JP2998386B2 - マイクロコンピュータ - Google Patents

マイクロコンピュータ

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JP2998386B2
JP2998386B2 JP4007183A JP718392A JP2998386B2 JP 2998386 B2 JP2998386 B2 JP 2998386B2 JP 4007183 A JP4007183 A JP 4007183A JP 718392 A JP718392 A JP 718392A JP 2998386 B2 JP2998386 B2 JP 2998386B2
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circuit
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敏雄 榎本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロコンピュータに
関し、特に電源監視回路を内蔵したマイクロコンピュー
タのテスト回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電源監視回路を内蔵したマイクロ
コンピュータは、図3に示すように、ROM1とそのバ
ス制御回路15,RAM2,CPU3,システム制御回
5a,リセット信号生成回路9,電源監視回路8,内
部バス6,テストモード設定信号線11,テストモード
信号線12およびリセット信号線10とを有し、外部バ
ス7を介して外部回路と信号の授受をしていた。
【0003】次にこのマイクロコンピュータの選別テス
ト項目のうち、最低動作保証電圧のテストについて説明
する。最低動作保証電圧は、このマイクロコンピュータ
を外部バス7を介してLSIテスタに接続し、電源電圧
を所定の電圧値に設定する。そしてテストモード設定信
号11をアクティブにし、ROM1につながるバス制御
回路15を制御してROM1を内部バス6から切離す。
【0004】次に入出力ポート4を制御してLSIテス
タから外部バス7を介し命令を入力し、その実行時の状
態を外部バス7に出力する。LSIテスタはこの状態を
読取り予めシミュレーション求められている期待値デ
ータと比較して、マイクロコンピュータが正常に動作し
ているかを判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の電源監視回
路を内蔵したマイクロコンピュータは、最低動作保証電
圧のテストにおいて(最低動作保証電圧)VMIN>
(電源監視回路動作電圧)VOP>(最低動作電圧)V
OMIの条件を満たしているかどうかのテストが重要で
ある。従来行われていたテストでは、図4に示すように
そのマイクロコンピュータの動作規格に規定する最低動
作保証電圧VMINに対し適度なマージンを下にとり、
その電源電圧にて正常動作をするかを判定していた。
【0006】一般に最低動作保証電圧よりも低い電源電
圧ではその動作は保証できないため、誤動作をする可能
性がある。一方ある温度において電源投入時に、Vか
ら動作電圧へ遷移する過程において、先にあげた誤動作
領域を通過せざるを得ない。つまり、マイクロコンピュ
ータは電源投入スタート時に誤動作領域の動作履歴を保
持したまま通常動作領域で動作を開始する可能性が残
り、この時は誤動作となる。
【0007】この問題の解決方法として、図5(a)に
示すようにマイクロコンピュータが実際に動作を開始す
る最低動作電圧よりも高いレベルで電源監視回路が動作
してシステム全体を初期化する方式がある。
【0008】従来のテストでは、図4に示したように最
低動作保証電圧VMINに対し下に適当なマージンをと
った電源電圧のテストポイントPでテストをしていた。
このため、電源監視回路を内蔵したマイクロコンピュー
タにこのテストを行うと、電源監視回路が動作し、マイ
クロコンピュータにリセットが掛ったままテストしてし
まう場合があるという問題があった。
【0009】また、電源監視回路動作電圧VOPと最低
動作電圧について独立にテストできないため、図5
(b)に示すようにVMIN>VOMI>VOPとなる
ICも良品として判定してしまう。
【0010】このようなICは電源電圧をVから上げ
て行くと、まず電源監視回路が動作し、その後ICが動
作を開始するため誤動作領域Bの履歴を最低動作保証電
圧以上の安定動作領域まで持こみ誤動作をする不具合品
である。つまり、不具合品の除去ができないという問題
がありまたこのようなICは図5(c)に示すような電
池交換時の電圧変化に対しても誤動作をする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロコンピ
ュータは、内部にROM,RAM,CPU,入出力ポー
ト,内部バスおよびそれらによって構成される内部回路
システムを制御するシステム制御回路とリセット信号
生成回路と、前記内部回路システムに供給される電源電
圧を監視して、所定電圧において電源監視信号を出力し
て前記リセット信号生成回路を動作させる電源監視回路
とを有し、テスト用プログラムの命令を実行して動作を
テストするテストモードを備えるマイクロコンピュータ
において、前記電源監視回路の出力端と前記リセット信
号生成回路の入力端との間に、前記システム制御回路の
出力する切換信号に制御されて前記電源監視信号を通常
動作モードでは前記リセット信号生成回路へ、前記テス
トモードでの最低動作電圧テスト時には電源監視出力信
号線を介して外部へ切換え出力する切換回路を挿入して
構成されている。
【0012】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明のマイクロコンピュータのブロック図
である。本実施例のマイクロコンピュータは、図3の従
来のマイクロコンピュータの有するROM1,RAM
2,CPU3および入出力ポート4に、システム制御回
路5の出力する切換信号14に制御されて電源監視回路
8の出力信号を、b端を介してリセット信号生成回路9
に、またc端を介して電源監視出力信号線16に切換え
て接続する切換回路13を付加している。
【0013】次に、動作を説明すると、通常モードの電
源投入スタート時は切換回路13のa・b端が接してお
り、電源電圧VDの上昇と共に、個々の回路がバラバラ
に動作を開始し、電源監視回路8の作動をトリガとして
リセット信号生成回路9が動作し、システムリセットを
して通常動作状態となる。
【0014】一方テストモード時は、外部よりテストモ
ード設定信号11をアクティブにすることでテストモー
ド信号12アクティブにし、バス制御回路15を動作さ
せ、ROM1を内部バス6から切離す。また外部バスよ
り入出力ポート4を介して内部に命令を入れて種々のテ
ストを行いその結果を入出力ポート4を介して外部バス
7に出力し、結果を読出し、LSIテスタにてパターン
との照合を行なう。
【0015】また、最低動作電圧VOMIのテストはテ
ストモードスタート時に切換回路13をa・b端方向に
切換えて電源を立上げ、システムリセットをかけて動作
を開始しておき、その後切換信号14をアクティブにし
て、切換回路13をa・c端に切換えた後に、外部から
命令を入れ、その出力により内部の動作を照合しながら
電源電圧を下げていく。
【0016】電源電圧VDがあるポイントまで下がる
と、電源監視回路8が作動し、その信号は電源監視出力
信号線16を介して外部に出力される。LSIテスタは
この信号を読み、その時の電源電圧を電源監視回路作動
電圧とする。この時切換回路13はa・c端に接続され
ているのでリセット信号10は発生しない。
【0017】さらに電源電圧VDを下げていくと、内部
の状態出力とLSIテスタの期待値が異なるところが現
れる。この時の電源電圧VDを最低動作電圧VOMIと
する。ここで電源監視回路作動電圧VOPと最低動作電
圧VOMIが上記の説明と逆の場合は、それぞれの状態
の変化の順も上記説明の逆となる。
【0018】図2は本発明の第2の実施例のブロック図
である。第1の実施例との相違は、マイクロコンピュー
タの内部に予めテスト用のプログラムを入れたテストR
OM17と制御バス15が付加されている点である。
【0019】第1の実施例の場合において、最低動作電
圧VOMIを求める場合、外部より命令を入れ、それの
実行が正しく行われるかを判定していた。
【0020】本実施例の場合は、予めテストROM17
設けられているのでこのテストROM17に書かれて
いる命令を読出し実行する。実行結果はいったんRAM
上にメモリし、それを後で読出し、LSIテスタ上の期
待値と照合し、その結果が正しい限界値を最低動作電圧
VOMIとする。本実施例のマイクロコンピュータは、
ROM1による最低動作電圧VOMIの限界もテストR
OM17の物理的構造をROM1と同一にしておけばテ
ストROM17の限界で代用できる。
【0021】さらに本実施例によれば、クロックを与え
て内部命令群の実行結果をRAM2から読出すので、L
SIテスタを用いて並列測定でき、生産能力が上がる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明は電源監視回
路内蔵マイクロコンピュータにおいて、電源監視回路作
動電圧と最低動作電圧をそれぞれ独立に測定できるとい
う効果を有する。
【0023】これによる〔(最低動作保証電圧)VMI
N>(電源監視回路動作電圧)VOP>(最低動作電
圧)VOMI〕という関係を保証でき、電源投入時に不
具合動作をおこすチップを選別にて除去できるので、品
質の向上に大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施例のブロック図である。
【図3】従来のマイクロコンピュータの一例のブロック
図である。
【図4】図3のブロックの動作を説明するための電圧特
性図である。
【図5】(a)〜(c)は図3の各電圧と電源電圧を示
す図である。
【符号の説明】
1 ROM 2 RAM 3 CPU 4 入出力ポート 5 システム制御回路 6 内部バス 7 外部バス 8 電源監視回路 9 リセット信号生成回路 10 リセット信号 11 テストモード設定信号 12 テストモード信号 13 切換回路 14 切換信号 15 バス制御回路 16 電源監視出力信号線 17 テストROM

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にROM,RAM,CPU,入出力
    ポート,内部バスおよびそれらによって構成される内部
    回路システムを制御するシステム制御回路とリセット
    信号生成回路と、前記内部回路システムに供給される電
    源電圧を監視して、所定電圧において電源監視信号を出
    力して前記リセット信号生成回路を動作させる電源監視
    回路とを有し、テスト用プログラムの命令を実行して動
    作をテストするテストモードを備えるマイクロコンピュ
    ータにおいて、 前記電源監視回路の出力端と前記リセット信号生成回路
    の入力端との間に、前記システム制御回路の出力する切
    換信号に制御されて前記電源監視信号を通常動作モード
    では前記リセット信号生成回路へ、前記テストモード
    の最低動作電圧テスト時には電源監視出力信号線を介し
    て外部へ切換え出力する切換回路を挿入したことを特徴
    とするマイクロコンピュータ。
  2. 【請求項2】 予めテスト用プログラムを格納するテス
    トROMを設けたことを特徴とする請求項1記載のマイ
    クロコンピュータ。
JP4007183A 1992-01-20 1992-01-20 マイクロコンピュータ Expired - Lifetime JP2998386B2 (ja)

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