JP2992366B2 - 洗浄剤組成物 - Google Patents
洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JP2992366B2 JP2992366B2 JP3087850A JP8785091A JP2992366B2 JP 2992366 B2 JP2992366 B2 JP 2992366B2 JP 3087850 A JP3087850 A JP 3087850A JP 8785091 A JP8785091 A JP 8785091A JP 2992366 B2 JP2992366 B2 JP 2992366B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- present
- smoothness
- salt type
- anionic surfactant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
に詳しくは、使用後、髪や肌等ををなめらかにしっとり
と落ち着かせることが可能な洗浄剤組成物に関するもの
である。本洗浄剤組成物は、例えばシャンプー、リン
ス、ボディー洗浄剤等に好適に適用することができる。
グ成分としては第4級窒素含有水溶性ポリマーが広く用
いられている。これらは、洗浄及びすすぎ中のなめらか
さを向上させることはできるが、タオルドライ後及び乾
燥時においては、なめらかさ、しなやかさを向上させる
効果は認められず、またこれらの多量の配合は乾燥時に
おけるゴワツキやヘアフライ等につながる傾向があっ
た。
は、種々のシリコーン誘導体が用いられている。これら
は、汗や皮脂との相溶性が低いためべたつき感がなく、
また表面に吸着して、さらさらとなめらかな感触を付与
するものである。
誘導体を単純に配合しただけでは表面へのシリコーン吸
着能は低いため、期待しえる十分な効果が認められなか
った。
発明は、高い使用性を有すると共に、使用後においても
肌や髪をなめらかにしっとりと落ち着かせることのでき
る洗浄剤組成物を提供することを目的とした。
アルキロイルアルキルタウリン塩型陰イオン性界面活性
剤と、(b)ジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン、ポリオキシエチレン変性シリコーンか
らなる群から選ばれるシリコーン誘導体と、を含有し、
(a)に対する(b)の重量比が0.1〜2.0の範囲
にあり、かつ、アルキロイルアルキルタウリン塩型陰イ
オン性界面活性剤以外の陰イオン性界面活性剤の配合量
がアルキロイルアルキルタウリン塩型陰イオン性界面活
性剤の配合量を上回らないことを特徴とする洗浄剤組成
物に存在する。
タウリン塩型陰イオン性界面活性剤は下記一般式で示さ
れる化合物である。
ル基またはアルケニル基で、アルキロイル基R1COと
しては、例えば、C11H23CO、C13H27CO,C15H
31CO、C17H35CO及びヤシ油脂肪酸から得られる平
均炭素数8〜20の混合アルキロイル基等があげられ
る。R2は平均炭素数1〜3のアルキル基、Mは、例え
ば 、Li、Na、K等のアルカリ金属または、例え
ば、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリ
エタノールアミン等の有機アミン類が用いられる。
ルキルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤のうち任意の
一種あるいは二種以上が選ばれて用いられる。配合量は
特に限定されないが、0.1〜40重量%が好ましく、
1〜30重量%がより好ましい。
チルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、
脂肪酸変性ポリシロキサン、脂肪族アルコール変性ポリ
シロキサン、ポリオキシアルキレン変性ポリシロキサ
ン、アミノ変性ポリシロキサン及びカチオン変性ポリシ
ロキサンで、水溶性、脂溶性のいずれの性質を有しても
よい。この中で、ポリオキシアルキレン変性ポリシロキ
サンの平均分子量は3000以上を有するものが好まし
く、また分子中にポリオキシアルキレン基を2〜40重
量%含有するものが好ましい。本発明において、これら
シリコーン系誘導体のうち、任意の1種または2種以上
が選ばれて用いられ、配合量は特に限定されないが、
0.1〜25重量%が好ましく、0.1〜15重量%が
より好ましい。0.1%以上での範囲で髪のなめらかさ
はいっそう向上する。
ウリン塩型陰イオン性界面活性剤とシリコーン誘導体と
を特定比率で配合させることにより、シリコーン誘導体
を効率的に肌や毛髪表面に効果的に吸着させることが可
能となる。
ン性界面活性剤に対するシリコーン誘導体の重量比は、
0.1〜2.0とする。0.1以上で、なめらかさはよ
り一層向上し、2.0以下で起泡性がより向上する。
公知の洗浄剤組成物の配合成分を本発明の効果を損なわ
ない範囲で配合することができる。
性界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン性界面活性剤
及びタンパク質誘導体や、プロピレングリコール、グリ
セリン、ポリエチレングリコール等の保湿剤成分、生薬
等の植物抽出物、カチオン性、アニオン性、非イオン性
等の水溶性高分子物質、金属イオン封鎖剤、防腐剤、殺
菌剤、PH調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、色素及
び香料等が必要に応じて配合できる。
脂肪酸石鹸、α−アシルスルフォン酸塩、アルキルスル
フォン酸塩、アルキルアリル及びアルキルナフタレンス
ルフォン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩、アルキルアミド硫酸塩、アルキ
ルリン酸塩、アルキルアミドリン酸塩、N−長鎖アシル
アミノ酸塩等があげられる。
上剤の目的で特に配合されるカチオン性高分子物質とし
ては、例えば、カチオン変性セルロースエーテル誘導体
(ユニオンカーバイド社製ポリマーJR等)、ポリビニ
ルピロリドン誘導体四級アンモニウム(ガフ社製ガフコ
ート等)、ジアリルジメチルアンモニウムクロリドのポ
リマー(メルック社製マーコート等)、ポリアクリル酸
誘導体四級アンモニウム(ナショナルスターチ社製カル
テックス等)、ポリアミド誘導体四級アンモニウム、ポ
リオキシエチレンポリアルキレンポリアミン(ヘンケル
社製ポリコート等)等があげられる。これらのカチオン
性高分子は、洗浄剤すすぎ時に髪になめらかさを付与す
る効果があり、本発明の効果にプラスされて使用感がよ
り一層向上する。
ス、ボディー洗浄剤等に好適に適用される。
ーへの適用例をあげ、実施例により詳細に説明するが、
本発明がこれら実施例に限定されるものではないことは
いうまでもない。
及び評価基準を以下に示す。
と洗髪前の状態を比較法により官能評価した。各々の評
価基準は以下の通りである。
めらかさの物理測定) 毛髪束を一定量の試料で洗髪処理(試料塗布、すすぎ処
理)後、自然乾燥した毛髪の動摩擦係数をプーリー法を
用いて測定した。なめらかさの評価は、μk比(洗髪処
理した毛髪の動摩擦係数/未処理毛髪の動摩擦係数)を
用いて行った。
5未満 △: 少しなめらか μk比 0.5以上0.8
未満 ×: なめらかでない μk比 0.8以上
400ml作製し、温度40℃の条件下で,かくはん機つ
き円筒形シリンダーを用いて起泡量を測定した。評価基
準は以下の通りである。
満 ×: 泡立ち不良 泡量1500ml未満
法で評価した結果を比較例と共に表1にまとめた。表か
ら明らかなように、本発明の実施例は髪のなめらかさに
優れ、しかも起泡性に優れていた。
泡性、洗浄性に優れ、しかも乾燥後の髪の滑らかさは極
めて良好であった。
的に肌や毛髪表面に吸着させることができ、その結果、
肌や毛髪になめらかさ、しなやかさを与えしかも使用性
に優れた洗浄剤組成物を提供することが可能となった。
Claims (1)
- 【請求項1】 (a)アルキロイルアルキルタウリン塩
型陰イオン性界面活性剤と、(b)ジメチルポリシロキ
サン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリオキシエチ
レン変性シリコーンからなる群から選ばれるシリコーン
誘導体と、を含有し、(a)に対する(b)の重量比が
0.1〜2.0の範囲にあり、かつ、アルキロイルアル
キルタウリン塩型陰イオン性界面活性剤以外の陰イオン
性界面活性剤の配合量がアルキロイルアルキルタウリン
塩型陰イオン性界面活性剤の配合量を上回らないことを
特徴とする洗浄剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087850A JP2992366B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3087850A JP2992366B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 洗浄剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04296398A JPH04296398A (ja) | 1992-10-20 |
JP2992366B2 true JP2992366B2 (ja) | 1999-12-20 |
Family
ID=13926364
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3087850A Expired - Fee Related JP2992366B2 (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2992366B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002088253A1 (en) | 2001-04-27 | 2002-11-07 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Polyorganosiloxane emulsion composition and a cosmetic material made therefrom |
WO2002094213A3 (en) * | 2001-05-23 | 2003-08-14 | Dow Corning Toray Silicone | Polyorganosiloxane micro-emulsion composition and raw material for cosmetics |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030086302A (ko) * | 2001-03-13 | 2003-11-07 | 다우 코닝 도레이 실리콘 캄파니 리미티드 | 폴리오가노실록산 에멀전, 이의 제조방법 및 화장품 원료 |
JP4895336B2 (ja) * | 2001-04-27 | 2012-03-14 | 東レ・ダウコーニング株式会社 | ポリオルガノシロキサンエマルジョン組成物の製造方法 |
US20060127338A1 (en) * | 2002-08-30 | 2006-06-15 | Yoshitsugu Morita | Aqueous suspensions of cross-linked silicone particles, aqueous emulsions of oil containing cross-linked silicone particles, and cosmetic raw material |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP3087850A patent/JP2992366B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002088253A1 (en) | 2001-04-27 | 2002-11-07 | Dow Corning Toray Silicone Co., Ltd. | Polyorganosiloxane emulsion composition and a cosmetic material made therefrom |
US7300648B2 (en) | 2001-04-27 | 2007-11-27 | Dowecorning Toray Silicone, Co., Ltd. | Polyorganosiloxane emulsion composition and a cosmetic material made therefrom |
WO2002094213A3 (en) * | 2001-05-23 | 2003-08-14 | Dow Corning Toray Silicone | Polyorganosiloxane micro-emulsion composition and raw material for cosmetics |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04296398A (ja) | 1992-10-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3638875B2 (ja) | 弱くエトキシル化したソルビタンエステルをベースとするケラチン物質を洗浄するための組成物 | |
ES2207143T3 (es) | Composiciones cosmeticas detergentes y utilizacion. | |
JP2004315448A (ja) | 毛髪洗浄剤 | |
US6150311A (en) | Detergent cosmetic compositions and their use | |
JP3545372B2 (ja) | 皮膚洗浄剤組成物 | |
JP2003252731A (ja) | 毛髪洗浄剤 | |
JP6550864B2 (ja) | 毛髪洗浄剤組成物 | |
JPH0341015A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP2992366B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH09118606A (ja) | 毛髪処理剤 | |
JP3807483B2 (ja) | 洗浄用化粧品組成物及びその用途 | |
JPH0971517A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP3824761B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP3216848B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP5545610B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH01153796A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP3270103B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH08283127A (ja) | 液体毛髪洗浄剤組成物 | |
JP4291934B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JPH01165512A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP5878726B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2002317194A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP2000129298A (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP5792581B2 (ja) | 洗浄剤組成物 | |
JP3431642B2 (ja) | 毛髪化粧料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991005 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081015 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091015 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101015 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |