JP2996833B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2996833B2
JP2996833B2 JP5124812A JP12481293A JP2996833B2 JP 2996833 B2 JP2996833 B2 JP 2996833B2 JP 5124812 A JP5124812 A JP 5124812A JP 12481293 A JP12481293 A JP 12481293A JP 2996833 B2 JP2996833 B2 JP 2996833B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録再生装置に関
し、さらに詳細には再生感度の調整を自動的に行う磁気
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のノイズリダクションシステムを備
えた磁気気記録再生装置において磁気テープから再生さ
れた再生信号のレベルは所定レベル内に設定することが
要求される。この設定のために再生感度の調整が出荷時
に行われている。再生感度の従来の調整は、外部に信号
発生器、ミリボルトメータなどの測定器等を磁気記録再
生装置に接続し、外部から手動で行われていた。例えば
図2に示す従来の磁気記録再生装置において、記録信号
入力端子1に外部より基準信号を入力し、記録レベル調
整ポテンショメータ2の摺動子の位置を最大出力位置に
設定し、再生レベル調整指示信号を受けたマイクロコン
ピュータ10の制御のもとに記録側に切り換えられた切
り換えスイッチ3を介して、ノイズリダクション回路を
含む増幅器4に基準信号を供給し、増幅器4の出力をレ
ベルメータを駆動するレベル増幅器5に供給して増幅
し、レベル増幅器5の出力電圧を測定しながら、所定レ
ベルになる様に、レベル増幅器5の入力信号レベルを調
整するレベル調整ポテンショメータ6の摺動子の位置を
調整する。
【0003】ついで、切り換えスイッチ3を再生側に切
り換え、基準信号が記録されたテスト磁気テープを再生
し、再生増幅器7によって増幅された再生出力を増幅器
4によって増幅し、増幅器4の出力電圧レベル、すなわ
ち再生信号出力端子9の出力電圧を測定しながら、該電
圧が所定レベルになる様に再生レベル調整ポテンショメ
ータ8を調整していた。なお、図2において、符号11
は再生用磁気ヘッドを、符号12はマイクロコンピュー
タ10によって制御される磁気記録再生装置の機構部を
示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た手動による調整を行うときは調整に時間がかかるとい
う問題点があった。このため磁気記録再生装置の製造時
における再生感度の調整において省力化ができないとい
う問題点が生じていた。
【0005】本発明は、レベル増幅器のばらつきの調整
も含めて再生感度の調整を自動化することができる磁気
記録再生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気記録再生装
置は、磁気テープから再生した再生信号を分圧するポテ
ンショメータと、前記ポテンショメータからの出力電圧
が印加される再生端子とキャリブレーション端子とを有
する切り換えスイッチと、前記切り換えスイッチの出力
を入力してノイズリダクションするノイズリダクション
手段からの出力を増幅してレベルメータを駆動するレベ
ル増幅器と、再生感度調整時基準信号と同一周期でかつ
所定レベルの方形波を発生する方形波発生手段と、前記
方形波を積分して前記キャリブレーション端子に印加す
る積分器と、前記キャリブレーション端子を介して出力
される前記積分器からの出力を増幅した前記レベル増幅
器の出力レベルを記憶する第1記憶手段と、再生感度調
整時前記切り換えスイッチをキャリブレーション端子側
に切り換えかつ前記第1記憶手段に前記レベル増幅器の
出力レベルを記憶したとき前記切り換えスイッチを再生
端子側に切り換え制御する手段と、前記再生端子を介し
て出力される基準信号を記録した磁気テープの再生信号
を増幅したときの前記レベル増幅器の出力レベルが前記
第1記憶手段に記憶の値と等しくなるように前記ポテン
ショメータの摺動子の位置を制御して等しくなったとき
の前記摺動子の位置を記憶する第2記憶手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の磁気記録再生装置は、再生感度調整時
には方形波発生手段から発生された方形波信号が出力さ
れ、この方形波信号は積分器によって積分される。積分
された方形波信号はノイズリダクション手段を通してレ
ベル増幅器において増幅され、増幅された出力レベルは
第1記憶手段に記憶される。この記憶に続いて基準信号
が記録された磁気テープから再生した再生信号がポテン
ショメータで分圧され、ポテンショメータからの出力信
号がノイズリダクション手段を通してレベル増幅器にお
いて増幅され、増幅された出力レベルが第1記憶手段に
記憶された値と等しくなるようにポテンショメータの摺
動子の位置が制御されて等しくなったときの前記摺動子
の位置が第2記憶手段に記憶される。方形波信号レベル
は所定レベルに設定されており、この結果、第2記憶手
段に記憶の摺動子位置はノイズリダクション手段に要求
される再生信号レベルに対応する値となっている。また
この場合に、レベル増幅器にばらつきがあっても、それ
が補正されて再生信号レベルが設定されている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明の一実施例の構成を示すブロック図である。
【0009】本実施例の磁気記録再生装置は、記録信号
入力端子1に供給された記録信号と、再生磁気ヘッド1
1からの再生信号を増幅した再生増幅器7の出力信号と
の一方を切り換えスイッチ3によって選択し、切り換え
スイッチ3からの出力電圧をポテンショメータ13に印
加してレベルを調整し、ポテンショメータ13からの出
力電圧を切り換えスイッチ14の一方に印加する。
【0010】ここで、切り換えスイッチ3は記録端子
(REC)と再生端子(PB)とを備えてマイクロコン
ピュータ10からの制御信号によって調整時は再生端子
(PB)側に切り換えられるように構成してある。切り
換えスイッチ14は記録再生端子(NOL)とキャリブ
レーション端子(CAL)とを備えマイクロコンピュー
タ10からの制御信号によって切り換えられるように構
成してある。さらに、レベル調整ポテンショメータ13
はその摺動子の位置がマイクロコンピュータ10からの
制御信号によって設定されるように構成してある。
【0011】切り換えスイッチ14からの出力はノイズ
リダクション回路を含む増幅器4に供給して増幅し、増
幅出力はレベル増幅器5に供給すると共に、再生信号出
力端子9に供給する。レベル増幅器5からの出力電圧は
マイクロコンピュータ10に供給する。
【0012】マイクロコンピュータ10は、調整指示が
されているとき切り換えスイッチ3を再生端子(PB)
側に切り換える制御信号を出力し、かつ切り換えスイッ
チ14をキャリブレーション端子(CAL)側に切り換
え引き続いて記録再生端子(NOL)側に切り換える制
御信号を出力し、後記するデジタルデータに基づく位置
にポテンショメータ13の摺動子の位置を制御する制御
信号を出力する制御手段15と、入力アナログ信号をデ
ジタルデータに変換するアナログ/デジタル変換手段1
6と、所定レベルであってかつ基準信号と同一周期の方
形波信号を発生する方形波発生手段17とを機能的に備
え、アナログ/デジタル変換手段16からのデジタルデ
ータをメモリ18の所定領域に格納すると共に、メモリ
18に格納されたデジタルデータを参照して、デジタル
データに基づく位置にポテンショメータ13の摺動子の
位置を制御し、摺動子位置をメモリ18の他の所定領域
に格納する。
【0013】方形波発生手段17から出力された方形波
信号は減衰器19に供給して減衰させ、減衰器19から
の出力方形波信号は積分器20に供給して積分し、積分
器20からの積分出力は切り換えスイッチ14のキャリ
ブレーション端子側に供給してある。
【0014】上記のように構成した本実施例の磁気記録
再生装置において、調整指示がなされると、マイクロコ
ンピュータ10の制御手段15から出力される制御信号
によって切り換えスイッチ3は再生端子(PB)側に切
り換えられ、切り換えスイッチ14はキャリブレーショ
ン端子(CAL)側に切り換えられる。同時にマイクロ
コンピュータ10の方形波発生手段17から方形波信号
が出力され、該方形波信号は減衰器19によって減衰さ
せられ、減衰させられた方形波信号は積分器20によっ
て積分される。
【0015】積分器20から出力された積分出力は切り
換えスイッチ14を介して増幅器4に供給され、増幅器
4にて増幅されて、マイクロコンピュータ10のアナロ
グ/デジタル変換手段16によってデジタルデータに変
換される。この変換されたデジタルデータはメモリ18
に格納される。このデジタルデータはレベルメータ5を
含む前段の構成によってばらつき、磁気記録再生装置個
々によって異なったデジタルデータとなる。
【0016】デジタルデータのメモリ18への格納が済
むと、マイクロコンピュータ10の制御手段15からの
制御信号によって切り換えスイッチ14は記録再生端子
(NOL)側に切り換えられる。この状態でデジタル基
準信号が記録されたテスト磁気テープを再生した出力信
号の再生増幅器7からの増幅出力は、ポテンショメータ
13によって分圧される。
【0017】ポテンショメータ13によって分圧された
再生信号は、切り換えスイッチ14を介して増幅器4に
よって増幅され、さらにレベル増幅器5によって増幅さ
れる。レベル増幅器5によって増幅された出力はマイク
ロコンピュータ10のアナログ/デジタル変換手段16
によってデジタルデータに変換される。
【0018】テスト磁気テープを再生の再生を継続しな
がら、変換されたデジタルデータがメモリ18に格納さ
れているデジタルデータと一致するように、ポテンショ
メータ13の摺動子の位置が調整される。一致した時の
ポテンショメータ13の摺動子の位置情報がメモリ18
に格納される。これによってレベル増幅器を含む前段の
再生感度調整は終了する。
【0019】上記のようにして調整された磁気記録再生
装置において、メモリ18に格納したポテンショメータ
の摺動子の位置情報は、再生時におよび曲検出時に読み
出されて、位置情報に基づく位置にポテンショメータ1
3の摺動子位置を設定して使用される。
【0020】ここで方形波信号のレベルをマイクロコン
ピュータの電源電圧レベルに設定すれば、アナログ/デ
ジタル変換手段16の基準電圧と共通とになって、電源
電圧の変動も打ち消されることになる。
【0021】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の磁気記録再生
装置によれば、所定レベルで、かつ基準信号と同一周期
の方形波信号を積分した信号を増幅したレベル増幅器出
力レベルを記憶し、基準信号を記録した磁気テープを再
生した信号をポテンショメータによって分圧し、分圧さ
れた信号を増幅したレベル増幅器出力レベルが記憶した
レベル増幅器レベルに一致するようにポテンショメータ
を調整し、一致したときのポテンショメータの摺動子の
位置を記憶したため、再生時に呼び出してポテンショメ
ータの摺動子の位置を記憶した位置に設定できて、再生
感度調整が自動でできる効果がある。この結果、省力化
が図れる。
【0022】さらに、レベル増幅器のばらつきも補正さ
れた状態で、再生感度調整がなされる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】従来の磁気記録再生装置の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
4 ノイズリダクション回路を含む増幅器 5 レベル増幅器 7 再生増幅器 10 マイクロコンピュータ 13 ポテンショメータ 14 切り換えスイッチ 15 制御手段 16 方形波発生手段 18 メモリ 20 積分器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープから再生した再生信号を分圧
    するポテンショメータと、前記ポテンショメータからの
    出力電圧が印加される再生端子とキャリブレーション端
    子とを有する切り換えスイッチと、前記切り換えスイッ
    チの出力を入力してノイズリダクションするノイズリダ
    クション手段からの出力を増幅してレベルメータを駆動
    するレベル増幅器と、再生感度調整時基準信号と同一周
    期でかつ所定レベルの方形波を発生する方形波発生手段
    と、前記方形波を積分して前記キャリブレーション端子
    に印加する積分器と、前記キャリブレーション端子を介
    して出力される前記積分器からの出力を増幅した前記レ
    ベル増幅器の出力レベルを記憶する第1記憶手段と、再
    生感度調整時前記切り換えスイッチをキャリブレーショ
    ン端子側に切り換えかつ前記第1記憶手段に前記レベル
    増幅器の出力レベルを記憶したとき前記切り換えスイッ
    チを再生端子側に切り換え制御する手段と、前記再生端
    子を介して出力される基準信号を記録した磁気テープの
    再生信号を増幅したときの前記レベル増幅器の出力レベ
    ルが前記第1記憶手段に記憶の値と等しくなるように前
    記ポテンショメータの摺動子の位置を制御して等しくな
    ったときの前記摺動子の位置を記憶する第2記憶手段と
    を備えたことを特徴とする磁気記録再生装置。
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