JP2992549B2 - 免震支持装置 - Google Patents

免震支持装置

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JP2992549B2
JP2992549B2 JP3358716A JP35871691A JP2992549B2 JP 2992549 B2 JP2992549 B2 JP 2992549B2 JP 3358716 A JP3358716 A JP 3358716A JP 35871691 A JP35871691 A JP 35871691A JP 2992549 B2 JP2992549 B2 JP 2992549B2
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重雄 嶺脇
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、免震支持装置、特
に、粘性剪断抵抗を用いた減衰手段と積層ゴム体とから
なる免震支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の免震支持装置1には、たとえば、
図7に示すように、地盤上に形成した基盤2の上に複数
の積層ゴム体3を設け、複数の積層ゴム体3で構造体4
を支持し、構造体4の底部4aに支持体5aを設け、支
持体5aに複数本の支持軸5bを固定し、これらの支持
軸5bの下端に水平に抵抗板6を固定し、基盤2の上に
支持体7を設け、この支持体7の上に平らな桶体8を設
け、桶体8に粘性体9を入れ、抵抗板6の下方の部分を
桶体7内の粘性体9内に沈め、抵抗板5の下面と桶体7
の底面との間に小さな隙間を形成し、この隙間内に粘性
体9を存在させるようにして、構造体4に作用する地震
力を粘性体9の粘性剪断抵抗と積層ゴム体3の内部摩擦
により減衰するものがある。なお、図8に示す免震支持
装置1は図6に示すような水平変形に対する減衰力を有
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の粘性剪断抵抗を
用いた減衰手段と積層ゴム体とからなる免震支持装置1
は、抵抗板6の可動範囲、すなわち、粘性体9を収容す
る桶体8の直径を、積層ゴム体3に生じると考えられる
最大の水平方向の変形以上にする必要があり、粘性剪断
抵抗を用いた減衰手段の部分が非常に大きくなってしま
う欠点がある。この発明の解決しようとする課題は、上
記従来の免震支持装置が具有する欠点をもたない免震支
持装置を提供すること、換言すると、粘性体を収容する
桶体の直径の増大をおさえ、桶体の直径を超える水平変
形に対して充分大きな減衰力を与え得る免震支持装置を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記課題を
解決するために、次の構成を採用するものである。この
発明の構成は、基盤上に設置した複数の積層ゴム体にて
構造体が支持され、基盤の上部に設けた基盤側支持体の
上側に桶体が固定され、桶体内に粘性体が収容され、構
造体下部に設けた構造体側支持体の下側に抵抗板が固定
され、抵抗板の少なくとも下方の部分が前記粘性体内に
沈められ、抵抗板の下面と桶体の底面との間の小さな隙
間に粘性体が存在している免震支持装置において、基盤
側支持体および構造体側支持体の少なくとも一方が摩擦
減衰手段を含み、該摩擦減衰手段が互いに押し付けられ
ている少なくとも一対の摩擦板で構成され、摩擦減衰手
段の静止摩擦力が抵抗板と粘性体とによる粘性剪断抵抗
よりも大きく設定され、積層ゴム体に生じる水平変形が
抵抗板の桶体に対する可動範囲を超えたとき摩擦減衰手
段が作用するようになっていることを特徴とする免震支
持装置にある。好ましい実施形態においては、摩擦減衰
手段を基盤側支持体に設け、基板に固定した不動の摩擦
板とその上に重ねて載置した少なくとも一つの可動の摩
擦板とで構成し、可動の摩擦板の上側に桶体を設け、適
切な押付手段を選択して、摩擦板に必要な押付力を作用
させ、摩擦面に所定の摩擦力が働くようにする。
【0005】摩擦減衰手段を不動の摩擦板とこれに重ね
て配置される一対の可動の摩擦板とで構成する場合は、
一方の可動の摩擦板に複数の長孔を形成し、他方の可動
の摩擦板にも複数の長孔を形成し、一対の可動の摩擦板
を一方の可動の摩擦板の長孔と他方の可動の摩擦板の長
孔とをそれぞれ十字に交差させて重ね、各長孔の交差部
に棒状案内体を挿入し、棒状案内体の一端を不動の摩擦
板に固定し、棒状案内体の他端に押付力導入部材を取り
付け、押付力導入部材にて各摩擦板を互いに押し付け合
わせ、この押付力により摩擦力を増大させる。そして、
桶体または抵抗板を固定した可動の摩擦板を他の可動ま
たは不動の摩擦板に対してX、Y方向に移動可能にす
る。また、基盤側支持体または構造体側支持体に設ける
摩擦減衰手段を基盤または構造体に固定した不動の摩擦
板とその上または下に重ねて配置される一つの可動の摩
擦板とで構成する場合は、可動の摩擦板を不動の摩擦板
に押し付ける押付手段を、可動の摩擦板側、可動および
不動の摩擦板の両側に設け、この押付手段にてそれらの
摩擦板の摩擦面に作用する摩擦力を増大させるようにす
る。複数の摩擦板を互いに押し付け合わせる押付手段と
しては、ねじ等による締め付けの他に、バネの反発力、
摩擦板と重錘の重力、磁力等による適宜の手段を使うこ
とができる。各摩擦板の摩擦面が滑り始める静止摩擦力
の精度を向上させる(すなわち、摩擦力を一定にする)
ためには、摩擦面の面積を小さくするなどし、押付力を
均等に作用させるようにすることが必要である。また、
各摩擦面の摩擦係数の精度を向上させる(すなわち、摩
擦係数を一定にする)ためには、摩擦係数を一定にし得
る塗布剤を摩擦板の表面に塗布したり、摩擦係数を一定
にし得るシートを摩擦板の表面に貼着する必要がある。
【0006】
【作 用】この発明の免震支持装置は、基盤側支持体お
よび構造体側支持体の少なくとも一方に摩擦減衰手段を
設け、この摩擦減衰手段を互いに押し付けられている少
なくとも一対の摩擦板で構成し、摩擦減衰手段の静止摩
擦力を抵抗板と粘性体とによる粘性剪断抵抗よりも大き
く設定し、積層ゴム体に生じる水平変形が抵抗板の桶体
に対する可動範囲を超えたとき、摩擦減衰手段を作用さ
せるようにしたから、前記水平変形が大きくなったと
き、摩擦減衰手段による大きな減衰力が構造体に作用す
る。そのため、抵抗板と桶体とによる粘性剪断抵抗によ
る減衰手段の大きさを小さくしても、大きな減衰力が得
られ、減衰装置自体の大きさを小さくすることができ
る。
【0007】
【実施例】実施例1の免震支持装置10を図1ないし図
4を使って説明する。地盤上に形成した基盤11の上に
複数の積層ゴム体12を設け、複数の積層ゴム体12で
構造体13を支持し、構造体13の底部13aに支持体
14を固定する。支持体14は、高さ調節部材14a、
板状支持部材14b、これらの部材に固定した複数の棒
状支持部材14c等で構成されている。そして、複数の
棒状支持部材14cの下端に水平に円形の抵抗板15を
固定する。基盤11の上に大径の円形の第3の摩擦板1
6を固定する。この第3の摩擦板16の上に円形の第2
の摩擦板17を載置する。第2の摩擦板17には、図3
に鎖線で示すように、Y軸方向の長孔17aが4個形成
されている。この第2の摩擦板17の上に円形の第1の
摩擦板18を載置する。第1の摩擦板18には、図3に
実線で示すように、X軸方向の長孔18aが4個形成さ
れている。そのうえ、第1の摩擦板18の上面にはこれ
と一体に平らな桶体19が形成されている。
【0008】第2および第1の摩擦板17、18を、第
3の摩擦板16の上に、一方の摩擦板17の長孔17a
と他方の摩擦板18の長孔18aとをそれぞれ十字に交
差させて配置し、各長孔17a、18aの交差部に、第
3の摩擦板16の対応位置に突設した棒状案内体21が
挿入され、押付力導入部材22のねじ孔が棒状案内体2
1の上端のねじ部にねじ込まれ、押付力導入部材22を
回動させることにより、第3の摩擦板16の上側の摩擦
面16bと第2の摩擦板17の下側の摩擦面との間の摩
擦力および第2の摩擦板17の上側の摩擦面17cと第
1の摩擦板18の下側の摩擦面18bとの間の摩擦力が
調節できるようになっている。第1の摩擦板18の上側
に形成した桶体19に、粘性体20が収容され、かつ、
抵抗板15の下方の部分が桶体19内の粘性体20内に
沈められ、抵抗板15の下面15aと桶体19の底面1
9aとの間に小さな隙間cが形成され、この隙間c内に
粘性体20が存在するように、かつ隙間cが所定の寸法
になるように、高さ調節部材14a等を使って、各部材
の高さを調節する。なお、図2に示すように、板状支持
部材14bの下面の周囲に形成した環状の突条部14b
1と第1の摩擦板18の上側の桶体19の環状の周囲壁
19bとの間に容易に変形し得る材料からなる環状のカ
バー体23を配し、カバー体23の上端を前記突条部1
4b1の外周面に固定し、カバー体24の下端を前記周
囲壁20bの外周面に固定し、抵抗板15、桶体19、
粘性体20等からなる粘性剪断抵抗を用いた減衰手段の
主要部に塵埃、雨水等が侵入しないようにする。
【0009】実施例1の免震支持装置10において、積
層ゴム体12に生じる水平変形が抵抗板15の可動範囲
内にあるときは、第1ないし第3の摩擦板はそれらの摩
擦面において滑りを生じることがなく、従来の免震支持
装置1と全く同じ減衰性能を示す。ところが、積層ゴム
体12に生じる水平変形が抵抗板15の可動範囲を超え
ると、抵抗板15の外周面が桶体19の周囲壁19bの
内周面に当たる。すると、抵抗板15と第1の摩擦板1
8との間に相対的な移動が無くなり、粘性剪断抵抗によ
る減衰作用が無くなる。そして、抵抗板15と桶体19
(すなわち、第1の摩擦板18)とが一体になって移動
することになり、摩擦面16a、17b、17c、18
b間で滑りが生じる。抵抗板15および第1の摩擦板1
8の移動を妨げる方向に、第3の摩擦板16の上側の摩
擦面16aと第2の摩擦板17の下側の摩擦面17bと
の間の摩擦力と、第2の摩擦板17の上側の摩擦面17
cと第1の摩擦板18の下側の摩擦面18bとの間の摩
擦力とが作用する。そのため、積層ゴム体12に生じる
水平変形が抵抗板15の可動範囲を超えたあとは、第1
の摩擦板18ないし第3の摩擦板17間の摩擦力によ
り、構造体13の水平方向の振動が減衰されることにな
る。押付力導入部材22をまわして、第1ないし第3の
摩擦板16ないし18の摩擦面間に作用する摩擦力を、
抵抗板15による粘性剪断抵抗よりも大きく調節してお
けば、図4に示すような減衰性能を有する免震支持装置
10が得られる。すなわち、水平変形が大きくなった段
階で、各摩擦板16ないし18からなる摩擦減衰手段の
摩擦力による大きな減衰力が得られる。
【0010】第1の摩擦板18に4個のX軸方向の長孔
18aがあり、第2の摩擦板17に4個のY軸方向の長
孔17aあり、各長孔17a、18aの交差部に棒状案
内体21を通し、押付力導入部材22で第1の摩擦板1
8を第2および第3の摩擦板17、16に押し付けてい
るから、第1の摩擦板18は、抵抗板15と一緒になっ
て第2および第3の摩擦板17、16に対してX、Y方
向に移動できる。実施例2の免震支持装置を図5および
図6を使って説明する。基盤11、積層ゴム体12、構
造体13、支持体14、抵抗板15等の構成は図1に示
す実施例1と同じである。基盤11の上に大径の円形の
第2の摩擦板31を固定する。この第2の摩擦板31の
上に円形の第1の摩擦板32を載置する。図6に示すよ
うに、第1の摩擦板32の上面の外周部から少々離れて
複数の位置に(たとえば、4個所)に、それぞれ止め棒
33を立設し、それぞれの止め棒33に重錘34の貫通
孔を通し、摩擦板32自体および重錘34に作用する重
力により第1の摩擦板32を第2の摩擦板31に押し付
ける。この押付力は、摩擦板32自体の重量、重錘34
の重量等を加減して調節する。なお、第1の摩擦板32
の上側の桶体19、粘性体20、抵抗板15等の関係も
実施例1と同じである。実施例2のものは、可動の摩擦
板32、重錘34等の重量を使って押付力を得るから、
桶体19を備えた可動の摩擦板32が不動の摩擦板32
の上面をあらゆる方向に摺動することができ、各摩擦板
31、32への押付力の付与手段が非常に簡単になる。
【0011】
【発明の効果】この発明の免震支持装置は、特許請求の
範囲の欄に記載した構成を備えることにより、次の
(イ)ないし(ニ)の効果を奏する。 (イ)請求項1記載のものは、積層ゴム体に生じる水平
変形が抵抗板の桶体に対する可動範囲を超えて大きくな
ったとき、摩擦減衰手段による大きな減衰力が構造体に
作用するから、抵抗板と桶体とによる粘性剪断抵抗対に
よる減衰手段の大きさを小さくしても、大きな減衰力が
得られ、減衰装置自体の大きさを小さくすることができ
る。 (ロ)請求項2記載のようにすると、免震支持装置の主
要な部分である桶体、摩擦板、押付手段等の設置や管理
が容易になる。 (ハ)請求項3および4記載のようにすると、各摩擦板
への押付力の付与手段が簡単になる。 (ニ)この発明の免震支持装置は、抵抗板の桶体に対す
る可動範囲を超える過大な水平変形に対しては、摩擦減
衰手段の摩擦面の滑りによる減衰力で吸収するため、抵
抗板の可動範囲を予め小さく設定し、摩擦減衰手段の摩
擦力による減衰効果を適切な大きさに設定することによ
り、積層ゴム体の水平変位を小さくでき、かつ減衰装置
自体を小型化することができる。そのため、減衰装置の
設置位置の自由度が増大する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の免震支持装置を備えた構造体の縦断
した正面図
【図2】図1に示す免震支持装置の摩擦減衰手段の一部
を縦断した正面図
【図3】図2のものをそのA−A線で横断した正面図
【図4】実施例1の免震支持装置の水平変位と減衰力と
の関係を示す図
【図5】実施例2の免震支持装置の摩擦減衰手段の一部
を縦断した正面図
【図6】図5のものをそのB−B線で横断した正面図
【図7】従来の免震支持装置を縦断した正面図
【図8】図7に示す免震支持装置の水平変位と減衰力と
の関係を示す図
【符号の説明】
10 免震支持装置 11 基盤 12 積層ゴム体 13 構造体 14a 高さ調節部材 14c 棒状支持部材 15 抵抗板 16 摩擦板 16a 摩擦面 17 摩擦板 17a 長孔 17b 摩擦面 17c 摩擦面 18 摩擦板 18a 長孔 18b 摩擦面 19 桶体 20 粘性体 21 棒状案内体 22 押付力導入部材 23 カバー体 31 摩擦板 32 摩擦板 33 止め棒 34 重錘
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04H 9/02 F16F 15/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基盤上に設置した複数の積層ゴム体にて構
    造体が支持され、基盤の上部に設けた基盤側支持体の上
    側に桶体が固定され、桶体内に粘性体が収容され、構造
    体下部に設けた構造体側支持体の下側に抵抗板が固定さ
    れ、抵抗板の少なくとも下方の部分が前記粘性体内に沈
    められ、抵抗板の下面と桶体の底面との間の小さな隙間
    に粘性体が存在している免震支持装置において、基盤側
    支持体および構造体側支持体の少なくとも一方が摩擦減
    衰手段を含み、該摩擦減衰手段が互いに押し付けられて
    いる少なくとも一対の摩擦板で構成され、摩擦減衰手段
    の静止摩擦力が抵抗板と粘性体とによる粘性剪断抵抗よ
    りも大きく設定され、積層ゴム体に生じる水平変形が抵
    抗板の桶体に対する可動範囲を超えたとき摩擦減衰手段
    が作用するようになっていることを特徴とする免震支持
    装置。
  2. 【請求項2】基盤上に設置した複数の積層ゴム体にて構
    造体が支持され、基盤の上部に設けた基盤側支持体の上
    側に桶体が固定され、桶体内に粘性体が収容され、構造
    体下部に設けた構造体側支持体の下側に抵抗板が固定さ
    れ、抵抗板の少なくとも下方の部分が前記粘性体内に沈
    められ、抵抗板の下面と桶体の底面との間の小さな隙間
    に粘性体が存在している免震支持装置において、基盤側
    支持体が摩擦減衰手段を含み、該摩擦減衰手段が基盤に
    固定した不動の摩擦板とその上に重ねて載置された少な
    くとも一つの可動の摩擦板とで構成され、摩擦減衰手段
    の静止摩擦力が抵抗板と粘性体とによる粘性剪断抵抗よ
    りも大きくしてあることを特徴とする免震支持装置。
  3. 【請求項3】基盤側支持体または構造体側支持体に設け
    る摩擦減衰手段が基盤または構造体に固定した不動の摩
    擦板と、その上または下に重ねて配置される一対の可動
    の摩擦板とで構成され、一方の可動の摩擦板に複数の長
    孔が形成され、他方の可動の摩擦板にも複数の長孔が形
    成され、一対の可動の摩擦板が一方の可動の摩擦板の長
    孔と他方の可動の摩擦板の長孔とをそれぞれ十字に交差
    させて重ねられ、各長孔の交差部に棒状案内体が挿入さ
    れ、棒状案内体の一端が不動の摩擦板に固定され、棒状
    案内体の他端に押付力導入部材が取り付けられ、押付力
    導入部材により各摩擦板が互いに押し付け合わされてい
    ることを特徴とする請求項1または2記載の免震支持装
    置。
  4. 【請求項4】基盤側支持体または構造体側支持体に設け
    る摩擦減衰手段が基盤または構造体に固定した不動の摩
    擦板とその上または下に重ねて配置される一つの可動の
    摩擦板とで構成され、不動の摩擦板に可動の摩擦板を押
    し付ける押付手段が設けられていることを特徴とする請
    求項1または2記載の免震支持装置。
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