JP2988199B2 - パワーウィンド駆動装置 - Google Patents

パワーウィンド駆動装置

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JP2988199B2
JP2988199B2 JP5139620A JP13962093A JP2988199B2 JP 2988199 B2 JP2988199 B2 JP 2988199B2 JP 5139620 A JP5139620 A JP 5139620A JP 13962093 A JP13962093 A JP 13962093A JP 2988199 B2 JP2988199 B2 JP 2988199B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転席側に設けたパワ
ーウィンドスイッチ群と、各席に設けた各席用パワーウ
ィンドスイッチとを有し、各席のウィンドガラスを運転
席からも開閉指示するようにしたパワーウィンド駆動装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のパワーウィンド駆動装置では、車
両四隅の各席にそれぞれパワーウィンドスイッチとパワ
ーウィンドモータとを備え、パワーウィンドスイッチを
操作することでパワーウィンドモータを駆動させ、ウィ
ンドガラスを開閉する。このパワーウィンドスイッチは
UP接点とDOWN接点を有しており、UP接点をオン
すると、ウィンドガラスは上に動き、DOWN接点をオ
ンすると、ウィンドガラスは下に動く。また、運転席に
は、全席のウィンドガラスを開閉できるように、全席分
のパワーウィンドスイッチが配設される。したがって、
例えば、助手席のウィンドガラスを開閉する場合、助手
席のパワーウィンドスイッチを操作するか、または、運
転席に設けられた助手席のウィンドガラスを開閉するた
めのパワーウィンドスイッチを操作すればよい。
【0003】一方、パワーウィンドモータを含めた車両
用の多数の端末装置と、これらの端末装置を駆動させる
パワーウィンドスイッチ等の多数の操作部とを、少ない
通信線を介して接続して情報伝送を行なう車両用通信装
置が従来から知られている(例えば、特開平3−139
997号公報参照)。この種の車両用通信装置では、通
信部と論理部を有する親局と、パワーウィンドスイッチ
等の多数の操作部、パワーウィンドモータ等の多数の端
末装置および通信部を有する複数の子局とが、多重伝送
線を介して接続されている。各子局には固有のアドレス
が割り当てられ、親局は一定時間ごとに各子局のアドレ
スを順次多重伝送線に送出して特定の子局と交信を行な
う。ウィンドガラスの開閉を例にこの従来例の動作を説
明すると、各子局は自局のパワーウィンドスイッチの操
作情報を親局に送信する。親局は各子局から送信された
操作情報に基づいて、パワーウィンドモータを駆動させ
るための情報を該当する子局へ送信する。各子局は、親
局から送信された情報に基づいてパワーウィンドモータ
を駆動してウィンドガラスを開閉する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例において
は、いずれかの子局のパワーウィンドスイッチのUP接
点とDOWN接点が同時にオンする溶着等が起こると、
パワーウィンドモータを駆動できなくなる。
【0005】本発明の目的は、パワーウィンドスイッチ
のUP接点とDOWN接点が同時にオンするような場合
でもウィンドガラスを開閉することができるパワーウィ
ンド駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】実施例を示す図1に対応
づけて本発明を説明すると、本発明は、ウィンドガラス
の開閉操作を指示するパワーウィンドスイッチ22〜2
5,32,42,52およびパワーウィンドモータ2
6,33,43,53を駆動制御する駆動制御手段2
7,34,44,54を有する複数の子局2,3,4,
5と、この各子局と情報伝送を行ない、各子局の駆動制
御手段27,34,44,54に対する駆動情報を出力
する親局1とを備えるパワーウィンド駆動装置に適用さ
れる。そして、請求項1の発明によるパワーウィンド駆
動装置にあっては、各子局2,3,4,5のパワーウィ
ンドスイッチ22〜25,32,42,52の状態を認
識し、パワーウィンドスイッチ22〜25,32,4
2,52に異常が起こったことを検出する異常検出手段
と、この異常検出手段によって異常が検出されていると
き、異常が検出されているパワーウィンドスイッチと同
一のウィンドガラスの開閉操作を指示する他のパワーウ
ィンドスイッチの状態により、駆動情報を出力する異常
時駆動情報出力手段とを親局1に設けることによって、
上記目的が達成される。請求項2の発明によるパワーウ
ィンド駆動装置にあっては、各子局のパワーウィンドス
イッチ22〜25,32,42,52の状態を認識し、
パワーウィンドスイッチ22〜25,32,42,52
に異常が起こったことを検出する異常検出手段と、ウィ
ンドガラスを開閉する意思を確認する意思確認手段2
8,35,45,55と、異常検出手段によって異常が
検出され、かつ、意思確認手段28,35,45,55
によってウィンドガラスを開閉する意思が確認されてい
るとき、異常が検出されているパワーウィンドスイッチ
と同一のウィンドガラスの開閉操作を指示する他のパワ
ーウィンドスイッチの状態により、駆動情報を出力する
異常時駆動情報検出手段とを親局1に設けることによっ
て上記目的が達成される。
【0007】
【作用】請求項1の発明によるパワーウィンド駆動装置
では、異常検出手段によってパワーウィンドスイッチの
異常が検出されると、異常時駆動情報検出手段は、異常
が検出されているパワーウィンドスイッチと同一のウィ
ンドガラスの開閉操作を指示する他のパワーウィンドス
イッチの状態に基づいてウィンドガラスの駆動情報を出
力する。請求項2の発明によるパワーウィンド駆動装置
では、異常検出手段によってパワーウィンドスイッチの
異常が検出され、かつ、意思確認手段28,35,4
5,55によってウィンドガラスを開閉する意思が確認
されると、異常時駆動情報検出手段は、異常が検出され
ているパワーウィンドスイッチと同一のウィンドガラス
の開閉操作を指示する他のパワーウィンドスイッチの状
態に基づいてウィンドガラスの駆動情報を出力する。
【0008】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段と作用の項では、本発明を分かり易
くするために実施例の図を用いたが、これにより本発明
が実施例に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の回路図である。図
1において、1は親局であり、複数の子局と通信を行な
う通信部11と、各子局の有する端末装置の制御を行な
う論理部12とからなり、各子局とは多重伝送線Lによ
って接続される。子局2は、親局1との間で通信を行な
うための通信部21と、運転席のウィンドガラスの開閉
を指示するパワーウィンドスイッチ22と、助手席のウ
ィンドガラスの開閉を指示するパワーウィンドスイッチ
23と、右後席のウィンドガラスの開閉を指示するパワ
ーウィンドスイッチ24と、左後席のウィンドガラスの
開閉を指示するパワーウィンドスイッチ25と、運転席
のウィンドガラスを駆動するパワーウィンドモータ26
と、パワーウィンドモータ26の動作を制御する駆動制
御部27とから構成される。子局3は、親局1との間で
通信を行なうための通信部31と、助手席のウィンドガ
ラスの開閉を指示するパワーウィンドスイッチ32と、
助手席のウィンドガラスを駆動するパワーウィンドモー
タ33と、パワーウィンドモータ33の動作を制御する
駆動制御部34とから構成される。子局4は、親局1と
の間で通信を行なうための通信部41と、右後席のウィ
ンドガラスの開閉を指示するパワーウィンドスイッチ4
2と、右後席のウィンドガラスを駆動するパワーウィン
ドモータ43と、パワーウィンドモータ43の動作を制
御する駆動制御部44とから構成される。子局5は、親
局1との間で通信を行なうための通信部51と、左後席
のウィンドガラスの開閉を指示するパワーウィンドスイ
ッチ52と、左後席のウィンドガラスを駆動するパワー
ウィンドモータ53と、パワーウィンドモータ53の動
作を制御する駆動制御部54とから構成される。また、
親局1の論理部12は図示しないCPUを有する。
【0010】図1において、親局1は一定時間ごとに各
子局に順次信号を送り、各子局は親局1から信号が送ら
れると、各子局が有するパワーウィンドスイッチの操作
情報を親局1に送出する。各子局からのパワーウィンド
スイッチの操作情報に基づいて、親局1は各子局に対し
てパワーウィンドスイッチの駆動情報を送出する。親局
1から駆動情報が入力されると、該当する子局はウィン
ドガラスを開閉する。
【0011】例えば子局3のパワーウィンドスイッチ3
2が操作されると、子局32の通信部31はその情報を
多重伝送線Lを通して親局1に送出する。親局1の論理
部12は多重伝送線Lの内容を解析して子局3のパワー
ウィンドスイッチ32が操作されたことを認識すると、
多重伝送線Lを通して子局3に対してウィンドガラスの
駆動情報を出力する。子局3はその情報を受け取ると、
駆動制御部34に信号を送りパワーウィンドモータ33
を駆動させて助手席のウィンドガラスを開閉する。ま
た、パワーウィンドスイッチ32と同一のウィンドガラ
スの開閉を指示する運転席側のパワーウィンドスイッチ
23が操作されても、同様にして助手席のウィンドガラ
スを開閉することができる。
【0012】このように、それぞれのウィンドガラスを
開閉するためには、運転席を除く各席にそれぞれ設けら
れているパワーウィンドスイッチを操作するか、あるい
は、運転席に設けられている各席のパワーウィンドスイ
ッチを操作すればよい。本明細書では、パワーウィンド
スイッチが操作されたときに、そのパワーウィンドスイ
ッチと同一のウィンドガラスを開閉する他方のパワーウ
ィンドスイッチを同部位スイッチと呼び、また、それら
のスイッチは互いに同部位の関係にあるという。
【0013】図2は親局1の論理部12が有するCPU
の動作を示すフローチャートである。CPUはキースイ
ッチがオンされると、図2のフローチャートにしたがっ
て動作する。なお、図2では、運転席にある助手席のウ
ィンドガラスを開閉するためのパワーウィンドスイッチ
23と、そのスイッチと同部位の関係にある助手席に設
けられたパワーウィンドスイッチ32(以下、同部位ス
イッチ32と呼ぶ)を操作する場合のCPUの動作につ
いて説明するが、他のパワーウィンドスイッチが操作さ
れた場合でも、CPUは同様の動作を行なう。ステップ
S1では、パワーウィンドスイッチ23のUP接点とD
OWN接点のうち、いずれか一方の接点だけがオンか否
かを検出する。いずれか一方の接点だけがオンであれば
ステップS2に進み、助手席の駆動制御部34に対して
パワーウィンドモータ33の駆動を指示してステップS
1に戻る。ステップS1において、接点のいずれもがオ
フまたはオンであればステップS3に進み、助手席にあ
る同部位スイッチ32のUP接点とDOWN接点のう
ち、いずれか一方の接点だけがオンか否かを検出する。
いずれか一方の接点だけがオンであればステップS4に
進み、パワーウィンドモータ33の駆動を指示してステ
ップS3に戻る。ステップS3において、接点のいずれ
もがオフまたはオンであればステップS5に進み、パワ
ーウィンドモータ33の停止を指示してステップS1に
戻る。ここで、接点のいずれもがオンのときにもステッ
プS1に戻るようにするのは、接点が瞬間的に溶着し、
すぐに正常に戻ることがあるためである。
【0014】このように、親局1の論理部12のCPU
は、運転席にある助手席のウィンドガラスを開閉操作す
るパワーウィンドスイッチ23のUP接点とDOWN接
点が双方ともオンか否かを常に検出し、双方ともオンで
あれば助手席にある同部位スイッチ32の状態によって
パワーウィンドモータ33を駆動するようにしたため、
パワーウィンドスイッチ23が溶着等によってその接点
が双方ともオンになっても、ウィンドガラスを開閉で
き、融通性のあるパワーウィンド駆動装置が提供でき
る。なお、図2のフローチャートでは、CPUは運転席
のパワーウィンドスイッチ23の状態を検出した後で、
そのスイッチと同部位の関係にある助手席に設けられた
パワーウィンドスイッチ32の状態を検出するようにし
ているが、逆に、助手席のパワーウィンドスイッチ32
の状態から先に検出するようにしてもよい。
【0015】−第2の実施例− 第1の実施例では、パワーウィンドスイッチのUP接点
とDOWN接点が双方ともオンの場合、同部位の関係に
あるパワーウィンドスイッチの状態によってパワーウィ
ンドを駆動させる。それに対し、以下に説明する第2の
実施例では、パワーウィンドスイッチの接点が双方とも
オンの場合には、ドアが開かれていることを条件に、同
部位の関係にあるパワーウィンドスイッチの状態によっ
てパワーウィンドを駆動させるものである。
【0016】第2の実施例の構成は図1に示す第1の実
施例と同様であるが、各子局の通信部は、各子局ごとに
設けられたドアスイッチ28,35,45,55の状態
を多重伝送線Lを介して親局に送信する。すなわち、子
局2は運転席のドアスイッチ28の状態を、子局3は助
手席のドアスイッチ35の状態を、子局4は右後席のド
アスイッチ45の状態を、子局5は左後席のドアスイッ
チ55の状態を、それぞれの通信部から多重伝送線Lを
介して親局1に送信する。
【0017】図3は第2の実施例における親局1の論理
部12が有するCPUの動作を示すフローチャートであ
る。CPUはキースイッチがオンされると、図3のフロ
ーチャートにしたがって動作する。図3のフローチャー
トでは、図2と同様に、助手席のウィンドガラスを開閉
する場合について説明する。また、図3において、同部
位ドアスイッチとは、操作されたパワーウィンドスイッ
チ23または32に対応するウィンドガラスがある席の
ドアスイッチ、すなわち、図3では助手席のドアスイッ
チをいう。
【0018】ステップS11では、パワーウィンドスイ
ッチ23のUP接点とDOWN接点のうち、いずれか一
方の接点だけがオンか否かを検出する。いずれか一方の
接点だけがオンであればステップS12に進み、そうで
なければステップS13に進む。ステップS12では、
駆動制御部34に対してパワーウィンドモータ33の駆
動を指示してステップS11に戻る。ステップS13で
は、UP接点とDOWN接点のいずれの接点もオンか否
かを検出する。いずれの接点もオンであれば、ステップ
S14に進み、同部位ドアスイッチがオンか否か、すな
わち、助手席のドアが開かれたか否かを検出する。同部
位ドアスイッチがオフ、すなわち、助手席のドアが閉じ
られていればステップS15に進み、パワーウィンドモ
ータ33の停止を指示してステップS11に戻る。ステ
ップS14において、同部位ドアスイッチがオンであれ
ばステップS16に進み、助手席にある同部位スイッチ
32のUP接点とDOWN接点のうち、いずれか一方の
接点だけがオンか否かを検出する。いずれか一方の接点
だけがオンであればステップS17に進み、パワーウィ
ンドモータ26の駆動を指示してステップS16に戻
る。ステップS16において、接点のいずれもがオフま
たはオンであればステップS15に戻る。
【0019】このように、第2の実施例では、助手席の
ウィンドガラスの開閉操作を指示するパワーウィンドス
イッチ23のUP接点とDOWN接点がともにオンであ
れば、同部位ドアスイッチの状態を検出し、ドアが開か
れたことが検出されれば、助手席にある同部位スイッチ
32の状態によってウィンドを開閉するようにしたた
め、パワーウィンド駆動装置の異常時に、ウィンドガラ
スが乗員の意図しない動作をすることを防ぐことができ
る。
【0020】上記第2の実施例では、パワーウィンドス
イッチ23のUP接点とDOWN接点がともにオンの場
合に、ドアの開閉を検出した後で同部位スイッチ32の
状態を検出するようにしたが、同部位スイッチ32の状
態を検出した後でドアの開閉を検出するようにしてもよ
い。また、第1の実施例と同様に、まず助手席にあるパ
ワーウィンドスイッチ32の状態を検出後に、ドアスイ
ッチの状態と運転席にある同部位の関係にあるパワーウ
ィンドスイッチ23の状態とを検出するようにしてもよ
い。
【0021】さらに、上記第2の実施例では、パワーウ
ィンドスイッチの双方の接点がともにオンのときに、同
部位のドアスイッチの状態を検出するようにしたが、乗
員の意思が確認できるものであればドアスイッチに限ら
れず、例えば、シートスイッチやシートベルトの状態検
出等の他、ドアスイッチがオンで、かつ、車速が一定範
囲内、というような各種の条件を組合わせて検出するよ
うにしてもよい。
【0022】なお、上記第1,2の実施例において、運
転席にある各席のパワーウィンドスイッチの接点が双方
ともオンのときに、運転席以外の各席にある同部位スイ
ッチの状態によってパワーウィンドモータを駆動する場
合、パワーウィンドモータの駆動に一定の制限を加えて
もよい。すなわち、このような場合、ウィンドガラスの
UP操作は一回に限り、DOWN操作だけ無制限に有効
にするとか、アラームを鳴らしながらウィンドガラスを
開閉させる等してもよい。
【0023】このように構成した実施例にあっては、駆
動制御部27,34,44,54が駆動制御手段に、ド
アスイッチ28,35,45,55が意思確認手段にそ
れぞれ対応する。また、異常検出手段と異常時駆動情報
検出手段は、図2のフローチャートにおいて、それぞれ
ステップS1とステップS3に対応する。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、パワーウィンドスイッチに異常が起きたとき、そ
の異常が起きたスイッチと同一のウィンドガラスの開閉
操作を指示する他のパワーウィンドスイッチによってウ
ィンドガラスを開閉するようにしたため、一方のパワー
ウィンドスイッチに異常が起きてもウィンドガラスを開
閉でき、融通性のあるパワーウィンド駆動装置を提供で
きる。また、請求項2に記載の発明によれば、パワーウ
ィンドを開閉しようとする乗員の意思が確認されると、
他のパワーウィンドスイッチによってウィンドガラスの
開閉を許容するようにしたため、ウィンドガラスが乗員
の意思と無関係に開閉するおそれがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパワーウィンド駆動装置の一実施
例の回路図である。
【図2】図1のパワーウィンド駆動装置における親局の
論理部のCPUの動作を示すフローチャートである。
【図3】図1の変形例のパワーウィンド駆動装置におけ
る親局の論理部のCPUの動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 親局 2,3,4,5 子局 21,31,41,51 通信部 22〜25,32,42,52 パワーウィンドスイッ
チ 26,33,43,53 パワーウィンドモータ 27,34,44,54 駆動制御部 28,35,45,55 ドアスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04Q 9/00 - 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドガラスの開閉操作を指示するパ
    ワーウィンドスイッチおよびパワーウィンドモータを駆
    動制御する駆動制御手段を有する複数の子局と、 この各子局と情報伝送を行ない、各子局の前記駆動制御
    手段に対する駆動情報を出力する親局とを備えるパワー
    ウィンド駆動装置において、 前記親局は、各子局のパワーウィンドスイッチの状態を
    認識し、パワーウィンドスイッチに異常が起こったこと
    を検出する異常検出手段と、 この異常検出手段によって異常が検出されているとき、
    異常が検出されているパワーウィンドスイッチと同一の
    ウィンドガラスの開閉操作を指示する他のパワーウィン
    ドスイッチの状態により、前記駆動情報を出力する異常
    時駆動情報出力手段とを有することを特徴とするパワー
    ウィンド駆動装置。
  2. 【請求項2】 ウィンドガラスの開閉操作を指示するパ
    ワーウィンドスイッチおよびパワーウィンドモータを駆
    動させる制御を行なう駆動制御手段を有する複数の子局
    と、 この各子局と情報伝送を行ない、各子局の前記駆動制御
    手段に対する駆動情報を出力する親局とを備えるパワー
    ウィンド駆動装置において、 前記親局は、各子局のパワーウィンドスイッチの状態を
    認識し、パワーウィンドスイッチに異常が起こったこと
    を検出する異常検出手段と、 ウィンドガラスを開閉する意思を確認する意思確認手段
    と、 異常検出手段によって異常が検出され、かつ、意思確認
    手段によってウィンドガラスを開閉する意思が確認され
    ているとき、異常が検出されているパワーウィンドスイ
    ッチと同一のウィンドガラスの開閉操作を指示する他の
    パワーウィンドスイッチの状態により、前記駆動情報を
    出力する異常時駆動情報検出手段とを有することを特徴
    とするパワーウィンド駆動装置。
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