JP2982796B2 - ハーネス情報処理装置 - Google Patents

ハーネス情報処理装置

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JP2982796B2
JP2982796B2 JP10189994A JP18999498A JP2982796B2 JP 2982796 B2 JP2982796 B2 JP 2982796B2 JP 10189994 A JP10189994 A JP 10189994A JP 18999498 A JP18999498 A JP 18999498A JP 2982796 B2 JP2982796 B2 JP 2982796B2
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明生 和田
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NIPPON ATSUCHAKU TANSHI SEIZO KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】この発明は、ハーネス図の作成に関
するものであり、特にその作成作業の容易化、変更作業
の容易化等に関するものである。
【0002】
【従来の技術およびその課題】ワイヤーハーネスの製造
を自動化する装置が、種々、提案されている(特開昭6
3−58712号公報等)。これらの装置により、ワイ
ヤーハーネスを製造するためには、回路図より電線の布
線状態を抽出し、さらに、この布線状態に基づいて、分
離可能なハーネス(単体ハーネス)を見いだし、それぞ
れの単体ハーネスについて、コネクタ極間の接続状態、
長さ、線種等を得る作業が必要であった。
【0003】これらの作業は、容易ではなく、特に、複
雑な布線状態のものについては、計算間違い等を生じる
可能性もあった。また、回路図等に変更があった場合、
上記の作業をやり直さねばならず、作業性が著しく悪か
った。
【0004】この発明は、上記のような問題点を解決し
て、ハーネス図等の作成、変更が容易な装置および方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1、請求項5のハーネス情報処理装置および請求項6の
記録媒体に記録されたプログラムは、各図形に基づく図
および長さ情報を表示手段によって表示し、この表示を
参照しつつ、指示入力手段および数値入力手段によって
所望の布線状態を入力するとともに、当該所望の布線状
態における図形および長さ情報に基づいて、各コネクタ
間の配線の全長情報を含むハーネス情報を生成するよう
にしている。
【0006】したがって、表示を参照しつつ容易に所望
の布線状態を入力することができるとともに、各コネク
タ間の配線の全長情報を含むハーネス情報を容易に得る
ことができる。
【0007】請求項2のハーネス情報処理装置および請
求項7の記録媒体に記録されたプログラムは、各コネク
タ間の結線を示す結線情報も入力するようにしている。
したがって、各コネクタ間の結線関係まで含んだハーネ
ス情報を容易に生成することができる。
【0008】請求項3のハーネス情報処理装置および請
求項8の記録媒体に記録されたプログラムは、結線情報
を回路設計装置から与えるようにしている。したがっ
て、回路設計時に用いた結線情報を使用することができ
る。
【0009】請求項4のハーネス情報処理装置および請
求項9の記録媒体に記録されたプログラムは、各コネク
タ間の結線を示す図形も入力するようにしている。した
がって、各コネクタ間の結線状態を画面上において確認
しながら、所望の布線状態を入力することができる。
【0010】請求項10の記録媒体に記録されたプログ
ラムは、図形および長さ情報に基づいて、配線長に関し
て実寸となるような布線図を出力するためのハーネス情
報を生成する。したがって、実寸出力された布線図の該
当する位置に、釘等を打つことにより、容易に布線ボー
ドを得ることができる。
【0011】請求項11の記録媒体に記録されたプログ
ラムは、表示装置には配線長が実寸となっていない布線
図を表示するとともに、印刷装置からは配線長が実寸と
なっている布線図を出力するようにしている。したがっ
て、布線状態入力の際の画面上での確認が容易であると
ともに、印刷された布線図は実寸長のものを得ることが
できる。
【0012】請求項12の記録媒体に記録されたプログ
ラムは、図形および長さ情報に基づいて、相互に接続さ
れたコネクタを一群とした単体ハーネスのハーネス情報
を生成する。したがって、ハーネスの全体図を入力する
だけで、容易に単体ハーネス図等を得ることができる。
【0013】請求項13の記録媒体に記録されたプログ
ラムは、各コネクタ間の各極における接続情報も考慮し
て、各コネクタ間の各極における接続情報を含んだ単体
ハーネスのハーネス情報を生成する。したがって、より
詳細な単体ハーネス図等を得ることができる。
【0014】また、各コネクタ間の各極における接続情
報は、コネクタ、配線、結束部または結線の図形に対応
づけられる。したがって、接続情報の把握が容易であ
る。
【0015】請求項14の記録媒体に記録されたプログ
ラムは、抽出された単体ハーネスにおける配線の結線状
況が、予め定められた条件に合致しているか否かを判断
している。したがって、ハーネスの全体図を入力するだ
けで、これから抽出される単体ハーネスが、所定の条件
に合致しているか否かを判断できる。これにより、ハー
ネスの全体図作成時に、所定の条件に合致しない単体ハ
ーネスを排除することができる。
【0016】請求項15の記録媒体に記録されたプログ
ラムは、現実の配線時におけるずれ長さを補正値として
考慮して、与えられた長さ情報を補正する。したがっ
て、実装時のずれを考慮した、正確な長さのハーネスを
得ることができる。
【0017】請求項16の記録媒体に記録されたプログ
ラムは、補正値が、少なくとも、配線のはい回し、また
はコネクタ端子の圧着しろに起因するずれ長さを含むも
のである。したがって、実装時のずれとして影響の大き
い、配線のはい回し、またはコネクタ端子の圧着しろに
よるずれを回避することができる。
【0018】請求項17の記録媒体に記録されたプログ
ラムは、生成したハーネス情報のうちハーネス製造装置
において使用する情報を、ハーネス製造装置に対して与
えるようにしている。したがって、ハーネス製造装置の
設定を自動的に行うことができる。
【0019】請求項18のハーネス図生成方法は、画面
上にコネクタ、結束部を表示し、これらを配線によって
接続するとともに、各コネクタ間の結線情報を与え、コ
ネクタおよび結束部を接続する配線の長さ情報を与え、
前記結線情報に基づいて、相互に接続されたコネクタを
一群とした単体ハーネス図を出力する。したがって、表
示を参照しつつ容易に所望の布線状態を入力することが
できるとともに、単体ハーネス図を容易に得ることがで
きる。
【0020】請求項19の布線基板作成方法は、基板の
上に直接的に、実寸大の布線図を描くか、または実寸大
の布線図を描いたシートを当該基板の上に固定し、布線
図の少なくとも結束部の位置に、配線はい回しのための
支持部材を設けるようにしている。したがって、容易か
つ正確に各結束部に支持部材を設けることができる。
【0021】請求項20のコンピュータを用いてハーネ
スを製造する方法および請求項22のハーネスは、コネ
クタを示す図形、結束部を示す図形、配線を示す図形お
よび配線の長さ情報を入力装置から入力し、当該入力に
基づいて生成され表示装置上に表示された布線状態図を
参照しつつ、所望の布線状態を入力装置から入力し、前
記図形および長さ情報に基づいて生成された、所望の布
線状態における、各コネクタ間の配線の全長情報を含む
ハーネス情報を用いて、ハーネスを製造することを特徴
としている。したがって、表示を参照しつつ容易に所望
の布線状態を入力することができ、各コネクタ間の配線
の全長情報を含むハーネス情報を得て、ハーネスの製造
を容易にすることができる。
【0022】請求項21のハーネス製造方法および請求
項23のハーネスは、ハーネス情報が、回路設計装置か
ら入力された、各コネクタ間の結線情報も加味して生成
されるものであることを特徴としている。したがって、
回路設計時に用いた結線情報を使用することができる。
【0023】この発明のために用いた用語の意義および
実施形態との対応は、下記のとおりである。
【0024】「指示入力手段」とは、少なくとも、コネ
クタ、結束部、配線の図形を配置、結合するための指示
を入力するための手段をいう。マウス、トラックボール
だけでなく、キーボードのカーソルキー等によって指示
を与える場合にはこれも含む概念である。実施形態で
は、マウス2がこれに対応している。
【0025】「数値入力手段」とは、少なくとも、前記
の配線図形に関連付けて長さ情報を入力するための手段
をいい、キーボードだけでなく、マウス、トラックボー
ルによって画面上に表示された数値を選択する場合には
これらを含む概念である。実施形態では、キーボード4
がこれに対応している。
【0026】「ハーネス情報生成手段」とは、ハーネス
情報を生成するものである。ここで「ハーネス情報」と
は、少なくともコネクタ間の配線の全長情報を含んだハ
ーネスに関する情報をいい、図面形式の情報、数値形式
の情報、文字形式の情報等その情報形式を問わない。ま
た、「コネクタ間の配線の全長情報」とは、当該全長情
報が、数値の形式で明示されているもの、図面等におい
て実長さ(あるいは縮尺長さ、拡大長さ、数値)として
表されているもの等を含む概念である。実施形態におい
て、図10の電線長集計表、図13、図19の布線表、
図16の単体ハーネス図、図30の布線図が、それぞ
れ、「ハーネス情報」に対応する。また、実施形態にお
いて、図3、図22のステップS2、ステップS4、ス
テップS5、ステップS6、ステップS7が、それぞ
れ、「ハーネス情報生成手段」に対応する。
【0027】「配線」とは、コネクタ間を接続するため
の線をいい、電線、ファイバ等を含む概念である。
【0028】「回路設計装置」とは、回路の設計を行う
ための装置であり、少なくともコネクタの結線情報を出
力できるものをいう。
【0029】
【発明の実施の態様】
1.第1の実施形態 図1に、この発明の一実施形態によるハーネス情報処理
装置の全体構成を示す。基本図形記憶手段16には、コ
ネクタ、結束部、配線の図形が記憶されている。また、
コネクタ間が結線されていることを示す図形も記憶され
ている。指示入力手段2は、これら図形を選択して、そ
の配置や連結の指示を与えるための入力手段である。
【0030】数値・文字入力手段4は、上記各図形に関
連づけて、数値や文字を入力するための手段である。た
とえば、コネクタに記号を与えたり、配線に長さを与え
たりするための入力に用いる。
【0031】布線状態図生成手段8は、入力された図形
や数値・文字に基づいて布線状態図を生成する。この布
線状態図は表示手段6において表示される。
【0032】操作者は、表示手段6の表示を見ながら、
指示入力手段2、数値・文字入力手段4より修正入力や
追加入力を与えて、所望の布線状態を得る。
【0033】ハーネス情報生成手段10は、所望の布線
状態図における図形や数値・文字等に基づいて、各コネ
クタの各極の接続関係も考慮した、布線表および単体ハ
ーネス図をハーネス情報として生成する。なお、この
際、判断手段12は、生成された単体ハーネスが、所定
の規則に従った適切なものであるか否かの判断を行う。
生成された布線表および単体ハーネス図は、プリンタ1
4によって出力される。
【0034】以上のようにして、操作者は、指示入力手
段2、数値・文字入力手段4によって、布線状態図を入
力することにより、布線表および単体ハーネス図を得る
ことができる。また、得られた単体ハーネスが適切なも
のであるか否かの判断も得ることができる。
【0035】図1の各手段を、CPUを用いて実現する
場合のハードウエア構成を図2に示す。CPU22に
は、マウス2、キーボード4、ディスプレイ6、プリン
タ14、ハードディスク20、メモリ24、フロッピー
ディスクドライブ(FDD)26が接続されている。
【0036】ハードディスク20には、オペレーティン
グシステムのプログラム(たとえば、マイクロソフト社
のウインドウズ95(商標)等)が記録されており、こ
れにより、システム全体の基本的な制御(表示、印刷そ
の他の入出力、ファイル処理等)が行われる。
【0037】さらに、ハードディスク20には、ハーネ
ス情報処理のためのプログラムが記録されている。この
プログラムは、FDD26を介して、フロッピーディス
ク28のプログラムからインストールされたものであ
る。また、通信回線を介してダウンロードされたもので
もよい。
【0038】なお、フロッピーディスク28に記録され
たプログラムは、直接実行可能なものであってもよく、
解凍後に実行可能なものであってもよい。また、上記オ
ペレーティングシステムや他のプログラムの各機能と連
携して処理を行うものであってもよく、単独で全ての機
能を実現するものであってもよい。たとえば、図形処理
の部分に関しては、一般的な図形処理プログラム(CA
Dプログラム)を用いるようにしても良い。
【0039】さらに、ハードディスク20には、コネク
タ、結束部、配線、結線の図形が記憶されている。
【0040】図3に、ハードディスク20に記録された
ハーネス情報処理のためのプログラムのフローチャート
を示す。まず、ステップS1において、布線状態図の入
力が行われる。すなわち、CPU22は、操作者による
マウス2、キーボード4からの入力に基づいて、布線状
態図を生成する。
【0041】図4に、布線状態図を入力する際の、ディ
スプレイ6の画面を示す。作業ウィンドウ32は、布線
状態図を作成するためのエリアである。また、基本図形
ウインドウ34は、予めハードディスク20に記憶され
ている基本図形のアイコンを表示する領域である。この
実施形態では、配線である電線、コネクタ、結束部であ
る結束バンド、結線、丸端、平端の基本図形のアイコン
38、40、42、44、46、48が示されている。
【0042】操作者は、マウス2によってマウスカーソ
ル36を操作し、これらの基本図形のアイコン38〜4
8をドラッグして、作業ウインドウ32に配置する。こ
れにより、所望の布線状態図を画面上に作成する。な
お、各図形に対する操作は、一般的なCADアプリケー
ションと同様の操作によって行う。
【0043】図5に、布線状態図を作成する手順を、一
例として示す。まず、図5Aに示すように、必要な基本
図形を選択し、作業ウインドウ32に置く。ここでは、
コネクタ50、52、電線54、結線56、結束バンド
58を準備している。なお、これら図形には、それぞ
れ、自動的に識別子が付される。この識別子は、”名
称.連続番号”によって構成される。たとえば、図5A
の場合であれば、”コネクタ.1””コネクタ.2””
電線.1””結線.1””結束バンド.1”の識別子が
付されることとなる。これらの識別子は、画面上には表
示されず、メモリ24にて記憶される。
【0044】上記のようなCPU22のための識別子の
他に、作業者がコネクタに名前を付すことができる。こ
れは、名前入力アイコン60を押して、選択された図形
に関連づけて、名前をキーボード4から入力することに
よって行う。図5の例では、コネクタ52に"J2080M"、
コネクタ50に"J51B"の名前を付している。この名前
は、メモリ24に記憶されるとともに、ディスプレイ6
において、関連づけられた図形の近傍に表示される。
【0045】次に、操作者は、マウス2を操作して、こ
れらの図形の位置を動かし、互いに接続して、所望の布
線状態図を作成する。たとえば、図5Bでは、電線54
の一端にコネクタ50を接続し、他端にコネクタ52を
接続した状態を示している。なお、電線54の長さは、
マウスの操作によって変更可能となっており、この長さ
を調節して、電線54をコネクタ50、52に接続す
る。この実施形態では、コネクタ50、52と電線54
とが接続された状態となると、電線54の両端が赤色に
変わって表示されるようになっている。これにより、確
実に接続を行うことができる。
【0046】次に、結束バンド58を図5Bに示すよう
に配置する。さらに、長さを入力するアイコン62(図
4)を押し、コネクタ50と結束バンド58間の電線長
さ”50”を、キーボード4から入力する。同様に、結
束バンド58とコネクタ52間の電線長さ”60”を入
力する。これらの長さは、電線54に関連づけられてメ
モリ24に記憶され、図5Cのように画面に表示され
る。
【0047】その後、図5Dに示すように、コネクタ5
2を移動させ、コネクタ50、結束バンド58、コネク
タ52の位置関係を決定する。
【0048】次に、結線56により、コネクタ50とコ
ネクタ52を接続し、両コネクタ50、52が互いに電
線によって接続されていることを明らかにする。結線5
6は、電線54と区別可能な色(または線種)によって
表示される。
【0049】さらに、その他、必要なコネクタ53、電
線55、結線57を入力する(図5D)。
【0050】次に、コネクタ50、52、53、結線5
6、57につき、そのプロパティをキーボード4から入
力する。プロパティの入力は、各図形を選択した後、プ
ロパティ入力のためのアイコン64を押すことにより行
う。
【0051】アイコン64を押すと、図6に示すような
プロパティ入力のダイアログが表示される。まず、コネ
クタの形態、極数、型番、色を入力する。これにより、
CPU22の処理によって、自コネクタ極の欄に”コネ
クタ名−極番号”が記憶され表示される。図6Aにおい
ては、"J51B-1""J51B-2""J51B-3"が表示されている。操
作者は、"J51B-1"、つまり第1極に接続される相手方の
コネクタ名と極番号を、キーボード4より入力する。図
6Aの例では、"J2080M-1"が入力されている。さらに、
その間に用いる電線の線種と線色を入力する。図6Aの
例では、"UL1061AWG26""黄"が入力されている。さら
に、他の極についても同様の入力を行う。
【0052】上記のようにして、コネクタ50のプロパ
ティの入力が終わると、次に、結線54、コネクタ52
のプロパティの入力を行う。ただし、CPU22は、コ
ネクタ50において入力された情報を、他のプロパティ
に反映するようにしている。したがって、この例の場
合、結線54のプロパティは入力する必要がない(図6
B参照)。また、コネクタ52については、図7に示す
ように、3極、4極、5極の相手方コネクタが、自動的
に入力されることとなる。上記のようにして、布線状態
図の入力が行われる。
【0053】なお、以下では、図8に示すような布線状
態図が入力されたものとして、説明を進める。なお、図
8においては、プロパティの示されていないコネクタ、
結線があるが、全てプロパティが入力されているものと
する。
【0054】所望の布線状態図を入力し終えると、操作
者は、単体ハーネス図作成のアイコン66または68
を、マウス操作により押す(図4参照)。これにより、
以下の手順に従って、単体ハーネス図が作成される。な
お、アイコン66は、入力された布線状態図に含まれる
全ての単体ハーネスの単体ハーネス図を作成する命令で
あり、アイコン68は、操作者によって指定されたコネ
クタに関する単体ハーネスの単体ハーネス図を作成する
命令である。
【0055】単体ハーネス図作成の命令が与えられる
と、CPU22は、メモリ24に記憶されている布線状
態図のデータを、ハードディスク20に記憶する。すな
わち、図8に示すようなデータが、ハードディスク20
に記憶される。
【0056】次に、CPU22は、上記によって得られ
た布線状態図に基づき、電線長集計表の作成処理を行う
(図3、ステップS2)。図9に、電線長集計表を作成
する処理の詳細フローチャートを示す。
【0057】まず、ステップS200において、i=1
とし、識別子として”コネクタ.i”の付されたコネク
タを対象コネクタに設定する。ここでは、図8のコネク
タ70に”コネクタ.1”、コネクタ72に”コネク
タ.2”、コネクタ72に”コネクタ.2”、コネクタ
74に”コネクタ.3”、コネクタ76に”コネクタ.
4”、コネクタ77に”コネクタ.5”、コネクタ78
に”コネクタ.6”が、識別子として付されているもの
とする。したがって、まず、コネクタ70が対象コネク
タとして設定される。
【0058】次に、比較コネクタのサフィックスjをi
と等しくする。さらに、j=j+1として、”コネク
タ.j”(つまりコネクタ72)を比較コネクタとする
(ステップS202)。
【0059】その後、CPU22は、対象コネクタであ
る”コネクタ.i”が比較コネクタである”コネクタ.
j”と接続されているか否かを判断する(ステップS2
04)。すなわち、ここでは、対象コネクタ70と比較
コネクタ72が接続されているか否かを判断する。両コ
ネクタ間が、結線によって接続されていれば、接続され
ており、そうでなければ、接続されていないものと判断
できる。接続されていなければ、ステップS202に戻
る。ここでは、両コネクタ70、72は、結線96によ
って結ばれており、接続されていると判断される。
【0060】これにより、CPU22は、ステップS2
05に進み、メモリ24上に作成した集計表のエリア
に、図10Aに示すように”コネクタ.i”と”コネク
タ.j”が接続されている旨を記録する。なお、図10
においては、コネクタ名のみが表示されていいるが、併
せて、識別子も記録されている。
【0061】次に、ステップS202に戻り、j=j+
1として、次の比較コネクタについて検討を行う。
【0062】このような処理を繰り返し、全てのコネク
タを比較コネクタとして検討し終えたら、ステップS2
03により、ステップS206に進む。ステップS20
6では、i=i+1として、次のコネクタを対象コネク
タとして設定する。その後、ステップS201以下を実
行し、コネクタ間の接続を集計表に記録して行く。
【0063】全てのコネクタを対象コネクタとして検討
し終えると、ステップS207からステップS208に
進む。図10Bに、接続関係が全て記録された集計表を
示す。ステップS208では、CPU22は、各コネク
タ間の電線長を、布線状態図より取得して記録してい
く。
【0064】たとえば、J100(コネクタ70)とJ
101(コネクタ72)との間であれば、電線のプロパ
ティ(接続されているコネクタ、結束バンドが示されて
いる)を参照して、J100とJ101との間の電線経
路を見いだす。これにより、コネクタ70−結束バンド
95−結束バンド85−結束バンド87−コネクタ72
の経路が見いだされる。この経路において、結束バンド
によって区切られた電線長、50、40、70、80を
記録し、その合計を全長として記録する。このようにし
て得られた全てのコネクタ間の電線長を記録した集計表
を図10Cに示す。
【0065】次に、CPU22は、得られた電線長を、
電線の引き回し状態に応じて補正する(ステップS20
9)。たとえば、図8において、電線82と電線84の
ように、結束バンドを境として方向が変わっている場
合、実際の電線長は電線82の長さと電線84の長さを
合計したよりも多く必要である。この実施形態では、1
カ所の方向変換部分につき、1mmを補正値として加える
ようにしている。補正値を加えた集計表を図10Dに示
す。
【0066】その後、集計表に最もよく現れているコネ
クタほど、表の上に来るように並び替えを行う(ステッ
プS210)。図10の例では、J100(コネクタ7
0)が最も多く2回現れているので、集計表の並び替え
は行われない。このようにして得られた電線長集計表
は、ハードディスク20に記憶される。
【0067】なお、図9のプログラムにおいては、結線
による接続にしたがって電線長集計表を作成したが、図
11に示すように、結線のプロパティを用いて電線長集
計表を作成するようにしてもよい。以下、図11に示す
電線長集計表作成の処理について説明する。
【0068】ステップS251において、まず、対象と
する結線について、そのプロパティを取得する。ここで
は、図8の結線96のプロパティを取得するものとす
る。次に、ステップS252において、取得した結線の
プロパティに基づいて、コネクタ間の接続情報を抽出す
る。結線96のプロパティには、J101−1とJ10
0−1が接続されていること、J101−2とJ100
−2が接続されていることが記述されている。これに基
づいて、J100(コネクタ70)とJ101(コネク
タ72)が接続されているという情報を抽出する。
【0069】次に、このようにして得た接続情報を、集
計表に記録する(ステップS253)。ただし、既に記
録済みの接続情報は重複して記録しない。ここでは、図
10Aに示すように集計表に記録される。
【0070】次に、全ての結線について処理を行ったか
どうかを判断する(ステップS254)。未処理の結線
が残っていれば、次の結線を対象として、ステップS2
51以下を実行する。このような処理を繰り返して、図
10Bに示すような集計表を得る。
【0071】その後のステップS208、S209、S
210の処理内容は、図9と同様である。したがって、
図9の処理と同じように、図10Dに示すような電線長
集計表(布線表)を得ることができる。
【0072】電線長集計表を得ると、次に、CPU22
は、指定部分のみの単体ハーネス図作成が指示されたの
か、全ての単体ハーネス図作成が指示されたのかを判断
する(図3,ステップS3)。
【0073】図4のアイコン68が押され、特定のコネ
クタに関する単体ハーネス図の作成が指示された場合に
は、次のように処理を行う。まず、CPU22は、図3
のステップS4において、指定されたコネクタについて
の布線表を作成する。
【0074】図12に、指定されたコネクタ(対象コネ
クタ)についての布線表を作成する処理を示す。以下、
J101(コネクタ72)を指定コネクタとした場合を
例として説明する。まず、図14Aに示すように、対象
コネクタの存在する行にフラグ「1」をたてる。次に、
フラグの立てられた行のコネクタ名が、フラグの立てら
れていない行に存在するか否かを判断する(ステップS
401)。ここでは、2行目に、J100(コネクタ7
0)を見いだす。これにより、CPU22は、ステップ
S402において、当該行にフラグ「1」を立てる(図
14B参照)。
【0075】その後、再びステップS401を実行す
る。つまり、新たにフラグの立てられた2行目を含め
て、再度、フラグの立てられた行のコネクタ名が、フラ
グの立てられていない行に存在するか否かを判断する。
ここでは、他の行に存在しないので、ステップS403
に進む。
【0076】ステップS403では、フラグの立ってい
る行を、行の上にまとめるよう並び替えるとともに、対
象コネクタを中心とした並び替えを行う。まとめられた
行が、1つの単体ハーネスを構成する。さらに、このま
とめられた行と以下の行との間に、空白行を挿入する
(図14C参照)。
【0077】次に、得られた単体ハーネスの接続関係
が、所定の規則に従っているか否かを判断する(ステッ
プS404)。これは、単体ハーネスを自動機によって
製造する場合、当該自動機による制約条件があるからで
ある。たとえば、図15のように、最も離れたコネクタ
αとコネクタεとの間に、2以上のコネクタβ、γが存
在するようなハーネスは、自動機によっては製造不可能
である。したがって、この場合、所定規則外であるとし
て、ディスプレイ6にエラー表示を行い、再び、図3の
ステップS1に戻る。なお、操作者は、単体ハーネスを
製造する機械に応じた所定規則を予め記憶させておく。
【0078】得られた単体ハーネスが所定規則を満足し
ていれば、次に、コネクタのプロパティに基づき、極間
の接続の詳細を得る(ステップS405)。さらに、結
線のプロパティにより、線種、線色を得る(ステップS
406)。これらを、図14Cの表に盛り込んで、図1
6に示す布線表を作成する(ステップS407)。なお
コネクタ72(J101)の第5極は、接続されない極
(ピン抜き)であることが示されている。上記のように
して得られた布線表は、ハードディスク20に記録され
る。
【0079】このようにして布線表が得られると、次
に、CPU22は、単体ハーネス図を作成する(図3、
ステップS5)。この単体ハーネス図作成のフローチャ
ートの詳細を、図13に示す。
【0080】まず、ステップS500において、布線表
のデータを取得する。次に、このデータに基づいて、図
17Aに示す単体ハーネス図を得る(ステップS50
1)。さらに、このハーネス図を、プリンタ14から出
力する(ステップS502)。
【0081】上記のようにして、指定したコネクタに関
する単体ハーネス図を得ることができる。なお、図17
において、コネクタの中の線は各極を示しており、もっ
とも長い線は第1極を表している。
【0082】上記では、コネクタを指定して単体ハーネ
スを作成する場合について説明したが、アイコン66
(図4)を押すことにより、全ての単体ハーネスを自動
的に抽出して作成することもできる。この場合、図3の
ステップS3から、ステップS6、S7に進む。ステッ
プS6、S7の詳細を、図18、図19に示す。布線表
の作成(図18)においては、まず、最初の行のコネク
タを対象コネクタとして、布線表作成の処理(ステップ
S601、図12)を行う。次に、集計表の全ての行に
フラグが立っているか否かを判断する(ステップS60
2)。全ての行にフラグが立っていなければ、当該フラ
グのない行のコネクタを対象コネクタとして、ステップ
S601以下を実行する。
【0083】上記の処理を、全ての行につきフラグが立
つまで行い、図20に示すような布線表を得る。
【0084】さらに、図19に示すように、布線表に現
れた全ての単体ハーネスについて、単体ハーネス図を作
成する。このようにして、図17A、Bに示すような単
体ハーネス図を得ることができる。
【0085】なお、上記実施形態では、各極の接続関係
も表示した単体ハーネス図を出力するようにしている
が、図15に示すように、接続関係のみを示す単体ハー
ネス図を出力するようにしてもよい。
【0086】また、図10の電線長集計表、図16、図
20の布線表を出力するようにしてもよい。
【0087】さらに、上記実施形態では、プリンタによ
って出力しているが、フロッピーディスク30(図2)
等の記録媒体にデータとして出力するようにしても良
い。
【0088】2.第2の実施形態 図21に、この発明の第2の実施形態によるハーネス情
報処理装置の全体構成を示す。第1の実施形態では、結
線に関する情報は指示入力手段2から入力されたが、第
2の実施形態では、結線に関する情報は結線情報入力手
段3から入力されるようになっている。
【0089】図21の各手段を、CPUを用いて実現す
る場合のハードウエア構成を図22に示す。CPU22
には、マウス2、キーボード4、ディスプレイ6、プリ
ンタ14、ハードディスク20、メモリ24、フロッピ
ーディスクドライブ(FDD)26、通信回路154が
接続されている。さらに、通信回路154には、LAN
等によって回路設計装置150、ハーネス製造装置15
2が接続されている。この装置の基本的な動作は図2に
示すものと同様であるので、主として、図2のものと異
なる部分を中心に説明を行う。
【0090】図22の場合には、結線に関する情報は、
回路設計装置150から通信回路154を介してCPU
22に与えられる。つまり、通信回路154が結線情報
入力手段に該当する。なお、結線情報は、フロッピーデ
ィスクに格納されたものを読み込むようにしてもよい。
この場合には、FDD26が結線情報入力手段に該当す
る。さらに、結線情報は、キーボード4から入力するよ
うにしてもよい。この場合には、キーボード4が結線情
報入力手段に該当する。
【0091】ハードディスク20には、オペレーティン
グシステムのプログラムの他に、ハーネス情報処理のた
めのプログラムが記録されている。さらに、ハードディ
スク20には、コネクタ、結束部、配線の図形が記憶さ
れている。
【0092】図23に、ハードディスク20に記録され
たハーネス情報処理のためのプログラムのフローチャー
トを示す。まず、ステップS1において、布線状態図の
入力が行われる。すなわち、CPU22は、操作者によ
るマウス2、キーボード4からの入力に基づいて、布線
状態図を作成する。
【0093】図24に、入力した布線状態図の画面表示
を示す。布線状態図の作成手順は、第1の実施形態と同
様である。ただし、図8と比較すれば明らかなように、
図24においては、結線、プロパティが与えられていな
い。
【0094】上記のように布線状態図の作成が終わる
と、CPU22は、結線情報を取得する(図23、ステ
ップS15)。この実施形態では、回路設計装置150
より結線情報を得るようにしている。回路設計装置15
0は、たとえば、CAD(コンピュータ支援製図)装置
であり、コネクタの結線状態を含む回路設計を行うため
の装置である。
【0095】CPU22は、通信回路154を介して、
回路設計装置150に結線情報表を送るように要求を出
す。これを受けて、回路設計装置150は、図25に示
すような結線情報表を送り返す。CPU22は、この結
線情報表をハードディスク20に記録する。
【0096】図25に示す結線情報表には、各コネクタ
の各極が、他のコネクタのどの極に接続されているかが
示されている。また、接続に使用する電線の線種、色な
どが示されている。なお、図においては電線長の欄が設
けられているが、その内容は空欄となっている。図25
において、たとえば、第1行目には、コネクタJ101
の第1極が、コネクタJ100の第1極に接続されてい
ることが示されている。
【0097】次に、操作者が、単体ハーネス図作成のア
イコン66または68(図4参照)をクリックすると、
以下の手順にしたがって単体ハーネス図が作成される。
単体ハーネス図作成の命令が与えられると、CPU22
は、メモリ24に記憶されている布線状態図のデータ
を、ハードディスク20に記憶する。すなわち、図24
に示すようなデータが、ハードディスク20に記憶され
る。
【0098】次に、CPU22は、上記によって得られ
た布線状態図および結線情報表に基づき、電線長集計表
の作成処理を行う(図23、ステップS2)。図26
に、電線長集計表を作成する処理のフローチャートを示
す。
【0099】まず、ステップS801においてi=1と
する。次に、CPU22は、結線情報表のi行目の配線
経路を読み込む。つまり、コネクタJ101の第1極と
コネクタJ100の第1極が接続されているという情報
を読み込む。続いて、コネクタの接続関係のみを抽出す
る(ステップS803)。つまり、コネクタJ101と
J100が接続されているという情報のみを抽出する。
【0100】次に、抽出した接続関係が既に抽出したも
のであるかどうかを判断する(ステップS804)。既
に抽出したものでなければ、図10Aに示すように電線
長集計表に接続関係を記録する(ステップS805)。
既に抽出したものである場合には、ステップS805の
処理は行わない。
【0101】次に、結線情報表の最終行であるかどうか
を判断する(ステップS806)。最終行でなければ、
iをインクリメントして、つまり次の行を対象として、
ステップS802以下を繰り返し実行する。最終行まで
この処理を繰り返すと、図10Bに示すような電線長集
計表が得られる。
【0102】最終行までの処理を終えると、次に、各コ
ネクタ間の電線長を、布線状態図より取得して記録して
いく(ステップS208)。さらにこのようにして得ら
れた電線長を、電線の引き回し状態に応じて補正する
(ステップS209)。その後、集計表に最もよく現れ
ているコネクタほど、表の上に来るように並び替えを行
う(ステップS210)。このようにして、図10Dに
示すような電線長集計表が得られる。なお、図26のス
テップS208〜S210は、図9のステップS208
〜S210と同様の処理内容である。
【0103】次に、布線表の作成(ステップS6)、単
体ハーネス図作成(ステップS7)の処理を行う。これ
らの処理は、図3において説明した処理と同様である。
ただし、図3の場合には、コネクタの極と他のコネクタ
の極との接続関係をプロパティから得ているが、図23
の場合には、結線情報表から得ている点が異なる。
【0104】この実施形態においても、図17に示すよ
うな単体ハーネス図、図20に示すような布線表を得る
ことができる。
【0105】上記実施形態では、結線情報表から電線長
集計表を作成し、布線表を得るようにしている。しか
し、結線情報表に電線長を加えることによって布線表を
得るようにしてもよい。
【0106】この実施形態においては、上記のようにし
て得たハーネス情報のうち、ハーネス製造装置152に
おいて使用する情報を、ハーネス製造装置152に送信
することができるようにしている。この場合、操作者
は、図27に示すように情報伝送ボタン69をマウスに
よってクリックする。これを受けて、CPU22は、ハ
ーネス製造装置152に対し、各コネクタの極数、各コ
ネクタ間の電線長さなど、ハーネス製造に必要なパラメ
ータを伝送する。したがって、操作者が、あらためて、
パラメータの設定を手入力にて行う必要が無く、設定ミ
スが軽減できるとともに、操作が容易となる。
【0107】なお、上記パラメータは、記録媒体に記録
するように出力し、ハーネス製造装置152が当該記録
媒体から読み込むようにしてもよい。
【0108】この実施形態においては、入力された布線
状態図に基づいて、長さを実寸化した布線図をプリンタ
14から出力できるようにしている。図28に、実寸化
処理プログラムのフローチャートを示す。以下では、図
29に示すような布線状態図が入力された場合に(つま
りディスプレイ6に表示されている場合に)、これを実
寸化するものとして説明を行う。
【0109】操作者は、図27の実寸化ボタン71をク
リックする。これにより、CPU22は、図28の処理
の実行を開始する。まず、ステップS901において、
基準点を設定し、当該基準点はその先に接続先がないか
どうかを判断する。ここで、基準点とは、コネクタ、結
束バンドなどである。ここでは、まず、結束バンドT.
24を基準点とした場合について説明する。
【0110】この結束バンドT.24には、接続先(コ
ネクタJ1、結束バンドT.36、T.13)があるの
で、ステップS902に進む。ステップS902では、
結束バンドT.24の接続先の1つであるコネクタJ1
をメモリ24にリストとして記憶する(ステップS90
2)。次に、結束バンドT.24を中心としてコネクタ
J1を実寸化した位置に移動する(ステップS90
3)。
【0111】次に、実寸化した接続先(ここではコネク
タJ1)以外に、基準点である結束バンドT.24に接
続先があるかどうかを判断する(ステップS904)。
あれば、ステップS901以下を実行する。ここでは、
他の接続先として、結束バンドT.36があるので、ス
テップS901を経て、ステップS902、ステップS
903を実行する。これにより、結束バンドT.24を
中心として結束バンドT.36が実寸化した位置に移動
される(ステップS903)。また、リストに結束バン
ドT.36が追加される。
【0112】以下同様にして、結束バンドT.24に接
続している結束バンドT.13がリストに追加され、そ
の位置が実寸化される。何れの場合においても、基準点
である結束バンドT.24の位置を移動させずに、結束
バンドT.24を中心として実寸化を行っている。これ
は、基準点を移動すると、既に実寸化した部分との位置
関係が崩れ、実寸関係が維持されなくなるからである。
【0113】このようにして、基準点である結束バンド
T.24の全ての接続先について実寸化を終えると、ス
テップS904からS905に進む。ステップS90
5、S906においては、図30に示すリストから、ま
だ基準点として選択されていないものを基準点として選
択する。図30に示すリストにおいて、既に基準点とし
て選択されたものにはフラグ「1」を付すようにしてい
る。
【0114】基準点として選択されたことのないものが
リスト中にあれば、それを新たな基準点として、ステッ
プS901以下を実行する。これにより、新たな接続点
がリストに記憶されつとともに、実寸化が行われる。こ
のようにして、次々と、実寸化を行い、リスト中の全て
のものについて基準点として処理を終えると、実寸化処
理を終了する(ステップS910)。
【0115】なお、上記実寸化処理においては、各配線
の角度を維持しつつ実寸化を行うようにしている。
【0116】上記のようにして、図31に示すような実
寸化された布線図を得ることができる。これをプリンタ
14にて出力して印刷された布線図を得る。この布線図
を布線基板上に貼り付ければ、(あるいは、布線基板上
に直接印字すれば)布線作業が容易である。つまり、図
31の布線図上に、布線のための治具(釘などの支持部
材)を設けるだけでよく、治具を設ける位置を容易にか
つ正確に決定できる。これと同じように、図15や図1
7の単体ハーネス図を、実寸にして布線図として出力
し、上記と同じように用いても良い。
【0117】上記の実施形態によれば、ディスプレイ6
の画面上では実寸化せずに表示して修正作業を行いやす
くし、プリンタ14にて出力する際には実寸化すること
ができる。
【0118】上記実施形態では、実寸化した布線図をプ
リンタ14にて出力しているが、ディスプレイ6におい
て表示してもよく、データとして出力するようにしても
よい。
【0119】なお、上記実施形態では実寸化した布線図
を出力するようにしているが、拡大または縮小した布線
図を出力するようにしてもよい。
【0120】なお、上記各実施形態では、配線として電
線を用いる場合について説明しているが、光ファイバー
等の配線についても同様に適用できる。
【0121】また、上記各実施形態では、図1、図22
の各機能をCPUを用いて実現するようにしているが、
その一部又は全部をハードウエアロジックによって構成
しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態によるハーネス情報処理
装置の全体構成を示す図である。
【図2】図1の装置をCPU22を用いて構成した場合
のハードウエア構成を示す図である。
【図3】ハーネス情報処理のプログラムの全体フローチ
ャートである。
【図4】布線状態図を入力するための画面を示す図であ
る。
【図5】布線状態図の入力状態を示す図である。
【図6】布線状態図の入力状態を示す図である。
【図7】布線状態図の入力状態を示す図である。
【図8】入力された布線状態図の例を示す図である。
【図9】電線長集計表の作成処理を示すフローチャート
である。
【図10】電線長集計表の作成状態を示す図である。
【図11】電線長集計表の作成処理を示すフローチャー
トである。
【図12】対象コネクタについての布線表作成の処理を
示すフローチャートである。
【図13】対象コネクタについての単体ハーネス図作成
の処理を示すフローチャートである。
【図14】布線表の作成状態を示す図である。
【図15】所定の規則に反するハーネス接続の例を示す
図である。
【図16】作成された布線表の一例を示す図である。
【図17】得られた単体ハーネス図の例を示す図であ
る。
【図18】布線表作成のフローチャートである。
【図19】対象コネクタについての布線表作成のフロー
チャートである。
【図20】得られた布線表の一例を示す図である。
【図21】第2の実施形態によるハーネス情報処理装置
の全体構成図である。
【図22】図20の装置をCPUを用いて実現した場合
のハードウエア構成である。
【図23】ハーネス情報処理プログラムのフローチャー
トである。
【図24】入力された布線状態図を示す図である。
【図25】結線情報表を示す図である。
【図26】電線長集計表作成のフローチャートである。
【図27】布線状態図を入力するための画面を示す図で
ある。
【図28】実寸化処理のフローチャートである。
【図29】画面上に表示された布線状態図を示す図であ
る。
【図30】リストの内容例を示す図である。
【図31】実寸化した布線図を示す図である。
【符号の説明】
2・・・指示入力手段 4・・・数値・文字入力手段 6・・・表示手段 8・・・布線状態図生成手段 10・・・ハーネス情報生成手段 12・・・判断手段 14・・・プリンタ 16・・・基本オブジェクト記憶手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/50

Claims (23)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コネクタを示す図形、結束部を示す図形お
    よび配線を示す図形を、互いに結びつけて配置するため
    の指示入力手段、 前記各配線の図形に関連付けて長さ情報を与えるための
    数値入力手段、 指示入力手段および数値入力手段からの入力に基づい
    て、布線状態図を生成する布線状態図生成手段、 生成された布線状態図を表示する表示手段、 を備えており、表示手段に表示された図および長さ情報
    を参照しつつ、指示入力手段および数値入力手段によっ
    て所望の布線状態を入力して処理する装置であって、 前記図形および長さ情報に基づいて、所望の布線状態に
    おける、各コネクタ間の配線の全長情報を含むハーネス
    情報を生成するハーネス情報生成手段、 を備えたハーネス情報処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1のハーネス情報処理装置におい
    て、 さらに、各コネクタ間の結線情報を入力する結線情報入
    力手段を備えており、 前記ハーネス情報生成手段は、結線情報入力手段によっ
    て入力された結線情報も加味してハーネス情報を生成す
    ることを特徴とするもの。
  3. 【請求項3】請求項2のハーネス情報処理装置におい
    て、 前記結線情報入力手段から入力される結線情報は、回路
    設計装置から入力されるものであることを特徴とするも
    の。
  4. 【請求項4】請求項1のハーネス情報処理装置におい
    て、 前記指示入力手段は、各コネクタ間の結線を示す図形も
    配置して入力するものであることを特徴とするもの。
  5. 【請求項5】入力装置と、表示装置と、ハーネス情報を
    処理するためのプログラムを記録した記録装置と、記録
    装置に接続され、記録装置に記録されたプログラムに従
    って入力装置から入力された情報を処理する処理装置
    と、を備えたハーネス情報処理装置であって、 前記記録装置に記録されたプログラムは、 入力装置からの入力に基づいて、コネクタを示す図形、
    結束部を示す図形および配線を示す図形を示す図形を、
    互いに結びつけて表示装置上に配置し、 前記各配線の図形に関連付けて長さ情報を入力装置から
    入力し、 前記入力装置からの入力に基づいて、布線状態図を生成
    し、 生成された布線状態図を表示装置に表示し、 表示装置に表示された図および長さ情報を参照しつつ、
    入力装置によって所望の布線状態を入力するようにし、 前記図形および長さ情報に基づいて、所望の布線状態に
    おける、各コネクタ間の配線の全長情報を含むハーネス
    情報を生成させて出力させる処理をコンピュータに行わ
    せることを特徴とするもの。
  6. 【請求項6】入力装置と、表示装置とを備えたコンピュ
    ータに、ハーネス情報を処理させるためのプログラムを
    記録した記録媒体であって、 入力装置からの入力に基づいて、コネクタを示す図形、
    結束部を示す図形および配線を示す図形を示す図形を、
    互いに結びつけて表示装置上に配置し、 前記各配線の図形に関連付けて長さ情報を入力装置から
    入力し、 前記入力装置からの入力に基づいて、布線状態図を生成
    し、 生成された布線状態図を表示装置に表示し、 表示装置に表示された図および長さ情報を参照しつつ、
    入力装置によって所望の布線状態を入力するようにし、 前記図形および長さ情報に基づいて、所望の布線状態に
    おける、各コネクタ間の配線の全長情報を含むハーネス
    情報を生成させて出力する処理をコンピュータに行わせ
    るプログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】請求項6のプログラムを記録した記録媒体
    において、 前記プログラムは、各コネクタ間の結線情報を入力装置
    から入力し、当該結線情報も加味してハーネス情報を生
    成する処理をコンピュータに行わせることを特徴とする
    もの。
  8. 【請求項8】請求項7のプログラムを記録した記録媒体
    において、 前記プログラムは、回路設計装置から前記結線情報を受
    け取って入力する処理をコンピュータに行わせることを
    特徴とするもの。
  9. 【請求項9】請求項6のプログラムを記録した記録媒体
    において、 前記プログラムは、各コネクタ間の結線を示す図形も入
    力装置から入力し、コネクタを示す図形、結束部を示す
    図形および配線を示す図形を示す図形を、互いに結びつ
    けて表示装置上に配置する処理をコンピュータに行わせ
    ることを特徴とするもの。
  10. 【請求項10】請求項6〜9のいずれかのプログラムを
    記録した記録媒体において、 前記プログラムは、前記図形および長さ情報に基づい
    て、配線長に関して実寸となるような布線図を出力する
    ためのハーネス情報を生成する処理をコンピュータに行
    わせることを特徴とするもの。
  11. 【請求項11】請求項10のプログラムを記録した記録
    媒体において、 前記プログラムは、表示装置には配線長が実寸となって
    いない布線図を表示するとともに、印刷装置からは配線
    長が実寸となっている布線図を出力する処理をコンピュ
    ータに行わせることを特徴とするもの。
  12. 【請求項12】請求項6〜9のいずれかのプログラムを
    記録した記録媒体において、 前記プログラムは、前記図形および長さ情報に基づい
    て、相互に接続されたコネクタを一群とした単体ハーネ
    スのハーネス情報を生成する処理をコンピュータに行わ
    せることを特徴とするもの。
  13. 【請求項13】請求項12のプログラムを記録した記録
    媒体において、 前記プログラムは、コネクタ、配線、結束部または結線
    の図形に対応づけて、各コネクタ間の各極における接続
    情報を入力し、 各コネクタ間の各極における接続情報も考慮して、各コ
    ネクタ間の各極における接続情報を含んだ単体ハーネス
    のハーネス情報を生成する処理をコンピュータに行わせ
    ることを特徴とするもの。
  14. 【請求項14】請求項6〜9のいずれかのプログラムを
    記録した記録媒体において、 前記プログラムは、抽出された単体ハーネスにおける配
    線の結線状況が、予め定められた条件に合致しているか
    否かを判断する処理をコンピュータに行わせることを特
    徴とするもの。
  15. 【請求項15】請求項6〜9のいずれかのプログラムを
    記録した記録媒体において、 前記プログラムは、現実の配線時におけるずれ長さを補
    正値として考慮して、与えられた長さ情報を補正する処
    理をコンピュータに行わせることを特徴とするもの。
  16. 【請求項16】請求項15のプログラムを記録した記録
    媒体において、 前記補正値は、少なくとも、配線のはい回し、またはコ
    ネクタ端子の圧着しろに起因するずれ長さを含むもので
    あることを特徴とするもの。
  17. 【請求項17】請求項6〜9のいずれかのプログラムを
    記録した記録媒体において、 生成したハーネス情報のうちハーネス製造装置において
    使用する情報を、ハーネス製造装置に対して与える処理
    をコンピュータに行わせることを特徴とするもの。
  18. 【請求項18】画面上にコネクタ、結束部を表示し、こ
    れらを配線によって接続するとともに、 各コネクタ間の結線情報を与え、 コネクタおよび結束部を接続する配線の長さ情報を与
    え、 前記結線情報に基づいて、相互に接続されたコネクタを
    一群とした単体ハーネス図を出力するようにしたことを
    特徴とするハーネス図生成方法。
  19. 【請求項19】布線基板を作成する方法であって、 基板を用意するステップ、 当該基板の上に直接的に、実寸大の布線図を描くか、ま
    たは実寸大の布線図を描いたシートを当該基板の上に固
    定するステップ、 前記布線図の少なくとも結束部の位置に、配線はい回し
    のための支持部材を設けるステップ、 を備えた布線基板作成方法。
  20. 【請求項20】入力装置、表示装置を備えたコンピュー
    タを用いてハーネスを製造する方法であって、 コネクタを示す図形、結束部を示す図形、配線を示す図
    形および配線の長さ情報を入力装置から入力し、当該入
    力に基づいて生成され表示装置上に表示された布線状態
    図を参照しつつ、所望の布線状態を入力装置から入力
    し、 前記図形および長さ情報に基づいて生成された、所望の
    布線状態における、各コネクタ間の配線の全長情報を含
    むハーネス情報を用いて、ハーネスを製造することを特
    徴とするハーネス製造方法。
  21. 【請求項21】請求項20のハーネス製造方法におい
    て、 前記ハーネス情報は、回路設計装置から入力された、各
    コネクタ間の結線情報も加味して生成されるものである
    ことを特徴とするハーネス製造方法。
  22. 【請求項22】入力装置、表示装置を備えたコンピュー
    タを用いて製造されたハーネスであって、 コネクタを示す図形、結束部を示す図形、配線を示す図
    形および配線の長さ情報を入力装置から入力し、当該入
    力に基づいて生成され表示装置上に表示された布線状態
    図を参照しつつ、所望の布線状態を入力装置から入力
    し、 前記図形および長さ情報に基づいて生成された、所望の
    布線状態における、各コネクタ間の配線の全長情報を含
    むハーネス情報を用いて、製造されたことを特徴とする
    ハーネス。
  23. 【請求項23】請求項22のハーネスにおいて、 前記ハーネス情報は、回路設計装置から入力された、各
    コネクタ間の結線情報も加味して生成されるものである
    ことを特徴とするハーネス。
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