JPH10295335A - 鯣裂機 - Google Patents

鯣裂機

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JPH10295335A
JPH10295335A JP9104302A JP10430297A JPH10295335A JP H10295335 A JPH10295335 A JP H10295335A JP 9104302 A JP9104302 A JP 9104302A JP 10430297 A JP10430297 A JP 10430297A JP H10295335 A JPH10295335 A JP H10295335A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鯣裂機の回転数を増加させても、上記不都合
が生じないような又良好な裂き鯣を得ることができるよ
うな、また騒音を低減させた鯣裂機を提供することを目
的とする。 【解決手段】 側面視において略くの字状に屈曲した裂
刃を備えた裂刃装置を、刃先が環状駆動体の回転方向を
略向くように、環状駆動体の周縁に適宜間隔で配設され
た回転刃体と、上記刃先の通過軌跡上に鯣の先端を該回
転刃体の動作とタイミングを合わせて供給する、上下一
対のローラを具備した送りローラ装置3と、この送りロ
ーラ装置3の送り面に対応させて設けた鯣供給台とを有
する鯣裂機において、裂刃2の屈曲した刃先側の部分が
鯣に対して略直角になるよう配置するとともに、この裂
刃2を、上記くの字状に屈曲した屈曲部分の外周面2b
に角付をおこない内周面2cをラウンド状に形成した、
ステンレス製の一体成形品で構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嗜好品としての裂
き鯣を製造するための鯣裂機に関し、特に、耐久性及び
騒音を低下させるべく改良された鯣裂機に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】裂き
鯣を製造する鯣裂機としては、本出願人により、実公平
1−25594号、実公平4−18393号、特開平1
−240137号等が提供されている。
【0003】これら鯣裂機は、それ以前、専ら手によっ
て裂いていたものを機械化した点で、画期的なものであ
った。
【0004】鯣裂機は、図6に図示するように、支持軸
20を中心に回転する環状駆動体1の周囲に、複数の裂
刃装置2を、該裂刃装置の裂刃が回転方向を向くような
状態で配設し、上下一対の送りローラを具備した送りロ
ーラ装置3で把持した鯣の先端を、裂刃2Aの刃先2a
で突き刺すとともに、該裂刃2Aとそれを保持する裂刃
保持台2Bとの間に細幅の鯣の端部を挟持し、上記裂刃
装置2が鯣の繊維に対して直角方向へ移動することによ
り、上記挟持した部分を材料(鯣)の基部から引き裂く
よう構成されている。従って、上記送りローラ装置3に
より、上記裂刃装置2の通過タイミングに合わせて所定
寸法(0.7〜10mm程度)づつ鯣をその先端方へ供
給すると、裂き鯣を機械的に製造することができる。
【0005】ところが、近年、人件費の安いアジアの近
隣諸国で種々の製品が加工され、この「裂き鯣」もその
例外でない。
【0006】そのため、人件費の高い我が国で裂き鯣を
製造する場合には、上記人件費の安い国で製造する場合
に比べて、より一層生産性を高める必要がある。
【0007】このため、本出願人は、実公平4−183
93号公報に記載するように、従来1台の鯣裂機に一ユ
ニットしか設けられていなかった鯣裂きユニット(回転
刃体と送りローラ装置から構成される鯣裂きユニット)
を、複数ユニット並設した鯣裂機を提供し、また、鯣を
複数枚重ねて供給可能な鯣裂機を提供することによっ
て、一人の作業者が製造できる裂き鯣の量を飛躍的に増
大させることに成功した。
【0008】また、同時に、鯣裂機の回転刃体の回転数
を可及的に増加させ製造できる裂き鯣の量を増大してい
る。
【0009】しかしながら、上述のように、鯣を複数枚
重ねて供給すると、又、回転刃体の回転数を可及的に増
大させた場合、上記裂刃装置の裂刃の側面視「く」の字
状になった屈曲部分に作用する曲げモーメントが大きく
なり、且つ上記回転数の増加に見合って曲げモーメント
が頻繁に作用する。
【0010】この結果、長時間使用すると、裂刃の
「く」の字状の屈曲部分が変形して、つまり、屈曲角度
が大きくなり、徐々に鯣の裂き幅が増加してくるととも
に、そのまま放置すると、裂刃の先端が上記供給保持機
構と接触してしまうことになる。
【0011】また、回転数を高めると、当接部分あるい
は摺接部分での騒音が指数関数的に増加し、作業環境を
著しく悪化させることにもなっていた。
【0012】本発明は、上記現況に鑑みおこなわれもの
で、鯣裂機の回転数を増加させても、また複数枚重ねて
処理しても、上記不都合が生じないような又良好な裂き
鯣を得ることができるような鯣裂機を提供することを第
一の目的とし、騒音を低減させた鯣裂機を提供すること
を第二の目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】しかして、本発明にかか
る鯣裂機は、側面視において略くの字状に屈曲した裂刃
を備えた裂刃装置を、刃先が環状駆動体の回転方向を略
向くように、環状駆動体の周縁に適宜間隔で配設された
回転刃体と、上記刃先の通過軌跡上に鯣の先端を該回転
刃体の動作とタイミングを合わせて供給する、上下一対
の送りローラを具備した送りローラ装置と、この送りロ
ーラ装置の送り面に対応させて設けた鯣供給台とを有す
る鯣裂機において、上記裂刃の屈曲した刃先側の部分が
鯣に対して略直角になるよう配置するとともに、この裂
刃を、上記くの字状に屈曲した屈曲部分の外周面に角付
をおこない内周面をラウンド状に形成した、ステンレス
製の一体成形品で構成したことを特徴とする。
【0014】そして、このように構成された鯣裂機によ
れば、裂刃の屈曲部分の剛性が飛躍的に増加し、且つ屈
曲部分の屈曲角度を大きくしようとする曲げモーメント
が小さくなることから、上述のように、複数枚の鯣を重
ねた状態で処理しても、あるいは回転数を高めて処理し
ても、長期間の使用期間中、裂刃の屈曲部分は何ら変形
することはない。本発明者が実験したところによると、
裂刃の屈曲部分の変形が長時間の使用によっても殆ど生
じないことが確認された。
【0015】
【発明の実施の形態】そして、請求項1記載の鯣裂機の
一つの実施形態として、請求項2記載のように、請求項
1記載の送りローラ装置の先端に、合成樹脂製の部材が
配置され、この合成樹脂製の部材から先端側に突出した
鯣が、裂刃によって裂かれるよう構成されていると、仮
に裂刃が変形したとしても、送りローラ装置と当接して
破損するようなことはない。
【0016】また、別の実施形態として、請求項3記載
のように、請求項1又は請求項2記載の送りローラ装置
の少なくとも上側に配置された送りローラを、正面視に
おいて、両側の部分が外方で拡径するテーパ状に形成さ
れ全体が略鼓形になった送りローラで構成すると、鯣を
多数重ねて処理した場合にも、回転数を高めて処理して
も、鯣が確実に逆Uの字状に屈曲した状態で裂刃によっ
て処理されるため、良好な裂き鯣を得ることができる。
【0017】また、別の実施形態として、請求項4記載
のように、請求項1〜3のいずれか1の項に記載の送り
ローラ装置において、上下一対の送りローラが前後に少
なくとも2ユニット設けられ、これら前後の各ユニット
が一体の支持部材により支持されるとともに、この支持
部材が先端のユニット近傍で枢支されるとともに、基端
側のユニット側が板バネにより下方に押圧されている
と、鯣を多数重ねて処理した場合にも、あるいは1枚だ
け処理した場合にも、供給される鯣の厚みに対応して、
送りローラ装置で上下に挟持された状態で供給されるた
め、良好な裂き鯣を得ることが出来る。
【0018】さらに、別の実施形態として、請求項5の
ように、請求項1〜4のいずれか1の項に記載の鯣供給
台が、平面視において先端側で尖状になった舟形に形成
され、その先端が、送りローラ装置の基端側のユニット
に近づけて設けられていると、送りローラ装置に鯣を供
給する際に、鯣を逆Uの字に自然に且つ円滑に屈曲させ
た状態でおこなえるため、毛羽立ちの極めて良好な処理
が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかる鯣裂機を図面
を参照しながら具体的に説明する。図1は本実施例にか
かる鯣裂機の要部の構成を示す斜視図、図2は図1の右
側からの概略の側面図、図3は図2の実際の配置関係を
示す部分拡大側面図、図4は裂刃の構成を示す側面図
で、(a)は図1に示す裂刃の構成を示す側面図、
(b)は従来の裂刃の構成を示す側面図、図5は鯣裂機
の全体の概略の構成を示す側面図である。
【0020】図5において、1は環状駆動体、2は環状
駆動体1の周縁に適宜間隔で配設されている裂刃装置、
3は送りローラ装置、20は上記環状駆動体1を回転自
在に支持する支持軸である。そして、上記環状駆動体1
は、鯣裂機Aの底部に配設された電動モータMにより、
一対のスプロケット21,22とチェーン23を介し
て、駆動されるよう構成されている。また、上記送りロ
ーラ装置2は、上記電動モータMにより、一対のスプロ
ケット24,25とチェーン26、およびラチット機構
27と、一対のスプロット28,29とチェーン30を
介して、駆動されるよう構成され、上記環状駆動体1の
回転とタイミングを合わせて、つまり、環状駆動体1上
の一つの裂刃装置2が通過する間に所定寸法だけ、間欠
的に鯣を送るべく駆動されるよう構成されている。
【0021】ところで、本鯣裂機Aの場合には、上記裂
刃装置2の、裂刃2Aが、図4(a)に図示するよう
に、「く」の字状に屈曲した屈曲部分の外周面2bに角
付をおこない、且つ内周面2cをラウンド状に形成し
た、ステンレス製の一体成形品で構成している。即ち、
図4(b)に図示する従来の裂刃2Aの如く、帯板状の
ものをプレスして屈曲して形成したものに比べて、屈曲
部分の剛性が極めて高く構成することができる。
【0022】そして、上記裂刃2Aは、図2に図示する
ように、略直角に鯣に刺さるような角度で環状駆動体1
に配設されている。具体的には、従来の場合、鯣への刺
さる角度が、70度程度であったものが、この鯣裂機A
では、略80〜85度の角度で鯣に刺さるように配設さ
れている。勿論、この場合にも、鯣に刺さって裂くとい
う機能から、裂刃2Aの刃先2aは、環状駆動体1の回
転方向を向いて配設されている。
【0023】そして、この裂刃2Aは、基端が上記環状
駆動体1に固設されている裂刃保持台2Bに保持され、
この裂刃保持台2Bは、枢支軸2eを中心に、環状駆動
体1に固設されている該裂刃保持台2Bの先端部2dに
対して、図2の矢印X方向に揺動し、上記先端部2dと
裂刃2Aとの間に鯣を鋏み込むのに最適な空間aが形成
されるようになっている。この裂刃保持台2B(裂刃2
A)の先端部2dに対する揺動は、該裂刃保持台2Bの
基端部2fに基端に配設されているガイドローラ5が、
カム板6の側面に当接することによって、鯣を裂く直前
(および裂いた鯣を裂刃2から払い落とす際)に、上記
最適な空間aが形成されるよう構成されている。そし
て、ガイドローラ5がカム板6の側面から離れると、元
の状態、つまり裂刃保持台2Bの先端部2dと裂刃2A
の内側の面がより大きく離間する状態となるよう構成さ
れている。このような大きく離間した状態において、先
端部2dと裂刃2Aとの間で挟んでいる裂いた鯣を払い
落とすよう構成されている。
【0024】また、上記カム板6は、この鯣裂機Aの場
合、耐衝撃性のある合成樹脂(キャストナイロン)で構
成されている。
【0025】そして、この鯣裂機Aの場合、図2に図示
するように、送りローラ装置3の先端に、合成樹脂製
(キャストナイロン製)の部材7が送りローラ装置3の
フレーム部材3aから突設するよう配設され、この合成
樹脂製の部材7の先端から環状駆動体1側に突出した鯣
先端部が、裂刃装置2によって突き刺され、その後の環
状駆動体1の下方への回転により、引き裂かれるよう構
成されている。
【0026】また、上記送りローラ装置3の上下一対設
けられている送りローラ3A,3Bは、この鯣裂機Aの
場合、図1あるいは図3に図示するように、前後(図
1,図3において左右)に2ユニット設けられ、これら
前後の上側の各送りローラ3Aは、図1に図示する板状
の支持部材3C(図2,図3では図示せず)に支持軸を
介して回転自在に支持され、これら各送りローラ3Aが
同一の回転速度で回転するよう、各支持軸間がチェーン
3cを介して接続されている。また、上記支持部材3C
は、先端側(図1,図2において右側)の送りローラ3
Aの支持軸3Eによって、鯣裂機Aの機台にコイルスプ
リングを介して上下動可能に支持されるとともに、該支
持部材3Cは基端側(図1,図2において左側)が、上
記支持軸3Eを中心に上下に揺動可能(図3の矢印R参
照)に構成されている。そして、この支持部材3Cの基
端には、図1に図示するように、板バネ8が配設され、
上記支持部材3Cの基端を下方に押圧している。
【0027】そして、各送りローラ3Aは、図1に図示
するように、正面視において、両側の部分3aが外方で
拡径するテーパ状に形成され、中央部3bが円柱状の、
全体が略鼓形に形成されている。そして、各周面には、
鯣の送り方向(図1〜3において、矢印Y方向を参照)
に対して直交する方向に溝3eが形成され、鯣を送る際
に、下方の送りローラ3Bと協動して、鯣を確実に挟持
して送ることができるよう構成されている。
【0028】また、上記下方の送りローラ3Bは、図1
〜3に図示するように、周面に歯が形成されたローラ、
即ち、歯車を利用してもので構成されている。そして、
これら送りローラ3Bは、その下方の駆動歯車3Dによ
って、駆動されている。そして、この駆動歯車3Dおよ
び上述した送りローラ3Aは、上述したチェット機構2
7を介して、電動モータMによって駆動される。
【0029】また、上記送りローラ装置3の基端方に
は、図1に図示するような、平面視において、先端側
(図1において右側)で尖状になった舟形に形成された
鯣供給台9が、送りローラ装置2の基端側の送りローラ
3A,3Bに近づけて設けられている。
【0030】しかして、上述のように構成された鯣裂機
は、裂き鯣を製造する際に以下のように作用する。即
ち、鯣裂機AのスイッチをONにした状態において、上
記鯣供給台9上に鯣Pを1枚、あるいは2又は3枚程度
重ねて載せ、その鯣の先端を、上記送りローラ装置3の
基端側の送りローラ3A,3Bに送り込むと、該送りロ
ーラ装置3によって、該送りローラ装置3の先端の合成
樹脂製の部材7から鯣の先端が突出する状態まで送り込
まれ、その状態で、上方から環状駆動体1の周縁に配設
されている裂刃2Aの刃先2aが鯣に突き刺さり、該裂
刃装置2の裂刃2Aと上記裂刃保持台2Bの先端部2d
との間で挟持された状態で、下方に引っ張られることに
よって、裂き鯣が製造される。この際、上述のように、
鯣供給台9が舟形状に形成され且つ送りローラ装置3に
近づけて配設されているため、また、送りローラ装置3
が上述のように鼓形に形成されているため、理想的な逆
Uの字状に屈曲した状態で鯣を送りローラ装置3が裂刃
2A側に搬送し保持することができる。このため、極め
て毛羽立ちの良い良好な裂き鯣となる。
【0031】また、送りローラ装置3が、上述のように
構成されているため、搬送する鯣が、スリップして送ら
れないようなことはない。
【0032】そして、裂刃2Aで鯣を裂く際にも、上述
のように裂刃2Aが形成され、且つ配設されているた
め、複数枚鯣を重ねた状態で供給しても、また、環状駆
動体1が大きな回転数で回転しても、裂刃2Aの屈曲部
には大きな曲げモーメントは作用しない。
【0033】また、仮に、裂刃2Aの先端部分が変形し
て、送りローラ装置3側に接触するようなことがあって
も、該送りローラ装置3の先端には、合成樹脂製の部材
7が配設されているため、まずこの合成樹脂製の部材7
と接触し、この際生ずる音を聞いて、鯣裂機を停止すれ
ば、鯣裂機に大きな損傷は生じない。
【0034】また、カム板6が上述のように、合成樹脂
で構成されていることから、ガイドローラ5との接触の
際にも、大きな騒音を発することはない。
【0035】
【発明の効果】しかして、本発明にかかる鯣裂機によれ
ば、従来の鯣裂機に比べて、毛羽立ちの良い裂き鯣が安
定して製造できるとともに、裂刃装置を中心に耐久性が
飛躍的に増大し、しかも万一裂刃が変形しても、大きな
損傷を生ずるような事態は未然に防止できる。
【0036】また、騒音の主原因となっいたガイドロー
ラとカム板との間の当接が、金属と合成樹脂との当接と
なるため、騒音が飛躍的に低減できるとともに、耐久性
も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例にかかる鯣裂機の要部の構成を示す
斜視図、図2は図1の右側からの概略の側面図である。
【図2】 図1の右側からの概略の側面図である。
【図3】 図2の実際の配置関係を示す部分拡大側面図
である。
【図4】 裂刃の構成を示す側面図で、(a)は図1に
示す裂刃の構成を示す側面図、(b)は従来の裂刃の構
成を示す側面図である。
【図5】 鯣裂機の全体の概略の構成を示す側面図であ
る。
【図6】 従来の鯣裂機の全体の概略の構成を示す側面
図である。
【符号の説明】
1…環状駆動体 2…裂刃装置 2A…裂刃 3…送りローラ装置 3A…送りローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側面視において略くの字状に屈曲した裂
    刃を備えた裂刃装置を、刃先が環状駆動体の回転方向を
    略向くように、環状駆動体の周縁に適宜間隔で配設され
    た回転刃体と、上記刃先の通過軌跡上に鯣の先端を該回
    転刃体の動作とタイミングを合わせて供給する、上下一
    対の送りローラを具備した送りローラ装置と、この送り
    ローラ装置の送り面に対応させて設けた鯣供給台とを有
    する鯣裂機において、 上記裂刃の屈曲した刃先側の部分が鯣に対して略直角に
    なるよう配置するとともに、この裂刃を、上記くの字状
    に屈曲した屈曲部分の外周面に角付をおこない内周面を
    ラウンド状に形成した、ステンレス製の一体成形品で構
    成したことを特徴とする鯣裂機。
  2. 【請求項2】 前記送りローラ装置の先端に、合成樹脂
    製の部材が配置され、この合成樹脂製の部材から先端側
    に突出した鯣が、裂刃によって裂かれるよう構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の鯣裂機。
  3. 【請求項3】 前記送りローラ装置の少なくとも上側に
    配置された送りローラを、正面視において、両側の部分
    が外方で拡径するテーパ状に形成され全体が略鼓形にな
    った送りローラで構成したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の鯣裂機。
  4. 【請求項4】 前記送りローラ装置において、上下一対
    の送りローラが前後に少なくとも2ユニット設けられ、
    これら前後の各ユニットが一体の支持部材により支持さ
    れるとともに、この支持部材が基端側が揺動するよう先
    端側のユニット近傍で片持支持されるとともに、該基端
    側が板バネにより下方に押圧されていることを特徴とす
    る請求項1〜3までのいずれか1の項に記載の鯣裂機。
  5. 【請求項5】 前記鯣供給台が、平面視において先端側
    で尖状になった舟形に形成され、その先端が、送りロー
    ラ装置の基端側のユニットに近づけて設けられているこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1の項に記載の
    鯣裂機。
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KR100853482B1 (ko) * 2007-07-06 2008-08-21 이권석 누름부재를 구비한 오징어 인열장치

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