在に取り付けて構成したので、レール61,62を正逆
回転させることにより、2つのマーカ71,72を近づ
けたり、遠ざけたりさせることができ、記録紙3の裏面
の全体に、記録紙3の不要面を識別させるクロス線
(×)をマーキングすることができる。
【0023】尚、上記実施の形態1および実施の形態2
では、マーキング機構によって、記録紙3の裏面の全体
に斜め線(/)またはクロス線(×)をマーキングする
ものであるが、マーキング機構のレール(6または6
1,62)のサイズまたは取り付け位置を変更すること
により、記録紙3の裏面の所定位置に斜め線(/)また
はクロス線(×)をマーキングすることもできる。この
ように記録紙3の裏面の所定位置にマーキングする場合
は、マークは不要面を表示するものだけでなく、記録紙
3の裏面に印字された内容が必要な場合に用いることが
できる。
【0024】尚、本願発明の具体的構成は、上記実施の
形態1および実施の形態2に示された場合に限らず、目
的に合わせて適宜変更することも可能である。
【0025】
【発明の効果】以上のように、発明によれば、記録紙
の搬送経路上における記録紙印字面の裏面側に位置する
マーカを記録紙の搬送方向と直交する方向に移動させる
マーキング機構を備え、マーキング機構を、2つのマー
カがそれぞれ各レールに摺動自在に取り付けられている
構成にしたので、容易に記録紙の不要面を識別させる
ロス線をマーキングすることができる効果がある。
【0026】
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】 マーキング機構を備えた印字出力装置の内部
構成を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるマーキング機
構の構成を示す拡大図である。
【図3】 印字出力装置の内部の動作を制御する制御機
構の構成を示すブロック図である。
【図4】 この発明の実施の形態1によるマーキング機
構を備えた印字出力装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2によるマーキング機
構の構成を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 印字出力装置 3 記録紙 6 レール 7 マーカ 61,62 レール(レール部) 71,72 マーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B41J 29/40 B41J 3/00 S (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/20 B41J 3/54 B41J 3/60 B41J 19/18 B41J 25/20 B41J 29/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に印字を行う印字出力装置におい
    て、 記録紙の搬送経路上における記録紙印字面の裏面側に位
    置するマーカを含む機構であって、記録紙が搬送されて
    いる間に、マーカを記録紙の搬送方向と直交する方向に
    移動させるマーキング機構を備え マーキング機構は、スパイラル方向の異なる2つのレー
    ルが連結されたレール部を含み、2つのマーカがそれぞ
    れ各レールに摺動自在に取り付けられている ことを特徴
    とする印字出力装置。
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