JP2986456B2 - 輪転機の印刷装置における平滑ローラー - Google Patents

輪転機の印刷装置における平滑ローラー

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JP2986456B2 JP10214658A JP21465898A JP2986456B2 JP 2986456 B2 JP2986456 B2 JP 2986456B2 JP 10214658 A JP10214658 A JP 10214658A JP 21465898 A JP21465898 A JP 21465898A JP 2986456 B2 JP2986456 B2 JP 2986456B2
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    • B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
    • B41F31/00—Inking arrangements or devices

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転印刷機の印刷
装置に設けられた平滑ローラーに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】独国特許第4424913号公開公報から、乾
燥オフセット印刷用版胴にインキを着けるための短縮イ
ンキング装置が周知となっている。該短縮インキング装
置は、インキ移しローラーおよびインキ着けローラーを
有している。前記インキ移しローラーはアニロックスロ
ーラーとして構成されている。該アニロックスローラー
の円周面に設けられた凹みと凹みの間には、シリコーン
オイルなどの分離剤に対して高度な親和性を有するブリ
ッジが設けられている。このため、前記インキ移しロー
ラーの硬質セラミック素材にシリコーンオイルが浸透さ
れるか、シリコーンゴムまたはフルオロシリコーンゴム
が前記硬質セラミック素材の中に沈積されている。前記
凹みには、親インキ性で前記分離剤をはじくコーティン
グが内張りされている。前記インキ移しローラーの構成
により、分離剤と混合されたインキが使用された場合で
もインキを移す際の困難性が防止されなければならな
い。
【０００３】独国特許第4424920号公開公報からも、無
水平版印刷用印刷版のインキ着けのための短縮インキン
グ装置が周知となっている。前記特許公開公報記載のイ
ンキング装置の場合、分離剤を含有する印刷インキがア
ニロックスローラーから二つのインキ着けローラーを介
して版胴に塗布される。前記二つのインキ着けローラー
のうち一つは親インキ性を有し、もう一つは分離剤に対
して親和性を有するように形成されている。前記分離剤
に対する高度な親和性はシリコーンオイルを有するコー
ティング、例えばシリコーンゴム、あるいはフルオロシ
リコーンゴムによって達成される。
【０００４】乾燥オフセット印刷のために特に好適であ
るために印刷インキが分離剤を含有しなければならなか
ったり、湿し剤を用いて印刷が行われたりすることに関
わらず、特に短縮インキング装置においては、高度な印
刷品質を達成するためにできるだけ平滑なインキ膜を形
成しなければならない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、版胴
の印刷面に均一な厚さのインキ膜が形成されるように輪
転印刷機のインキング装置を改良することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本課題は、請求項１また
は２に記載の平滑ローラーにより解決される。
【０００７】さらなる好適な構成は、下位請求項に記載
してある。
【０００８】平滑ローラーを相応に形成することにより
印刷インキが該平滑ローラーに移ることを防げれば、特
に好適である。このことはすなわち、インキ膜が前記版
胴と前記平滑ローラーとの間、あるいは前記インキ着け
ローラーと前記平滑ローラーとの間の加圧領域において
前記インキ膜が単に圧搾されるだけで平滑ローラーにイ
ンク戻りを生じない結果をもたらす。前記平滑ローラー
の表面を相応に平滑に形成することにより、前記インキ
膜は明らかに均一な構造、すなわちより大きな平滑性を
有する。
【０００９】前記平滑ローラーが前記インキ移しローラ
ーあるいは前記版胴との摩擦を介して駆動されるのでは
なく、独自の駆動装置を有していればさらなる改良とな
る。これにより前記平滑ローラーと前記インキ移しロー
ラーあるいは前記版胴との間の回転条件が改善され、そ
れによって前記インキ膜に付加的な平滑化効果が及ぼさ
れる。前記平滑ローラーのインキをはじく効果は該平滑
ローラーに使用される印刷インキに適合させたコーティ
ングを設けることにより得られる。無水オフセット印刷
の場合、このコーティングは印刷版の印刷されない領域
に設けられているようなシリコーンコーティングでもよ
い。
【００１０】前記インキをはじく効果は、インキング装
置の駆動中に、前記平滑ローラーを良好に湿し、それに
よって該平滑ローラーにインキが着けられるのを防止す
る液体が該平滑ローラーに着けられることによっても達
成あるいは補助される。ウェットオフセット印刷の場合
は、平滑ローラーを湿すために湿し剤と同様に構成され
た液体、または湿し剤そのものが用いられる。乾燥オフ
セット印刷の場合は、無水オフセット印刷用インキに混
入されるのと同様のシリコーンオイル、またはシリコー
ンオイル代替物質が用いられる。
【００１１】乾燥オフセット印刷の場合に前記平滑ロー
ラーがインキをはじく性質を有することは、さらに、前
記印刷インキから前記シリコーンオイル分を受け取り、
それによって前記平滑ローラー上に膜を形成することに
も利用される。該平滑ローラーの膜によって、インキ着
けローラーまたは版胴に均一にインキ膜が形成される一
方、前記平滑ローラーが前記インキ着けローラーに当接
されている場合には、前記インキ膜に含まれるシリコー
ンオイル分が均一に分配される。シリコーンオイルの超
過分は前記平滑ローラーに供給され、前記インキ着けロ
ーラーの他の領域に再分配されるのである。同じことは
前記シリコーンオイル代替物質についても、あるいは前
記印刷インキに前もって湿し剤が混入されている場合に
も当てはまる。
【００１２】前記平滑ローラーは前記インキ着けローラ
ーあるいは前記版胴の軸に対して平行に設けられるが、
斜めに設けることもできる。斜めに設けることにより、
印刷インキ層はさらなる摩擦を受ける。
【００１３】さらなる有利点は、その他の下位請求項に
記載してある。
【００１４】請求項１７によれば、本発明は平滑ローラ
ーを備えた短縮インキング装置に関するものである。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態をさらに詳しく説明する。図面に示すのは以下
の通りである。
【００１６】図１は、インキ着けローラーに斜めに当接
された平滑ローラー；図２は、中央が細くされ、インキ
着けローラーに斜めに当接された平滑ローラー；図３
は、湾曲させて、インキ着けローラーに当接された平滑
ローラー；図４は、分離剤によって充填された容器に浸
された平滑ローラー；図５は、水元ローラーを介して分
離剤が供給される平滑ローラー；図６は、水元ローラ
ー、移しローラーを介して分離剤が供給される平滑ロー
ラー；図７は、フェルトまたはブロックを介して分離剤
が供給される平滑ローラー；図８は、版胴に当接された
平滑ローラーである。
【００１７】印刷機のインキング装置、例えばオフセッ
ト印刷機あるいは直接印刷用印刷機の短縮インキング装
置にインキ着けローラー１（図１）が設けられている。
該インキ着けローラー１には、その軸に対して斜めにラ
イディングローラーとして形成された平滑ローラー２が
当接されている。凹面状の湾曲、すなわち前記平滑ロー
ラー２の直径をその中心に向かって狭窄する（極度に強
調した図２を参照）ことによって、あるいは前記平滑ロ
ーラーをその長手軸に関して弾性的にたわませる（同様
に極度に強調した図３を参照）ことによって、あるいは
これら二つの手段を組み合わせることによって、前記平
滑ローラー２および前記インキ着けローラー１がそれら
の長さ全体にわたって同じ幅の接触面３を有することが
可能になる。該接触面３は前記平滑ローラー２が硬いあ
るいは柔らかい素材から成るのに対して、前記インキ着
けローラー１はゴムまたは発泡樹脂などの、柔らかく弾
性的な素材から成る。別の実施形態では、前記平滑ロー
ラー２が前記インキ着けローラー１の長手軸４に対して
平行に該インキ着けローラーの円周面に当接されてい
る。前記平滑ローラー２を必ずしも斜めに当接する必要
はないが、前記平滑ローラー２が斜めに当接されると好
適であることが分かっている。前記二つのローラー、す
なわち前記インキ着けローラー１および前記平滑ローラ
ー２の少なくとも一つの表面が弾性的な素材から形成さ
れていることによって、図１に示されるように前記平滑
ローラー２が湾曲しておらず、中心が細くなっていない
場合でも、前記平滑ローラー２が前記インキ着けローラ
ー１の長手軸４に対してほんのわずかな角度だけ斜めに
設けられている限り、前記二つのローラーの間では最も
外側の領域においても確実に接触が行われる。
【００１８】前記平滑ローラー２は独自のモータなどに
よる独自の駆動装置を有しているか、歯車結合を介して
別の胴に駆動されるか、前記インキ着けローラー１また
は版胴１０（図１）に当接されている限りは、これらと
の摩擦によって駆動される。前記平滑ローラー２が前記
版胴１０上を回転すると、前記平滑ローラーは前記版胴
１０のインキ／シリコーン層からシリコーンオイル分、
特にシリコーンオイル過剰分を供給し、該シリコーンオ
イルを均一化し、分配する。
【００１９】インキ膜の平滑化を向上させるためには、
前記平滑ローラー２と前記インキ着けローラー１または
版胴１０との間にすべりがあると有利である。強制的に
駆動が行われる場合、前記すべりは前記平滑ローラー２
の周速に対して前記インキ着けローラー１または版胴１
０の周速を異なるように設定することによって達成され
る。摩擦駆動の場合は、前記平滑ローラー２にブレーキ
装置が設けられ、該ブレーキ装置によって所望のすべり
が得られる。このようにすべりを調整することにより、
前記インキ層を均一にこすり付け、平滑化することがで
きる。
【００２０】前記平滑ローラー２は前記インキ着けロー
ラー１に当接されている限り、ライディングローラーと
して形成され、その他のインキ移しローラーに接触しな
い。
【００２１】前記平滑ローラー２は前記版胴に当接され
ている限り、前記版胴の回転方向において前記インキ着
けローラーの後方に設けられている。この場合も前記平
滑ローラーはライディングローラーとして形成される。
【００２２】前記平滑ローラーの円周面はインキをはじ
く素材から成るのが好適である。乾燥オフセット印刷の
場合、前記円周面は分離剤に対して高度な親和性を有す
る素材から成る。このような素材は、例えばシリコーン
ゴムまたはフルオロシリコーンゴムなどである。前記平
滑ローラー２の表面に対しては、乾燥オフセット印刷用
印刷板の非印刷領域をコーティングするのと同一の素材
を使用することもできる。このような表面コーティング
に対して選択的あるいは付加的に、前記平滑ローラー２
の円周面に分離剤を供給することも可能である。該分離
剤はシリコーンオイル、または前記無水オフセット印刷
用印刷インキに混入されるようなシリコーンオイル代替
物質である。前記分離剤は前記平滑ローラー２の表面を
良好に湿し、そのようにして前記平滑ローラーにインキ
が移るのを防止する。インキをはじく前記平滑ローラー
２は該平滑ローラー上に膜を形成する印刷インキから分
離剤分を供給し、それによって前記インキ着けローラー
１に特に均一なインキ膜を形成させる一方、前記インキ
着けローラー１に設けられたインキ膜における分離剤分
を均一に分配する。
【００２３】前記平滑ローラー２を湿し剤を必要とする
印刷工程において用いる場合でも、前記平滑ローラー２
は同様にインキをはじく効果を有さなければならない。
すなわち、撥油性でなければならない。さらに、湿し剤
が前記平滑ローラー２の円周面に供給され、該円周面の
インキをはじく効果が補助される。
【００２４】この場合も前記湿し剤またはインキをはじ
く効果を有する類似の物質を供給することによって初め
て前記インキをはじく効果が達成されれば事足りる。
【００２５】容器５（図４から図７）から前記分離剤ま
たは前記湿し剤が前記平滑ローラー２に供給される。
【００２６】図４に示す実施形態では、前記平滑ローラ
ー２が前記分離剤または前記湿し剤で充填された容器５
に浸されている。前記平滑ローラー２に当接されたなら
しローラー６によって、前記平滑ローラーの円周面上に
形成された前記分離剤または前記湿し剤から成る膜が均
一化される。前記ならしローラー６は、例えば弾性的な
素材から成る柔らかな円周面を有している。前記平滑ロ
ーラー２が柔らかな円周面を有する限り、前記ならしロ
ーラーの円周面は堅い素材から成るものでもよい。前記
平滑ローラー２の円周面を被覆する層の柔軟性は、該層
が前記版胴に当接されているか、前記インキ着けローラ
ーに当接されているかによって決まる。前記平滑ローラ
ー２が前記版胴に当接されている場合、前記平滑ローラ
ーはゴムや弾性樹脂などの弾性的な素材から成る円周面
を有さなければならない。しかし前記平滑ローラーが前
記インキ着けローラーに当接されている場合は、前記平
滑ローラーの円周面は堅いゴムや堅い樹脂などの堅い素
材から形成することができる。同じことは前記ならしロ
ーラー６についても当てはまる。ローラーの堅い円周面
同士が互いに回転しながら動くことだけは常に回避しな
ければならない。
【００２７】図５に示す実施形態では、前記分離剤また
は湿し剤が前記容器５から該容器に浸っている移しロー
ラー７を介して前記平滑ローラー２に移送される。この
場合もならしローラー６を設けることができるが、必ず
しも必要ではない。
【００２８】さらに別の実施形態（図６）では、前記水
元ローラー７と平滑ローラー２とのの間にもう一つの移
しローラー８が設けられている。この場合もならしロー
ラー６を設けることができるが、該ならしローラーは前
記水元ローラー７に当接されるのが好適である。前記移
しローラーは変更ローラーとして構成することもでき
る。水元ローラー７の代わりにダクトローラーを設ける
こともできるが、該ダクトローラーにはドクターが当接
され、その結果、前記水元ローラー７はインキング装置
のインキケース内で回転するインキ出しローラーのよう
に構成される。
【００２９】さらなる実施形態（図７）においては、容
器５の分離剤に浸されたフェルトまたはスポンジ素材か
ら成るブロック９が前記分離剤または前記湿し剤を十分
に吸収し、それらを前記平滑ローラー２の円周面に供給
する。
【００３０】図８に示される通り、平滑ローラー２は前
記版胴１０自体に当接されている。前記平滑ローラー２
は前記版胴１０の回転方向に対して前記インキ着けロー
ラー１の後方に設けられている。
【００３１】ウェットオフセット印刷の場合、前記平滑
ローラー２に湿し剤を供給するための容器５を湿し装置
の湿し剤の循環系に接続することも可能である。その場
合、例えば充填水準センサーによって、常に規定量の湿
し剤が前記容器５内にあるかどうか監視される。
【００３２】図６のように移しローラー８を一つだけ設
けずに、複数の移しローラーを設けることもできる。そ
の場合、一つまたは複数が変更ローラーとして形成され
る。
【００３３】前記平滑ローラー２は直接印刷のための印
刷装置において使用することもできる。インキ着けロー
ラー１または版胴１０には複数の平滑ローラー２を当接
することができる。
【００３４】前記平滑ローラー２が湿し剤を用いる印刷
工程において用いられる場合は、前記平滑ローラー２の
表面を湿すための湿し剤を次のような方法で供給するこ
ともできる。すなわち、前記平滑ローラー２を前記イン
キ着けローラー１の円周面に接触させている印刷インキ
を前もって乳化させるという該印刷インキに湿し剤を前
もって含有させる方法である。
【００３５】本発明により輪転印刷機の印刷装置のため
の平滑ローラーが提供される。該平滑ローラーは版胴１
０に、該版胴１０の回転方向に対してインキ着けローラ
ーの後方において当接されているか、前記インキ着けロ
ーラー１自体に当接されている。前記平滑ローラー２は
前記版胴またはインキ着けローラー１に設けられたイン
キ膜を平滑化するのに用いられる。前記平滑ローラー２
の円周面はインキをはじく効果を有している。前記イン
キをはじく効果はインキをはじく物質、すなわち分離剤
または湿し剤を前記平滑ローラー２の円周面に供給する
か、前記平滑ローラー２がインキをはじく素材から成る
円周面を有することによって得られる。これら二つの手
段を互いに結合させて設けることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の一実施の形態を示す概略斜視図であ
る。
【図２】 本発明の他の実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
【図３】 本発明の別の実施の形態を示す概略斜視図で
ある。
【図４】 分離剤によって充填された容器に浸された平
滑ローラーを示す概略側面図である。
【図５】 水元ローラーを介して分離剤が供給される平
滑ローラーを示す概略側面図である。
【図６】 水元ローラー、移しローラーを介して分離剤
が供給される平滑ローラーを示す概略側面図である。
【図７】 フェルトまたはブロックを介して分離剤が供
給される平滑ローラーを示す概略斜視図である。
【図８】 版胴に当接された平滑ローラーを示す概略斜
視図である。
【符号の説明】
１ インキ着けローラー ２ 平滑ローラー ５ 容器 ６ ならしローラー ７ 水元ローラー ８ 移しローラー ９ ブロック １０ 版胴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベルンハルト・フェラー ドイツ・Ｄ−86316・フリートベルク・ アム・フラダーラハ・10 (56)参考文献 特開 平１−105741（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−197750（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B41F 31/14 B41F 31/26

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 輪転印刷機の印刷装置における版胴（１
    ０）に、該版胴（１０）の回転方向に対してインキ着け
    ローラー（１）の後方において当接され、前記版胴（１
    ０）上のインキ膜を平滑化するための平滑ローラーであ
    って、 該平滑ローラー（２）の円周面はインキをはじく効果を
    有し、 前記インキをはじく効果はインキをはじく液体によって
    前記平滑ローラー（２）が湿されることに基づいてお
    り、 前記平滑ローラー（２）の円周面が前記インキをはじく
    液体と接触していることを特徴とする平滑ローラー。
  2. 【請求項２】 湿し装置とは独立したインキ装置のイン
    キ着けローラー（１）に当接され、版胴（１０）上のイ
    ンキ膜を平滑化するための平滑ローラー（２）であっ
    て、 前記平滑ローラー（２）の円周面がインキをはじく効果
    を有することを特徴とする平滑ローラー。
  3. 【請求項３】 前記平滑ローラー（２）の円周面がイン
    キをはじく素材から成ることを特徴とする請求項２記載
    の平滑ローラー（２）。
  4. 【請求項４】 前記インキをはじく素材がシリコーンゴ
    ムまたはフルオロシリコーンゴムであることを特徴とす
    る請求項２記載の平滑ローラー（２）。
  5. 【請求項５】 前記平滑ローラー（２）がインキをはじ
    く液体、すなわち分離剤、特にシリコーンオイルまたは
    シリコーンオイル代替物質によって湿され、前記平滑ロ
    ーラー（２）の円周面が前記インキをはじく液体と接触
    し、該インキをはじく液体が特に印刷インキに混入され
    ていることを特徴とする請求項１から４のいずれか一つ
    に記載の平滑ローラー（２）。
  6. 【請求項６】 前記インキをはじく液体が、前記印刷機
    の前記インキ着けローラー（１）または湿し装置を介し
    て前記平滑ローラー（２）の円周面に供給されることを
    特徴とする請求項５記載の平滑ローラー（２）。
  7. 【請求項７】 前記インキをはじく液体によって充填さ
    れた容器（５）が設けられ、該容器に前記平滑ローラー
    （２）が浸され、前記平滑ローラー（２）にならしロー
    ラー（６）が当接されていることを特徴とする請求項５
    記載の平滑ローラー（２）。
  8. 【請求項８】 前記インキをはじく液体によって充填さ
    れた容器（５）が設けられ、該容器に水元ローラー
    （７）が浸され、該水元ローラーが前記分離剤を前記平
    滑ローラー（２）に移すことを特徴とする請求項５記載
    の平滑ローラー（２）。
  9. 【請求項９】 前記インキをはじく液体が、前記水元ロ
    ーラー（７）から少なくとも一つの移しローラー（８）
    を介して前記平滑ローラー（２）に塗布されることを特
    徴とする請求項８に記載の平滑ローラー（２）。
  10. 【請求項１０】 前記少なくとも一つの移しローラー
    （８）が変更ローラーとして形成されていることを特徴
    とする請求項９に記載の平滑ローラー（２）。
  11. 【請求項１１】 前記水元ローラー（７）あるいは前記
    移しローラー（８）のうちの一つにならしローラー
    （６）が当接されていることを特徴とする請求項８から
    １０のいずれか一つに記載の平滑ローラー（２）。
  12. 【請求項１２】 前記平滑ローラー（２）がフェルトま
    たはスポンジ素材から成るブロック（９）に当接し、か
    つ、前記インキをはじく液体が該ブロックを介して前記
    容器（５）から前記平滑ローラー（２）に移されること
    を特徴とする請求項１から５のいずれか一つに記載の平
    滑ローラー（２）。
  13. 【請求項１３】 前記インキをはじく液体が湿し剤であ
    って、該湿し剤が前記平滑ローラー（２）の湿し剤の循
    環系を介して供給可能であることを特徴とする請求項１
    あるいは２に記載の平滑ローラー（２）。
  14. 【請求項１４】 前記平滑ローラー（２）が強制的駆動
    装置を有しているか、摩擦により前記版胴（１０）また
    は前記インキ着けローラー（１）を介して駆動可能であ
    り、前記平滑ローラーが前記版胴（１０）あるいは前記
    インキ着けローラー（１）に対して特に滑りを有してい
    ることを特徴とする請求項１から１３のいずれか一つに
    記載の平滑ローラー（２）。
  15. 【請求項１５】 摩擦によって駆動される前記平滑ロー
    ラー（２）の前記すべりがブレーキ装置によって作られ
    ることを特徴とする請求項１４記載の平滑ローラー
    （２）。
  16. 【請求項１６】 前記平滑ローラー（２）が前記版胴
    （１０）あるいは前記インキ着けローラー（１）の軸に
    対して平行にまたはそれらに対して斜めに配設され、前
    記平滑ローラー（２）が斜めに配設されている場合は、
    前記平滑ローラーは好適に湾曲されているか中央が細く
    なっていることを特徴とする請求項１から１５のいずれ
    か一つに記載の平滑ローラー（２）。
  17. 【請求項１７】 印刷インキを供給するためのアニロッ
    クスローラーと、該アニロックスローラーと協働するド
    クター装置と、印刷インキを版胴（１０）に塗布するた
    めのインキ着けローラー（１）と、を備えた短縮インキ
    ング装置であって、前記インキ着けローラー（１）また
    は前記版胴（１０）に請求項１から１６のうちの一つに
    記載の平滑ローラー（２）が設けられていることを特徴
    とする短縮インキング装置。
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