JP2985149B2 - 梱包物用自動集積装置 - Google Patents

梱包物用自動集積装置

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JP2985149B2
JP2985149B2 JP6179639A JP17963994A JP2985149B2 JP 2985149 B2 JP2985149 B2 JP 2985149B2 JP 6179639 A JP6179639 A JP 6179639A JP 17963994 A JP17963994 A JP 17963994A JP 2985149 B2 JP2985149 B2 JP 2985149B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、結束した雑誌などの梱
包物を台車に所定段数だけ積載する梱包物用自動集積装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、雑誌を出荷する場合、或いは返
品された雑誌を仕分けした後、処理業者へ引き渡す場
合、まず、雑誌を所定冊数ごとに包装した後、結束し
て、台車に積込む。なお、この雑誌類を自動的に仕分
し、その後、包装梱包する装置は、例えば特公平5−7
1450号公報に開示されている。
【0003】この先行技術によれば、一つの取扱い店か
ら複数種類の雑誌が返品された場合でも、バーコードな
どを読取り、自動的に仕分して送り出されるため、仕分
の手間が省け作業効率がよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、梱包された
雑誌は、台車に所定段数だけ集積して搬出されるもので
あるが、従来、この台車に載置する作業は人為的手段に
より行なわれていた。
【0005】しかし、所定冊数ごとに梱包された雑誌類
は比較的重量があり、台車へ移す作業には大変な労力を
必要としていた。特に、積載高さの高い位置に載置する
には、この梱包された雑誌を一旦持ち上げなければなら
ず、作業性が悪かった。
【0006】その対策として、梱包された雑誌類をロボ
ットを用いて持ち上げて上記台車に積込むものが案出さ
れているが、ロボットは移送動作が遅く、梱包物の搬送
速度に追い付かないために、高速化に対応できないばか
りか、ロボットは高価であり、設備費の高騰を招き、し
かも精密機械であるため、構造が複雑で保守点検が大変
であるなどの問題がある。
【0007】そこで、本発明は、簡単な構造で、取扱い
性が良いばかりでなく、比較的安価で、包装梱包装置の
本来備えられている処理速度に対応した速度で梱包物を
集積することのできる梱包物用自動集積装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による梱包物用自動集積装置は、梱包物を搬
送する第1アキュームコンベヤと、この第1アキューム
コンベヤに連続する第2アキュームコンベヤと、上記両
アキュームコンベヤの間に介装して、上記梱包の上記
第2アキュームコンベヤへの送出し個数を調整する可動
ストッパと、この第2アキュームコンベヤの送出し側に
配設して上記梱包物を掛止する固定ストッパと、この第
2アキュームコンベヤの一側で、しかもこの第2アキュ
ームコンベヤの載置面の延長上に延出する水平ガイド部
と、上記第2アキュームコンベヤの側縁部から下方へ延
出された退避ガイド部とを有し、全体としてL字状をな
す一対の平行なガイドレールと、このガイドレールに両
端を支持され、上記水平ガイド部と上記退避ガイド部と
の間で移動可能に取付けられたフリーローラ群と、この
フリーローラ群を上記水平ガイド部と上記退避ガイド部
との間で移動させる駆動手段と、上記ガイドレールの上
記水平ガイド部の下方に配置され、上記梱包物を集積す
る台車を昇降させて上記梱包物の積載面を上記水平ガイ
ド部の下方に臨ませる昇降装置と、上記第2アキューム
コンベヤに移送された上記梱包物を上記ガイドレールの
水平ガイド部の方向へ押圧するプッシャとを備え 上記
台車は、上面と前面の二面が開放され、上記ガイドレー
ルの水平ガイド部が、上記台車の前方から遊挿自在に構
成されていることを特徴とする。本発明の好ましい態様
においては、上記一対のガイドレールは、上記フリーロ
ーラが適合する幅で平行に配設された一対の断面コ字状
のローラ載置部材と、このローラ載置部材との間に上記
フリーローラの両端を挟み、上記フリーローラの角部に
当接する断面L字状の一対のローラ規制部材と、上記ロ
ーラ載置部材の内部に配設された複数のプーリとを有し
ており、ループ状のワイヤが、上記フリーローラどうし
の両端を連結すると共に、上記ローラ載置部材の内部の
複数のプーリに挟持されて張設されている。本発明の更
に好ましい態様においては、前記台車の底部には、積載
時の梱包物の荷崩れを防止するために、前方が高く、奥
へ行くに従って次第に低くなるように形成された敷板が
敷設されている。
【0009】
【作用】上記構成において、まず、上面と前面の二面が
開放された空の台車を動かして、台車の前方からガイド
レールの水平ガイド部を遊挿させ、台車を上記水平ガイ
ド部の下方の昇降装置上に配置しておく。梱包物が第1
アキュームコンベヤに載置されて移送された後、第2ア
キュームコンベヤに受け渡される。この第2アキューム
コンベヤへの送出し個数を計測し、所定個数に達した
ら、上記第1アキュームコンベヤと第2アキュームコン
ベヤとの間に可動ストッパを臨ませて、上記第2アキュ
ームコンベヤへの梱包物の送り出しを規制する。
【0010】このとき、フリーローラ群は、ガイドレー
ルの水平ガイド部に移動している。そして、上記第2ア
キュームコンベヤに、設定個数の梱包が固定ストッパ
に掛止された状態で配列されると、この各梱包物の背面
がプッシャで押圧される。すると、各梱包物が上記第2
アキュームコンベヤの一側へ押圧され、この第2アキュ
ームコンベヤの一側に配置されたガイドレールの水平ガ
イド部のフリーローラ群上に載置される。
【0011】その後、上記プッシャ及び可動ストッパを
待機位置へ戻すと、次の梱包物が上記第2アキュームコ
ンベヤに送出され、上述と同様の手順でこの梱包物を上
記プッシャにより上記水平ガイド部の方向へ押圧する。
すると、前回の梱包物が今回の梱包物により押圧され、
この両梱包物が上記水平ガイド部に載置される。
【0012】そして、この送出しを繰り返して、上記水
平ガイド部に所定数の梱包物が載置されたら、水平ガイ
ド部のフリーローラ群を駆動手段により退避ガイド部へ
移動させる。すると、上記梱包物の底面から上記フリー
ローラ群が引き抜かれ、この梱包物は、昇降装置の動作
によって、その積載面を上記水平ガイド部の下方に臨ま
されていた台車上に落下して積載される。このような操
作を繰り返して、台車上に所定個数の梱包物が段積みさ
れたら、昇降装置によって台車を最下方に降ろし、台車
の前方開放部からガイドレールの水平ガイド部を引き抜
くようにして、梱包物を積載した台車を運び出し、次の
空の台車をガイドレールの水平ガイド部の下方に配置さ
せて、再び梱包物の積み込み操作を開始する。 このよう
に、水平ガイド部上に移動された梱包物を台車上に直接
積み上げるようにしたので、所定箇所に搬送された梱包
物を人手等により持ち上げて台車に積み込む必要がなく
なり、労力が軽減されると共に作業性が向上する。ま
た、台車への積載手段としてロボット等を用いた場合に
比べて、設備費が比較的安価ですみ、しかも包装梱包装
置の本来持っている処理速度に対応した速度で梱包物を
集積することができる。 また、ガイドレールの水平ガイ
ド部が、上記台車の前方から遊挿できるようにしたの
で、雑誌等の梱包物の移動手段として汎用されている台
車を、床面をころがしながら水平ガイド部の下方に容易
に導入及び搬出することができ、台車交換時の作業性が
向上すると共に、装置全体をコンパクトにすることがで
きる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1〜11には、本発明の第1実施例が示されて
いる。まず、システム全体の概略構成について説明すれ
ば、図2、3に示すように、Aは所定に積み重ねられた
雑誌の束を載置して待機させる送出しテーブル、Bはこ
の雑誌の束をビニールなどで包装する包装装置で、この
包装装置Bには入り口側に搬入コンベヤ1Bが連設さ
れ、出口側に搬出コンベヤ2Bが連設されている。又、
Cはこの包装された雑誌の束を結束して梱包物1とする
結束部、Dはこの梱包物1の送り量を調整するアキュー
ム部、Eはこの梱包物1を荷出しする荷出し部、Fは搬
出された梱包物1を集積する集積部である。
【0014】上記アキューム部Dは、第1アキュームロ
ーラコンベヤ11と第2アキュームローラコンベヤ12
とを備えている。図6に示すように、この両アキューム
ローラコンベヤ11,12は、所定間隔置きに配設した
複数のフリクションローラ11a,12aを軸支する支
持軸11b,12bがフレーム11c,12cに支承さ
れている。又、この支持軸11b,12bの一端に軸着
されたスプロケット11d,12dにチェーン11e,
12eが係合されている。更に、このチェーン11e,
12eが駆動スプロケット11f,12fを介して図示
しないモータに連設されている。なお、この第2アキュ
ームローラコンベヤ12は上記第1アキュームローラコ
ンベヤ11よりも早い速度で回転するように設定されて
いる。
【0015】又、上記第2アキュームローラコンベヤ1
2の搬出側に、上記梱包物1を掛止する固定ストッパ1
3aが配設されている。一方、上記両アキュームローラ
コンベヤ11,12の間に、可動ストッパ13bが臨ま
されている。可動ストッパ13bは、上記第2アキュー
ムローラコンベヤ12へ移送される上記梱包物1の個数
を計数センサ14(図4参照)で検出し、所定個数(図
においては4個)に達したら動作させて、上記梱包物1
を第1アキュームローラコンベヤ11の送出端で待機さ
せる。
【0016】更に、上記荷出し部Eは、所定間隔ごとに
配設された複数のプッシャ15で構成され、この各プッ
シャ15の、上記第2アキュームローラコンベヤ12の
フリクションローラ12aの間から突出された押圧爪1
5aが、上記第2アキュームローラコンベヤ12の下方
に配設したロッドレスシリンダ15bに設けたピストン
ヨーク15cに固設されている。
【0017】このロッドレスシリンダ15bは、上記ピ
ストンヨーク15cをガイドバーに沿ってスライドさせ
て往復動作させるもので、このピストンヨーク15c
は、通常は図1に示すような待機位置にあり、この状態
から同図の左方向へスライドすることで上記押圧爪15
aが上記第2アキュームローラコンベヤ12に載置する
梱包物1を同方向へ押圧する。
【0018】この押圧爪15aによる上記梱包物1の押
圧方向に、上記集積部Fが配設されている。この集積部
Fには、昇降装置16とガイド部材17とが設けられて
いる。この昇降装置16は、台車18を持ち上げて、上
記梱包物1の積載位置を設定するもので、この高さは上
記台車18の背面方向に配設する高さセンサ19(図1
参照)で検出する。上記台車18は、パイプを用いて格
子状に形成した周知のカゴティーナ等であり、上面と前
面の二面が開放されている。また、この台車18の底部
には、敷板18aが敷設されている。図1に示すよう
に、この敷板18aは、積載時の梱包物1の荷崩れを防
止するために、前方が高く、奥へ行くに従って次第に低
くように形成されている。
【0019】一方、上記ガイド部材17は、上記台車1
8に対して前方から相対的に遊挿自在にされており、こ
のガイド部材17の幅方向の両端には、ガイドレール1
7aが配設されている。このガイドレール17aは、水
平ガイド部17bと退避ガイド部17cとを有してお
り、退避ガイド部17cが上記第2アキュームローラコ
ンベヤ12の端面方向から下方へ延出されている。又、
図10に示すように、このガイドレール17aが断面コ
字状のローラ載置部材17dと断面L字状のローラ規制
部材17eとで構成されており、このローラ載置部材1
7dとローラ規制部材17eとの間にフリーローラ17
fの両端が支持されている。
【0020】又、図9に示すように、上記フリーローラ
17fを枢支する支持軸17gの両端がワイヤ17hを
介して連結されている。さらに、このワイヤ17hは上
記ローラ載置部材17dの内側に挿通され、内部に設け
たプーリ17iに挟持されて、ループ状に連結されてい
る。又、このワイヤ17hの一方が駆動手段の一例であ
るモータ17jに連設されている。さらに、他方のワイ
ヤ17hを支持するプーリ17kが上記一方のワイヤ1
7hを支持するプーリ17mに図示しない伝達手段を介
して連設されている。
【0021】更に、上記第2アキュームローラコンベヤ
12と上記ガイド部材17との間の上方に、上記フリー
ローラ17dを退避位置方向へ引き抜く際に上記梱包物
1が同方向へ移動するのを防止する押圧板17nが配設
されている。
【0022】次に、上記構成による実施例の作用につい
て説明する。所定冊数に束ねた雑誌類を、図2、3の送
出しテーブルAに載置して、包装装置Bに連設する搬入
コンベヤ1Bに順次送出す。そして、搬入コンベヤ1B
にて上記包装装置Bに送られた上記雑誌類は、ここでビ
ニール等で包装され、搬出コンベヤ2Bから送出され、
次の結束部Cで結束されて梱包物1となる。
【0023】そして、所定に結束された上記梱包物1
は、第1アキュームローラコンベヤ11に送られ、この
第1アキュームローラコンベヤ11を介して次の第2ア
キュームローラコンベヤ12へ送られる。この第2アキ
ュームローラコンベヤ12は、上記第1アキュームロー
ラコンベヤ11よりも早い速度で回転しているため、例
えば、第1アキュームローラコンベヤ11で互いに近接
して移送されている梱包物1であっても、この第2アキ
ュームローラコンベヤ12に移行したときに分離され
る。
【0024】そして、第2アキュームローラコンベヤ1
2に移送される上記梱包物1は図4の計数センサ14に
よってカウントされ、所定数(図の実施例では4個)の
通過を確認したとき、上記第1アキュームローラコンベ
ヤ11と第2アキュームローラコンベヤ12との間に介
装した可動ストッパ13bを突出させ、図4、5に示す
ように、後続の梱包物1を上記第1アキュームローラコ
ンベヤ11の端部で待機させる。このとき、この第1ア
キュームローラコンベヤ11のフリクションローラ11
aと支持軸11bとが相対回転するため、待機している
梱包物1に負担がかかることはない。
【0025】一方、上記第2アキュームローラコンベヤ
12に移送された上記梱包物1は、この第2アキューム
ローラコンベヤ12の移送端側に設けた固定ストッパ1
3aに掛止され、他の梱包物1が順次当接される。そし
て、各梱包物1が所定に配設されたとき、あるいは、上
記可動ストッパ13bが突出動作してから所定時間経過
したとき、プッシャ15のロッドレスシリンダ15bに
設けたピストンヨーク15cを、図1の待機位置から図
の左側へスライドさせる。すると、上記梱包物1の背面
が押圧され、個の梱包物1は上記第2アキュームローラ
コンベヤ12のフリクションローラ11aに沿う方向へ
押圧され、隣接するガイド部材17のフリーローラ17
f上に移送される。
【0026】次いで、上記ピストンヨーク15cを再び
待機位置へ戻し、又、上記可動ストッパ13bを後退さ
せて、新たな梱包物1を上述と同様の手順で上記第2ア
キュームローラコンベヤ12へ移送する。
【0027】そして、再び上記ピストンヨーク15cを
動作させて、二列目の梱包物1を上記ガイド部材17の
フリーローラ17f上に移送させる。すると、最初の一
列目の上記梱包物1は二列目の梱包物1によって押され
て、奥の方へ移動する。
【0028】この動作を、台車18の容量に応じて繰返
す。なお、この列方向の送り個数は上記ピストンヨーク
15cの往復動作をカウントすることで計数している。
【0029】そして、所定列数(図の実施例では3列)
の送りが完了したら、押圧板17nを上方から斜めに下
ろして、最後の列の梱包物1の背面を押圧支持する(図
7参照)。
【0030】次いで、モータ17jを回転させて上記ガ
イド部材17の上記フリーローラ17fを待避位置に移
動させる。すなわち、このモータ17jを図7の時計回
り方向へ回転させると、ワイヤ17を介して各フリーロ
ーラ17fが引かれ、このフリーローラ17fは、ガイ
ドレール17aに沿って、図8に示すように、待避ガイ
ド部17c側へ移動される。
【0031】すると、上記フリーローラ17fに載置さ
れている上記梱包物1が一列目から順に落される。この
梱包物1の落下方向には、昇降装置16によって持上げ
られた台車18が臨まされており、この台車18に積載
される。
【0032】そして、全ての列が上記台車18に落下す
ると、上記昇降装置16が台車18を下げ、次の段に新
たな梱包物1を落下させる。なお、この昇降位置は、台
車18の背面方向に対設する高さセンサ19が上記梱包
物1の上面が上記ガイド部材17の下方の所定位置にあ
ることを検出して制御している。
【0033】次いで、上記モータ17jを逆転させて、
上記ガイド部材17を初期位置に復帰させる。そして、
上述の動作を繰返し、上記台車18に梱包物1が所定段
数(図の実施例では4段)載置されたら、この台車18
を下ろし、次の台車18を持上げる。
【0034】このように、台車18を昇降させて、梱包
物1の落下位置に臨ませ、しかもガイド部材17に梱包
物1を一旦載置した後に、落下させるようにしたので、
荷崩れなく集積することができるばかりでなく、包装装
置Bの本来備えられている処理速度に対応した速度で梱
包物1を集積させることができる。
【0035】なお、上記台車18の底部には敷板18a
が敷設されており、集積された梱包物1は奥の方へ傾倒
されているため、この台車18を押して移動する際に、
荷崩れが生じることがなく、取扱性が良い。又、上記ワ
イヤ17hはチェーンであってもよい。
【0036】さらに、上記ガイド部材17は、図12に
示すように、エアーシリンダなどのアクチュエータ17
pによって進退動作させるようにしてもよい。
【0037】又、上記ロッドレスシリンダ15bのピス
トンヨーク15cに連設する押圧爪15aを図8、ある
いは図12に示すように押圧した状態で最終列の梱包物
1の背面を支持できるように設定されていれば、上記押
圧板17nは不要になる。
【0038】なお、本発明は上記実施例に限るものでは
なく、対象とする梱包物は雑誌に限らず、菓子箱など他
の梱包物に適用することもできる。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば
包物をプッシャにより所定個数ずつアキュームコンベ
ヤの一側に配設したガイドレールの水平ガイド部に移動
させ、水平ガイド部に予め配置されたフリーローラ群上
に移送し、このフリーローラ群上に一旦載置させた後、
このフリーローラ群退避ガイド部に移動させて引き抜
くことによりこの水平ガイド部の下方に臨まされてい
る台車に上記梱包物を載置するようにしたので、梱包物
を持上げることなく、スライドさせるだけで、荷崩れす
ることなく台車に集積することができる。従って、包装
梱包装置の本来備えられている処理速度に対応した速度
で梱包物を集積することができるため、作業効率が良く
なる。また、簡単な構造であるため、取扱性が良く、し
かも安価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】梱包物用自動集積装置の要部側面図である。
【図2】梱包物用自動集積装置のシステム全体の平面図
である。
【図3】梱包物用自動集積装置のシステム全体の正面図
である。
【図4】梱包物用自動集積装置の要部平面図である。
【図5】梱包物用自動集積装置の要部正面図である。
【図6】図5のVI−VI断面図である。
【図7】ガイド部材上に梱包物を移送した状態の図1に
相当する側面図である。
【図8】ガイド部材を引いた状態の図1に相当する断面
図である。
【図9】図7のIX部拡大図である。
【図10】図9のX−X断面図である。
【図11】図10のXI−XI断面図である。
【図12】他の態様による図8に相当する断面図であ
る。
【符号の説明】
1 梱包物 11 第1アキュームローラコンベヤ 12 第2アキュームローラコンベヤ 13a 固定ストッパ 13b 可動ストッパ 15 プッシャ 16 昇降装置 17 ガイド部材 17j,17p 駆動手段 18 台車
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−17166(JP,A) 特開 平1−139426(JP,A) 特開 昭61−206728(JP,A) 特開 平1−308331(JP,A) 特開 平1−110427(JP,A) 特開 昭61−60527(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 57/03

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包物(1)を搬送する第1アキューム
    コンベヤ(11)と、 この第1アキュームコンベヤ(11)に連続する第2ア
    キュームコンベヤ(12)と、 上記両アキュームコンベヤ(11、12)の間に介装し
    て、上記梱包物(1)の上記第2アキュームコンベヤ
    (12)への送出し個数を調整する可動ストッパ(13
    b)と、 この第2アキュームコンベヤ(12)の送出し側に配設
    して上記梱包物(1)を掛止する固定ストッパ(13
    a)と、 この第2アキュームコンベヤ(12)の一側で、しかも
    この第2アキュームコンベヤ(12)の載置面の延長上
    に延出する水平ガイド部(17b)と、上記第2アキュ
    ームコンベヤ(12)の側縁部から下方へ延出された退
    避ガイド部(17c)とを有し、全体としてL字状をな
    す一対の平行なガイドレール(17a)と、 このガイドレール(17a)に両端を支持され、上記水
    平ガイド部(17b)と上記退避ガイド部(17c)と
    の間で移動可能に取付けられたフリーローラ(17f)
    群と、 このフリーローラ(17f)群を上記水平ガイド部(1
    7b)と上記退避ガイド部(17c)との間で移動させ
    る駆動手段(17j、17p)と、 上記ガイドレール(17a)の上記水平ガイド部(17
    b)の下方に配置され、上記梱包物(1)を集積する台
    車(18)を昇降させて上記梱包物(1)の積載面を上
    記水平ガイド部(17b)の下方に臨ませる昇降装置
    (16)と、 上記第2アキュームコンベヤ(12)に移送された上記
    梱包物(1)を上記ガイドレール(17a)の水平ガイ
    ド部(17b)の方向へ押圧するプッシャ(15)とを
    備え、 上記台車(18)は、上面と前面の二面が開放され、上
    記ガイドレール(17a)の水平ガイド部(17b)
    が、上記台車(18)の前方から遊挿自在に構成されて
    いることを特徴とする梱包物用自動集積装置。
  2. 【請求項2】 上記一対のガイドレール(17a)は、
    上記フリーローラ(17f)が適合する幅で平行に配設
    された一対の断面コ字状のローラ載置部材(17d)
    と、このローラ載置部材(17d)との間に上記フリー
    ローラ(17f)の両端を挟み、上記フリーローラ(1
    7f)の角部に当接する断面L字状の一対のローラ規制
    部材(17e)と、上記ローラ載置部材(17d)の内
    部に配設された複数のプーリ(17i)とを有してお
    り、ループ状のワイヤ(17h)が、上記フリーローラ
    (17f)どうしの両端を連結すると共に、上記ローラ
    載置部材(17d)の内部の複数のプーリ(17i)に
    挟持されて張設されている請求項1記載の梱包物用自動
    集積装置。
  3. 【請求項3】 前記台車(18)の底部には、積載時の
    梱包物(1)の荷崩れを防止するために、前方が高く、
    奥へ行くに従って次第に低くなるように形成された敷板
    (18a)が敷設されている請求項1又は2記載の梱包
    物用自動集積装置。
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