JP2993018B2 - 同期分離回路 - Google Patents

同期分離回路

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JP2993018B2
JP2993018B2 JP1305401A JP30540189A JP2993018B2 JP 2993018 B2 JP2993018 B2 JP 2993018B2 JP 1305401 A JP1305401 A JP 1305401A JP 30540189 A JP30540189 A JP 30540189A JP 2993018 B2 JP2993018 B2 JP 2993018B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビジョン受像機,ビデオテープレコー
ダ等のテレビジョン信号から同期信号成分を分離して抽
出する同期分離回路に関するものである。
従来の技術 第3図は従来の同期分離回路の回路構成図であり、第
4図はその回路動作を説明するための動作波形図であ
る。第3図において、1はテレビジョン信号が入力され
る入力端子、2はクランプ用のコンデンサ、3はテレビ
ジョン信号の高周波成分を減衰するための低域通過フィ
ルタ(LPF)、4は基準電圧入力端子、5は分離回路、
6は同期信号を出力する同期分離出力端子、7はクラン
プ回路である。
そして、分離回路5は、基準電圧入力端子4から基準
電圧V1が入力され、LPF3から入力されるテレビジョン信
号をその基準電圧と比較し、テレビジョン信号中の同期
信号のみを出力する。
クランプ回路7は、分離回路5から出力される同期信
号が入力され、その同期信号に応動して同期信号期間の
み作動し、テレビジョン信号のシンクチップが回路内に
内蔵された基準電圧VRのレベルになるようにクランプ動
作する。
次に、第4図に示される動作波形図を参考にして、従
来例の回路動作を説明する。第4図において、aは入力
端子1に入力されるテレビジョン信号、bはLPF3の出力
信号、cは同期分離出力端子6に出力される同期信号、
dはクランプ回路の出力の望ましい動作波形、eはクラ
ンプ回路7の出力の実際の動作波形である。
LPF3は、入力端子1から入力される入力テレビジョン
信号aの高周波成分を減衰させて、テレビジョン信号中
のノイズを除去するものである。そのため、LPF3の出力
信号は第4図bに示すように波形が鈍ると同時に、入力
テレビジョン信号に対して遅延時間tdほど遅れて出力さ
れる。従って、基準電圧V1とLPF3の出力信号bとを比較
してテレビジョン信号中の同期信号を分離する分離回路
の出力信号(同期信号)cも入力テレビジョン信号aに
対して遅延時間tdほど遅れることになる。
クランプ回路7は、分離回路5で得られた同期信号c
に応じて比較動作を行い、コンデンサ2を介して入力さ
れるテレビジョン信号と、内蔵された基準電圧VRとの比
較して、テレビジョン信号のシンクチップのレベルが基
準電圧VRのレベルに合わせて直流再生することを意図し
て設計されている。なお、コンデンサ2およびLPF3の接
続点は、クランプ回路7の入力であると同時に出力でも
ある。そして、第4図dは、その接続点における設計目
標とした理想的な動作波形を示し、シンクチップのレベ
ルがVRとなっている。そして、クランプパルスとして用
いる同期信号cが入力テレビジョン信号aに対して遅延
せずに分離できれば、回路動作に何らの支障も起こさな
いはずである。
ところが、同期分離回路全体を構成する上で必要不可
欠なLPF3によって、高周波ノイズの除去を行うため、同
期信号cが入力テレビジョン信号aにより遅れ、同期信
号cの後縁が入力テレビジョン信号a中の同期信号期間
を越してペデスタル部分までずれ込む。このことによっ
て、ペデスタル部分にずれ込んだ期間(遅延時間td)中
もクランプ動作を継続しようするため、ペデスタル部分
の電位の影響を受けて、クランプ回路7の出力信号(第
4図e)のシンクチップレベルが基準電圧VRよりも下が
ることになる。
発明が解決しようとする課題 上述したように、従来の同期分離回路では、高周波ノ
イズを除去するために設けたLPF3のために、テレビジョ
ン信号全体が入力テレビジョン信号aに対して遅延さ
れ、同期分離される同期信号cも遅延されるため、同期
信号期間以後のペデスタル部分の電位の影響を受けて、
シンクチップレベルを基準電圧VRに合わせて正確にクラ
ンプできず、シンクチップレベルが基準電圧VRより下が
るという問題があった。
本発明は、クランプパルスがペデスタル部分まで遅れ
ることを防止する一方、十分なパルス幅によるクランプ
動作によって精度の良いクランプ動作を行い、同期分離
の精度を高めた同期分離回路を提供すること目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記の目的を達成するために、本発明の同期分離回路
は、クランプ用のコンデンサ(12)を介して入力される
テレビジョン信号の高周波成分を減衰する低域通過フィ
ルタ(13)と、前記低域通過フィルタの出力信号である
テレビジョン信号中のシンクチップの期間に対応した同
期分離出力パルスを出力する分離回路(15)と、前記同
期分離出力パルスに応動して充電と放電とを繰り返し積
分波形を出力する充放電回路(17)と、所定電位(V2)
を基準に前記積分波形をパルス整形するコンパレータ
(18)と、前記同期分離出力パルスと前記コンパレータ
の出力パルスを論理演算し前記同期分離出力パルスの前
縁から前記コンパレータの出力パルスの前縁までの出力
パルスを出力するロッジク回路(19)と、前記クランプ
用のコンデンサに接続され前記ロジック回路の出力パル
スに応動してクランプ動作するクランプ回路(20)とを
具備した構成である。
作用 この構成によって、クランプパルスがテレビジョン信
号中のシンクチップより短くなって、クランプパルスの
時間遅れを改善するだけでなく、同期分離出力パルスが
アクティブになると同時に作動する広めのパルスでクラ
ンプ動作することから、シンクチップを精度良くクラン
プすることができ、テレビジョン信号から同期信号を分
離する精度を悪化させることがない。
実施例 以下、本発明の同期分離回路について、図面を参照し
ながら説明する。第1図は、本発明の一実施例に係る同
期分離回路の回路構成図である。第1図において、11は
テレビジョン信号が入力される入力端子、12はクランプ
用のコンデンサ、13は低域通過フィルタ(LPF)、14は
基準電圧用の入力端子、15は分離回路、16は同期分離出
力端子、17は充放電回路、18はコンパレータ、19はロジ
ック回路、20はクランプ回路である。
第1図に示す本実施例の同期分離回路は、第3図の従
来例に充放電回路17,コンパレータ18およびロジック回
路19を付加した点で異なり、LPF13,分離回路15およびク
ランプ回路20については従来例と同様のものを使用す
る。即ち、入力端子11にクランプ用のコンデンサ12を接
続し、コンデンサ12を介して入力端子11から入力される
テレビジョン信号をLPF13に入力する。LPF11では、テレ
ビジョン信号の高周波ノイズを減衰させ、その出力に接
続された分離回路15によって、テレビジョン信号中の同
期信号に相当する同期分離パルスを取り出す点と、コン
デンサ12とLPF13との接続点にクランプ回路20を接続す
る点は従来と同様である。しかし、分離回路15の出力に
充放電回路17を接続し、充放電回路17で得られた積分波
形をコンパレータ18で波形整形し、その出力に接続され
たロジック回路19によって、コンパレータ18の出力パル
スと同期分離パルスとの論理演算を行って、クランプ回
路20に与えるクランプパルスを生成する点で異なる。
次に、第2図に示す動作波形図を用いて、第1図の回
路動作を説明する。第2図において、gは入力端子11に
入力されるテレビジョン信号、hは出力端子16に出力さ
れる同期分離パルス(同期信号)、iは充放電回路17の
出力で得られる積分波形、jはコンパレータ18の出力波
形、kはロジック回路19から出力されるクランプパル
ス、1はコンデンサ12とLPF13との接続点の動作波形を
示す。
入力端子11から入力されるテレビジョン信号gはコン
デンサ12を介してLPF13に入力され、テレビジョン信号
g中の高周波ノイズがLPF13によって減衰させられる。
このとき、従来例で説明したように、LPF13の出力信号
は入力テレビジョン信号gより遅延時間tdだけ遅れて出
力される。分離回路15では、その出力信号と、入力端子
14から入力される基準電圧とを比較して同期信号成分を
分離し、シンクチップの期間に相当する同期分離パルス
hを出力端子16に出力する。
その出力に接続された充放電回路17は、同期分離パル
スhに応じて動作し、同期分離パルスhがハイレベルの
時に充電を行い、ローレベルの時に放電を行い、同期分
離パルスhに応じて充放電を繰り返して積分波形iを出
力する。
コンパレータ18は、内部で設定された基準電圧V2と、
入力される積分波形iとを比較してパルス整形を行い、
積分波形iが基準電圧V2より高い時にローレベルにな
り、低い時にハイレベルになる出力パルスjを出力す
る。
ロジック回路19は、コンパレータ18の出力パルスj
と、分離回路15の同期分離パルスhとが入力され、hと
jとの論理演算を行い、hとjとの論理積出力をクラン
プ用パルスkとして出力する。このようにして生成され
たクランプパルスkは、第2図kに示すように、同期分
離パルスhの前縁からコンパレータ18の出力パルスjの
前縁までの期間がハイレベルになるパルスとなり、その
パルス幅は入力テレビジョン信号g中のシンクチップの
期間より必ず短くなり、クランプパルスkの後縁がペデ
スタル部分まで遅れることはない。
クランプ回路20は、ロジック回路19から与えられるク
ランプパルスkに応じて作動され、クランプ回路20内で
設定された基準電圧VRと、コンデンサ12とLPF13の接続
点の電位とを比較して、その接続点の電位がクランプパ
ルスkのアクティブ期間中に基準電圧VRとなるように動
作し、シンクチップレベルが基準電圧VRと一致するよう
にテレビジョン信号を直流再生する(第2図中1を参
照)。また、同期分離出力パルスがアクティブになると
同時に作動する広めのパルスでクランプ動作することか
ら、シンクチップを精度良くクランプすることができ、
精度の良い同期分離を行うことができる。
発明の効果 以上に説明したように本発明の同期分離回路は、クラ
ンプパルスがテレビジョン信号中のシンクチップより短
くなって、クランプパルスの時間遅れを改善するだけで
なく、同期分離出力パルスがアクティブになると同時に
作動する広めのパルスでクランプ動作することから、シ
ンクチップを精度良くクランプすることができ、正確な
同期分離を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る同期分離回路の回路
図、第2図は第1図の動作を説明するための動作波形
図、第3図は従来の同期分離回路の回路図、第4図は第
3図の動作を説明するための動作波形図である。 11……テレビジョン信号用の入力端子、12……クランプ
用のコンデンサ、13……低域通過フィルタ、14……基準
電圧用の入力端子、15……分離回路、16……同期分離出
力端子、17……充放電回路、18……コンパレータ、19…
…ロジック回路、20……クランプ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 千木良 篤志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−174883(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 5/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランプ用のコンデンサを介して入力され
    るテレビジョン信号の高周波成分を減衰する低域通過フ
    ィルタと、 前記低域通過フィルタの出力信号であるテレビジョン信
    号中のシンクチップの期間に対応した同期分離出力パル
    スを出力する分離回路と、 前記同期分離出力パルスに応動して充電と放電とを繰り
    返し積分波形を出力する充放電回路と、 所定電位を基準に前記積分波形をパルス整形するコンパ
    レータと、 前記同期分離出力パルスと前記コンパレータの出力パル
    スを論理演算し前記同期分離出力パルスの前縁から前記
    コンパレータの出力パルスの前縁までの出力パルスを出
    力するロッジク回路と、 前記クランプ用のコンデンサに接続され前記ロジック回
    路の出力パルスに応動してクランプ動作するクランプ回
    路とを具備した同期分離回路。
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