JP2984600B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents
無線選択呼出受信機Info
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- JP2984600B2 JP2984600B2 JP8197513A JP19751396A JP2984600B2 JP 2984600 B2 JP2984600 B2 JP 2984600B2 JP 8197513 A JP8197513 A JP 8197513A JP 19751396 A JP19751396 A JP 19751396A JP 2984600 B2 JP2984600 B2 JP 2984600B2
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- Japan
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- power supply
- signal
- conversion circuit
- power
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W88/00—Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
- H04W88/02—Terminal devices
- H04W88/022—Selective call receivers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
- Noise Elimination (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は無線選択呼出受信機
に関し、特に、無線信号を受信,増幅し、変換回路で中
間周波数への周波数変換を行った後、復調し、制御部で
復調された信号から自己の呼出番号情報を抽出すると携
帯者に呼出を報知する無線選択呼出受信機における近接
した周波数の不要波を含む相互変調の除去技術に関す
る。
に関し、特に、無線信号を受信,増幅し、変換回路で中
間周波数への周波数変換を行った後、復調し、制御部で
復調された信号から自己の呼出番号情報を抽出すると携
帯者に呼出を報知する無線選択呼出受信機における近接
した周波数の不要波を含む相互変調の除去技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】無線選択呼出受信機は、図5に示すよう
に、無線信号が到来するアンテナ101,このアンテナ
101に到来した無線信号を増幅する増幅回路103,
増幅回路103からの無線信号の周波数を中間周波数に
変換する変換回路104,及びこの変換回路105から
出力される信号を復調する復調部105を備えた受信部
106と、この受信部106により復調された信号から
呼出番号情報を抽出する制御部107と、この制御部1
07の指示により携帯者に呼出を報知する報知部108
とを備えている。従来の無線選択呼出受信機は、入力無
線信号の相互変調を除去し呼出信号の受信率を向上させ
るために、無線信号のアンテナ101入力後、増幅回路
103に入るまでに減衰回路102を用いて信号強度を
制御し、相互変調を生ずる電界レベルを高めている(特
開平5−235828号公報参照)。
に、無線信号が到来するアンテナ101,このアンテナ
101に到来した無線信号を増幅する増幅回路103,
増幅回路103からの無線信号の周波数を中間周波数に
変換する変換回路104,及びこの変換回路105から
出力される信号を復調する復調部105を備えた受信部
106と、この受信部106により復調された信号から
呼出番号情報を抽出する制御部107と、この制御部1
07の指示により携帯者に呼出を報知する報知部108
とを備えている。従来の無線選択呼出受信機は、入力無
線信号の相互変調を除去し呼出信号の受信率を向上させ
るために、無線信号のアンテナ101入力後、増幅回路
103に入るまでに減衰回路102を用いて信号強度を
制御し、相互変調を生ずる電界レベルを高めている(特
開平5−235828号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の無線選
択呼出受信機では、減衰回路の最大減衰量に回路的な限
界があるので、最大減衰量以上の強電界が入力された場
合、混変調による受信率低下が生ずる可能性がある。ま
た、変換回路に使用されている半導体素子は、電源電圧
が一定で低い(1V付近)ため、入力レベルが高いとす
ぐ混変調を起こし、受信率低下を招く恐れがある。
択呼出受信機では、減衰回路の最大減衰量に回路的な限
界があるので、最大減衰量以上の強電界が入力された場
合、混変調による受信率低下が生ずる可能性がある。ま
た、変換回路に使用されている半導体素子は、電源電圧
が一定で低い(1V付近)ため、入力レベルが高いとす
ぐ混変調を起こし、受信率低下を招く恐れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
無線選択呼出受信機は、無線信号を受信,増幅し、変換
回路で中間周波数への周波数変換を行った後、復調し、
制御部で復調された信号から自己の呼出番号情報を抽出
すると携帯者に呼出を報知する無線選択呼出受信機にお
いて、供給される電源電圧が高くなるに従って出力信号
に歪の発生する入力信号レベルが高くなるように自律的
なバイアス設定を行う前記変換回路と、複数種類の電圧
を供給する電源供給手段と、前記電源供給手段のいずれ
かの電圧を選択し前記変換回路の電源として供給する電
源切り換え手段と、前記変換回路の出力信号から復調さ
れた信号から自己の呼出番号情報を抽出できないとき
に、前記電源切り換え手段を制御し自己の呼出番号情報
を抽出できるようになるまで前記変換回路へ供給する電
源電圧を順次高圧側へ切り換える前記制御部とを備え
る。
無線選択呼出受信機は、無線信号を受信,増幅し、変換
回路で中間周波数への周波数変換を行った後、復調し、
制御部で復調された信号から自己の呼出番号情報を抽出
すると携帯者に呼出を報知する無線選択呼出受信機にお
いて、供給される電源電圧が高くなるに従って出力信号
に歪の発生する入力信号レベルが高くなるように自律的
なバイアス設定を行う前記変換回路と、複数種類の電圧
を供給する電源供給手段と、前記電源供給手段のいずれ
かの電圧を選択し前記変換回路の電源として供給する電
源切り換え手段と、前記変換回路の出力信号から復調さ
れた信号から自己の呼出番号情報を抽出できないとき
に、前記電源切り換え手段を制御し自己の呼出番号情報
を抽出できるようになるまで前記変換回路へ供給する電
源電圧を順次高圧側へ切り換える前記制御部とを備え
る。
【0005】本発明の請求項2に係る無線選択呼出受信
機は、無線信号を受信,増幅し、変換回路で中間周波数
への周波数変換を行った後、復調し、制御部で復調され
た信号から自己の呼出番号情報を抽出すると携帯者に呼
出を報知する無線選択呼出受信機において、 複数種類の
電圧を供給する電源供給手段と、前記電源供給手段のい
ずれかの電圧を選択し前記変換回路の電源として供給す
る電源切り換え手段とを備え、 前記制御部が前記復調さ
れた信号から自己の呼出番号情報を抽出できないとき
に、前記電源切り換え手段を制御し前記変換回路へ供給
する電源電圧を順次高圧側へ切り換え、かつ、初期状態
時及び前記電源切り換え手段による電源電圧の切り換え
実行後一定時間経過時に、前記電源切り換え手段により
選択する電源電圧を最低電圧側とする構成を有する。
機は、無線信号を受信,増幅し、変換回路で中間周波数
への周波数変換を行った後、復調し、制御部で復調され
た信号から自己の呼出番号情報を抽出すると携帯者に呼
出を報知する無線選択呼出受信機において、 複数種類の
電圧を供給する電源供給手段と、前記電源供給手段のい
ずれかの電圧を選択し前記変換回路の電源として供給す
る電源切り換え手段とを備え、 前記制御部が前記復調さ
れた信号から自己の呼出番号情報を抽出できないとき
に、前記電源切り換え手段を制御し前記変換回路へ供給
する電源電圧を順次高圧側へ切り換え、かつ、初期状態
時及び前記電源切り換え手段による電源電圧の切り換え
実行後一定時間経過時に、前記電源切り換え手段により
選択する電源電圧を最低電圧側とする構成を有する。
【0006】本発明の作用を説明する。自分の無線選択
呼出受信機が受信すべき周波数の近傍に同様な信号があ
り、この信号の相互変調で希望波の受信率が劣化する。
信号の相互変調は、受信機の変換回路においても発生
し、受信率低下を招く。そこで、変換回路の電源電圧を
高くし、従来は振幅の大きな信号により歪んでいた場合
でも、切り換え後は歪まなくなり、強電界下でも変換回
路での相互変調の発生が抑えられ、相互変調特性は改善
される。また、変換回路内の切り換え回路は、呼出信号
が一定期間受信できないと制御部が判断したときのみ動
作するため、無用な消費電流の増加は抑えられる。
呼出受信機が受信すべき周波数の近傍に同様な信号があ
り、この信号の相互変調で希望波の受信率が劣化する。
信号の相互変調は、受信機の変換回路においても発生
し、受信率低下を招く。そこで、変換回路の電源電圧を
高くし、従来は振幅の大きな信号により歪んでいた場合
でも、切り換え後は歪まなくなり、強電界下でも変換回
路での相互変調の発生が抑えられ、相互変調特性は改善
される。また、変換回路内の切り換え回路は、呼出信号
が一定期間受信できないと制御部が判断したときのみ動
作するため、無用な消費電流の増加は抑えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態例を示すブロッ
ク構成図である。本例の無線選択呼出受信機(以下、受
信機と略記する)において、アンテナ1により受信され
た無線信号は、高周波増幅を行う増幅回路2に入力され
る。増幅された無線信号は所望帯域のみを通過させる第
1のフィルタ3を通過した後、局部発振器7の出力に基
づいて中間周波数への変換を行う変換回路4に入力され
る。変換回路4の出力は、所望帯域のみを通過させる第
2のフィルタ11を介して復調部12に送られ、ベース
バンド信号に変換される。復調されたベースバンド信号
は、制御部13に入力され、自己の呼出番号と一致する
と報知部14により携帯者に報知する。
ク構成図である。本例の無線選択呼出受信機(以下、受
信機と略記する)において、アンテナ1により受信され
た無線信号は、高周波増幅を行う増幅回路2に入力され
る。増幅された無線信号は所望帯域のみを通過させる第
1のフィルタ3を通過した後、局部発振器7の出力に基
づいて中間周波数への変換を行う変換回路4に入力され
る。変換回路4の出力は、所望帯域のみを通過させる第
2のフィルタ11を介して復調部12に送られ、ベース
バンド信号に変換される。復調されたベースバンド信号
は、制御部13に入力され、自己の呼出番号と一致する
と報知部14により携帯者に報知する。
【0009】なお、本例では、変換回路4にはトランジ
スタ5を用いている。トランジスタ5のコレクタは抵抗
器6を介して電源に接続される。電源は、それぞれ電圧
の異る第1の電源9(例えば、1V)及び第2の電源1
0(例えば、3V)があり、制御部13の制御信号によ
り切り換え可能なスイッチ8に接続されている。
スタ5を用いている。トランジスタ5のコレクタは抵抗
器6を介して電源に接続される。電源は、それぞれ電圧
の異る第1の電源9(例えば、1V)及び第2の電源1
0(例えば、3V)があり、制御部13の制御信号によ
り切り換え可能なスイッチ8に接続されている。
【0010】次に、動作を説明する。
【0011】通常、スイッチ8は、変換回路4の電源電
圧として低圧(1V)側である第1の電源9側に切り換
えてあり、消費電流を低くしている。ここで、妨害波を
受信するレベルがかなり高いと、受信機内の変換回路4
のトランジスタ5は歪を起こし、妨害波による不要な成
分が変換回路4の出力に現れる。この不要な成分によ
り、本来受信しなければならない信号が抑圧され、受信
機が呼出信号を受信できないと制御部13が判断した場
合、制御信号をスイッチ8に送り、変換回路4の電源電
圧を高圧(3V)側である第2の電源10側に切り換え
る。この切り換えにより、変換回路4への入力レベルが
高くてもトランジスタ5は歪まない状態にバイアス設定
され、信号を受信できるようになる。また、制御部13
はあらかじめ設定された一定時間の間、スイッチ8の切
り換えを行い、一定時間後自動的に切り換えをもどす。
これは、変換回路4の電源電圧が高いままだと消費電流
が増えるため、一定時間後に電源電圧を低くして消費電
流を抑えるようにするためである。
圧として低圧(1V)側である第1の電源9側に切り換
えてあり、消費電流を低くしている。ここで、妨害波を
受信するレベルがかなり高いと、受信機内の変換回路4
のトランジスタ5は歪を起こし、妨害波による不要な成
分が変換回路4の出力に現れる。この不要な成分によ
り、本来受信しなければならない信号が抑圧され、受信
機が呼出信号を受信できないと制御部13が判断した場
合、制御信号をスイッチ8に送り、変換回路4の電源電
圧を高圧(3V)側である第2の電源10側に切り換え
る。この切り換えにより、変換回路4への入力レベルが
高くてもトランジスタ5は歪まない状態にバイアス設定
され、信号を受信できるようになる。また、制御部13
はあらかじめ設定された一定時間の間、スイッチ8の切
り換えを行い、一定時間後自動的に切り換えをもどす。
これは、変換回路4の電源電圧が高いままだと消費電流
が増えるため、一定時間後に電源電圧を低くして消費電
流を抑えるようにするためである。
【0012】次に、図2のフローチャートを参照して動
作をさらに詳細に説明する。受信機の制御部13はあら
かじめ、スイッチ8を初期状態(第1の電源9側)へ固
定する(ステップS1)。その後、受信機は一定周期の
無線信号を受信しようとし(ステップS2)、受信機が
呼出信号を認識できないと制御部13が判断した場合
(ステップS3のNO側)、スイッチ8が初期値のまま
切り換えられていないか(ステップS4)、及び2回連
続して信号識別不能かを確認する(ステップS5)。も
し、2回連続して信号識別不能なら(ステップS5のY
ES側)、スイッチ8を第2の電源10側へ切り換え、
変換回路4の電源電圧を高め歪を無くす(ステップS
6)。その後、呼出信号の識別可否を判断し(ステップ
S7)、不可の場合はあらかじめ設定された一定時間の
間、呼出信号識別可否判定を繰り返す(ステップS
8)。一定時間が経過したときは、スイッチ8を初期状
態に戻す(ステップS9)。ステップS3,S5及びS
7の処理で呼出信号を識別できた場合、自アドレスの呼
出信号か確認し(ステップS10)、自アドレスの場
合、報知部14により携帯者へ報知する(ステップS1
1)。
作をさらに詳細に説明する。受信機の制御部13はあら
かじめ、スイッチ8を初期状態(第1の電源9側)へ固
定する(ステップS1)。その後、受信機は一定周期の
無線信号を受信しようとし(ステップS2)、受信機が
呼出信号を認識できないと制御部13が判断した場合
(ステップS3のNO側)、スイッチ8が初期値のまま
切り換えられていないか(ステップS4)、及び2回連
続して信号識別不能かを確認する(ステップS5)。も
し、2回連続して信号識別不能なら(ステップS5のY
ES側)、スイッチ8を第2の電源10側へ切り換え、
変換回路4の電源電圧を高め歪を無くす(ステップS
6)。その後、呼出信号の識別可否を判断し(ステップ
S7)、不可の場合はあらかじめ設定された一定時間の
間、呼出信号識別可否判定を繰り返す(ステップS
8)。一定時間が経過したときは、スイッチ8を初期状
態に戻す(ステップS9)。ステップS3,S5及びS
7の処理で呼出信号を識別できた場合、自アドレスの呼
出信号か確認し(ステップS10)、自アドレスの場
合、報知部14により携帯者へ報知する(ステップS1
1)。
【0013】図3は、他の実施形態例を示すブロック構
成図である。従来技術にあるような、増幅回路2の前に
減衰回路15を加えた構成と組み合わせて、本発明を使
用すれば、さらに改善の効果は上がる。
成図である。従来技術にあるような、増幅回路2の前に
減衰回路15を加えた構成と組み合わせて、本発明を使
用すれば、さらに改善の効果は上がる。
【0014】図4は、本発明による3信号3次相互変調
特性の改善の様子を概念的に示す図である。あるレベル
の希望波に対して妨害を与える妨害波のレベルが、従来
技術に比較して、より高くなっている。すなわち、妨害
を受けにくくなっている。
特性の改善の様子を概念的に示す図である。あるレベル
の希望波に対して妨害を与える妨害波のレベルが、従来
技術に比較して、より高くなっている。すなわち、妨害
を受けにくくなっている。
【0015】なお、上記第1及び第2の実施形態例にお
いては、変換回路4への電源電圧として2種類のうちの
一方を使用するようにしたが、本発明はこれに限定され
ることなく、3種類以上の電源電圧を用意し、スイッチ
8を適切に構成することにより、混変調の度合に応じて
いずれかの電圧を選択するようにすることができる。す
なわち、制御部13は、復調部12の出力から自己の呼
出信号を認識できない場合は、変換回路4での歪が無く
なり呼出信号が認識できるようになるまで、スイッチ8
を順次高圧側に切り換え電源電圧を高めていく。切り換
え後、一定時間経過したらスイッチ8を制御し最低電圧
側へ戻しておく。
いては、変換回路4への電源電圧として2種類のうちの
一方を使用するようにしたが、本発明はこれに限定され
ることなく、3種類以上の電源電圧を用意し、スイッチ
8を適切に構成することにより、混変調の度合に応じて
いずれかの電圧を選択するようにすることができる。す
なわち、制御部13は、復調部12の出力から自己の呼
出信号を認識できない場合は、変換回路4での歪が無く
なり呼出信号が認識できるようになるまで、スイッチ8
を順次高圧側に切り換え電源電圧を高めていく。切り換
え後、一定時間経過したらスイッチ8を制御し最低電圧
側へ戻しておく。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の無線選択呼
出受信機は、混変調の原因の1つである変換回路の歪
を、回路の電源電圧(動作電圧)を変更することによ
り、歪の発生を防ぎ、混変調を起こさせなくするので、
強電界の妨害波が入力された場合、混変調による受信率
低下が改善される。また、呼出信号の受信可、不可をモ
ニターすることにより、受信が不可能と判断した場合の
み電源電圧の切り換え動作を行い、一定時間経過すると
自動的にもとの状態に戻るため、混変調による受信率低
下を改善しながら消費電流の増加を極力抑えることがで
きる。
出受信機は、混変調の原因の1つである変換回路の歪
を、回路の電源電圧(動作電圧)を変更することによ
り、歪の発生を防ぎ、混変調を起こさせなくするので、
強電界の妨害波が入力された場合、混変調による受信率
低下が改善される。また、呼出信号の受信可、不可をモ
ニターすることにより、受信が不可能と判断した場合の
み電源電圧の切り換え動作を行い、一定時間経過すると
自動的にもとの状態に戻るため、混変調による受信率低
下を改善しながら消費電流の増加を極力抑えることがで
きる。
【図1】本発明の一実施形態例を示すブロック構成図で
ある。
ある。
【図2】本発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施形態例を示すブロック構成図
である。
である。
【図4】本発明による相互変調特性の改善を概念的に説
明するための図である。
明するための図である。
【図5】従来技術を示すブロック構成図である。
2 増幅回路 4 変換回路 5 トランジスタ 6 抵抗器 7 局部発振器 8 スイッチ 9 第1の電源 10 第2の電源 12 復調部 13 制御部 14 報知部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 1/10 - 1/12 H04B 15/00 - 15/06 H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38
Claims (2)
- 【請求項1】 無線信号を受信,増幅し、変換回路で中
間周波数への周波数変換を行った後、復調し、制御部で
復調された信号から自己の呼出番号情報を抽出すると携
帯者に呼出を報知する無線選択呼出受信機において、供給される電源電圧が高くなるに従って出力信号に歪の
発生する入力信号レベルが高くなるように自律的なバイ
アス設定を行う前記変換回路と、 複数種類の電圧を供給
する電源供給手段と、前記電源供給手段のいずれかの電
圧を選択し前記変換回路の電源として供給する電源切り
換え手段と、前記変換回路の出力信号から復調された信
号から自己の呼出番号情報を抽出できないときに、前記
電源切り換え手段を制御し自己の呼出番号情報を抽出で
きるようになるまで前記変換回路へ供給する電源電圧を
順次高圧側へ切り換える前記制御部とを備えることを特
徴とする無線選択呼出受信機。 - 【請求項2】 無線信号を受信,増幅し、変換回路で中
間周波数への周波数変換を行った後、復調し、制御部で
復調された信号から自己の呼出番号情報を抽出すると携
帯者に呼出を報知する無線選択呼出受信機において、 複数種類の電圧を供給する電源供給手段と、前記電源供
給手段のいずれかの電圧を選択し前記変換回路の電源と
して供給する電源切り換え手段とを備え、 前記制御部が前記復調された信号から自己の呼出番号情
報を抽出できないときに、前記電源切り換え手段を制御
し前記変換回路へ供給する電源電圧を順次高圧側へ切り
換え、かつ、 初期状態時及び前記電源切り換え手段によ
る電源電圧の切り換え実行後一定時間経過時に、前記電
源切り換え手段により選択する電源電圧を最低電圧側と
することを特徴とする無線選択呼出受信機。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8197513A JP2984600B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 無線選択呼出受信機 |
US08/896,905 US6067450A (en) | 1996-07-26 | 1997-07-18 | Pager eliminating intermodulation |
GB9715778A GB2315894B (en) | 1996-07-26 | 1997-07-25 | Improved pager |
CN97118036A CN1095296C (zh) | 1996-07-26 | 1997-07-26 | 消除交叉调制的寻呼机 |
HK98105358A HK1006106A1 (en) | 1996-07-26 | 1998-06-16 | Improved pager |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8197513A JP2984600B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 無線選択呼出受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1041834A JPH1041834A (ja) | 1998-02-13 |
JP2984600B2 true JP2984600B2 (ja) | 1999-11-29 |
Family
ID=16375724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8197513A Expired - Fee Related JP2984600B2 (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 無線選択呼出受信機 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6067450A (ja) |
JP (1) | JP2984600B2 (ja) |
CN (1) | CN1095296C (ja) |
GB (1) | GB2315894B (ja) |
HK (1) | HK1006106A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3045131B2 (ja) * | 1997-12-03 | 2000-05-29 | 日本電気株式会社 | 無線選択呼出受信機 |
JP4198727B2 (ja) | 2006-05-29 | 2008-12-17 | シャープ株式会社 | チューナ、デジタル復調装置、その制御方法、デジタル復調装置用プログラム、デジタル復調装置用プログラムを記録した記録媒体及びデジタル受信装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5001776A (en) * | 1988-10-27 | 1991-03-19 | Motorola Inc. | Communication system with adaptive transceivers to control intermodulation distortion |
JP2819919B2 (ja) * | 1992-02-17 | 1998-11-05 | 日本電気株式会社 | 無線選択呼出受信機 |
US5406613A (en) * | 1993-06-29 | 1995-04-11 | Pacific Communication Sciences, Inc. | Method and apparatus for reducing power consumption in cellular telephone by adaptively determining the reliability of the reception of a received message block |
JP3274055B2 (ja) * | 1996-01-29 | 2002-04-15 | 沖電気工業株式会社 | スペクトル拡散方式に従う受信機の飽和防止回路 |
JP2806890B2 (ja) * | 1996-06-27 | 1998-09-30 | 静岡日本電気株式会社 | 無線選択呼出受信機 |
-
1996
- 1996-07-26 JP JP8197513A patent/JP2984600B2/ja not_active Expired - Fee Related
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1997
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