JP3638875B2 - 弱くエトキシル化したソルビタンエステルをベースとするケラチン物質を洗浄するための組成物 - Google Patents

弱くエトキシル化したソルビタンエステルをベースとするケラチン物質を洗浄するための組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP3638875B2
JP3638875B2 JP2001012807A JP2001012807A JP3638875B2 JP 3638875 B2 JP3638875 B2 JP 3638875B2 JP 2001012807 A JP2001012807 A JP 2001012807A JP 2001012807 A JP2001012807 A JP 2001012807A JP 3638875 B2 JP3638875 B2 JP 3638875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
composition
ethylene oxide
sorbitan ester
surfactants
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001012807A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001206823A (ja
Inventor
モーブル ミリエル
デコステール サンドリーヌ
ボークィ ベルナール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=8846174&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3638875(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JP2001206823A publication Critical patent/JP2001206823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3638875B2 publication Critical patent/JP3638875B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • A61Q5/02Preparations for cleaning the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/49Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing heterocyclic compounds
    • A61K8/4993Derivatives containing from 2 to 10 oxyalkylene groups
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • A61Q19/10Washing or bathing preparations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弱くエトキシル化したソルビタンエステルをベースとするケラチン物質を洗浄するための組成物に関し、特に毛髪及び/又は皮膚を洗浄するための組成物に関し、これらの組成物を使用する洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
シャンプーに高度にポリオキシエチレン化したソルビタンエステルのようなノニオン性界面活性剤を使用するのが通常のやり方であることが公知である。これらのソルビタンエステルは、この型の配合物において補助的な洗浄剤として作用する。
ベルギー特許第840 667号(Johnson & Johnson)は、高度にエトキシル化したソルビタンエステルのようなノニオン性界面活性剤の組み合わせをベースとする洗浄剤組成物及びシャンプーを開示しており、該エステルは眼に対してわずかに刺激性であるが満足すべき起泡力を有している。これらのソルビタンエステルは約40の酸化エチレン単位を含み、この化合物は特に44の酸化エチレン単位を含むことが好ましい。
該特許において、洗浄剤組成物は、ノニオン性界面活性剤として疎水性塩基のポリオキシエチレン系誘導体の少なくとも一つ、アニオン性界面活性剤及び界面活性ベタインを含むことが必要である。これらの三つの化合物の組み合わは、組成物に満足すべき安定性のある泡を与え、眼に対する刺激はわずかである。
【0003】
同様に、特許出願EP 0 815 851 A2号は組成物、特にアニオン性界面活性剤と組み合わせた、少なくとも20の酸化エチレン単位を有する高度にオキシエチレン化したソルビタンエステルを含むシャンプーを開示しており、アニオン性界面活性剤の存在による眼に対する刺激を減少させている。
特許出願EP 0 453 238 A1号はシャンプーの形で使用する化粧組成物を開示しており、これは柔らかさ及び良好な起泡能力を付与している。これらの組成物は異なる型の界面活性剤を含んでおり、特に約20モルの酸化エチレンを含むソルビタンエステル、例えばポリソルベート20及びポリソルベート80を含んでいる。これらの組成物は、少なくとも一つのアニオン性界面活性剤及び一つの両性界面活性剤と組み合わせた少なくとも一つのノニオン性界面活性化合物を含む。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
これらの先行技術の組成物はすべて増粘することが困難であるという性質を有しており、このことが使用時の品質を劣ったものにしている:すなわち製品の配布がしにくいこと、乳化が困難であること、帯電した感覚があること、である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
驚くべきことに、本出願人はケラチン物質を洗浄するための組成物、特にシャンプーを配合することが可能であることを見出したが、この組成物は、10以下の酸化エチレンのモル数を有する弱くオキシエチレン化したソルビタンエステルを使用することにより、眼に対する良好な許容性を示しかつ改良された粘度のシャンプー配合物を製造するものである。アニオン性洗浄剤界面活性剤/ソルビタンエステルを0.5〜5の範囲の特定の質量比率で使用することにより、これらの結果が得られる。
【0006】
本発明の主題の一つは、少なくとも一つのアニオン性洗浄剤界面活性剤及び10以下の酸化エチレンのモル数を有するソルビタンエステルの少なくとも一つを、アニオン性洗浄剤界面活性剤/ソルビタンエステルの質量比で0.5〜5の範囲で含む、ケラチン物質を洗浄する組成物である。
本発明のある主題は、洗浄剤界面活性剤を含むケラチン物質洗浄用の組成物の眼に対する刺激の可能性を減少させかつ組成物の粘度を改良することを目的として、10以下の酸化エチレンのモル数を有するソルビタンエステルの少なくとも一つを使用することでもある。
本発明の他の主題は、ケラチン物質の洗浄方法である。
本発明の他の主題は、以下の説明及び実施例を読むことによって明らかになろう。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に従うケラチン物質を洗浄するための組成物は、化粧品として受容可能な媒体中に少なくとも一つのアニオン性洗浄剤界面活性剤及び飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐のC8〜C30、好ましくはC8〜C20の脂肪酸のソルビタンエステルの少なくとも一つを、C8〜C30の脂肪酸のソルビタンエステルに対してアニオン性洗浄剤界面活性剤を0.5〜5の範囲の質量比率で含んでいる。
10以下のモル数の酸化エチレンを有するオキシエチレン化ソルビタンモノエステルを使用するのが好ましい。
酸化エチレンのモル数は3〜8モルの間の酸化エチレンであることが好ましい。
好ましいソルビタンエステルは、オキシエチレン化ソルビタンモノラウレート(4EO)又はポリソルベート21、オキシエチレン化ソルビタンモノステアレート(4EO)又はポリソルベート61及びオキシエチレン化ソルビタンモノオレエート(5EO)又はポリソルベート81である。
【0008】
本発明に従うと、ケラチン物質洗浄用の組成物中に、該組成物の全質量に対して0.5質量%〜20質量%、好ましくは2質量%〜15質量%の割合でソルビタンエステルを存在させることができる。
先に述べた弱くオキシエチレン化したソルビタンエステルを添加すると、驚くべきことに、洗浄剤界面活性剤、例えばアニオン性界面活性剤、特にアルキルスルフェート及びアルキルエーテルスルフェート(これらは単独で使用した場合に刺激を起こす原因になる)を含む洗浄組成物の刺激性、特に眼に対する刺激性を減少できることを特許出願人は見出した。
挙げることができるアニオン性の界面活性剤には以下の化合物のアルカリ塩、アンモニウム塩、アミン塩、アミノアルコール塩及びマグネシウム塩がある:アルキルスルフェート、アルキルエーテルスルフェート、アルキルアミドエーテルスルフェート、アルキルアリールポリエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート;アルキルスルホネート、アルキルアミドスルホネート、アルキルアリールスルホネート、オレフィンスルホネート、パラフィンスルホネート;アルキルスルホスクシネート、アルキルエーテルスルホスクシネート、アルキルアミドスルホスクシネート;アルキルスルホスクシナメート;アルキルスルホアセテート;アルキルホスフェート及びアルキルエーテルホスフェート;アシルザルコシネート、アシルイセチオナート(isethionate)及びN−アシルタウレート。
【0009】
挙げることができるアニオン性界面活性剤には、脂肪酸塩、例えばオレイン酸、リシノール酸、パルミチン酸及びステアリン酸塩;ココナツ油酸又は水素添加したココナツ油酸;アシルラクチレートがある。アシル又はアルキル基は一般に8〜30の炭素原子を含む。
界面活性剤、例えばポリオキシアルキレン化したアルキル又はアルキルアリールエーテルカルボキシル酸又はその塩、ポリオキシアルキレン化したアルキルアミドエーテルカルボキシル酸又はその塩、及びアルキルD−ガラクトシドウロン酸又はその塩、も使用することができる。
アニオン性界面活性剤を組成物の全質量に対して、好ましくは1質量%〜50質量%の間、より好ましくは5質量%〜40質量%の間の比率で使用する。
本発明の組成物は好ましくは石鹸を含まない。
【0010】
本発明の組成物は、上記の弱くオキシエチレン化したソルビタンエステル以外のノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤及び双極性界面活性剤から選択する一又は複数の洗浄剤を、該組成物に洗浄特性を与えるのに十分な比率で含むこともできる。
付加的なノニオン性界面活性剤を、より詳細には、ポリエトキシル化した、ポリプロポキシル化した又はポリグリセロール化した脂肪酸又はアルキルフェノール又はアルコールから選択し、ここで脂肪鎖は8〜18の炭素原子を有し、酸化エチレン又は酸化プロピレン基の数は2〜50の間であり、かつグリセロール基の数は2〜30の間であるが、10モル以下の酸化エチレンを有するソルビタンのオキシエチレン化C8〜C30脂肪酸エステルは除く。
【0011】
以下のものも挙げることができる:酸化エチレンのコポリマー及び酸化プロピレンのコポリマー;脂肪アルコールとの酸化エチレン及び酸化プロピレンの縮合物;好ましくは2〜30モルの酸化エチレンを含むポリエトキシル化した脂肪アミド;好ましくは1〜5の、特に1.5〜4のグリセロール基を含むポリグリセロール化した脂肪アミド;好ましくは2〜30モルの酸化エチレンを含むポリエトキシル化した脂肪アミン;12〜30モルの酸化エチレンでオキシエチレン化したソルビタンの脂肪酸エステル;ショ糖の脂肪酸エステル、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、アルキルポリグリコシド、N−アルキルグルカミンのカルバメート又はアミド誘導体、アルドビオナミド、アルキルアミンオキシドのようなアミンオキシド又はN−アシルアミドプロピルモルホリンオキシド。
【0012】
好ましい両性界面活性剤は第二又は第三脂肪族アミン誘導体であり、ここで脂肪族基は直鎖又は分岐鎖で、8〜22の炭素原子を含み、少なくとも一つのカルボキシレート、スルホネート、スルフェート、ホスフェート又はホスホネートの水溶解性のアニオン基を含む;(C8−C20)アルキルベタイン、スルホベタイン(C8−C20)アルキルアミド(C1−C6)アルキルベタイン又は(C8−C20)アルキルアミド(C1−C6)アルキルスルホベタインである。
挙げることができるアミン誘導体は、特許US−A−2,528,378及び2,781,354号に開示され、Miranolの名称で市販されている製品で、CTFA辞書、7版、1997年において、ジナトリウムココアンホジアセテート、ジナトリウムラウロアンホジアセテート、ジナトリウムカプリロアンホジアセテート、ジナトリウムカプロアンホジアセテート、ジナトリウムココアンホジプロピオネート、ジナトリウムラウロアンホジプロピオネート、ジナトリウムカプロアンホジプロピオネート、ジナトリウムカプリロアンホジプロピオネート、ラウロアンホジプロピオネート酸、ココアンホジプロピオネート酸の名称で分類されている。
【0013】
洗浄剤界面活性剤は一般に、組成物の全質量に対して1質量%と50質量%の間の比率で、好ましくは5質量%と40質量%の間の比率で存在する。
好ましい一つの態様に従うと、本発明の組成物は少なくとも一つのアニオン性界面活性剤、少なくとも一つの弱くオキシエチレン化したソルビタンエステル及び少なくとも一つの両性界面活性剤を含む。
組成物は、該組成物の全質量に対して0.001質量%と5質量%の間の比率で好ましくは使用するカチオン性界面活性剤も含むことができる。
カチオン性界面活性剤を、特に、任意にポリオキシアルキレン化した第一、第二及び第三脂肪アミン塩;四級アンモニウム塩;イミダゾリン誘導体;及びカチオン性アミンオキシドから選択する。
【0014】
好ましい四級アンモニウム塩はテトラアルキルアンモニウムハライド(例えばクロリド)、例えばジアルキルジメチルアンモニウムクロリド又はアルキルトリメチルアンモニウムクロリドであり、ここでアルキル基は約12〜22の炭素原子を有し、特にベヘニルトリメチルアンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、セチルトリメチルアンモニウムクロリド、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド又はステアルアミドプロピルジメチル(酢酸ミリスチル)アンモニウムクロリドであり、これはVan Dyk社により“Cepharyl 70”という名称で市販されている。
ジアシルオキシエチルジメチルアンモニウム、ジアシルオキシエチルヒドロキシエチルメチルアンモニウム、モノアシルオキシエチルジヒドロキシエチルメチルアンモニウム、トリアシルオキシエチルメチルアンモニウム及びモノアシルオキシエチルヒドロキシエチルジメチルアンモニウム塩(特にクロリド又はメチルスルフェート)、並びにこれらの混合物も使用することができる。
【0015】
アシル基はさらに詳細には植物油、例えばパーム油又はヒマワリ油から誘導される。
アニオン性界面活性剤以外の付加的な界面活性剤の濃度は、組成物の全質量に対して0質量%〜30質量%、好ましくは0.5質量%〜15質量%の範囲であることができる。
本発明の組成物は、シリコーン、すなわち、例えば有機溶媒中の溶液の形にあるか又は乳剤若しくはミクロエマルジョンの形にある、ポリオルガノシロキサン油、又はポリオルガノシロキサンゴム若しくは樹脂である。
本発明に従って使用することができるポリオルガノシロキサンとして以下のものを挙げることができるがこれに限定されない:
−揮発性シリコーン:これらは60℃〜260℃の沸点を有する。これらを3〜7、好ましくは4〜5のケイ素原子を有する環状シリコーンから選択する;
−非揮発性シリコーン:これらは主としてポリアルキルシロキサン、ポリアリールシロキサン、ポリアルキルアリールシロキサン、シリコーンゴム及びシリコーン樹脂又はこれらの混合物並びに有機変性シリコーンから成る。
【0016】
本発明の組成物において、ポリオルガノシロキサンを組成物の全質量に対して0.01質量%〜20質量%、好ましくは0.1質量%〜10質量%の比率で使用することができる。
本発明の組成物はカチオン性又は両性ポリマーも含むことができる。
一般に使用されるカチオン性ポリマーは、約500〜5×106の、好ましくは103〜3×106の数平均分子量を有する。
挙げることができるカチオン性ポリマーには四級化タンパク質(又はタンパク質の加水分解物)及びポリマー、例えばポリアミン、ポリアミノアミド及びポリ四級アンモニウムがある。これらは公知の製品である。
四級化タンパク質又はタンパク質の加水分解物は、特に、化学的に変性したポリペプチドであって、鎖の末端に四級化アンモニウム基を有するか又はグラフト化されているものである。その分子量は、例えば約1500〜10,000、特に約2000〜5000である。
【0017】
本発明に従って使用することができかつ特に挙げることができるポリアミン、ポリアミノアミド又はポリ四級アンモニウム型のポリマーは、フランス特許第2505 348号及び2 542 997号に開示されているものである。これらのうち以下のものを挙げることができる:
(1) 四級化又は非−四級化ビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキルアクリレート又はメタクリレートコポリマー、例えばフランス特許第2 077 143号及び2 393 573号に詳細に開示されたポリマー。
(2) フランス特許第1 492 597号に開示された四級アンモニウム基を含むセルロースエーテル誘導体。
(3) カチオン性セルロース誘導体、例えばセルロース又は水溶性の四級アンモニウムモノマーでグラフトしたセルロース誘導体のコポリマー、及び特に米国特許第4,131,576号に開示されているセルロース誘導体、例えばヒドロキシアルキルセルロース、例えばヒドロキシメチル−、ヒドロキシエチル−又はヒドロキシプロピルセルロースであって、特にメタクリロイルエチルトリメチルアンモニウム、メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム又はジメチルジアリルアンモニウム塩でグラフトしたもの。
【0018】
(4) 多糖類、特に米国特許第3,589,578号及び4,031,307号により詳細に開示されているカチオン性のグアゴム。
(5)任意に酸素、硫黄若しくは窒素原子により又は芳香族若しくは複素環により中断されてもよいアルキレン又はヒドロキシアルキレンの二価基を含む直鎖又は分岐鎖とピペラジニル単位とから成るポリマー、並びにこれらのポリマーの酸化及び/又は四級化生成物。これらのポリマーは特にフランス特許第2 162 025号及び2 280 361号に開示されている。
(6) 特に酸性化合物をポリアミンと縮重合して製造した水溶性のポリアミノアミド;これらのポリアミノアミドはエピハロヒドリン、ジエポキシド、ジアンヒドリド、不飽和ジアンヒドリド、ビス−不飽和誘導体、ビス−ハロヒドリン、ビス−アゼチジニウム、ビス−ハロアシルジアミン、ビス−アルキルハライド又はオリゴマーと架橋させることができ、該オリゴマーは、ビス−ハロヒドリン、ビス−アゼチジニウム、ビス−ハロアシルジアミン、ビス−アルキルハライド、エピハロヒドリン、ジエポキシド又はビス−不飽和誘導体と反応性である二官能性化合物の反応により得られ、該ポリアミノアミドのアミン基当たり0.025モル〜0.35モルの範囲の割合で架橋剤を使用する;これらのポリアミノアミドをアルキル化することができ、一又は複数の第三アミン官能基を含む場合は四級化することができる。
【0019】
(7) ポリアルキレンポリアミンとポリカルボキシル酸を縮合し、次いで二官能性剤でアルキル化して得られたポリアミノアミド誘導体。例えば、アジピン酸/ジアルキルアミノヒドロキシアルキルジアルキレントリアミンポリマーを挙げることができ、ここでアルキル基は1〜4の炭素原子を有し、好ましくはメチル、エチル又はプロピルを意味する。これらのポリマーは特にフランス特許第1 583 363号に開示されている。
(8) 二つの第一アミン基と少なくとも一つの第二アミン基を含むポリアルキレンポリアミンと、グリコール酸及び3〜8の炭素原子を含む飽和脂肪族ジカルボン酸から選択するジカルボン酸とを、該ポリアルキレンポリアミンと該ジカルボン酸のモル比を0.8:1〜1.4:1として反応させ、得られたポリアミノアミドをエピクロロヒドリンと該ポリアミノアミドの第二アミン基に対するエピクロロヒドリンのモル比を0.5:1〜1.8:1で反応させて得られたポリマー。このようなポリマーは特に米国特許第3,227,615号及び2,961,347号に開示されている。
【0020】
(9) メチルジアリルアミン又はジメチルジアリルアンモニウムのコポリマー、特にフランス特許第2,080,759号及びその追加特許第2,190,406号に開示されているコポリマー。
(10) フランス特許第2,320,330号、2,270,846号、2,316,271号、2,336,434号及び2,413,907号並びに米国特許第2,273,780号、2,375,853号、2,388,614号、2,454,547号、3,206,462号、2,261,002号、2,271,378号、3,874,870号、4,001,432号、3,929,990号、3,966,904号、4,005,193号、4,025,617号、4,025,627号、4,025,653号、4,026,945号及び4,027,020号に開示されているジ四級アンモニウムポリマー。
(11) 特許出願第EP−A−122,324号に開示されているポリ四級アンモニウムポリマー。
【0021】
(12) アクリル酸又はメタクリル酸から誘導され、以下の型の単位を含むホモポリマー又はコポリマー:
CH2−CHRa−CO−O−A1−NRef
CH2−CHRa−CO−O−A1−N+bcd,X-及び/又は
CH2−CHRa−CO−NH−A1−N+bcd,X-
式中、基Raは独立してH又はCH3を、基A1は独立して炭素原子数1〜6の直鎖又は分岐アルキル基又は炭素原子数1〜4のヒドロキシアルキル基を、基Rb、Rc及びRdは同一又は異なってもよく、独立して炭素原子数1〜18のアルキル基又はベンジル基を、基Re及びRfは水素原子又は炭素原子数1〜6のアルキル基を、X-はアニオン、例えばメトスルフェート又はハライド、例えばクロリド又はブロミドを意味する。
(13) 四級ビニルピロリドン及びビニルイミダゾールポリマー、例えばBASF社が“Luviquat FC 905”、“Luviquat FC 550”及び“Luviquat FC 370”の名称で市販している製品。
【0022】
(14) ポリアミン、例えばHenkel社が市販する“Polyquart H”、CTFA辞書で“ポリエチレングリコール牛脂ポリアミン”との名称で言及されているもの。
(15) メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウム塩、例えば塩化メチルで四級化したジメチルアミノエチルメタクリレートのホモ重合により、又は塩化メチレンで四級化したジメチルアミノエチルメタクリレートでアクリルアミドを共重合することにより得られるポリマー、ホモ重合又は共重合に続いてオレフィン系不飽和、特にメチレンビスアクリルアミドを含む化合物で架橋される。より詳細には、アクリルアミド/メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニウムクロリドの架橋コポリマー(質量で20/80)を、鉱油中に該コポリマーを50質量%含む懸濁液の形で使用することが可能である。
本発明の範囲で使用することが可能な他のカチオン性ポリマーはポリアルキレンイミン、特にポリエチレンイミン、ビニルピリジン又はビニルピリジニウム単位を含むポリマー、ポリアミンとエピクロロヒドリンの縮合物及びキチン誘導体である。
【0023】
本発明の範囲で使用することが可能なすべてのカチオン性ポリマーのうち好ましいのは、四級アンモニウム基を含むセルロースエーテル誘導体、多糖類、特にカチオン性グアゴム、及びメチルジアリルアンモニウム又はジメチルジアリルアンモニウムの環状ポリマーである。
本発明の組成物で、カチオン性ポリマーを組成物の全質量に対して0.001質量%〜20質量%、好ましくは0.05質量%〜5質量%の比率で使用する。
本発明の組成物は一般に3〜12の、より詳細には4〜8のpHを有する。
組成物用の化粧品として受容可能な媒体は、水又は一若しくは複数の溶媒、低級アルコール、アルキレングリコール及びポリオールエーテルから選択する少なくとも一つの溶媒と水との混合物のいずれかより成る。
本発明の組成物は粘度調整剤、例えば電解質、例えば塩化ナトリウム、増粘剤、例えばセルロース誘導体、例えばカルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース又はヒドロキシエチルセルロース、グアゴム、ヒドロキシプロピルグアゴム、スクレログルカン、キサンタンゴム及び少なくとも一つの脂肪鎖を有する両親媒性ポリマーも含むことができる。
【0024】
本発明の組成物は一般に化粧品で使用する種々の補助剤、例えば芳香剤、保存剤、気泡共力剤、封鎖剤、気泡安定剤、噴射剤、染料、抗フケ剤、セラミド、ビタミン類又はプロビタミン類、ヒドロキシ酸、酸性化又は塩基性化剤、植物、鉱物又は動物油、合成油、例えばポリイソブテン及びポリデセン、脂肪酸エステル、シュードセラミド(pseudoceramides)、真珠光沢剤又は予想される用途に従う他の補助剤も含むことができる。
本発明の主題は、上記したC8〜C30脂肪酸のソルビタンエステルの少なくとも一つのシャンプーにおける使用でもある。
本発明の他の主題はケラチン物質を洗浄する方法であり、該方法は本発明の少なくとも一つの組成物をこれらの物質に適用すること、次いで任意の暴露時間の後で処置した物質を洗浄することから成る。
以下の実施例は本発明を説明することを意図するものであり、それによって本発明は全く制限されない。
【0025】
【実施例】
実施例1
以下の組成物を製造する:
Figure 0003638875
【0026】
実施例2
以下の組成物を製造する:
Figure 0003638875
【0027】
実施例3
以下の組成物を製造する:
Figure 0003638875
【0028】
比較例
以下の組成物を製造した:
実施例4A:(本発明に従う):Tween21(4モルの酸化エチレン)のような弱くオキシエチレン化したソルビタンエステルのノニオン性界面活性剤を含む組成物。
実施例4B:Tween20(20モルの酸化エチレン)のような高度にオキシエチレン化したソルビタンエステルのノニオン性界面活性剤を含む組成物。
従来子供用のシャンプーに使用されているTween20(20モルの酸化エチレン)のような高度にオキシエチレン化したソルビタンエステルを、Tween21(4モルの酸化エチレン)のようなオキシエチレン化が少ない化合物で置換すると、シャンプー配合物の増粘は極めて容易になり、さらに得られたシャンプーは眼に対する許容性が優れている。
【0029】
Figure 0003638875
【0030】
Figure 0003638875
【0031】
MV B Din円筒形スピンドルを備えたHaake VT550 Viscometerを使用して25℃で粘度の測定を行った。
添付図面のグラフは、“Tween 21”を含む本発明の配合物(実施例4A)の粘度が、全体として液状である“Tween 20”を含む配合物(実施例4B)の粘度より顕著に高いことを示している。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、実施例4Aと実施例4Bに従う配合物の粘度を示す。

Claims (6)

  1. 化粧品として受容可能な水性媒体中に、少なくとも一つのアニオン性洗浄剤界面活性剤、10以下のモル数の酸化エチレンでオキシエチレン化した、飽和又は不飽和の、直鎖又は分岐の、C8〜C30脂肪酸のソルビタンエステルの少なくとも一つを、アニオン性洗浄剤界面活性剤/ソルビタンエステルの質量比で0.5〜5の範囲において含むことを特徴とする、ケラチン物質洗浄組成物。
  2. 組成物の質量に対して0.5%〜20%の比率でソルビタンエステルが存在することを特徴とする、請求項1の組成物。
  3. 10以下のモル数の酸化エチレンでオキシエチレン化したソルビタンのC8〜C30脂肪酸エステル以外のノニオン性界面活性剤、両性界面活性剤及び双極性界面活性剤から選択する洗浄剤界面活性剤も組成物が含むことを特徴とする、請求項1又は請求項2の組成物。
  4. 一又は複数のカチオン性界面活性剤も組成物が含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項3のいずれか一の組成物。
  5. 一又は複数のシリコーンも組成物が含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれか一の組成物。
  6. 一又は複数のカチオン性又は両性ポリマーも組成物が含むことを特徴とする、請求項1ないし請求項5のいずれか一の組成物。
JP2001012807A 2000-01-21 2001-01-22 弱くエトキシル化したソルビタンエステルをベースとするケラチン物質を洗浄するための組成物 Expired - Lifetime JP3638875B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0000790A FR2804020B1 (fr) 2000-01-21 2000-01-21 Composition de lavage des matieres keratiniques a base d'ester de sorbitan faiblement etoxyle
FR0000790 2000-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001206823A JP2001206823A (ja) 2001-07-31
JP3638875B2 true JP3638875B2 (ja) 2005-04-13

Family

ID=8846174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001012807A Expired - Lifetime JP3638875B2 (ja) 2000-01-21 2001-01-22 弱くエトキシル化したソルビタンエステルをベースとするケラチン物質を洗浄するための組成物

Country Status (21)

Country Link
US (1) US6475499B2 (ja)
EP (1) EP1132079B2 (ja)
JP (1) JP3638875B2 (ja)
KR (1) KR100381675B1 (ja)
CN (1) CN1200679C (ja)
AR (1) AR027248A1 (ja)
AT (1) ATE290853T1 (ja)
AU (1) AU759294B2 (ja)
BR (1) BR0100135A (ja)
CA (1) CA2332474C (ja)
CZ (1) CZ2001207A3 (ja)
DE (1) DE60109337T3 (ja)
DK (1) DK1132079T4 (ja)
ES (1) ES2236147T5 (ja)
FR (1) FR2804020B1 (ja)
HU (1) HUP0100271A2 (ja)
MX (1) MXPA01000659A (ja)
PL (1) PL202676B1 (ja)
PT (1) PT1132079E (ja)
RU (1) RU2203027C2 (ja)
ZA (1) ZA200100312B (ja)

Families Citing this family (51)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040180029A1 (en) * 2002-12-19 2004-09-16 Mireille Maubru Cosmetic compositions comprising at least one alkylamphohydroxyalkylsulphonate amphoteric surfactant and at least one ceramide, and uses thereof
FR2848830B1 (fr) * 2002-12-19 2005-05-13 Oreal Compositions cosmetiques contenant un tensioactif amphotere et un agent nacrant et leurs utilisations
US20040185025A1 (en) * 2002-12-19 2004-09-23 Mireille Maubru Cosmetic compositions containing at least one alkylamphohydroxyalkylsulphonate amphoteric surfactant and at least one hydroxy acid, and uses thereof
FR2848831B1 (fr) * 2002-12-19 2005-06-03 Oreal Composition de lavage des matieres keratiniques a base alkylethersulfate et de tensioactif amphotere
US20040180030A1 (en) * 2002-12-19 2004-09-16 Mireille Maubru Cosmetic compositions comprising at least one alkylamphohydroxyalkylsulphonate amphoteric surfactant and at least one nacreous agent and/or opacifier, and uses thereof
FR2848829B1 (fr) * 2002-12-19 2005-05-13 Oreal Composition cosmetiques contenant un tensioactif amphotere et une silicone et leurs utilisations
US20040185020A1 (en) * 2002-12-19 2004-09-23 Jonathan Gawtrey Cosmetic compositions comprising at least one amphoteric surfactant and at least one silicone and their uses
FR2848848B1 (fr) * 2002-12-19 2005-01-28 Oreal Composition de lavage des matieres keratiniques a base de tensioactif amphotere et de peg modifie par un groupe hydrophobe
US20040185024A1 (en) * 2002-12-19 2004-09-23 Mireille Maubru Composition for washing keratin materials comprising at least one amphoteric surfactant and at least one polyethylene glycol ester or ether comprising at least one hydrophobic group
FR2848832B1 (fr) * 2002-12-19 2005-05-13 Oreal Compositions cosmetiques contenant un tensioactif amphotere et un hydroxyacide et leurs utilisations
FR2848828B1 (fr) * 2002-12-19 2005-01-28 Oreal Composition cosmetiques contenant un tensioactif amphotere et leurs utilisations
US20040191204A1 (en) * 2002-12-19 2004-09-30 Jonathan Gawtrey Composition for washing keratinous substances comprising at least one alkyl ether sulphate and at least one amphoteric surfactant
US20040197287A1 (en) * 2003-04-04 2004-10-07 The Procter & Gamble Company Personal care composition containing an antidandruff component and a nonionic surfactant
US20040202636A1 (en) * 2003-04-11 2004-10-14 Kaczvinsky Joseph Robert Personal care composition containing an antidandruff component and a nonionic surfactant
US20040197292A1 (en) * 2003-04-04 2004-10-07 The Procter & Gamble Company Personal care composition containing an antidandruff component and a nonionic surfactant
US7883732B2 (en) * 2003-06-12 2011-02-08 Cargill, Incorporated Antimicrobial salt solutions for cheese processing applications
US7588696B2 (en) * 2003-06-12 2009-09-15 Cargill, Incorporated Antimicrobial water softener salt and solutions
US7090882B2 (en) * 2003-06-12 2006-08-15 Cargill, Incorporated Antimicrobial salt solutions for food safety applications
US7658959B2 (en) * 2003-06-12 2010-02-09 Cargill, Incorporated Antimicrobial salt solutions for food safety applications
US7811552B2 (en) * 2003-07-28 2010-10-12 L'oreal S.A. Cosmetic composition comprising a mixture of surfactants, a mixture of cationic polymers and a silicone
FR2858217B1 (fr) * 2003-07-28 2008-02-29 Oreal Composition cosmetique contenant un melange de tensioactifs un melange de polymeres cationiques et une silicone
US20050095218A1 (en) * 2003-10-29 2005-05-05 The Procter & Gamble Company Personal care composition containing a detersive surfactant, an antidandruff component, and ketoamide surfactants
FR2871373B1 (fr) * 2004-06-11 2006-12-01 Oreal Procede de lavage des cheveux frises ou crepus
DE102004036067A1 (de) * 2004-07-24 2006-02-16 Goldschmidt Gmbh Wässrige Reinigungsmittelkonzentrate für raue, insbesondere profilierte Fliesen und Platten
FR2889660B1 (fr) * 2005-08-11 2007-10-19 Oreal Composition de coloration des fibres keratiniques comprenant au moins une base d'oxydation et un ester de sorbitan polyoxyethylene particulier
FR2889661B1 (fr) 2005-08-11 2007-10-05 Oreal Procede de coloration des fibres keratiniques comprenant une etape de traitement du cuir chevelu a partir d'un ester de sorbitan particulier
FR2892624B1 (fr) * 2005-10-28 2009-06-05 Oreal Composition cosmetique comprenant un cation, un corps gras liquide et un ester de sorbitan et procede de traitement cosmetique
FR2892623B1 (fr) * 2005-10-28 2008-01-11 Oreal Composition cosmetique comprenant un cation, un corps gras solide et un ester de sorbitan et procede de traitement cosmetique
US7867969B2 (en) 2005-10-28 2011-01-11 L'oreal S.A. Composition for washing keratin materials comprising a magnesium salt anionic surfactant
US8586014B2 (en) 2005-10-28 2013-11-19 L'oreal Composition for the care of keratin material and cosmetic treatment process using said composition
US20070104672A1 (en) * 2005-10-28 2007-05-10 Sandrine Decoster Cosmetic composition comprising a cation, a solid fatty substance and a sorbitan ester, and cosmetic treatment process
US20070104747A1 (en) * 2005-10-28 2007-05-10 Virginie Masse Cosmetic composition comprising at least one anti-dandruff agent and also oxyethylenated sorbitan monolaurate, and cosmetic treatment process using said composition
US20070134186A1 (en) * 2005-10-28 2007-06-14 Patricia Mezure Cosmetic composition comprising at least one oxyethylenated sorbitan ester, at least one cationic polymer and at least one solid fatty substance, and a cosmetic treatment process
FR2892632B1 (fr) * 2005-10-28 2008-02-29 Oreal Composition de soin de matieres keratiniques et procede de traitement cosmetique mettant en oeuvre ladite composition
FR2892622B1 (fr) * 2005-10-28 2008-02-01 Oreal Composition cosmetique comprenant au moins un agent antipelliculaire ainsi que du mono-laurate de sorbitan oxyethylene, et procede de traitement cosmetique mettant en oeuvre ladite composition
US10071040B2 (en) * 2005-10-28 2018-09-11 L'oreal Cosmetic composition comprising a cation, a liquid fatty substance and a sorbitan ester, and cosmetic treatment process
FR2892630B1 (fr) * 2005-10-28 2008-01-11 Oreal Composition cosmetique comprenant un ester de sorbitan oxyethylene, un polymere cationique, un corps gras solide et procede de traitement cosmetique
US20070166402A1 (en) * 2005-12-12 2007-07-19 Friedlaender Mitchell H Compositions, methods and kits for removing debris from an ocular area
US20070190008A1 (en) * 2005-12-20 2007-08-16 Catherine Campain Process for permanently reshaping the hair, comprising applying to the hair at least one precipitated fixing polymer, and multi-compartment device
FR2895238B1 (fr) * 2005-12-22 2011-04-01 Oreal Utilisation d'un ester de sorbitan oxyalkylene pour apaiser le cuir chevelu, et procede de traitement cosmetique du cuir chevelu
US8486472B2 (en) * 2006-01-18 2013-07-16 Cargill, Incorporated Antimicrobial salt solutions for food safety applications
FR2900335B1 (fr) * 2006-04-27 2008-07-18 Oreal Composition cosmetique comprenant un esther de sorbitol oxyethylene et une cyclodextrine, procedes et utilisations
FR2900336B1 (fr) * 2006-04-28 2008-07-18 Oreal Composition de lavage des matieres keratiniques et procede de traitement cosmetique mettant en oeuvre ladite composition
FR2920972B1 (fr) * 2007-09-14 2009-12-04 Oreal Composition cosmetique comprenant un polymere cationique particulier et au moins un ester d'acide gras en c8-c24 et de sorbitan oxyethylene comprenant 2 a 10 motifs d'oxyethylene, et procede de traitement cosmetique.
FR2933612B1 (fr) 2008-07-08 2010-11-12 Oreal Compositions cosmetiques detergentes comprenant une silicone aminee et utilisation
FR2933613B1 (fr) 2008-07-08 2010-11-12 Oreal Compositions cosmetiques detergentes comprenant une silicone aminee et utilisation
FR2976483B1 (fr) * 2011-06-17 2013-07-26 Oreal Composition cosmetique comprenant un tensioactif anionique, un tensioactif non ionique ou amphotere et un alcool gras solide et procede de traitement cosmetique
JP6514872B2 (ja) * 2014-10-02 2019-05-15 花王株式会社 毛髪化粧料
FR3040301B1 (fr) * 2015-09-01 2017-10-13 Oreal Composition comprenant au moins un tensioactif anionique, au moins deux tensioactifs non ioniques particuliers, au moins un tensioactif amphotere et au moins un polymere cationique particulier
EP3344345B1 (en) 2015-09-01 2020-10-21 L'Oréal Composition comprising at least one anionic surfactant, at least one nonionic surfactant, at least one amphoteric surfactant, at least one cationic polymer and at least one amphoteric polymer
JP6800974B2 (ja) * 2015-12-18 2020-12-16 ロレアル 適用の際に色変換を有する組成物

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3819524A (en) * 1969-06-17 1974-06-25 Colgate Palmolive Co Cosmetic composition for thermal dispensing
US3988255A (en) * 1975-03-05 1976-10-26 The Procter & Gamble Company Toilet bars
GB8411110D0 (en) 1984-05-01 1984-06-06 Beecham Group Plc Detergent formulations
US4772427A (en) 1987-12-01 1988-09-20 Colgate-Palmolive Co. Post-foaming gel shower product
FR2677995B1 (fr) * 1991-06-21 1994-07-22 Oreal Composition de lavage et/ou de conditionnement des matieres keratiniques, contenant une silicone et un polymere amphotere derive de diallyldialkylammonium et d'un monomere anionique.
US5482705A (en) * 1993-06-18 1996-01-09 Hoffmann, Jr.; Carl R. Cold-water (fresh or salt) and no-water shaving lotion
KR960703565A (ko) 1993-07-28 1996-08-31 존 알 데이비 인체용품용 진주화제 기저 농축물 및 그 제조방법(pearlescent based concentrate for personal care products)
EP0642782B1 (en) * 1993-08-30 2002-11-06 Unilever Plc Shampoo-conditioner composition
EP0728475A3 (en) 1995-02-21 1997-03-19 Kao Corp Epidermal cleanser
US5696069A (en) * 1995-11-21 1997-12-09 The Andrew Jergens Company Personal foaming cleansing composition
FR2753373B1 (fr) * 1996-09-17 1998-10-09 Oreal Dispositif pressurise a composition moussante comprenant des tensioactifs non-ioniques et anioniques
US5911981A (en) * 1997-10-24 1999-06-15 R.I.T.A. Corporation Surfactant blends for generating a stable wet foam

Also Published As

Publication number Publication date
DE60109337D1 (de) 2005-04-21
DE60109337T2 (de) 2006-01-26
DE60109337T3 (de) 2010-12-16
DE60109337T8 (de) 2006-08-24
ES2236147T3 (es) 2005-07-16
ZA200100312B (en) 2001-07-26
US6475499B2 (en) 2002-11-05
AU1503201A (en) 2001-07-26
DK1132079T3 (da) 2005-07-18
CN1200679C (zh) 2005-05-11
BR0100135A (pt) 2001-08-28
CA2332474C (fr) 2007-03-13
FR2804020A1 (fr) 2001-07-27
ATE290853T1 (de) 2005-04-15
ES2236147T5 (es) 2010-09-08
EP1132079A1 (fr) 2001-09-12
EP1132079B1 (fr) 2005-03-16
CA2332474A1 (fr) 2001-07-21
AU759294B2 (en) 2003-04-10
FR2804020B1 (fr) 2002-08-09
KR20010076372A (ko) 2001-08-11
PL202676B1 (pl) 2009-07-31
CN1306813A (zh) 2001-08-08
HU0100271D0 (en) 2001-03-28
HUP0100271A2 (hu) 2002-05-29
CZ2001207A3 (cs) 2001-09-12
KR100381675B1 (ko) 2003-04-26
RU2203027C2 (ru) 2003-04-27
US20010009909A1 (en) 2001-07-26
MXPA01000659A (es) 2002-06-04
AR027248A1 (es) 2003-03-19
PL345176A1 (en) 2001-07-30
DK1132079T4 (da) 2010-08-16
PT1132079E (pt) 2005-06-30
JP2001206823A (ja) 2001-07-31
EP1132079B2 (fr) 2010-05-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3638875B2 (ja) 弱くエトキシル化したソルビタンエステルをベースとするケラチン物質を洗浄するための組成物
US6511669B1 (en) Cosmetic compositions containing an anionic hydroxyalkyl ether surfactant and a cationic polymer, and uses thereof
EP0975311B1 (en) Styling shampoo compositions containing cationic styling polymers
US6534455B1 (en) Composition for washing keratin materials, based on a detergent surfactant, a dialkyldiallylammonium homopolymer and an acrylic terpolymer
RU2214220C1 (ru) Композиция и способ мытья и/или кондиционирования кератиновых материалов, кондиционирующий агент
US6338842B1 (en) Cosmetic composition comprising an anionic surfactant, an amphoteric surfactant, a polyolefin, a cationic polymer and a salt or an alcohol which is water-soluble, use and process
US6562772B1 (en) Composition for washing keratin materials, based on a detergent surfactant, a nacreous and/or opacifying agent and an acrylic terpolymer
JP2005336197A (ja) 特定の両性デンプンを含有する洗浄化粧品組成物とその用途
CZ1799A3 (cs) Prostředky pro mytí a upravování založené na silikonu a dialkyletheru
JPH04961B2 (ja)
US6432894B1 (en) Composition for washing keratin materials, based on a detergent surfactant, a polyorganosiloxane and an acrylic terpolymer
JP2003104830A (ja) メタクリル酸コポリマーと油を含有する化粧品用組成物及びその用途
EP0889716A1 (en) Conditioning shampoo composition
JP2001151645A (ja) 洗浄界面活性剤、ポリオルガノシロキサン、陽イオンポリマー及びアクリルターポリマーをベースとするケラチン物質洗浄用組成物
US20040037794A1 (en) Cosmetic composition comprising a starch betainate and a detergent surfactant
EP1557155B1 (fr) Composition cosmétique détergente comprenant des tensioactifs anioniques et amphotères, un polymère cationique fortement chargé et un sel hydrosoluble
US20040191204A1 (en) Composition for washing keratinous substances comprising at least one alkyl ether sulphate and at least one amphoteric surfactant
US20040185024A1 (en) Composition for washing keratin materials comprising at least one amphoteric surfactant and at least one polyethylene glycol ester or ether comprising at least one hydrophobic group
US20070104668A1 (en) Composition for the care of keratin material and cosmetic treatment process using said composition
JP2004196810A (ja) アルキルエーテルサルフェートと両性界面活性剤をベースとしたケラチン物質洗浄組成物
KR20080034117A (ko) 개인 관리 조성물
JP2004196809A (ja) 両性界面活性剤と疎水性基で変性したpegをベースとするケラチン物質の洗浄組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040531

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20040831

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050104

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3638875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100121

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110121

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120121

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130121

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term