JP4033870B2 - 橋桁の構築方法 - Google Patents

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本願発明は、道路橋、鉄道橋等として用いられる橋桁の構築方法に係り、特に鋼板をウェブとし、上縁をコンクリートからなる上床版に接合した橋桁の構築方法に関する。
上床版と下床版とをプレストレスが導入されたコンクリートで形成し、この上床版と下床版とを連結するウェブ部分に鋼材を使用して断面を箱形とした橋桁が知られている。この橋桁では、上床版をコンクリートで形成することにより路面の広い範囲に作用する輪荷重を支持するとともに、鋼材をウェブに用いることによって橋桁の自重を軽くすることができる。また、鋼ウェブを縦方向の折り曲げ線で波形に折り曲げた、いわゆる波形鋼ウェ
ブとすることにより、横方向の曲げ剛性つまり桁断面の変形に対する剛性が著しく大きくなり、ウェブの座屈を有効に防止することができる。
このような構成を有する橋桁の架設には、プレストレストコンクリートからなる箱形断面の橋桁と同様に、橋脚又は橋台から両側又は片側へ所定の長さのブロック毎に張り出して施工してゆく、いわゆる片持ち施工方法を採用することができる。
この片持ち施工の方法としては、図13(a)に示すように、大型の作業用ワーゲン102をすでに施工された橋桁101から張り出すように設置し、この作業用ワーゲン102から支保工103及び作業足場104を吊り下げ、支保工103上で一ブロック分の橋桁を構築する方法が一般的である。この方法では、まず張り出して施工しようとするブロックのウェブとなる波形鋼部材105を吊り支持して所定位置に接続し、支保工103上でコンクリートの下床版101aと上床版101bとを形成する。そして、一ブロックの施工が終了すると、作業用ワーゲン102を既に形成したブロック上に進出移動させ、さらに張り出すように次のブロックを施工するものである。
一方、特許文献1には、上記のような大型の作業用ワーゲンを用いることなく片持ち施工を行う方法が開示されている。この方法では、図13(b)に示すように、張り出すように既に形成された橋桁111の先端に、次に施工するブロックのウェブとなる鋼部材112nを接続し、上床版がまだ施工されていない鋼部材112nから、支保工113a及び作業足場113bを有する作業車113を吊り下げた状態で支持する。つまり、鋼部材112はウェブとなる波形鋼板の上縁に上フランジを溶接接合しておき、この上面を走行するように作業車113を支持し、これによって支保工113a及び作業足場113bを吊り下げるものである。作業車113が支持された施工ブロック(nブロック)では、支保工113a上で下床版111aの形成が行われる。そして、作業車113が前方へ移動した後のブロック(n−1ブロック)では、上床版111bの施工が行われる。また、次に張り出されるブロック(n+1ブロック)を構成する鋼部材112n+1が先行して接合される。その後、先行して鋼部材が支持されたn+1ブロックの上フランジ上に前記作業車113を走行移動させ、この状態でnブロックの上床版とn+1ブロックの下床版を施工する。さらに、n+1ブロックの次に施工するブロック(n+2ブロック、図示しない)のウェブとなる鋼部材を接合し、以下同様に各ブロックの施工を行って、所定の長さまで橋桁を張り出して構築するものである。
上記のように、この構築方法では、張り出し支持された鋼部材の上フランジ上に作業車を支持した状態で上床版及び下床版の構築ができるので、作業車には支保工を張り出すように支持する大きな枠体が不要となり、従来の橋桁の構築方法に比較すると作業車(支保工)の軽量化及び簡略化を図ることができる。
特開2004−116060号公報
しかしながら、上述のような従来から知られている構築方法では、次のような改善が望まれる点がある。
ウェブとなる鋼部材は、架設中の橋桁の先端部で吊り支持し、既に連結された鋼ウェブに接合する。このため、架設中の橋桁の先端部には鋼部材を吊り上げるための揚重装置が必要となり、張り出し架設の進行にともなって上記揚重装置も移動しなければならない。このため、移動可能な揚重装置を装備するために多くの費用を要するとともに、その重量によって片持ち状態で支持される架設中の橋桁に大きな負荷が作用することになる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ウェブを構成する鋼部材を張り出し架設中の橋桁の先端部分に容易に接合することができ、張り出した橋桁の先端部に大きな揚重装置を不要として、効率よく経済的に橋桁を構築する方法を提供することである。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、 コンクリートからなる上床版と、この上床版に上部が連結される複数の鋼ウェブとを有する橋桁を、所定長のブロック毎に分割し、これらを順次張り出すように構築する方法において、 前記ウェブとなる鋼部材の上端部及び下端部に、それぞれ上フランジと下フランジを接合しておき、 該鋼部材を既に形成された橋桁の上に上下を逆にして載置し、 既に形成された橋桁の張り出した先端側の前記鋼ウェブの上部と、この橋桁上に載置された状態の前記鋼部材の先端側下部とを、回転連結部材を用いて該橋桁の軸線と直角方向の水平軸を中心に相互間で回転が可能に連結し、 前記鋼部材を張り出した橋桁の前方側に回転させ、該橋桁の先端より張り出した位置に支持し、 該鋼部材を既に形成された橋桁のウェブと連結し、 前記回転連結部材を取りはずすとともに、既に形成されている橋桁の該回転連結部材が取り付けられていた部分及び連結された前記鋼部材上に、該鋼部材の先端付近の次に回転連結部材を取り付ける所定範囲を除いてコンクリートの上床版を形成することを特徴とする橋桁の構築方法を提供する。
この方法では、次のブロックを構成する鋼部材を既に施工されている橋桁の先端部分に上下を逆にして載置し、この鋼部材を橋桁の前方へ弧を描くように回転させるので、鋼部材の重量のほとんどが回転可能に連結された部分を介して橋桁に支持される。したがって、鋼部材を回転移動させるために大きな揚力は必要なく、簡単な装置で鋼部材を橋桁の先端における所定の位置に支持することができる。また、鋼部材は橋桁に回転可能に連結されているので、ワイヤ等によって吊り支持された状態より安定し、既に連結されている鋼ウェブと突き合わせられる位置に容易に支持することができる。
したがって、該鋼部材を吊り支持するための大型の揚重設備等を用いることなく、簡易な装置で効率よく鋼部材の設置が可能となる。
また、請求項2に係る発明は、 コンクリートからなる上床版と、この上床版に上部が連結される複数の鋼ウェブとを有する橋桁を、所定長のブロック毎に分割し、これらを順次張り出すように構築する方法において、 前記ウェブとなる鋼部材の上端部及び下端部に、それぞれ上フランジと下フランジを接合しておき、
該鋼部材を既に形成された橋桁の上に上下を逆にして載置し、 既に形成された橋桁の張り出した先端側の上部と、この橋桁上に載置された状態の前記鋼部材の先端側下部とを、該橋桁の軸線と直角方向の水平軸を中心に相互間で回転が可能に連結し、 前記鋼部材を張り出した橋桁の前方側に回転させ、該橋桁の先端より張り出した位置に支持し、 該鋼部材を既に形成された橋桁のウェブと連結し、 該鋼部材上にコンクリートの上床版を形成するものとし、 前記鋼部材を張り出した橋桁の前方側に回転させる工程は、 連結ピンによって回動が可能に連結された上部材と下部材とを含む回転連結部材を、上下を逆にして載置された状態の前記鋼部材の前方下端部と、既に形成された橋桁の先端上部とに固着して、該橋桁と前記鋼部材とを回動が可能に連結し、 前記鋼部材の後方下端部と、この下方の位置であって前記橋桁の上部とに、それぞれ別個のロッドの一端を回動が可能に連結し、 これら2本のロッドの他端を、一つの駆動装置に回動が可能に連結し、 前記駆動装置を、前記回転連結部材の連結ピンに回動が可能に連結された駆動用ロッドに支持させ、該駆動用ロッドの軸線方向に駆動する工程を含むものであることを特徴とする橋桁の構築方法を提供するものである。
この方法では、2つのロッドを連結する駆動装置の位置を移動させることにより、橋桁に反力を作用させて鋼部材の後方を押し上げることができる。そして、鋼部材が前方側へ大きく回転した後は、連結されたロッドによって鋼部材の自重による回転モーメントに対抗し、回転を抑制することができる。つまり、ロッドによってリンク機構が形成され、鋼部材が既に形成された橋桁との連結部を中心に回動し、所定の位置に移動する。したがって、ロッドが連結された駆動装置を駆動用ロッドに沿って移動させることにより、鋼部材の自重による回転モーメントを制御しながら、徐々に前方側に回転させることができる。また、鋼部材を吊り支持するための揚重装置を必要とせず、簡単な装置で施工が可能となる。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の橋桁の構築方法において、 前記鋼部材は、鋼板を鉛直方向の折り曲げ線で折り曲げ、断面を波形に成形した波形鋼板であるものとす
る。
ウェブとなる鋼部材は、断面が波形となるように成形された波形鋼板であるので、横方向の曲げ剛性、つまり、橋桁の軸線と平行な軸線回りの曲げ剛性が著しく大きくなり、鋼部材を回転して所定の位置に移動するときの安定性が向上する。
請求項4に係る発明は、請求項1、請求項2又は請求項3に記載の橋桁の構築方法において、前記鋼部材の下端部に接合された下フランジは、コンクリートブロックで形成されているものとする。
鋼部材は下端部に接合されたコンクリートブロックによって大きな剛性が維持され、既に構築された橋桁の上から回転して橋桁の前方に張り出すときに過度の変形が生じることなく、安定した状態で移動することができる。そして、張り出した橋桁の先端部に支持された後は、このコンクリートブロックと連続するようにコンクリートを打設することによって下床版を容易に形成することができる。
また、コンクリートの下床版を施工するときに、鋼フランジの下側へコンクリートを打設する、いわゆる逆打ちによってコンクリート床版と鋼ウェブとを接合するのを回避することができ、気泡の残留やブリージングによるコンクリートの欠陥は生じない。そして、鋼ウェブとコンクリートの下床版とを強固に接合することができ、十分な耐久性を確保することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1から請求項4までのいずれかに記載の橋桁の構築方法において、 作業足場を備える作業車を、既に施工されたブロックの側方へ突きだした前記下フランジの上面を走行可能に設置し、 次のブロックを構成する前記鋼部材が張り出すように連結された後、該鋼部材に接合された前記下フランジ上に前記作業車を走行移動させ、 該作業車が備える作業足場上で前記上床版を形成するものとする。
この方法では、作業足場を支持する作業車は、所定の位置に支持された鋼部材の下フランジから吊り支持されるので、作業車が支持されているブロックの上部では、作業の障害になるものがない。これにより、作業車を吊り支持している当該施工ブロックの上床版を、該作業車から吊り支持された作業足場を使って構築することができる。
また、作業車に支持された作業足場上では、下床版を形成する作業を併せて行うことができ、上床版と下床版とを同時に形成することができる。すなわち、鋼部材を既に構築された橋桁の先端部分に支持した後、この鋼部材の下縁に沿って固定された下フランジ上に作業車を前進させ、直ちに下床版を形成する作業と上床版を形成する作業とを開始することができる。そして、上床版が形成されると、この上床版上に次の施工ブロックの鋼部材を搬送し、上床版の上から前方に回転させて次の施工ブロックを形成する位置に据え付けることができる。これにより、作業範囲を広範に拡げることなく効率の良い作業が可能となる。
請求項6に係る発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の橋桁の構築方法において、 前記鋼部材を、張り出した橋桁の前方側に回転した後に、複数の下フランジ間にコンクリートを打設し、該下フランジと一体となる下床版を形成するものとする。
この方法では、回転して橋桁の先端部分に支持する鋼部材の重量を小さく抑えることができ、簡単な装置で容易に鋼部材を据え付けることができる。そして、下床版を形成した後は橋桁の断面を箱形とし、大きな剛性を有するものにすることができる。
請求項7に係る発明は、請求項1から請求項5までのいずれかに記載の橋桁の構築方法において、 前記鋼部材の下端部に接合された下フランジは、前記鋼部材を張り出した橋桁の前方側に回転する工程の前に、ウェブとなる複数の鋼部材間を連結するように形成され、下床版を構成するものとする。
この方法では、予め形成された下床版のコンクリートによって複数のウェブを形成するための鋼部材が互いに連結されており、横方向への変形が拘束される。したがって、各ウェブに対応して平行に配列された複数の鋼部材を強固に連結し、安定した状態で回転させることができる。そして、鋼部材には既にコンクリートの下床版が固着して形成されているので、鋼部材を回転して所定位置に支持した後は、上床版を形成するだけで箱形断面の橋桁を得ることができ、現場での作業を低減して効率の良い作業が可能となる。
以上説明したように、本願発明に係る橋桁の構築方法では、鋼ウェブを構成する鋼部材を既に施工された橋桁上すなわち先に形成した施工ブロック上に上下を逆に載置しておき、この橋桁の上から橋軸の前方へ回転して張り出し、既に施工されているウェブと接合することにより、鋼部材を簡単な装置で効率よく接合することができる。
また、鋼部材の下縁部に固着された下フランジに作業車を吊り支持させることにより、作業車の小型化及び簡易化を図ることができるとともに、作業車が支持された施工ブロックで下床版と上床版との形成を同時に行うことができる。
以下、本願発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本願発明に係る方法で架設することができる橋桁の一例を示す概略側面図及び断面図である。
この橋桁1は、橋台2及び橋脚3の上に支承4を介して支持され、複数の径間に連続して架け渡されたものであり、コンクリートからなる上床版10及び下床版20が左右1対の波形鋼ウェブ30で上下に連結されて箱形断面を形成している。
上記波形鋼ウェブ30は、構造用の鋼板を鉛直方向の折り曲げ線で折り曲げ、断面を波形とした波形鋼板31によって形成されており、この波形鋼板31の上縁に沿って鋼板からなる上フランジ32が溶接で接合されている。
上記波形鋼板31の下縁部は、コンクリートの下床版20に埋め込んで接合されている。この下床版20は鉄筋コンクリートからなるものであり、二つの波形鋼ウェブ30を下端部で互いに連結するように形成されている。
上床版10は、上記波形鋼ウェブ30に溶接接合された上フランジ32の上に密着するように形成されており、橋軸に対して直角方向の横リブ11が橋軸方向に所定間隔で形成され、これらの間を連結するように橋軸方向の縦リブ12が上フランジ32上に形成されている。そして、これらの横リブ11と縦リブ12との上に一体となるようにプレキャストコンクリート板13が形成されている。
次に、上記橋桁1の構築方法であって、本願発明の一実施形態について説明する。
この構築方法は、図2(a)に示すように、基礎地盤から立ち上げられた橋脚2上で、橋桁の一部つまり柱頭部1aを形成する。そして、この柱頭部1aを橋脚2に仮固定し、図2(b)に示すように、この柱頭部1aから両側へ所定長さに分割された施工ブロック1bを順次張り出すように構築してゆくものである。上記施工ブロック1bの長さは、通常3mから6m程度に設定される。
各施工ブロックの構築は次のように行う。
まず、図3(a)に示すように、既に形成された橋桁1cから次に施工するブロックの波形鋼ウェブとなる鋼部材30aを張り出すように支持する。この鋼部材30aを橋桁1の前方に支持する工程については後に詳述する。
上記鋼部材30aは、図4に示すようにあらかじめ波形鋼板31の上端に上フランジ32が溶接されており、さらに架設現場付近に設けられた作業ヤードで下端に沿ってコンクリートブロック21が固着されている。このコンクリートブロック21は、下床版20の一部となるものであり、波形鋼板31の下縁付近を埋め込むように形成され、下床版20が形成されるまでは下フランジとして機能するものである。
張り出すように支持された鋼部材30aの下フランジつまりコンクリートブロック21には、図3(a)又は図5に示すように支保工41と作業足場42とをともなう作業車40を支持させる。この作業車40は、図6に示すように、鋼部材30aから両側に張り出したコンクリートブロック21の上面を走行するように設けられた車輪43によって支持され、下床版20を形成するための支保工41と作業足場42とを、吊り支持部材44によって上記車輪43から吊り支持するものとなっている。また、吊り支持部材44には、コンクリートブロック21の側面に当接するようにガイド車輪45を備えており、作業車40がコンクリートブロック21上を走行するときに、側方へ斜行して上記車輪43がコンクリートブロック21の上面から脱落することを防止している。
下床版20は上記作業車40上で次にように形成することができる。
上記支保工41上に、コンクリートを打設するための型枠46が形成され、この上で鉄筋が組み立てられる。下床版20を形成するコンクリートは、鋼部材30aの下端に固着されたコンクリートブロック21と連続するように打設されるものであり、コンクリートブロック21には、現場で打設するコンクリートと連続させるための鉄筋22が一部を突き出して予め埋め込まれている。コンクリートはこれらの鉄筋を埋め込むように打設し、二つの鋼部材30aの下端部を連結する下床版20が形成される。
なお、下床版内に橋軸方向のプレストレスを導入するためのPC鋼材を配置する場合には、上記鉄筋を配置するとともに、管状のシースを配置した状態でコンクリートを打設し、コンクリートが硬化した後にPC鋼材を挿通して緊張力を導入する。
一方、上床版10は次にようにして形成することができる。
図7に示すように、橋軸に対して直角方向の横リブ11を形成するためのプレキャストコンクリート部材11aを橋軸方向に一定の間隔を設けて配列する。そして、これらの間にプレキャストコンクリート板13を架け渡すように配列し、この上に鉄筋及び横締め用のPC鋼材を配置した後、上記プレキャストコンクリート板13を型枠としてコンクリートを打設する。また、このとき上フランジ32の上方には、この上フランジ32の上面と密接するように縦リブとなるコンクリートを現場で打設する。上フランジ32の上面にはスタッドジベル、アングルジベル等のいわゆるずれ止め(図示しない)を取り付けておき、コンクリートの縦リブ12と鋼からなる上フランジ32とを強固に一体化する。また、配列されたプレキャスコンクリート部材11a間で連続する縦リブ12により、横リブ11と該縦リブ12と上フランジ32とが一体に結合される。
上記のように上床版10は、張り出すように支持された鋼部材30aの上フランジ32より上方の作業のみで形成することができる。したがって、下床版20を形成する作業を阻害することがなく、作業車40が支持された施工ブロックにおいて、下床版20の形成と上床版10の形成とを同時に行うことができる。
なお、上床版10は、張り出すように支持された鋼部材毎にその全域に形成するものでも良いが、鋼部材の先端付近を残して施工し、残した部分は次の施工ブロックで上床版を形成するときに同時に形成しても良い。この例では、鋼部材30aを張り出すように支持するときの障害とならないように、先端部の上床版は次の施工ブロックの上床版と同時に形成するものとしている。
上記のようにして下床版20と上床版10とが形成されると、橋軸方向にプレストレスを導入し、構築した施工ブロックを既に形成されている橋桁1cに強固に一体化する。その後、次の施工ブロックの構築に移り、上フランジ32’と下フランジとして機能するコンクリートブロック21’とが固着された鋼部材30a’が、図3(b)に示すように既に施工された橋桁1cの上から前方に回転され、既に構築された施工ブロックから張り出すように支持される。
この鋼部材30a’を、既に構築された橋桁の前方に支持する工程は次のように行うことができる。
図8(a)に示すように、次に張り出す施工ブロックのウェブとなる鋼部材30a’は、既に形成されている橋桁上1cに、仮置台34(図8(a)中には示さない、図10参照)を介して上下を逆さにして載置する。この鋼部材30a’は、図10に示すように、既に形成された橋桁の複数の鋼ウェブ30と対応するように、鋼ウェブ上の位置にそれぞれ配置し、これらが横構33によって一体となるように連結する。そして、載置されている状態における鋼部材30a’の下部先端付近とこの鋼部材30a’が載置されている橋桁1cの上フランジ32とを回転連結部材50で連結する。
上記回転連結部材50は、前記鋼部材30a’の前方下端部(上フランジ後部)に固着された上部材51と、張り出した橋桁1cの先端部における上フランジ32に固着された下部材52とを有し、これらが連結ピン53によって回転可能に連結されている。
前記上部材51及び下部材52は、橋桁に載置されている鋼部材30a’及び既に橋桁に接合済みの上フランジ32に対して着脱が可能となっている。そして、これらの取付位置、突き出し長、及び突き出し方向は、これらを連結する連結ピン53を中心に鋼部材30a’を回転したときに、既に橋桁と接合されている波形鋼ウェブ30及び上フランジ32に、鋼部材30a’の波形鋼板31’及び上フランジ32が突き合わされるように設定されている。
なお、既に形成されている橋桁1cの先端部分では、上床版10を所定の長さだけ施工せずに、上フランジ32が露出した状態としておく。この部分に、上記回転連結部材50を容易に取り付けることができ、次の施工ブロックを形成するための鋼部材30a’を円滑に移動することが可能となる。また、鋼部材30a’を所定の位置に移動し支持した後は、この回転連結部材50を撤去し、この部分は次の施工ブロックの上床版を形成するときに同時に形成することができる。
一方、既に形成された橋桁1c上に載置された鋼部材30a’の後方下端部(この鋼部材が所定の位置に張り出すように支持されたときには上フランジの先端部となる位置)と、この下方の位置であって鋼部材30a’が載置された橋桁1cの上部とに、それぞれ回転可能にロッド63、64の一端を連結し、これらのロッド63、64の他端は、駆動装置62に回動が可能に連結する。すなわち、2つのロッド63、64は、駆動装置62を介して互いに回動が可能に連結され、この駆動装置62が中間ヒンジ部となる。
上記駆動装置62には、一端が上記回転連結部材50の連結ピン53に回動が可能に連結された全ねじロッド61が貫通している。そして、駆動装置62はこの全ねじロッド61に螺合された回転体を有し、この回転体を回転駆動するものとなっている。また、この回転体には外郭が係止され、この外郭に上記ロッド63、64が回転可能に連結されており、ロッド63、64の中間ヒンジ部として機能するものとなっている。したがって、回転体が回転駆動されることによって前記ロッド63、64の中間ヒンジ部が全ねじロッド61の軸線に沿って移動する。
図8(a)に示すように、二つのロッド63、64が中間ヒンジ部で折れ曲がった状態から、駆動装置62を駆動して全ねじロッド61に沿って移動させると、折れ曲がった状態のロッド63、64は立ち上がるように相互間の角度を変え、橋桁1cの上に載置された鋼部材30a’を押し上げる。そして、図8(b)に示すように、鋼部材は前方側に設けられた連結ピン53を中心に前方側に回転移動する。これにより、図9(a)に示すように、載置されているときには上方にあったコンクリートブロック21’が、張り出している橋桁1cの先端部で下方に移動し、図9(b)に示すように、既に構築されている橋桁1cの先端で、コンクリートブロック21、鋼ウエブ30、及び上フランジ32が、回転移動した鋼部材30aの、それぞれコンクリートブロック21’と、ウエブとなる波形鋼板31’と、上フランジ32’とに突き合わされて対峙する。この状態でこれらを互い
に接合し、鋼部材30a’を張り出している橋桁の先端に固定支持することができる。
なお、橋桁1cの先端に張り出すように鋼部材30a’が固定されると、回転連結部材50、二つのロッド63、64及びこれらを連結する全ねじロッド61を駆動装置62とともに撤去する。
上記のように鋼部材30a’が支持されると、図3(c)に示されるように、下フランジであるコンクリートブロック21に支持された作業車40を前進移動し、新たに固定した鋼部材30a’に吊り支持させる。そして、この状態で上床版と、下床版とを形成する。なお、このときにも上床版の先端部分は、次の鋼部材を回転移動させるために所定長は形成せずに残しておく。
このように鋼部材30aの張り出し支持、上床版10及び下床版20の形成を順次施工ブロック毎に繰り返し、橋桁を所定の長さまで張り出し施工する。そして、対向するように反対側から張り出して構築された橋桁と突き合わせ、双方の先端部を接続して橋脚間で連続する橋桁とする。
なお、上記実施の形態では、橋脚上から両側にバランスをとりながら張り出して橋桁を構築するものであるが、強固に固定された橋台や既に構築された橋桁から片側に張り出すように橋桁を構築する場合にも、同様に本発明の構築方法を採用することができる。
また、本実施の形態では、鋼部材を既に構築された橋桁上から前方に回転させる装置として、一端が回動可能に支持された全ねじロッド61とこれに螺合される回転体を備える駆動装置62とを用いたが、これに変えて油圧ジャッキ等を用いることができる。また、張り出し架設中の橋桁の先端部に簡易な揚重装置を設けても良い。
一方、回転移動される鋼部材は、図11に示すようにコンクリートの下床版20aが既に形成されているものであっても良い。このように構成することによって回転移動時に複数のウエブとなる鋼板材を横方向に連結する横構を簡略化することができ、さらに鋼部材を所定の位置に支持した後、下床版を形成する工程を行う必要はなく、上床版のみを形成すればよい。これによって現場の作業が低減され効率の良い施工が可能となる。
また、本発明の構築方法を適用することができる橋桁の断面形状は、上記のようにコンクリートの上床版と下床版と波型鋼ウェブとで箱形の断面となったものに限らず、鋼ウェブが平鋼板で形成されるものであってもよい。また、平鋼板からなるウェブが、橋桁の軸線方向に所定長で分割され、上部と下部とで軸線方向の寸法が大きく中位の部分で寸法が縮小された蝶型の部材であってもよい。さらに、上記のような平鋼板からなるウェブには、圧縮力に対する座屈を防止するために、鋼リブ又はコンクリートの補剛部材が接合されているものでもよい。
一方本発明は、図12に示すように、鋼ウェブ81と鋼からなる上フランジ82と下フランジ83とを有し、断面が箱形ではなく、複数の鋼ガーダー80の上にコンクリート床版70が形成された橋桁にも適用することができる
本願発明に係る方法で構築することができる橋桁の一例を示す概略側面図及び断面図である。 図1に示す橋桁の構築方法の概略を示す側面図である。 図1に示す橋桁の構築方法の概略を示す側面図である。 図1に示す橋桁のウェブとなる鋼部材の概略斜視図である。 図1に示す橋桁を構築する方法の一工程を示す概略斜視図であって、張り出した鋼部材に作業車を支持させた状態を示す図である。 作業車の構造を示す正面図である。 図1に示す橋桁を構築する方法の一工程を示す概略斜視図であって、上床版を構築する工程を示す図である。 図1に示す橋桁を構築する方法の一工程であって、張り出した橋桁上から鋼部材を前方に回転して所定の位置に支持する工程を示す概略側面図である。 図1に示す橋桁を構築する方法の一工程であって、張り出した橋桁上から鋼部材を前方に回転して所定の位置に支持する工程を示す概略側面図である。 図8及び図9に示すように回転移動する鋼部材を橋桁上に載置した状態を示す概略正面図である。 図8及び図9に示すように回転移動する鋼部材に、コンクリートの下床版が予め形成されている状態を示す概略正面図である。 本発明の方法を適用することができる橋桁の他の例を示す概略断面図である。 従来技術を示す概略側面図である。
符号の説明
1:橋桁、 2:橋台、 3:橋脚、 4:支承、
10:上床版、 11:横リブ、 12:縦リブ、 13:プレキャストコンクリート板、
20:下床版、 21:コンクリートブロック、
30:波形鋼ウェブ、 30a:波形鋼ウェブを構成するための鋼部材、 31:波形鋼板、 32:上フランジ、 33:横構、 34:仮置台、
40:作業車、 41:支保工、 42:作業足場、 43:車輪、 44:吊り支持部材、 45:ガイド車輪、
50:回転連結部材、 51:上部材、 52:下部材、 53:連結ピン
61:全ねじロッド 62:駆動装置、 63、64:ロッド、
70:コンクリート床版、 80:鋼ガーダー、 81:鋼ウェブ、 82:上フランジ、 83:下フランジ


Claims (7)

  1. コンクリートからなる上床版と、この上床版に上部が連結される複数の鋼ウェブとを有する橋桁を、所定長のブロック毎に分割し、これらを順次張り出すように構築する方法において、
    前記ウェブとなる鋼部材の上端部及び下端部に、それぞれ上フランジと下フランジを接合しておき、
    該鋼部材を既に形成された橋桁の上に上下を逆にして載置し、
    既に形成された橋桁の張り出した先端側の前記鋼ウェブの上部と、この橋桁上に載置された状態の前記鋼部材の先端側下部とを、回転連結部材を用いて該橋桁の軸線と直角方向の水平軸を中心に相互間で回転が可能に連結し、
    前記鋼部材を張り出した橋桁の前方側に回転させ、該橋桁の先端より張り出した位置に支持し、
    該鋼部材を既に形成された橋桁のウェブと連結し、
    前記回転連結部材を取りはずすとともに、既に形成されている橋桁の該回転連結部材が取り付けられていた部分及び連結された前記鋼部材上に、該鋼部材の先端付近の次に回転連結部材を取り付ける所定範囲を除いてコンクリートの上床版を形成することを特徴とする橋桁の構築方法。
  2. コンクリートからなる上床版と、この上床版に上部が連結される複数の鋼ウェブとを有する橋桁を、所定長のブロック毎に分割し、これらを順次張り出すように構築する方法において、
    前記ウェブとなる鋼部材の上端部及び下端部に、それぞれ上フランジと下フランジを接合しておき、
    該鋼部材を既に形成された橋桁の上に上下を逆にして載置し、
    既に形成された橋桁の張り出した先端側の上部と、この橋桁上に載置された状態の前記鋼部材の先端側下部とを、該橋桁の軸線と直角方向の水平軸を中心に相互間で回転が可能に連結し、
    前記鋼部材を張り出した橋桁の前方側に回転させ、該橋桁の先端より張り出した位置に支持し、
    該鋼部材を既に形成された橋桁のウェブと連結し、
    該鋼部材上にコンクリートの上床版を形成するものとし、
    前記鋼部材を張り出した橋桁の前方側に回転させる工程は、
    連結ピンによって回動が可能に連結された上部材と下部材とを含む回転連結部材を、上下を逆にして載置された状態の前記鋼部材の前方下端部と既に形成された橋桁の先端上部とに固着して、該橋桁と前記鋼部材とを回動が可能に連結し、
    前記鋼部材の後方下端部と、この下方の位置であって前記橋桁の上部とに、それぞれ別個のロッドの一端を回動が可能に連結し、
    これら2本のロッドの他端を、一つの駆動装置に回動が可能に連結し、
    前記駆動装置を、前記回転連結部材の連結ピンに回動が可能に連結された駆動用ロッドに支持させ、該駆動用ロッドの軸線方向に駆動する工程を含むものであることを特徴とする橋桁の構築方法。
  3. 前記鋼部材は、鋼板を鉛直方向の折り曲げ線で折り曲げ、断面を波形に成形した波形鋼板であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の橋桁の構築方法。
  4. 前記鋼部材の下端部に接合された下フランジは、コンクリートブロックで形成されていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の橋桁の構築方法。
  5. 作業足場を備える作業車を、既に形成された橋桁の側方へ突きだした前記下フランジの上面を走行可能に設置し、
    次のブロックを構成する前記鋼部材が張り出すように連結された後、該鋼部材に接合された前記下フランジ上に前記作業車を走行移動させ、
    該作業車が備える作業足場上で前記上床版を形成することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の橋桁の構築方法。
  6. 前記鋼部材を、張り出した橋桁の前方側に回転した後に、複数の下フランジ間にコンクリートを打設し、該下フランジと一体となる下床版を形成することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の橋桁の構築方法。
  7. 前記鋼部材の下端部に接合された下フランジは、前記鋼部材を張り出した橋桁の前方側に回転する工程の前に、ウェブとなる複数の鋼部材間を連結するように形成され、下床版を構成するものであることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の橋桁の構築方法。
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