JP2995220B2 - 軽量構造自動車のハット型フレーム取付けリアサスペンション・ショックアブゾーバの設置構造 - Google Patents
軽量構造自動車のハット型フレーム取付けリアサスペンション・ショックアブゾーバの設置構造Info
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、太陽光自動車な
どの軽量構造自動車のハット型ハニカムフレームとリア
ホイールとの結合部の剛性及び耐久性を向上させ、走行
安定性を向上させた、軽量構造自動車のハット型フレー
ム取り付けリアサペンション・ショックアブゾーバの設
置構造に関する。
どの軽量構造自動車のハット型ハニカムフレームとリア
ホイールとの結合部の剛性及び耐久性を向上させ、走行
安定性を向上させた、軽量構造自動車のハット型フレー
ム取り付けリアサペンション・ショックアブゾーバの設
置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、この種の太陽光自動車は、
燃料の代わりに太陽熱を利用した自動車であって、自動
車に取り付けた集熱板を使用し、この集熱板で集熱して
得られた太陽熱の熱エネルギーを動力に変換させて走行
する自動車である。これは、現在、世界各国で地球に残
されている限られたエネルギー源を有効利用する目的
と、環境汚染防止対策の一環としてたゆまず研究が進め
られている分野である。
燃料の代わりに太陽熱を利用した自動車であって、自動
車に取り付けた集熱板を使用し、この集熱板で集熱して
得られた太陽熱の熱エネルギーを動力に変換させて走行
する自動車である。これは、現在、世界各国で地球に残
されている限られたエネルギー源を有効利用する目的
と、環境汚染防止対策の一環としてたゆまず研究が進め
られている分野である。
【0003】かような太陽光自動車の一例として、三つ
の車輪のうち二つは前方に設けられ、他の一つは後方に
設けられたタイプを図4及び図5に示す。これらの図に
示すように、観察フレーム100が前方所定位置に設け
られたアッパカウルアセンブリ200の下部に、路面か
ら付加される大部分の荷重を支承するフレームアセンブ
リ300が結合され、このフレームアセンブリ300の
下部に、アンダボディーアセンブリ400が設けられて
いる。
の車輪のうち二つは前方に設けられ、他の一つは後方に
設けられたタイプを図4及び図5に示す。これらの図に
示すように、観察フレーム100が前方所定位置に設け
られたアッパカウルアセンブリ200の下部に、路面か
ら付加される大部分の荷重を支承するフレームアセンブ
リ300が結合され、このフレームアセンブリ300の
下部に、アンダボディーアセンブリ400が設けられて
いる。
【0004】ここで、フレームアセンブリ300は、横
方向に向いたハット型に折曲されたフレーム310と、
このフレーム310のハット型の後部内面に設けられた
補強板311と、この補強板311の上下部にボルト等
の締結手段を介して取り付けられ、側面から見て、三角
形状をなすリアサスペンションのリアトレーリングアー
ム330及びショックアブソーバ340と、前記リアト
レーリングアーム330に回動可能に設けられたリアホ
イール350とを備えている。
方向に向いたハット型に折曲されたフレーム310と、
このフレーム310のハット型の後部内面に設けられた
補強板311と、この補強板311の上下部にボルト等
の締結手段を介して取り付けられ、側面から見て、三角
形状をなすリアサスペンションのリアトレーリングアー
ム330及びショックアブソーバ340と、前記リアト
レーリングアーム330に回動可能に設けられたリアホ
イール350とを備えている。
【0005】特に、フレーム310は、板形状のハニカ
ム部材の上下部面にカーボン板が密着されてなる。前記
リアサスペンションのリアトレーリングアーム330及
びショックアブソーバ340の取付部位は、ハニカム板
が断面ハット型状に折曲されたハット型フレーム310
である。そして、この断面ハット型状の取付部位の後部
内面に、補強板311が当接されることにより、剛性及
び耐久性の低いフレーム310が支持された構造となっ
ている。
ム部材の上下部面にカーボン板が密着されてなる。前記
リアサスペンションのリアトレーリングアーム330及
びショックアブソーバ340の取付部位は、ハニカム板
が断面ハット型状に折曲されたハット型フレーム310
である。そして、この断面ハット型状の取付部位の後部
内面に、補強板311が当接されることにより、剛性及
び耐久性の低いフレーム310が支持された構造となっ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来のリアサスペンション・ショックアブソーバの設
置構造は、補強板311を設けるための取付部位の内側
スペースが狭いために、補強板311の厚さを薄くする
ことが余儀なくされている。これによって、補強板31
1の変形が生じ易くなり、この変形が起こるとリアサス
ペンションの固定に対する確実性が低下し、振動の発生
はもとより走行安定性が低下してしまうという課題があ
った。
な従来のリアサスペンション・ショックアブソーバの設
置構造は、補強板311を設けるための取付部位の内側
スペースが狭いために、補強板311の厚さを薄くする
ことが余儀なくされている。これによって、補強板31
1の変形が生じ易くなり、この変形が起こるとリアサス
ペンションの固定に対する確実性が低下し、振動の発生
はもとより走行安定性が低下してしまうという課題があ
った。
【0007】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであって、リアサスペンションを構成
するショックアブソーバのスプリングによる力をフレー
ムの前後方向に分岐させて入力することにより、太陽光
自動車のフレームの変形剛性を補強することができると
ともに、結合部の剛性及び耐久性を向上させることがで
きる太陽光自動車などの軽量構造自動車のハット型フレ
ーム取り付けリアサスペンション・ショックアブソーバ
の設置構造を提供することを目的とする。
めになされたものであって、リアサスペンションを構成
するショックアブソーバのスプリングによる力をフレー
ムの前後方向に分岐させて入力することにより、太陽光
自動車のフレームの変形剛性を補強することができると
ともに、結合部の剛性及び耐久性を向上させることがで
きる太陽光自動車などの軽量構造自動車のハット型フレ
ーム取り付けリアサスペンション・ショックアブソーバ
の設置構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するために手段】上記目的を達成するた
め、本発明の軽量構造自動車のハット型フレーム取り付
けリアサペンション・ショックアブゾーバの設置構造
は、軽量構造自動車の後部横方向に形成されたハット型
フレーム310と、前記ハット型フレームの下部前後面
に当接され前後方向の貫通ボルトで挟み取り付けられる
前部および後部の下部ブラッケト362、361と、前
記ハット型フレームの上部を覆うように当接され前後方
向の貫通ボルトで取り付けられる山形の上部ブラッケト
365と、上記後部の下部ブラッケトに後方に向け前端
がピン結合され後端にリアホイールを有するホイール用
のリンク363と、前記前部の下部ブラッケトに斜め上
方に向けて下端がピン結合されるショックアブゾーバ3
69と、前記ホイール用のリンクの中間部に上方に向け
下端がピン結合される後部のリンク367と、前後方向
に向き中間部が前記上部ブラッケトにピン結合され、前
端部および後端部がそれぞれ前記ショックアブゾーバの
上端および前記後部のリンクの上端にピン結合される上
部のリンク368とを備えて成ることを特徴とする。
め、本発明の軽量構造自動車のハット型フレーム取り付
けリアサペンション・ショックアブゾーバの設置構造
は、軽量構造自動車の後部横方向に形成されたハット型
フレーム310と、前記ハット型フレームの下部前後面
に当接され前後方向の貫通ボルトで挟み取り付けられる
前部および後部の下部ブラッケト362、361と、前
記ハット型フレームの上部を覆うように当接され前後方
向の貫通ボルトで取り付けられる山形の上部ブラッケト
365と、上記後部の下部ブラッケトに後方に向け前端
がピン結合され後端にリアホイールを有するホイール用
のリンク363と、前記前部の下部ブラッケトに斜め上
方に向けて下端がピン結合されるショックアブゾーバ3
69と、前記ホイール用のリンクの中間部に上方に向け
下端がピン結合される後部のリンク367と、前後方向
に向き中間部が前記上部ブラッケトにピン結合され、前
端部および後端部がそれぞれ前記ショックアブゾーバの
上端および前記後部のリンクの上端にピン結合される上
部のリンク368とを備えて成ることを特徴とする。
【0009】また、前記上部ブラッケト365の後面に
後方に向け前端がピン結合される上部後方リンク366
と、前記ホイール用のリンク363(図2)に代わり前
記後部の下部ブラッケト361に後方に向け前端がピン
結合されるとともに中間部が前記後部のリンク367の
下端にピン結合される下部後方リンク363(図1)
と、下方に向き上端が前記上部後方リンク366の後端
にピン結合され下端にリアホイールを有するとともに中
間部が前記下部後方リンク363(図1)の後端にピン
結合されるホイール用リンク364とを備えて成ること
を特徴とする前記0008の軽量構造自動車のハット型
フレーム取り付けリアサペンション・ショックアブゾー
バの設置構造である。。
後方に向け前端がピン結合される上部後方リンク366
と、前記ホイール用のリンク363(図2)に代わり前
記後部の下部ブラッケト361に後方に向け前端がピン
結合されるとともに中間部が前記後部のリンク367の
下端にピン結合される下部後方リンク363(図1)
と、下方に向き上端が前記上部後方リンク366の後端
にピン結合され下端にリアホイールを有するとともに中
間部が前記下部後方リンク363(図1)の後端にピン
結合されるホイール用リンク364とを備えて成ること
を特徴とする前記0008の軽量構造自動車のハット型
フレーム取り付けリアサペンション・ショックアブゾー
バの設置構造である。。
【0010】さらに、前記リヤーホイールの軸心は、前
記ホイール用のリンクと前記後部のリンクとの結合部よ
り下方にあることを特徴とする前記0008の軽量構造
自動車のハット型フレーム取り付けリアサペンション・
ショックアブゾーバの設置構造である。
記ホイール用のリンクと前記後部のリンクとの結合部よ
り下方にあることを特徴とする前記0008の軽量構造
自動車のハット型フレーム取り付けリアサペンション・
ショックアブゾーバの設置構造である。
【0011】また、前記リヤーホイールの軸心は、前記
ホイール用リンクと前記下部後部リンクとの結合部より
下方にあることを特徴とする前記0009の軽量構造自
動車のハット型フレーム取り付けリアサペンション・シ
ョックアブゾーバの設置構造である。
ホイール用リンクと前記下部後部リンクとの結合部より
下方にあることを特徴とする前記0009の軽量構造自
動車のハット型フレーム取り付けリアサペンション・シ
ョックアブゾーバの設置構造である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を添
付された図面に沿って詳述する。図1は、この発明に係
るフレームリアサスペンションのショックアブソーバの
設置構造を示す断面図である。この設置構造が設けられ
る太陽光自動車の他の構成は、従来の技術において説明
したものと同一とし、その重複説明は省くことにする。
付された図面に沿って詳述する。図1は、この発明に係
るフレームリアサスペンションのショックアブソーバの
設置構造を示す断面図である。この設置構造が設けられ
る太陽光自動車の他の構成は、従来の技術において説明
したものと同一とし、その重複説明は省くことにする。
【0013】この発明は、フレームアセンブリ300に
は、ハニカム板で断面ハット型状に折曲されたハット型
フレーム310を有する。この部分にショックアブソー
バが取り付けられる。この取付部位には、上下にブラケ
ットが設けられ、これらのブラケットのうち、取付部位
の下部側に設けられた下部ブラケット361、362
は、当該取付部位を挟んでそれぞれ両側(前後面)に位
置する。すなわち、前後面に当接される。この取付部位
を内外側を貫通する(前後方向に貫通する)締結ボルト
360により挟んで固着されている。これら下部ブラケ
ット361、362のうち、図1において右側の下部ブ
ラケット361には、第1のリンク363の一端が回動
可能に連結されており、この第1のリンク363の他端
は、一端にリアホイール350が設けられた第2のリン
ク364の中途にピン(ヒンジ)結合されている。
は、ハニカム板で断面ハット型状に折曲されたハット型
フレーム310を有する。この部分にショックアブソー
バが取り付けられる。この取付部位には、上下にブラケ
ットが設けられ、これらのブラケットのうち、取付部位
の下部側に設けられた下部ブラケット361、362
は、当該取付部位を挟んでそれぞれ両側(前後面)に位
置する。すなわち、前後面に当接される。この取付部位
を内外側を貫通する(前後方向に貫通する)締結ボルト
360により挟んで固着されている。これら下部ブラケ
ット361、362のうち、図1において右側の下部ブ
ラケット361には、第1のリンク363の一端が回動
可能に連結されており、この第1のリンク363の他端
は、一端にリアホイール350が設けられた第2のリン
ク364の中途にピン(ヒンジ)結合されている。
【0014】一方、前記取付部位の上部側には、上部ブ
ラケット365が設けられ、この上部ブラケット365
は、山型をなし、取付部位の天端を覆うように当接され
る。この取付部位を内外側を貫通する(前後方向に貫通
する)締結ボルト360により固着されている。そし
て、この上部ブラケット365には、第3のリンク36
6の一端が回動可能に連結され、この第3のリンク36
6の他端には、前記第2のリンク364の他端(リアホ
イール350が設けられていない側)が回動可能に連結
されている。
ラケット365が設けられ、この上部ブラケット365
は、山型をなし、取付部位の天端を覆うように当接され
る。この取付部位を内外側を貫通する(前後方向に貫通
する)締結ボルト360により固着されている。そし
て、この上部ブラケット365には、第3のリンク36
6の一端が回動可能に連結され、この第3のリンク36
6の他端には、前記第2のリンク364の他端(リアホ
イール350が設けられていない側)が回動可能に連結
されている。
【0015】さらに、前記第1のリンク363には、そ
の中途所定位置において第4のリンク367の一端がヒ
ンジ結合され、この第4のリンク367の他端は、第5
のリンク368の一端に回動可能に連結されている。第
5のリンク368は、その中途所定位置が前記上部ブラ
ケット365の上部に回動可能に取り付けられるととも
に、その他端にはショックアブソーバ369がヒンジ結
合され、このショックアブソーバ369は、前記下部ブ
ラケットのうち図1において左側の下部ブラケット36
2にヒンジ結合されている。したがって、ショックアブ
ソーバ369は、第5のリンク368の他端と下部ブラ
ケット362との間で回動可能に介装された状態になっ
ている。
の中途所定位置において第4のリンク367の一端がヒ
ンジ結合され、この第4のリンク367の他端は、第5
のリンク368の一端に回動可能に連結されている。第
5のリンク368は、その中途所定位置が前記上部ブラ
ケット365の上部に回動可能に取り付けられるととも
に、その他端にはショックアブソーバ369がヒンジ結
合され、このショックアブソーバ369は、前記下部ブ
ラケットのうち図1において左側の下部ブラケット36
2にヒンジ結合されている。したがって、ショックアブ
ソーバ369は、第5のリンク368の他端と下部ブラ
ケット362との間で回動可能に介装された状態になっ
ている。
【0016】ここで、前記上部ブラケット365は、第
3のリンク366と第5のリンク368とがヒンジ結合
により連結されるように一体になっているが、それぞれ
分離させることを妨げない。
3のリンク366と第5のリンク368とがヒンジ結合
により連結されるように一体になっているが、それぞれ
分離させることを妨げない。
【0017】また、図2のように、リアホイール350
が第1のリンク363の先端に回動可能に結合され、図
1における第2のリンク364と第3のリンク366と
が除かれた構成もある。この場合、若干強度低下が起こ
り得るが、変形された実施の形態として使用できる。
が第1のリンク363の先端に回動可能に結合され、図
1における第2のリンク364と第3のリンク366と
が除かれた構成もある。この場合、若干強度低下が起こ
り得るが、変形された実施の形態として使用できる。
【0018】さらに、図1及び図2に示す実施の形態に
おいて、リアホイール350の中心が、第1のリンク3
63のヒンジ結合部より下方に位置するようにすれば、
フレーム310への設置が極めて容易になり、屈曲した
道路での走行性も向上できる。
おいて、リアホイール350の中心が、第1のリンク3
63のヒンジ結合部より下方に位置するようにすれば、
フレーム310への設置が極めて容易になり、屈曲した
道路での走行性も向上できる。
【0019】以下、上記のように構成されたこの発明の
作用および効果について述べる。図1において、車両の
走行時、第2のリンク364に設けられたリアホイール
350に路面からの衝撃が伝達されると、これは第2の
リンク364にヒンジ結合された第1、3のリンク36
3、366に伝達される。この際、第1のリンク363
にヒンジ結合された第4のリンク367が、これにヒン
ジ結合された第5のリンク368を押し上げ、これによ
ってショックアブソーバ369が圧縮作用されつつ前記
ブラケット361、362に同一の力が分散されて伝達
される。
作用および効果について述べる。図1において、車両の
走行時、第2のリンク364に設けられたリアホイール
350に路面からの衝撃が伝達されると、これは第2の
リンク364にヒンジ結合された第1、3のリンク36
3、366に伝達される。この際、第1のリンク363
にヒンジ結合された第4のリンク367が、これにヒン
ジ結合された第5のリンク368を押し上げ、これによ
ってショックアブソーバ369が圧縮作用されつつ前記
ブラケット361、362に同一の力が分散されて伝達
される。
【0020】この状態から、リアホイール350が下降
するようになると、上記とは逆に各第1ないし第5のリ
ンクがそれぞれ作動し、ショックアブソーバ369が伸
長されるようになる。
するようになると、上記とは逆に各第1ないし第5のリ
ンクがそれぞれ作動し、ショックアブソーバ369が伸
長されるようになる。
【0021】さらに、リアホイール350の中心が、第
1のリンク363のヒンジ結合より下方に位置させる
と、リアホイール350が路面の凹凸により振動する
際、当該リアホイール350の動作に対応してショック
アブソーバ369が進退するため、従来の構成に比べて
路面の親和性に勝るようになる。
1のリンク363のヒンジ結合より下方に位置させる
と、リアホイール350が路面の凹凸により振動する
際、当該リアホイール350の動作に対応してショック
アブソーバ369が進退するため、従来の構成に比べて
路面の親和性に勝るようになる。
【0022】上記のように、この発明によれば、リアサ
スペンションを構成するショックアブソーバ369のス
プリングによる力を、フレーム310の前後方向に分岐
させて入力させることができる。すなわち、フレーム3
10への捩りモーメントを大幅に減少できるので、捩り
変形がほとんど発生しなくなる。したがって、太陽光自
動車のハット型フレーム310の見かけ上の実効的変形
剛性(広くは太陽光自動車の変形剛性)を補強すること
ができるとともに、結合部の剛性及び耐久性を向上させ
ることができる。
スペンションを構成するショックアブソーバ369のス
プリングによる力を、フレーム310の前後方向に分岐
させて入力させることができる。すなわち、フレーム3
10への捩りモーメントを大幅に減少できるので、捩り
変形がほとんど発生しなくなる。したがって、太陽光自
動車のハット型フレーム310の見かけ上の実効的変形
剛性(広くは太陽光自動車の変形剛性)を補強すること
ができるとともに、結合部の剛性及び耐久性を向上させ
ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の太陽光自動車のリアサスペンション用ショックアブ
ソーバの設置構造によれば、リアサスペンションを構成
するショックアブソーバのスプリングによる力をフレー
ムの前後方向に分岐させて入力させることができるの
で、太陽光自動車の変形剛性を補強することができると
ともに、結合部の剛性及び耐久性を向上させることがで
きるといった効果を奏する。
明の太陽光自動車のリアサスペンション用ショックアブ
ソーバの設置構造によれば、リアサスペンションを構成
するショックアブソーバのスプリングによる力をフレー
ムの前後方向に分岐させて入力させることができるの
で、太陽光自動車の変形剛性を補強することができると
ともに、結合部の剛性及び耐久性を向上させることがで
きるといった効果を奏する。
【図1】本実施の形態で説明したリアサスペンション用
ショックアブソーバの設置構造を示す断面図である。
ショックアブソーバの設置構造を示す断面図である。
【図2】本実施の形態の他の形態に係るリアサスペンシ
ョン用ショックアブソーバの設置構造を示す断面図であ
る。
ョン用ショックアブソーバの設置構造を示す断面図であ
る。
【図3】従来の技術において説明したリアサスペンショ
ン用ショックアブソーバの設置構造を示す概略断面図で
ある。
ン用ショックアブソーバの設置構造を示す概略断面図で
ある。
【図4】一般的な太陽光自動車の概略分離斜視図であ
る。
る。
【図5】図4の太陽光自動車の組立状態を長手方向で切
断した概略断面図である。
断した概略断面図である。
300 フレームアセンブリ 310 フレーム 350 リアホイール 361,362 下部ブラケット 363 第1のリンク 364 第2のリンク 365 上部ブラケット 366 第3のリンク 367 第4のリンク 368 第5のリンク 369 ショックアブソーバ
Claims (4)
- 【請求項1】軽量構造自動車の後部横方向に形成された
ハット型フレームと、 前記ハット型フレームの下部前後面に当接され前後方向
の貫通ボルトで挟み取り付けられる前部および後部の下
部ブラッケトと、 前記ハット型フレームの上部を覆うように当接され前後
方向の貫通ボルトで取り付けられる山形の上部ブラッケ
トと、 前記後部の下部ブラッケトに後方に向け前端がピン結合
され後端にリアホイールを有するホイール用のリンク
と、 前記前部の下部ブラッケトに斜め上方に向けて下端がピ
ン結合されるショックアブゾーバと、 前記ホイール用のリンクの中間部に上方に向け下端がピ
ン結合される後部のリンクと、 前後方向に向き中間部が前記上部ブラッケトにピン結合
され、前端部および後端部がそれぞれ前記ショックアブ
ゾーバの上端および前記後部のリンクの上端にピン結合
される上部のリンクとを備えて成る ことを特徴とする軽
量構造自動車のハット型フレーム取り付けリアサペンシ
ョン・ショックアブゾーバの設置構造。 - 【請求項2】前記上部ブラッケトの後面に後方に向け前
端がピン結合される上部後方リンクと、 前記ホイール用のリンクに代わり前記後部の下部ブラッ
ケトに後方に向け前端がピン結合されるとともに中間部
が前記後部のリンクの下端にピン結合される下部後方リ
ンクと、 下方に向き上端が前記上部後方リンクの後端にピン結合
され下端にリアホイールを有するとともに中間部が前記
下部後方リンクの後端にピン結合されるホイール用リン
クとを備えて成る ことを特徴とする請求項1記載の軽量
構造自動車のハット型フレーム取り付けリアサペンショ
ン・ショックアブゾーバの設置構造。 - 【請求項3】前記リヤーホイールの軸心は、前記ホイー
ル用のリンクと前記後部のリンクと の結合部より下方に
あることを特徴とする請求項1記載の軽量構造自動車の
ハット型フレーム取り付けリアサペンション・ショック
アブゾーバの設置構造。 - 【請求項4】前記リヤーホイールの軸心は、前記ホイー
ル用リンクと前記下部後部リンクとの結合部より下方に
あることを特徴とする請求項2記載の軽量構造自動車の
ハット型フレーム取り付けリアサペンション・ショック
アブゾーバの設置構造。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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KR1996P67734 | 1996-12-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10297235A JPH10297235A (ja) | 1998-11-10 |
JP2995220B2 true JP2995220B2 (ja) | 1999-12-27 |
Family
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Family Applications (1)
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US7168668B2 (en) * | 2004-08-04 | 2007-01-30 | Checkpoint Systems, Inc. | Damage resistant antenna mount |
ITMI20042390A1 (it) * | 2004-12-15 | 2005-03-15 | Galvano E C S R L | Quadriciclo |
FR2909314A1 (fr) * | 2006-11-30 | 2008-06-06 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Element de suspension de roue arriere de vehicule |
US8141891B2 (en) * | 2009-07-31 | 2012-03-27 | Honda Motor Co., Ltd. | Friction control apparatus for vehicle suspension |
WO2015097712A1 (en) * | 2013-12-23 | 2015-07-02 | Agarwal Narendra Swarup | Very low jerk and low cost vehicle suspension |
US20190126709A1 (en) * | 2017-10-30 | 2019-05-02 | Pilot Inc. | Lift kit |
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---|---|---|---|---|
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JPS61295186A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-25 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車の支持構造 |
US4911466A (en) * | 1989-05-25 | 1990-03-27 | Alfred Blair | Constant camber suspension |
DE4203057A1 (de) * | 1992-02-04 | 1993-08-05 | Bayerische Motoren Werke Ag | Radaufhaengung fuer fahrzeuge |
KR0139521B1 (ko) * | 1992-11-24 | 1998-07-01 | 전성원 | 자동차의 후륜 현가장치 |
KR0139520B1 (ko) * | 1992-12-28 | 1998-07-01 | 전성원 | 자동차의 현가장치 |
-
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- 1996-12-19 KR KR1019960067734A patent/KR100192419B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-12-10 US US08/988,160 patent/US6092614A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-10 DE DE19754906A patent/DE19754906C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-19 JP JP9365404A patent/JP2995220B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
DE19754906C2 (de) | 2000-05-25 |
US6092614A (en) | 2000-07-25 |
JPH10297235A (ja) | 1998-11-10 |
KR19980049061A (ko) | 1998-09-15 |
KR100192419B1 (ko) | 1999-06-15 |
DE19754906A1 (de) | 1998-06-25 |
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