JP2994890B2 - 防水用アスファルトルーフィング - Google Patents

防水用アスファルトルーフィング

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JP2994890B2 JP4316153A JP31615392A JP2994890B2 JP 2994890 B2 JP2994890 B2 JP 2994890B2 JP 4316153 A JP4316153 A JP 4316153A JP 31615392 A JP31615392 A JP 31615392A JP 2994890 B2 JP2994890 B2 JP 2994890B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物の屋上(屋根)や
地下室などのアスファルト防水層を構成するために使用
される防水用アスファルトルーフィングに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】屋上等のアスファルト防水層を、1枚の
防水用アスファルトルーフィングによって構成する工法
には、トーチ工法がある。この工法は、防水用アスファ
ルトルーフィングをトーチで加熱して、表層のアスファ
ルトを軟化させつつ転圧ローラ等でコンクリート床版等
の下地に圧着し、アスファルトの接着性により下地に貼
り付ける工法であり、アスファルトを溶融して直接、下
地に塗布するアスファルト熱工法に比べると、工数が少
ない上、アスファルト溶融釜が不要で、作業所に持ち込
む材料が少ない、アスファルト溶融時の悪臭がない等
々、多くの利点を有している。
【0003】しかしながら、トーチ工法に使用される従
来の防水用アスファルトルーフィングは、図14に示す
ように、合繊の不織布等よりなる芯材aの表裏にアスフ
ァルト層b,cが形成された3層状を呈するものであっ
た。芯材aにはアスファルトが含浸しており、防水用ア
スファルトルーフィングdの全体としての厚さTは3〜
4mm程度とされていた。尚、片側のアスファルト層bの
表面には、防水用アスファルトルーフィングdをロール
状に巻き付けた状態において、アスファルト層b,c同
士が接着してしまわないように、離型紙が貼着されてお
り、この離型紙を剥ぎ取って、図示のように施工される
のである。
【0004】従って、上記の防水用アスファルトルーフ
ィングdでは、トーチ工法によってアスファルト防水層
を構成する場合、隣接する防水用アスファルトルーフィ
ングd、d同士の接合部においては、図示のように、適
当幅L(通常は約100mm程度)にわたり端部を2層に
重ね合わせた状態で、加熱圧着を行うことになり、防水
用アスファルトルーフィングdが厚くて施工対象面に対
する馴染みが悪いため、接合部での加熱圧着の作業がし
ずらい上、アスファルト層b,c同士の接合面Sが単層
となるので、接合の信頼度が低く、僅かな引張力によっ
ても、接合面Sが容易に剥離し、これらの結果として、
接合部が防水性能上の弱点となっていたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
留意してなされたものであって、その目的とするところ
は、1枚ものであるにもかかわらず、どの位置でも複数
層に剥離できて、ルーフィング接合部の防水性能を向上
し得る施工性に優れた防水用アスファルトルーフィング
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が講じた技術的手段は次のとおりである。即
ち、第1発明による防水用アスファルトルーフィング
は、芯材の表裏にアスファルト層が形成されたルーフィ
ング単位体の複数枚を、それらのアスファルト層同士が
部分的に接着した状態に積層して、各ルーフィング単位
体ごとに剥離可能に構成してあることを特徴としてい
る。
【0007】第1発明のように、芯材の表裏にアスファ
ルト層が形成されたルーフィング単位体の複数枚を、そ
れらのアスファルト層同士が部分的に接着した状態に積
層して、各ルーフィング単位体ごとに剥離可能に構成す
るにあたっては、種々の具体的な構造を採用し得ること
は勿論であるが、例えば、第2発明のように、芯材の表
裏にアスファルト層が形成されたルーフィング単位体の
複数枚を、それらのアスファルト層同士が熱軟化性樹脂
の孔あきフィルムを介して孔の部分でのみ接着された状
態に積層し、孔あきフィルムの片面とそれに対向するア
スファルト層との間にアスファルト粉末を介在させ、最
上層のルーフィング単位体における表面側のアスファル
ト層の表面に熱軟化性樹脂のフィルムを接着し、最下層
のルーフィング単位体における裏面側のアスファルト層
の裏面にアスファルト粉末を付着したり、あるいは、第
3発明のように、前記アスファルト粉末に代えて、砂を
使用し、孔あきフィルムの片面とそれに対向するアスフ
ァルト層との間に砂を介在させ、最下層のルーフィング
単位体における裏面側のアスファルト層の裏面に砂を付
着するようにすることが、後述する理由により望まし
い。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、ルーフィング単位体のア
スファルト層同士が部分的に接着しているだけであるた
め、どの位置でも、ルーフィング単位体ごとに剥離する
ことができる。従って、上記の防水用アスファルトルー
フィングを使用すれば、例えば、上記構成よりなる防水
用アスファルトルーフィングを下地に敷設し、隣接する
防水用アスファルトルーフィング同士の接合部において
は、端部を適当幅にわたってルーフィング単位体ごとに
剥離させ、下から、剥離されたルーフィング単位体の両
端部、芯材の表裏にアスファルト層を形成してなるテー
プ状継目シート、剥離されたルーフィング単位体の両端
部、芯材の表裏にアスファルト層を形成してなるテープ
状継目シートの順に、少なくとも4層以上重ね合わせた
状態に加熱圧着するといったアスファルト防水層の構造
を実現できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1〜図3は、本発明に係る防水用アスファル
トルーフィングAの一例を示す。この防水用アスファル
トルーフィングAは、合繊の不織布等の芯材1の表裏に
アスファルト層2a,2bが前記芯材1にアスファルト
を含浸させた状態に形成されたルーフィング単位体Bの
2枚を、それらの相対向するアスファルト層2a,2b
同士が適当な厚さ(例えば、0.05mm)の塩化ビニル
等の熱軟化性樹脂の孔あきフィルム3を介して、当該フ
ィルム3における孔3aの部分でのみ接着された状態に
積層し、孔あきフィルム3の片面(この実施例では上
面)とそれに対向するアスファルト層2bとの間にアス
ファルト粉末(アスファルト層2a,2bよりも高融点
のものであることが望ましい。)4を介在させ、最上層
のルーフィング単位体Bにおける表面側のアスファルト
層2aの表面には、適当な厚さ(例えば、0.05mm)
の塩化ビニル等の熱軟化性樹脂のフィルム5を接着し、
最下層のルーフィング単位体Bにおける裏面側のアスフ
ァルト層2bの裏面には前記アスファルト粉末4と同じ
アスファルト粉末6を付着して構成したものである。
【0010】上記防水用アスファルトルーフィングAの
各構成部材の接着状況を、上のものから順次説明する
と、次のとおりである。 熱軟化性樹脂のフィルム5とルーフィング単位体Bと
は接着している。 ルーフィング単位体Bとアスファルト粉末4とは接着
している。 ルーフィング単位体Bと孔あきフィルム3とは、両者
の間にアスファルト粉末4があるため、接着していな
い。 上下のルーフィング単位体B,Bは、孔あきフィルム
3の孔3aの部分でのみ接着している。 下のルーフィング単位体Bとアスファルト粉末6とは
接着している。
【0011】尚、孔あきフィルム3における孔3aの内
径や面積比率は任意に設定できるがこの実施例では、孔
3aの内径を20mmとし、孔3a間隔を100mmとし、
孔3aの面積比率を約0.063に設定してある。
【0012】上記の構成によれば、表面に離型紙を設け
ていないが、防水用アスファルトルーフィングAをロー
ル状に巻き付けて運搬等を行う際、フィルム5とアスフ
ァルト層2b裏面のアスファルト粉末6とが接すること
になり、アスファルトの接着性によって互いに付着して
しまうことがない。また、表面に離型紙を設けていない
ため、離型紙が産業廃棄物となる欠点もない。
【0013】孔あきフィルム3の片面とそれに対向する
アスファルト層2bとの間にアスファルト粉末4を介在
させてあるので、防水用アスファルトルーフィングAを
屈曲させたとき、ルーフィング単位体B,Bの層間ズレ
が楽に行われることになり、全体の厚さが大きくても、
柔軟性のある防水用アスファルトルーフィングAとな
る。従って、水平なコンクリート床版と屋上パラペット
や塔屋などの立ち上がり部との角部に対する馴染みが良
く、施工性が良い。
【0014】殊に、上記の防水用アスファルトルーフィ
ングAは、ルーフィング単位体B,Bのアスファルト層
2a,2b同士が孔あきフィルム3における孔3aの部
分でのみ接着されているので、防水用アスファルトルー
フィングAをどの部位で切断しても、ルーフィング単位
体B,Bの間で引き剥がすことにより、小さな力で2層
に剥離させることができる。
【0015】従って、上記の防水用アスファルトルーフ
ィングAと、図4に示すようなテープ状継目シートCと
を使用することにより、図5と図6の(イ)〜(ハ)に
示すように、防水用アスファルトルーフィングAを下地
Dに敷設し、隣接する防水用アスファルトルーフィング
A,A同士の接合部においては、端部を適当幅にわたっ
てルーフィング単位体B,Bごとに剥離させ、下から、
剥離されたルーフィング単位体Bの両端部7,7、テー
プ状継目シートC、剥離されたルーフィング単位体Bの
両端部7,7、テープ状継目シートCの順に、4層以上
重ね合わせた状態に加熱圧着して、アスファルト層同士
の接合面がS1 ,S2 ,S3 の3層となったアスファル
ト防水層を構成することができる。このアスファルト防
水層では、アスファルト層同士の接合面がS1 ,S2
3 の3層となっており、多少の引張力では接合面
1 ,S2 ,S3 が剥離せず、防水性能上の弱点となら
ない。
【0016】尚、隣接する防水用アスファルトルーフィ
ングA,A同士の接合部におけるアスファルト粉末4
は、施工時、トーチで加熱することにより、上のルーフ
ィング単位体Bのアスファルト層2bに溶け込む。アス
ファルト粉末6は、施工時、トーチで加熱することによ
り、下のルーフィング単位体Bのアスファルト層2bに
溶け込む。上記のテープ状継目シールCは、上述したル
ーフィング単位体Bと同じような構成を有するもので、
図4に示すように、合繊の不織布よりなる芯材8の表裏
にアスファルト層9a,9bを形成したものであり、幅
Lは約150mmに設定されている。厚さは適宜設定する
ことができるが、できるだけ薄くすることが望ましい。
図示しないが、芯材8を厚さ0.1mm程度のアルミ箔と
することによって、テープ状継目シールCのより一層の
薄肉化が可能である。
【0017】図7と図8は本発明の他の実施例を示す。
この実施例は、前記アスファルト粉末4を孔あきフィル
ム3の下面とそれに対向する下のルーフィング単位体B
のアスファルト層2aとの間に介在させた点に特徴があ
る。その他の構成、作用は、先の実施例と同じであるた
め、説明を省略する。
【0018】以上の両実施例では、いずれも、アスファ
ルト層同士の接着を防ぐためにアスファルト粉末4,6
を使用しているが、これらのアスファルト粉末4,6に
代えて、砂を用いることが可能であり、図3や図7に示
したアスファルト粉末4,6の代わりに砂を用いること
により、材料費が節減されることになる。但し、砂はト
ーチで加熱しても、溶融しないので、隣接する防水用ア
スファルトルーフィングA,A同士の接合部において
は、図6の(イ)に示すように、ルーフィング単位体B
の端部7,7を剥離させた時点で、砂を掻き落として、
アスファルト層2bの裏面を露出させ、この状態で、加
熱圧着を行うようにする必要がある。
【0019】図9は本発明の他の実施例を示す。この実
施例は、合繊の不織布等の芯材1の表裏にアスファルト
層2a,2bが前記芯材1にアスファルトを含浸させた
状態に形成されたルーフィング単位体Bの2枚を、それ
らの相対向するアスファルト層2a,2b同士が直接か
つ部分的に接着された状態に積層して防水用アスファル
トルーフィングAを構成したものである。10は離型紙、
11は非接着部位を示している。非接着部位11には何も付
着されていないが、この部位にアスファルト粉末、砂、
雲母、滑石粉等を付着してもよい。
【0020】上記の防水用アスファルトルーフィングA
は、例えば、図10の(イ)に示すように、2枚のルー
フィング単位体B,Bを熱源12で部分的に加熱して表層
のアスファルトを部分的に軟化させ、この状態で、前記
ルーフィング単位体B,Bを重ね合わせ、プレス加工機
Eにより、上記の加熱軟化した部位同士を局部的に強く
押圧して製造することができる。
【0021】尚、上記各実施例では、いずれも、ルーフ
ィング単位体Bの2枚を積層しているが、図11や図1
2に示すように、ルーフィング単位体Bの3枚を積層し
て防水用アスファルトルーフィングAを構成することも
できる。このような防水用アスファルトルーフィングA
を使用することにより、図13に示すように、隣接する
防水用アスファルトルーフィングA,A同士の接合部に
おいては、下から、剥離されたルーフィング単位体Bの
両端部7,7、テープ状継目シートC、剥離されたルー
フィング単位体Bの両端部7,7、テープ状継目シート
C、ルーフィング単位体Bの両端部7,7、テープ状継
目シートCの順に、6層以上重ね合わせた状態に加熱圧
着して、アスファルト層同士の接合面がS1 ,S2 ,S
3 ,S4,S5 の5層となったアスファルト防水層を構
成することができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1〜3の防水用アスファルトルー
フィングによれば、ルーフィング単位体のアスファルト
層同士が部分的に接着しているだけであるため、どの位
置でも、ルーフィング単位体ごとに剥離することができ
る。従って、上記の防水用アスファルトルーフィングを
使用すれば、1枚ものの防水用アスファルトルーフィン
グを用いた単層のアスファルト防水層であっても、隣接
する防水用アスファルトルーフィング同士の接合部にお
いては、端部を適当幅にわたってルーフィング単位体ご
とに剥離させ、下から、剥離されたルーフィング単位体
の両端部、芯材の表裏にアスファルト層を形成してなる
テープ状継目シート、剥離されたルーフィング単位体の
両端部、芯材の表裏にアスファルト層を形成してなるテ
ープ状継目シートの順に、少なくとも4層以上重ね合わ
せた状態に加熱圧着して、アスファルト層同士の接合面
が少なくとも3層以上となった接合部での防水性能が高
いアスファルト防水層を構成できる。また、上記のアス
ファルト防水層では、接合部だけを少なくとも4層以上
重ね合わせるので、下地全体に何枚もの防水用アスファ
ルトルーフィングを敷設して、端部同士を重ね合わせる
場合やアスファルト熱工法に比して、施工が容易であ
る。
【0023】殊に、請求項2と請求項3によれば、離型
紙を用いないので、産業廃棄物の発生が少なくて済み、
さらに、請求項2によれば、防水用アスファルトルーフ
ィングを屈曲させたときの層間のズレが楽に行われ、防
水用アスファルトルーフィングの柔軟性が増すので、施
工対象面(水平なコンクリート床版と屋上パラペットや
塔屋などの立ち上がり部との角部等)に対する馴染みが
良く、施工性が良いという効果があり、請求項3によれ
ば、材料費を節減できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す防水用アスファルトル
ーフィングの斜視図である。
【図2】上記の防水用アスファルトルーフィングの一部
を破断した拡大斜視図である。
【図3】上記の防水用アスファルトルーフィングの構成
を説明するための模式的な概略断面図である。
【図4】テープ状継目シートの概略断面図である。
【図5】上記の防水用アスファルトルーフィングを用い
たアスファルト防水層の概略断面図である。
【図6】上記アスファルト防水層の施工方法の説明図で
ある。
【図7】本発明の他の実施例による防水用アスファルト
ルーフィングの構成を説明するための模式的な概略断面
図である。
【図8】上記の防水用アスファルトルーフィングを用い
たアスファルト防水層の概略断面図である。
【図9】本発明の他の実施例による防水用アスファルト
ルーフィングの構成を説明するための模式的な概略断面
図である。
【図10】上記防水用アスファルトルーフィングの製造
方法の説明図である。
【図11】本発明の他の実施例による防水用アスファル
トルーフィングの構成を説明するための模式的な概略断
面図である。
【図12】本発明の他の実施例による防水用アスファル
トルーフィングの構成を説明するための模式的な概略断
面図である。
【図13】図11や図12の防水用アスファルトルーフ
ィングを用いたアスファルト防水層の概略断面図であ
る。
【図14】従来例の説明図である。
【符号の説明】
A…防水用アスファルトルーフィング、B…ルーフィン
グ単位体、1…芯材、2a,2b…アスファルト層、3
…孔あきフィルム、3a…孔、4…アスファルト粉末
(砂)、5…熱軟化性樹脂のフィルム、6…アスファル
ト粉末(砂)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04D 5/10 E04D 5/14

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材の表裏にアスファルト層が形成され
    たルーフィング単位体の複数枚を、それらのアスファル
    ト層同士が部分的に接着した状態に積層して、各ルーフ
    ィング単位体ごとに剥離可能に構成してあることを特徴
    とする防水用アスファルトルーフィング。
  2. 【請求項2】 芯材の表裏にアスファルト層が形成され
    たルーフィング単位体の複数枚を、それらのアスファル
    ト層同士が熱軟化性樹脂の孔あきフィルムを介して孔の
    部分でのみ接着された状態に積層し、孔あきフィルムの
    片面とそれに対向するアスファルト層との間にアスファ
    ルト粉末を介在させ、最上層のルーフィング単位体にお
    ける表面側のアスファルト層の表面に熱軟化性樹脂のフ
    ィルムを接着し、最下層のルーフィング単位体における
    裏面側のアスファルト層の裏面にアスファルト粉末を付
    着してあることを特徴とする防水用アスファルトルーフ
    ィング。
  3. 【請求項3】 芯材の表裏にアスファルト層が形成され
    たルーフィング単位体の複数枚を、それらのアスファル
    ト層同士が熱軟化性樹脂の孔あきフィルムを介して孔の
    部分でのみ接着された状態に積層し、孔あきフィルムの
    片面とそれに対向するアスファルト層との間に砂を介在
    させ、最上層のルーフィング単位体における表面側のア
    スファルト層の表面に熱軟化性樹脂のフィルムを接着
    し、最下層のルーフィング単位体における裏面側のアス
    ファルト層の裏面に砂を付着してあることを特徴とする
    防水用アスファルトルーフィング。
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