JP2989383B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JP2989383B2
JP2989383B2 JP4188235A JP18823592A JP2989383B2 JP 2989383 B2 JP2989383 B2 JP 2989383B2 JP 4188235 A JP4188235 A JP 4188235A JP 18823592 A JP18823592 A JP 18823592A JP 2989383 B2 JP2989383 B2 JP 2989383B2
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保 川村
晃一 黒田
要藏 河村
達哉 ▲廣▼田
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱した空気を衣類に当
てて乾燥させる衣類乾燥機に関し、更に詳述すれば、運
転終了後,一時停止後に再スタートの操作がなされない
場合,異常発生時等に自動的に電源をオフして節電を図
るようにした衣類乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衣類乾燥機においては、
たとえば特公昭63-35274号公報に開示されているよう
に、運転が終了した場合、あるいはなんらかの事情で運
転が中断された場合等にはその時点からある時間が経過
した時点で電源を自動的にオフして節電を図るような構
成が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこのような構成
の従来の衣類乾燥機では、電源がオフされるまでの時間
は一定であった。このため、正常に運転が行われて衣類
の乾燥が終了した後にも、途中でユーザが何らかの理由
で運転を一時停止した場合にも、あるいは異常発生によ
り運転が自動的に停止された場合にも同じ時間が経過す
るまで電源が遮断されなかった。しかし、正常に運転が
行われて衣類の乾燥が終了した場合にはなるべく早く電
源を遮断することが節電効果の面からは有利であり、逆
にユーザが運転を一時停止した場合に比較的短い時間で
電源を遮断すると使い勝手が悪くなり、更に異常発生時
には運転が正常に終了するまでの時間より早く電源が遮
断されるとユーザは正常に運転が終了したと勘違いして
異常発生に気付かないかあるいはどのような異常が発生
したかが判らない可能性がある。
【0004】また、電源が自動的遮断される場合には電
源スイッチが機械的にオフされるために比較的大きな音
がするので、正常に運転が行われて衣類の乾燥が終了し
た後以外の場合にはユーザが驚いたり、あるいは故障発
生と勘違いする可能性がある。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、電源が自動的に遮断されるまでの経過時間を異
ならせることにより、正常に運転が終了した場合には節
電効果を高め、ユーザが運転を一時停止したような後に
は使い勝手を良くするような衣類乾燥機の提供を目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る衣類乾燥機
は、電源を開閉するためのスイッチと、このスイッチを
電気的に開放する駆動回路と、運転途中で運転の一時停
止を行う一時停止キーとを有し、正常に運転が行われて
衣類の乾燥が終了した後、及び前記一時停止キーの操作
により運転が途中で一時停止された後に、前記駆動回路
を介して前記スイッチを開放動作させて電源を遮断する
制御手段を備えた衣類乾燥機において、前記制御手段
は、前記一時停止キーの操作により運転が途中で一時停
止されて運転が中断した後に電源が遮断されるまでの時
間を、正常に運転が行われて衣類の乾燥が終了した後に
電源が遮断されるまでの時間に比べて長くすることを特
徴とする。
【0007】
【0008】
【作用】本発明に係る衣類乾燥機では、正常に運転が行
われて衣類が乾燥した後は比較的短い時間で電源が遮断
され、ユーザが運転を一時停止したような後には比較的
長時間経過した後に電源が自動的に遮断される。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0011】図1は本発明に係る衣類乾燥機の縦断面図
である。図中1は箱形のフレームであり、その内部は区
画壁2,3によって前部のドラム室4と後部のファン収
納室5とに、また部のドラム室4と下部の循環ダクト6
とに区分されている。ドラム室4内にはドラム7が、ま
たファン収納室5内には熱交換型の両面ファン8がそれ
ぞれ配設されている。
【0012】ドラム7は中空円筒形であって、その周壁
には多数の通気孔7aが開口されている。ドラム7の前部
壁には衣類等の投入口7bが、また後部壁には集塵用のフ
ィルタ10がそれぞれ設けられている。ドラム7は、その
後部壁を区画壁2とフレーム1の後部壁とに渡して設け
た軸9に、またその前部壁をシリンダカバー7cにてフレ
ーム1の前部壁に支承されている。なお、この軸9には
上述の両面ファン8も支承されている。
【0013】参照符号Mはモータであり、ドラム7,両
面ファン8を駆動する。このモータMは区画壁3上に設
けられており、前方に突き出した出力軸11に設けたプー
リ11a とドラム7の胴部周壁との間にVベルト11b を、
また後方に突き出した出力軸12に設けたプーリ12a と両
面ファン8のプーリ8aとの間にVベルト12b をそれぞれ
巻き掛けてある。従って、モータMの駆動によりドラム
7、両面ファン8がそれぞれ回転駆動されるようになっ
ている。
【0014】ドラム7の投入口7bと対向するフレーム1
の前部壁1fには前記シリンダカバー7cにてドラム7内と
気密状態に連通せしめられた衣類等の挿脱口1aが設けら
れ、ここにはドア13が設けられている。集塵用のフィル
タ10は複数の穴10c を設けてある2枚のフィルタカバー
10a, 10bの間にリントフィルタ10d を挟み込んで構成さ
れている。
【0015】一方、両面ファン8はファン収納室5内を
ドラム7と対向する側と、フレーム1の後部壁1rと対向
する側とに区分する態様で配設されている。ファン収納
室5に面する区画壁2には通気孔2aが、またフレーム1
の後部壁1rには吸気孔1bがそれぞれ開口せしめられてい
る。両面ファン8が回転駆動されると、集塵用のフィル
タ10を通じてドラム7内の空気が吸引されると同時に、
吸気孔1bを通じて外部空気がファン収納室5内に吸引さ
れる。従って、ドラム7内の空気は両面ファン8と区画
壁2との間を、また外部空気は両面ファン8と後部壁1r
との間をいずれも下方に流れる。これにより、ドラム7
内から吸引された高温空気は外部空気によって冷却され
ることとなる。
【0016】ファン収納室5の下部、特に両面ファン8
と区画壁2との間の空間は循環ダクト6に、また両面フ
ァン8と後部壁1rとの間の空間は排気孔1eにそれぞれ連
通せしめられており、ドラム7内からファン収納室5内
に吸引された高温空気は主として循環ダクト6内に送ら
れ、また外部空気は主として排気孔1eから外部に排出さ
れることとなる。
【0017】循環ダクト6はフレーム1の底部壁から前
部壁を経て挿脱口1a下側のシリンダカバー7cの周囲にま
で延長されており、シリンダカバー7cに穿った通気孔7d
に連通している。また、循環ダクト6の内部の通気孔7d
に近い部分にはヒータ15が備えられている。
【0018】ファン収納室5内には感熱素子等で構成さ
れた第1の温度センサ16a が備えられている。この第1
の温度センサ16a はドラム7からファン収納室5へ排出
された空気の温度を測定する。また、循環ダクト6内の
ヒータ15の両側の位置にはそれぞれ感熱素子等で構成さ
れた第2, 第3の温度センサ16b, 16cが備えられてい
る。第2の温度センサ16b は両面ファン8を通過してヒ
ータ15で加熱される直前の空気温度を測定する。第3の
温度センサ16c はヒータ15で再加熱された直後の空気温
度を測定する。
【0019】従って、冷却されて循環ダクト6内に送り
込まれた空気は脱水された後、ヒータ15にて再び所定温
度に加熱され、通気孔7dからドラム7内に給送される。
なお、循環ダクト6の底部には排水口6aが備えられてい
る。
【0020】なお、図1において衣類乾燥機の前面上部
(図上では左側上部) の参照符号20は後述するキーボー
ドであり、この衣類乾燥機の操作に用いられる。
【0021】次に、このように構成された衣類乾燥機の
基本的な動作について説明する。モータMが駆動される
と、ドラム7及び両面ファン8が同時に回転する。両面
ファン8が回転すると、ヒータ15にて加熱された循環ダ
クト6内の空気が通気孔7dを介してドラム7内に熱風と
なって導入され、ドラム7内で衣類との熱交換により高
温多湿の空気となり、集塵用のフィルタ10を介してファ
ン収納室5内に吸入される。
【0022】一方、ファン収納室5には、両面ファン8
の回転によって吸気孔1bを介して外部空気が吸入され、
両面ファン8を冷却すると共に、ドラム7内から吸引さ
れた高温多湿の空気を冷却し、排気孔1eから機外に排気
される。ドラム7内から吸引された空気は冷却によって
空気中の水分が凝縮除去される。除去された水滴は両面
ファン8により振り飛ばされ、循環ダクト6内に送ら
れ、その底部の排水口6aから機外に排水される。水分が
除去された空気は循環ダクト6内を経る過程で、ヒータ
15によって加熱され、再びドラム7内に供給される。
【0023】図2は衣類乾燥機の運転を行うために操作
する各種の操作キーを備えてなるキーボードの平面図で
ある。
【0024】キーボード20は図1の上部左側に示されて
いるように、フレーム1の前部壁1fの上部に取り付けら
れている。キーボード20の下段には、左から右へ、ヒー
タ15の出力の強, 弱のモードの切り換えを行うヒータ切
換キー21, 予め定められた複数の乾燥コース (60分コー
ス, アイロンコース, 標準コース等) の中から希望の乾
燥コースを選択すべく乾燥コースの切り換えを行うコー
ス切換キー22, 運転の開始の指示を行うスタートキー2
3, 一時停止の指示を行う一時停止キー24及び電源スイ
ッチ25がこの順に設けられている。
【0025】キーボード20の上段の、ヒータ切換キー21
の上方にはヒータ切換キー21によって選択されたヒータ
出力の強, 弱の何れかのモードを点灯表示するヒータLE
D 21a が、またコース切換キー22の上方には、このコー
ス切換キー22によって選択された乾燥コースを点灯表示
するコースLED 22a がそれぞれ設けられている。
【0026】また、キーボード20には電子ブザー26、乾
燥の程度を示す乾燥1、乾燥2、乾燥終了までの時間を
示すLED 27a,27b,27c が設けられている。電子ブザー26
は後述するように、この衣類乾燥機の運転中の種々の状
況に応じて鳴動する。
【0027】次に、本発明に係る衣類乾燥機の制御系の
構成について説明する。図3は本発明に係る衣類乾燥機
の制御系の基本的な構成を示すブロック図である。
【0028】図3において、参照符号30は衣類乾燥機の
種々の制御を行うマイクロコンピュータであり、電源回
路31から給電されて動作する。
【0029】マイクロコンピュータ30には、前述のキー
ボード20に備えられている各種操作キーから信号入力を
行う入力キー回路32,温度センサ16a, 16b, 16c を構成
する感熱素子H,感熱素子L,感熱素子P,ドア13の開
閉に応じてオン/オフするドア・スイッチ33, クロック
発振回路34, リセット回路35等からの信号等が入力され
るようになっており、これらの信号に基づいて各種の制
御信号を生成する。マイクロコンピュータ30が生成した
制御信号は、LED 21a, 22a, 27a, 27b, 27c 等を制御す
るLED 点灯回路36, 電子ブザー26を制御するブザー回路
37, モータM,ヒータ15, オート・パワー・オフ回路39
等を駆動する負荷駆動回路38等に与えるようになってい
る。
【0030】図4は、図3に示されている制御系の内の
オート・パワー・オフ回路39及びブザー回路37の具体的
構成を示す回路図である。
【0031】マイクロコンピュータ30のPxポートには電
源スイッチ回路52の駆動回路51が接続されている。この
駆動回路51は、そのベース端子がPxポートに接続された
トランジスタ511 と、このトランジスタ511 のコレクタ
出力により制御されるトライアック512 とで構成されて
いる。
【0032】また、電源スイッチ回路52は商用電源50に
接続されたスイッチ521 と、このスイッチ521 をオン/
オフ制御するコイル522 とで構成されている。これらの
駆動回路51, 電源スイッチ回路52によりオート・パワー
・オフ回路39が構成される。
【0033】従って、マイクロコンピュータ30のPxポー
トが”H”になるとトランジスタ511 が導通状態になっ
てトライアック512 にゲート信号が与えられる。これに
より、トライアック512 がオンしてコイル522 が通電さ
れてスイッチ521 がオフするようになっている。
【0034】ブザー回路37は、マイクロコンピュータ30
のPBポートに接続されており、2個のトランジスタ371,
372とブザー373 とで構成されており、PBポートが”
H”になるとブザー373 が鳴動する。
【0035】このような本発明の衣類乾燥機の動作につ
いて、マイクロコンピュータ30による制御手順を示す図
5乃至図8のフローチャートを参照して以下に説明す
る。
【0036】電源スイッチ25が操作されるとスイッチ52
がオンしてマイクロコンピュータ30に給電が開始され、
まず停止カウンタがゼロクリアされる (ステップS1)。
この状態で、マイクロコンピュータ30はスタートキー23
がオン操作された否かをチェックしている (ステップS
2)。スタートキー23がオン操作されない場合はモータM
及びヒータ15がオフされ (ステップS3)、停止カウンタ
のカウントが開始される (ステップS4)。この停止カウ
ンタのカウンタ値は10分までカウントされる (ステップ
S5)。そして、マイクロコンピュータ30はこのステップ
S2からステップS5のループ処理が10分間継続した場合に
は、図7に示されているステップS71へ処理を進める
(C) 。
【0037】ステップS71では、マイクロコンピュータ
30はPBポートを60秒間にわたって”H”状態にする。こ
れにより、ブザー373 が60秒にわたってビープ音を発す
る。この後、マイクロコンピュータ30はオート・パワー
・オフ(APO) 処理を行う (ステップS72)。このAPO 処理
により、マイクロコンピュータ30のPxポートが”H”状
態になってスイッチ522 がオフされ、処理が終了する。
【0038】一方、ステップS2においてスタートキー23
がオン操作されたことが検出された場合には乾燥制御を
開始すると共に、停止カウンタをゼロクリアする (ステ
ップS6, S7)。この乾燥制御は、前述の如く、モータM
及びヒータ15を駆動してドラム7内の衣類を乾燥させる
制御である。
【0039】この乾燥制御はステップS13において終了
したか否かがチェックされるが、この間に温度センサ16
a, 16b, 16c 、即ち感熱素子H, L, P の検出値がそれぞ
れチェックされる (ステップS8, S9, S10)。本実施例で
は各温度センサ16a, 16b, 16c は感熱素子としてサーミ
スタを使用しているが、これらの各温度センサ16a, 16
b, 16c がそれぞれの設置位置ではありえない値を検出
した場合にマイクロコンピュータ30は異常発生と見做
す。たとえば、温度センサ16a(H)及び16b(L)に関して
は、−30℃以下または 100℃以上を検出した場合には異
常とし、温度センサ16c(p)に関しては 220℃以上を検出
した場合には異常とする。このような各温度センサ16a,
16b, 16c の検出値に異常がある場合はマイクロコンピ
ュータ30はステップS81以降の異常処理へ処理を進める
(B) 。
【0040】ステップS81ではまずモータM及びヒータ
15がオフされた後に異常報知が行われる (ステップS8
2)。この異常報知は、たとえばブザー373 を0.2 秒間隔
で断続的に鳴動させることにより行われる。そして、マ
イクロコンピュータ30は停止カウンタのカウントを開始
すると共に異常表示を行う (ステップS83,S84)。このス
テップS84での異常表示は、たとえばキーボード20上の
適宜のLED を点灯することにより行われ、本実施例では
250分間継続され (ステップS85)、その後前述のステッ
プS71へ処理が進められ、ビープ音の後に電源がオフさ
れる。
【0041】一方、ステップS6からステップS13までの
乾燥制御のループの間に一時停止キー24がオン操作され
た場合 (ステップS11)またはドア13が開かれてそれをド
ア・スイッチ33が検出した場合には前述のステップS2へ
処理が戻される。この状態でスタートキー23が再度オン
操作されないままに前述同様に10分間が経過するとステ
ップS5からステップS71へ処理が進められ、ビープ音の
後に電源がオフされる。
【0042】乾燥制御が終了すると、前述の温度センサ
16c(P)が乾燥制御中に 115℃以上を検出していたか否か
がチェックされる (ステップS14)。これは、温度センサ
16c(P)の検出値が 115℃以上になっていなければヒータ
15がオンしていなかったことを意味しているので、ステ
ップS14で「NO」であれば前述のステップS81以降の異
常報知の処理が行われる。
【0043】ステップS14で「YES 」であれば次にクー
ルダウン制御が行われる (ステップS21)。このクールダ
ウン制御は、乾燥が終了した衣類の温度を下げるため
に、ヒータ15をオフしてモータMのみオンした状態でド
ラム7内に送風する処理である。
【0044】このクールダウン制御においてマイクロコ
ンピュータ30は前述の乾燥制御の場合と同様に、まず停
止カウンタをゼロクリア (ステップS22)した後に、異常
検出(ステップS23)、一時停止キー24のチェック (ステ
ップS24)、ドア13のチェック(ステップS25)をクールダ
ウン制御が終了するまでそれぞれ反復する (ステップS2
6)。
【0045】ステップS21からステップS26までのクー
ルダウン制御のループ中において、たとえば各温度セン
サ16a, 16b, 16c の検出値が異常に高い検出値を示した
ような場合には異常発生と見做されて前述のステップS
81以降の異常処理が行われる。また、クールダウン制御
中に一時停止キー24がオン操作された場合には、モータ
M及びヒータ15が一旦オフされ (ステップS31)、スター
トキー23がオン操作されたか否かがチェックされ (ステ
ップS32)、停止カウンタのカウントが開始される (ステ
ップS33)。この状態で10分がそのまま経過した場合には
ステップS34から前述のステップS71へ処理が進められ
るが、10分経過以前にスタートキー23が再度オン操作さ
れた場合にはステップS31へ処理が戻されてクールダウ
ン制御が再開される。
【0046】クールダウン制御が終了した場合には、温
度センサ16c(P)の検出値が 115℃以下に下がっていたか
否かがチェックされる (ステップS27)。これは、ヒータ
15が正常にオフしていたか否かを調べる処理であり、
「NO」であればステップS81以降の異常処理が行われ、
「YES 」であればモータM及びヒータ15がオフされ (ス
テップS28)、図7に示されているステップS41以降のソ
フトリンクル制御が行われる。
【0047】このソフトリンクル制御は、衣類のしわ付
きを防止する処理であり、クールダウン処理の場合と同
様に、まず停止カウンタがゼロクリアされ (ステップS4
2)、以下異常検出 (ステップS43)、一時停止キー24のチ
ェック (ステップS44)、ドア13のチェック (ステップS4
5)がそれぞれ行われる。
【0048】異常発生の場合にはステップS43からステ
ップS81へ処理が移されて前述同様に異常処理が行わ
れ、一時停止キー24がオン操作された場合にはステップ
S44からステップS61へ処理が進められ、ドア13が開か
れた場合には後述するステップS48へ処理が進められ
る。
【0049】一時停止キー24がオン操作されてステップ
S61へ処理が進められた場合には、停止カウンタがゼロ
クリアされ (ステップS62)、スタートキー23がチェック
される。スタートキー23がオン操作された場合には前述
のステップS41へ処理が戻されるが、スタートキー23が
オンされない場合には停止カウンタのカウントが開始さ
れる (ステップS64)。そして、スタートキー23がオン操
作されないままに10分経過すると、即ち停止カウンタの
カウンタ値が10分に達するとビープ音が出力され (ステ
ップS71)、 APOが出力されて電源がオフされる (ステッ
プS72)。
【0050】やがてソフトリンクル処理が終了するとス
テップS46からステップS47へ処理が進められて終了ブ
ザーが鳴動され、続いて停止カウンタがゼロクリアされ
る (ステップS48)。この後、再度スタートキー23がチェ
ックされる (ステップS49)。これはたとえばステップS2
5, S45等でドア13が一旦開かれたような場合にスタート
キー23のオン操作により運転を再開するためである。
【0051】スタートキー23がオンされなければ停止カ
ウンタがカウンタを開始する (ステップS50)。この状態
でスタートキー23がオン操作されないままに2分経過す
ると、即ち停止カウンタのカウンタ値が2分に達すると
APOが出力されて電源がオフされ (ステップS52)、運転
が終了する。このようにして正常に運転が終了する場合
には、ビープ音は鳴動されない。
【0052】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明の衣類乾燥
機では、正常に運転が行われて衣類が乾燥した後は比較
的短い時間で電源が自動的に遮断されて節電効果が向上
る。また、ユーザが運転を一時停止したような後には
比較的長時間経過した後に電源が自動的に遮断されるの
で、一時停止後に再スタートするまでの時間の余裕が確
保でき、使い勝手が向上する。
【0053】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る衣類乾燥機の縦断面図である。
【図2】本発明に係る衣類乾燥機のキーボードの平面図
である。
【図3】本発明に係る衣類乾燥機の制御系を示すブロッ
ク図である。
【図4】本発明に係る衣類乾燥機の制御系の内のオート
・パワー・オフ回路及びブザー回路の具体的構成を示す
回路図である。
【図5】本発明の衣類乾燥機の動作を説明するための制
御手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の衣類乾燥機の動作を説明するための制
御手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の衣類乾燥機の動作を説明するための制
御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の衣類乾燥機の動作を説明するための制
御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 フレーム 2,3 区画壁 4 ドラム室 5 ファン収納室 6 循環ダクト 7 ドラム 8 両面ファン 20 キーボード 26 電子ブザー 30 マイクロコンピュータ 36 LED点灯回路 37 ブザー回路 39 オート・パワー・オフ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河村 要藏 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 ▲廣▼田 達哉 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−34888(JP,A) 特開 昭54−113568(JP,A) 特開 昭64−2692(JP,A) 特公 昭53−2218(JP,B2) 特公 昭63−35274(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 58/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源を開閉するためのスイッチと、このス
    イッチを電気的に開放する駆動回路と、運転途中で運転
    の一時停止を行う一時停止キーとを有し、正常に運転が
    行われて衣類の乾燥が終了した後、及び前記一時停止キ
    ーの操作により運転が途中で一時停止された後に、前記
    駆動回路を介して前記スイッチを開放動作させて電源を
    遮断する制御手段を備えた衣類乾燥機において、 前記制御手段は、前記一時停止キーの操作により運転が
    途中で一時停止されて運転が中断した後に電源が遮断さ
    れるまでの時間を、正常に運転が行われて衣類の乾燥が
    終了した後に電源が遮断されるまでの時間に比べて長く
    する ことを特徴とする衣類乾燥機。
JP4188235A 1992-07-15 1992-07-15 衣類乾燥機 Expired - Fee Related JP2989383B2 (ja)

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