JP2998772B2 - 車両用走行パルス処理装置 - Google Patents

車両用走行パルス処理装置

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JP2998772B2 JP8140494A JP8140494A JP2998772B2 JP 2998772 B2 JP2998772 B2 JP 2998772B2 JP 8140494 A JP8140494 A JP 8140494A JP 8140494 A JP8140494 A JP 8140494A JP 2998772 B2 JP2998772 B2 JP 2998772B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両のトランスミッショ
ン等に配置された走行センサより出力されるパルス信号
を処理して出力する車両用走行パルス処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両の速度計は、トランスミッションに
連結された走行センサによりパルスを発生させ、トラン
スミッションの回転に応じて発生したパルス信号の周期
を測定することによって走行速度を検出している。
【0003】ところが、トランスミッションの回転に応
じた同一周期のパルス信号であっても、タイヤの径やト
ランスミッションに対するセンサの結合ギヤ比によって
車両の速度や走行距離が異なるため、種々のタイヤ径や
ギヤ比に対応したパルス信号に変換する装置が使用され
る。
【0004】このような処理装置で周波数変換処理を行
なうには、図5に示すように、プロセッサ10が使用さ
れる。プロセッサ10には各種データを入出力するI/
O12〜14、およびリセット端子(RST)11があ
る。
【0005】また、プロセッサ10には、どのモードを
起動させるかを選択するモード選択部20と周波数変換
処理を行なう周波数変換モード30、車両の速度を算出
する速度算出モード40、およびその他の処理を行なう
モード41のプログラムが格納されている。
【0006】その他のモード41としては、例えば、タ
コメータの制御を行なうモードとかタクシーメータの料
金算出を行なうモード等のプログラムが格納されてい
る。また、モード選択部20が、どのモードを選択して
起動させるかは、リセット端子11にリセット信号が入
力されたときのI/O12〜14のレベル(1または
0)で決定されるようになっている。
【0007】このように、プロセッサの中に多数のモー
ドを格納し、I/Oのレベルによってその中の1モード
を選択させることによって、プロセッサは格納されてい
るモードで動作する装置に共通に使用できるため、プロ
セッサのコストが安価となる。
【0008】いま、プロセッサ10を、図5に示すよう
に、I/O12をパルス入力、I/O13をパルス出力
とし、入力パルスの周期を変換して出力する周波数変換
装置として使用する場合、モード選択部20が周波数変
換モード30を起動するときのI/O12〜14のレベ
ルを、全て1に設定されている場合を考える。
【0009】I/O12には、トランジスタ60と抵抗
61および61で構成されるインバータバッファを介し
て走行センサよりのパルスが入力される。また、リセッ
ト端子11に車両のイグニッションキーがオンされる毎
にパルスが入力されてモード選択が行なわれ、このとき
選択された周波数変換モードが起動される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】一方、走行センサより
出力されるパルスの出力値は、車両が停止状態において
も走行センサと結合されているトランスミッションの回
転位置によって、1が出力されたり0が出力されたりす
るものもある。
【0011】したがって、I/O12に1が入力されて
いるときは周波数変換モードが起動するが、0が入力さ
れている場合は他のモードが起動されて周波数変換処理
が行なわれないことになる。本発明は走行センサよりの
パルスの出力値に関係なく目的とする走行パルスを処理
する動作を確実に起動させるようにした車両用走行パル
ス処理装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明が採用した手段を説明する。走行センサより
出力されるパルスを入力して処理する車両用走行パルス
処理装置において、各種モードの起動がパルス入力I/
Oのレベル値によって選択されるプロセッサと、通常時
には走行センサよりのパルスを前記パルス入力I/Oに
転送し、起動時には前記各種モードのなかの指定モード
が起動されるレベル値の信号を前記パルス入力I/Oに
送出するモード選択信号送出手段とを備える。
【0013】また、前記モード選択信号送出手段は、車
両のイグニッションキーがオンされる毎に、前記指定モ
ードが起動されるレベル値の信号を送出す。また、
記指定モードが、前記走行センサより出力されるパルス
の周期を変換して出力するモードである
【0014】また、前記指定モードが、前記走行センサ
より出力されるパルスの周期より速度を算出して出力す
るモードである
【0015】
【作用】モード選択信号送出手段は、通常時には走行セ
ンサよりのパルスをプロセッサのパルス入力I/Oに転
し、プロセッサの起動時には各種モードのなかの
ードが起動されるレベル値の信号をパルス入力I/O
に送出する。
【0016】また、モード選択信号送出手段が、車両の
イグニッションキーがオンされる毎に、指定モードが起
動されるレベル値の信号を送出す。また、プロセッサ
は走行センサよりのパルスの周期を変換して出力する周
波数変換モードを起動して周波数変換処理を通常時に動
作させる。
【0017】また、プロセッサは走行センサよりのパル
スの周期より速度を算出して出力する速度算出モードを
起動して速度算出処理を通常時に動作させる。以上のよ
うに、プロセッサの各種モードの起動がパルス入力I/
Oのレベル値によって選択されるようになっているが、
通常時は走行センサよりのパルス信号をパルス入力I/
Oに転送させるモード選択信号送出手段が、起動時には
指定モードが選択されるレベル値を送出するようにした
ので、確実に指定モードの走行パルス処理を実行させる
ことができる。
【0018】また、指定モードでの起動を、車両のイグ
ニッションキーがオンされる毎に行なわせるようにした
ので、プロセッサの電源が断となっても確実に指定モー
ドを起動させることができる。また、走行センサよりの
パルスの周期を変換して出力する周波数変換モードを起
動させるようにしたので、車両の走行センサパルス周波
数変換装置として動作させることができる。
【0019】また、走行センサよりのパルスの周期より
速度を算出する速度算出モードを起動させるようにした
ので、車両の速度算出装置として動作させることができ
る。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図3を参照して説
明する。図1は本発明の実施例の構成図、図2は同実施
例の動作フローチャート、図3は同実施例の周波数変換
処理の動作フローチャートである。
【0021】図1において、CPU10、リセット端子
11、I/O12〜14、モード選択部20、周波数変
換モード30、速度算出モード40およびその他のモー
ド41は図5で説明した通りである。また、50はNA
ND回路でありモード選択信号送出手段として動作す
る。
【0022】図示しない車両のイグニッションキーをオ
ンにするとCPU10およびトランジスタ15に電源+
Vが供給される。リセット端子11には、図示しない遅
延回路を通してイグニッションキーをオンした電圧が供
給される。したがって、CPU10に電源投入後、数m
S後に+Vがリセット端子に供給される。
【0023】NAND50はリセット信号RSTが0の
ときは走行センサよりのパルスの信号レベルが1であっ
ても0であっても常に出力は1となってI/O12に1
を供給する。また、イグニッションキーのオン後、数m
SするとRST信号は1となり、走行センサよりのパル
スの反転した信号をI/O12に出力して通常時の走行
センサよりパルスとしている。
【0024】また、選択信号送出手段をトランジスタで
構成した場合の例を図4に示す。RST信号が0の場合
はトランジスタ51がオンとなって、入力パルスが1で
あっても0であってもI/O12には+V、すなわち1
が送出される。しかし、RST信号が1になるとトラン
ジスタ51はオフとなって、I/O12にはトランジス
タ53で反転された走行センサよりのパルスが転送され
る。
【0025】つぎに、図3を参照して実施例の動作を説
明する。動作の開始は車両のイグニッションキーがオン
される毎に開始される。処理S10では、モード選択部
20は、I/O12〜14のレベル値に対応するモード
を選択する。
【0026】すなわち、I/O12〜14の値が全て1
ならば処理S11に移って周波数変換モード30を起動
して初期設定を行ない、続いて、後で図3を参照して説
明する周波数変換処理を開始する。また、I/O14が
接地されているとき、すなわち、I/O12および13
が1で、I/O14が0ならば、処理S13に移って速
度算出モード40を起動し、処理S14に移って速度算
出処理を開始する。
【0027】また、I/Oのレベル値がそれ以外の場合
は、レベル値に対応するモードを選択して起動させ、対
応モードの動作を開始する。つぎに、図3を参照して、
処理S12の周波数変換処理の動作を説明する。処理S
81では、走行センサより発するパルスがI/O12よ
り入力されたか否かを判定し、判定がNOならば処理S
85に移る。
【0028】処理S82では、前回のパルス入力時点か
ら今回のパルス入力時点間の周期(Ti )を図示しない
タイマ値より算出する。処理S83では、不揮発性メモ
リ31に記録されている補正係数値(k)を読出して、
処理S84に移って出力パルスの周期(T0 =kTi
を算出する。
【0029】処理S85では、I/O13を介して出力
しているパルスの1周期分の出力が終了していない場合
は処理S87に移って続行させ、終了した場合は処理S
86に移る。処理S86では、出力用の新データの準備
が完了していない場合は処理S87に移って旧データ
で、また準備が完了している場合は処理S88に移って
新データに基づいてパルスの出力を開始する。
【0030】また、速度算出モードが選択された場合の
処理は、I/O12より入力されるパルスの間隔を算出
し、算出した時間に係数を乗算して速度値として出力す
る。なお実施例ではリセット信号レベル値を0とし
が、レベル値が1の場合は、図1のNAND回路50に
代えてオア回路を使用すればよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば次の
効果が得られる。プロセッサの各種モードの起動がパル
ス入力I/Oのレベル値によって選択されるようになっ
ているが、パルス入力I/Oには、通常時は走行センサ
よりのパルス信号、起動時には指定モードが選択され
るレベル値がそれぞれ入力されるようになっている
で、確実に指定したモードの走行パルス処理を実行させ
ることができる。
【0032】また、指定モードでの起動が、車両のイグ
ニッションキーがオンされる毎に行なわれるようになっ
ているので、プロセッサの電源が断となっても確実に指
定モードを起動させることができる。また、走行センサ
よりのパルスの周期を変換して出力する周波数変換モー
ドを起動させるようにしたので、車両の走行センサパル
ス周波数変換装置として動作させることができる。
【0033】また、走行センサよりのパルスの周期より
速度を算出する速度算出モードを起動させるようにした
ので、車両の速度算出装置として動作させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】同実施例の動作フローチャートである。
【図3】同実施例の周波数変換処理の動作フローチャー
トである。
【図4】同実施例の選択信号送出手段の他の具体例であ
る。
【図5】従来例の構成図である。
【符号の説明】
10 プロセッサ 11 リセット信号端子 12,13,14 インタフェース(I/O) 20 モード選択部 30 周波数変換モード 31 不揮発性メモリ 32 周波数変換部 40 速度算出モード 41 その他のモード 50 NAND回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行センサより出力されるパルスを入力
    して処理する車両用走行パルス処理装置において、 各種モードの起動がパルス入力I/Oのレベル値によっ
    て選択されるプロセッサと、 通常時には走行センサよりのパルスを前記パルス入力I
    /Oに転送し、起動時には前記各種モードのなかの指定
    モードが起動されるレベル値の信号を前記パルス入力I
    /Oに送出するモード選択信号送出手段とを備えたこと
    を特徴とする車両用走行パルス処理装置。
  2. 【請求項2】 前記モード選択信号送出手段は、車両の
    イグニッションキーがオンされる毎に、前記指定モード
    が起動されるレベル値の信号を送出することを特徴とす
    る請求項1記載の車両用走行パルス処理装置。
  3. 【請求項3】 前記指定モードが、前記走行センサより
    出力されるパルスの周期を変換して出力するモードであ
    ることを特徴とする請求項1または2記載の車両用走行
    パルス処理装置。
  4. 【請求項4】 前記指定モードが、前記走行センサより
    出力されるパルスの周期より速度を算出して出力するモ
    ードであることを特徴とする請求項1または2記載の車
    両用走行パルス処理装置。
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