JP2990735B2 - L―リジンの発酵的製造法 - Google Patents
L―リジンの発酵的製造法Info
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- C12R2001/00—Microorganisms ; Processes using microorganisms
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、コリネバクテリウム属に属し、40℃以上で
も生育しうる、かつS−(2−アミノエチル)−L−シ
ステイン(AEC)に耐性を有するL−リジン生産性変異
株を培地に培養して培養液中にL−リジンを生成・蓄積
せしめ、これを採取することを特徴とするL−リジンの
発酵的製造法及びこのようなL−リジンの発酵的製造法
に好適に使用することができる新規なL−リジン生産性
変異株そのものに関する。
も生育しうる、かつS−(2−アミノエチル)−L−シ
ステイン(AEC)に耐性を有するL−リジン生産性変異
株を培地に培養して培養液中にL−リジンを生成・蓄積
せしめ、これを採取することを特徴とするL−リジンの
発酵的製造法及びこのようなL−リジンの発酵的製造法
に好適に使用することができる新規なL−リジン生産性
変異株そのものに関する。
(従来の技術) 家畜飼料の添加物等として重要な用途を有するL−リ
ジンは主として発酵法により製造されている。
ジンは主として発酵法により製造されている。
しかして、L−リジンの発酵的工業生産において経済
性を高める技術的な要因はいくつかある。例えば、対糖
収率の向上、L−リジンの蓄積濃度の向上、培養時間の
短縮化等々である。
性を高める技術的な要因はいくつかある。例えば、対糖
収率の向上、L−リジンの蓄積濃度の向上、培養時間の
短縮化等々である。
其の他に要因として重要なものに培養温度の高温化が
ある。培養温度はL−リジンの発酵至適温度で行れるが
従来のL−リジン生産菌を使用する場合、この温度は通
常28〜35℃である。培養が開始されると発酵熱が発生す
るためにそのまま放置すれば培養液の温度は上昇し、L
−リジンの生成は著じるしく低下する。培養液の温度を
至適に維持するためには、発酵槽内に熱交換機を設置
し、これに冷水を循環させることが必要となる。冷水を
得るためには冷凍機を使用しなければならないが発生す
る発酵熱が莫大であるため冷凍機で消費する電気エネル
ギーも大きなものとなっている。従ってL−リジン発酵
の培養温度を従来より上昇させることが出来れば冷却負
担が減少し、もってL−リジンの工業生産の経済性が高
められるものである。
ある。培養温度はL−リジンの発酵至適温度で行れるが
従来のL−リジン生産菌を使用する場合、この温度は通
常28〜35℃である。培養が開始されると発酵熱が発生す
るためにそのまま放置すれば培養液の温度は上昇し、L
−リジンの生成は著じるしく低下する。培養液の温度を
至適に維持するためには、発酵槽内に熱交換機を設置
し、これに冷水を循環させることが必要となる。冷水を
得るためには冷凍機を使用しなければならないが発生す
る発酵熱が莫大であるため冷凍機で消費する電気エネル
ギーも大きなものとなっている。従ってL−リジン発酵
の培養温度を従来より上昇させることが出来れば冷却負
担が減少し、もってL−リジンの工業生産の経済性が高
められるものである。
L−リジン発酵において培養温度の高温化を図ったも
のとしては、韓国特許出願公告85−1231号公告特許公報
(1985.8.23公告)に記載の方法がある。すなわち、こ
の方法は、コリネバクテリウムに属し、リジンアナログ
耐性及び温度耐性を有し、ホモセリン、ロイシン及びバ
リンを複合要求するL−リジン生産性変異株TR−3579
(KFCC 10065)を使用し、これを培地で高温培養(37〜
45℃)して培養液中にL−リジンを生成・蓄積せしめる
ものである。
のとしては、韓国特許出願公告85−1231号公告特許公報
(1985.8.23公告)に記載の方法がある。すなわち、こ
の方法は、コリネバクテリウムに属し、リジンアナログ
耐性及び温度耐性を有し、ホモセリン、ロイシン及びバ
リンを複合要求するL−リジン生産性変異株TR−3579
(KFCC 10065)を使用し、これを培地で高温培養(37〜
45℃)して培養液中にL−リジンを生成・蓄積せしめる
ものである。
しかして、この方法で使用されるL−リジン生産性変
異株は、通常のL−リジン生産菌(30〜35℃で生育)を
変異処理によりより高温(37〜45℃)でL−リジンを生
産できるように改良して得たものであるところ、数段階
の変異処理のため、前記のように、ホモセリン、ロイシ
ン及びバリンのアミノ酸の複合要求性となっており、実
用性に欠ける。
異株は、通常のL−リジン生産菌(30〜35℃で生育)を
変異処理によりより高温(37〜45℃)でL−リジンを生
産できるように改良して得たものであるところ、数段階
の変異処理のため、前記のように、ホモセリン、ロイシ
ン及びバリンのアミノ酸の複合要求性となっており、実
用性に欠ける。
特開昭58−170487号公開特許公報には、ブレビバクテ
リウム属に属し、ピルビン酸キナーゼ活性が低下し、か
つL−リジン生産能を有し、S−(2−アミノエチル)
−L−システイン(AEC)耐性を任意的に併有する変異
株を培養して培養液中にL−リジンを生成・蓄積せし
め、これを採取する発酵法によるL−リジンの製造法が
記載されている。
リウム属に属し、ピルビン酸キナーゼ活性が低下し、か
つL−リジン生産能を有し、S−(2−アミノエチル)
−L−システイン(AEC)耐性を任意的に併有する変異
株を培養して培養液中にL−リジンを生成・蓄積せし
め、これを採取する発酵法によるL−リジンの製造法が
記載されている。
しかして、この方法における発酵温度は20〜40℃とさ
れているが、唯一の実施例(実施例1)で採用されてい
る温度が30℃であることから推定されるように、また本
発明者の追試実験によっても確認されたように、発酵温
度範囲の上限40℃近辺では使用菌の生育は顕著でなく、
顕著なL−リジンの生成・蓄積は見られない。
れているが、唯一の実施例(実施例1)で採用されてい
る温度が30℃であることから推定されるように、また本
発明者の追試実験によっても確認されたように、発酵温
度範囲の上限40℃近辺では使用菌の生育は顕著でなく、
顕著なL−リジンの生成・蓄積は見られない。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、実用に耐えうるL−リジンの高温発酵菌、
惹いては実用に耐えうるL−リジンの高温発酵法を提供
することを目的とする。
惹いては実用に耐えうるL−リジンの高温発酵法を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明者は前者の課題を解決すべく鋭意研究の結果、
40℃以上でも生育可能な高温性のコリネバクテリウム属
の細菌にAEC耐性を付与してL−リジン生産菌に改良し
た変異株を使用すれば前記の目的を達成し得ることを見
出し、このような知見に基いて本発明を完成した。
40℃以上でも生育可能な高温性のコリネバクテリウム属
の細菌にAEC耐性を付与してL−リジン生産菌に改良し
た変異株を使用すれば前記の目的を達成し得ることを見
出し、このような知見に基いて本発明を完成した。
すなわち、本発明は、コリネバクテリウム属に属し、
40℃以上でも生育しうる、かつAECに耐性を有するL−
リジン生産性変異株を培地に培養して培養液中にL−リ
ジンを生成・蓄積せしめ、これを採取することを特徴と
するL−リジンの発酵的製造法及びこのようなL−リジ
ンの発酵的製造法に好適に使用することができる新規な
L−リジン生産性変異株そのものに関する。
40℃以上でも生育しうる、かつAECに耐性を有するL−
リジン生産性変異株を培地に培養して培養液中にL−リ
ジンを生成・蓄積せしめ、これを採取することを特徴と
するL−リジンの発酵的製造法及びこのようなL−リジ
ンの発酵的製造法に好適に使用することができる新規な
L−リジン生産性変異株そのものに関する。
以下、本発明について詳述する。
本発明で使用できるコリネバクテリウム属に属し、40
℃以上でも生育し得、かつAEC耐性のL−リジン生産性
変異株は、例えば、コリネバクテリウム属に属し40℃以
上でも生育可能な細菌、例えばL−グルタミン酸生成
菌、を親株とし、これを変異処理して得ることができ
る。
℃以上でも生育し得、かつAEC耐性のL−リジン生産性
変異株は、例えば、コリネバクテリウム属に属し40℃以
上でも生育可能な細菌、例えばL−グルタミン酸生成
菌、を親株とし、これを変異処理して得ることができ
る。
このような親株としては、例えば特開昭63−240779号
公開特許公報に記載の天然界より分離したコリネバクテ
リウム・サーモアミノゲネス(Corynebacterium thermo
aminogenes)に属する細菌を挙げることができる。
公開特許公報に記載の天然界より分離したコリネバクテ
リウム・サーモアミノゲネス(Corynebacterium thermo
aminogenes)に属する細菌を挙げることができる。
親株を変異処理に付してL−リジン生産性変異株を採
取するには格別の困難はなく、従来公知の薬剤耐性変異
株採取方法によることができ、例えば、親株が生育出来
ない、AECを1〜2g/d含有する普通寒天平板培地に、
N−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジン等
で変異処理(250μg/ml、30℃で30分)した親株を塗布
し、40℃以上で例えば43℃で培養した結果生成したコロ
ニーを採取し、目的の変異株を得ることができる。
取するには格別の困難はなく、従来公知の薬剤耐性変異
株採取方法によることができ、例えば、親株が生育出来
ない、AECを1〜2g/d含有する普通寒天平板培地に、
N−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソグアニジン等
で変異処理(250μg/ml、30℃で30分)した親株を塗布
し、40℃以上で例えば43℃で培養した結果生成したコロ
ニーを採取し、目的の変異株を得ることができる。
このようにして採取されたL−リジン生産性変異株と
しては、例えば、次のものを挙げることができる: コリネバクテリウム・サーモアミノゲネス(Coryneba
cterium thermoaminogenes)AJ 12521;コリネバクテリ
ウム・サーモアミノゲネス AJ 12522;コリネバクテリ
ウム・サーモアミノゲネスAJ 12523;及びコリネバクテ
リウム・サーモアミノゲネスAJ 12524。
しては、例えば、次のものを挙げることができる: コリネバクテリウム・サーモアミノゲネス(Coryneba
cterium thermoaminogenes)AJ 12521;コリネバクテリ
ウム・サーモアミノゲネス AJ 12522;コリネバクテリ
ウム・サーモアミノゲネスAJ 12523;及びコリネバクテ
リウム・サーモアミノゲネスAJ 12524。
これらの変異株の菌学的性質は第1表の1〜6の通り
である。
である。
因みに、親株コリネバクテリウム・サーモアミノゲネ
スAJ 12308及びAJ 12309はいずれも工業技術院微生物工
業技術研究所に国際寄託され、受託番号FERM BP−1540
及びFERM BP−1541をそれぞれ付与されている。また、
変異株コリネバクテリウム・サーモアミノゲネスAJ 125
21、AJ 12522、AJ 12523及びAJ 12524もいずれも上記研
究所に寄託され、受託番号FERM P−11409、FERM P−114
10、FERM P−11411及びFERM P−11412をそれぞれ付与さ
れている。
スAJ 12308及びAJ 12309はいずれも工業技術院微生物工
業技術研究所に国際寄託され、受託番号FERM BP−1540
及びFERM BP−1541をそれぞれ付与されている。また、
変異株コリネバクテリウム・サーモアミノゲネスAJ 125
21、AJ 12522、AJ 12523及びAJ 12524もいずれも上記研
究所に寄託され、受託番号FERM P−11409、FERM P−114
10、FERM P−11411及びFERM P−11412をそれぞれ付与さ
れている。
本発明のL−リジン生産性変異株を使用してL−リジ
ンを生成・蓄積せしめる培地、すなわち、本発明で使用
する培地は、従来公知のL−リジン生成培地と同じでよ
く、炭素源、窒素源、無機塩類、その他必要に応じて使
用する微生物が要求する有機微量栄養素を含有する通常
の栄養培地が使用できる。炭素源としては使用する変異
株の利用可能なものであれば良く、例えばグルコース、
シュークロース、マルトース、これらを含む澱粉水解
物、糖蜜等の糖類、エタノール、プロパノール等のアル
コール類、酢酸、プロピオン酸等の有機酸、更に菌株に
よってはノルマルパラフィン等も単独又は他の炭素源と
併用して用いられる。窒素源としては酢酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム等のアンモ
ニウム塩、硝酸塩類、尿素、アンモニア、更には肉エキ
ス等、無機又は有機の窒素源が使用される。無機塩類と
しては、KH2PO4,MgSO4,FeSO4,MnSO4等通常使用されるも
ので良い。有機微量栄養素としてはビタミン、脂肪酸、
核酸、更にはこれらのものを含有するペプトン、カザミ
ノ酸、酵母エキス、蛋白加水分解物が使用される。
ンを生成・蓄積せしめる培地、すなわち、本発明で使用
する培地は、従来公知のL−リジン生成培地と同じでよ
く、炭素源、窒素源、無機塩類、その他必要に応じて使
用する微生物が要求する有機微量栄養素を含有する通常
の栄養培地が使用できる。炭素源としては使用する変異
株の利用可能なものであれば良く、例えばグルコース、
シュークロース、マルトース、これらを含む澱粉水解
物、糖蜜等の糖類、エタノール、プロパノール等のアル
コール類、酢酸、プロピオン酸等の有機酸、更に菌株に
よってはノルマルパラフィン等も単独又は他の炭素源と
併用して用いられる。窒素源としては酢酸アンモニウ
ム、塩化アンモニウム、リン酸アンモニウム等のアンモ
ニウム塩、硝酸塩類、尿素、アンモニア、更には肉エキ
ス等、無機又は有機の窒素源が使用される。無機塩類と
しては、KH2PO4,MgSO4,FeSO4,MnSO4等通常使用されるも
ので良い。有機微量栄養素としてはビタミン、脂肪酸、
核酸、更にはこれらのものを含有するペプトン、カザミ
ノ酸、酵母エキス、蛋白加水分解物が使用される。
培養は好気的条件下で行うことが望ましく、培養期間
中pHを5〜9好ましくは7〜8.5、温度を使用菌の生育
温度すなわち約25〜50℃、好ましくは高いL−リジン生
産活性維持の理由から約35〜約45℃の範囲内となるよう
に制御しつつ2〜4日間振盪培養又は通気撹拌培養する
ことによりL−リジンが著量培養液中に生成蓄積され
る。
中pHを5〜9好ましくは7〜8.5、温度を使用菌の生育
温度すなわち約25〜50℃、好ましくは高いL−リジン生
産活性維持の理由から約35〜約45℃の範囲内となるよう
に制御しつつ2〜4日間振盪培養又は通気撹拌培養する
ことによりL−リジンが著量培養液中に生成蓄積され
る。
培養液からL−リジンを回収する方法は公知の方法に
従って行なえば良く、通常のイオン交換樹脂法、晶析法
等を適宜組合せて回収される。
従って行なえば良く、通常のイオン交換樹脂法、晶析法
等を適宜組合せて回収される。
本発明によるL−リジンの発酵温度は、前記のよう
に、使用菌の生育温度、すなわち約25〜50℃が使用し得
るが、好ましくはL−リジン生産活性の高い35〜45℃で
ある。後記実施例2及び3は実験室スケールにおいて発
酵温度を43℃に制御しつつL−リジンの著量生成・蓄積
を実証している。
に、使用菌の生育温度、すなわち約25〜50℃が使用し得
るが、好ましくはL−リジン生産活性の高い35〜45℃で
ある。後記実施例2及び3は実験室スケールにおいて発
酵温度を43℃に制御しつつL−リジンの著量生成・蓄積
を実証している。
これより商業的スケールでの発酵熱除去のための冷却
負担を試算してみると、例えば容量200klの発酵タンク
を使用してL−リジン発酵を行なった場合、従来公知の
L−リジン生産菌の至適発酵温度例えば30℃を維持する
ための冷却負担は1バッチ当り10千冷凍トン(JRT)で
あったのに対し、本発明のL−リジン生産性変異株を使
用して発酵温度を43℃を超えないようにするための冷却
負担は1バッチ当り1千冷凍トン(JRT)となる。この
ように、本発明によれば冷却負担を9割削減することが
可能となる。
負担を試算してみると、例えば容量200klの発酵タンク
を使用してL−リジン発酵を行なった場合、従来公知の
L−リジン生産菌の至適発酵温度例えば30℃を維持する
ための冷却負担は1バッチ当り10千冷凍トン(JRT)で
あったのに対し、本発明のL−リジン生産性変異株を使
用して発酵温度を43℃を超えないようにするための冷却
負担は1バッチ当り1千冷凍トン(JRT)となる。この
ように、本発明によれば冷却負担を9割削減することが
可能となる。
(実施例) 以下、本発明を実施例により更に説明する。
実施例1(変異株の採取) コリネバクテリウム・サーモアミノゲネスAJ12308を
常法により、N−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソ
グアニジンにて処理(250μg/ml,30℃で30分)した後、
下に示す最少培地に、AECを1.5g/d添加した培地で43
℃で生育したコロニーを採取した。
常法により、N−メチル−N′−ニトロ−N−ニトロソ
グアニジンにて処理(250μg/ml,30℃で30分)した後、
下に示す最少培地に、AECを1.5g/d添加した培地で43
℃で生育したコロニーを採取した。
最少培地組成: グルコース 2.0 g/d 尿 素 0.25 g/d 硫酸アンモニウム 1.0 g/d KH2PO4 0.1 g/d MgSO4・7H2O 0.04 g/d FeSO4・7H2O 1.0 mg/d L−アラニン 50 mg/d ニコチン酸アミド 0.5 mg/d MnSO4・4H2O 1.0 mg/d ビオチン 5.0 μg/d サイアミン塩酸塩 10 μg/d NaCl 5 mg/d pH 7.2 この様にして得られた変異株の内、L−リジン生産能
のすぐれた変異株としてAJ 12521及びAJ 12522を採取
した。
のすぐれた変異株としてAJ 12521及びAJ 12522を採取
した。
又、同様の方法により、コリネバクテリウム・サーモ
アミノゲネスAJ 12309を親株として、AJ 12523及びAJ
12524を採取した。
アミノゲネスAJ 12309を親株として、AJ 12523及びAJ
12524を採取した。
このようにして得られた変異株4株を、あらかじめグ
ルコース・ブイヨン寒天培地上に43℃で生育させ、それ
ぞれ1白金耳づつ、500ml容の振とうフラスコに分注
し、殺菌した下記組成の培地20mlに接種した。
ルコース・ブイヨン寒天培地上に43℃で生育させ、それ
ぞれ1白金耳づつ、500ml容の振とうフラスコに分注
し、殺菌した下記組成の培地20mlに接種した。
培地組成: ビート糖蜜(グルコース換算) 10 g/d 硫酸アンモニウム 5 g/d KH2PO4 0.1 g/d MgSO4・7H2O 40 mg/d ビオチン 50 μg/d 炭酸カルシウム(別殺菌添加) 5 g/d pH 7.0 これらを43℃で72時間培養をおこなったところ第2表
のごとくリジンを蓄積した。
のごとくリジンを蓄積した。
実施例2 下記の組成の水性培地を20ml、500ml容振とうフラス
コ分注し、110℃にて10分間蒸気殺菌した。
コ分注し、110℃にて10分間蒸気殺菌した。
培地組成: グルコース 10 g/d 硫酸アンモニウム 4.5 g/d KH2PO4 0.1 g/d MgSO4・7H2O 0.04 g/d FeSO4・7H2O 1.0 mg/d MnSO4・4H2O 1.0 mg/d ビオチン 5.0 μg/d サイアミン塩酸塩 20 μg/d 大豆タンパク塩酸加水分解液 濃縮物(総窒素7%) 1.5 ml/d 炭酸カルシウム(別殺菌添加) 5 g/d pH 7.0 上記の如く調製したフラスコ中の培地に、あらかじめ
グルコース・ブイヨンスラント上で生育せしめたコリネ
バクテリウム・サーモアミノゲネスAJ 12521を1白金
耳接種し、それらを43℃にて72時間振とう培養した。
グルコース・ブイヨンスラント上で生育せしめたコリネ
バクテリウム・サーモアミノゲネスAJ 12521を1白金
耳接種し、それらを43℃にて72時間振とう培養した。
72時間培養後の培地中のL−リジン生成量を、酸性−
銅ニンヒドリン反応を用いる比色法によって測定した結
果、L−リジンが3.0g/dであった。
銅ニンヒドリン反応を用いる比色法によって測定した結
果、L−リジンが3.0g/dであった。
さらに、同様にして培養したフラスコ50本分の培養終
了液を集め、遠心分離によって、菌体およびカルシウム
塩を除いた上清液約1を強酸性イオン交換樹脂(「ア
ンバーライト」IR−120(OH型))に通過させ、L−リ
ジンを吸着させた。ついで、3%アンモニア水で吸着し
たL−リジンを溶出し、溶出液を減圧濃縮した。濃縮液
に塩酸を添加した後冷却し、L−リジンをL−リジン塩
酸塩2水加物として析出させ、結晶26.5gを得た。
了液を集め、遠心分離によって、菌体およびカルシウム
塩を除いた上清液約1を強酸性イオン交換樹脂(「ア
ンバーライト」IR−120(OH型))に通過させ、L−リ
ジンを吸着させた。ついで、3%アンモニア水で吸着し
たL−リジンを溶出し、溶出液を減圧濃縮した。濃縮液
に塩酸を添加した後冷却し、L−リジンをL−リジン塩
酸塩2水加物として析出させ、結晶26.5gを得た。
実施例3 コリネバクテリウム・サーモアミノゲネスAJ 12523
およびその親株AJ 12309をそれぞれスラント上より1
白金耳かきとり、下記種培養水性培地50mlに接種し、18
時間、43℃にて通気撹拌培養をおこなって種培養液を調
製した。
およびその親株AJ 12309をそれぞれスラント上より1
白金耳かきとり、下記種培養水性培地50mlに接種し、18
時間、43℃にて通気撹拌培養をおこなって種培養液を調
製した。
種培養培地組成: グルコース 1.5 g/d 酢酸アンモニウム 0.3 g/d 尿 素 0.1 g/d KH2PO4 0.1 g/d MgSO4・7H2O 0.04 g/d FeSO4・7H2O 1.0 mg/d MnSO4・4H2O 1.0 mg/d ビオチン 5.0 μg/d サイアミン塩酸塩 20 μg/d 大豆タンパク塩酸加水分解液 濃縮物(総窒素7%) 2.0 ml/d pH 7.5 一方、1容小型ガラス製ジャー・ファーメンターに
下記の組成より成る主発酵水性培地を300ml宛分注し、
常法により殺菌した。
下記の組成より成る主発酵水性培地を300ml宛分注し、
常法により殺菌した。
これらに上記の種培養液をそれぞれ15ml宛接種し、43
℃にて通気撹拌培養を開始した。
℃にて通気撹拌培養を開始した。
主発酵培地組成: グルコース 2.0 g/d 酢酸アンモニウム 0.5 g/d 尿 素 0.2 g/d KH2POz 0.1 g/d MgSO4・7H2O 0.04 g/d FeSO4・7H2O 1.0 mg/d MnSO4・4H2O 1.0 mg/d ビオチン 5.0 μg/ サイアミン塩酸塩 50 μg/ ニコチン酸アミド 1.0 mg/ 大豆タンパク塩酸加水分解液 濃縮物(総窒素7%) 3.0 ml/d pH 7.2 培養液中に、酢酸と酢酸アンモニウムとの混合液(酢
酸:酢酸アンモニウムとの混合液のモル比は1:0.25、混
合液の酢酸濃度は60%)を培地のpHを7.2〜8.0の間に保
持するように添加して43℃で、55時間培養を行った。
酸:酢酸アンモニウムとの混合液のモル比は1:0.25、混
合液の酢酸濃度は60%)を培地のpHを7.2〜8.0の間に保
持するように添加して43℃で、55時間培養を行った。
結果を、第3表に示す。
AJ 12323の発酵終了液300mlから実施例2と同様の方
法により、1.0gのL−リジン塩酸塩2水加物結晶を得
た。
法により、1.0gのL−リジン塩酸塩2水加物結晶を得
た。
実施例4 実施例2で用いた培地と同じ組成の培地20mlを500ml
容振とうフラスコに入れ、110℃で10分間蒸気殺菌し
た。これに、あらかじめグルコース・ブイヨンスラント
上で生育させたコリネバクテリウム・サーモアミノゲネ
スAJ 12524を1白金耳接種し、43℃にて50時間振とう
培養した。
容振とうフラスコに入れ、110℃で10分間蒸気殺菌し
た。これに、あらかじめグルコース・ブイヨンスラント
上で生育させたコリネバクテリウム・サーモアミノゲネ
スAJ 12524を1白金耳接種し、43℃にて50時間振とう
培養した。
この培養液0.2mlをガラス製遠心チューブにとり、冷
生理用食塩水5mlを添加し、撹拌の後、4500rpm,10分の
遠心分離に付し、上清をすてた。
生理用食塩水5mlを添加し、撹拌の後、4500rpm,10分の
遠心分離に付し、上清をすてた。
0.2Mリン酸バッファ(pH 7.5)1.5mlと下記反応液1.
5mlとを加え、撹拌し、菌体をけん濁し、43℃で振とう
反応(120rpm)を2時間行った。
5mlとを加え、撹拌し、菌体をけん濁し、43℃で振とう
反応(120rpm)を2時間行った。
反応液: グルコース 1 g/d (NH4)2SO4 0.4 g/d MgSO4・7H2O 0.04 g/d ビオチン 500 μg/d pH 7.5 その後遠心分離(4500rpm,10分)し、その上澄液のL
−リジン濃度を液体クロマトグラフィーで分析した。そ
の結果、0.2g/dのL−リジンが蓄積していたことがわ
かった。
−リジン濃度を液体クロマトグラフィーで分析した。そ
の結果、0.2g/dのL−リジンが蓄積していたことがわ
かった。
(発明の効果) 本発明により、発酵熱除去のための冷却負担が削減さ
れたしかもアミノ酸を必要としない実用に耐え得るL−
リジンの工業的生産方法が提供された。
れたしかもアミノ酸を必要としない実用に耐え得るL−
リジンの工業的生産方法が提供された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C12R 1:15)
Claims (2)
- 【請求項1】コリネバクテリウム・サーモアミノゲネス
に属し、40℃以上でも生育しうる、かつS−(2−アミ
ノエチル)−L−システインに耐性を有するL−リジン
生産性変異株を培地に培養して培養液中にL−リジンを
生成・蓄積せしめ、これを採取することを特徴とするL
−リジンの発酵的製造法。 - 【請求項2】コリネバクテリウム属に属し、40℃以上で
も生育しうる、かつS−(2−アミノエチル)−L−シ
ステインに耐性を有する下記いずれかのL−リジン生産
性変異株。 コリネバクテリウム・サーモアミノゲネス AJ 12521、FERM P−11409、 コリネバクテリウム・サーモアミノゲネス AJ 12522、FERM P−11410、 コリネバクテリウム・サーモアミノゲネス AJ 12523、FERM P−11411、 コリネバクテリウム・サーモアミノゲネス AJ 12524、FERM P−11412。
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JP2721975B2 (ja) * | 1988-08-01 | 1998-03-04 | 三菱化学株式会社 | L−リジンの製造法 |
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1991
- 1991-04-19 FR FR919104890A patent/FR2661191B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1991-04-22 US US07/688,301 patent/US5250423A/en not_active Expired - Fee Related
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