JP2985099B2 - 発光制御装置 - Google Patents

発光制御装置

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JP2985099B2 JP2284209A JP28420990A JP2985099B2 JP 2985099 B2 JP2985099 B2 JP 2985099B2 JP 2284209 A JP2284209 A JP 2284209A JP 28420990 A JP28420990 A JP 28420990A JP 2985099 B2 JP2985099 B2 JP 2985099B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、本発光に先立って既知の発光量で閃光手
段を予備発光させる予備発光手段を備えた発光制御装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来、ストロボ撮影を制御する技術として、特開昭56
−89728号公報に示されているように、本発光に先立っ
て予備発光を行ない、その予備発光による被写体からの
反射光量を測定し、その測定結果からストロボ撮影時の
本発光量を補正するというものがあった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら従来の技術では、被写体の反射率が小さ
い場合や、被写体が遠くにある場合、被写体からの反射
光量が少なく、正確な測光ができなかった。
また、被写体の反射率が大きい場合や、被写体が近く
にある場合、被写体からの反射光量が充分過ぎることが
あり、エネルギーのロスとなる。
さらに、従来の技術では、被写体の反射率が一様で、
かつ、反射率が標準的なものでなければ、正確に測定す
ることができなかった。例えば、撮影画面内に鏡がある
場合、予備発光による反射光量が多すぎて測定できない
場合がある。
また、このような装置においては、被写体までの距離
を測定しなければならず、自動焦点装置を持ったカメラ
システムでなければ使用できないという欠点もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解決するために提案された
もので、第1発明(請求項1に係る発明)は、本発光に
先だって閃光手段を予備発光させる予備発光手段と、被
写界の複数に分割された領域からの反射光を測光してこ
れらの領域毎の測光出力を出力する分割測光手段と、こ
の分割測光手段からの測光出力の少なくとも1つが所定
値以上でない場合、予備発光を繰り返させる予備発光繰
返手段とを設けたものである。
第2発明(請求項2に係る発明)は、第1発明におい
て、予め定められた回数を超えて予備発光を繰り返され
ないようにしたものである。
第3発明(請求項2に係る発明)は、第1発明の構成
に加え、予備発光繰返手段により繰り返される予備発光
時の光量と分割測光手段からの測光出力とに基づいて本
発光の調光制御を行う本発光制御手段を設けたものであ
る。
〔作用〕
したがって、第1発明によれば、分割測光手段からの
測光出力の全てが所定値以上となるまで、予備発光が繰
り返される。
また、第2発明によれば、分割測定手段からの測光出
力の全てが所定値以上とならなくても、所定回数に達す
れば、予備発光の繰り返しは強制的に中断される。
また、第3発明によれば、繰り返される予備発光時の
光量と分割測光手段からの測光出力とに基づいて本発光
の調光制御が行われる。
〔実施例〕
以下、本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明に係る発光制御装置の適用されたカメ
ラシステムにおけるカメラのブロック回路構成図であ
る。
入力装置KEYは、レリーズスイッチ等のカメラのスイ
ッチ状態を読み取り、マイクロコンピュータCPUに伝え
る。
CPUは、入力装置KEYより伝えられるスイッチの状態に
よって、定常光測光,ストロボ光測光,レリーズ駆動等
を行なう。定常光測光を行なう場合、CPUは、定常光測
光回路AEに、公知のマルチ測光、スポット測光などの測
光モードを伝え、測光結果を定常光測光回路AEより受け
取り、不図示の表示装置に表示する。ストロボ光測光の
場合、CPUは、後述する各測光回路I〜Vのゲインに相
当する数値をデジタル−アナログ変換器D/A1〜D/A5に送
り、測光結果をアナログ−デジタル変換器A/D1〜A/D5よ
り受け取る。また、モードがストロボ撮影モードの場
合、CPUは、予備発光端子PRを「H」,「L」制御し、
後述するストロボ装置に予備発光開始信号を出力する。
レリーズ駆動を行なう場合、CPUは、カメラ制御装置CON
Tにレリーズ駆動を命令する。また、CPUには不図示のス
トロボ検知装置が接続されており、ストロボが接続され
ているか否か、ストロボの電源が投入されているか否
か、ストロボの発光準備が完了しているか否かを検知し
て、シャッター秒時や測光モードを変化させる。
定常光測光回路AEは、CPUより伝えられた測光モード
で定常光を測光し、測光結果をCPUに伝えるとともに測
光結果からシャッター速度を算出し、カメラ制御装置CO
NTに送る。
カメラ制御装置CONTは、CPUからのレリーズ命令によ
り、ミラーアップ、先幕走行、後幕走行等のレリーズ動
作を行なう。この時のシャッター速度は、定常光測光回
路AEより送られたもので制御されるが、ストロボ撮影の
場合には、CPUからの指令により、ストロボ同調秒時以
下に制御する。また、ストロボ撮影時には、シャッター
幕全開とともにX接点(図示せず)を閉成し、X端子に
発光開始信号を出力する。さらに、カメラ制御装置CONT
は、上記X接点の開閉に応じてトランジスタTR6をON、O
FF制御し、積分コンデンサーC1の充放電を制御する。
デジタル−アナログ変換器D/A1、D/A2、D/A3、D/A4、
D/A5は、CPUから受け取った数値をアナログ電圧に変換
して、ストロボ測光回路I〜Vに出力する。
アナログ−デジタル変換器A/D0、A/D1、A/D2、A/D3、
A/D4、A/D5は、ストロボ測光回路I〜Vの出力を読み取
り、デジタル数値に変換してCPUに出力する。また、測
光開始前には、接続されている積分コンデンサC1,C10〜
C14を放電する。
本実施例におけるカメラは、基準電源Eg1、受光素子P
D1、ダイオードD1、演算増幅器AMP1、2つの出力トラン
ジスタTR1、TR11からなる測光回路Iと、基準電源Eg2、
受光素子PD2、ダイオードD3、演算増幅器AMP2、2つの
出力トランジスタTR2、TR12からなる測光回路IIと、基
準電源Eg3、受光素子PD3、ダイオードD5、演算増幅器AM
P3、2つの出力トランジスタTR3、TR13からなる測光回
路IIIと、基準電源Eg4、受光素子PD4、ダイオードD7、
演算増幅器AMP4、2つの出力トランジスタTR4、TR14か
らなる測光回路IVと、基準電源Eg5、受光素子PD5、ダイ
オードD9、演算増幅器AMP5、2つの出力トランジスタTR
5、TR15からなる測光回路Vとの5つのストロボ測光回
路を持つ。これら測光回路I〜Vは、受光素子PDが光電
変換した電流を対数圧縮、対数伸張し、2つの出力トラ
ンジスタTRによって2つの測光出力を出すものである
が、その動作については公知であるので、説明は省略す
る。
積分コンデンサC1は、5つの測光回路の一方の出力に
接続されており、各測光回路の出力の和を積分する。
積分コンデンサC10〜C14は、それぞれ測光回路I〜V
のもう一方の出力に接続されており、測光回路I〜Vの
出力を積分する。
コンパレータCOMは、積分コンデンサC1の充電電圧
が、予め定められた適正光量に相当する電圧Eに達する
と、出力を「L」にして、発光停止信号をSTOP端子に出
力する。
受光素子PD1、PD2、PD3、PD4、PD5は、第2図に示さ
れる撮影画面の範囲を分割して測光するよう配置されて
おり、PD1は撮影画面中央部分、PD2は撮影画面左上部
分、PD3は撮影画面左下部分、PD4は撮影画右上部分、PD
5は撮影画面右下部分を測光している。
第3図はストロボ装置であり、X′端子、PR′端子、
STOP′端子の各端子は、カメラのX端子、PR端子、STOP
端子に接続される。SW100は電源スイッチであり、SW100
の閉成により、回路に電源E100が投入される。
昇圧回路DC/DCは電源電圧を昇圧し、メインコンデン
サCMを充電するとともに、抵抗R101,トリガートランス
Tの1次巻線を介してトリガーコンデンサC100を充電す
る。昇圧回路DC/DCの出力には抵抗R100を介してツェナ
ーダイオードD100、トランジスタTR101も接続されてお
り、トランジスタTR101のエミッタにはツェナーダイオ
ードD100のツェナー電圧が印可されている。
トランジスタTR101のコレクタには抵抗R102を介して
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタIGBTのベースが接
続されており、トランジスタTR101の「ON」により、バ
イポーラトランジスタIGBTが「ON」する。
バイポーラトランジスタIGBTのベースには、そのエミ
ッタが接地されているトランジスタTR100のコレクタも
接続されており、トランジスタTR100の「ON」によりバ
イポーラトランジスタIBGTは「OFF」する。バイポーラ
トランジスタIGBTのコレクタはダイオードD101を介して
キセノン管Xe、及びトリガートランスTの1次巻線に接
続されている。バイポーラトランジスタIGBTのエミッタ
は接地されており、このため、バイポーラトランジスタ
IGBTが「ON」するとメインコンデンサCMとキセノン管Xe
との間で閉ループが形成される。また、トリガーコンデ
ンサC100を、トリガートランスTの1次巻線を介して、
急速に放電する。
トリガートランスTは、トリガーコンデンサC100の急
速放電により、2次巻線に高電圧を発生し、キセノン管
Xeにトリガーをかける。
基準電源E101、受光素子D104、ダイオードD103、演算
増幅器AMP100、出力トランジスタTR104からなる回路VI
は公知の測光回路である。受光素子D104はキセノン管Xe
の発光する光を直接測光するように配置されており、キ
セノン管Xeの発光量を電流値に変換している。測光回路
VIがこの電流を増幅する増幅率は、基準電源E101とトラ
ンジスタTR104のエミッタ電位とによって決まり、トラ
ンジスタTR104のエミッタ電位はモードスイッチSW101に
よって選択される。
モードスイッチSW101は、ストロボの発光モード選択
スイッチであり、A位置はTTLモード、B位置はマニア
ル調光発光モード、C位置はマニアルフル発光モードの
2回路スイッチである。A位置においては、トランジス
タTR104のエミッタに電源E103の電圧が印可され、予備
発光時の発光量を設定する。B位置においては、トラン
ジスタTR104のエミッタに電源E104の電圧が印可され、
マニアル発光時の発光量(例えば、フル発光の1/4光
量)を設定する。C位置においては、トランジスタTR10
4のエミッタに電源E100が印可され、測光回路VIが出力
を出さないようにし、全光量で発光すなわちフル発光す
るように設定する。さらにB、C位置では、X端子とPR
端子とをショートする。
測光回路VIの出力には積分コンデンサC101が接続され
ており、測光結果を積分する。積分コンデンサC101には
並列にトランジスタTR103が接続されており、積分コン
デンサC101に充電された電荷を放電する。このトランジ
スタTR103のベース、エミッタ間にはトランジスタTR102
が接続されており、トランジスタTR102が「ON」すると
トランジスタTR103が「OFF」して積分コンデンサC101の
充電を許可する。
積分コンデンサC101にはコンパレータCMP100の反転入
力端も接続されており、CMP100は積分コンデンサC101の
充電電圧が予め電源E102によって定められた電圧に達す
ると出力を「L」にし、トランジスタTR105を「ON」さ
せ、それによって、トランジスタTR105に接続されてい
るトランジスタTR100を「ON」させる。
トランジスタTR100はバイポーラトランジスタIGBTを
「OFF」させるためのトランジスタで、トランジスタTR1
00が「ON」すると、バイポーラトランジスタIGBTのゲー
ト、エミッタ間をショートし、バイポーラトランジスタ
IGBTを「OFF」させる。
PR′端子は、予備発光開始信号を受け取る端子で、P
R′端子が「L」になると、トランジスタTR102のベース
電流が抵抗R110を介してPR′端子に流れ、トランジスタ
TR102が「ON」する。さらに、トランジスタTR101のベー
ス電流も抵抗R106、ダイオードD102を介してPR′端子に
流れ、トランジスタTR101が「ON」する。
X′端子は発光開始信号を受け取る端子で、X′端子
が「L」になると、トランジスタTR101のベース電流が
抵抗R106を介してX′端子に流れ、トランジスタTR101
が「ON」する。この時、モードスイッチSW101がB位置
であると、トランジスタTR102のベース電流も抵抗R110
を介してPR′端子に流れ、トランジスタTR102も「ON」
する。
STOP′端子は発光停止信号を受け取る端子で、CMP100
の出力に接続されている。STOP′端子が「L」になる
と、トランジスタTR105のベース電流が抵抗R108を介し
てSTOP′端子に流れ、トランジスタTR105が「ON」す
る。
第4図は第1図に示したカメラに第3図に示したスト
ロボ装置を接続し、予備発光を行なったときの各部の波
形である。同図(a)はPR端子(PR′端子)の波形で、
予備発光開始信号であり、「L」になった時点t1、t3
t5、t7でキセノン管Xeが予備発光を開始する。
同図(b)はキセノン管Xeの発光波形を表わしたもの
で、それぞれ時点t2、t4、t6、t8で発光を停止してい
る。
同図(c)は、積分コンデンサC10,C11,C12,C13,C14
の充電電圧の変化、すなわち第1図に示すb,c,d,e,fの
各点の電圧変化を表わしている。
同図(d)は、積分コンデンサC1の充電電圧の変化、
すなわち第1図に示すa点の電圧変化を表わしている。
次にカメラの動作について説明する。
カメラのCPUは、入力装置KEYより現在のカメラの設定
状態を読みとる。まず、CPUはカメラの測光モードを読
み、測光モードに応じた測光方法を定常光測光回路AEに
出力する。測光モードは、例えば複数の受光素子を使用
して適正露光量を求める公知のマルチ測光や、スポット
測光、中央部重点測光等で、これらの内からカメラの不
図示の設定ダイヤルによって選択された測光モードが定
常光測光回路AEに出力される。定常光測光回路AEは、こ
のCPUによって出力された測光方法で、撮影画面の定常
光成分を測光し、測光結果をCPUに伝える。さらに定常
光測光回路AEは、測光結果からシャッター速度を算出
し、算出したシャッター速度をカメラ制御装置CONTに送
る。
CPUは、定常光測光回路AEより伝えられた測光結果を
不図示の表示装置に表示し、撮影者に撮影情報を知らせ
る。この時、カメラの撮影モードが、ストロボ撮影モー
ドの時CPUは、予備発光の準備を行なう。通常、予備発
光は、本発光に撮影を与えないよう、予備発光光量を本
発光光量に対して充分少ない光量で発光する。そのた
め、予備発光による被写体からの反射光量が少なく、こ
れを測光するため、測光回路I〜Vの増幅率を上げてお
かなければならない。そこでCPUは、測光回路I〜Vの
増幅率を決定する変換器D/A1〜D/A5に、予備発光を測定
するに充分大きな増幅率が得られる数値を出力する。こ
の状態でCPUは、入力装置KEYよりのレリーズ信号を持
つ。カメラがレリーズされると入力装置KEYがそれを読
みとり、CPUにレリーズ信号を送る。CPUはそれにより、
レリーズ動作を開始する。
レリーズ動作として、CPUは先ず、デジタル−アナロ
グ変換器A/D0〜A/D5に対し、リセット信号を送る。これ
により変換器A/D0,A/D1〜A/D5は、積分コンデンサC1,C1
0〜C14を放電する。なお、このとき積分コンデンサC1に
並列に接続されているトランジスタTR6は、「OFF」して
いる。CPUは積分コンデンサC1,C10〜C14を放電した後、
PR端子を「L」にしストロボ装置に予備発光を指令す
る。これによりストロボ装置が予備発光を行なうと、PR
端子を「H」に戻し、積分コンデンサC1,C10〜C14の積
分電圧をアナログ−デジタル変換器A/D0〜A/D5を介して
読みとる。アナログーデジタル変換器A/Dの分解能は、
無限大にあるわけではなく、通常8Bitである。つまり、
デジタル値に変換できる値は最大値に対して256分の1
ごとで、例えば、最大値を1.024Vとすると4mV単位でし
か変換できないため、変換結果の数値が小さい場合誤差
が大きく、1.024V以上になるとオーバーフローして測定
不可能になる。そのため、変換器A/D0〜A/D5の出力がオ
ーバーフローしていないか、変換器A/D0〜A/D5の出力が
誤差を無視できるほど大きな値(以下、この値をkとす
る)になっているかをチェックする。全ての出力が小さ
な値であった場合、再びPR端子を「L」→「H」してス
トロボ装置を予備発光させ、全ての出力が誤差が無視で
きるほど大きな値k以上になるまで繰り返す。途中、他
の出力がまだ小さい値のうちにオーバーフローしてしま
った出力があった場合、それまでに行なった予備発光の
回数を記録し、他の出力が大きな値kになるまで予備発
光を繰り返す。
予備発光が終了するとCPUは、変換器A/D0〜A/D5の出
力を読み、画面内の反射率の分布を測定する。このとき
出力がオーバーフローしているものはオーバーフローす
るまでの予備発光の回数、オーバーフローしていないも
のは行なった予備発光の回数から、予備発光時の総受光
量を計算する。この結果から、変換器A/D0からは、平均
の反射光量、変換器A/D1からは画面中央部分の反射光
量、変換器A/D2からは画面左上部分の反射光量、変換器
A/D3からは画面左下部分の反射光量、変換器A/D4からは
画面右上部分の反射光量、変換器A/D5からは画面右下部
分の反射光量が解り、これら反射光量から異常反射部分
を見つけることができる。例えば、平均の反射光量と比
べて異常に反射光量の多いものは、鏡のような反射率の
高いものがあるか、その部分に極端に距離の近いものが
あるかのどちらかである。逆に平均の反射光量と比べて
異常に反射光量の少ないものは、黒い壁のような反射率
の低いものがあるか、その部分に極端に距離の遠いもの
があるかのどちらかである。CPUは、そういった異常反
射率のものを見つけた場合、その部分のデータを使用せ
ず、残りの部分のデータから適正な補正量を算出し、さ
らに測光回路I〜Vのうち異常反射部分の測光回路以外
で本発光を測光するようにする。
予備発光が終わるとCPUは、その結果から測光回路I
〜Vの中から使用する測光回路を選択し、その選択した
測光回路に本発光用の増幅率を与える。測光回路を非選
択とする方法は、デジタル−アナログ変換器D/Aの出力
を電源電圧にしてやれば、その変換器D/Aに対応する測
光回路の出力トランジスタが「OFF」して出力を出さ
ず、その測光回路の増幅率は零となる。測光回路I〜V
の増幅率をセットした後、CPUは、カメラ制御回路CONT
にレリーズを指示し、さらにストロボ撮影モードである
ことを伝える。
これにより、カメラ制御装置CONTは、ミラーアップさ
せるとともに、トランジスターTR6を「ON」させ積分コ
ンデンサC1を放電する。その後、シャッター先幕を開
き、先幕が全開するとX端子を「L」にしてストロボ装
置を本発光させるとともに、トランジスタTR6を「OFF」
にして積分コンデンサC1の充電を開始させる。カメラ制
御装置CONTは、ストロボ撮影モードであるから、シャッ
ター速度をストロボ同調速度以下にして、そのシャッタ
ー速度で後幕を閉じる。
ストロボ装置が本発光を開始すると、CPUによって選
択された測光回路でその反射光が測光され、積分コンデ
ンサC1が充電される。積分コンデンサC1の充電電圧が電
源Eに達し、適正光量になるとコンパレータCOMがSTOP
端子を介して発光停止信号を出力し、ストロボ装置の発
光を停止させる。
第4図(c),(d)に予備発光におけるカメラでの
積分コンデンサC1,C10〜C14の充電電圧の動きを示す。
時点t1でストロボ装置が予備発光を開始し、時点t2で一
定光量となり予備発光を停止する。積分コンデンサC1、
C10、C11、C12、C13、C14は測光回路I〜Vの出力を積
分し、a点、b〜f点の電圧が下がっていく。時点t2
ら時点t3は、積分電圧に変化はない。時点t3で再び予備
発光し、電圧はさらに下がる。これを繰り返し、時点t8
で予備発光を停止する。この波形は画面右下に高反射率
物がある例であり、積分コンデンサC14だけが他より多
く積分し、f点の電圧が他より低くなっている。CPU
は、この結果から画面右下の測光回路Vだけを非選択に
し、残りの4つの測光回路I〜IVを使って本発光を測光
を行なう。
第5図(a)〜(d)は、第1図に示したカメラでの
CPUの動作を示すフローチャートである。このフローチ
ャートに従い、さらにCPUの動作を詳述する。
カメラの電源がONされると、CPU、その他の機器がリ
セットされ(ステップS0)、カメラが動作を開始する。
先ず、CPUは、ステップS1で入力装置KEYよりカメラのス
イッチの状態を読みとり、各種モードをセットする。次
に、ステップS2でレリーズONされているかどうかを確認
し、ONでない場合は、ステップS3で定常光測光回路AEよ
り定常光の測光値を読み、ステップS4で読みとった測光
値と入力装置KEYで読みとったカメラの測光モードより
シャッター速度と絞りを算出し、ステップS5でシャッタ
ー速度と絞りをカメラ制御装置CONTに送り、ステップS1
に戻る。CPUは、この状態でレリーズされるのを待ち、
レリーズされると、ステップS2でそれを判断し、ステッ
プS6へ進む。ステップS6では、均一な反射率を持つ被写
体をストロボ装置で照射したとき、測光回路I〜Vの出
力が全て同じになるように変換器D/A1〜D/A5をセット
し、予備発光用のゲインを設定する。次に、ステップS7
で予備発光回数を記録するメモリー(A)、変換器A/D0
〜A/D5の出力がオーバーフローするまでの予備発光回数
を記録するメモリー(M0〜M5)、各変換器A/D1〜A/D5の
出力状態を示すメモリー(Flag)をリセットする。次
に、ステップS8でPR端子に「LO」パルスを出力し予備発
光を1回させ、ステップS9で発光が終了するのを待っ
て、ステップS10で予備発光の回数を記録し、ステップS
11で変換器A/D1〜A/D5の出力を読みとる。次に、先ず測
光回路I〜Vの出力の総和である変換器A/D0の出力を見
る。ステップS12で変換器A/D0がオーバーフローしたか
をチェックし、オーバーフローしていない場合にはステ
ップS13へ進み、メモリーM0に1を加え、ステップS14へ
進み、変換器A/D0の出力が充分大きな値k以上であるか
否かをチェックする。k以上でない場合はステップS16
へ飛び、次の変換器A/D1の出力をチェックする。変換器
A/D0の出力がオーバーフローした場合(ステップS12が
Yの場合)、もしくは、変換器A/D0の出力がk以上の場
合(ステップS14がYの場合)は、ステップS15へ進み、
変換器A/D0の状態を示すメモリー(Flag)の位置bit0を
セットし、ステップS16へ進む。以下、同様にして、ス
テップS16〜S19で変換器A/D1、ステップS20〜S23で変換
器A/D2、ステップS24〜S27で変換器A/D3、ステップS28
〜S31で変換器A/D4、ステップS32〜S35で変換器A/D5の
出力をチェックし、その結果をメモリーに記録する。変
換器A/D0〜A/D5の出力を全てチェックすると、ステップ
S36へ進み、予備発光の回数が規定値lに達したかをチ
ェックし、規定値lに達した場合は予備発光を終了し、
ステップS38へ進む。これにより、ストロボ撮影不能な
場合に予備発光が際限なく繰り返されるということが生
じず、無駄なエネルギの消費が防止される。規定値lに
達しない場合はステップS37へ進み、メモリー(Flag)
をチェックし、変換器A/D0〜A/D5の出力がオーバーフロ
ーを含み全てk以上であるか、すなわちbit0〜5が全て
セットされているかを見る。出力が全てk以上である場
合は、予備発光の回数が規定値lに達した場合と同じに
予備発光を終了しステップS38へ進み、全てがk以上で
ない場合はステップS8へ戻り、予備発光、交換器A/D0〜
A/D5の出力チェックを繰り返す。このようにして予備発
光が終了すると、ステップS38で変換器A/D0〜A/D5の出
力から適正露出となる測光回路I〜Vのゲインを演算
し、ステップS39で演算結果を変換器D/A1〜D/A5に対し
てセットし、測光回路I〜Vに出力する。これにより測
光回路I〜Vは、本発光を制御するための適正なゲイン
を得ることになり、ステップS40でカメラがレリーズ動
作に入り、ストロボ装置が被写体の照明を開始すると、
最適な光量で本発光を停止させることができる。その
後、ステップS41でレリーズ動作の終了を待ち、レリー
ズ動作が終了するとステップS1へ戻る。
以下に、ステップS38での適正露出演算方法について
述べる。
ステップS6で設定された通り、各測光回路I〜Vのゲ
インは均一な反射率を持つ被写体をストロボ装置で照射
したとき、測光回路I〜Vの出力が全て同じになるよう
に設定されているから、変換器A/D0の出力は画面全体を
平均的に測光したときの出力である。これに対して、変
換器A/D1〜A/D5の出力は受光素子PD1〜PD5による部分測
光の出力である。なお、変換器A/D0の出力は、5つの測
光回路I〜Vの総和であるから、積分コンデンサC10〜C
14の容量を積分コンデンサC1の1/5にすれば、同一電流
で積分された電圧は積分コンデンサC1の5倍になること
から、均一な反射率を持つ被写体の場合、変換器A/D0〜
A/D5の出力は全て同一になる。積分コンデンサC1,C10〜
C14の容量がこのような状態である場合、変換器A/D1〜A
/D5の出力が変換器A/D0の出力とほゞ同等の時は、被写
体の反射率がほゞ均一であるということが言え、平均測
光で適正光量が得られると判断できる。予備発光を繰り
返している最中に変換器A/D0〜A/D5の一部がオーバーフ
ローした場合、メモリーM0〜M5にオーバーフローするま
での発光回数が記録されている。また、前述の通り、1
回の予備発光の発光量は一定であるから、オーバーフロ
ーするまでの発光回数より、予備発光時の総受光量を推
定することができる。例えば、8回予備発光し、変換器
A/D1が4回目でオーバーフローし、変換器A/D2が8回で
そのダイナミックレンジの半分になっていたとすると、
変換器A/D2は16回の予備発光でオーバーフローすること
になる。つまり、変換器A/D1は、変換器A/D2のほゞ4倍
の出力と推定することができる。また、規定値lだけ予
備発光を繰り返しても変換器A/D0〜A/D5の内のいずれか
一つでもk以上の出力が得られなかった場合、その部分
の出力が非常に小さいと判断できる。そして、このよう
にして得られる予備発光時の出力(実際の出力、および
推定出力)から、先ず、変換器A/D0の出力(画面全体の
平均の反射光量)と変換器A/D1〜A/D5の出力(各画面部
分の反射光量)とを比較し、その差が大きい画面部分が
あるかを探す。差が大きい画面部分が存在する場合は、
その画面部分に反射率が異常な物体があるか、その画面
部分に他より距離が近いまたは遠い被写体があると判断
できる。その画面部分の差が極端に大きい場合はその画
面部分が測光に影響を与えないよう、各測定回路I〜V
のゲインを設定する。例えば、その画面部分に対応する
測光回路のゲインを極端に小さくし、他の画面部分に対
応する測光回路のゲインをその分大きくしてやり、実質
的に差の大きい画面部分では測光しないようなゲインの
設定をする。その画面部分の差がある程度大きい場合
は、各画面部分に対応する測光回路I〜Vの出力が全体
の測光に寄与する割合が同等になるようにゲイン設定を
する。
例えば、出力が1個所だけ他の画面部分の2倍になっ
ている画面部分があれば、その画面部分のゲインを他の
画面部分の半分にし、測光回路I〜Vの出力が同じ値に
なるようにゲインを設定する。以上のように、各測光回
路I〜Vの出力にあまり差がない場合は平均測光にし、
出力に差がある場合は出力が均一になるようにして異常
部分の影響を小さくし、極端に差がある場合はその画面
部分を測光しないようにして適正な露出を得るためのゲ
インを設定する。
次に、ストロボ装置の動作について説明する。
第3図において、電源スイッチSW100を「ON」する
と、各部回路に電源が投入される。
昇圧回路DC/DCは、電源電圧を昇圧してメインコンデ
ンサCM、トリガーコンデンサC100を充電し、トランジス
タTR101のエミッターにD100のツェナー電圧を供給す
る。通常状態においては、PR′端子が「H」になってい
るため、トランジスタTR102は「OFF」している。このた
めトランジスタTR103は、「ON」となり、積分コンデン
サC101を放電する。
カメラがPR′端子を「L」にすると、トランジスタTR
102のベース電流が抵抗R110を介してPR′端子に流れ、
トランジスタTR102が「ON」する。トランジスタTR102が
「ON」すると、トランジスタTR103のベース−エミッタ
間がショートされ、トランジスタTR103が「OFF」し、積
分コンデンサC101が積分を開始する。それと同時に、ダ
イオードD102、抵抗R106を介してトランジスタTR101の
ベース電流がPR′端子に流れ、トランジスタTR101が「O
N」する。TR101の「ON」により、抵抗R102を介してバイ
ポーラトランジスタIGBTのゲートにツェナーダイオード
D100のゲート電圧が供給され、バイポーラトランジスタ
IGBTが「ON」する。
バイポーラトランジスタIGBTが「ON」すると、コンデ
ンサC100に充電された電荷がトリガートランスTの1次
巻線、ダイオードD101を介して放電され、トリガートラ
ンスTの2次巻線に高電圧を発生させる。
これにより、キセノン管Xeは、内部のキセノンガスが
励起され、キセノン管Xeのインピーダンスが低下し、メ
インコンデンサCMの放電ループが形成され、その発光を
開始する。
キセノン管Xeが発光を開始すると測光回路VIが基準電
源E101、E103によって決定される増幅率でキセノン管Xe
の発光量を測光し、測光結果を積分コンデンサC101に充
電する。この積分コンデンサC101の充電電圧が基準電源
E102で定められた電圧に達すると、コンパレータCMP100
が「L」を出力し、トランジスタTR105を「ON」させ
る。TR105の「ON」によってトランジスタTR100が「ON」
し、バイポーラトランジスタIGBTのゲート−エミッタ間
をショートし、バイポーラトランジスタIGBTが「OFF」
してキセノン管Xeの発光が停止する。
このとき受光素子D104はキセノン管Xeを直接見るよう
に設置されており、よってキセノン管Xeは、常に一定光
量で発光し、その発光量は基準電源E101、E103によって
決定される。
その後PR′端子が「H」になり、再び「L」になる
と、上述と同様にしてキセノン管Xeは発光を繰り返す。
予備発光が終了し、次にX′端子が「L」になると、
抵抗R106を介してトランジスタTR101のベース電流が
X′端子に流れ、トランジスタTR101が「ON」してキセ
ノン管Xeが発光を開始する。但しこの時、トランジスタ
TR102は「OFF」しているので、測光回路VIの出力である
積分コンデンサC101は充電されず、コンパレータCMP100
は「L」を出力しない。このため、キセノン管Xeに対
し、一定光量での発光停止はなされない。キセノン管Xe
の発光中にSTOP′端子が「L」になると、トランジスタ
TR105が「ON」してキセノン管Xeの発光が停止される。
モードスイッチSW101がB位置の場合、ストロボ装置
はマニアル調光発光モードであり、X′端子が「L」に
なるとトランジスタTR101とTR102が「ON」になり、基準
電源E101とE104とで決定される一定光量でキセノン管Xe
が発光する。
モードスイッチSW101がC位置の場合、ストロボ装置
はマニアルフル発光モードであり、X′端子が「L」に
なるとトランジスタTR101が「ON」し、トランジスタTR1
02が「OFF」状態を維持し測光回路VIが作動せず、フル
発光となる。
なお、上述の実施例においては、1回当たりの予備発
光光量を一定としたが、予備発光光量は総発光量がわか
れば良いのであるから常に一定光量でなく、例えば1回
目のガイドナンバーを1、2回目のガイドナンバーを
1、3回目のガイドナンバーを1.4、4回目のガイドナ
ンバーを2にし、予備発光回数が1回なら総発光量がガ
イドナンバー1、2回なら総発光量がガイドナンバー1.
4、3回なら総発光量がガイドナンバー2、4回なら総
発光量がガイドナンバー2.8になるようにして、露出演
算が行い安い発光量になるよう1回当たりの予備発光光
量を変化させても良い。
また、上述した実施例においては、ストロボ装置が切
り離し可能に接続されるカメラを例示して説明したが、
ストロボ装置を内蔵するカメラであっても同様にして適
用することが可能である。また、測光回路I〜VやCPU
を搭載するようにすれば、ストロボ装置への適用も可能
である。また、自動焦点装置を持つカメラシステムに適
用すれば、被写体の反射率や距離にかかわりなく正確に
反射光量を測定でき、そのときの総発光量を発光回数に
よって知ることができるため、距離と発光量の関係から
被写体の反射率を正確に測定することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明によれば、第1発明で
は、分割測光手段からの測光出力の全てが所定値以上と
なるまで予備発光が繰り返されるので、被写体の反射率
が小さい場合や被写体が遠くにある場合などにかかわり
なく、すなわち被写体の反射率や距離にかかわりなく、
適当な光量での予備発光による正確な測光が可能とな
る。
また、被写体の反射率が大きい場合や、被写体が近く
にある近距離撮影の場合、すなわち被写体からの反射光
量が多い場合、予備発光の繰り返し回数が減少し、予備
発光量が少なくてすみ、エネルギーを節約することがで
きる。
また、予備発光を繰り返すため、画面内で反射光量の
分布に極端な差異があっても、途中結果を記憶しておく
ようにすれば、全ての反射光量を正確に測定することが
可能となり、この測定結果から異常反射率の箇所を見つ
けることができ、本発光に際して適正な補正値を見つけ
ることが可能となる。
第2発明では、所定回数に達すれば予備発光の繰り返
しが強制的に中断されるので、第1発明の効果に加え
て、ストロボ撮影不能な場合に予備発光が際限なく繰り
返されるということが生じず、無駄エネルギーの消費が
防止される。
第3発明では、繰り返される予備発光時の光量と分割
測光手段からの測光出力とに基づいて本発光の調光制御
が行われるので、適当な光量での予備発光による正確な
測光に基づいて本発光の調光制御が行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る発光制御装置の適用されたカメラ
システムにおけるカメラのブロック回路構成図、第2図
はこのカメラに設けた各ストロボ測光回路における受光
素子の測光範囲を示す図、第3図はこのカメラに切り離
し可能に接続されるストロボ装置を示すブロック回路構
成図、第4図は予備発光と積分コンデンサの充電電圧と
の関係を示す図、第5図はこのカメラにおけるCPUの動
作を示すフローチャートである。 CPU……マイクロコンピュータ、I〜V……ストロボ測
光回路、A/D0〜A/D5……アナログ−デジタル変換器、D/
A1〜D/A5……デジタル−アナログ変換器、Xe……キセノ
ン管。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本発光に先だって閃光手段を予備発光させ
    る予備発光手段と、 被写界の複数に分割された領域からの反射光を測光して
    これらの領域毎の測光出力を出力する分割測光手段と、 この分割測光手段からの測光出力の少なくとも1つが所
    定値以上でない場合、前記予備発光を繰り返させる予備
    発光繰返手段と を備えたことを特徴とする発光制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記予備発光繰返手段
    は、予め定められた回数を超えて前記予備発光を繰り返
    さないことを特徴とする発光制御装置。
  3. 【請求項3】本発光に先だって閃光手段を予備発光させ
    る予備発光手段と、 被写界の複数に分割された領域からの反射光を測光して
    これらの領域毎の測光出力を出力する分割測光手段と、 この分割測光手段からの測光出力の少なくとも1つが所
    定値以上でない場合、前記予備発光を繰り返させる予備
    発光繰返手段と、 この予備発光繰返手段により繰り返される前記予備発光
    時の光量と前記分割測光手段からの測光出力とに基づい
    て前記本発光の調光制御を行う本発光制御手段と を備えたことを特徴とする発光制御装置。
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