JP2984618B2 - 自動カッタ - Google Patents

自動カッタ

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JP2984618B2
JP2984618B2 JP9048246A JP4824697A JP2984618B2 JP 2984618 B2 JP2984618 B2 JP 2984618B2 JP 9048246 A JP9048246 A JP 9048246A JP 4824697 A JP4824697 A JP 4824697A JP 2984618 B2 JP2984618 B2 JP 2984618B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動カッタに係
り、特にファクシミリ装置、複写機、プリンタ等の記録
紙等を破線状に切断する際に用いて好適な技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、丸刃状の移動刃を使用し、用紙に
破線状の切断を行うものとしては、例えば、特開平7−
186472号公報に記載された「ミシン目カッター付
き記録ユニット」のミシン目カッター機構がある。
【0003】このミシン目カッター機構は、特開平7−
186472号公報に記載された図1ないし図4に示さ
れるように、長矩形かつ板状の固定刃51と、この固定
刃51の長矩形長手方向の1辺に設けた刃先に接触しつ
つ移動してロール状記録紙1にミシン目を入れる円盤状
の回転式移動刃52と、回転式移動刃52を移動させる
駆動部60とを有している。
【0004】駆動部60は、回転式移動刃52を回転自
在に保持する移動保持体53と、固定刃51に平行に配
置されるフレーム54と、フレーム54に形成され移動
保持体53の移動を補助するガイド55と、フレーム5
4の両端に固定されたプーリ56,57と、プーリ間に
張られ一部が移動保持体53に固定されたワイヤ58と
を有する。
【0005】回転式移動刃52は、特開平7−1864
72号公報に記載された図4に示されるように、刃の円
周に凹凸が設けられており、固定刃51と接触していく
際にロール状記録紙1にミシン目を入れるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなミ
シン目カッタは、回転式移動刃の刃の形状が凹凸状とさ
れているために、用紙をミシン目状に切断する破断状態
の切断を行い、かつ切断状態を切り換えて、用紙を完全
に切断する全断状態に切り換えて切断を行うためには、
他の回転式移動刃を設ける必要が生じていた。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、以下の目的を達成しようとするものである。 用紙をミシン目状に切断する破断状態と、完全に切断
する全断状態とを切り換え可能とすること。 切断状態の切り替えを任意の切断位置で切り換え可能
とすること。 破断状態と全断状態との異なる切断状態を単一構造で
行うこと。 構造の簡略化を図ること。 小型化と軽量化とを促進すること。 操作性の向上を図ること。
【0008】
【課題を解決するための手段】固定刃と、固定刃との間
で用紙を挟んで切断する円形刃と、該円形刃と連動して
用紙上を回転する送紙輪と、円形刃と送紙輪とを駆動す
る駆動手段と、円形刃と送紙輪との位置関係を切り換え
ることによって用紙をミシン目状に切断する破断状態と
完全に切断する全断状態とを切り換え可能とする位置切
り替え手段とを具備するものとされる。固定刃が、直線
形状とされて、円形刃と送紙輪と位置切り替え手段とが
固定刃に対して移動することにより用紙が切断される。
円形刃の外径が、送紙輪の外径より大きく設定され、前
記全断状態には、円形刃と送紙輪とが同軸状態に連動し
て回転し、前記破断状態には、円形刃と送紙輪とが偏心
状態に連動して回転する。前記破断状態には、円形刃の
外円弧の一部が、送紙輪の外円弧の中に位置する偏心状
態とされる。位置切り替え手段は、円形刃と送紙輪とを
回転可能に接続する偏心軸と、円形刃と送紙輪とを同軸
状態として位置設定する同軸位置設定手段と、円形刃と
送紙輪とを偏心状態として位置設定する偏心位置設定手
段とを具備するものとされる。同軸位置設定手段は、円
形刃の中心穴と、送紙輪の中心軸移動穴と、これら中心
軸移動穴と中心穴とに軸線方向に移動可能として配され
る中心軸と、該中心軸を軸線方向に駆動する中心軸駆動
手段と、中心軸を中心穴に導く中心軸ガイドとを具備す
るものとされる。中心軸ガイドが、内側表面が滑らかな
円錐形状にかつ円形刃と一体に配される。中心軸の先端
が、滑らかに中心軸ガイドに当接するよう丸みを帯びた
形状とされる。偏心位置設定手段は、偏心軸の回りの回
転移動を規制するためのストッパーを具備するものとさ
れ、該ストッパーが、円形刃および送紙輪の対向方向に
突出していて偏心軸から等距離で相互に接触するものと
される。具体的には、ストッパーが、円形刃および送紙
輪の対向面の一方に間隔を持って配される2つの固定ス
トッパーと、該2つの固定ストッパーの間に位置して円
形刃および送紙輪の対向面の他方に配される移動ストッ
パーとにより構成される。他の技術として、偏心位置設
定手段は、偏心軸の回りの回転移動を規制するための対
をなす位置設定パイプを具備するものとされ、該位置設
定パイプが、偏心軸と同軸に円形刃および送紙輪の間に
配され、かつ、偏心軸回りの回転移動を許容するスリッ
トを有して互いに噛み合わされる切欠を有するものとさ
れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る自動カッタの
第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。
【0010】図1ないし図6において、符号Cは自動カ
ッタ、1は用紙(ロール状記録紙)、2は固定刃、3は
円形刃、4は送紙輪、6は駆動手段、7は偏心軸、8は
同軸位置設定手段、9は偏心位置設定手段、10は切り
替え位置設定手段、11は移動ユニットである。
【0011】自動カッタCは、例えばファクシミリ装
置,複写機,プリンタに配され、図1ないし図6に示す
ように、固定刃2と、固定刃2との間で用紙1を挟んで
切断する円形刃3と、該円形刃3と連動して用紙1上を
回転する送紙輪4と、円形刃3と送紙輪4とを駆動する
駆動手段6と、円形刃2と送紙輪3との位置関係を切り
換えることによって用紙1をミシン目状に切断する破断
状態と完全に切断する全断状態とを切り換え可能とする
位置切り替え手段10とを具備するものとされる。
【0012】用紙1は、例えばロール状記録紙1とさ
れ、ファクシミリ装置,複写機,プリンタ等において、
必要に応じてミシン目状に切断する破断状態と完全に切
断する全断状態として切断される。
【0013】固定刃2は、図1ないし図6に示すよう
に、平板に切断穴2Aが配されて刃が直線形状とされ
て、該固定刃2に対して円形刃3と送紙輪4と位置切り
替え手段10とが移動することにより用紙1を切断する
構成とされる。
【0014】円形刃3は、図1ないし図6に示すよう
に、円形刃3の外径が、送紙輪4の外径より大きく設定
され、位置切り替え手段10によって、送紙輪4と同軸
状態に連動して回転する全断状態と、送紙輪4と偏心状
態に連動して回転する破断状態との切り替え可能に配さ
れる。
【0015】送紙輪4は、図1ないし図6に示すよう
に、送紙輪4の外径が、円形刃3の外径より小さく設定
され、位置切り替え手段10によって、円形刃3と同軸
状態に連動して回転する全断状態と、円形刃3と偏心状
態に連動して回転する破断状態との切り替え可能に配さ
れ、例えば、駆動手段6により固定刃2に対して直線移
動されることにより回転するものとされる。
【0016】円形刃3と送紙輪4とは、図4ないし図6
に示すように、破断状態において、円形刃3の外円弧3
Aの一部Lが、送紙輪4の外円弧4Aの中に位置する偏
心状態に設定される。
【0017】駆動手段6は、図1または図4に示すよう
に、円形刃3と送紙輪4と位置切り替え手段10とが配
される移動ユニット11が接続されるワイヤ58と、該
ワイヤ58が巻回され、かつ固定刃2に移動ユニット1
1の移動距離より大きく間隔を持って配されるプーリ5
6,57と、該プーリ56を回転駆動するためのモータ
61とを具備するものとされる。プーリ56,57はフ
レーム等に固定することも可能である。
【0018】位置切り替え手段10は、図1ないし図6
に示すように、円形刃3と送紙輪4とを回転可能に接続
する偏心軸7と、円形刃3と送紙輪4とを同軸状態とし
て位置設定する同軸位置設定手段8と、円形刃3と送紙
輪4とを偏心状態として位置設定する偏心位置設定手段
9とを具備するものとされる。
【0019】偏心軸7は、図2ないし図5に示すよう
に、円形刃3と送紙輪4とに貫通されて抜け止め71が
配され、該抜け止め71が、円形刃3と送紙輪4とを間
隔をもって回転可能に位置するために、それぞれ円形刃
3と送紙輪4とを挟み込むように配されるものとされ
る。
【0020】同軸位置設定手段8は、図1ないし図6に
示すように、円形刃3の中心穴81と、送紙輪4の中心
軸移動穴82と、これら中心軸移動穴82と中心穴81
とに軸線方向に移動可能として配されるされる中心軸8
3と、該中心軸83を軸線方向に駆動する中心軸駆動手
段84と、中心軸83を中心穴81に導く中心軸ガイド
85とを具備するものとされる。
【0021】中心軸83は、図2または図4に示すよう
に、例えば軟鉄製とされ、中心軸83の先端83Aが、
滑らかに中心軸ガイド85に当接するよう丸みを帯びた
形状とされ、中心軸83の基端83B側が、中心軸駆動
手段84により駆動されるものとされる。
【0022】中心軸駆動手段84は、例えばソレノイド
とバネを組み合わせて中心軸83を軸線方向に駆動する
ものとされ、または、モータを駆動源としてラックピニ
オン機構を介して中心軸83を駆動するものとすること
も可能である。
【0023】中心軸ガイド85が、図2ないし図6に示
すように、円錐形状にかつ円形刃3と一体に配され、滑
らかな内側表面85Aを有するものとされる。
【0024】偏心位置設定手段9は、図1ないし図6に
示すように、偏心軸7の回りの回転移動を規制するため
のストッパー91A,91Bを具備するものとされ、該
ストッパー91A,91Bが、円形刃3および送紙輪4
の対向方向に突出していて偏心軸7から等距離に位置し
相互に接触するものとされる。
【0025】具体的には、ストッパー91A,91B
が、円形刃3および送紙輪4の対向面の一方、例えば送
紙輪4の円形刃3に対向する対向面4Bに間隔を持って
配される2つの固定ストッパー91Aと、該2つの固定
ストッパー91Aの間に位置して円形刃3および送紙輪
4の対向面の他方、例えば円形刃3の送紙輪4に対向す
る対向面3B配にされる移動ストッパー91Bとにより
構成される。
【0026】以下、このような自動カッタCによる、用
紙1の切断について説明する。
【0027】用紙1を切断する場合には、固定刃2に用
紙1が接触した状態で、駆動手段6のモータ61を回転
させてプーリ56を回転駆動し、プーリ56,57およ
びワイヤ58を駆動して移動ユニット11を移動させ
る。このとき、送紙輪4が固定刃2方向に押圧されて回
転し、連動して回転する円形刃3が固定刃2との間で用
紙1を押し切って切断する。
【0028】先ず、自動カッタCにおいて、用紙1を完
全に切断する全断状態の場合には、図1ないし図3に示
すように、同軸位置設定手段8の中心軸83が、中心軸
駆動手段84により中心穴81に挿通された状態とさ
れ、円形刃3と送紙輪4とは、同軸状態に連動して回転
する。このとき、円形刃3の外円弧3Aが、図1ないし
図3に示すように、固定刃2の切断穴2Aの内部に常に
位置しているため、円形刃3と固定刃2との間で用紙1
を完全に切断する。
【0029】次に、自動カッタCにおいて、用紙1をミ
シン目状に切断する破断状態の場合には、図4ないし図
6に示すように、位置切り替え手段10により円形刃3
と送紙輪4とが偏心状態に切り換えられ、円形刃3と送
紙輪4とが偏心状態に連動して回転する。このとき、円
形刃3と送紙輪4の位置関係が、図4ないし図6に示す
ように、外円弧3Aの一部Lを送紙輪4の外円弧4Aの
中に位置する偏心状態に設定されている。このため、こ
の外円弧3Aの一部Lが、切断穴2Aの外部に常に位置
し、外円弧3Aの一部Lに相当する長さ分だけ用紙1が
切断されず、それ以外は、円形刃3と固定刃2との間で
用紙1を切断するため、用紙1がミシン目状に切断され
る。
【0030】次に、位置切り替え手段10による全断状
態と破断状態との切り換えについて説明する。
【0031】上述した全断状態において、破断状態に切
り換える場合には、図1ないし図6に示すように、中心
軸駆動手段84により中心軸83を軸線方向に移動して
中心穴81から抜き出す。すると、中心軸83の固定が
なくなることにより、円形刃3と送紙輪4とが偏心軸7
の回りに回転して、偏心位置設定手段9の移動ストッパ
ー91Bが固定ストッパー91Aに当接することにより
偏心状態となり、破断状態に切り換えられる。
【0032】次に、破断状態から全断状態に切り換える
場合には、図1ないし図6に示すように、中心軸駆動手
段84により中心軸83を軸線方向に移動して、中心軸
83の先端83Aを中心軸ガイド85の内側表面85A
に押し当てて滑らせ、中心軸83を中心穴81に導き中
心穴81に挿入状態とする。すると、偏心状態にある円
形刃3と送紙輪4とが偏心軸7の回りに回転して、中心
軸83により円形刃3と送紙輪4とが同軸状態に固定さ
れて、全断状態に切り替えられる。
【0033】このように、位置切り替え手段10によ
り、破断状態と全断状態の切り替えを用紙1の切断中に
行うことにより、大部分を切断した用紙1を部分的にミ
シン目状に接続させたり、また、ミシン目状に切断した
用紙1の端部の切断端を切り離しやすいように長めに切
断することも可能である。
【0034】以下、本発明に係る自動カッタの第2の実
施形態を、図面に基づいて説明する。
【0035】この第2の実施形態においては、上述の実
施形態と偏心位置設定手段9が変更されており、第1の
実施形態と同一の構成要素には同一符号を付けて説明を
省略する。
【0036】第2の実施形態において、偏心位置設定手
段9は、図7ないし図8に示すように、偏心軸7の回り
の回転移動を規制するための対をなす位置設定パイプ9
2A,92Bを具備するものとされる。
【0037】位置設定パイプ92A,92Bは、図7に
示すように、偏心軸7と同軸に位置し、円形刃3および
送紙輪4の間に配されて、円形刃3および送紙輪4に固
定され、かつ、図8に示すように、偏心軸7回りの回転
移動を許容するスリットsを有して互いに噛み合わされ
る切欠93A,93Bを有するものとされる。
【0038】このような自動カッタCにおいては、図7
ないし図8に示すように、円形刃3と送紙輪4とが、ス
リットsに対応する角度だけ偏心軸7回りの回転を許容
されるため、円形刃3と送紙輪4との偏心位置が設定さ
れる。したがって、破断状態においては、円形刃3が送
紙輪4に対して偏心した偏心状態とすることができる。
【0039】なお、位置設定パイプ92A,92Bは、
図7ないし図8に示すように、切欠93A,93Bを略
等しい形状としたが、スリットsの偏心軸7回りの大き
さにより偏心位置が設定されるため、任意の割合で形成
することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の自動カッタによれば、以下の効
果を奏する。 (1)位置切り替え手段によって、円形刃と送紙輪とを
偏心状態および同軸状態に切り替え可能としたため、用
紙をミシン目状に切断する破断状態と、完全に切断する
全断状態とを切り換え可能とすることができる。 (2)中心軸の出し入れにより、円形刃と送紙輪とを偏
心状態と同軸状態に切り替え可能としたため、切断状態
の切り替えを任意の切断位置で切り換え可能とすること
ができる。 (3)円形刃と送紙輪とを偏心状態として破断状態とす
るため、破断状態と全断状態との異なる切断状態を単一
構造で行うことができる。 (4)単一構造で異なる切断状態とすることが可能なた
め、構造の簡略化を図ることができる。 (5)構造の簡略化により、小型化と軽量化とを促進す
ることができる。 (6)上記により、操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動カッタの第1の実施形態に
おける同軸状態を示す正面図である。
【図2】 円形刃と送紙輪の同軸状態を示す拡大側面図
である。
【図3】 円形刃と送紙輪の同軸状態を示す拡大正面図
である。
【図4】 本発明に係る自動カッタの第1の実施形態に
おける偏心状態を示す正面図である。
【図5】 円形刃と送紙輪の偏心状態を示す拡大側面図
である。
【図6】 円形刃と送紙輪の偏心状態を示す拡大正面図
である。
【図7】 本発明に係る自動カッタの第2の実施形態に
おける偏心位置設定手段を示す組立斜視図である。
【図8】 図7における位置設定パイプおよびスリット
を示す断面図である。
【符号の説明】
C…自動カッタ 1…用紙(ロール状記録紙) 2…固定刃 2A…切断穴 3…円形刃 3A…外円弧 L…外円弧の一部 4…送紙輪 4A…外円弧 6…駆動手段 7…偏心軸 8…同軸位置設定手段 9…偏心位置設定手段 10…切り替え位置設定手段 11…移動ユニット 56,57…プーリ 58…ワイヤ 61…モータ 71…抜け止め 81…中心穴 82…中心軸移動穴 83…中心軸 83A…先端 83B…基端 84…中心軸駆動手段 85…中心軸ガイド 85A…内側表面 91A…固定ストッパー(ストッパー) 91B…移動ストッパー(ストッパー) 92A…位置設定パイプ 92B…位置設定パイプ 93A…切欠 93B…切欠 s…スリット

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定刃(2)と、固定刃との間で用紙
    (1)を挟んで切断する円形刃(3)と、該円形刃と連
    動して用紙上を回転する送紙輪(4)と、円形刃と送紙
    輪とを駆動する駆動手段(6)と、円形刃と送紙輪との
    位置関係を切り換えることによって用紙をミシン目状に
    切断する破断状態と完全に切断する全断状態とを切り換
    え可能とする位置切り替え手段(10)とを具備し、 前記円形刃の外径が、前記送紙輪の外径より大きく設定
    され、 前記全断状態には、円形刃と送紙輪とが同軸状態に連動
    して回転し、 前記破断状態には、円形刃と送紙輪とが偏心状態に連動
    して回転し、この円形刃の外円弧の一部が、送紙輪の外
    円弧の中に位置する偏心状態とされる ことを特徴とする
    自動カッタ。
  2. 【請求項2】 位置切り替え手段(10)は、円形刃
    (3)と送紙輪(4)とを回転可能に接続する偏心軸
    (7)と、円形刃と送紙輪とを同軸状態として位置設定
    する同軸位置設定手段(8)と、円形刃と送紙輪とを偏
    心状態として位置設定する偏心位置設定手段(9)とを
    具備するものとされることを特徴とする請求項1記載の
    自動カッタ。
  3. 【請求項3】 同軸位置設定手段(8)は、円形刃
    (3)の中心穴(81)と、送紙輪(4)の中心軸移動
    穴(82)と、これら中心軸移動穴と中心穴とに軸線方
    向に移動可能として配される中心軸(83)と、該中心
    軸を軸線方向に駆動する中心軸駆動手段(84)と、中
    心軸を中心穴に導く中心軸ガイド(85)とを具備する
    ものとされることを特徴とする請求項1または2記載の
    自動カッタ。
  4. 【請求項4】 偏心位置設定手段(9)は、偏心軸
    (7)の回りの回転移動を規制するためのストッパー
    (91A,91B)を具備するものとされ、該ストッパ
    ーが、円形刃(3)および送紙輪(4)の対向方向に突
    出していて偏心軸から等距離で相互に接触するものとさ
    れ、かつ、円形刃および送紙輪の対向面の一方に間隔を
    持って配される2つの固定ストッパー(91A)と、該
    2つの固定ストッパーの間に位置して円形刃および送紙
    輪の対向面の他方に配される移動ストッパー(91B)
    とにより構成されることを特徴とする請求項1から3の
    いずれか記載の自動カッタ。
  5. 【請求項5】 偏心位置設定手段(9)は、偏心軸
    (7)の回りの回転移動を規制するための対をなす位置
    設定パイプ(92A,92B)を具備するものとされ、
    該位置設定パイプが、偏心軸と同軸に円形刃(3)およ
    び送紙輪(4)の間に配され、かつ、偏心軸回りの回転
    移動を許容するスリット(s)を有して互いに噛み合わ
    される切欠(93A,93B)を有することを特徴とす
    る請求項1から4のいずれか記載の自動カッタ。
  6. 【請求項6】 固定刃(2)が、直線形状とされて、円
    形刃(3)と送紙輪(4)と位置切り替え手段(10)
    とが固定刃に対して移動することにより用紙(1)が切
    断されることを特徴とする請求項1から5のいずれか記
    載の自動カッタ。
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