JP2004231770A - 赤色発光蛍光体及び発光装置 - Google Patents

赤色発光蛍光体及び発光装置 Download PDF

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Abstract

【解決手段】波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(1)
AEuLn(1−x)…(1)
で表わされるものであり、かつ上記赤色発光蛍光体を構成する元素を含む原料を混合した原料混合物を焼成して得た焼成物をアルカリ水溶液で洗浄して得たものであることを特徴とする赤色発光蛍光体、及び下記組成式(2)
0.5EuLn(1−y)…(2)
で表わされるものであることを特徴とする赤色発光蛍光体、並びにそれを用いた発光装置。
【効果】本発明の赤色発光蛍光体は、波長が350〜420nmの広い領域の励起光に対して安定した強度で赤色を発光でき、励起光の波長の変動の影響を受けにくいため、緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用して白色若しくは中間色を表示する場合、微妙な色合いをより精密に再現性よく表示することができる。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、350〜420nmの長波長紫外線又は短波長可視光線により励起され赤色に発光する赤色発光蛍光体及びその赤色発光蛍光体を用いた発光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)は、光を放射する半導体発光素子であり、電気エネルギーを紫外光、可視光、赤外光などに変換するものである。例えば、可視光を利用するものとしては、GaP、GaAsP、GaAlAs等の発光材料で形成した半導体発光素子があり、これらを透明樹脂等で封止したLEDランプが広く使用されている。また、発光材料をプリント基板や金属リードの上面に固定し、数字や文字をかたどった透明樹脂ケースで封止したディスプレイ型のLEDランプなども多用されている。
【0003】
また、発光ダイオードは半導体素子であるため、寿命が長く、信頼性も高く、光源として用いた場合には、その交換作業も軽減できることから、携帯通信機器、パーソナルコンピュータ周辺機器、OA機器、家庭用電気機器、オーディオ機器、各種スイッチ、バックライト用光源、掲示板等の各種表示装置などの構成部品として広く使用されている。
【0004】
このようなLEDランプは、各種の蛍光体粉末を、半導体発光素子を封止する透明樹脂中に含有させることにより、LEDランプから放射される光の色を変化させることが可能であり、使用用途に応じて青色から赤色まで可視光領域の広い範囲の色を得ることが可能である。
【0005】
しかしながら、最近では、上記各種表示装置の色彩に対する需要者の要求が高まり、表示装置に微妙な色合いをより精密に再現できる性能が要求されていると共に、1個のLEDランプにより白色や各種の中間色を発光させることができることが強く求められている。
【0006】
そのため、LEDランプの半導体発光素子の表面に、赤色、緑色、青色の各種蛍光体を塗布したり、LEDランプの封止材、コーティング材等に上記各種蛍光体を含有させたりすることにより、1個のLEDランプで白色や各種の中間色を表示できるように構成することも試行されている。
【0007】
このような蛍光体の中で、長波長紫外線又は短波長可視光線(350〜420nm)で励起する蛍光体として、現在、主に使用されているものとしては、発光色が青色のBaMgAl1627:Eu、(Sr,Ca,Ba)(POCl:Eu、発光色が緑色のBaMgAl1627:Eu,Mn、ZnGeO:Mn、発光色が赤色のYS:Eu、LaS:Eu、3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mnなどがあり、これらの発光蛍光体を適宜用いることにより広い範囲の発光色を得ることができる。
【0008】
しかしながら、上記赤色発光蛍光体には、青色、緑色発光蛍光体と比較して長波長紫外線及び短波長可視光線(350〜420nm)に対する発光が弱いという問題がある。
【0009】
そのため、これらの波長の光を用いて白色系の発光色を得る場合、赤色発光蛍光体の割合を多くしなければならず、コストが高くなること、白色系の発光色は、赤色、緑色、青色の発光量のバランスを合わせることにより白色を得ることができるものであるから、白色系の発光色を得るためには、赤色の発光量に合わせて緑色及び青色の発光量を減らさざるを得ず、また、蛍光体の使用量にも上限があるため、得られる白色光の発光量が少なくなってしまい、高輝度の白色が得られないことなどが問題となっている。
【0010】
更に、酸化物系化合物の電子対の励起エネルギーに対応する波長は紫外領域にあり、長波長紫外線及び短波長可視光線(350〜420nm)の波長は蛍光体の吸収端と重なるため、特に、赤色発光蛍光体には、半導体発光素子の発光波長のピークが変動すると蛍光体の発光量が著しく変化してしまうという問題もある。
【0011】
この問題を解決するためユーロピウムで付活された希土類酸硫化物蛍光体が特開平11−246857号公報(特許文献1)や特開2000−144130号公報(特許文献2)などで提案されており、このような蛍光体は、励起波長が長波長側へシフトしていることが報告されている。
【0012】
しかしながら、これらの赤色発光蛍光体でも350nmより長波長側での吸収強度は、波長が長くなるに従って急激に低下しており、350〜420nmを発光ピークとする励起光源、例えば紫外LEDを励起光源に用いた場合、製造上避けられないLEDの発光波長、即ち励起光の波長の変動により蛍光体の発光量が著しく変化してしまう。これは、緑色、青色の発光蛍光体と併用して白色や中間色を表示する場合には、色合いがばらつくことになるため、従来の赤色発光蛍光体では、微妙な色合いをより精密に再現することが困難であった。
【0013】
【特許文献1】
特開平11−246857号公報
【特許文献2】
特開2000−144130号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、波長が350〜420nmの励起光に対して赤色光を効率よく高輝度で発光でき、赤色を表示する発光装置又は緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用して白色若しくは中間色を表示する発光装置に実用的に使用できる赤色発光蛍光体及びその赤色発光蛍光体を用いた発光装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記問題を解決するため鋭意検討を重ねた結果、波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(1)
AEuLn(1−x)…(1)
(式中、AはLi、Na、K、Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはW及びMoからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、xは0<x≦1を満たす正数である。)
で表わされるものであり、かつ上記赤色発光蛍光体を構成する元素を含む原料を混合した原料混合物を焼成して得た焼成物をアルカリ水溶液で洗浄することにより得られた赤色発光蛍光体が、波長が350〜420nmの励起光に対して赤色光を効率よく高輝度で発光し、長波長紫外線から短波長可視光線の領域の広い範囲の波長に対して安定した強度で赤色を発光できることを見出した。
【0016】
また、波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(2)
0.5EuLn(1−y)…(2)
(式中、DはMg、Ca、Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはW及びMoからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、yは0<y≦1を満たす正数である。)
で表わされる赤色発光蛍光体、特に、上記赤色発光蛍光体を構成する元素を含む原料を混合した原料混合物を焼成して得た焼成物を酸水溶液で洗浄することにより得られた赤色発光蛍光体が、波長が350〜420nmの励起光に対して赤色光を効率よく高輝度で発光し、長波長紫外線から短波長可視光線の領域の広い範囲の波長に対して安定した強度で赤色を発光できることを見出した。
【0017】
更に、これらの赤色発光蛍光体は、赤色を表示する発光装置又は緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用して白色若しくは中間色を表示する発光装置に実用的に使用できる赤色発光蛍光体であること、特に、この赤色発光蛍光体は、励起光の波長の変動の影響を受けにくいため、緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用して上記波長の光を発光する半導体発光素子からの光により蛍光体を発光させて白色若しくは中間色を表示する場合、微妙な色合いをより精密に再現性よく表示することができることを見出し、本発明をなすに至った。
【0018】
即ち、本発明は、
[1] 波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(1)
AEuLn(1−x)…(1)
(式中、AはLi、Na、K、Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはW及びMoからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、xは0<x≦1を満たす正数である。)
で表わされるものであり、かつ上記赤色発光蛍光体を構成する元素を含む原料を混合した原料混合物を焼成して得た焼成物をアルカリ水溶液で洗浄して得たものであることを特徴とする赤色発光蛍光体、
[2] 上記組成式(1)中のAの一部が、共付活剤として添加されるMg、Ca、Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種で置換されたものであることを特徴とする[1]記載の赤色発光蛍光体、
[3] 波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(2)
0.5EuLn(1−y)…(2)
(式中、DはMg、Ca、Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはW及びMoからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、yは0<y≦1を満たす正数である。)
で表わされるものであることを特徴とする赤色発光蛍光体、
[4] 上記赤色蛍光発光体が、上記赤色発光蛍光体を構成する元素を含む原料を混合した原料混合物を焼成して得た焼成物を酸水溶液で洗浄して得たものであることを特徴とする[3]記載の赤色発光蛍光体、
[5] 上記式中のLnがY、La、Gd及びLuからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1項記載の赤色発光蛍光体、
[6] 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記封止材に[1]乃至[5]のいずれか1項記載の赤色発光蛍光体を分散させたことを特徴とする発光装置、
[7] 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記半導体発光素子から発光する光の光路上に[1]乃至[5]のいずれか1項記載の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けたことを特徴とする発光装置、
[8] 上記半導体発光素子上又は封止材上に蛍光層を設けたことを特徴とする[7]記載の発光装置、及び
[9] 上記蛍光層が上記赤色発光蛍光体を樹脂、ゴム、エラストマー又はガラスに分散してなるものであることを特徴とする[8]記載の発光装置
を提供する。
【0019】
以下、本発明について更に詳述する。
まず、本発明の赤色発光蛍光体の第1の態様について説明する。この第1の態様の赤色発光蛍光体は、波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であり、下記組成式(1)
AEuLn(1−x)…(1)
(式中、AはLi、Na、K、Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはW及びMoからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、xは0<x≦1、好ましくは0.3≦x≦1、特に好ましくは0.5≦x≦1を満たす正数である。)
で表わされるものであり、かつ上記赤色発光蛍光体を構成する元素を含む原料を混合した原料混合物を焼成して得た焼成物をアルカリ水溶液で洗浄して得たものである。
【0020】
この赤色発光蛍光体は、原料として、例えば、赤色発光蛍光体を構成する元素を含む酸化物、炭酸塩等をボールミルなどで混合して得た原料混合物を焼成し、必要に応じて粉砕、篩分して得た焼成物をアルカリ水溶液で洗浄することにより得たものであり、この場合、アルカリ水溶液としては、例えば、水酸化リチウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液等を用いることができ、pHは8以上であることが好ましい。アルカリ水溶液による洗浄は、アルカリ水溶液中に焼成物を浸漬し、必要に応じて攪拌するなどの方法で可能であり、アルカリ水溶液により洗浄された焼成物を、更に、アルカリ水溶液と分離し、水洗、乾燥することにより赤色発光蛍光体を得ることができる。
【0021】
また、上記組成式(1)中LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であるが、これらの中ではY、La、Gd又はLuが好ましく挙げられる。また、AはEuと近いイオン半径を有するLi及びNaからなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。このようなものとしては、LiEuM、LiEu(1−x)が特に好ましい。
【0022】
更に、本発明においては、上記組成式(1)で表わされる赤色発光蛍光体の、式中のA(即ち、Li、Na、K、Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種)の一部が、共付活剤として添加されるMg、Ca、Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種で置換されたものも好適である。この場合の置換率は、Li、Na、K、Rb及びCsの総量に対するMg、Ca、Sr及びBaの総量の比で0.5(原子比)未満、好ましくは0.3(原子比)以下、更に好ましくは0.2(原子比)以下、特に好ましくは0.1(原子比)以下であることが好ましい。
【0023】
次に、本発明の赤色発光蛍光体の第2の態様について説明する。この第2の態様の赤色発光蛍光体は、波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であり、下記組成式(2)
0.5EuLn(1−y)…(2)
(式中、DはMg、Ca、Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはW及びMoからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、yは0<y≦1、好ましくは0.3≦y≦1、特に好ましくは0.5≦y≦1を満たす正数である。)
で表わされるものである。
【0024】
この赤色発光蛍光体は、原料として、例えば、赤色発光蛍光体を構成する元素を含む酸化物、炭酸塩等をボールミルなどで混合して得た原料混合物を焼成し、必要に応じて粉砕、篩分することにより得ることができるが、特に、この方法で得られた焼成物を更に酸水溶液で洗浄して得たものであることが好ましい。この場合、酸水溶液としては、例えば、塩酸水溶液、硫酸水溶液、硝酸水溶液等を用いることができ、pHは6以下であることが好ましい。酸水溶液による洗浄は、酸水溶液中に焼成物を浸漬し、必要に応じて攪拌するなどの方法で可能であり、酸水溶液により洗浄された焼成物を、更に、酸水溶液と分離し、水洗、乾燥することにより赤色発光蛍光体を得ることができる。
【0025】
また、上記組成式(2)中LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であるが、これらの中ではY、La、Gd又はLuが好ましく挙げられる。また、DはEuと近いイオン半径を有するCa及びSrからなる群より選ばれる少なくとも1種であることが好ましい。
【0026】
更に、本発明の赤色発光蛍光体は、上記赤色発光蛍光体を構成するEuが3価のEuイオン(Eu3+)をなしていることが好ましく、特に、この3価のEuイオンが2次元又は1次元に配列していることが好ましい。ここで、3価のEuイオンが2次元に配列したとは、図1に示すように、赤色発光蛍光体中の3価のEuイオンが、平面状に配列して3価のEuイオンのみで平面構造をなしている状態、3価のEuイオンが1次元に配列した構造とは、図2に示すように、赤色発光蛍光体中の3価のEuイオンが、直線状に配列して3価のEuイオンのみで直線構造をなしている状態をいう。
【0027】
酸化物系蛍光体は、母体結晶により励起光を吸収し、その励起エネルギーを発光イオンに伝達し発光するが、一般的な酸化物系蛍光体では電子対の励起エネルギーに対応する波長は紫外領域にあるため、長波長紫外線から短波長可視光線(350〜420nm)の吸収は十分でない。
【0028】
また、一般的な蛍光体において発光イオン(付活剤)濃度は母体結晶に対し数モル%添加され、それ以上の濃度では、▲1▼付活剤の間に共鳴伝達による交差緩和が生じ、励起エネルギーの一部が失われる、▲2▼付活剤間の共鳴伝達による励起の回遊が生じ、これが結晶表面や非発光中心への励起の移行と消滅を助長する、▲3▼付活剤同士が凝集あるいはイオン対を形成することによって、非発光中心やキラー(蛍光抑制剤)に変わる、などの理由によって濃度消光が起こることが知られている。
【0029】
一方、3価のEuイオンが2次元又は1次元に配列しているものは、3価のEuイオン(Eu3+)は、励起光の吸収と発光中心として作用し、発光イオンである3価のEuイオンが、長波長紫外線から短波長可視光線(350〜420nm)を直接吸収する。更に、発光イオンが配列している層と層との間隔が広いため、励起エネルギーの回遊が制御されることによって濃度消光を示さない。このことから3価のEuイオンの4f軌道内の不対電子によって長波長紫外線から短波長可視光線(350〜420nm)を効率よく吸収できるため、高輝度の赤色発光を得ることができる。
【0030】
続いて、本発明の発光装置について説明する。
まず、本発明の発光装置の第1の態様について説明する。この第1の態様の発光装置は、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記封止材に上述した本発明の赤色発光蛍光体を分散させたものである。
【0031】
具体的には、図3に示されるような、リード1,2、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子3、半導体発光素子3とリード2とを電気的に接続するリード細線4を、封止材5で砲弾型に封止した構造の、いわゆる砲弾タイプの発光ダイオードや、図4に示されるような、上面が開口した箱形の発光体収容部材6の内底から一対のリード1,2を発光体収容部材6の外部へ延出し、この発光体収容部材6の内部に波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子3やリード細線4,4を収容し、これらを接続して発光体収容部材6内部を封止材5で封止した構造の、いわゆるチップ型の発光ダイオードなどの封止材5中に、本発明の赤色発光蛍光体を分散させたものが挙げられる。
【0032】
この場合、封止材5中に上述した本発明の赤色発光蛍光体のみを分散させれば、高輝度の赤色を発光する発光装置となり、BaMgAl1627:Eu,Mn、ZnGeO:Mn等の緑色発光蛍光体、BaMgAl1627:Eu、(Sr,Ca,Ba)(POCl:Eu等の青色蛍光発光体と共に分散させれば、高輝度の白色又は中間色を発光する発光装置となる。これらいずれの発光装置においても、赤色発光蛍光体として本発明の赤色発光蛍光体以外の赤色発光蛍光体、例えば、YS:Eu、LaS:Eu、3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mn等を添加することが可能である。
【0033】
なお、この発光装置は、半導体発光素子等を封止する際に、樹脂、ゴム、エラストマー、ガラスなどの封止材材料に蛍光体を混合して封止することにより製造することができる。特に、複数種の蛍光体を用いる場合、本発明の赤色発光蛍光体は、一般的な蛍光体に比べ、真比重が高いため封止材料と混合したときに他の蛍光体よりも速く沈降して色むらを引き起こすおそれがある。そのため、本発明の赤色発光蛍光体は、粘度の高いもの、例えば、チキソトロピー調整剤で粘度を調整したシリコーンゴム組成物、シリコーン樹脂組成物などに混合し、これを硬化させる方法で封止材中に分散させることが好ましい。また、封止材中には色調変換材料として上述した蛍光体の他に、顔料、染料、擬似顔料などを添加してもよい。
【0034】
次に、本発明の発光装置の第2の態様について説明する。この第2の態様の発光装置は、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記半導体発光素子から発光する光の光路上に上述した本発明の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けたものである。
【0035】
このようなものとしては、例えば、半導体発光素子上又は封止材上に本発明の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けたものが挙げられ、具体的には、図5に示されるような、リード1,2、波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子3、半導体発光素子3とリード2とを電気的に接続するリード細線4を、封止材5で砲弾型に封止した構造の、いわゆる砲弾タイプの発光ダイオードの半導体発光素子3上に蛍光層9を設けて半導体発光素子3等と共に封止したもの、図6に示されるような上面が開口した箱形の発光体収容部材6の内底から一対のリード1,2を発光体収容部材6の外部へ延出し、この発光体収容部材6の内部に波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子3やリード細線4,4を収容し、これらを接続して、発光体収容部材6内部を封止材5で封止した構造の、いわゆるチップ型の発光ダイオードの半導体発光素子3上に蛍光層7を設けて半導体発光素子3等と共に封止したもの、図7に示されるような砲弾タイプの発光ダイオードの封止材5上に封止材5を被覆するように蛍光層7を設けたもの、図8に示されるようなチップ型の発光ダイオードの封止材5上に蛍光層7を設けたものが挙げられる。なお、図7、図8中の蛍光層以外の構成は図3、図4に各々示される構成と同様であるため説明を省略する。
【0036】
また、上述したような、蛍光層を発光ダイオード内部に又は発光ダイオードと隣接して設けたいわゆる透過型のものに限らず、図9に示されるように、蛍光層7を発光ダイオード8から離間する位置に設けると共に、この蛍光層から発光した光を反射板9で反射させるいわゆる反射型の発光装置も挙げられる。また、図7、図8に示されるような封止材上に蛍光層を設けた発光装置の蛍光層を、更に封止材で封止することも可能である。
【0037】
この場合、蛍光層中に上述した本発明の赤色発光蛍光体のみを分散させれば、高輝度の赤色を発光する発光装置となり、BaMgAl1627:Eu,Mn、ZnGeO:Mn等の緑色発光蛍光体、BaMgAl1627:Eu、(Sr,Ca,Ba)(POCl:Eu等の青色蛍光発光体と共に分散させれば、高輝度の白色又は中間色を発光する発光装置となる。これらいずれの発光装置においても、赤色発光蛍光体として本発明の赤色発光蛍光体以外の赤色発光蛍光体、例えば、YS:Eu、LaS:Eu、3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mn等を添加することが可能である。
【0038】
なお、蛍光層を半導体発光素子上に設ける場合は、蛍光体をそのままで用いてもバインダーと共に混合して用いてもよい。この場合、図5、図6に示されるように、蛍光層は半導体発光素子と共に封止材中に封止されることとなる。
【0039】
一方、蛍光層を封止材上に設ける場合、赤色発光蛍光体を透光性の樹脂、ゴム、エラストマー又はガラス、特にシリコーン樹脂又はシリコーンゴムに分散させて用いることが好ましい。特に、複数種の蛍光体を蛍光層に分散させる場合、上述した封止材に本発明の赤色発光蛍光体を分散させる場合と同様、チキソトロピー調整剤で粘度を調整したシリコーンゴム組成物、シリコーン樹脂組成物などに混合し、これを硬化させる方法で蛍光層中に分散させることが好ましい。また、蛍光層は、蛍光体を混合して1層としたものでも、蛍光体をいくつかの層にわけて積層したものでもよい。また、蛍光層中には色調変換材料として上述した蛍光体の他に、顔料、染料、擬似顔料などを添加してもよい。
【0040】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
【0041】
[実施例1]
蛍光体構成原料としてWO粉末を46.37g、Eu粉末を17.60g、LiCO粉末を3.69g各々秤量し、これらをボールミルで均一に混合して原料混合物とした。
【0042】
次に、得られた原料混合物を、アルミナ製坩堝に入れ900℃の温度で6時間焼成した。得られた焼成物を純水にて十分洗浄して不要な可溶成分を除去し、その後、ボールミルにより細かく粉砕し、篩分け(目開き53μm)し、これを2%水酸化ナトリウム水溶液に30分間浸漬するアルカリ水溶液洗浄処理を施して、その後水洗、濾過、乾燥してLiEuWなる組成の赤色発光蛍光体を得た。
【0043】
この赤色発光蛍光体LiEuWについて、380nm励起下において小型分光蛍光光度計FP−750(日本分光(株)製)で発光強度を測定したところ、アルカリ水溶液洗浄処理を施さなかったものの発光強度を100としたときの相対発光強度が120.1という高い値が得られた。
【0044】
[実施例2〜4]
2%水酸化ナトリウム水溶液の代わりにpH=11の水酸化リチウム水溶液(実施例2)、pH=11の水酸化ナトリウム水溶液(実施例3)、pH=11の水酸化カリウム水溶液(実施例4)を用いた以外は実施例1と同様の方法でLiEuWなる組成の赤色発光蛍光体を得た。
【0045】
これらの赤色発光蛍光体LiEuWについて、380nm励起下において小型分光蛍光光度計FP−750(日本分光(株)製)で発光強度を測定したところ、アルカリ水溶液洗浄処理を施さなかったものの発光強度を100としたときの相対発光強度が101.0(実施例2)、103.3(実施例3)、108.4(実施例4)という高い値が得られた。
【0046】
[実施例5]
蛍光体構成原料としてWO粉末を46.37g、Eu粉末を17.60g、CaCO粉末を5.00g各々秤量し、これらをボールミルで均一に混合して原料混合物とした。
【0047】
次に、得られた原料混合物を、アルミナ製坩堝に入れ900℃の温度で6時間焼成した。得られた焼成物を純水にて十分洗浄して不要な可溶成分を除去し、その後、ボールミルにより細かく粉砕し、篩分け(目開き53μm)してCa0.5EuWなる組成の赤色発光蛍光体を得た。
【0048】
この赤色発光蛍光体Ca0.5EuWについて380nm励起下において、従来のYS:Eu蛍光体を標準にして小型分光蛍光光度計FP−750(日本分光(株)製)で発光強度を測定したところ、1.11倍という高い値が得られた。
【0049】
[実施例6]
蛍光体構成原料としてWO粉末を46.37g、Eu粉末を17.60g、CaCO粉末を5.00g各々秤量し、これらをボールミルで均一に混合して原料混合物とした。
【0050】
次に、得られた原料混合物を、アルミナ製坩堝に入れ900℃の温度で6時間焼成した。得られた焼成物を純水にて十分洗浄して不要な可溶成分を除去し、その後、ボールミルにより細かく粉砕し、篩分け(目開き53μm)し、これを2%塩酸水溶液に30分間浸漬する酸水溶液洗浄処理を施して、その後水洗、濾過、乾燥してCa0.5EuWなる組成の赤色発光蛍光体を得た。
【0051】
この赤色発光蛍光体Ca0.5EuWについて、380nm励起下において小型分光蛍光光度計FP−750(日本分光(株)製)で発光強度を測定したところ、酸水溶液洗浄処理を施さなかったものの発光強度を100としたときの相対発光強度が117.5という高い値が得られた。
【0052】
【発明の効果】
以上のように、本発明の赤色発光蛍光体は、波長が350〜420nmの励起光に対して赤色光を効率よく高輝度で発光するものであり、この赤色発光蛍光体を用いた発光装置の赤色領域における発光輝度を大幅に向上させることができ、長波長紫外線から短波長可視光線の領域の広い範囲の波長に対して安定した強度で赤色を発光できる。
【0053】
また、この赤色発光蛍光体は、励起光の波長の変動の影響を受けにくいため、緑色発光蛍光体、青色発光蛍光体と併用して上記波長の光を発光する半導体発光素子からの光により蛍光体を発光させて白色若しくは中間色を表示する場合、微妙な色合いをより精密に再現性よく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】3価のEuイオン(Eu3+)が2次元に配列した状態を説明するための説明図である。
【図2】3価のEuイオン(Eu3+)が1次元に配列した状態を説明するための説明図である。
【図3】本発明の光学装置の一例を示す図であり、砲弾型の発光ダイオードの封止材に本発明の赤色発光蛍光体を分散させた発光装置を示す断面図である。
【図4】本発明の光学装置の一例を示す図であり、チップ型の発光ダイオードの封止材に本発明の赤色発光蛍光体を分散させた発光装置を示す断面図である。
【図5】本発明の光学装置の一例を示す図であり、砲弾型の発光ダイオードの半導体発光素子上に本発明の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けた発光装置を示す断面図である。
【図6】本発明の光学装置の一例を示す図であり、チップ型の発光ダイオードの半導体発光素子上に本発明の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けた発光装置を示す断面図である。
【図7】本発明の光学装置の一例を示す図であり、砲弾型の発光ダイオードの封止材上に本発明の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けた発光装置を示す断面図である。
【図8】本発明の光学装置の一例を示す図であり、チップ型の発光ダイオードの封止材上に本発明の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けた発光装置を示す断面図である。
【図9】本発明の光学装置の一例を示す図であり、蛍光層を発光ダイオードから離間する位置に設けると共に、この蛍光層から発光した光を反射させる発光装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1,2 リード
3 半導体発光素子
4 リード細線
5 封止材
6 発光体収容部材
7 蛍光層
8 発光ダイオード
9 反射板

Claims (9)

  1. 波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(1)
    AEuLn(1−x)…(1)
    (式中、AはLi、Na、K、Rb及びCsからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはW及びMoからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、xは0<x≦1を満たす正数である。)
    で表わされるものであり、かつ上記赤色発光蛍光体を構成する元素を含む原料を混合した原料混合物を焼成して得た焼成物をアルカリ水溶液で洗浄して得たものであることを特徴とする赤色発光蛍光体。
  2. 上記組成式(1)中のAの一部が、共付活剤として添加されるMg、Ca、Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種で置換されたものであることを特徴とする請求項1記載の赤色発光蛍光体。
  3. 波長が350〜420nmの光により励起されて発光する赤色発光蛍光体であって、下記組成式(2)
    0.5EuLn(1−y)…(2)
    (式中、DはMg、Ca、Sr及びBaからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、LnはYを含む希土類元素(Euを除く)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、MはW及びMoからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、yは0<y≦1を満たす正数である。)
    で表わされるものであることを特徴とする赤色発光蛍光体。
  4. 上記赤色蛍光発光体が、上記赤色発光蛍光体を構成する元素を含む原料を混合した原料混合物を焼成して得た焼成物を酸水溶液で洗浄して得たものであることを特徴とする請求項3記載の赤色発光蛍光体。
  5. 上記式中のLnがY、La、Gd及びLuからなる群より選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の赤色発光蛍光体。
  6. 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記封止材に請求項1乃至5のいずれか1項記載の赤色発光蛍光体を分散させたことを特徴とする発光装置。
  7. 波長が350〜420nmの光を発光する半導体発光素子が封止材内に封止されてなる発光装置であって、上記半導体発光素子から発光する光の光路上に請求項1乃至5のいずれか1項記載の赤色発光蛍光体を含む蛍光層を設けたことを特徴とする発光装置。
  8. 上記半導体発光素子上又は封止材上に蛍光層を設けたことを特徴とする請求項7記載の発光装置。
  9. 上記蛍光層が上記赤色発光蛍光体を樹脂、ゴム、エラストマー又はガラスに分散してなるものであることを特徴とする請求項8記載の発光装置。
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