JP2998647B2 - データ順次セレクト方式 - Google Patents

データ順次セレクト方式

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JP2998647B2
JP2998647B2 JP8203017A JP20301796A JP2998647B2 JP 2998647 B2 JP2998647 B2 JP 2998647B2 JP 8203017 A JP8203017 A JP 8203017A JP 20301796 A JP20301796 A JP 20301796A JP 2998647 B2 JP2998647 B2 JP 2998647B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のデータをセレ
クト(選択)する処理装置に関し、特にデータをある特
定の順番に循環的にセレクトする方式に関する。
【0002】
【従来の技術】データを順番に循環的に読み出す装置で
は、ポインタ更新信号によりカウントアップされるカウ
ンタをデータのポインタとして用い、このポインタの示
すデータをセレクタを用いて選択するという方式が一般
に採られている。
【0003】図7に、データを順次読み出す装置の従来
の構成例を示す。図7を参照して、ポインタカウンタ2
01は、ポインタアップ信号200によりカウントアッ
プされるカウンタであり、そのカウント値は現在ポイン
タ信号205として、n:1データセレクタ(n入力か
ら1つを選択出力)203の選択制御信号端子(S)に
供給されている。データ信号204は、複数のデータ信
号線(D00−Dn)202のうち、現在のポインタ信号
205が指すデータがデータセレクタ203で選択され
て、信号線204上に現れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のセレク
タ方式においては、ポインタアップ信号200が与えら
れてから、ポインタカウンタ201が全桁更新され、新
しいポインタ値となり、そのポインタの指すデータが、
セレクタ203で選択されて出力されるまでに、ポイン
タカウンタ201のカウントアップ動作およびセレクタ
203全体の動作の時間だけ要する。
【0005】このため、選択するデータが多岐にわたる
場合は、これらを選択するためのセレクタ203の回路
構成が大型化し、またポインタを表すカウンタ201の
桁数も大きくなり、従ってポインタアップ信号200を
与えてから次のデータを得るまでの時間も長くなる。
【0006】したがって、本発明は、上記事情に鑑みて
なされたものであって、その目的は、データを順次セレ
クトする場合に、データ更新信号が与えられてから、次
データが読み出されるまでの遅延時間を短縮させる、よ
うにしたデータセレクト方式を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明のデータ順次セレクト方式は、複数のデータから
順次に循環的にデータを読み出す装置において、前記複
数のデータから目的のデータを選び出すセレクタを、前
段セレクタと後段セレクタに分けて配し、次に読まれる
データをデータポインタが切り替わる前に、予め前段セ
レクタで選択しておくことにより、前記データポインタ
が切り替わった際には、後段セレクタの動作時間のみで
次データを読み込むことができるようにしたことを特徴
とする。
【0008】本発明は、データ選択のためのセレクタを
前段セレクタと後段セレクタに分け、後段セレクタで現
在選択されているデータの次に選択されるデータを、予
め前段セレクタで選択しておき、これを後段セレクタに
入力させておく方式をとることを特徴としたものであ
り、データ更新のためのポインタアップ信号線にデータ
更新信号(パルス信号)が与えられた時に、次のデータ
を選択するための時間が、後段セレクタの動作時間のみ
で可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して以下に詳細に説明する。図1は、本発明の実
施の形態の構成を示すブロック図である。
【0010】図1を参照すると、本発明の実施の形態
は、後段セレクトフリップフロップ(F/F)1は、ト
グル入力(Toggle)にパルス信号が与えられる
と、“0”→“1”→“0”という具合に、トグル動作
するフリップフロップ(T型F/F)であり、ポインタ
アップ信号10にパルス信号が与えられると、トグル動
作を行う。
【0011】前段セレクトカウンタ3及び前段セレクト
カウンタ4は、インクリメント入力(INC入力)にパ
ルス信号が与えられるとカウントアップ動作するカウン
タであり、前段セレクトカウンタ4は、後段セレクトF
/F1の値が論理“0”の時に、ポインタアップ信号1
0にパルス信号が与えられると、カウントアップされ、
また前段セレクトカウンタ3は、後段セレクトF/F1
の値が論理“1”の時、ポイントアップ信号10にパル
ス信号が与えられるとカウントアップされる。
【0012】前段セレクタ5、前段セレクタ6、および
後段セレクタ2は、それぞれ入力Sをセレクト信号とす
るセレクタである。前段セレクタ5は、前段セレクトカ
ウンタ3の出力値13をセレクト信号として入力し、前
段セレクタ6は前段セレクトカウンタ4の出力値をセレ
クト信号として入力している。また、後段セレクタ2の
セレクト信号は、後段セレクトF/F1の出力値とされ
ている。
【0013】選択される対象であるデータ12は、複数
のデータD00−Dnから成り、それぞれ読み出される順
番に、0から始まる番号が割り付けられており、その番
号が奇数のもの(D01、D03、…D13、D15)は前段セ
レクタ5へ入力され、偶数のもの(D00、D02、…D1
2、D14)は前段セレクタ6へ入力される。前段セレク
タ5および前段セレクタ6の出力は、後段セレクタ2に
入力され、後段セレクタ2の出力である信号線9として
最終的な選択データが出力される。
【0014】次に、本発明の実施の形態の動作について
説明する。データ信号線9には、データ信号線(D00−
D15)12の中のいずれかの信号線が選択され出力され
る。ポインタアップ信号線10にパルス信号が与えられ
ると、それまで選択されていたデータの次の番号のデー
タ線がセレクトされ、その値がデータ信号線9に出力さ
れる。
【0015】すべてのデータ信号線が選択された後は、
最初に選択されていたデータ信号線が巡回的に再び選択
される。
【0016】はじめ、前段セレクトカウンタ3、前段セ
レクトカウンタ4、および後段セレクトF/F1の出力
値が、初期値“0”であるとき、前段セレクタ5はデー
タD01を選択しておりその出力である信号線7にはD01
が現れ、前段セレクタ6はデータD00を選択しており、
その出力である信号線8にはD00が現れている。また、
後段セレクタ2はD00を選択しており、後段セレクタ2
の出力である信号線9(最終選択データ)にはD00(=
D0)が現れている。図3(a)はこの状態を示してい
る。
【0017】この時、図2に波形図として示すように、
ポインタアップ信号10にパルス信号が与えられると、
後段セレクトF/F1の値は論理“1”となり(図2の
時刻参照)、後段セレクタ2は、D01を選択し、信号
線9には次に読み出されるべきD01が現れる。これと同
時に、前段セレクトカウンタ4がカウントアップし、前
段セレクタ6は次に読み出されるD02の選択を始め、図
3(b)に示す状態となる。
【0018】さらにこの後、ポインタアップ信号10に
パルス信号が与えられると(図2の時刻参照)、後段
セレクトF/F1の値が“0”となり、後段セレクタ2
は、D02を選択するため、信号線9には次に読み出され
るべきD02が現れる。同時に、前段セレクトカウンタ3
がカウントアップし、前段セレクタ5は次に読み出され
るD03を選択し始め、図4(c)に示す状態となる。
【0019】さらに、ポインタアップ信号10にパルス
信号が与えられると(図2の時刻参照)、前記と同様
にして、図4(d)の状態となる。
【0020】以上のように、あるデータが選択されてい
る時には、図2の波形図が示すとおり、次に読み出され
るデータは、既に前段セレクタ5または6で選択されて
いるので、ポインタアップ信号にパルスが与えられて、
信号線9に次のデータが現れるまでの時間は、最終段セ
レクタである後段セレクタ2の動作時間のみとなる。
【0021】次に本発明の別の実施の形態について、図
4を参照して説明する。図1に示した上記実施の形態で
は、後段セレクタ2のデータ入力を2入力としたが、こ
の実施の形態では、図5に示すように、図1の後段セレ
クトF/Fを、2ビットのカウンタ101に換えて、後
段セレクトカウンタ101を4ウェイのデータ入力を持
つセレクタ102とする構成としている。このような構
成は、後段セレクタ102の動作時間が長くなっても問
題とならない範囲で可能である。但し、選択対象のデー
タ数および、前段セレクタ数は2のべき乗数に限定され
る。前段セレクタに入力されるデータは、(データ番号
mod 前段セレクタ数)のセレクタ番号#を持つセ
レクタに入力される(A mod BはA÷Bの剰余を
示す)。
【0022】前段セレクトカウンタの更新は、図6に波
形図として示されるように、後段セレクトカウンタ10
1の値がその前段セレクタ番号#を指している際に、ポ
インタアップ信号105が与えられた時にカウントアッ
プされる。
【0023】この場合は、図6に波形図として示すよう
に、前段セレクタにおいて次データが選択されてから、
データ更新信号が与えられて後段セレクタでそのデータ
が実際に選択されるまでの時間をさらに長くすることが
できるため、前段セレクトカウンタ102および前段セ
レクタ104の動作時間に対する制限をより長めに設定
でき、選択データが多岐になる場合には、セレクタ機能
の大半を前段セレクタに持たせ、後段セレクタを入力数
の少ないセレクタにすることにより、ポインタカウンタ
およびセレクタの動作時間に対する制約が無くなり、特
に有効なものとなる。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のデ
ータ順次セレクト方式によれば、データ更新信号を与え
てから次データがセレクトされるまでの遅延時間を短縮
することができる、という効果を奏する。
【0025】その理由は、データセレクタを好ましくは
前段、後段に分けることで、次に選ばれるデータをあら
かじめ後段セレクタの入力部で待たせることにより、デ
ータ更新信号印加から次データがセレクトされるまでの
遅延時間は後段セレクタの動作時間のみとなるためであ
る。
【0026】また、本発明は、データが多岐にわたりセ
レクタが全体にわたり大型化しても、タイミング的な制
約を受けない、という利点を有する。
【0027】その理由は、セレクタを前段セレクタと後
段セレクタに分けたため、セレクタを前段→後段と部分
的に動作させることが可能となり、データのセレクタ全
体を一度に動作させる必要がない、ことによる。そし
て、セレクタ機能の大半を前段セレクタに持たせること
ができ、タイミング的に制約を受ける後段セレクタは前
段の選択データ数に依存せず、小数ウェイセレクタを用
いることができるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
タイミング波形図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を模式的に示す図
である。
【図4】本発明の第1の実施例の動作を模式的に示す図
である。
【図5】本発明の第2の実施例の構成を示す図であり、
多岐データを選択する場合の構成を示した図である。
【図6】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
タイミング波形図である。
【図7】従来のデータ順次セレクト方式の構成の一例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 後段セレクトフリップフロップ 2 後段セレクタ 3、4 前段セレクトカウンタ 5、6 前段セレクタ 9 最終選択データ 10 ポインタアップ信号 12 データ信号 13、14 セレクト信号 101 後段セレクトカウンタ 102 後段セレクタ 103 前段セレクトカウンタ 104 前段セレクタ 105 ポインタアップ信号 106 最終選択データ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のデータから順次に循環的にデータを
    読み出す装置において、 前記複数のデータから目的のデータを選び出すセレクタ
    を、複数段のセレクタに分けて配し、 あるデータが最終段セレクタで選択されている時、次に
    読み出されるデータはすでに前段側のセレクタにて選択
    されており、データポインタが切り替わった際に、出力
    に次のデータが現われるまでの時間は、主に最終段のセ
    レクタの動作時間により定められることを特徴とするデ
    ータセレクト方式。
  2. 【請求項2】複数のデータから順次に循環的にデータを
    読み出す装置において、 前記複数のデータから目的のデータを選び出すセレクタ
    を、前段のセレクタと後段のセレクタに分けて配し、 次に読まれるデータをデータポインタが切り替わる前
    に、予め前記前段のセレクタで選択しておくことによ
    り、前記データポインタが切り替わった際には、前記後
    段のセレクタの動作時間のみで次データを読み込むこと
    ができるようにしたことを特徴とするデータセレクト方
    式。
  3. 【請求項3】ポインタ更新信号を入力とし前記セレクタ
    の選択信号を供給するカウンタも前記セレクタに対応し
    て前段及び後段に分けられたことを特徴とする請求項1
    又は2記載のデータセレクト方式。
  4. 【請求項4】後段セレクタのデータ入力信号の数を前段
    セレクタのデータ入力信号の数よりも小としたことを特
    徴とする請求項2記載のデータセレクト方式。
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