JP3174592B2 - 先染ドビー織物の表面柄パターン作成装置 - Google Patents

先染ドビー織物の表面柄パターン作成装置

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D03WEAVING
    • D03CSHEDDING MECHANISMS; PATTERN CARDS OR CHAINS; PUNCHING OF CARDS; DESIGNING PATTERNS
    • D03C19/00Methods or devices concerned with designing or making patterns, not provided for in other groups of this subclass
    • D03C19/005Electronic

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、先染ドビー織物の表面柄パター
ン作成装置に関し、特に、表面柄パターン作成の際に
糸、織物組織、色配列、密度等を考慮してカラー印刷す
る装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、織物組織図等に基づく織物の織成情
報をコンピュータに入力し、先染織物の表面柄パターン
を作成する装置は、特開平2−6646号公報等により
公知であるが、同一時に緯糸密度の異なった織物の表面
柄パターンをカラー印刷できるシステムは無い。織物を
作成するとき必要となる要素は、糸(太さ、色、種
類)、織物組織(平、綾、朱子等)、配列(経糸、緯糸
の組み合わせ)および糸の密度(本/インチ)である。
前記各要素の組み合わせが多数あることから、どれか一
つが違うだけでも製品から受ける印象が異なってしま
い、通常、デザイナーの企画・意図した通りに出来上が
ることはまずない。とりわけ、緯糸の密度が違うだけで
も色合い、感じが変わり、希望する織物を得るために
は、変更、試織を繰り返さなければならない。織機にお
いて経糸は1000〜3000本をあらかじめセット
し、経糸間の密度は固定している。一方、緯糸は前記経
糸の間を左右に移動して密度に応じた本数にする。この
緯糸の密度を自由に変更することをコンピュータでシミ
ュレートするシステムは無く、従来はページ毎に計算
し、別々の用紙に印刷していた。そのため、湿度、温度
等によるインクの色の微妙な変化が色合いに影響を及ぼ
し、色合いが違ってしまうことがあった。
【0003】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、先染ドビー織物の表面柄パターン作成装置に関
し、一回のシミュレーション(計算)で同時に(同一の
ページの中に)緯糸の密度を変えた印刷を行なうことが
できる装置を提供することを目的としてなされたもので
ある。
【0004】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、先染ド
ビー織物の表面柄パターン作成装置において、織物の組
織の種類、糸の色、糸の太さを指定する情報を入力する
入力装置と、糸の小領域の各係数を記憶する係数記憶手
段と、一糸の領域毎に色表現をする演算手段、マスク
手段と、前記組織の種類、糸の色、糸の太さの情報と、
前記小領域の各係数とにより、指定された組織の種類、
糸の色、糸の太さに対応して前記小領域の色を演算する
色演算手段と、該色演算手段からの演算結果として、緯
糸の糸密度を変えた複数個のブロックを同時にかつ同一
ページにカラー印刷する手段とを備えたことを特徴とし
たものである。以下、本発明の一実施例を図面を用いて
具体的に説明する。
【0005】図1は、本発明の一実施例に係る先染ドビ
ー織物の表面柄パターン作成装置のブロック構成図であ
る。図において、1はシミュレーション処理、色マスク
処理等を行う制御部、2はシステム立ち上げ時のメニュ
ー画面の表示、エラーメッセージの表示等を行う制御部
用のCRT、3はCRTコントローラ、フレームバッフ
ァ等からなるカラー処理部、4は作業画面、表面柄パタ
ーン等が表示されるカラーCRT、5はディザ処理等を
行うプリントコントローラ、6はカラープリンタ、7は
キーボード、8は組織、色等を入力するタブレット、9
は使用する糸の密度、カラープリンタの密度、糸デー
タ、組織データ等が記憶されるRAM、10は表面柄パ
ターンを登録するディスクである。そして、制御部1は
シミュレーション処理部11と、表現可能なドット数、
使用ディザ、繰返し数を算出する糸表現算出部12と、
経糸と緯糸を複数の領域に分割する分割処理部13と、
撚り糸の色、方向、撚り数データからもく糸の表現デー
タを生成するもく糸表現生成部14と、色マスクを作成
する色マスク作成部15と、色マスク作成部によって作
成された色マスクともく糸の表現データとを論理演算す
る論理演算部16と、色データ生成部17とから構成さ
れている。
【0006】図2〜図4は、本発明の表面柄パターン作
成装置の処理フローチャートである。以下、このフロー
チャートを用いて本発明を詳細に説明する。
【0007】プリンタの選択(ステップ21) このステップでは、使用するカラープリンタの密度N
(ドット/インチ)を入力する。
【0008】糸の入力(ステップ22) このステップでは、カラーCRT4上に表示されている
作業画面のメニューに従って、糸の種類、即ち単色の撚
り糸あるいは2色の撚り糸であるか等をタブレット8を
用いて制御部1に入力する。2色の撚り糸の場合は、糸
の撚り方向と撚り数をキーボード7によって入力する。
【0009】組織入力(ステップ23) 次いで、カラーCRT4上に表示されている作業画面の
メニューに従って、織物組織を指定するために、順差
し、ガラ差しに関する情報をタブレット8を用いて制御
部1に入力する。順差しの場合は基本組織データを入力
し、ガラ差しでは基本組織と差し方データを入力する。
基本組織について説明すると、図5は、織物組織の幾つ
かの例を示す図で、(a)図は平織、(b)図は綾織、
(c)図は朱子織を示す。なお、図中における黒線は経
糸(縦糸)、白線は緯糸(横糸)である。(d)図〜
(f)図は、それぞれ平織、綾織、朱子織の織物組織の
一部(鎖線部)を拡大した組織図で、例えば平織の場
合、(d)図に示すように経糸と緯糸が交互に配列され
る基本組織を単位として構成されている。(d)図〜
(f)図において、黒く塗られた部分は経糸が緯糸の上
に現われることを示すものである。
【0010】配列入力(ステップ24) ここでは、使用する経糸、緯糸の密度Mすなわち1イン
チ当たりの糸の本数と、経糸、緯糸の色の配列と、経
糸、緯糸の色単位の本数をキーボード7、タブレット8
を用いて制御部1に入力する。
【0011】緯糸密度(ステップ25) 図3は緯糸密度の処理を示すフローチャートである。緯
糸密度で必要となる入力は次の3種類である。 1ブロックの大きさ:図6に示すように、緯糸の密度
の異なる組織を作成する。例えば、図6では、経糸に対
し、緯糸の密度の異なるブロックをn個配している。例
えば、ブロック1は緯糸が60本/インチで360本
(6インチ)、ブロック2は50本/インチで200本
(4インチ)となる(ステップ251)。 各ブロック内に表現される織物組織、糸の配列の入
力:各ブロック内は、緯糸の密度が異なるもの毎に分け
られており、各ブロックの織物組織、糸の配列が指定さ
れる。この指定によって、各ブロックは、デザイナーの
欲しい緯糸密度が異なった織物が表現される(ステップ
252)。 変更(色、配列、表現方法) カラーCRT表示を行ない、一度変更した緯糸に対して
部分的に緯糸の色を変更したり、糸の配列、印刷の表現
方法を変更する(ステップ253)。
【0012】糸の表現処理(ステップ26) この処理は、糸表現算出部12によって行われる処理
で、使用するカラープリンタの密度N(ドット/イン
チ)と使用する糸の密度M(本/インチ)から、表現可
能なドット数d、使用ディザz、繰返し数kを算出す
る。
【0013】印刷のための色処理(ステップ27) 図4は、色処理を示すフローチャートである。まず、用
紙のサイズに合わせて印刷可能な経糸、緯糸の本数をセ
ットする(ステップ271)。糸の分割(ステップ27
2)カラープリンタ6によって表面柄パターンを作成す
るため、表現する糸を複数のドットで構成する。
【0014】図7は、例えば、平織の織物組織の内、注
目する経糸A5とその周りの経糸A1,A3,A7,A
9と緯糸A2,A4,A6,A8からなる織物組織の表
面図である。分割処理部13は、糸表現算出部12で求
められた表現可能なドット数d、使用ディザz、繰返し
数kを用いて、この経糸例えばA5(領域という)をn
(縦)×m(横)個の小領域aijに分割し(横方向に
ついてはドット数=mとなる)、各小領域がカラープリ
ンタの1ドットに対応するように構成する。他の経糸、
緯糸も同様にマトリックス状に分割されている。
【0015】もく糸の表現(ステップ273) 上記した各領域に対して、もく糸表現生成部14は、構
成する色と、撚り方向(右あるいは左)と、撚り数に基
づいて、もく糸表現データを生成する。前記領域A5の
小領域a11の色はA1,A2,A4の色を考慮したアル
ゴリズムに従って決めるようにすればよい。
【0016】色マスク処理(ステップ274〜277) この処理は、上記のように作成されたもく糸の表現デー
タから各色を取り出す、制御部1上で行われる処理であ
る。1行分(経糸M本あるいは緯糸N本)の色データと
座標値とをプリントコントローラ5に渡す(ステップ2
77)。なお、カラーCRT4上でのカラー表示とカラ
ープリンタ6によるハードコピーとでは、色の表現方法
が異なるので(カラーCRTはRGB信号、カラープリ
ンタはYMCBk)、予めカラーCRT4上でのカラー
表示とカラープリンタ6によるハードコピーとの対応関
係を設定し、例えばRGB信号を中間調の表現が可能な
ディザパターン等に変換してから出力するようにする。
このようにすることによって、カラーCRT4上でデザ
イン決定した色と、織物の見本となるカラープリンタ6
によるハードコピーの色とを一致させることができる。
【0017】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、同一条件での異なった緯糸密度が表現できるため、
環境による違いが無くなった他、織物の織成要素の内、
緯糸密度だけが異なる織物の表面柄パターンが1回のシ
ミュレーションで処理できるようになった。この結果、
色の緯糸密度による色の微妙な変化を正確に把握できる
と同時に、表面柄パターン作成に要する時間が大幅に短
縮された。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る先染ドビー織物の表
面柄パターン作成装置のブロック構成図である。
【図2】 本発明による表面柄パターン作成装置の処理
フローチャートである。
【図3】 緯糸密度の処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】 色処理を示すフローチャートである。
【図5】 織物組織を示す図である。
【図6】 緯糸の密度の異なった織ブロックの一例を示
す図である。
【図7】 注目する経糸A5における小領域の分割を示
す図である。
【符号の説明】
1…制御部、2…CRT、3…カラー処理部、4…カラ
ーCRT、5…プリントコントローラ、6…カラープリ
ンタ、7…キーボード、8…タブレット、9…RAM、
10…ディスク、11…シミュレーション処理部、12
…糸表現算出部、13…分割処理部、14…もく糸表現
生成部、15…色マスク作成部、16…色マスクともく
糸の表現データとを論理演算する論理演算部、17…色
データ生成部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 織物の組織の種類、糸の色、糸の太さを
    指定する情報を入力する入力装置と、糸の小領域の各係
    数を記憶する係数記憶手段と、糸の領域毎に色表現をす
    る演算手段、マスク手段と、前記組織の種類、糸の
    色、糸の太さの情報と、前記小領域の各係数とにより、
    指定された組織の種類、糸の色、糸の太さに対応して前
    記小領域の色を演算する色演算手段と、該色演算手段か
    らの演算結果として、緯糸の糸密度を変えた複数個のブ
    ロックを同時にかつ同一ページにカラー印刷する手段と
    を備えたことを特徴とする先染ドビー織物の表面柄パタ
    ーン作成装置。
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