JP2994970B2 - 蒸発装置 - Google Patents

蒸発装置

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    • F25D2321/141Removal by evaporation
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    • F25D2321/145Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by multiple collecting pans

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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温ショーケース
や冷蔵庫等の排水を受容して蒸発処理するための蒸発装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりこの種低温ショーケースや冷蔵
庫においては、例えば特公昭52−22711号公報
(F25D21/14)に示される如く、機械室内に冷
却器の除霜水(排水)を受容する蒸発皿を設置してお
り、この蒸発皿は電気ヒータ或いは圧縮機からの吐出高
温冷媒(以下、ホットガスと称す。)を流す配管によっ
て加熱することにより、除霜水を蒸発させるよう構成さ
れていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、夏場な
どに除霜水の量が増大した場合(通常の低温ショーケー
スで一日に27リットル程の除霜水が発生する)には、
蒸発能力が間に合わなくなり、漏水が発生する問題があ
る。そこで、複数の蒸発皿を上下に設置し、各蒸発皿に
て除霜水を受容して蒸発させれば除霜水の蒸発能力は増
大するが、除霜水には各種の異物が混入しており、この
異物によって各蒸発皿が汚れ、或いは目詰まりを起こす
ため、清掃などのメンテナンスが極めて煩雑となる。
【0004】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、複数の蒸発皿を上下に設
置して蒸発能力を増大させた場合にも、メンテナンス作
業性を向上させることができる蒸発装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蒸発装置は、複
数の蒸発皿を上下に設置し、上側の蒸発皿で受容した排
水を順次下側の蒸発皿に溢出させることによって排水を
多段階で蒸発させると共に、蒸発皿内に挿入された加熱
手段と、この加熱手段を保持する押さえ部材とを設け、
上方の蒸発皿から排水が流下する領域と下方の蒸発皿に
排水が流出する領域とに当該蒸発皿内上部を仕切る位置
に押さえ部材を配置したものである。
【0006】本発明の蒸発装置によれば、複数の蒸発皿
を上下に設置し、上側の蒸発皿で受容した排水を順次下
側の蒸発皿に溢出させて行って多段階で蒸発させるよう
にしたので、蒸発能力が向上し、多量の排水が生じた場
合にも漏水の発生を防止することができる。特に、蒸発
皿内に挿入した加熱手段を保持する押さえ部材により、
当該蒸発皿内を、上方の蒸発皿から排水が流下する領域
と下方の蒸発皿に排水が流出する領域とに仕切ることが
できるので、格別な仕切手段を設けること無く、排水に
含まれる沈殿物や浮遊ゴミが下方の蒸発皿に拡散し難く
くし、若しくは、浮遊ゴミの流出を阻止することができ
るようになる。これにより、清掃などメンテナンス作業
が容易となると共に、部品点数の削減とコストの低減も
図ることが可能となるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明を適用する実施例としての
低温ショーケース1の斜視図、図2は低温ショーケース
1の機械室2の平面図、図3は機械室2の縦断側面図、
図4は本発明の排水装置3の縦断正面図、図5は排水装
置3の最下段の蒸発皿20の平面図をそれぞれ示してい
る。実施例の低温ショーケース1は、断面略コ字状断熱
壁6の両側に側板7、7を取り付け、前面に開口した貯
蔵室8を構成しており、この貯蔵室8内には商品陳列用
の複数段の棚9・・が架設されている。
【0008】断熱壁6の底壁6A下方にはベース11上
に機械室2が構成されている。この機械室2内には、一
側前側に位置して冷却装置のコンデンサ12がベース1
1上に据え付けられており、その後側に送風機としての
コンデンシングファン13が取り付けられている。この
コンデンシングファン13の後方には本発明の蒸発装置
3がベース11上に設置されており、機械室2内の他側
には冷却装置のコンプレッサ14がベース11上に据え
付けられている。
【0009】前記蒸発装置3は、四隅で起立する支柱1
6・・・と、これら支柱16・・・の内側において上下
に所定間隔を存して保持された4枚の蒸発皿17、1
8、19、20とを備えて構成されている。各蒸発皿1
7、18、19、20は所定の深さを有して矩形状を呈
しており、その側面は下部が内側となるように傾斜して
いる。また、各蒸発皿17、18、19、20には、垂
直方向で相互に重複しない位置にオーバーフローパイプ
21、22、23、24がそれぞれ取り付けられてお
り、最下段の蒸発皿20のオーバーフローパイプ24は
ベース11を貫通して機械室2下方に延在している。
尚、このオーバーフローパイプ24の下方には図示しな
い排水槽が配置される。
【0010】前記断熱壁6の内側には前記冷却装置の図
示しない冷却器が設けられており、断熱壁6の底壁6A
上面にはこの冷却器からの除霜水を集めるドレン受け部
26が構成され、このドレン受け部26からは底壁6A
を貫通して排水パイプ27が機械室2内に臨んでいる。
排水装置3の最上段の蒸発皿17は着脱可能に支柱16
・・・に保持されると共に、この排水パイプ27の下方
に位置し、且つ、そのオーバーフローパイプ21は排水
パイプ27と垂直方向で重複しない位置とされている。
【0011】上から2段目及び3段目の蒸発皿18及び
19内には、前記コンプレッサ14から吐出されたホッ
トガスを流す加熱手段としての蒸発パイプ28、29が
それぞれ挿入され、各オーバーフローパイプ22、23
の上端より低い位置に配置されている。この場合、蒸発
パイプ28は蒸発パイプ29より冷媒回路上で上流に位
置している。また、各蒸発パイプ28、29はゴム3
1、32を介して押さえ部材33、34により各蒸発皿
18、19内に保持されている。
【0012】各押さえ部材33、34は各蒸発皿18、
19の上縁から各オーバーフローパイプ22、23の上
端より低い位置までの高さ寸法を有して蒸発皿18、1
9の前後全幅に渡っており、更に、押さえ部材33はオ
ーバーフローパイプ21とオーバーフローパイプ22の
間に位置し、押さえ部材34はオーバーフローパイプ2
2とオーバーフローパイプ23の間に位置している。こ
れによって、押さえ部材33は蒸発皿18内上部をオー
バーフローパイプ21下方に位置する領域とオーバーフ
ローパイプ22が存する領域とに仕切ると共に、押さえ
部材34は蒸発皿19内上部をオーバーフローパイプ2
2下方に位置する領域とオーバーフローパイプ23が存
する領域とに仕切っている。
【0013】最下段の蒸発皿20の裏面には、ヒータ押
さえ板37によって電気ヒータから成る加熱ヒータ38
が交熱的に取り付けられ、ヒータ押さえ板37の裏面と
ベース11間には断熱材39が介設されている。また、
この蒸発皿20の下面には温度フューズ及びバイメタル
から成る過熱防止器41が取り付けられている。更に、
支柱16には絶縁板42により水位センサとしての静電
容量式水位検知器43が取り付けられ、その電極板44
は最下段の蒸発皿20内に上から挿入されている。そし
て、この電極板44の下端(先端)は蒸発皿20の底面
より所定の高さの位置に配置されている。
【0014】次に、図6は低温ショーケース1(即ち、
蒸発装置3)の制御装置46のブロック図を示してい
る。制御装置46は汎用のマイクロコンピュータ47に
より構成されており、このマイクロコンピュータ47の
入力には貯蔵室8の温度、若しくは貯蔵室8に吐出され
る冷気の温度を検出する温度センサ51の出力が接続さ
れ、更に、前記水位検知器43の出力も接続されてい
る。マイクロコンピュータ47の出力には前記コンプレ
ッサ14のモータ14Mと、コンデンシングファン13
のモータ13M及び加熱ヒータ38が接続されている。
【0015】以上の構成で図7のタイミングチャートを
参照しながら低温ショーケース1の動作を説明する。マ
イクロコンピュータ47は通常サーモ運転を実行してい
る。このサーモ運転では、マイクロコンピュータ47は
温度センサ51の出力に基づき、貯蔵室8の温度が所定
の上限温度に達するとコンプレッサ14のモータ14M
及びコンデンシングファン13のモータ13Mを起動す
る。コンプレッサ14の運転によって前記冷却器が冷却
作用を発揮し、冷気が図示しないファンによって貯蔵室
8に吐出循環されて貯蔵室8の温度が所定の下限温度に
達すると、マイクロコンピュータ47はコンプレッサ1
4のモータ14Mとコンデンシングファン13のモータ
13Mを停止する。
【0016】また、マイクロコンピュータ47は例えば
2時間置きにコンプレッサ14のモータ14M及びコン
デンシングファン13のモータ13Mを強制的に停止
し、前記冷却器の除霜(OFFサイクル除霜)を実行す
る。この除霜によって生じた排水(除霜水)は断熱壁6
のドレン受け26に集められ、排水パイプ27から流下
して蒸発装置3の最上段の蒸発皿17に受容される。
【0017】蒸発皿17に流入した排水中には様々な異
物(ゴミ)が含まれているが、そのうち水より重いもの
は蒸発皿17内の底部に沈殿する。このとき、蒸発皿1
7にはホットパイプや加熱ヒータは設けられていないの
で、支柱16・・・から取り外してその沈殿物を清掃す
ることができる。
【0018】そして、蒸発皿17内の排水の水位が上昇
してオーバーフローパイプ21の上端に至ると、それに
浮遊するゴミと排水(上記の如く沈殿した上澄み)はオ
ーバーフローパイプ21の上端から流入し、下方に位置
する二段目の蒸発皿18に流下する(溢出)。更に、排
水の流入によって蒸発皿18のオーバーフローパイプ2
2の上端まで水位が上昇すると、オーバーフローパイプ
22の上端から排水は流入して下方に位置する三段目の
蒸発皿19に順次流下して行く。
【0019】蒸発皿18及び蒸発皿19に流入した排水
は、蒸発パイプ28、29によって順次加熱されて蒸発
されるので蒸発量は格段に増大する。この場合にも、上
段の蒸発皿18の蒸発パイプ28に先にホットガスが流
入するように構成したので、より熱い蒸発パイプ28に
て上段の蒸発皿18を加熱し、そこで出来るだけ排水の
蒸発を行わせて下方の蒸発皿19に流下する排水量を減
らすことができるようになる。
【0020】ここで、蒸発皿18に流入した排水中には
浮遊ゴミが含まれており、このゴミは蒸発皿18内の排
水面に浮遊するが、この浮遊ゴミは押さえ部材33によ
ってオーバーフローパイプ21側にせき止められる。そ
して、オーバーフローパイプ22は押さえ部材33を挟
んでオーバーフローパイプ21の反対側に位置している
ので、浮遊ゴミはオーバーフローパイプ22に流入し難
くなる。
【0021】また、同様に蒸発皿19に流入した排水中
に残存する浮遊ゴミも、押さえ部材34によってオーバ
ーフローパイプ22側にせき止められるので、排水がオ
ーバーフローパイプ23の上端より上昇した場合にも、
蒸発皿19に浮遊するゴミはオーバーフローパイプ23
に流入し難くなる。
【0022】このように、蒸発装置3は最上段の蒸発皿
17にて排水中の沈殿物を区分け除去し、二段目、三段
目の蒸発皿18、19にて浮遊ゴミを区分け除去する構
造とし、上方の蒸発皿から下方の蒸発皿になるべく異物
を流下させないようにしたので、異物の拡散を最小限に
抑えることができるようになる。また、最上段の蒸発皿
17は取り外して清掃可能としたので、メンテナンス作
業性が著しく向上し、衛生的な排水装置とすることがで
きる。更に、蒸発皿18、19における浮遊ゴミの区分
けも蒸発パイプ28、29の押さえ部材33、34を兼
用して行っているので、格別な仕切が不要となり、部品
点数とコストの削減を図ることができるようになる。
【0023】ここで、夏場等に排水量が増大し、また、
蒸発パイプ28、29の加熱が不十分となって蒸発皿1
9内の排水の水位がオーバーフローパイプ23の上端ま
で上昇すると、排水はそこを通って最終的に最下段の蒸
発皿20に流下する。そして、最下段の蒸発皿20の水
量が増して水位が上昇して行き、所定水位まで上昇して
水位検知器43の電極板44の先端が排水に浸かると、
電極板44と蒸発皿20間の静電容量が空気の場合から
変化するので、水位検知器43が出力を発生する。
【0024】このようにして水位検知器43が最下段の
蒸発皿20の所定水位を検知すると、マイクロコンピュ
ータ47は係る水位検知器43の出力に基づき、加熱ヒ
ータ38に通電を開始すると共に、コンデンシングファ
ン13のモータ13Mを強制的に連続運転する。蒸発皿
20内の排水は加熱ヒータ38により加熱されて強制蒸
発されるが、加熱ヒータ38の発熱は蒸発皿20内の排
水が所定水位まで溜まった時点で開始されるので、排水
が少ない状態で蒸発皿20が加熱された場合に問題とな
る蒸発温や湯気の発生を未然に回避することができるよ
うになる。
【0025】また、コンデンシングファン13が運転さ
れると、外気が図2及び図3中矢印の如く機械室2内に
吸引され、コンデンサ12に通風される。そして、吸引
された外気はコンデンシングファン13を経て排水装置
3に至る。排水装置3に至った外気は各蒸発皿17〜1
9の側面の傾斜によって斜め下方に指向され、下側に位
置する蒸発皿18〜20の排水面に吹き付けられるの
で、各蒸発皿17〜20での排水の蒸発は更に円滑なも
のとなる。また、排水装置3には四段の蒸発皿17〜2
0が設けられているので、排水装置3に吹き付けられた
風の一部はそれに跳ね返り、図2中矢印の如くコンプレ
ッサ14方向に指向されるので、コンプレッサ14の空
冷も支障無く行われる。尚、この段階ではマイクロコン
ピュータ47は除霜を終了し、コンプレッサ14は通常
サーモ運転に復帰している。
【0026】加熱ヒータ38の加熱によって最下段の蒸
発皿20内の排水が蒸発し、その水位が低下して行って
所定水位より下がり、電極44が水面上に出ると、静電
容量が変化して水位検知器43の出力は初期状態に復帰
する。しかしながら、マイクロコンピュータ47はこの
水位検知器43の出力が変化した時点から所定期間、例
えば45分間コンデンシングファン13のモータ13M
と加熱ヒータ38に固定(強制的に)して通電し、この
45分の経過後に、即ち、45分遅延してコンデンシン
グファン13及び加熱ヒータ38への通電(強制通電)
を終了する。
【0027】ここで、電極44が水面上に出ても排水は
電極44より低い水位で蒸発皿20内に残存している。
しかしながら、マイクロコンピュータ47は電極44が
水面上に出た後、所定期間遅延してコンデンシングファ
ン13及び加熱ヒータ38への通電を停止するので、蒸
発皿20内に残存した排水を完全に蒸発させることがで
きる。
【0028】尚、実施例では上下四段の蒸発皿17〜2
0により蒸発装置3を構成したが、蒸発パイプを挿入し
た蒸発皿を一段として合計三段のものでも良く、また、
更に多段の蒸発皿から構成しても差し支えない。更に、
実施例では水位センサを静電容量式の水位検知器にて構
成したが、それに限らず、フロート式等の水位センサを
使用しても良い。更にまた、実施例では低温ショーケー
スに本発明を適用したが、家庭用或いは業務用の冷蔵庫
や空調機等にも本発明は有効である。
【0029】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、複数
の蒸発皿を上下に設置し、上側の蒸発皿で受容した排水
を順次下側の蒸発皿に溢出させて行って多段階で蒸発さ
せるようにしたので、蒸発能力が向上し、多量の排水が
生じた場合にも漏水の発生を防止することができる。特
に、蒸発皿内に挿入した加熱手段を保持する押さえ部材
により、当該蒸発皿内を、上方の蒸発皿から排水が流下
する領域と下方の蒸発皿に排水が流出する領域とに仕切
ることができるので、格別な仕切手段を設けること無
く、排水に含まれる沈殿物や浮遊ゴミが下方の蒸発皿に
拡散し難くくし、若 しくは、浮遊ゴミの流出を阻止する
ことができるようになる。これにより、清掃などメンテ
ナンス作業が容易となると共に、部品点数の削減とコス
トの低減も図ることが可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する実施例としての低温ショーケ
ースの斜視図である。
【図2】図1の低温ショーケースの機械室の平面図であ
る。
【図3】図2の機械室の縦断側面図である。
【図4】本発明の排水装置の縦断正面図である。
【図5】本発明の排水装置の最下段の蒸発皿の平面図で
ある。
【図6】低温ショーケースの制御装置のブロック図であ
る。
【図7】コンプレッサ、コンデンシングファン、加熱ヒ
ータ等の動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
3 蒸発装置 17〜20 蒸発皿 28、29 蒸発パイプ(加熱手段) 33、34 押さえ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井口 治信 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 久保田 利明 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 谷口 博 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−217775(JP,A) 実公 昭49−13401(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 21/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の蒸発皿を上下に設置し、上側の蒸
    発皿で受容した排水を順次下側の蒸発皿に溢出させるこ
    とによって排水を多段階で蒸発させると共に、前記蒸発
    皿内に挿入された加熱手段と、この加熱手段を保持する
    押さえ部材とを備え、上方の蒸発皿から排水が流下する
    領域と下方の蒸発皿に排水が流出する領域とに当該蒸発
    皿内上部を仕切る位置に前記押さえ部材を配置したこと
    を特徴とする蒸発装置。
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