JP2000215658A - デ―タの転送方法 - Google Patents

デ―タの転送方法

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JP2000215658A
JP2000215658A JP11350646A JP35064699A JP2000215658A JP 2000215658 A JP2000215658 A JP 2000215658A JP 11350646 A JP11350646 A JP 11350646A JP 35064699 A JP35064699 A JP 35064699A JP 2000215658 A JP2000215658 A JP 2000215658A
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    • G06F5/00Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F5/06Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】循環形FIFOに記憶されたデータブロックの
各ビットに対応して、入力チャンネルでサンプリングさ
れたデータが、記憶装置内でデータをオーバーライトで
きるようにする。 【解決手段】書き込みポインタSZは最終書き込み操作
で書き込みを行ったステージを示し、他方、読み出しポ
インタLZは次の読み出し操作中に読み出すことのでき
るステージを示す。入力チャンネルの数の偶数倍である
記憶ステージをポイントするような別のポインタ、いわ
ゆるトリガーポインタTZが設けられ、このトリガーポ
インタの値は入力チャンネルの数の偶数倍に対応する
が、利用できる記憶ステージの数よりも大であってはな
らず、かつ先に読み出された記憶ステージの数よりも小
さくてはならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のシーケンス
を維持しながら、最終ステージの出力端が最初のステー
ジの入力端に接続されているn個の記憶ステージを備え
た循環FIFO記憶装置により、前記所定のシーケンス
でサンプリングされたN個のチャンネルからプロセッサ
へデータを転送するための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】データを転送するための中間記憶デバイ
スとして、FIFOリング記憶装置としても知られる循
環FIFOメモリを使用できることは知られている。
U.ティーチェおよびCh.シェンクによって著された
刊行物「半導体回路技術」第9版、286ページに、か
かるFIFOリング記憶装置の一例が記載されている。
このFIFOリング記憶装置の書き込みおよび読み出し
プロセスは書き込みポインタ(入力ポインタ)および読
み出しポインタ(出力ポインタ)によってそれぞれ制御
され、これらポインタはケースごとにデータをどの記憶
ステージに書き込みできるか、およびデータをどの記憶
ステージから読み出しできるかを、示すようになってい
る。一旦、このFIFO記憶装置が満杯状態となると、
更にデータを入力してはならず、入力した場合、データ
はまだ読み出されていないデータにオーバーライトされ
ることになる。オーバーライトが支障を生じさせるよう
な状況を想像できるが、既知のリング記憶装置はかかる
無害のオーバーライトを可能にするような対策は講じて
いない。記憶内容のオーバーライトは認められないの
で、データを更に処理しなければならないようなプロセ
ッサと関連して検討すると、それほど大きくないフレキ
シビリティしか存在しない。既知のFIFOリング記憶
装置のケースではブロックが現在のデータを含むことの
保証がないのと同じように、所定の数の連続する記憶ス
テージからのブロックからプロセッサが常時読み出しを
行い、かつブロックの第1ステージで読み出しプロセス
が開始し、ブロックの最終ステージで終了することを保
証するような対策は講じられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接続されたデータ値の
ブロックを読み出すことは、MAXIM社からのタイプ
MAX125またはMAX126データ収集回路で既に
行われている。この回路は4つの入力チャンネルを提供
しており、これらチャンネルによって入力信号をサンプ
リングできる。4つのステージを備えた中間記憶装置に
はサンプリング値が記憶され、中間記憶装置は連続する
サンプリングの順にサンプリング値を収集するようにな
っている。ここで、4つのサンプリング値は1つのブロ
ックを形成し、このブロックはその後、プロセッサによ
って読み出しできる。4つのサンプリング値しか記憶で
きないので、記憶装置が満杯状態となった場合にはいつ
も、プロセッサは読み出しプロセスを実行しなければな
らない。このことは、より長いインターバルで、すなわ
ち4つの入力チャンネルにおける2つの連続する信号サ
ンプリング操作の間の時間差よりも長いインターバルで
読み出し操作を実行することが好ましいので、プロセッ
サは処理サイクルに関する時間が限定されていることを
意味する。このような公知のデータ転送プロセスを用い
ても、プロセッサが必要とするデータの読み出し操作に
関するプロセッサのフレキシビリティは限られている。
【0004】本発明は、データの保全性を失うことな
く、プロセッサによる読み出しプロセスの時間制御に関
するフレキシビリティを高めることができる、データの
転送用の方法を提供するための条件を定めることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この条件は、所定のシー
ケンスを維持しながら、最終ステージの出力端が最初の
ステージの入力端に接続されているn個の記憶ステージ
を備えた循環FIFO記憶装置により、前記所定のシー
ケンスでサンプリングされたN個のチャンネルからプロ
セッサへデータを転送するための方法であって、 a)FIFO記憶装置へのデータの書き込み操作ごと
に、最後に書き込みされた記憶ステージを指定する値
に、書き込みポインタをセットする工程と、 b)FIFO記憶装置からのデータの読み出し操作ごと
に、その後読み出すべき記憶ステージを指定する値に読
み出しポインタをセットし、読み出しプロセスが常にi
×N個(ここでiは整数であり、i×N<nである)の
記憶ステージからのデータの読み出しを常に行う工程
と、 c)トリガーポインタを値j×N(jは整数であり、j
×N<nかつi≦jである)にセットする工程と、 d)書き込みプロセス後、書き込みポインタの値がトリ
ガーポインタの値以上であれば、読み出し操作を認める
工程と、 e)各読み出し操作後、トリガーポインタの値をi×N
の1つのトリガーステップだけ増加する工程と、 f)書き込みポインタの値が読み出しポインタの値に達
すると、読み出しポインタの値およびトリガーポインタ
の値をNだけ増加する工程とを実施する、データを転送
するための方法によって満足される。
【0006】本発明に係わる方法を使用することによ
り、一旦読み出しプロセスが認められれば、プロセッサ
は記憶装置の連続ステージ内に含まれる1つ以上の、デ
ータブロックを読み出し、更に処理することができる。
新しく到着したデータが既に記憶されているデータにオ
ーバーライトされたとしても、FIFO記憶装置の循環
構造により更に2つの読み出し操作の間の比較的長い時
間分離によって、トリガーポインタの使用および読み出
しポインタの順方向のステップ操作は次の読み出し操作
をするために、プロセッサがデータブロックの最初のデ
ータ値を含む記憶ステージで常にスタートすることを保
証し、更にこのようにサンプリングされたチャンネルか
ら生じた信号とプロセッサによって読み出された信号と
が連続してコヒーレントであることを保証する。従っ
て、読み出し操作の時間制御に関し、プロセッサの側で
かなりのフレキシビリティが保証される。
【0007】本明細書の末尾の実施態様項には本発明の
さらなる効果的な改良例が示されている。次に、添付図
面を参照して本発明について説明する。
【0008】図1に示された回路装置10はアナログ入
力チャンネル12を備えたアナログ−デジタルコンバー
タであり、このコンバータはこれらチャンネルへ送られ
たアナログ信号をデジタル信号に変換できる。これら信
号はデータ出力端14から読み出すことができ、図には
示されていないプロセッサによって更に処理できるよう
になっている。
【0009】図示されたアナログ−デジタルコンバータ
の正確な構造は説明する発明に関する限り重要ではない
ので、その本質的な部品しか簡単に説明せず、かつ本発
明に関連して説明するだけである。理解できるように、
4つの入力チャンネル12へ送られる信号をサンプリン
グするために、瞬間値記憶装置16〜22が設けられて
いる。これら記憶装置16〜22はサンプル・ホールド
回路として知られているので、S/Hと表示する。これ
らサンプル・ホールド回路によって出力されるサンプリ
ング変数は、マルチプレクサ24を介し、適当なコンバ
ータ回路26へ送られる。コンバータ回路26には基準
電圧源28からの基準電圧を提供できる。次に、出力信
号はFIFO記憶装置30およびバッファ記憶装置32
を介し、データ出力端14へ到着する。FIFO記憶装
置30は循環FIFO記憶装置、すなわちリング記憶装
置であり、後にこれら記憶装置を参照する。
【0010】アナログ−デジタルコンバータ内の機能シ
ーケンスは、制御ロジック34および制御レジスタ36
によって制御される。この制御ロジック34は制御信号
入力端38を有し、これら入力端によって制御信号を制
御ロジックへ送ることができ、次にこの制御信号は制御
ロジック34における特定のプロセスを開始させる。
【0011】図2は、FIFO記憶装置30の略図であ
り、この記憶装置では記憶ステージは循環構造となって
いることが図から理解できる。循環構造となっているこ
とは、最終ステージの出力端が最初のステージの入力端
に接続されていることを意味する。公知のように、最も
簡単な形態のFIFO記憶装置は最初のステージの入力
端にデータを送り、最終ステージの出力端からデータを
出力するよう、n個のステージを含むシフトレジスタと
なっている。
【0012】新しいデータ値が入力されるごとに、第1
ステージから最終ステージへ1つのデータ値が他方のデ
ータ値の後に続くように、データ値をシフトするシフト
プロセスが開始される。このようなやり方によって最初
に入力されたデータは最初に出力される。従って、出力
端に生じるデータのシーケンスは入力端へ送られたシー
ケンスに正しく対応する。図2のFIFO記憶装置30
の特別な特徴はステージが循環構造となっていること、
すなわち最終ステージの出力端が最初のステージの入力
端に接続されるようなリング形状となっていることであ
る。図2では、下記の記載のために、16個の記憶ステ
ージが設けられているものとするが、このステージの数
は一般にn個と表示でき、ここではn=16となってい
る。FIFOリング記憶装置は読み出しおよび書き込み
操作をそれぞれ制御するために読み出しポインタまたは
書き込みポインタを利用することが知られている。これ
らポインタは、記載した実施例では総計16のカウンタ
位置を取り得るカウンタによって最も簡単な形態に実現
できる。各ケースにおけるカウンタ位置は記憶デバイス
のステージのうちの1つをポイントする。よって、書き
込みポインタは最終書き込み操作で書き込みを行ったス
テージを示し、他方、読み出しポインタは次の読み出し
操作中に読み出すことのできるステージを示す。
【0013】4つの入力チャンネル12の連続するサン
プリングによって既に生じたデータ値の全データブロッ
クを、各読み出し操作中に読み出さなければならない旨
のリクエストがプロセッサからなされた時、データをブ
ロックごとに読み出しできるようにするために、1つの
読み出しポインタと1つの書き込みポインタを設けるだ
けでは十分ではない。結局、FIFO記憶装置30内で
4つのデータ値の全ブロックを利用できるようになる前
に、プロセッサがあらかじめデータを読み出す必要性が
生じることもあり得る。
【0014】このような理由から、入力チャンネル12
の数の偶数の倍数である記憶ステージをポイントするよ
うな別のポインタ、いわゆるトリガーポインタが設けら
れる。図示した実施例では、このトリガーポインタは8
番目の記憶ステージをポイントする。異なるポインタを
設定し、モニタする制御ロジック34により、FIFO
記憶装置30への書き込み操作を開始した後に、8番目
の記憶ステージにいつ書き込みがなされたかを判断する
こと、すなわちトリガーポインタの値が書き込みポイン
タの値に等しくなったことを確認できる。このような条
件が満たされた時に限り、すなわち書き込みポインタが
トリガーポインタ以上となった時に限り、読み出し操作
がイネーブルされる。これによってプロセッサは4つの
データ値の2つの完全データブロックの各々がFIFO
記憶装置30内に既に存在した場合に限り、読み出し操
作を実行できるようになる。従って、プロセッサはこの
ような状態が好ましければ、これら2つのデータブロッ
クを読み出す状態となる。このような状態の発生および
読み出し操作の対応するイネーブル操作は一定のインタ
ーバルでプロセッサが問い合わせている、出力端40に
生じる出力信号によって表示される。
【0015】当然ながらこれらトリガーポインタは、出
力端40に対応する信号を加えることにより、4番目の
記憶ステージの書き込みを行った後に、または12番目
の記憶ステージに書き込みを行った後に限り、読み出し
操作を行うことができるよう、当然、4番目の記憶ステ
ージまたは12番目の記憶ステージにセットしてもよ
い。
【0016】8つの連続する記憶ステージに記憶された
データ値からデータブロックを読み出した後に、読み出
しポインタは9を示す。すなわち1〜9をセットし、よ
って9番目の記憶ステージで次の読み出し操作を開始す
る。各読み出し操作後、1回のトリガーステップにより
トリガーポインタの値は増加される。このトリガーポイ
ンタの値は入力チャンネルの数の偶数倍に対応するが、
利用できる記憶ステージの数よりも大であってはなら
ず、かつ先に読み出された記憶ステージの数よりも小さ
くてはならない。上記実施例では、トリガーステップは
値8を有するので、読み出し操作が完了した時にトリガ
ーポインタは16番目の記憶ステージをポイントする。
従って、想定するケースでは、書き込みポイントは16
番目の記憶ステージまで進んでいないので、プロセッサ
によって更に読み出し操作を実行することはできない。
読み出しがイネーブルされていないからである。書き込
みポインタの値が新しく設定されたトリガーポインタの
値に一致する場合に限り、次のデータブロックを読み出
すことができる。
【0017】ポインタが相互作用し合うことにより4つ
の入力チャンネル12の連続サンプリングによって発生
した4つのデータ値の完全データブロックを読み出しの
ために利用できるように常時保証できる。一般的にはこ
れらポインタのこのような相互作用は次のように定義で
きる。
【0018】n個の記憶ステージのFIFO記憶装置に
より読み出し操作ごとにi×N個の記憶ステージを読み
出すと仮定する。ここで、Nは入力チャンネルの数であ
り、他方、iは整数であって、i×N<nである。
【0019】処理の開始時における初期化プロセス中、
トリガーポインタTZはj×Nの値にセットされる。こ
こで、jは整数であり、j×N<nであり、i≦jであ
る。
【0020】各読み出し操作後、トリガーポインタTZ
はi×Nの1つのトリガーステップTSだけ進められ
る。このように書き込みよおび読み出し操作を制御する
ために、3つのポインタを使用することによっても、記
憶されたデータブロックと入力チャンネルでサンプリン
グされたデータとの間の相関性を失うことなく、記憶装
置内でデータをオーバーライトすることが可能となって
いる。このようなデータのオーバーライトは次のような
場合に起こり得る。すなわち長時間プロセッサがFIF
O記憶装置30からのデータを必要とせず、よって記憶
装置内に連続的な書き込みを行った場合、16番目の記
憶ステージから最初の記憶ステージまでもう1回書き込
みポインタがセットされる場合にデータのオーバーライ
トが生じ得る。当然ながらオーバーライトされたデータ
が失われ、現在のデータに置き換えられるが、プロセッ
サが各ケースで現在のデータしか必要としないか、また
は一部の古いデータのオーバーライトが更なる処理を阻
害しないよう、データが冗長であるようなアプリケーシ
ョンもある。
【0021】記憶されたデータと入力チャンネルによっ
てサンプリングされたデータとの間の相関性が失われな
いように保証するために、オーバーライトの開始を設定
するチェックプロセスをまず開始する。このチェックプ
ロセスでは読み出しポインタと書き込みポインタとを比
較する。書き込みポインタの値が読み出しポインタの値
と等しくなれば、このことはまだ読み出されていない記
憶ステージへの書き込みが行われることを示す。この場
合、現在のデータによる記憶ステージのオーバーライト
が開始する。このような状態が検出されるとすぐに、読
み出しポインタの値は入力チャンネルの数だけ増加され
る。すなわち次の例では4だけ増加され、よって読み出
しポインタは第5番目の記憶ステージをポイントする。
このことは、次の可能な読み出し操作の場合に第5番目
の記憶ステージ内のデータにより、すなわち記憶ステー
ジ5〜8内に記憶されているデータブロックの第1デー
タ値により読み出しが開始することを意味する。同時
に、トリガーポインタの値も入力チャンネルの数だけ増
加され、記憶装置内で読み出しのための全データブロッ
クが利用できるようになった場合に、次の読み出し操作
しかイネーブルされないことが保証される。
【0022】図3のフローチャートを参照し、FIFO
記憶装置30を使ったデータ伝送プロセスを説明する。
スタート後、ステップ1において、書き込みポインタS
Zの値がトリガーポインタTZの値以上であるかどうか
を判断するためにチェックを行う。条件が満たされるま
でこのチェックプロセスを続ける。ステップ2におい
て、条件が満たされると、出力端40における信号DA
TA_AVがアクティーブ状態とされ、この読み出しが
許可された旨の表示をプロセッサに行う。
【0023】ステップ3では、呼び出しポインタによっ
て表示された記憶ブロックとトリガーポインタによって
表示された記憶ブロックとの間のデータブロックが既に
読み出されたかどうかを確認するためのチェックが行わ
れる。このチェックは記憶ステージを読み出すごとに1
だけ進められる読み出しポインタの値とトリガーポイン
タの値とを比較することによってこのチェックを実現で
きる。これら記憶ブロックが読み出されていれば、ステ
ップ4で信号DATA_AVが非アクティブ状態とさ
れ、トリガーポインタは先の値とトリガーのステップT
Sとの合計から得られる新しい値にセットされる。ステ
ップ1へリターンした後に再び書き込みポインタの値が
トリガーポインタの値以上となったかどうかをチェック
する。実施可能であれば、ステップ2、3および4をも
う1回実行する。
【0024】ステップ3で読み出し操作が行われていな
いと確認された場合、桁上げが既に行われたかどうか、
すなわち書き込みポインタSZの値が読み出しポインタ
LZの値に等しくなった状態に達したかどうかのチェッ
クをステップ5で行う。桁上げが行われていなければ、
機能シーケンスはステップ3へリターンし、再び読み出
し操作が行われたかどうかのチェックを行う。しかしな
がら、桁上げが行われていれば、すなわちまだ読み出さ
れていない記憶ステージにデータのオーバーライトが行
われていれば、読み出しポインタの値だけでなく、トリ
ガーポインタの値も入力チャンネルの数だけ増加する。
【0025】循環FIFO記憶デバイスにおける読み出
しポインタと書き込みポインタとトリガーポインタとの
相互作用により、入力チャンネルから出力チャンネルへ
データを転送する極めてフレキシブルな方法が得られ、
これによりデータの保全性を無傷に維持しながら、プロ
セッサはデータを非同期状態で読み出すことができる。
【0026】以上の説明に鑑み、更に以下の項を開示す
る。 (1)所定のシーケンスを維持しながら、最終ステージ
の出力端が最初のステージの入力端に接続されているn
個の記憶ステージを備えた循環FIFO記憶装置によ
り、前記所定のシーケンスでサンプリングされたN個の
チャンネルからプロセッサへデータを転送するための方
法であって、 a)FIFO記憶装置へのデータの書き込み操作ごと
に、最後に書き込みされた記憶ステージを指定する値に
書き込みポインタ(SZ)をセットする工程と、 b)FIFO記憶装置(30)からのデータの読み出し
操作ごとに、その後読み出すべき記憶ステージを指定す
る値に読み出しポインタ(LZ)をセットし、読み出し
プロセスが常にi×N個(ここでiは整数であり、i×
N<nである)の記憶ステージからのデータの読み出し
を常に行う工程と、 c)トリガーポインタ(TZ)を値j×N(jは整数で
あり、j×N<nかつi≦jである)にセットする工程
と、 d)書き込みプロセス後、書き込みポインタ(SZ)の
値がトリガーポインタ(TZ)の値以上であれば、読み
出し操作を認める工程と、 e)各読み出し操作後、トリガーポインタ(TZ)の値
をi×Nの1つのトリガーステップ(TS)だけ増加す
る工程と、 f)書き込みポインタ(SZ)の値が読み出しポインタ
(LZ)の値に達すると、読み出しポインタ(LZ)の
値およびトリガーポインタ(TZ)の値をNだけ増加す
る工程とを実施する、データを転送するための方法。
【0027】(2)転送すべきデータがアナログデータ
であり、アナログデータを4つのチャンネルでサンプリ
ングし、アナログ−デジタルコンバータ内でデジタルデ
ータに変換し、よってFIFO記憶デバイス(30)内
でサンプリングされるチャンネルのシーケンスにこの変
換されたデジタルデータを記憶し、これにより4つの変
換されたデジタルデータの4つのブロックの各々を、1
つが他方のブロックに続くよう記憶できるようになる、
第1項記載の方法。
【0028】(3)トリガーポインタ(TZ)をまず値
8にセットし、よって8番目の記憶ステージにデータを
書き込む最初の時に、FIFO記憶デバイス(30)か
らの読み出し操作をイネーブルし、各読み出し操作後、
トリガーポインタ(TZ)の値を少なくとも4だけ増加
し、よってその後の読み出し操作において、少なくとも
4つの連続する記憶ステージからのデータを読み出すこ
とができる、第2項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるデータ転送方法を実施できる回
路装置の一例を示すブロック図である。
【図2】循環FIFO記憶デバイスの略図である。
【図3】図2の記憶デバイスで行われる書き込みプロセ
スおよび読み出しプロセスを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
30 循環FIFO記憶装置 SZ 書き込みポインタ LZ 読み出しポインタ TZ トリガーポインタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リハルト オエド ドイツ連邦共和国 ラントシュット,ヴァ インチアールシュトラーセ 35 (72)発明者 マンフレット クリスト ドイツ連邦共和国 フライジング,アン デル モーザッハ 7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定のシーケンスを維持しながら、最終ス
    テージの出力端が最初のステージの入力端に接続されて
    いるn個の記憶ステージを備えた循環FIFO記憶装置
    により、前記所定のシーケンスでサンプリングされたN
    個のチャンネルからプロセッサへデータを転送するため
    の方法であって、 a)FIFO記憶装置へのデータの書き込み操作ごと
    に、最後に書き込みされた記憶ステージを指定する値に
    書き込みポインタ(SZ)をセットする工程と、 b)FIFO記憶装置(30)からのデータの読み出し
    操作ごとに、その後読み出すべき記憶ステージを指定す
    る値に読み出しポインタ(LZ)をセットし、読み出し
    プロセスが常にi×N個(ここでiは整数であり、i×
    N<nである)の記憶ステージからのデータの読み出し
    を常に行う工程と、 c)トリガーポインタ(TZ)を値j×N(jは整数で
    あり、j×N<nかつi≦jである)にセットする工程
    と、 d)書き込みプロセス後、書き込みポインタ(SZ)の
    値がトリガーポインタ(TZ)の値以上であれば、読み
    出し操作を認める工程と、 e)各読み出し操作後、トリガーポインタ(TZ)の値
    をi×Nの1つのトリガーステップ(TS)だけ増加す
    る工程と、 f)書き込みポインタ(SZ)の値が読み出しポインタ
    (LZ)の値に達すると、読み出しポインタ(LZ)の
    値およびトリガーポインタ(TZ)の値をNだけ増加す
    る工程とを実施する、データを転送するための方法。
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