JP2975868B2 - 蒸発装置 - Google Patents
蒸発装置Info
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- JP2975868B2 JP2975868B2 JP7080212A JP8021295A JP2975868B2 JP 2975868 B2 JP2975868 B2 JP 2975868B2 JP 7080212 A JP7080212 A JP 7080212A JP 8021295 A JP8021295 A JP 8021295A JP 2975868 B2 JP2975868 B2 JP 2975868B2
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- evaporating dish
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- dish
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D21/00—Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
- F25D21/14—Collecting or removing condensed and defrost water; Drip trays
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/141—Removal by evaporation
- F25D2321/1412—Removal by evaporation using condenser heat or heat of desuperheaters
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/144—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the construction of drip water collection pans
- F25D2321/1442—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the construction of drip water collection pans outside a refrigerator
-
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- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
- F25D2321/14—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water
- F25D2321/145—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by multiple collecting pans
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2321/00—Details or arrangements for defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water, not provided for in other groups of this subclass
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- F25D2321/146—Collecting condense or defrost water; Removing condense or defrost water characterised by the pipes or pipe connections
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、低温ショーケース
や冷蔵庫等のドレン水を受容して蒸発処理するための蒸
発装置に関する。
や冷蔵庫等のドレン水を受容して蒸発処理するための蒸
発装置に関する。
【従来の技術】従来よりこの種低温ショーケースや冷蔵
庫においては、例えば特公昭52ー22711号公報
(F25D21/14)に示される如く、機械室内に冷
却器の除霜水(ドレン水)を受容する蒸発皿を設置して
おり、この蒸発皿は電気ヒータ或いは圧縮機からの吐出
高温冷媒(以下、ホットガスと称す。)を流す配管によ
って加熱することにより、除霜水を蒸発させるよう構成
されていた。
庫においては、例えば特公昭52ー22711号公報
(F25D21/14)に示される如く、機械室内に冷
却器の除霜水(ドレン水)を受容する蒸発皿を設置して
おり、この蒸発皿は電気ヒータ或いは圧縮機からの吐出
高温冷媒(以下、ホットガスと称す。)を流す配管によ
って加熱することにより、除霜水を蒸発させるよう構成
されていた。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、夏場な
どに除霜水の量が増大した場合(通常の低温ショーケー
スで一日に27リットル程の除霜水が発生する)には、
蒸発能力が間に合わなくなり、蒸発皿から水が溢れると
いう問題がある。そこで、複数の蒸発皿を上下に設置
し、各蒸発皿にて除霜水を受容して蒸発させれば除霜水
の蒸発能力は増大するが、除霜水には各種の異物が混入
しており、この異物によって各蒸発皿が汚れ、或いは目
詰まりを起こすため、清掃などのメンテナンスが極めて
煩雑となる。本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、複数の蒸発皿を上下に設
置して蒸発能力を増大させると共に、メンテナンス作業
性を向上させることができる蒸発装置を提供することを
目的とする。
どに除霜水の量が増大した場合(通常の低温ショーケー
スで一日に27リットル程の除霜水が発生する)には、
蒸発能力が間に合わなくなり、蒸発皿から水が溢れると
いう問題がある。そこで、複数の蒸発皿を上下に設置
し、各蒸発皿にて除霜水を受容して蒸発させれば除霜水
の蒸発能力は増大するが、除霜水には各種の異物が混入
しており、この異物によって各蒸発皿が汚れ、或いは目
詰まりを起こすため、清掃などのメンテナンスが極めて
煩雑となる。本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、複数の蒸発皿を上下に設
置して蒸発能力を増大させると共に、メンテナンス作業
性を向上させることができる蒸発装置を提供することを
目的とする。
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の蒸発皿
を上下に設置し、上側の蒸発皿で受容したドレン水を順
次下側の蒸発皿に溢出させることによりドレン水を多段
階で蒸発させる蒸発装置において、前記蒸発皿を四角形
状とし1つの対角線の両コーナー部付近に下方の蒸発皿
に排水するためのオーバーフローパイプを設けると共
に、各蒸発皿は直上の蒸発皿のオーバーフローパイプの
設けられていないコーナー部付近に順次オーバーフロー
パイプを設けた蒸発装置を提供するものである。本発明
の蒸発装置によれば、複数の蒸発皿を上下に設置し、上
側の蒸発皿で受容したドレン水を順次下側の蒸発皿に溢
出させて多段階で蒸発させるようにしたので、蒸発能力
が向上し、多量のドレン水が生じた場合にも溢水の発生
を防止することができることに加えて、蒸発皿が前後方
向又は左右方向に傾斜して設けられている場合にも、各
蒸発皿において、1つの対角線の両コーナー部付近にオ
ーバーフローパイプが設けられているために、いずれか
一方のオーバーフローパイプより下方の蒸発皿に排水す
ることができる。
を上下に設置し、上側の蒸発皿で受容したドレン水を順
次下側の蒸発皿に溢出させることによりドレン水を多段
階で蒸発させる蒸発装置において、前記蒸発皿を四角形
状とし1つの対角線の両コーナー部付近に下方の蒸発皿
に排水するためのオーバーフローパイプを設けると共
に、各蒸発皿は直上の蒸発皿のオーバーフローパイプの
設けられていないコーナー部付近に順次オーバーフロー
パイプを設けた蒸発装置を提供するものである。本発明
の蒸発装置によれば、複数の蒸発皿を上下に設置し、上
側の蒸発皿で受容したドレン水を順次下側の蒸発皿に溢
出させて多段階で蒸発させるようにしたので、蒸発能力
が向上し、多量のドレン水が生じた場合にも溢水の発生
を防止することができることに加えて、蒸発皿が前後方
向又は左右方向に傾斜して設けられている場合にも、各
蒸発皿において、1つの対角線の両コーナー部付近にオ
ーバーフローパイプが設けられているために、いずれか
一方のオーバーフローパイプより下方の蒸発皿に排水す
ることができる。
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明を適用する実施例としての
低温ショーケース1の斜視図、図2は低温ショーケース
1の機械室2の平面図、図3は機械室2の縦断側面図、
図4は蒸発装置3のA−A断面図、図5は蒸発装置3の
最下段の蒸発皿20の平面図、図6は蒸発装置3の要部
縦断正面図、図7はパイプストッパーの斜視図をそれぞ
れ示している。実施例の低温ショーケース1は、断面略
コ字状断熱壁6の両側に側板7,7を取り付け、前面に
開口した貯蔵室8を構成しており、この貯蔵室8内には
商品陳列用の複数段の棚9・・が架設されている。断熱
壁6の底壁6A下方にはベース11上に機械室2が構成
されている。この機械室2内には、一側前側に位置して
冷却装置のコンデンサ12がベース11上に据え付けら
れており、その後側に送風機としてのコンデンシングフ
ァン13が取り付けられている。このコンデンシングフ
ァン13の後方には本発明の蒸発装置3がベース11上
に設置されており、機械室2内の他側には冷却装置のコ
ンプレッサ14がベース上に据え付けられている。前記
蒸発装置3は、四隅に起立する支柱16・・・と、これ
ら支柱16・・・の内側において上下に所定間隔を存し
て保持された4枚の蒸発皿17,18,19,20とを
備えて構成されている。各蒸発皿17,18,19,2
0は所定の深さを有して四角形状を呈しており、その側
面は下部が内側となるように傾斜している。また、各蒸
発皿17,18,19には、1つの対角線上の両コーナ
ー部付近で且つ、各蒸発皿において、直上の蒸発皿の排
水孔の設けられていないコーナー部付近に排水孔を設け
ると共に、排水孔を挿通する着脱自在なオーバーフロー
パイプ21A,21B,22A,22B,23A,23
Bがそれぞれ設けられており、オーバーフローパイプ2
1A,21B,22A,22B,23A,23Bには排
水孔の開口縁方向に押圧してオーバーフローパイプ21
A,21B,22A,22B,23A,23Bを蒸発皿
17,18,19に保持するための弾性を有し着脱自在
なパイプストッパー33がパッキング34を介して設け
られており、最下段の蒸発皿20のオーバーフローパイ
プ24A,24Bはベース11を貫通して機械室2下方
に延在している。尚、このオーバーフローパイプ24
A,24Bの下方には図示しない排水槽が配置される。
ここで、各蒸発皿17,18,19,20が設置条件や
誤った設置方法等により、蒸発装置3自体が前後方向又
は左右方向に傾斜して設けられた場合にも、各段にはオ
ーバーフローパイプが1つの対角線上の両コーナー部付
近に設けられているために、各蒸発皿上のドレン水はど
ちらかのオーバーフローパイプ21A,21B,22
A,22B,23A,23B,24A,24Bを介して
下方の蒸発皿又は排水槽に排水することができ、急激に
排水量が増加した場合にも、各蒸発皿17,18,1
9,20より排水が外部に溢れることを防止できる。ま
た、弾性を有し着脱自在なパイプストッパー33にはオ
ーバーフローパイプ21A,21B,22A,22B,
23A,23Bの上端に接しながら外方に折曲する上端
部33Aと、オーバーフローパイプ21A,21B,2
2A,22B,23A,23Bの内壁にパッキング34
を介して当接する側辺部33Bと、オーバーフローパイ
プ21A,21B,22A,22B,23A,23Bの
下端を載置する載置部33Cと、載置部33Cより上方
に延在しオーバーフローパイプ21A,21B,22
A,22B,23A,23Bの外側に位置する起立部3
3Dと、起立部33Dより外方に折曲されて蒸発皿1
7,18,19の裏面に当接する当接部33Eとを設け
ている。上記構成により、パイプストッパー33の側辺
部33Bが着脱自在なオーバーフローパイプ21A,2
1B,22A,22B,23A,23Bの内壁に排水孔
の開口縁方向に向けて弾性を有して設けられているため
に、各蒸発皿17,18,19とオーバーフローパイプ
21A,21B,22A,22B,23A,23Bとが
密着して固定され、オーバーフローパイプ21A,21
B,22A,22B,23A,23Bの外面に沿って下
方の蒸発皿18,19,20に排水されることを防止で
きることに加えて、パイプストッパー33の上端部33
Aがオーバーフローパイプ21A,21B,22A,2
2B,23A,23Bの上端に接しながら外方に折曲し
ているので、オーバーフローパイプ21A,21B,2
2A,22B,23A,23Bの表面に働く表面張力を
切断する働きをする。仮にパイプストッパー33の上端
部33Aがオーバーフローパイプ21A,21B,22
A,22B,23A,23Bの全周に渡って設けられて
いたとしても、オーバーフローパイプ21A,21B,
22A,22B,23A,23Bの上端の表面積を大き
くしたことと同様であるので、オーバーフローパイプ2
1A,21B,22A,22B,23A,23Bに働く
表面張力を小さくすることができる。また、パイプスト
ッパー33を取り外すことにより、オーバーフローパイ
プ21A,21B,22A,22B,23A,23Bを
取り外すことができ、各蒸発皿17,18,19に残っ
たドレン水の水抜きができる等のメンテナンスを容易に
行うことができる。更に、載置部33Cがオーバーフロ
ーパイプ21A,21B,22A,22B,23A,2
3Bの下端を載置すると共に、当接部33Eが蒸発皿1
7,18,19の裏面に当接することにより、蒸発皿1
7,18,19に対するオーバーフローパイプ21A,
21B,22A,22B,23A,23Bの位置を常に
同じ高さに決めることができる。前記断熱壁6の内側に
は前記冷却装置の図示しない冷却器が設けられており、
断熱壁6の底壁6A上面にはこの冷却器からのドレン水
を集めるドレン受け部26が構成され、このドレン受け
部26からは底壁6Aを貫通して排水パイプ27が機械
室2内に臨んでいる。蒸発装置3の最上段の蒸発皿17
は着脱可能に支柱16・・・に保持されると共に、排水
パイプ27の下方に位置し、且つ、そのオーバーフロー
パイプ21A,21Bは排水パイプ27と垂直方向で重
複しない位置とされている。上から2段目及び3段目の
蒸発皿18,19内には、前記コンプレッサ14から吐
出されたホットガスを流す加熱手段としての蒸発パイプ
28,29がそれぞれ挿入され、各オーバーフローパイ
プ22A,22B,23A,23Bの上端より低い位置
に配置されている。この場合、蒸発パイプ28は蒸発パ
イプ29より冷媒回路上で上流に位置している。最下段
の蒸発皿20の裏面には、ヒータ押さえ板37によって
電気ヒータからなる加熱ヒータ38が交熱的に取り付け
られ、ヒータ押さえ板37の裏面とベース11間には断
熱材39が介設されている。また、支柱16には絶縁板
42により水位センサとしての静電容量式水位検知器4
3が取り付けられ、その電極板44は最下段の蒸発皿2
0内に上から挿入されている。そして、この電極板44
の下端(先端)は蒸発皿20の底面より所定の高さの位
置に配置されている。次に、図8は低温ショーケース1
(即ち、蒸発装置3)の制御装置46のブロック図を示
している。制御装置46は汎用のマイクロコンピュータ
47により構成されており、このマイクロコンピュータ
47の入力には貯蔵室8の温度、若しくは貯蔵室8に吐
出される冷気の温度を検出する温度センサ51の出力が
接続され、更に、前記水位検知器43の出力も接続され
ている。マイクロコンピュータ47の出力には前記コン
プレッサ14のモータ14Mと、コンデンシングファン
13のモータ13M及び加熱ヒータ38が接続されてい
る。以上の構成で図9のタイミングチャートを参照しな
がら低温ショーケース1の動作を説明する。マイクロコ
ンピュータ47は通常サーモ運転を実行している。この
サーモ運転では、マイクロコンピュータ47は温度セン
サ51の出力に基づき、貯蔵室8の温度が所定の上限温
度に達するとコンプレッサ14のモータ14M及びコン
デンシングファン13のモータ13Mを起動する。コン
プレッサ14の運転によって前記冷却器が冷却作用を発
揮し、冷気が図示しないファンによって貯蔵室8に吐出
循環されて貯蔵室8の温度が所定の下限温度に達する
と、マイクロコンピュータ47はコンプレッサ14のモ
ータ14Mとコンデンシングファン13のモータ13M
を停止する。また、マイクロコンピュータ47は例えば
2時間置きにコンプレッサ14のモータ14M及びコン
デンシングファン13のモータ13Mを強制的に停止
し、前記冷却器の除霜(OFFサイクル除霜)を実行す
る。この除霜によって生じたドレン水は断熱壁6のドレ
ン受け26に集められ、排水パイプ27から流下して蒸
発装置3の最上段の蒸発皿17に受容される。蒸発皿1
7に流入したドレン水中には様々な異物(ゴミ)が含ま
れているが、そのうち水より重いものは蒸発皿17内の
底部に沈殿する。このとき、蒸発皿17にはホットパイ
プや加熱ヒータは設けられていないので、支柱16・・
・から取り外してその沈殿物を清掃することができる。
そして、蒸発皿17内のドレン水の水位が上昇してオー
バーフローパイプ21A,21Bの上端に至ると、それ
に浮遊するゴミと排水(上記の如く沈殿した上澄み)は
オーバーフローパイプ21A,21Bの上端から流入
し、下方に位置する二段目の蒸発皿18に流下する(溢
出)。更に、ドレン水の流下によって蒸発皿18のオー
バーフローパイプ22A,22Bの上端まで水位が上昇
すると、オーバーフローパイプ22A,22Bの上端か
らドレン水は流入して下方に位置する三段目の蒸発皿1
9に順次流下していく。蒸発皿18及び蒸発皿19に流
入したドレン水は、蒸発パイプ28,29によって順次
加熱されて蒸発されるので蒸発量は格段に増大する。こ
の場合にも、上段の蒸発皿18の蒸発パイプ28に先に
ホットガスが流入するように構成したので、より熱い蒸
発パイプ28にて上段の蒸発皿18を加熱し、そこでで
きるだけドレン水の蒸発を行わせて下方の蒸発皿19に
流下する排水量を減らすことができるようになる。ここ
で、夏場等に排水量が増大し、また、蒸発パイプ28,
29の加熱が不十分となって蒸発皿19内にドレン水の
水位がオーバーフローパイプ23A,23Bの上端まで
上昇すると、ドレン水はそこを通って最終的に最下段の
蒸発皿20に流下する。そして、最下段の蒸発皿20の
水量が増して水位が上昇して行き、所定水位まで上昇し
て水位検知器43の電極板44の先端がドレン水に浸か
ると、電極板44と蒸発皿20間の静電容量が空気の場
合から変化するので、水位検知器43が出力を発生す
る。このようにして水位検知器43が最下段の蒸発皿2
0の所定水位を検知すると、マイクロコンピュータ47
は係る水位検知器43の出力に基づき、加熱ヒータ38
に通電を開始すると共に、コンデンシングファン13の
モータ13Mを強制的に連続運転する。蒸発皿20内の
ドレン水は加熱ヒータ38により加熱されて強制蒸発さ
れるが、加熱ヒータ38の発熱は蒸発皿20内のドレン
水が所定水位まで溜まった時点で開始されるので、ドレ
ン水が少ない状態で蒸発皿20が加熱された場合に問題
となる蒸発音や湯気の発生を未然に回避することができ
るようになる。また、コンデンシングファン13が運転
されると、外気が図2及び図3中矢印の如く機械室2内
に吸引され、コンデンサ12に通風される。そして、吸
引された外気はコンデンシングファン13を経て蒸発装
置3に至る。蒸発装置3に至った外気は各蒸発皿17〜
19の側面の傾斜によって斜め下方に指向され、下側に
位置する蒸発皿18〜20の排水面に吹き付けられるの
で、各蒸発皿17〜20での排水の蒸発は更に円滑なも
のとなる。また、蒸発装置3には四段の蒸発皿17〜2
0が設けられているので、除霜装置3に吹き付けられた
風の一部はそれに跳ね返り、図2中矢印の如くコンプレ
ッサ14方向に指向されるので、コンプレッサ14の空
冷も支障無く行われる。尚、この段階ではマイクロコン
ピュータ47は除霜を終了し、コンプレッサ14は通常
サーモ運転に復帰している。加熱ヒータ38の加熱によ
って最下段の蒸発皿20内のドレン水が蒸発し、その水
位が低下して行って所定水位より下がり、電極44が水
面上に出ると、静電容量が変化して水位検知器43の出
力は初期状態に復帰する。しかしながら、マイクロコン
ピュータ47はこの水位検知器43の出力が変化した時
点から所定期間、例えば45分間コンデンシングファン
13のモータ13Mと加熱ヒータ38に固定(強制的
に)して通電し、この45分の経過後に、即ち、45分
遅延してコンデンシングファン13及び加熱ヒータ38
への通電(強制通電)を終了する。ここで、電極44が
水面上に出てもドレン水は電極44より低い水位で蒸発
皿20内に残存している。しかしながら、マイクロコン
ピュータ47は電極44が水面上に出た後、所定期間遅
延してコンデンシングファン13及び加熱ヒータ38へ
の通電を停止するので、蒸発皿20内に残存したドレン
水を完全に蒸発させることができる。尚、実施例では上
下四段の蒸発皿17〜20により蒸発装置3を構成した
が、蒸発パイプを挿入した蒸発皿を一段として合計三段
のものでも良く、また、更に多段の蒸発皿から構成して
も差し支えない。更に、実施例では水位センサを静電容
量式の水位検知器にて構成したが、それに限らず、フロ
ート式等の水位センサを使用しても良い。更にまた、実
施例では低温ショーケースに本発明を適用したが、家庭
用或いは業務用の冷蔵庫や空調機等にも本発明は有効で
ある。
例を詳述する。図1は本発明を適用する実施例としての
低温ショーケース1の斜視図、図2は低温ショーケース
1の機械室2の平面図、図3は機械室2の縦断側面図、
図4は蒸発装置3のA−A断面図、図5は蒸発装置3の
最下段の蒸発皿20の平面図、図6は蒸発装置3の要部
縦断正面図、図7はパイプストッパーの斜視図をそれぞ
れ示している。実施例の低温ショーケース1は、断面略
コ字状断熱壁6の両側に側板7,7を取り付け、前面に
開口した貯蔵室8を構成しており、この貯蔵室8内には
商品陳列用の複数段の棚9・・が架設されている。断熱
壁6の底壁6A下方にはベース11上に機械室2が構成
されている。この機械室2内には、一側前側に位置して
冷却装置のコンデンサ12がベース11上に据え付けら
れており、その後側に送風機としてのコンデンシングフ
ァン13が取り付けられている。このコンデンシングフ
ァン13の後方には本発明の蒸発装置3がベース11上
に設置されており、機械室2内の他側には冷却装置のコ
ンプレッサ14がベース上に据え付けられている。前記
蒸発装置3は、四隅に起立する支柱16・・・と、これ
ら支柱16・・・の内側において上下に所定間隔を存し
て保持された4枚の蒸発皿17,18,19,20とを
備えて構成されている。各蒸発皿17,18,19,2
0は所定の深さを有して四角形状を呈しており、その側
面は下部が内側となるように傾斜している。また、各蒸
発皿17,18,19には、1つの対角線上の両コーナ
ー部付近で且つ、各蒸発皿において、直上の蒸発皿の排
水孔の設けられていないコーナー部付近に排水孔を設け
ると共に、排水孔を挿通する着脱自在なオーバーフロー
パイプ21A,21B,22A,22B,23A,23
Bがそれぞれ設けられており、オーバーフローパイプ2
1A,21B,22A,22B,23A,23Bには排
水孔の開口縁方向に押圧してオーバーフローパイプ21
A,21B,22A,22B,23A,23Bを蒸発皿
17,18,19に保持するための弾性を有し着脱自在
なパイプストッパー33がパッキング34を介して設け
られており、最下段の蒸発皿20のオーバーフローパイ
プ24A,24Bはベース11を貫通して機械室2下方
に延在している。尚、このオーバーフローパイプ24
A,24Bの下方には図示しない排水槽が配置される。
ここで、各蒸発皿17,18,19,20が設置条件や
誤った設置方法等により、蒸発装置3自体が前後方向又
は左右方向に傾斜して設けられた場合にも、各段にはオ
ーバーフローパイプが1つの対角線上の両コーナー部付
近に設けられているために、各蒸発皿上のドレン水はど
ちらかのオーバーフローパイプ21A,21B,22
A,22B,23A,23B,24A,24Bを介して
下方の蒸発皿又は排水槽に排水することができ、急激に
排水量が増加した場合にも、各蒸発皿17,18,1
9,20より排水が外部に溢れることを防止できる。ま
た、弾性を有し着脱自在なパイプストッパー33にはオ
ーバーフローパイプ21A,21B,22A,22B,
23A,23Bの上端に接しながら外方に折曲する上端
部33Aと、オーバーフローパイプ21A,21B,2
2A,22B,23A,23Bの内壁にパッキング34
を介して当接する側辺部33Bと、オーバーフローパイ
プ21A,21B,22A,22B,23A,23Bの
下端を載置する載置部33Cと、載置部33Cより上方
に延在しオーバーフローパイプ21A,21B,22
A,22B,23A,23Bの外側に位置する起立部3
3Dと、起立部33Dより外方に折曲されて蒸発皿1
7,18,19の裏面に当接する当接部33Eとを設け
ている。上記構成により、パイプストッパー33の側辺
部33Bが着脱自在なオーバーフローパイプ21A,2
1B,22A,22B,23A,23Bの内壁に排水孔
の開口縁方向に向けて弾性を有して設けられているため
に、各蒸発皿17,18,19とオーバーフローパイプ
21A,21B,22A,22B,23A,23Bとが
密着して固定され、オーバーフローパイプ21A,21
B,22A,22B,23A,23Bの外面に沿って下
方の蒸発皿18,19,20に排水されることを防止で
きることに加えて、パイプストッパー33の上端部33
Aがオーバーフローパイプ21A,21B,22A,2
2B,23A,23Bの上端に接しながら外方に折曲し
ているので、オーバーフローパイプ21A,21B,2
2A,22B,23A,23Bの表面に働く表面張力を
切断する働きをする。仮にパイプストッパー33の上端
部33Aがオーバーフローパイプ21A,21B,22
A,22B,23A,23Bの全周に渡って設けられて
いたとしても、オーバーフローパイプ21A,21B,
22A,22B,23A,23Bの上端の表面積を大き
くしたことと同様であるので、オーバーフローパイプ2
1A,21B,22A,22B,23A,23Bに働く
表面張力を小さくすることができる。また、パイプスト
ッパー33を取り外すことにより、オーバーフローパイ
プ21A,21B,22A,22B,23A,23Bを
取り外すことができ、各蒸発皿17,18,19に残っ
たドレン水の水抜きができる等のメンテナンスを容易に
行うことができる。更に、載置部33Cがオーバーフロ
ーパイプ21A,21B,22A,22B,23A,2
3Bの下端を載置すると共に、当接部33Eが蒸発皿1
7,18,19の裏面に当接することにより、蒸発皿1
7,18,19に対するオーバーフローパイプ21A,
21B,22A,22B,23A,23Bの位置を常に
同じ高さに決めることができる。前記断熱壁6の内側に
は前記冷却装置の図示しない冷却器が設けられており、
断熱壁6の底壁6A上面にはこの冷却器からのドレン水
を集めるドレン受け部26が構成され、このドレン受け
部26からは底壁6Aを貫通して排水パイプ27が機械
室2内に臨んでいる。蒸発装置3の最上段の蒸発皿17
は着脱可能に支柱16・・・に保持されると共に、排水
パイプ27の下方に位置し、且つ、そのオーバーフロー
パイプ21A,21Bは排水パイプ27と垂直方向で重
複しない位置とされている。上から2段目及び3段目の
蒸発皿18,19内には、前記コンプレッサ14から吐
出されたホットガスを流す加熱手段としての蒸発パイプ
28,29がそれぞれ挿入され、各オーバーフローパイ
プ22A,22B,23A,23Bの上端より低い位置
に配置されている。この場合、蒸発パイプ28は蒸発パ
イプ29より冷媒回路上で上流に位置している。最下段
の蒸発皿20の裏面には、ヒータ押さえ板37によって
電気ヒータからなる加熱ヒータ38が交熱的に取り付け
られ、ヒータ押さえ板37の裏面とベース11間には断
熱材39が介設されている。また、支柱16には絶縁板
42により水位センサとしての静電容量式水位検知器4
3が取り付けられ、その電極板44は最下段の蒸発皿2
0内に上から挿入されている。そして、この電極板44
の下端(先端)は蒸発皿20の底面より所定の高さの位
置に配置されている。次に、図8は低温ショーケース1
(即ち、蒸発装置3)の制御装置46のブロック図を示
している。制御装置46は汎用のマイクロコンピュータ
47により構成されており、このマイクロコンピュータ
47の入力には貯蔵室8の温度、若しくは貯蔵室8に吐
出される冷気の温度を検出する温度センサ51の出力が
接続され、更に、前記水位検知器43の出力も接続され
ている。マイクロコンピュータ47の出力には前記コン
プレッサ14のモータ14Mと、コンデンシングファン
13のモータ13M及び加熱ヒータ38が接続されてい
る。以上の構成で図9のタイミングチャートを参照しな
がら低温ショーケース1の動作を説明する。マイクロコ
ンピュータ47は通常サーモ運転を実行している。この
サーモ運転では、マイクロコンピュータ47は温度セン
サ51の出力に基づき、貯蔵室8の温度が所定の上限温
度に達するとコンプレッサ14のモータ14M及びコン
デンシングファン13のモータ13Mを起動する。コン
プレッサ14の運転によって前記冷却器が冷却作用を発
揮し、冷気が図示しないファンによって貯蔵室8に吐出
循環されて貯蔵室8の温度が所定の下限温度に達する
と、マイクロコンピュータ47はコンプレッサ14のモ
ータ14Mとコンデンシングファン13のモータ13M
を停止する。また、マイクロコンピュータ47は例えば
2時間置きにコンプレッサ14のモータ14M及びコン
デンシングファン13のモータ13Mを強制的に停止
し、前記冷却器の除霜(OFFサイクル除霜)を実行す
る。この除霜によって生じたドレン水は断熱壁6のドレ
ン受け26に集められ、排水パイプ27から流下して蒸
発装置3の最上段の蒸発皿17に受容される。蒸発皿1
7に流入したドレン水中には様々な異物(ゴミ)が含ま
れているが、そのうち水より重いものは蒸発皿17内の
底部に沈殿する。このとき、蒸発皿17にはホットパイ
プや加熱ヒータは設けられていないので、支柱16・・
・から取り外してその沈殿物を清掃することができる。
そして、蒸発皿17内のドレン水の水位が上昇してオー
バーフローパイプ21A,21Bの上端に至ると、それ
に浮遊するゴミと排水(上記の如く沈殿した上澄み)は
オーバーフローパイプ21A,21Bの上端から流入
し、下方に位置する二段目の蒸発皿18に流下する(溢
出)。更に、ドレン水の流下によって蒸発皿18のオー
バーフローパイプ22A,22Bの上端まで水位が上昇
すると、オーバーフローパイプ22A,22Bの上端か
らドレン水は流入して下方に位置する三段目の蒸発皿1
9に順次流下していく。蒸発皿18及び蒸発皿19に流
入したドレン水は、蒸発パイプ28,29によって順次
加熱されて蒸発されるので蒸発量は格段に増大する。こ
の場合にも、上段の蒸発皿18の蒸発パイプ28に先に
ホットガスが流入するように構成したので、より熱い蒸
発パイプ28にて上段の蒸発皿18を加熱し、そこでで
きるだけドレン水の蒸発を行わせて下方の蒸発皿19に
流下する排水量を減らすことができるようになる。ここ
で、夏場等に排水量が増大し、また、蒸発パイプ28,
29の加熱が不十分となって蒸発皿19内にドレン水の
水位がオーバーフローパイプ23A,23Bの上端まで
上昇すると、ドレン水はそこを通って最終的に最下段の
蒸発皿20に流下する。そして、最下段の蒸発皿20の
水量が増して水位が上昇して行き、所定水位まで上昇し
て水位検知器43の電極板44の先端がドレン水に浸か
ると、電極板44と蒸発皿20間の静電容量が空気の場
合から変化するので、水位検知器43が出力を発生す
る。このようにして水位検知器43が最下段の蒸発皿2
0の所定水位を検知すると、マイクロコンピュータ47
は係る水位検知器43の出力に基づき、加熱ヒータ38
に通電を開始すると共に、コンデンシングファン13の
モータ13Mを強制的に連続運転する。蒸発皿20内の
ドレン水は加熱ヒータ38により加熱されて強制蒸発さ
れるが、加熱ヒータ38の発熱は蒸発皿20内のドレン
水が所定水位まで溜まった時点で開始されるので、ドレ
ン水が少ない状態で蒸発皿20が加熱された場合に問題
となる蒸発音や湯気の発生を未然に回避することができ
るようになる。また、コンデンシングファン13が運転
されると、外気が図2及び図3中矢印の如く機械室2内
に吸引され、コンデンサ12に通風される。そして、吸
引された外気はコンデンシングファン13を経て蒸発装
置3に至る。蒸発装置3に至った外気は各蒸発皿17〜
19の側面の傾斜によって斜め下方に指向され、下側に
位置する蒸発皿18〜20の排水面に吹き付けられるの
で、各蒸発皿17〜20での排水の蒸発は更に円滑なも
のとなる。また、蒸発装置3には四段の蒸発皿17〜2
0が設けられているので、除霜装置3に吹き付けられた
風の一部はそれに跳ね返り、図2中矢印の如くコンプレ
ッサ14方向に指向されるので、コンプレッサ14の空
冷も支障無く行われる。尚、この段階ではマイクロコン
ピュータ47は除霜を終了し、コンプレッサ14は通常
サーモ運転に復帰している。加熱ヒータ38の加熱によ
って最下段の蒸発皿20内のドレン水が蒸発し、その水
位が低下して行って所定水位より下がり、電極44が水
面上に出ると、静電容量が変化して水位検知器43の出
力は初期状態に復帰する。しかしながら、マイクロコン
ピュータ47はこの水位検知器43の出力が変化した時
点から所定期間、例えば45分間コンデンシングファン
13のモータ13Mと加熱ヒータ38に固定(強制的
に)して通電し、この45分の経過後に、即ち、45分
遅延してコンデンシングファン13及び加熱ヒータ38
への通電(強制通電)を終了する。ここで、電極44が
水面上に出てもドレン水は電極44より低い水位で蒸発
皿20内に残存している。しかしながら、マイクロコン
ピュータ47は電極44が水面上に出た後、所定期間遅
延してコンデンシングファン13及び加熱ヒータ38へ
の通電を停止するので、蒸発皿20内に残存したドレン
水を完全に蒸発させることができる。尚、実施例では上
下四段の蒸発皿17〜20により蒸発装置3を構成した
が、蒸発パイプを挿入した蒸発皿を一段として合計三段
のものでも良く、また、更に多段の蒸発皿から構成して
も差し支えない。更に、実施例では水位センサを静電容
量式の水位検知器にて構成したが、それに限らず、フロ
ート式等の水位センサを使用しても良い。更にまた、実
施例では低温ショーケースに本発明を適用したが、家庭
用或いは業務用の冷蔵庫や空調機等にも本発明は有効で
ある。
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、複数
の蒸発皿を上下に設置し、上側の蒸発皿で受容したドレ
ン水を順次下側の蒸発皿に溢出させて多段階で蒸発させ
るようにしたので、蒸発能力が向上し、多量のドレン水
が生じた場合にも溢水の発生を防止することができるこ
とに加えて、蒸発皿が前後方向又は左右方向に傾斜して
設けられている場合にも、各蒸発皿において、1つの対
角線の両コーナー部付近にオーバーフローパイプが設け
られているために、いずれか一方のオーバーフローパイ
プより下方の蒸発皿に排水することができる。
の蒸発皿を上下に設置し、上側の蒸発皿で受容したドレ
ン水を順次下側の蒸発皿に溢出させて多段階で蒸発させ
るようにしたので、蒸発能力が向上し、多量のドレン水
が生じた場合にも溢水の発生を防止することができるこ
とに加えて、蒸発皿が前後方向又は左右方向に傾斜して
設けられている場合にも、各蒸発皿において、1つの対
角線の両コーナー部付近にオーバーフローパイプが設け
られているために、いずれか一方のオーバーフローパイ
プより下方の蒸発皿に排水することができる。
【図1】本発明を適用する実施例としての低温ショーケ
ースの斜視図である。
ースの斜視図である。
【図2】図1の低温ショーケースの機械室の平面図であ
る。
る。
【図3】図2の機械室の縦断側面図である。
【図4】排水装置のA−A断面図である。
【図5】排水装置の最下段の蒸発皿の平面図である。
【図6】排水装置の要部縦断正面図である。
【図7】パイプストッパーの斜視図である。
【図8】低温ショーケースの制御装置のブロック図であ
る。
る。
【図9】コンプレッサ、コンデンシングファン、加熱ヒ
ータ等の動作を示すタイミングチャートである。
ータ等の動作を示すタイミングチャートである。
3 蒸発装置 17〜20 蒸発皿 21A〜24B オーバーフローパイプ 33 パイプストッパ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−79181(JP,U) 実公 昭42−14710(JP,Y1) 実公 昭49−13401(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F25D 21/14
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の蒸発皿を上下に設置し、上側の蒸
発皿で受容したドレン水を順次下側の蒸発皿に溢出させ
ることによりドレン水を多段階で蒸発させる蒸発装置に
おいて、前記蒸発皿を四角形状とし1つの対角線の両コ
ーナー部付近に下方の蒸発皿に排水するためのオーバー
フローパイプを設けると共に、各蒸発皿は直上の蒸発皿
のオーバーフローパイプの設けられていないコーナー部
付近に順次オーバーフローパイプを設けたことを特徴と
する蒸発装置。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080212A JP2975868B2 (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 蒸発装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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---|---|
JPH08278076A JPH08278076A (ja) | 1996-10-22 |
JP2975868B2 true JP2975868B2 (ja) | 1999-11-10 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (4)
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KR (1) | KR100200335B1 (ja) |
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MY (1) | MY118741A (ja) |
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DE102006061084A1 (de) | 2006-12-22 | 2008-06-26 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Verflüssiger für ein Kältegerät |
JP2014001877A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Mitsubishi Electric Corp | ショーケース |
-
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- 1995-04-05 JP JP7080212A patent/JP2975868B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1996
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- 1996-04-01 CN CN96102900A patent/CN1093626C/zh not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-02 MY MYPI96001217A patent/MY118741A/en unknown
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Publication number | Publication date |
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MY118741A (en) | 2005-01-31 |
CN1133963A (zh) | 1996-10-23 |
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