JPH05260369A - ストロボ発光制御装置 - Google Patents

ストロボ発光制御装置

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JPH05260369A
JPH05260369A JP4053886A JP5388692A JPH05260369A JP H05260369 A JPH05260369 A JP H05260369A JP 4053886 A JP4053886 A JP 4053886A JP 5388692 A JP5388692 A JP 5388692A JP H05260369 A JPH05260369 A JP H05260369A
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Hideaki Yoshida
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Abstract

(57)【要約】 【目的】微少の発光光量の高精度制御を行い、最至近距
離までモードを変更することなくストロボ撮影ができる
ストロボ発光制御装置を提供する。 【構成】ストロボ装置2とフリップフロップ回路(FF
回路)8の間にANDゲート回路10を配設し、また、
発光を制限するための幅の短いパルスを出力するパルス
ゼネレータ9を配設する。そして、上記FF回路8の出
力を発光開始および停止用制御信号AとしてANDゲー
ト回路10に入力し、更に、パルスゼネレータ9の出力
も上記ゲート回路10に入力する。ANDゲート回路1
0の出力をストロボ装置2に発光制御信号である制御信
号Bとして入力し、制御信号Aがオンであって、制御信
号Bがオンの期間に発光動作を行い、微少光量を高精度
で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ストロボ発光制御装
置、詳しくは、ストロボの発光光量の調整を発光継続時
間を制御することによって行うストロボ発光制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクトカメラ等に適用されて
いるストロボ発光制御装置は、一般的に被写体距離とし
て、およそ4m〜1mの範囲のストロボ撮影に対応する
ものであった。そして、1mより至近距離に対しては、
後述するように、従来の制御装置では微少光量の調整が
不可能であることから、撮影システムの絞り値変更,デ
ィフューザ装着などのモードの変更を行ってストロボ撮
影をする必要があった。
【0003】ここで、従来のストロボ発光制御装置につ
いて説明すると、図3は、オートストロボ発光制御装置
のブロック構成図を示し、本装置は、主に閃光発光部の
コントロールを行うストロボ制御部1と閃光発光部を内
蔵するストロボ装置2で構成される。そして、ストロボ
制御部1は、ストロボ装置2に発光制御信号を与えるフ
リップフロップ回路(以下、FF回路と記す)8と、被
写体からのストロボ反射光を受光する受光素子3と、そ
の受光素子3の出力を発光量の累積値の対応値として積
分する積分器4と、目標とする発光光量に対応して図示
しないカメラ本体側よりその電圧が設定される基準電圧
源5と、積分器4の積分出力電圧が上記基準電圧を越え
た時点でそのオン信号を出力する比較器6と、その出力
に基づいてストップ信号を出力するゲート回路7とで構
成される。
【0004】以上のように構成された上記ストロボ制御
装置において、ストロボ撮影を行う場合、カメラ本体側
より発光開始指令である発光スタート信号がFF回路8
に入力されると、FF回路8の出力であるストロボ装置
2への制御信号Cがオンとなりストロボ発光が開始され
る。上記スタート信号は、積分器4にも入力され、積分
器4のリセットを行う。更に、カメラ側にシャッタオー
プン信号として出力される。ここで、この制御信号Cが
オン時に発光が開始され、オフ時に発光が停止される信
号であるが、ストロボ装置2への入力線を2本にして片
方を発光開始用、他方を発光停止用としてもよい。スト
ロボ光は被写体で反射され、受光素子3にその一部が入
射する。その出力は、積分器4においてストロボの光量
対応値として積分される。そして、その電圧値が基準電
圧源5で与えられている目標値に到達したとき、比較器
6よりオン信号を出力する。ゲート回路7を介してFF
回路8にストップ信号として、積分器4へは積分停止信
号としてそれぞれ出力され、更に、カメラ側にシャッタ
クローズ信号として出力される。そこで、FF回路8
は、発光停止のためストロボ装置2への制御信号Cをオ
フとし、発光を停止させる。なお、上記ゲート回路7に
はカメラ側よりストロボの発光動作を強制的に停止させ
るための強制停止信号ラインを接続されおり、被写体が
遠距離にあるときや、光を反射しにくいものであるとき
等、反射光が微量で所定の時間経過しても比較器6から
オン信号が出力されなかった場合、該強制停止信号が入
力される。そして、ゲート回路7よりストップ信号がF
F回路8に出力され、ストロボ発光を停止せしめる。
【0005】図4は、上記ストロボ発光制御装置による
ストロボのフル発光の場合の発光強度である単位時間当
たりの光量qの変化を示した線図である。なお、発光パ
ルスは、上記発光制御信号に対応しており、Tsは発光
開始時刻、tp は発光光量のピークに達するまでの時間
を示している。このフル発光時は、積分器4の出力に依
らず、充電された全電荷量による発光が行われる。な
お、上記時間tp は、通常、数100μsecから数m
secである。図5は、至近距離のストロボ撮影での小
光量のストロボ発光における単位時間当たりの光量qの
変化を示した線図である。発光制御信号となる発光パル
スは発光開始時刻のTsから発光停止時刻のTeまでオ
ンとする。そして、時刻Teで積分器4の出力が、カメ
ラ側より設定された目標光量Qaに到達したと判断され
ると、発光制御信号Cによりストロボ装置2の発光動作
を停止させることになる。ところが、上記ストロボ装置
2の発光動作は、直ちに発光が停止する状態とならず、
数μsec間、余剰の光量Qbを発光した後、完全に停
止することになる。以下、上記余剰の光量Qbを余剰発
光光量と称する。図6は、上記発光状態を単位時間当た
りの光量qを積分した光量、即ち、積分器4の出力であ
る積分光量の変化で示した線図であって、上記目標光量
Qa,余剰発光光量Qbは本図のように示される。そし
て、総発光量としてはQa+Qbで与えられる。上記時
刻Ts〜Te間は発光時間tで示している。余剰発光光
量Qbは誤差分であって、目標光量Qaが大きい場合、
比率として小さくなり実際の露光に影響を与えない。し
かし、被写体距離が至近であり目標光量Qaが小さい場
合、目標光量Qaに対する余剰発光光量Qbの比率が大
きくなり、露光に与える影響が無視できなくなる。
【0006】そのような理由から、従来では絞り値など
モードを変更することなくストロボ撮影可能な被写体距
離としては、例えば、GNo.(ガイドナンバー)12
クラスのストロボでは、およそ4m〜1mの範囲に留ま
っていた。従って、それより至近距離のストロボ撮影で
は、前述のように絞り値の変更、あるいは、ディフュー
ザの装着等のモード変更を行う必要があった。なお、ス
トロボ撮影時の露光に対して被写体距離はその2乗で影
響することから、上記4m〜1mの範囲はストロボ光量
の制御の必要なダイナミックレンジとしては24dbと
なる。もし、至近距離を1mから0.25mまで接近さ
せた場合、上記制御の必要なダイナミックレンジとして
は48dbを必要とすることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ストロボ撮
影に際して、遠距離側が制限されることは、やむを得な
いとしても、近距離側が制限され、絞り変更,ディフュ
ーザ装着等のモード切り換えを必要とすることは非常に
不具合である。即ち、近年では測距技術の発達により被
写体距離を至近距離まで測定することが可能になってい
ること、また、マクロ撮影可能なレンズ系を有するカメ
ラも一般化していることなどから考えても、ストロボの
微少発光制御上のみで、至近距離のストロボ撮影が制限
され、中距離から最至近距離までをモード変更すること
なしに連続してストロボ撮影ができず、使い勝手が悪い
ことになる。また、そのモード切り換え自体にしても、
どの時点で切り換えを行うかを検出する必要があるが、
そのための距離情報を得る場合、例えば、ワイド系のレ
ンズのカメラやスチルビデオカメラではそのオートフォ
ーカス装置からの距離情報そのものを得ることはむずか
しく、その点での使い勝手も非常に悪いものであった。
【0008】そこで、本発明者は、上述の目標光量Qa
と余剰発光光量Qbの比率と、発光パルス幅である調光
時間の関係を従来のストロボ装置について調査した結
果、図7に示す調光時間tに対する相対余剰発光率ε
(%)の線図を得た。この相対余剰発光率εは、上記余
剰発光光量Qbの目標光量Qaに対する比率を示す値で
あって、 ε=(Qb/Qa)×100 で示される。図7に示すように、調光時間tが45μs
ec以下では、上記余剰発光率εが23%(0.3E
V)以上となる。また、調光時間tが10μsecで
は、上記余剰発光率εが400%にもなってしまい、目
標とする発光光量には程遠い値になってしまう。通常、
調光時間tの20〜30μsecまでの発光が発光制御
上許容できる限界になる。この限界から、設定モード一
定でのストロボ撮影の限度距離が前述のように4m〜1
mになり、1mより至近でのストロボの調光が不可能に
なり、その度に発光光量を増やすようにモードの設定状
態を変更してストロボ撮影を実行することが必要になり
非常に煩雑なことになっていた。
【0009】なお、特開平2−125573号公報に開
示されている電子スチルカメラおよび電子スチルカメラ
用ストロボは、ストロボ撮影において、複数回のストロ
ボ発光を行わせるものであるが、本装置は、撮影画面の
黒つぶれを防止する目的で撮像素子の露光特性に対応さ
せたニー特性を得るために、光量の異なるストロボ発光
を複数回行わせるものであって、微少光量の発光制御の
ための装置ではなく、むしろ、この従来のストロボ発光
装置においても、微少光量の制御の点では、前記従来の
ストロボ装置同様の問題を残している。
【0010】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、ストロボの発光制御装置におい
て、毎回の発光継続時間を制御することによって、発光
光量を制御するようにして、微少光量の制御が可能とす
るものであり、ストロボ撮影において、例えば、絞り値
変更やディフューザ装着などのモード変更をすることな
く至近距離までの撮影が可能とするストロボ発光制御装
置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のストロボ発光制
御装置は、複数回の発光による発光量の累積値が当該目
標とする総発光量に達するようにストロボの発光を制御
するストロボ発光制御装置であって、少なくとも最初の
発光開始指令が発せられた直後の所定時間内では、毎回
の発光の継続時間を毎回の発光開始時点からその発光強
度がピーク値に達するより十分以前の所定の過渡的時間
区間内に制限する発光制限手段を設けてなることを特徴
とする。
【0012】
【作用】発光開始指令が発せられた直後の所定時間内
で、毎回の発光開始時点から所定の過渡的時間区間内だ
け継続して発光せしめ、実効的にゆるやかな発光立ち上
がり特性を得ることができ、これによって小光量制御特
性を飛躍的に高めている。
【0013】
【実施例】以下図示の実施例に基づいて本発明を説明す
る。図1は、本発明の一実施例を示すストロボ発光制御
装置のブロック構成図である。本装置の構成は、前述の
図3に示した従来のストロボ発光制御装置に対し、スト
ロボ制御部11として、ストロボ装置2とフリップフロ
ップ回路(FF回路)8の間に発光制限手段であるAN
Dゲート回路10を追加して配設し、同じく発光制限手
段であるパルスゼネレータ9を配設する。そして、上記
FF回路8の出力を発光の開始,停止用制御信号Aとし
てANDゲート回路10に入力し、更に、パルスゼネレ
ータ9の発光中断信号となる出力も上記ゲート回路10
に入力する。ANDゲート回路10の出力をストロボ装
置2に発光制御信号である制御信号Bとして入力する。
その他の構成は、前記図3に示す構成と同一とし、同じ
符号で示している。
【0014】以上のように構成された本発明のストロボ
発光制御装置の制御動作について、図2のタイムチャ−
トにより説明する。まず、カメラ本体側より発光開始指
令であるスタート信号が入力されると、同時に、パルス
ゼネレータ9は発光中断信号を出力する。なお、この発
光中断信号は所定時間のパルス幅のオンタイムtc と、
オフタイムti とで形成される。制御信号Aがオンの期
間にて、オンタイムtc の間、制御信号Bがオンとな
り、その間、発光を継続する。オンタイムtc は、前記
図4に示したストロボ発光強度が最大となるまでの時間
tp よりも十分短い時間であって、本発明者の研究の結
果では、図5に示した余剰発光時間ts に比較して、t
c ≦2・ts を採用するならば、微少発光光量のコント
ロールに明かな効果が得られるという知見を得ている。
例えば、1〜2μsecがその値となる。一方、オフタ
イムti の間、制御信号Bがオフとなり、発光動作を停
止する。このオフタイムti は、上記オンタイムtc の
値と組み合わせで決定され、例えば、10〜20μse
cとする。これらの値は比率のみで決定されるものでは
なく、それぞれ具体的な値の妥当な組み合わせによって
適正な効果が得られる。ストロボ発光光量である積分光
量Qとして、図2の曲線Eは、前記図4,5で示した従
来の発光状態の発光初期の部分を示したもので、ある時
間遅れがあって、その後、急激に曲線が上昇している。
本実施例の制御装置によるストロボ発光光量である積分
光量Qの変化は、曲線F,F′で示すようにオンタイム
tc 期間中は多少パルス状の増加となり、オフタイムt
i 期間中は緩やかな上昇曲線を描いて変化する。この曲
線F,F′は上記曲線Eに比較して、階段的ではある
が、より緩やかに上昇している。なお、図2に示される
積分光量の値Qcは微少量の目標光量であって、例え
ば、1m以内の極至近距離の被写体に対する微少量のス
トロボ光量を示している。
【0015】さて、スタート信号が出力された後、積分
光量Qがカメラ側で設定される値Qcに到達した時点で
ストップ信号が出力される。そして、制御信号Aがオフ
となり、以後、制御信号Bも出力されず、積分光量も値
Qcを最大でも20%程度僅か越えた状態で発光停止す
る。上記値Qcを僅に越えた光量は露光に影響する程の
値ではない。なお、従来のものでは曲線Eに沿って積分
光量が上昇するので値がQcに到達した後の余剰発光光
量も値Qcに比較して大きくなり、そのための誤差の値
が400%にも達することがあった。このように本実施
例の制御装置では、精度の高い微少光量制御が行われる
ことになる。
【0016】以上説明したように、本実施例のストロボ
発光制御装置は、微少発光光量の制御を前記発光中断信
号を用いて図2の曲線F,F′の緩やかな変化の積分光
量特性で行うことができる。そして、被写体距離4m〜
0.25mの範囲を絞り値などモードを変更することな
くストロボ撮影可能とする前記ダイナミックレンジの4
8dbを得ることができる。
【0017】次に、本発明の第2実施例を示すストロボ
発光制御装置について説明する。本実施例の制御装置
は、発光動作の初期の一定期間、あるいは、一定の発光
中断信号のパルス数の間は、第1実施例の装置で示した
オンタイムtc と、オフタイムti とで構成する発光中
断信号によるストロボ光量制御が実行され、それ以降は
前記従来の発光処理が実行されるものである。従って、
本実施例のものでは、目標発光光量が微少量である範囲
では、前記精度の高い微少光量制御が行われ、目標発光
光量が所定の値よりも大きい場合は、発光時間が短くな
る前記従来の発光制御が行われる。なお、本実施例の制
御装置の構成は前記第1実施例のものと同一とする。
【0018】次に、本発明の第3実施例を示すストロボ
発光制御装置について説明する。本実施例の制御装置
は、発光動作の初期の発光中断信号のパルス出力回数6
4パルス分の間は、オンタイムtc を1μsecと、オ
フタイムti を20μsecとして発光制御を行い、続
く、発光中断信号のパルス出力回数64パルス分の間
は、オンタイムtc を2μsecと、オフタイムti を
10μsecとして発光制御を行う。更に、その後は、
前記従来の発光処理がなされるものである。従って、本
実施例のものでは、目標発光光量が比較的微少な量であ
る範囲であっても第1,2実施例のものよりも短期間に
発光が実施され、しかも、同等の精度の微少光量制御が
行われる。また、光量が多い場合は、第2実施例のもの
と同様に発光時間の短い発光制御がなされる。なお、こ
の第3実施例のもので明かなように、最適なtc とti
の組み合わせは、状況によって一通りではない。例え
ば、時間の経過によっても変化させ、もし、複雑化する
ことを問題視しなければ、毎回のオンオフ時間毎に少し
づつ値を変化させてもよい。
【0019】本発明のストロボ発光制御装置は、前記各
実施例のもののような自動調光方式の装置に限らず所定
光量のストロボ発光を行う非調光方式の装置にも適用で
きる。また、本装置は、レンズシャッタを持つ銀塩フィ
ルムカメラの他、素子シャッタを使用する撮像素子を用
いた電子カメラのストロボ発光制御装置にも適用でき
る。なお、本発明のストロボ発光制御装置は、前述のよ
うに1画面の撮影に複数回のストロボ発光制御を行うも
のであるが、これは微少量の発光光量のコントロールを
高精度に行うことを目的とするものであり、その発光パ
ルス幅も極狭いものであるため、実際の発光は前述の如
く多少パルス的にはなるものの必ずしも不連続な複数回
の発光とはならず、むしろ連続的な発光に近くなる。一
方、前述の特開平2−125573号公報に開示されて
いるストロボは、ストロボ撮影において、同様に、複数
回のストロボ発光制御を行わせるものではあるが、この
装置は、所望するニー特性を得る目的で、光量の異なる
ストロボ発光を複数回行わせるものである。従って、こ
の従来のストロボ装置においても、本発明のストロボ発
光制御装置を適用して微少光量の制御を行わせるように
すれば、光量制御範囲のダイナミックが広くなり、より
至近距離までのストロボ撮影が容易になる。
【0020】
【発明の効果】上述のように本発明のストロボ発光制御
装置は、発光開始指令が発せられた直後の所定時間内
で、複数回の所定の過渡的時間区間内だけ継続して発光
せしめるようにしたので、微少の発光光量の高精度制御
を行うことを可能とし、最至近距離までモードを変更す
ることなくストロボ撮影ができるなど数多くの顕著な効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すストロボ発光制御装
置のブロック構成図。
【図2】上記図1のストロボ発光制御装置の発光動作の
タイムチャ−ト。
【図3】従来のストロボ発光制御装置のブロック構成
図。
【図4】上記図3のストロボ発光制御装置のフル発光時
の単位時間当たり光量の変化を示す図。
【図5】上記図3のストロボ発光制御装置の発光量制御
時の単位時間当たり光量の変化を示す図。
【図6】上記図3のストロボ発光制御装置の発光量制御
時の積分光量の変化を示す図。
【図7】上記図3のストロボ発光制御装置の微少光量制
御時の相対余剰発光率の変化を示す図。
【符号の説明】
9………………パルスゼネレータ(発光制限手段) 10………………ANDゲート回路(発光制限手段) q………………単位時間当たりの発光光量(発光強度) Q………………積分光量(発光量の累積値) tc ……………オンタイム(毎回の発光の継続時間、過
渡的時間区間内)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数回の発光による発光量の累積値が当該
    目標とする総発光量に達するようにストロボの発光を制
    御するストロボ発光制御装置であって、 少なくとも最初の発光開始指令が発せられた直後の所定
    時間内では、毎回の発光の継続時間を毎回の発光開始時
    点からその発光強度がピーク値に達するより十分以前の
    所定の過渡的時間区間内に制限する発光制限手段を設け
    てなることを特徴とするストロボ発光制御装置。
JP05388692A 1992-03-12 1992-03-12 ストロボ発光制御装置 Expired - Fee Related JP3523653B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7050104B1 (en) 1997-06-30 2006-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus

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US7050104B1 (en) 1997-06-30 2006-05-23 Canon Kabushiki Kaisha Image sensing apparatus

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