JP2984680B1 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2984680B1
JP2984680B1 JP11015870A JP1587099A JP2984680B1 JP 2984680 B1 JP2984680 B1 JP 2984680B1 JP 11015870 A JP11015870 A JP 11015870A JP 1587099 A JP1587099 A JP 1587099A JP 2984680 B1 JP2984680 B1 JP 2984680B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
image forming
base material
forming apparatus
transfer roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11015870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000214696A (ja
Inventor
由康 谷岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd filed Critical Niigata Fuji Xerox Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11015870A priority Critical patent/JP2984680B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2984680B1 publication Critical patent/JP2984680B1/ja
Priority to US09/488,384 priority patent/US6185391B1/en
Publication of JP2000214696A publication Critical patent/JP2000214696A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/14Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
    • G03G15/16Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
    • G03G15/1605Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support
    • G03G15/161Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer using at least one intermediate support with means for handling the intermediate support, e.g. heating, cleaning, coating with a transfer agent
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1647Cleaning of transfer member
    • G03G2215/1657Cleaning of transfer member of transfer drum
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/16Transferring device, details
    • G03G2215/1676Simultaneous toner image transfer and fixing
    • G03G2215/1695Simultaneous toner image transfer and fixing at the second or higher order transfer point

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 転写ローラ表面の劣化層を除去する機構を備
え、転写ローラの臨界表面張力を適切に維持できる画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 本発明による画像形成装置は、一次転写
ローラ1と、定着ローラ2と、バックアックローラ3
と、ベルト状感光体4と、分離プレート5と、第1のク
リーニングローラ6と、研磨ローラ7と、第2のクリー
ニングローラ8と、ブラシローラ9と、クリーナケース
10と、により構成される。バックアックローラ3に回
転によりベルト状感光体4上のトナー像11は、一次転
写ローラ1に転写される。トナー像12は、定着ローラ
2に加圧および熱定着されて用紙14に転写されて矢印
eの方向に搬送される。一次転写ローラ1表面の劣化層
は、研磨ローラ7により削られ、第2のクリーニングロ
ーラにより残存する研磨粉が除去され、研磨ローラ7の
表面に付着する研磨粉もブラシローラ9により除去され
る。従って、一次転写ローラの臨界表面張力を適切に維
持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特に間接転写方式による画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置の転写定着部分にお
いて、シリコンローラのオゾン劣化、未架橋部分の流出
等が促進化される環境下において、一次転写ローラの表
層材質として採用するには材質選択の幅が狭いものであ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】その理由として、トナ
ー像の移動をベルト状感光体の表層と一次転写ローラ表
面との臨界表面張力差で行うため、常に一次転写ローラ
表面の臨界表面張力がベルト状感光体の表層における臨
界表面張力より大きいことが要求され、かつ用紙に転写
する二次転写定着後に用紙を容易に剥離するため、用紙
とトナー像との付着力よりも一次転写ローラ表面とトナ
ー像との付着力を低く抑える必要があるので、一次転写
ローラ表面の臨界表面張力は上限が厳しく制限されなけ
ればならないという問題があった。
【0004】また、このような問題点を材料により解決
しようとするのは困難であるという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みて成されたも
のであり、研磨ローラと清掃ローラとにより、転写ロー
ラの劣化層を削り落とす機構を備える画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ベルト状感光体を回転駆動
させるバックアックローラと、バックアックローラによ
り回転駆動されたベルト状感光体上に形成された画像を
転写する転写ローラと、転写ローラにより転写された画
像を用紙に転写および定着させる定着ローラと、定着ロ
ーラにより定着された用紙を該定着ローラから分離する
分離プレートと、転写ローラ上に残留したトナーを吸着
除去する第1のクリーニングローラと、転写ローラ表面
の劣化層を削り落とす研磨ローラと、研磨ローラにより
研磨された転写ローラの表面に残存する研磨粉を除去す
る第2のクリーニングローラと、研磨ローラの表面に残
存する研磨粉を叩き落とすブラシローラと、第1のクリ
ーニングローラおよび第2のクリーニングローラにより
除去された研磨粉を収納するクリーナケースと、を有す
ることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、ベルト状感光体と転写ローラとの表層は、
架橋温度を調整することにより臨界表面張力に差を設け
てあることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、転写ローラは、金属の芯上にシリ
コンゴムを射出加工にて形成し、熱架橋したものの表面
を研磨することにより形成することを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、転写ローラは、金属の芯上にシリ
コンゴムを押し出し加工にて形成し、熱架橋したものの
表面を研磨することにより形成することを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、請求項1から4の
いずれか1項に記載の発明において、シリコンゴムは、
高温架橋型(HTV)をベースに疎水化処理を施したも
のであることを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項1から5の
いずれか1項に記載の発明において、定着ローラは、金
属の中空管を基材にし、該基材の表面に四フッ化エチレ
ン樹脂(PTFE)により低表面張力層が設けられてい
ることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の発明は、請求項1から5の
いずれか1項に記載の発明において、定着ローラは、金
属の中空管を基材にし、該基材の表面にテトラフルオロ
エチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテルコポリ
マー(PFA)により低表面張力層が設けられているこ
とを特徴とする。
【0013】請求項8記載の発明は、請求項1から5の
いずれか1項に記載の発明において、定着ローラは、金
属の中空管を基材にし、該基材の表面に四フッ化エチレ
ン樹脂(PTFE)とテトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテルコポリマー(PFA)と
の混合体により低表面張力層が表面に設けられているこ
とを特徴とする。
【0014】請求項9記載の発明は、請求項1から8の
いずれか1項に記載の発明において、分離プレートは、
金属を基材にし、該基材の表面に四フッ化エチレン樹脂
(PTFE)により低表面張力層が設けられていること
を特徴とする。
【0015】請求項10記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項に記載の発明において、分離プレート
は、金属を基材にし、該基材の表面にテトラフルオロエ
チレン−パーフルオロアルキルビニルエーテルコポリマ
ー(PFA)により低表面張力層が設けられていること
を特徴とする。
【0016】請求項11記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項に記載の発明において、分離プレート
は、金属を基材にし、該基材の表面に四フッ化エチレン
樹脂(PTFE)とテトラフルオロエチレン−パーフル
オロアルキルビニルエーテルコポリマー(PFA)との
混合体により低表面張力層が設けられていることを特徴
とする。
【0017】請求項12記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項に記載の発明において、分離プレート
は、耐熱製プラスチックを基材にし、該基材の表面に四
フッ化エチレン樹脂(PTFE)により低表面張力層が
設けられていることを特徴とする。
【0018】請求項13記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項に記載の発明において、分離プレート
は、耐熱製プラスチックを基材にし、該基材の表面にテ
トラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエ
ーテルコポリマー(PFA)により低表面張力層が設け
られていることを特徴とする。
【0019】請求項14記載の発明は、請求項1から8
のいずれか1項に記載の発明において、分離プレート
は、耐熱製プラスチックを基材にし、該基材の表面に四
フッ化エチレン樹脂(PTFE)とテトラフルオロエチ
レン−パーフルオロアルキルビニルエーテルコポリマー
(PFA)との混合体により低表面張力層が設けられて
いることを特徴とする。
【0020】請求項15記載の発明は、請求項1から1
4のいずれか1項に記載の発明において、第1のクリー
ニングローラは、金属の中空管を基材にし、該基材の表
面にアクリル系粘着剤による粘着層が形成されているこ
とを特徴とする。
【0021】請求項16記載の発明は、請求項1から1
4のいずれか1項に記載の発明において、第1のクリー
ニングローラは、金属の中空管を基材にし、該基材の表
面にトナー成分を塗布して構成されることを特徴とす
る。
【0022】請求項17記載の発明は、請求項1から1
6のいずれか1項に記載の発明において、研磨ローラ
は、金属用研磨砥石により形成されることを特徴とす
る。
【0023】請求項18記載の発明は、請求項1から1
6のいずれか1項に記載の発明において、研磨ローラ
は、多孔質セラミックにより形成されることを特徴とす
る。
【0024】請求項19記載の発明は、請求項1から1
8のいずれか1項に記載の発明において、第2のクリー
ニングローラは、金属の中空管を基材にし、該基材の表
面にトナー成分を塗布して構成されることを特徴とす
る。
【0025】請求項20記載の発明は、請求項1から1
9のいずれか1項に記載の発明において、ブラシローラ
は、金属製のシャフトに樹脂製繊維を螺旋上に巻き付け
て構成されることを特徴とする。
【0026】請求項21記載の発明は、請求項1から1
9のいずれか1項に記載の発明において、ブラシローラ
は、樹脂製のシャフトに樹脂製繊維を螺旋上に巻き付け
て構成されることを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明
の実施形態である画像形成装置の詳細を説明する。
【0028】図1は、本発明の実施形態である画像形成
装置の構成を示す断面図である。図1において、本発明
の実施形態である画像形成装置における転写定着部分の
主な構成は、一次転写ローラ1と、定着ローラ2と、バ
ックアックローラ3と、ベルト状感光体4と、分離プレ
ート5と、第1のクリーニングローラ6と、研磨ローラ
7と、第2のクリーニングローラ8と、ブラシローラ9
と、クリーナケース10と、により構成される。
【0029】一次転写ローラ1は、金属のコア上にシリ
コンゴムを射出成形または押し出し加工により形成し、
熱架橋したものの表面を研磨することにより形成され
る。このシリコンゴムは、高温架橋型(HTV)をベー
スに疎水化処理されたものが好ましい。
【0030】定着ローラ2は、金属の中空管を基材に、
その表面を四フッ化エチレン樹脂(PTFE)、または
テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニル
エーテルコポリマー(PFA)、または両者の混合体に
より形成される低表面張力層が表面に形成されている。
定着ローラ2内部には、図示されない熱源が配置され、
矢印b方向に回転することにより、転写ローラ1上に形
成されたトナー像12を用紙14上に加圧および熱定着
処理を行う。
【0031】バックアックローラ3は、金属により形成
されるローラであり、ベルト状感光体4を矢印d方向に
移動するように矢印c方向に回転する。また、表面にゴ
ム層を設けて構成することも可能である。
【0032】ベルト上感光体4は、高分子フィルムの基
材に感光層が形成され、最上部に低表面張力高分子の皮
膜が形成されている。具体的には、基材として、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタ
レート(PEN)、ポリイミド(PI)等が用いられ
る。低表面張力高分子の皮膜としては、室温架橋または
低温架橋のシリコンコーティングを用いる。また、基材
がポリイミド(PI)により形成される場合には、低表
面張力高分子を高温架橋シリコンで形成してもよい。
【0033】分離プレート5は、金属または耐熱プラス
チックを基材にし、その表面に四フッ化エチレン樹脂
(PTFE)、またはテトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテルコポリマー(PFA)、
または両者の混合体により形成される低表面張力層が形
成されている。
【0034】第1のクリーニングローラ6は、矢印f方
向に回転し、一次転写ローラ1に残存したトナーを吸着
除去する。この第1のクリーニングローラ6は、金属の
中空管を基材として、その表面にアクリル系粘着剤の粘
着層が形成されている。または、この粘着層にトナー成
分を塗布してもよい。
【0035】研磨ローラ7は、一次転写ローラ1の回転
方向(矢印a)と同方向(矢印g)に回転することによ
り、一次転写ローラ1の劣化層を削り落とす。この研磨
ローラ7は、金属用研磨砥石により形成したり、または
多孔質セラミックスにより形成することが可能である。
【0036】第2のクリーニングローラ8は、矢印h方
向に回転し、研磨ローラ7により一次転写ローラ1の劣
化層が削り落とされた後の研磨粉を除去する。この第2
のクリーニングローラ8は、第1のクリーニングローラ
6と同様に、金属の中空管を基材にし、その表面にアク
リル系粘着剤の粘着層が形成されている。または、この
粘着層にトナー成分を塗布してもよい。
【0037】ブラシローラ9は、矢印i方向に回転する
ことにより、研磨ローラ7に付着した研磨粉を除去す
る。このブラシローラ9は、金属のシャフトまたは樹脂
のシャフトに樹脂製繊維を螺旋状に巻き付けて形成され
る。
【0038】クリーナケース10は、研磨粉の収納と防
塵のために設けられた部品であり、樹脂または金属によ
り形成される。
【0039】次に、図1を参照しながら本発明の実施形
態である画像形成装置の動作例を説明する。まず、ベル
ト状感光体4上には、トナー像11が形成されている。
このトナー像11は、図示されない現像工程により現像
されたものである。トナーは、インク成分を液体で分散
した液状形態であり、図示されない現像工程、乾燥工程
を経てベルト状感光体4上に形成されるトナー像11と
なった時点でも固形分以外にも液体を含んでいる。
【0040】ベルト状感光体4は、矢印d方向に回転し
ているので、トナー像11をバックバックアックローラ
3と一次転写ローラ1の接線部に運んでくる。バックア
ックローラ3と一次転写ローラ1との間には荷重が印加
されており、接線部にはニップが形成されている。ま
た、一次転写ローラ1は内部に配された図示されない熱
源により加熱されて一定の温度に制御されている。トナ
ー像11は、このニップで加圧される。
【0041】上述されるように、一次転写ローラ1とベ
ルト状感光体4との表層は、架橋温度を調整して臨界表
面張力に差を設けてある。これにより、トナー像11は
臨界表面張力が大きい一次転写ローラ1の表面に転写さ
れる。この工程でトナー像11に含まれる液体分は蒸発
する。一次転写ローラ1は、べルト状感光体4に摩擦従
動して矢印aの方向に回転している。
【0042】次に、一次転写ローラ1上のトナー像12
は、一次転写ローラ1の回転で定着ローラ2と一次転写
ローラ1の接線部に運ばれてくる。一次転写ローラ1と
定着ローラ2との間には、荷重が印加されており、ニッ
プが形成されている。ニップには、図示されない制御に
よりタイミングを合せて用紙14が矢印eの方向に搬送
されている。
【0043】用紙14は、一次転写ローラ1および定着
ローラ2からの熱伝導と輻射熱で余熱、乾燥されて転写
定着に適切な条件になっている。トナー像12は、ニッ
プで用紙14表面に転写定着されて画像13となる。転
写定着が終了した用紙14は、分離プレート5で剥離さ
れ排紙される。上述される転写定着の工程により用紙1
4に転写定着されずに一次転写ローラ1上に残存したト
ナーは、クリーニングローラ6に吸着されて除去され
る。
【0044】上述される工程を印字毎に繰り返すことで
一次転写ローラ1の表面は劣化してくる。この劣化は、
図示されないベルト状感光体4の表面を帯電する工程で
生ずるオゾンによる酸化と、液体に有機溶剤を使用する
場合は、一次転写ローラ1の表層に形成されたシリコン
ゴムの未架橋部分の流出が促進されることによって生じ
るので表層を機械的に削り落とす必要がある。
【0045】研磨ローラ7は、一次転写ローラ1に圧接
されており、図示されない駆動力で矢印gの方向に回転
することで、一次転写ローラ1表面の劣化層を削り落と
す。クリーニングローラ8は、一次転写ローラ1に圧接
従動して矢印hの方向に回転して研磨後、一次転写ロー
ラ1表面に残存する研磨粉を除去する。
【0046】ブラシローラ9は、図示されない駆動力で
矢印iの方向に回転しており、ブラシ繊維の先端が研磨
ローラ7の表面の研磨粉を叩き落とす。クリーナケース
10は、研磨粉の収納と防塵のための部品であり、樹脂
または金属で形成されている。
【0047】上述される実施形態は、本発明の好適な実
施形態であり、本発明の要旨を逸脱しなし範囲内におい
て種々変形実施可能である。例えば、本発明の他の実施
形態として、上述される実施形態において、第1のクリ
ーニングローラ6と第2のクリーニングローラ8とは、
同材質により構成されているが、別の材質により構成す
ることも可能である。
【0048】また、ブラシローラ9を回転するように構
成しているが、一次転写ローラ1が回転するので、ブラ
シローラ9を固定的に設けることも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の画像形成装置によれば、一次転写ローラ表面を削り落
す機構を設けることで劣化層を除去することができるの
で、一次転写および二次転写に必要な一次転写ローラ表
面の臨界表面張力を適切に維持することができる。
【0050】また、本発明の画像形成装置によれば、研
磨後にクリーニングローラを再度配置することで一次転
写ローラ表面の残インクの除去の効率を向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である画像形成装置の転写定
着装置の構成を示す側断面図である。
【符号の説明】
1 一次転写ローラ 2 定着ローラ 3 バックアックローラ 4 ベルト状感光体 5 分離プレート 6 第1のクリーニングローラ 7 研磨ローラ 8 第2のクリーニングローラ 9 ブラシローラ 10 クリーナケース 11、12 トナー像 13 画像 14 用紙

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルト状感光体を回転駆動させるバック
    アックローラと、 前記バックアックローラにより回転駆動された前記ベル
    ト状感光体上に形成された画像を転写する転写ローラ
    と、 前記転写ローラにより転写された前記画像を用紙に転写
    および定着させる定着ローラと、 前記定着ローラにより定着された前記用紙を該定着ロー
    ラから分離する分離プレートと、 前記転写ローラ上に残留したトナーを吸着除去する第1
    のクリーニングローラと、 前記転写ローラ表面の劣化層を削り落とす研磨ローラ
    と、 前記研磨ローラにより研磨された前記転写ローラの表面
    に残存する研磨粉を除去する第2のクリーニングローラ
    と、 前記研磨ローラの表面に残存する研磨粉を叩き落とすブ
    ラシローラと、 前記第1のクリーニングローラおよび前記第2のクリー
    ニングローラにより除去された研磨粉を収納するクリー
    ナケースと、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルト状感光体と転写ローラとの表
    層は、架橋温度を調整することにより臨界表面張力に差
    を設けてあることを特徴とする請求項1記載の画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記転写ローラは、 金属の芯上にシリコンゴムを射出加工にて形成し、熱架
    橋したものの表面を研磨することにより形成することを
    特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写ローラは、 金属の芯上にシリコンゴムを押し出し加工にて形成し、
    熱架橋したものの表面を研磨することにより形成するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記シリコンゴムは、 高温架橋型(HTV)をベースに疎水化処理を施したも
    のであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記定着ローラは、 金属の中空管を基材にし、該基材の表面に四フッ化エチ
    レン樹脂(PTFE)により低表面張力層が設けられて
    いることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記定着ローラは、 金属の中空管を基材にし、該基材の表面にテトラフルオ
    ロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテルコポ
    リマー(PFA)により低表面張力層が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記定着ローラは、 金属の中空管を基材にし、該基材の表面に四フッ化エチ
    レン樹脂(PTFE)とテトラフルオロエチレン−パー
    フルオロアルキルビニルエーテルコポリマー(PFA)
    との混合体により低表面張力層が表面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記分離プレートは、 金属を基材にし、該基材の表面に四フッ化エチレン樹脂
    (PTFE)により低表面張力層が設けられていること
    を特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画
    像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記分離プレートは、 金属を基材にし、該基材の表面にテトラフルオロエチレ
    ン−パーフルオロアルキルビニルエーテルコポリマー
    (PFA)により低表面張力層が設けられていることを
    特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像
    形成装置。
  11. 【請求項11】 前記分離プレートは、 金属を基材にし、該基材の表面に四フッ化エチレン樹脂
    (PTFE)とテトラフルオロエチレン−パーフルオロ
    アルキルビニルエーテルコポリマー(PFA)との混合
    体により低表面張力層が設けられていることを特徴とす
    る請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装
    置。
  12. 【請求項12】 前記分離プレートは、 耐熱製プラスチックを基材にし、該基材の表面に四フッ
    化エチレン樹脂(PTFE)により低表面張力層が設け
    られていることを特徴とする請求項1から8のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 前記分離プレートは、 耐熱製プラスチックを基材にし、該基材の表面にテトラ
    フルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテ
    ルコポリマー(PFA)により低表面張力層が設けられ
    ていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 前記分離プレートは、 耐熱製プラスチックを基材にし、該基材の表面に四フッ
    化エチレン樹脂(PTFE)とテトラフルオロエチレン
    −パーフルオロアルキルビニルエーテルコポリマー(P
    FA)との混合体により低表面張力層が設けられている
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載
    の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 前記第1のクリーニングローラは、 金属の中空管を基材にし、該基材の表面にアクリル系粘
    着剤による粘着層が形成されていることを特徴とする請
    求項1から14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 前記第1のクリーニングローラは、 金属の中空管を基材にし、該基材の表面にトナー成分を
    塗布して構成されることを特徴とする請求項1から14
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 前記研磨ローラは、金属用研磨砥石に
    より形成されることを特徴とする請求項1から16のい
    ずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 前記研磨ローラは、多孔質セラミック
    により形成されることを特徴とする請求項1から16の
    いずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 前記第2のクリーニングローラは、 金属の中空管を基材にし、該基材の表面にトナー成分を
    塗布して構成されることを特徴とする請求項1から18
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 前記ブラシローラは、 金属製のシャフトに樹脂製繊維を螺旋上に巻き付けて構
    成されることを特徴とする請求項1から19のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
  21. 【請求項21】 前記ブラシローラは、 樹脂製のシャフトに樹脂製繊維を螺旋上に巻き付けて構
    成されることを特徴とする請求項1から20のいずれか
    1項に記載の画像形成装置。
JP11015870A 1999-01-25 1999-01-25 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2984680B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015870A JP2984680B1 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 画像形成装置
US09/488,384 US6185391B1 (en) 1999-01-25 2000-01-20 Image forming apparatus having mechanism for scraping away deteriorated layer of transfer roller

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11015870A JP2984680B1 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2984680B1 true JP2984680B1 (ja) 1999-11-29
JP2000214696A JP2000214696A (ja) 2000-08-04

Family

ID=11900845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11015870A Expired - Fee Related JP2984680B1 (ja) 1999-01-25 1999-01-25 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6185391B1 (ja)
JP (1) JP2984680B1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121868A (ja) * 2003-10-16 2005-05-12 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP5300222B2 (ja) * 2007-07-24 2013-09-25 キヤノン株式会社 クリーニング機構、及びこれを備える画像形成装置
JP6624838B2 (ja) * 2015-08-04 2019-12-25 キヤノン株式会社 画像加熱装置および画像形成装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06222688A (ja) 1993-01-25 1994-08-12 Seiko Instr Inc 電子写真プリント装置
US5742873A (en) * 1993-10-30 1998-04-21 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and oil cleaning member
JPH07209894A (ja) 1994-01-25 1995-08-11 Canon Inc 像担持体、磁性粉体搬送装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000214696A (ja) 2000-08-04
US6185391B1 (en) 2001-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20050220507A1 (en) Fixing device and image forming apparatus
JP2009276578A (ja) 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2984680B1 (ja) 画像形成装置
JP4300885B2 (ja) ベルト管状体および画像定着装置
JP2003302852A (ja) 定着装置
JP2015129797A (ja) 画像定着用管状体、定着装置、および画像形成装置
JP2005084484A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP3427806B2 (ja) 液体現像電子写真印刷装置の感光体クリーニング方法
JP3248523B2 (ja) 電子写真画像形成装置の転写定着装置
JP3557412B2 (ja) 湿式電子写真方式プリンタのイメージ定着ユニット
JP2001242737A (ja) 定着装置
JPH0863007A (ja) ローラ転写装置
JP4893087B2 (ja) 画像形成装置
JP2000081805A (ja) 画像形成装置
CN102200733A (zh) 层状结构、定影部件和图像形成装置
US6246845B1 (en) Electrophotographic machine including a backup roller disposed within an intermediate transfer medium
JP2015227910A (ja) ローラ、定着ローラ、定着装置、及び画像形成装置
JP2004127700A (ja) 加熱装置
JPH0962057A (ja) 画像形成装置及びまぶし機
JP3051265B2 (ja) 画像形成装置
JPH08301475A (ja) 搬送用ローラ及び搬送用ローラの製造方法並びに定着装置
JP2002268469A (ja) 画像形成装置
JPS5885469A (ja) 複写装置
JPH0753077Y2 (ja) ローラ加熱処理装置
JP2005077786A (ja) 定着装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990907

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070924

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080924

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees