JP2995680B1 - 床版の撤去装置 - Google Patents

床版の撤去装置

Info

Publication number
JP2995680B1
JP2995680B1 JP26803998A JP26803998A JP2995680B1 JP 2995680 B1 JP2995680 B1 JP 2995680B1 JP 26803998 A JP26803998 A JP 26803998A JP 26803998 A JP26803998 A JP 26803998A JP 2995680 B1 JP2995680 B1 JP 2995680B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
girder
floor slab
pair
reaction force
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26803998A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000096520A (ja
Inventor
孜朗 石原
圭三 山下
直樹 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
PROTEC CO., LTD.
Original Assignee
PROTEC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by PROTEC CO., LTD. filed Critical PROTEC CO., LTD.
Priority to JP26803998A priority Critical patent/JP2995680B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2995680B1 publication Critical patent/JP2995680B1/ja
Publication of JP2000096520A publication Critical patent/JP2000096520A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bridges Or Land Bridges (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 橋梁桁の定着から床版ブロックを解放する際
に、装置の転倒を防止することができて、作業の安全が
図れる床版の撤去装置を提供すること。 【解決手段】 台木30,30間に架設する反力桁10
と、反力桁の両端に設けた反力ジャッキ23と、各反力
ジャッキに一端を枢着し反力桁に支点16が設けられた
一対のてこ部材15,15と、一対のてこ部材の他端に
それぞれ設けられた吊りボルト18とを備え、反力桁は
所定幅のスリット10bを形成するように一対の桁材1
0a,10aを並設し、一対のてこ部材はそれぞれスリ
ットに挿設し、支点を一対の桁材とてこ部材とを貫通す
る枢軸16により形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、橋梁のコンクリー
ト床版を撤去するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】老朽化した橋梁のコンクリート床版を改
修する工事では、従来、床版の側方や下方に吊り足場を
組み立て、橋梁の横桁を追加して補強し、既存のコンク
リート床版を撤去し、新たにPCプレキャスト床版を架
設している。そして、このコンクリート床版の撤去に用
いる装置が、特開平9−67809号に提案されてお
り、この撤去装置は、図9に示したように、コンクリー
トカッターで所定の大きさに切断された床版ブロック6
3a,63bの上に台木67,67を介して架設され
る。この撤去装置は、所定間隔で平行に配置した一対の
コ字形鋼桁材を連結して桁材66を形成し、この桁材6
6上の中央部にピストン68bとシリンダ68aとから
なる反力ジャッキ68を固定し、桁材66の両端部にて
こ手段69を固定する。てこ手段69は、支点部材69
aと棒状体69bとを備え、支点部材69aは桁材66
の上にボルト等により固定し、棒状体69bは一端を反
力ジャッキ68のピストン68aにヒンジ75aにより
回動可能に接続し、他端は支点部材69aに設けられた
ローラー71に載置されている。また棒状体69bには
複数のヒンジ孔76が形成され、このヒンジ孔76には
ヒンジ75bにより吊りボルト70が回動可能に接続さ
れ、桁材66のI形鋼桁材間を通って下方に延びてい
る。
【0003】床版ブロック63aを撤去する場合には、
この床版ブロック63aに挿通孔を形成し、ここに挿通
ボルト70aを通してヒンジ75cにより吊りボルト7
0の下端に接続し、反力ジャッキ68のピストン68a
を伸長すると、床版ブロック63aは定着されていた橋
梁桁から解放されるので、これをクレーンで吊り上げて
搬送車両に積載して撤去する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の床版の撤去
装置では、てこ手段69や反力ジャッキ68が、桁材6
6の上に立設されており、装置全体の高さが高くて不安
定なため、床版ブロック63aの橋梁桁からの解放時に
衝撃が生じた場合には、装置が転倒しやすく、作業上危
険である。また、てこ手段69の棒状体69bは、桁材
66の上に立設された反力ジャッキ68の上に取り付け
られており、床版ブロック63aの吊り上げ時に、棒状
体69bが極端に片勾配になるのを防ぐため、桁材66
上には別の部材により形成した支点部材69aを設けな
ければならず、この支点部材69aのゆえに床版撤去装
置の製作コストが上昇する。さらに、てこ手段69の棒
状体69bにより床版ブロック63aを吊り上げるた
め、挿通ボルト70aと吊りボルト70をヒンジ75c
により連結して用いており、この箇所が複雑になって装
置の部品コストが上昇する。また、てこ手段69の棒状
体69bには、ヒンジ孔76が複数設けられているもの
の、このヒンジ孔76は固定配置であるため、床版ブロ
ック63aにおける挿通ボルト70aを通す孔の配置に
は高い精度が要求される。
【0005】したがって、本発明は、上記従来装置の問
題点を解決せんとしたものであり、その課題は、橋梁桁
の定着から床版ブロックを解放する作業を安全に行うこ
とができる床版の撤去装置を提供することにある。
【0006】また本発明の別の課題は、部品コストを抑
制することができる床版の撤去装置を提供することにあ
る。
【0007】さらに、本発明の別の課題は、床版ブロッ
クに取り付ける際の配置の許容誤差が大きい床版撤去装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、橋梁のコン
クリート床版を切断し、この切断したブロックを橋梁桁
の定着から解放するために用いる装置であって、前記切
断したブロックの両側に載置した台木間に架設する反力
桁と、該反力桁に設けた一対の反力ジャッキと、各反力
ジャッキに一端を枢着し反力桁に支点が設けられた一対
のてこ部材と、前記ブロックを吊り上げるため各てこ部
材にそれぞれ設けられた吊りボルトとを備え、前記反力
桁は所定幅のスリットを形成するように並設された一対
の桁材を備え、該スリットに各てこ部材がそれぞれ挿設
され、該各てこ部材と該一対の桁材とを貫通するよう
に、前記支点としての枢軸を設けたことを特徴とする床
版の撤去装置を提供する。本発明の床版の撤去装置で
は、各てこ部材を桁材と重なるように反力桁のスリット
に挿設し、一対の桁材と各てこ部材とを貫通するように
支点としての枢軸を設けたので、装置全体の高さが抑制
されて重心が低くなり、床版ブロックの解放時の衝撃に
も装置は転倒することなく、安全に作業を行うことがで
きる。
【0009】また本発明において、前記てこ部材の前記
反力ジャッキに枢着された端部は、この枢着部分に向け
て細くなるように形成しても良い。ここで、てこ部材は
反力桁スリットに桁材と重なるように挿嵌されているも
のの、上述の如く、てこ部材の端部を形成すれば、てこ
部材と反力ジャッキとの枢着部分は小さくなって、てこ
部材の反力桁スリットからのはみ出しを抑制しつつ、反
力ジャッキの伸縮可能ストロークを大きくすることがで
きて、さらに、これ故に吊りボルトのストロークも大き
くすることができる。したがって、反力桁を架設する台
木の高さを抑えることができて、装置全体の高さの更な
る抑制が可能となる。
【0010】さらに、本発明において、前記各てこ部材
は、所定幅のスリットが形成されるように一対の長尺部
材を所定長離隔して平行に配置して形成しても良く、前
記吊りボルトはそれぞれ該長尺部材のスリットに挿通し
て設けても良い。この場合、該スリットに挿入した吊り
ボルトは、その端部に支圧板やナットを設ければ長尺部
材に固定することができて、さらに、このスリットに沿
って吊りボルトをスライドさせれば、この吊りボルトと
撤去予定のブロックに形成された吊り孔との位置合わせ
を簡単に行うことができる。
【0011】また前記支点は、一対の桁材の所定位置に
貫通孔を形成し、ここに枢軸としての軸部材を嵌挿して
形成しても良い。この場合、前記てこ部材にも同様に所
定位置に貫通孔を形成し、てこ部材と一対の桁材の両方
の貫通孔に該軸部材を嵌挿すれば、てこ部材は軸部材を
支点として作動可能になる。
【0012】
【実施例】以下、実施例により更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。図1〜図3
において、本発明の床版撤去装置1は、反力桁10と、
この反力桁の両端に配置された反力ジャッキ23,23
と、各反力ジャッキ23に一端を枢着し反力桁10に支
点が設けられた一対のてこ部材15,15と、一対のて
こ部材15,15の他端にそれぞれ設けられた吊りボル
ト25,25とからなる。
【0013】ここで、前記反力桁10では、コ字形断面
の鋼材から形成された桁材10a,10aの一対を所定
間隔で平行に配置し、これにより桁材10a,10a間
にスリット10bを形成し、これら桁材10a,10a
の上下のフランジ面や両端部には鋼板からなる複数の連
結板11,12をそれぞれ溶接で固定する。この連結板
11,12は、図4に示したように、てこ部材15,1
5の動きを阻害しないように配置し、また桁材10a,
10aの上フランジ面の所定位置には吊り金具13,1
3を固定する。さらに、反力桁10は、橋梁桁の定着か
ら床版が解放されるときの衝撃に耐えるため、その重量
と部材の剛性を大きくして、頑強に形成されるものであ
り、このような反力桁10に、てこ部材15の支点を設
けるので、支点周りには高い剛性を得ることができる。
【0014】また、さらに、てこ部材15と前記反力桁
10の両部材には、てこ部材15を反力桁10のスリッ
ト10bに嵌挿したときに連通するように、2つの貫通
孔16a,16bをそれぞれ形成し、その貫通孔16
a,16bのうち一方を適宜選択して枢軸部材17を嵌
挿し、これをてこ部材15の支点とする。ここで、枢軸
部材17を嵌挿するための貫通孔の個数は、必要に応じ
て適宜増加させても良く、これにより、てこ部材15の
支点の位置を自在に変えることが可能になる。
【0015】また、てこ部材15の端部を、上述の如く
先細りするように形成すれば、てこ部材15のヒンジ2
2付近を小さくすることができて、てこ部材15の反力
桁スリット10bからのはみ出しを抑制しつつ、反力ジ
ャッキ23の伸縮可能ストロークと吊りボルト25のス
トロークとを大きくすることができて、反力桁10を架
設する台木30の高さを抑えることができる。したがっ
て、装置全体の高さの更なる抑制が可能となる。
【0016】さらに、前記吊りボルト25は、上下端部
の所定長に螺子山が形成された鋼棒を使用し、てこ部材
15のスリット15bに挿通し、その上端に支圧板20
と球面ブッシュ19とを嵌挿し、ナット18を吊りボル
ト25に螺合して球面ブッシュ19のうえに当接させ
る。なお、吊りボルト25の下端を床版に固定する際に
は、下端にも同様に、支圧板20と球面ブッシュ19と
ナット18とを設ける。
【0017】このように、吊りボルト25は、てこ部材
15のスリット15bに挿通されているので、スリット
15bに沿って自在にスライドさせることができて、吊
りボルト25の位置は、床版に固定する際に簡単に微調
整することができる。
【0018】次に本発明の床版撤去装置の作用について
図1,図4を参照して説明する。既存のコンクリート床
版31,32を撤去する場合、最初に、コンクリート床
版31,32をコンクリートカッターで切断し、撤去対
象の床版ブロック32の所定位置に、吊りボルト25を
挿通するための貫通孔を穿設し、撤去対象の床版ブロッ
ク32の両側に台木30,30を配置し、この台木3
0,30の上に床版撤去装置1を載置する。そして、床
版ブロック32の貫通孔に吊りボルト25の下端を通
し、この吊りボルト25に支圧板20と球面ブッシュ1
9とを嵌め、さらに、吊りボルト25にはナット19を
嵌めて、支圧板20が床版ブロック32の裏面に当接す
るまでナット19を締め込むと、図1のように装置の設
置が終了する。次いで、反力ジャッキ23を操作して伸
長すると、てこ部材15の後端部15dにはヒンジ22
を介して下方へ押し下げる力が伝達すると共に、この力
は同時に支点としての枢軸部材17(図2参照)を中心
に、てこ部材15の先端部を押し上げる力として作用
し、さらに、床版ブロック32には吊りボルト25を介
して上方に引き上げる力として伝達される。そして、こ
の床版ブロック32を上方へ引き上げる力が所定以上に
なると、橋梁桁と床版ブロック32との定着は破壊さ
れ、床版ブロック32は撤去可能な状態になる。この定
着が破壊された床版ブロック32は、適宜、クレーンで
吊り上げて搬送車両に積載して撤去する。
【0019】次に、図1〜図4とは異なる床版撤去装置
について、図5〜図7を参照して説明する。図5〜図7
において、床版撤去装置50は、反力桁40と、この反
力桁の中央部に配置されたセンターホールジャッキ5
5,55と、各センターホールジャッキ55から延びる
ボルト53の下端に一端を枢着し反力桁40に支点が設
けられた一対のてこ部材45,45と、一対のてこ部材
45,45の所定位置にそれぞれ設けられた吊りボルト
48,48とからなる。
【0020】ここで、前記反力桁40では、I形鋼から
なる桁材41,41の一対を平行に配置して、それぞれ
フランジ41a,41aを突き合わせて、ここを溶接に
より接続する。これら桁材41,41間にはスリット4
1eが形成され、桁材41,41の両端部には鋼板から
なる補強材42a,42bをそれぞれ溶接で固定する。
また、桁材41のウエッブ41bには、図7に示したよ
うに、両端部にそれぞれ支点としての枢軸部材46を枢
着するための貫通孔41d,41dを設け、中央部には
鋼鈑からなる補強材44を固定し、この補強材44には
ウエッブ41bをも貫通する長孔41c,41cを形成
する。さらに、桁材41の中央部のフランジ41a上に
は、センターホールジャッキ55を設置するためのジャ
ッキ支持板43を配置し、ジャッキ支持板43には、ボ
ルト53を挿通させるための貫通孔を穿設する。
【0021】前記てこ部材45では、図7(b)に示し
たような形状に鋼鈑を形成し、3つの貫通孔45a,4
5b,45cが設けられる。そして、2枚のてこ部材4
5,45は、桁材41のウエッブ41b内面に当接し、
かつ桁材41の上下にはみ出さないように反力桁40の
スリット41eに配置し、てこ部材45,45の貫通孔
45aと桁材41,41の貫通孔41dとには枢軸部材
46が挿通され、この枢軸部材46が、てこ部材45の
支点となる。
【0022】また、2枚のてこ部材45,45間には連
結部材47a,51aが配置される。これら連結部材4
7a,51aは、それぞれ両側に突出する連結軸47
b,51bを備え、この連結軸47b,51bに直交す
る貫通孔が形成されている。
【0023】詳細には、連結部材47aは、図6(c)
に示したように、その連結軸47b,47bが2枚のて
こ部材45,45の貫通孔45bに挿通され、連結部材
47aの貫通孔には下方に延びる吊りボルト48が挿通
され、吊りボルト48の上端はナット49で固定され
る。これにより、吊りボルト48は2枚のてこ部材4
5,45に回動可能に支持される。なお、桁材41に
は、連結軸47b,47bを挿通するための貫通孔が形
成されていないので、連結軸47bの先端はてこ部材4
5と共に、桁材41の内側で移動可能となっている。
【0024】一方、連結部材51aは、図6(d)に示
したように、その連結軸51b,51bが2枚のてこ部
材45,45の貫通孔45cと、桁材41の長孔41c
とに挿通するように配置されて、連結部材51aは長孔
41cに沿って上下方向にスライド可能になる。また連
結部材51aは、その貫通孔に上方に延びるボルト53
を挿通し、ボルト53の下端にナット52を螺合し、ボ
ルト53の上端を前記センターホールジャッキ55に挿
通してナット54で固定する。これにより、センターホ
ールジャッキ55は、ボルト53と連結部材51aとを
介して2枚のてこ部材45,45を回動自在に支持す
る。
【0025】床版撤去装置50においても、てこ部材4
5は桁材41,41間に重なるように配置されるので、
装置全体の高さは抑制されて重心が低くなり、床版の解
放時の衝撃にも装置は転倒することなく、安全に作業を
行うことができる。
【0026】次に本発明の床版撤去装置の作用について
図5,図8を参照して説明する。最初に、図5に示した
ように、既存のコンクリート床版31,32をコンクリ
ートカッターで切断し、撤去対象の床版ブロック32の
所定位置に貫通孔を穿設し、床版ブロック32の上に台
木30,30を介して床版撤去装置50を載置する。次
に、床版ブロック32の貫通孔に吊りボルト48を通
し、この吊りボルト48の下端に支圧板56とナット4
9とを嵌めて、このナット49を締め込む。
【0027】以上のように、床版撤去装置50を設置し
た後、センターホールジャッキ55を操作してボルト5
3を上方に引き上げると、ボルト53下端の連結部材5
1aは、桁材41の長孔41cに沿って上方にスライド
し、枢軸部材46を支点としててこ部材45を上方に回
動させる。てこ部材45の上方への回動により、吊りボ
ルト48には連結部材47aを介して上方に引き上げる
力が伝達し、この吊りボルト48により床版ブロック3
2は上方に引き上げられる。そして、この床版ブロック
32を上方へ引き上げる力が所定以上になると、橋梁桁
と床版ブロック32との定着は破壊され、この床版ブロ
ック32は適宜撤去される。
【図面の簡単な説明】
【図1】床版の上に設置されている本発明の撤去装置を
示す側面図である。
【図2】図1の撤去装置の平面図である。
【図3】図2の一点鎖線III−III方向から見た撤去装置
の側面図である。
【図4】本発明の装置により、床版ブロックを撤去する
状況を示した側面図である。
【図5】図1乃至図4に示した床版撤去装置とは異なる
実施例の側面図を示す。
【図6】(a),(b),(c),(d)はそれぞれ図
5のVIa,VIb,VIc,VIdにおける矢視図である。
【図7】(a)は図5の床版撤去装置を構成する桁材の
側面図であり、(b)は同じくてこ部材の側面図であ
る。
【図8】図5の装置により床版を撤去する状況を示した
側面図である。
【図9】従来の撤去装置を簡略に示した側面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今野 直樹 東京都中野区中央1−42−5 株式会社 プロテック内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E01D 21/00 E01D 19/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 橋梁のコンクリート床版を切断し、この
    切断したブロックを橋梁桁の定着から解放するために用
    いる装置であって、 前記切断したブロックの両側に載置した台木間に架設す
    る反力桁と、該反力桁に設けた一対の反力ジャッキと、
    各反力ジャッキに一端を枢着し反力桁に支点が設けられ
    た一対のてこ部材と、前記ブロックを吊り上げるため各
    てこ部材にそれぞれ設けられた吊りボルトとを備え、前
    記反力桁は所定幅のスリットを形成するように並設され
    た一対の桁材を備え、該スリットに各てこ部材がそれぞ
    れ挿設され、該各てこ部材と該一対の桁材とを貫通する
    ように、前記支点としての枢軸を設けたことを特徴とす
    る床版の撤去装置。
  2. 【請求項2】前記てこ部材の前記反力ジャッキに枢着さ
    れた端部が、枢着部分に向けて細くなるように形成され
    たことを特徴とする請求項1記載の床版の撤去装置。
  3. 【請求項3】 前記各てこ部材は、所定幅のスリットを
    形成するように並設された一対の長尺部材を備え、前記
    吊りボルトはそれぞれ該長尺部材のスリットに挿通して
    設けられたことを特徴とする請求項1又は2記載の床版
    の撤去装置。
JP26803998A 1998-09-22 1998-09-22 床版の撤去装置 Expired - Fee Related JP2995680B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26803998A JP2995680B1 (ja) 1998-09-22 1998-09-22 床版の撤去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26803998A JP2995680B1 (ja) 1998-09-22 1998-09-22 床版の撤去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2995680B1 true JP2995680B1 (ja) 1999-12-27
JP2000096520A JP2000096520A (ja) 2000-04-04

Family

ID=17453035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26803998A Expired - Fee Related JP2995680B1 (ja) 1998-09-22 1998-09-22 床版の撤去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2995680B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112160231A (zh) * 2020-09-22 2021-01-01 扬州工业职业技术学院 一种简支梁桥的连接结构

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110295545A (zh) * 2019-06-03 2019-10-01 中铁大桥局集团有限公司 用于上行式移动模架侧模拆除的吊挂装置及其使用方法
CN110863422A (zh) * 2019-11-26 2020-03-06 上海市基础工程集团有限公司 用于带防撞墙预制砼箱梁工具式防倾覆加固装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112160231A (zh) * 2020-09-22 2021-01-01 扬州工业职业技术学院 一种简支梁桥的连接结构
CN112160231B (zh) * 2020-09-22 2022-01-28 扬州工业职业技术学院 一种简支梁桥的连接结构

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000096520A (ja) 2000-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4033870B2 (ja) 橋桁の構築方法
EP0670933B1 (en) Construction method
JPS6070208A (ja) プレストレストコンクリ−ト製の橋の上部構造を架設する方法及びこの方法を実施するのに用いる手延式桁
JP2995680B1 (ja) 床版の撤去装置
JP2001115421A (ja) 仮橋仮桟橋の架設方法
JP2671199B2 (ja) 橋梁床版解体方法及び装置
JP2671201B2 (ja) 橋梁床版解体方法及び装置
JP3569134B2 (ja) 箱桁橋の施工方法
JP4051584B2 (ja) 高所作業用重量物支持取付け装置と方法
JP2001200510A (ja) 波形鋼板ウエブ張出架設桁橋の構築方法
JP3288024B2 (ja) 床版を撤去するためのジャッキレバー装置
WO2002010516A1 (en) Methods for constructing a bridge utilizing in-situ forms supported by beams
JPH0931921A (ja) 床板コンクリート打設用型枠の移動装置
JP4308896B2 (ja) 橋梁床版の撤去方法
JP3294829B2 (ja) キャスターを備える床版剥離装置
JP2741669B2 (ja) 伸縮継手装置の解体方法
JPH0635064Y2 (ja) トラス状支保梁のくさび式荷重解除装置
JPH0633125Y2 (ja) トラス状支保梁のシングルジャッキ式荷重解除装置
JP3020023B2 (ja) 構造物の撤去工法
JP2951238B2 (ja) チュービング装置用回転反力取り装置
JP4623407B2 (ja) 壁型枠工法
JP3069879B2 (ja) システム型枠
JPH0420656A (ja) 梁ユニット型枠
JPS6339318Y2 (ja)
JPH0633116Y2 (ja) トラス状支保梁のツインジャッキ式荷重解除装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees