JP2992040B2 - 先染ドビー織物の表面柄パターン作成装置 - Google Patents

先染ドビー織物の表面柄パターン作成装置

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    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
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    • D03C19/005Electronic

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  • Textile Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、先染ドビー織物の表面柄パターン作成装
置の改良に係り、特に、先染ドビー織物の基本となる経
糸と緯糸の表面柄パターンの表現に際し、「二色のもく
糸感」の表現を可能して、テキスタイル(織物)の柄パ
ターンが容易にデザインできるようにした表面柄パター
ン作成装置に関する。
具体的にいえば、従来、1本の経糸と緯糸の表現は単
一色に限定されていたが、単一色表現に加えて、二色か
らなる糸(もく糸)の簡易な表現を可能にすることによ
り、微妙な織組織(おりそしき)を有する先染ドビー織
物のデザインから商品化までの省力化、効率化が可能な
表面柄パターンが得られるようにした表面柄パターン作
成装置に関する。
従来の技術 テキスタイルは、その織組織の種類が多く、しかも、
デザインに応じて、使用する糸の色も多種多様である。
そのため、新しいデザインによる先染ドビー織物を商
品化するためには、デザイン毎に見本織を作成して、そ
のデザインの良否を確認する必要があり、手数がかかる
上に、コスト面でも大きな負担が生じていた。
第6図は、織組織の数例を示す図で、(1)は平織、
(2)はあや織、(3)は朱小織を示す。図面におい
て、黒は経糸(縦糸)、白は緯糸(横糸)を示す。
この第6図(1)〜(3)では、織組織の一部を拡大
して示している。
例えば、平織は、第6図(1)の上図に示すような織
組織であり、表面は、その下図のように、経糸と緯糸と
が交互に配列される。
このような先染ドビー織物のデザインに際して、従来
から、コンピユータを使用する方法が知られている(例
えば、特開昭63−21948号公報の「先染ドビーの織物の
表面柄パターン作成方法とその装置」)。
しかし、この従来の表面柄パターンの表現技術では、
もく糸やフアンシーヤーン等の多色糸からなる織物の場
合には、デザインに対応する表面柄パターンを作成する
ことができない。
また、織物は一見平面状であるが、実際には、織組織
の種類に応じて表面に凹凸があり、その上、糸の太さ
や、単位長当りの糸の本数によつても、デザインの図面
から受ける感じとは、微妙な点で異なつてしまう、とい
う不都合が生じる。
第7図は、表面柄パターンを決定する際に生じる周囲
の糸の影響を説明するための織組織の表面図である。図
面において、1〜4と6〜9は周囲の糸、5は注目して
いる糸を示す。
注目する糸5の色を決定する場合、周囲の糸1〜4,6
〜9がどのような影響を与えるか、についてこの第7図
によつて説明する。
すでに説明したように、織物の実際の表面には凹凸が
あるので、糸5の色を決定する際、周囲の糸1〜4,6〜
9の色との関係だけで、単純に色を選択すると、注目す
る糸5の周辺では、それぞれ隣接する周囲の糸1〜4,6
〜9の色の影響によつて、織組織が見えなくなつてしま
う場合がある。
そこで、従来は、上記のような方法によつて一旦デザ
インを決定した後、商品化する前に、その見本の織物を
織り、実際に目で確かめる必要があつた。
すなわち、従来の方法では、まず、カラー画面上で、
R(赤)、G(緑)、B(青)の3種によつて、その階
調度も含んだ色で表現し、デイザ・パターン等で表現さ
れるハードコピーを出力する。このような処理方式は、
従来から公知であるから、詳細な説明は省略する。
ところが、このようにして得られたハードコピーと、
実際に織り上げられた織物とは、異なつて見えることが
多いので、見本を織る必要があつた。
このような不都合を解決する一つの方法として、この
発明の発明者らは、すでに、単一色の糸からなる織物の
表面柄パターンの作成に際して、コンピユータを使用し
て「糸の丸みや立体感」を表現する表面柄パターン装置
について提案した(特開平2−6646号公報の「先染ドビ
ー織物の表面柄パターン作成装置」)。
この先に提案した装置によれば、織物の表面につい
て、「糸の丸みや立体感」を表現することは可能である
が、無地であつたり、隣接する糸の色が同色系の織物に
ついては、織組織感が充分に表現されない、という問題
が残されていた。
すでに述べたように、織組織感とは、織組織、経糸・
緯糸の色配列、経糸と緯糸の太さ(密度)等によつて表
現される注目する糸と隣接する境界の色の状態を意味す
る。
例えば、無地の織物の場合、実物を判断するために
は、「糸の丸みや立体感」よりも、「織組織感」の方が
重要視される。
このような「織組織感」を表現する方法も、この発明
の発明者らが、すでに提案している(特開平3−33241
号公報の「先染ドビー織物の表面柄パターン作成装
置」)。
この表面柄パターン作成装置によれば、例えば無地
や、隣接する糸の色が同色系の織物について、織組織の
種類と、経糸・緯糸の色とを指定するだけで、表面に微
妙な織組織を有する先染ドビー織物のデザインに対応す
る表面柄パターンが得られる。
すなわち、単一色の糸からなる織物の表面柄パターン
の作成に際して、コンピユータを使用して「組織織感」
を表現することができる。
以上を要約すれば、単一色の糸からなる織物の表面柄
パターンについて、立体感や織組織感を表現する方法や
手段は、すでに提案されている。
しかし、従来および先に提案した2件の織物の表面柄
パターンの表現技術は、先染ドビー織物の基本となる1
本の経糸と緯糸が、単一色の場合を前提としている。
ところが、1本の経糸や緯糸が、二色、三色のように
使用する色の数が多くなると、表面柄パターンの表現に
は、もく糸(色、撚り方、太さ)の情報を正確に入力し
なければならないので、単一色の場合のように簡単に行
えない、という不都合がある。
この織物の基本となる1本の経糸や緯糸が二色の場合
については、従来、これらの色,撚り方,太さについ
て、必要とする情報を正確に入力することにより、表面
柄パターンを表現する方法が知られている。
しかしながら、1本の経糸や緯糸が二色の場合、従来
の表面柄パターンの表現方法では、処理が複雑となるた
め、多くの時間を必要とするばかりでなく、操作にも熟
練を要するので、開発コストの面でも不利であり、多く
のユーザからその改善が望まれていた。
発明が解決しようとする課題 この発明の先染ドビー織物の表面柄パターン作成装置
では、従来の織物の基本となる1本の経糸や緯糸が二色
の場合のデザイン方法におけるこのような不都合を解決
し、二色のもく糸からなる1本の経糸・緯糸について、
糸の織組織、密度、配列を考慮した色と、より(撚り)
方向の情報とを指定するだけの簡単な入力操作で、微妙
な織組織を有する先染ドビー織物のデザインに対応する
表面柄パターンが得られるようにして、デザインから商
品化までの省力化、効率化を可能にすると共に、開発コ
ストの低減化を実現することを目的とする。
課題を解決するための手段 この発明では、 織物の組織の種類,糸の色,糸の太さを指定する情報
を入力する入力装置と、 糸の小領域の各マトリツクスに対応する数値を記憶す
る記憶手段と、 糸の領域毎に二色で表現するためのマスク処理手段
と、 組織の種類,糸の色,糸の太さの情報と、小領域の各
マトリツクスに対応する数値とにより、指定された組織
の種類,糸の色,糸の太さに対応して小領域の二色を論
理演算する色演算手段と、 色演算手段からの演算結果とマスク処理手段からの出
力とに対応してカラープリントするカラー印刷手段とを
設けている。
実 施 例 最初に、この発明の先染ドビー織物の表面柄パターン
作成装置について、その原理を説明する。
この発明の表面柄パターン作成装置による「もく糸の
表現」に関しては、第1に「糸の入力」、第2に「糸の
分割」、第3に「もく糸の表現」の順序で述べるが、特
に、第1の「糸の入力」と第3の「もく糸の表現」に特
徴を有している。
第2図(1)〜(4)は、この発明の先染ドビー織物
の表面柄パターン作成装置において、表面柄パターンを
決定するための原理を説明する図で、(1)は1本のも
く糸が右より(撚り)の場合、(2)は左よりの場合、
(3)は注目する糸の二色の配列状態を示す図、(4)
は一色目の色を取出すためのマスク処理を示す図であ
る。図面において、A1〜A4とA6〜A9は周囲の糸、A5は注
目している糸、aij(i=1〜n,j=1〜m)は糸A5を構
成する小領域を示し、また、斜線部は同一の色で表示さ
れるドツトを示す。
第1に、「糸の入力」に際して、二色のもく糸につい
て簡易なモデル化を行う。
1本の経糸・緯糸が二色の場合、そのより方向によつ
て、第2図(1)の右よりと、第2図(2)の左よりと
がある。ここでは、糸のより方向は、いずれも45゜の場
合とする。
このように、使用する経糸・緯糸のそれぞれに対し
て、構成する色と、そのより方向(右または左)とを決
定する。なお、単一色のときは、構成する色数を
「1」、より方向を「なし」と指定する。
第2に、「糸の分割」を行う。
織物となつた状態の糸については、経糸,緯糸,織組
織,密度,色配列を考慮したカラープリンタ出力により
表現されるが、一般形は、先の第7図に示したのと同様
である。
この第7図は、注目する糸5と、周囲の糸1〜4,6〜
9との関係を拡大して示した状態が、第2図(3)であ
る。
この第2図(3)に示したように、注目している糸A5
を、さらに細分割して数値化する。この値が、各マトリ
ツクスに対応する数値である。
糸A5を構成する小領域aijは、縦×横=n×mのマト
リツクス状からなり、各マトリツクスの1領域が、プリ
ンタ上の1ドツトに対応しているが、カラーCRTの分解
能(表示可能なピスセル数)が低いため表示できない。
しかし、拡大表示時、すなわち、小領域aijが、n×m
のピクセルで表示されるときは、この第2図(3)と同
じ状態になる。
第3に、「もく糸の表現」のための入力を行う。
小領域に分割された糸は、従来の単一色の場合と異な
り、二色のもく糸であつて、しかも、右より,左よりの
方向をもつている。
そこで、方向を有する二色の情報を入力する。
例えば、小領域aijが、縦(i)=10ドツト、横
(j)=5ドツトに分割されているとき、換言すれば、
注目する糸5が10×5(ドツト)で表現され、かつ、右
よりの場合は、第2図(3)で、斜線部が付けられたド
ツトと、白(非斜線部)のドツトとによつて、もく糸が
表現される。
この第2図(3)で、斜線部のドツトと、白のドツト
とを区別するために、2回の論理和処理(アンド処理)
を行う。
まず、一色目の色で表現されるドツトは、斜線部が付
けられたドツトのみとし、他のドツトは表現しない。
すなわち、第2図(4)の論理「1」のドツトのみを
マスク処理によつて取出す。
次に、二色目の色で表現されるドツトは、一色目の色
で表現されないドツトのみであり、第2図(4)の論理
「0」のドツトのみをマスク処理によつて取出す。
このような2回の論理和処理により、二色のもく糸に
ついて、注目する糸A5の小領域が全て表現される。
ここで、各小領域aijは、計算上の領域であり、これ
らの各小領域の色を決定することによつて、織組織感の
ある表面柄パターンが得られる。
なお、第2図では、注目する糸A5が縦長の場合につい
て説明した。しかし、横長の場合でも、全く同様である
ことはいうまでもない。
また、先の第2の「糸の分割」で述べた糸A5を小領域
に分割する方法は、先に提案した「織組織感」を表現す
る場合(特開平3−33241号公報)と同様である。
次に、各小領域の算出方法について述べる。
まず、糸の太さを指定する情報より、糸一本を表現す
るために使用するデイザを、カラープリンタの分解能に
応じて決定する。
一例として、300dpi,180dpiの分解能を有するカラー
プリンタを使用する場合とし、糸一本の太さ(インチ当
りの本数)に対応して、表現可能なドツト数,使用デイ
ザ,繰換し数を設定する。
第3図は、糸一本の太さと、表現可能なドツト数,使
用デイザ,繰返し数との対応関係の一例を示す図であ
る。図面において、,,,……は、使用デイザの
サイズを示す。
なお、この第3図では、糸の太さが1〜9本/インチ
の場合は、実用上ありえないので設定していない。
この第3図は一例であり、使用デイザと繰返し数との
組合せは、この第3図の他にも多数存在する。例えば、
表現可能なドツト数20=×2=×10=×5=×
4=×1、等である。
なお、一般的には、デイザは、横×縦=n×m(ドツ
ト)であるが、糸の太さが同じときは、n=mとなる。
しかし、実際上は、糸の太さが異なる場合が大半であ
る。
この関係を一般形で示すと、経糸表現の使用デイザサ
イズ(横方向)をp、繰返し数をPX、緯糸表現の使用デ
イザサイズ(縦方向)をq、繰返し数をQYとすると、糸
一本の織組織を考慮したプリンタ上の表現は、 経糸:p×PX(ドツト) 緯糸:q×QY(ドツト) となる。
そして、注目する糸A5の小領域aijを、横方向に(p
×PX)(ドツト)、また縦方向に(q×QY)(ドツト)
と一致させ、第2図(1)〜(4)に関連して説明した
方法で、二色のもく糸の小領域を構成するドツトの色を
指定する。
以上のように、この発明の表面柄パターン作成装置で
は、二色のもく糸感を表現するために、デイザと繰返し
数、小領域への分割、二色のドツト群に対するマスク処
理、二色のドツト群に対する色とより方向、等を設定す
ることによつて、表面柄パターンが得られるように構成
している。
その際、織組織感も表現する場合は、隣接する糸の明
暗は、第2図は注目する糸A5の境界を決定するとき、隣
接する糸A6が明るければ暗く、逆に、隣接する糸A6が暗
ければ明るくする。
この点は、すでに触れた特開平3−33241号公報の装
置と共通であり、織組織感の表現が不要のときは、「二
色のもく糸感」だけを表現すればよい。
以上のような処理を、各糸毎に繰返えすことによつ
て、組織の種類に対応し、かつ、それを構成するもく糸
の二色に対応する織物の表面柄パターンを作成すること
ができる。
この場合に、デイスプレイ上でのカラー表示と、印刷
手段によるハードコピーとでは、色の表現方法が異な
る。
そこで、予め、デイスプレイ上でのカラー表示と、印
刷手段によるハードコピーとの対応関係を定めておく。
例えば、中間調の表現が可能なデイザパターン等に変換
する。
そして、デイスプレイ上でのカラー表示による演算結
果を、印刷手段によるハードコピーのデイザの色に変換
する。
このようにすれば、デイスプレイ上で、デザイン時に
決定した色と、実際の織物見本に代るハードコピーの色
とを一致させることができる。
次に、この発明の先染ドビー織物の表面柄パターン作
成装置について、図面を参照しながら、その実施例を詳
細に説明する。
第1図は、この発明の先染ドビー織物の表面柄パター
ン作成装置について、この要部構成の一実施例を示す機
能ブロツク図である。図面において、1はキーボード、
2はダブレツト、3はワークステーシヨン用CRT、4は
ワークステーシヨン、5はプリントウエア、6はカラー
プリンタ、7は光デイスク、8はカラーデイスプレイ、
9は映像処理コンピユータを示す。
この第1図に示したこの発明の先染ドビー織物の表面
柄パターン作成装置では、ワークステーシヨン4によつ
て、前述の色指定やマスク処理等を行う。
次の第4図は、この発明の先染ドビー織物の表面柄パ
ターン作成装置における主要な処理の流れを示すフロー
チヤートである。
この第4図に示すように、この発明の先染ドビー織物
の表面柄パターン作成装置では、糸の入力,組織,配
列,シユミレーシヨン,色登録,……等の各種処理を行
うことができる。
第5図は、この発明の先染ドビー織物の表面柄パター
ン作成装置における柄パターンの作成・登録処理の流れ
を示すフローチヤートである。図面において、#1〜#
7はステツプを示す。
表面柄パターンの作成時には、ワークステーシヨン用
CRT3の画面上に、柄パターンの作業画面が表示される。
ステツプ#1で、キーボード1から経糸と緯糸の密度
を指定する。
次のステツプ#2で、組織の情報を入力する。
この場合に、順差しやガラ差しのときは、ステツプ#
3へ進み、順差しやガラ差しに関する情報を入力する。
配列の場合には、次のステツプ#4で、配列の情報を
入力する。
そして、ステツプ#5へ進み、色の配列や繰返し関す
る情報を入力する。
ステップ#6で、入力した表面柄パターンに関する情
報を登録する。
ステツプ#7で、登録終了が指示されたか否かについ
て判断する。
もし、このステツプ#7の登録終了が指示されたか否
かの判断で、指示されていなければ、再び先のステツプ
#2へ戻り、登録終了の指示があるまで、同様の操作を
繰返えす。
以上の操作によつて、二色のもく糸による表面柄パタ
ーンについても、もく糸の色,より方,太さに関する情
報が正確に入力される。
発明の効果 従来の表現方法では、二色のもく糸による表面柄パタ
ーンについて、もく糸の色,より方,太さに関する情報
を正確に入力する必要があつた。
しかし、この発明の先染ドビー織物の表面柄パターン
作成装置によれば、分割された小領域に対して、二色の
色と、より方向の情報とを入力するだけの簡単な操作
で、二色のもく糸から構成される先染ドビー織物のデザ
インに対応し、かつ、糸の織組織,密度,配列を考慮し
た「二色のもく糸感」や、織組織の状態等を明確に識認
することが可能な表面柄パターンを、高速度で作成する
ことができる。
その結果、二色のもく糸による表面柄パターンの作成
に際して、デザインから商品化までの省力化、効率化が
可能になる、等の多くの優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の先染ドビー織物の表面柄パターン
作成装置について、その要部構成の一実施例を示す機能
ブロツク図、 第2図は、この発明の先染ドビー織物の表面柄パターン
作成装置において、表面柄パターンを決定するための原
理を説明する織組織の表面図、 第3図は、糸一本の太さと、表現可能なドツト数,使用
するデイザ方式(使用デイザ),繰返し数との対応関係
の一例を示す図、 第4図は、この発明の先染ドビー織物の表面柄パターン
作成装置における主要な処理の流れを示すフローチヤー
ト、 第5図は、この発明の先染ドビー織物の表面柄パターン
作成装置における柄パターンの作成・登録処理の流れを
示すフローチヤート、 第6図は、織組織の数例を示す図で、(1)は平織、
(2)はあや織、(3)は朱子織、 第7図は、表面柄パターンを決定する際に生じる周囲の
糸の影響を説明するための織組織の表面図。 図面において、1はキーボード、2はタブレツト、3は
ワークステーシヨン用CRT、4はワークステーシヨン、
5はプリントウエア、6はカラープリンタ、7は光デイ
スク、8はカラーデイスプレイ、9は映像処理コンピユ
ータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】織物の組織の種類,糸の色,糸の太さを指
    定する情報を入力する入力装置と、 糸の小領域の各マトリツクスに対応する数値を記憶する
    記憶手段と、 糸の領域毎に二色で表現するためのマスク処理手段と、 前記組織の種類,糸の色,糸の太さの情報と、前記小領
    域の各マトリツクスに対応する数値とにより、指定され
    た組織の種類,糸の色,糸の太さに対応して前記小領域
    の二色を論理演算する色演算手段と、 該色演算手段からの演算結果と前記マスク処理手段から
    の出力とに対応してカラープリントするカラー印刷手
    段、 とを備えたことを特徴とする先染ドビー織物の表面柄パ
    ターン作成装置。
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