JP2994058B2 - 電場発光蛍光体および表示素子 - Google Patents

電場発光蛍光体および表示素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、分散型の電場発光(以
下、ELで表示する)素子に用いられるEL蛍光体、お
よびそれを用いた表示素子に関する。
【0003】
【従来の技術】分散型のEL蛍光体は、これを誘電物質
中に分散し、その両側に電極を配置して、少なくとも一
方の電極を透明電極で構成してこの電極間に交流電圧を
印加することにより発光する。したがって表示素子等に
用いることができる。
【0004】かかるEL蛍光体として、硫化亜鉛(Zn
S)を母体とし、これに付活剤として銅およびハロゲン
X(塩素Clまたは臭素Br)を導入したZnS:Cu、X が
一般的に用いられている。
【0005】しかし、従来この種の蛍光体を用いて製作
された分散型ELは、他の表示素子に比べて明るさや寿
命がかなり悪いため、種々の改良がなされている。
【0006】一般に硫化亜鉛系のEL蛍光体は、高温相
である六方晶型(ウルツァイト構造)の結晶粒子をまず
作り、次いで低温相である立方晶型(ジンクブレンド構
造)に変換するとEL特性のよい蛍光体が得られること
が、「半導体光物性」高木・山田著(株式会社産報)に
記載されている。
【0007】従来、大粒子六方晶型の中間蛍光体を作り
これを高圧に加えて(熱処理も含む)処理し、大粒子立
方晶型硫化亜鉛蛍光体にして長寿命のEL蛍光体を得る
方法が知られている(特開昭61-296085 )。この他に、
EL蛍光体に酸化亜鉛等の金属酸化物を混合し熱処理し
た後、酸処理し、蛍光体粒子表面にエッチピット状の穴
を形成して、輝度寿命特性の向上を図る方法も知られて
いる(特願昭62-296134)。 また、焼成前に少量のバリ
ウム化合物を添加して長寿命化を図る方法(特開昭61-1
88484 )や、付活剤の銅および共付活剤の臭素の添加量
を最適化して長寿命蛍光体を得る方法(特開昭57-14517
4 )も知られている。
【0008】また,硫化亜鉛の蛍光体に銅と金を入れる
ことも以前から知られている。例えば、東芝レビュー33
巻6 号515 ページにはブラウン管用の蛍光体として愛称
“G&G”として知られているZnS:Cu、Au、Alが報告さ
れている。この蛍光体は金を導入することにより、発光
色を長波長にずらして、白色を出すときの電流比を均一
化することを目的にしたものである。
【0009】EL蛍光体に金を導入することもいくつか
提案がなされている。例えば、(Zn,Cd)(S ,Se)に
付活剤として銀,銅,鉛,マンガン,スカンジウム,ガ
リウム,インジウム,燐,ひそ,金,アンチモン,塩
素,臭素,アルミニウム等を含み,蛍光体粒子表面に銅
または金濃度が内部より高くなるように硫酸銅や塩化金
水溶液に浸漬処理する方法、または銅や金を蛍光体粒子
表面に蒸着する方法が知られている(英国特許782,095
と782,096 )。 また、銅と金とアルミニウムで活性化
した硫化亜鉛蛍光体も知られている(英国特許782,097
)。 しかし,蛍光体粒子表面を硫化銅、硫化金で被
覆する方法はEL発光させるためには必要であるが、発
光の一部がこの表面で吸収され発光特性が低下する問題
点を有する。
【0010】硫化亜鉛系のEL蛍光体の劣化機構につい
ては、未だ完全に理解されていないが、第一に、周囲に
ある湿気(水、炭酸ガス等)との反応による蛍光体の分
解、第二に、蛍光体粒子内部の活性剤である銅イオンの
移動拡散による非発光化の二つの大きな要因がある。第
一の要因に対しては、蛍光体粒子表面に湿気防止表面処
理の提案がいくつか成されており、また、ELパネル製
造時、この湿気については十分注意がなされており、現
在では蛍光体自体の改良を目的とした第二の要因がより
重要になってきている。液晶等の表示素子のバックライ
トにはこの青緑発光のZnS:Cu、X 蛍光体とこの青緑発光
を吸収して赤色発光する有機染料とを一緒にした蛍光層
をもつ白色発光ELパネルが広く用いられている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、現
行の分散型EL蛍光体は種々の工夫により寿命特性は改
良されているが、まだ他の表示素子に比較して必ずしも
十分ではない。
【0012】したがって本発明の目的は、高い電場発光
輝度をもち、発光色のCIEy値の低い、かつ寿命特性
の良好な分散型EL蛍光体、およびそれを用いた表示素
を提供することにある。
【0013】[発明の構成]
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光体は、上記
従来の英国特許の提案とは蛍光体の構造組成が原理的に
異なり、金を導入して電場発光輝度を向上させると共
に、寿命特性も良好で、かつ発光色を短波長にシフトす
ることを見いだしたことに基づくものである。すなわ
ち、本発明の蛍光体は、硫化亜鉛を母体として、これに
付活剤として銅、第1の共付活剤として塩素、臭素の少
なくとも一種、第2の共付活剤として金を硫化亜鉛1モ
ルに対して、1×10−5グラム原子以上12×10
−5グラム原子以下含有することを特徴とする。また、
本発明の表示素子は、上記した本発明の電場発光蛍光体
を誘電物質中に分散し、その両側に電極を配置し、前記
電極の少なくとも一方を透明電極で構成することを特徴
とする
【0015】本発明の特徴である第2の共付活剤として
使用する金は、硫化亜鉛 1モルに対して 1×10-5グラム
原子以上12×10-5グラム原子以下含有する。 1×10-5
ラム原子より少なくなると輝度・寿命が低下し、12×10
-5を越えると、輝度が低下し、またCIEy値も大きく
なる。
【0016】また、本発明に付活剤として使用される銅
の濃度を高くするとEL蛍光体の寿命特性は一般に向上
する。しかし、発光色の色度CIEy値が高くなり、青
緑から緑色方向にシフトする結果、赤色有機染料を混合
して使用される白色発光ELパネルの白色が黄緑色味が
かかり好ましくない。好ましい銅の濃度は 5×10-4から
2.0×10-3グラム原子/ZnS 1モルの範囲である。
【0017】本発明の蛍光体は、一例として以下のよう
な方法で作ることができる。
【0018】硫化亜鉛粉末に所定の量の硫酸銅および塩
化金酸を脱イオン水に投入してスラリー状にして十分よ
く混合して乾燥器に入れて乾燥する。次に、この混合物
にアルカリ金属塩化物、アルカリ土類金属塩化物をフラ
ックスとして5〜15% 混合する。この混合物を石英ルツ
ボに充填して、蓋をして1100〜1200℃、3 〜8 時間空気
中で焼成する。焼成後、ルツボより焼成物を取り出し、
脱イオン水で数回洗浄し、濾過した後乾燥する。このよ
うにして得られた六方晶型中間蛍光体をゴム袋に入れ、
ラバープレス装置で0.5 〜 2.0t/cm2 の静水圧で数分間
加圧して立方晶型に変換する。このときゴム袋に水が入
らないようにすることが必要である。ゴム袋より取り出
し、酸化亜鉛等の金属酸化物を数重量%混合して石英ル
ツボに充填して、蓋をして600 〜800 ℃、1 〜2 時間空
気中で焼成する。焼成後、ルツボより焼成物を取り出
し、脱イオン水に分散して塩酸を加えpHを1 〜3 に保ち
ながら約30分間撹拌して酸処理した後、脱イオン水で数
回洗浄して本発明の蛍光体を製造することができる。
【0019】
【作用】例えばこのようにして製造した本発明の蛍光体
は、電場発光輝度が高く、発光色のCIEy値が低く、
かつ寿命特性が良好である
【0020】ここで、蛍光体の輝度・色度・寿命は、こ
の蛍光体を用いたELパネルとして測定したものであ
る。すなわち、蛍光体にエポキシ樹脂をバインダーとし
て、蛍光体とバインダーの体積比を7:3 として、透明電
極上に蛍光層を形成し、EL素子を作成する。このEL
素子に500Hz の交流電圧を加え、蛍光層の電場が2×10
4 V/cmのときの輝度および色度を測定し蛍光体の輝度・
色度とする。また、寿命はEL素子をデシケータに入れ
て、4kHzの交流電圧を加えたとき初期輝度が半減する時
間で定義した。この寿命は通常の500Hz の交流電圧を加
えたときの輝度半減時間の約1/10の強制寿命である。
【0021】図1から図3より明らかなように、金の導
入量がZnS 1モルに対して、1×10-5グラム原子より
多くなると輝度・寿命が向上していくことが分かる。ま
た、CIEy値は小さくなって上述の赤色の有機染料を
混合して得られる白色の色純度は高いものである。しか
し、金の導入量が 12 ×10-5を越えると、寿命について
は問題ないが、輝度は低下し、またCIEy値が大きく
なり好ましくない。
【0022】
【実施例】次に、本発明について以下の実施例でさらに
詳細に説明する。
【0023】実施例1 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅5水和物1.5gと塩化
金酸4水和物0.1gに脱イオン水を加えてスラリー状
態にして混合し、これを150℃で12時間乾燥する。
次に、この混合物に塩化ナトリウム10g、塩化マグネ
シウム15g、塩化ストロンチウム15gを十分に混合
して石英ルツボに充填し、蓋をしてこれを1150℃、
6時間空気中で焼成する。焼成後、石英ルツボより焼成
物を取り出し脱イオン水で5回洗浄し、濾過した後、1
50℃で12時間乾燥する。このようにして得られた銅
・金・塩素付活した中間蛍光体200gをゴム袋に入
れ、ラバープレス装置で、1t/cmの静水圧で3分
間加圧した。このときゴム袋に水が入らないようにする
ことが必要である。次に、ゴム袋より取り出した加圧処
理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混合して、石英
ルツボに入れ蓋をして、750℃、1時間空気中で焼成
する。焼成後、石英ルツボより焼成物を取り出し、脱イ
オン水に分散して塩酸を加えpHを1.5に保ちながら
30分間撹拌洗浄処理、次いで脱イオン水で5回洗浄
後、濾過、乾燥、ふるい工程を経て本発明の蛍光体が得
られる。この蛍光体は化学分析の結果、銅は1.2×1
−3g原子/ZnS 1モル、金は4.7×10−5
g原子/ZnS 1モル導入されているものであり、こ
の蛍光体にエポキシ樹脂をバインダーとして、EL素子
を作製する。この輝度は従来の金を含まないEL蛍光体
の120%と高く、発光色のCIEy値は0.02小さ
くより青味の強い緑色発光を示すものであり、4kHz
の交流電圧を加えたとき初期輝度が半減する時間で定義
される寿命は従来の金を含まない蛍光体が200時間で
あるのに対して、400時間であり、輝度寿命特性の優
れたものである 施例2 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅5水和物1.0gと塩化
金酸4水和物0.09gに脱イオン水を加えてスラリー
状態にして混合し、これを150℃で12時間乾燥す
る。次に、この混合物に塩化カリウム10g、塩化マグ
ネシウム15g、塩化バリウム15gを十分に混合して
石英ルツボに充填し、蓋をしてこれを1150℃、6時
間空気中で焼成する。焼成後、石英ルツボより焼成物を
取り出し脱イオン水で5回洗浄し、濾過した後、150
℃で12時間乾燥する。このようにして得られた銅・金
・塩素付活した中間蛍光体200gをゴム袋に入れ、ラ
バープレス装置で1t/cmの静水圧で3分間加圧し
た。このときゴム袋に水が入らないようにすることが必
要である。次に、ゴム袋より取り出した加圧処理した蛍
光体100gに酸化亜鉛5gを混合して、石英ルツボに
入れ蓋をして、750℃、1時間空気中で焼成する。焼
成後、石英ルツボより焼成物を取り出し、脱イオン水に
分散して塩酸を加えpHを1.5に保ちながら30分間
撹拌洗浄処理、次いで脱イオン水で5回洗浄後、濾過、
乾燥、ふるい工程を経て本発明の蛍光体が得られる。こ
の蛍光体は化学分析の結果、銅は7.8×10−4g原
子/ZnS 1モル、金は4.3×10−5g原子/Z
nS 1モル導入されているものであり、この蛍光体に
エポキシ樹脂をバインダーとして、EL素子を作製す
る。この輝度は従来の金を含まないEL蛍光体の110
%と高く、発光色のCIEy値は0.015小さくより
青味の強い緑色発光を示すものであり、4kHzの交流
電圧を加えたとき初期輝度が半減する時間で定義される
寿命は従来の金を含まない蛍光体が160時間であるの
に対して、310時間であり、輝度寿命特性の優れたも
のである。
【0024】実施例3 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅5水和物1.2gと塩化金酸4水
和物0.15g に脱イオン水を加えてスラリー状態にして混
合し、これを 150℃で12時間乾燥する。次に、この混合
物に塩化リチウム10g 、塩化マグネシウム15g 、塩化バ
リウム15g を十分に混合して石英ルツボに充填し、蓋を
してこれを1150℃、 6時間空気中で焼成する。焼成後、
石英ルツボより焼成物を取り出し脱イオン水で 5回洗浄
し、濾過した後、 150℃で12時間乾燥する。このように
して得られた銅・金・塩素付活した中間蛍光体200gをゴ
ム袋に入れ、ラバープレス装置で 1t/cm2 の静水圧で 3
分間加圧した。このときゴム袋に水が入らないようにす
ることが必要である。次に、ゴム袋より取り出した加圧
処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混合して、石英ルツ
ボに入れ蓋をして、 750℃、 1時間空気中で焼成する。
焼成後、石英ルツボより焼成物を取り出し、脱イオン水
に分散して塩酸を加えpHを1.5 に保ちながら30分間撹拌
洗浄処理、次いで脱イオン水で5回洗浄後、濾過、乾
燥、ふるい工程を経て本発明の蛍光体が得られる。この
蛍光体は化学分析の結果、銅は 9.4×10-4g 原子/ZnS 1
モル、金は 7.1×10-5g 原子/ZnS 1モル導入されている
ものであり、この蛍光体にエポキシ樹脂をバインダーと
して、EL素子を作製する。この輝度は従来の金を含ま
ないEL蛍光体の125%と高く、発光色のCIEy値は0.
03小さくより青味の強い緑色発光を示すものであり、4k
Hzの交流電圧を加えたとき初期輝度が半減する時間で定
義される寿命は従来の金を含まない蛍光体が 160時間で
あるのに対して、 310時間であり、輝度寿命特性の優れ
たものである。
【0025】実施例4 硫化亜鉛粉末500gと硫酸銅5水和物1.4gと塩化金酸4水
和物0.2gに脱イオン水を加えてスラリー状態にして混合
し、これを 150℃で12時間乾燥する。次に、この混合物
に塩化ナトリウム10g 、塩化マグネシウム15g 、塩化バ
リウム15g を十分に混合して石英ルツボに充填し、蓋を
してこれを1150℃、 6時間空気中で焼成する。焼成後、
石英ルツボより焼成物を取り出し脱イオン水で 5回洗浄
し、濾過した後、 150℃で12時間乾燥する。このように
して得られた銅・金・塩素付活した中間蛍光体200gをゴ
ム袋に入れ、ラバープレス装置で 1t/cm2 の静水圧で 3
分間加圧した。このときゴム袋に水が入らないようにす
ることが必要である。次に、ゴム袋より取り出した加圧
処理した蛍光体100gに酸化亜鉛5gを混合して、石英ルツ
ボに入れ蓋をして、 750℃、 1時間空気中で焼成する。
焼成後、石英ルツボより焼成物を取り出し、脱イオン水
に分散して塩酸を加えpHを1.5 に保ちながら30分間撹拌
洗浄処理、次いで脱イオン水で 5回洗浄後、濾過、乾
燥、ふるい工程を経て本発明の蛍光体が得られる。この
蛍光体は化学分析の結果、銅は 1.1×10-3g 原子/ZnS 1
モル、金は 9.5×10-5g 原子/ZnS 1モル導入されている
ものであり、この蛍光体にエポキシ樹脂をバインダーと
して、EL素子を作製する。この輝度は従来の金を含ま
ないEL蛍光体の125%と高く、発光色のCIEy値は0.
03小さくより青味の強い緑色発光を示すものであり、4k
Hzの交流電圧を加えたとき初期輝度が半減する時間で定
義される寿命は従来の金を含まない蛍光体が 200時間で
あるのに対して、 410時間であり、輝度寿命特性の優れ
たものである。
【0026】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、高い電場発光輝度をもち、発光色のCIEy
値の低い、かつ寿命特性の良好な分散型EL蛍光体が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】硫化亜鉛ZnS 1 モルに対して銅を 9.2×10-4
ラム原子導入し、共付活剤として金を導入したとき蛍光
体の輝度と金の輝度の関係を示したものである。
【図2】蛍光体の発光色度CIEy値と金の濃度の関係
を示したものである。
【図3】蛍光体の寿命と金の濃度の関係を示したもので
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須田 恵 神奈川県川崎市幸区堀川町72 株式会社 東芝 堀川町工場内 (56)参考文献 特開 平2−20590(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C09K 11/56 H05B 33/14 CA(STN)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫化亜鉛を母体として、これに付活剤と
    して銅、第1の共付活剤として塩素、臭素の少なくとも
    一種、第2の共付活剤として金を硫化亜鉛1モルに対し
    て、1×10−5グラム原子以上12×10−5グラム
    原子以下含有することを特徴とする電場発光蛍光体。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電場発光蛍光体を誘電物
    質中に分散し、その両側に電極を配置し、前記電極の少
    なくとも一方を透明電極で構成することを特徴とする表
    示素子
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