JPH09325973A - 線路系統解析装置 - Google Patents

線路系統解析装置

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JPH09325973A
JPH09325973A JP8141918A JP14191896A JPH09325973A JP H09325973 A JPH09325973 A JP H09325973A JP 8141918 A JP8141918 A JP 8141918A JP 14191896 A JP14191896 A JP 14191896A JP H09325973 A JPH09325973 A JP H09325973A
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JP
Japan
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transmission line
wiring
line system
symbol
circuit diagram
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JP8141918A
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English (en)
Inventor
Akihiro Nakaato
晃博 中後
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路図を有効に利用して、解析対象の線路系
統のモデル図を容易に作成し、しかも、ユーザに対して
線路系統の配置、配線、性能の配分の状況を容易に把握
させること。 【解決手段】 伝送線路モデル自動変換部112は、伝
送線路モデル作成時に、例えば、CADで作成された解
析対象ネットの基板回路図が存在する場合に、基板回路
図記憶部205から解析対象ネットのの基板回路図情報
を取り出し、ライブラリ記憶部204に記憶されている
入出力ライブラリを使用して基板回路図情報から伝送線
路モデルへの自動変換を行い、得られた伝送線路モデル
の情報を伝送線路モデル記憶部207へ記憶し、グラフ
ィックディスプレイ201で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、線路系統解析装置
に関し、例えば、伝送線路系統、電力供給線路系統、信
号(高周波信号、低周波信号)線路系統などの解析に好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】高速の信号が伝搬する基板の設計を行う
場合、回路設計段階でクリティカルなネットに対して伝
送線路解析を行い、その結果を次の工程の基板設計に反
映させることで設計の効率化を図ることがある。このよ
うな基板設計前の伝送線路解析は、例えば、以下のよう
な伝送線路解析装置で行われている。
【0003】図2は、一例の伝送線路解析装置の構成図
である。この図2において、伝送線路解析装置は、グラ
フィックディスプレイ201と、マウス202と、キー
ボード203と、ライブラリ記憶部204と、基板回路
図記憶部205と、回路図編集部206と、伝送線路モ
デル記憶部207と、データベース自動生成部208
と、データベース記憶部209と、伝送線路解析部21
0と、解析結果表示部211とから構成されている。こ
のような構成の伝送線路解析装置は、ハードウエア的に
は、例えば、ワークステーションなどが備えている構成
で実現される。
【0004】グラフィックディスプレイ201は、作成
する伝送線路モデルや解析結果を表示する。マウス20
2は、伝送線路モデル作成時にシンボルの配置やメニュ
ー選択に用いる。キーボード203は、パラメータ値の
入力などを行う。ライブラリ記憶部204は、入出力特
性ライブラリを記憶する。基板回路図記憶部205は、
基板回路図データを記憶する。回路図編集部206は、
伝送線路モデルの作成、修正を行う。伝送線路モデル記
憶部207は、伝送線路モデルデータを記憶する。デー
タベース自動生成部208は、伝送線路モデルから伝送
線路解析に必要なデータベースを自動生成する。データ
ベース記憶部209は、伝送線路解析に必要なデータベ
ースを記憶する。伝送線路解析部210は、伝送線路解
析を行う。解析結果表示部211は、伝送線路解析の結
果をグラフィックディスプレイ201上に表示する。
【0005】以上のような伝送線路解析装置の構成によ
って、次のような手順で伝送線路解析が行われる。
(1)先ず、解析対象のネットを表現する伝送線路モデ
ルを作成する。(2)次に、伝送線路解析に必要なデー
タベースを作成する。(3)次に、伝送線路解析を行
う。(4)次に、解析結果を検討する。
【0006】(1)上述の解析対象のネットを表現する
伝送線路モデルの作成では、先ず、利用者が解析対象ネ
ットが基板上でどのように配置されるかを想定する。例
えば、図3に示すようなIC(1)301とIC(2)
305とが接続される配線を想定する。そして、図4に
示すように想定した配線を表現する伝送線路モデルを回
路図編集部206によって、グラフィックディスプレイ
201上でマウス202及びキーボード203を用いて
作成する。
【0007】IC(1)301及びIC(2)305の
ピンをそれぞれドライバシンボル401及びレシーバシ
ンボル405で表現し、抵抗303(30Ω)は、抵抗
シンボル403で表現する。また、抵抗303の両端の
配線302、304は伝送線路シンボル402、404
で表現する。
【0008】想定した配線を伝送線路モデルで表現する
と、伝送線路モデルを構成するそれぞれのシンボルに電
気的特性などのパラメータを設定する。ドライバシンボ
ル401及びレシーバシンボル405には、ライブラリ
記憶部204に用意されている入出力特性ライブラリの
中から条件に合うものをメニューから選び、ライブラリ
の設定406、407を行う。抵抗シンボル403に
は、抵抗値408を設定する。伝送線路シンボル40
2、404には、そのシンボルが表現する配線の長さ4
09、その配線上を電気信号が伝わるときの伝搬速度4
10及びその配線の特性インピーダンス411を設定す
る。
【0009】以上の設定によって、伝送線路モデルの作
成作業は終了する。作成された伝送線路モデルは伝送線
路モデル記憶部207に記憶される。もし、上述の図3
に示した配線の基板回路図が基板回路図記憶部205に
存在したとしても、基板回路図と伝送線路モデルとは互
換性がないため別々に作成しなければならない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】伝送線路モデルの作成
にあたっては、解析対象配線の接続情報やICのピンタ
イプ、抵抗値、ライブラリなどの有無を基板回路図を見
るなどして調べなければならない。
【0011】しかしながら、以上のような従来の技術で
は、伝送線路解析を行いたい配線の基板回路図が存在し
た場合でも、その配線を表現する伝送線路モデルを、基
板回路図の情報を生かすことなく独立して上述の(1)
の方法で伝送線路モデルを作成しなければならず伝送線
路解析の作業工数が多くなっていた。
【0012】また、伝送線路モデルを作成する際、伝送
線路シンボルには、そのシンボルが表現している配線の
物理的な長さを指定している。上述の図4の伝送線路モ
デルにおいては、伝送線路シンボル402に設定された
配線長は1インチであり、伝送線路シンボル404に設
定した配線長は10インチであり、設定した配線長に関
わらず伝送線路シンボルのシンボル長さは一定である。
更に、伝送線路シンボルには伝搬速度410と特性イン
ピーダンス411とを設定する。これらのパラメータ
は、上述の図3の配線仕様306に示したような配線仕
様によって決まる。しかしながら、利用者が伝送線路シ
ンボルに設定したこれらのパラメータから配線仕様を想
像することは困難である。このため、配線を表現する伝
送線路シンボルからその配線の物理的長さの相対関係や
配線仕様を分かり易くすることが望まれていた。
【0013】このようなことから、回路図を有効に利用
して、解析対象の線路系統のモデル図を容易に作成で
き、しかもユーザに対して線路系統の配置、配線、性能
の配分の状況を容易に把握させることができる線路系統
解析装置の実現が要請されている。
【0014】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、解析
対象の線路系統のモデル図を作成する線路系統解析装置
において、解析対象の線路系統を構成する構成部分間の
接続関係を表した接続情報と、上記各構成部分の単体仕
様情報とから上記解析対象の線路系統に介在する上記構
成部分の配置の状況と、上記構成部分を含む線路系統の
配線の状況と、上記構成部分を含む線路系統の物理的性
能とを表す線路系統モデル図を作成する線路系統モデル
図作成手段を備える。
【0015】上記構成部分とは、線路系統を構成する部
品、構成器、構成回路、構成装置、接続器、接続ケーブ
ル、プリント配線パターンなどの種々のものが該当す
る。上記接続情報とは、上記構成部分と他のいずれの構
成部分とを接続するかを表す情報である。上記単体仕様
情報とは、その構成部分がどのような種類の構成部分で
あるかを表すもので、先ずは、電気的なものであるか、
非電気的なものであるか、電気的なものである場合に
は、どのような機能の電気的構成部分であるか、その電
気的構成部分又は非電気的構成部分の物理的性能情報
(例えば、抵抗値、配線長)などを含む。
【0016】これらの構成で、線路系統として、種々の
信号(アナログ信号、デジタル信号、高周波信号、中間
周波信号、低周波信号)の線路系統や、電力供給の線路
系統のモデル図を作成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の好適な実施の形態を
図面を用いて説明する。本実施の形態の伝送線路解析装
置においては、既存の基板回路図から解析対象ネットの
接続情報を検索し、その情報をもとに解析対象ネットの
伝送線路モデルを自動的に作成し、一方、自動的に作成
できない場合はナビゲーション機能(逐次選択設定機
能)によって伝送線路モデルを作成する伝送線路モデル
自動変換機能を備える。
【0018】更に、配線を表現する伝送線路シンボルの
配線長や基板仕様(層数、配線の位置、配線の幅など)
を設定すると、その設定内容に応じて伝送線路シンボル
の長さや色、幅などを変化させるように構成する。
【0019】『第1の実施の形態』:図1は、本実施の
形態の伝送線路解析装置の機能構成図である。この図1
において、伝送線路解析装置は、グラフィックディスプ
レイ201と、マウス202と、キーボード203と、
ライブラリ記憶部204と、基板回路図記憶部205
と、回路図編集部206と、伝送線路モデル記憶部20
7と、データベース自動生成部208と、データベース
記憶部209と、伝送線路解析部210と、解析結果表
示部211と、伝送線路モデル自動変換部112とから
構成されている。尚、上述の図2と同じ機能部には同じ
符号を付している。
【0020】この図1の構成においては、伝送線路モデ
ル自動変換部112を備えていることが特徴である。こ
のような構成の伝送線路解析装置は、ハードウエア的に
は、例えば、ワークステーションなどが備えている構成
で実現され、それに必要なソフトウエアを搭載すること
で実現される。
【0021】伝送線路モデル自動変換部112は、伝送
線路モデル作成時に、例えば、CADで作成された解析
対象ネットの基板回路図が存在する場合に、基板回路図
記憶部205から解析対象ネットの基板回路図情報を取
り出し、ライブラリ記憶部204に記憶されている入出
力ライブラリを使用して基板回路図情報から伝送線路モ
デルへの自動変換を行い、得られた伝送線路モデルの情
報を伝送線路モデル記憶部207へ記憶する。
【0022】伝送線路解析に必要なデータベースの作成
は、作成した上述の伝送線路モデルから伝送線路解析に
必要なデータベースを作成する。回路図編集部206に
用意されているメニューなどからデータベース自動生成
部208を起動することで、自動的にデータベースを作
成する。作成したデータベースはデータベース記憶部2
09に記憶する。
【0023】伝送線路解析の実行は、回路図編集部20
6に用意されているメニューなどから伝送線路解析部2
10を起動する。これによって、伝送線路解析部210
は、データベース記憶部209を参照し、解析を行う。
解析結果は、解析結果表示部211によってグラフィッ
クディスプレイ201に出力する。
【0024】解析結果の検討においては、利用者がグラ
フィックディスプレイ201に表示された解析結果を見
て、解析結果の検討を行う。このようにして、基板設計
前の回路設計段階において伝送線路解析を行う。
【0025】図8(a)、(b)は、伝送線路モデル図
の作成に用いる接続情報ファイルの記録形式であり、
(a)は、終端接続素子テーブルである。この図8
(a)において、終端接続素子テーブルは、NET(接
続)番号、シート番号、部品名、ピン名、ピンタイプ、
ライブラリ名から構成されている。例えば、NET:1
に対して、回路図シート:1、部品名:IC1、ピン
名:クロック、ピンタイプ:ドライバ(DR)、ライブ
ラリ名:FAST−OUTである。
【0026】図8(b)は、直列接続素子テーブルであ
る。この図8(b)において、直列接続素子テーブル
は、部品名、素子値、接続しているNET(接続)番
号、配置済みの有無から構成されている。例えば、部品
名:レジスタ、素子値:30、接続しているNET番
号:NET1、NET2、配置済み有無:無である。
【0027】図5、図6は、伝送線路モデル自動変換部
112の処理の流れを示すフローチャートである。この
図5において、先ず、利用者からの命令信号によって、
回路図編集部206において、マウス202を用いてメ
ニュー選択等によって、伝送線路モデル自動変換部11
2の起動を行う(ステップ501)。これによってネッ
ト選択のプロンプトが表示されるので、基板回路図50
3a上の解析対象配線をマウス202によって選択する
(ステップ502)。例えば、図7の基板回路図におい
ては、IC1側のNET1又はIC2側のNET2のい
ずれかを選択する。
【0028】次に、伝送線路モデル自動変換部112
は、基板回路図503aから、選択された配線の接続情
報検索処理を始める(ステップ503)。次に、検索さ
れた接続情報は、随時、図8に構成を示した接続情報フ
ァイル503cに保存される。論理素子が検索された場
合は、その素子の入出力特性ライブラリが存在するか否
かを論理素子入出力特性ライブラリ503bから検索
し、存在した場合はそのライブラリ名が接続情報ファイ
ル503cに記録される。
【0029】接続情報の検索が終了すると、表示処理
(ステップ504)によって、図8に示した接続情報フ
ァイル503cの内容を読み取り、図9に示すコントロ
ールパネルをグラフィックディスプレイ201上に表示
させる。検索されたネット名はコントロールパネルのネ
ットリスト部701に表示され、ネットに接続されてい
る素子のリストは終端素子リスト部702及び直列接続
素子リスト部703に表示される。尚、このコントロー
ルパネルには、他にトポロジリスト部704も表示され
ている。
【0030】上述のコントロールパネル表示後は、コン
トロールパネルのネットリスト部701に表示されてい
るそれぞれのネットに対して、配置するまでループ処理
を行う(ステップ505〜518)。処理の対象となっ
ているネット名は、コントロールパネルのネットリスト
部701において白抜き表示等によって強調することが
視認性を良くする上で好ましい。
【0031】このループ処理(ステップ505〜51
8)においては、先ず、処理の対象になっているネット
が一意的に伝送線路シンボルで表現できるか否かを判定
する(ステップ506)。この判定方法の詳細について
は、図10及び図11を用いて詳細に後述する。そし
て、この判定で処理の対象になっているネットが一意的
に伝送線路シンボルで表現できない場合は、図9に示す
コントロールパネルの配線トポロジリスト704におい
て、ナビゲーション機能によって利用者が配線トポロジ
の選択をマウス202を用いて行う(ステップ50
8)。そして、コントロールパネル内のOKボタンをマ
ウス202でクリックすると、選択した配線トポロジを
表現する伝送線路シンボルが回路図編集部206の機能
によって配置される(ステップ507)。また、上述の
判定処理の結果、処理対象のネットが一意的に伝送線路
シンボルで表現することができる場合は、その伝送線路
シンボルが回路図編集部206の機能によって、自動配
置処理される(ステップ507)。
【0032】処理対象のネットを表現する伝送線路シン
ボルの配置が終了すると、図8(b)に示した接続情報
ファイルの直列接続素子テーブルを参照して、処理対象
のネットに直列に接続されている素子(例えば、抵抗器
など)が存在するか否かの判定を行う(図6のステップ
509)。この判定で、処理対象ネットに直列接続素子
が接続されていれば、その直列接続素子を表現するシン
ボルが既に配置されているか否かを図8(b)の直列接
続素子テーブルから判定し(図6のステップ510)、
まだ配置されていなければ、その直列接続素子を表現す
るシンボルが回路図編集部206の機能によって自動配
置される(図6のステップ511)。そのときに抵抗値
などのパラメータは、図8(b)の直列接続素子テーブ
ルの値が設定される。
【0033】次に、図8(a)の終端接続素子テーブル
から終端素子の個数を参照し、配置済み伝送線路シンボ
ルの未接続端点に、ドライバやレシーバなどの終端素子
が一意的に配置できるか否かを判定する(ステップ51
2)。この判定方法については、図11及び図12を用
いて詳細に後述する。この判定処理の結果、終端素子が
一意的に配置できる場合は、伝送線路シンボルの未接続
端点に、終端素子が回路図編集部106の機能によって
自動配置される(ステップ513)。終端素子が一意的
に配置できない場合は、利用者が終端素子を配置する順
序を次のような方法で指定する。回路図編集部206の
選択機能によって、伝送線路シンボルの未接続端点がハ
イライト(選択)される(ステップ514、515)。
【0034】利用者は、図9のコントロールパネルの終
端素子リスト702からマウス202を用いて、ハイラ
イトされた未接続端点に接続する終端接続素子を選択す
る(ステップ516)。次に、OKボタンをマウス20
2でクリックすると、選択した素子に対応するシンボル
が、回路図編集部106の機能によってハイライトされ
ている未接続端点に接続される(ステップ517)。未
接続端点がなくなるまでステップ514〜ステップ51
7の処理を繰り返す。
【0035】配置された終端接続素子シンボルには、図
13に示すようにドライバやレシーバの電気的特性を示
すライブラリ906、907が設定される。また、その
素子シンボルが基板回路図中のいずれの部品に対応して
いるかを示すコメント908、909が付加される。以
上に示したステップ503〜518の処理を、検索され
た全てのネットに対して行えば、図13に示したような
伝送線路モデルを作成することができる。図13に示し
た伝送線路モデルは、図11の基板回路図から上述の処
理によって自動的に配置された伝送線路モデルである。
図13に示したように、伝送線路モデルの自動配置直後
では、伝送線路モデルにおける伝送線路シンボルの配線
長909と、伝送線路シンボルの電気的特性910、9
11は、デフォルト設定のままであるので、自動配置終
了後は、伝送線路シンボルの配線長と電気的特性の設定
を行う。
【0036】(処理の対象になっているネットが一意的
に伝送線路シンボルで表現できるか否かの判定法(図5
のステップ506)の詳細): 図10は、一意的に
伝送線路シンボルが表現できる配線の例を示す図であ
る。この図10(a)において、IC1とIC2との間
の2ピン間の配線1701は、図11(a)に示すよう
に一つの伝送線路シンボル1801で表現することがで
きる。一方、図10(b)に示すようなIC1、IC2
及びIC3の3ピン間の配線の場合は、図10に示す配
線トポロジ(A)1702、配線トポロジ(B)170
3及び配線トポロジ(C)1704の三つの配線方法が
ある。これら三つの配線トポロジは、図11(b)に示
すような三つの伝送線路シンボル1802〜1804で
表現することができる。
【0037】図10(b)の配線トポロジAは図11
(b)の伝送線路シンボル1804に指定する配線長を
短くすれば表現することができ、配線トポロジBは図1
1(b)の伝送線路シンボル1803に指定する配線長
を短くすれば表現することができる。また、図10
(b)の配線トポロジCは、図11(b)の三つの伝送
線路シンボル1802〜1804に適当な配線長を指定
すれば表現することができる。以上の理由から配線する
終端素子の数が2又は3個の場合は、その終端素子を接
続する配線を一意的に伝送線路シンボルで表現すること
ができる。四つ以上の終端先を接続する配線の場合は、
終端先が2又は3のときのように少ない伝送線路シンボ
ルで簡単に配線を表現することができないため配線を一
意的に伝送線路シンボルで表現することはできない。
【0038】(終端接続素子テーブルから終端素子の個
数を参照し、配置済み伝送線路シンボルの未接続端点
に、ドライバやレシーバなどの終端素子が一意的に配置
できるか否かの判定法(図6のステップ512)の詳
細): 図11(a)、(b)に示した二つの伝送線
路モデルのように、接続する終端素子の数が2及び3個
の場合は、終端素子を配置する順序をどのようにしても
同じ配線を表現することができる。このような場合は、
終端素子が一意的に配置できる。図12に示した伝送線
路モデルのように、終端素子が四つあり、その終端素子
を一筆書きで接続する場合には、図12のレシーバ19
02と1903の順序を入れ替えると違う配線を表現す
ることになる。このため、終端素子が4個以上の場合
は、終端素子は一意的に配置できない。
【0039】(本発明の第1の実施の形態の効果):
以上の本発明の第1の実施の形態の構成によれば、伝
送線路モデル自動変換部112の機能を用いることで、
利用者は、基板回路図の情報を有効に使用し、容易に伝
送線路解析対象の配線の伝送線路モデルを作成すること
ができる。具体的には、基板回路図を有効に利用して、
解析対象の線路系統のモデル図を容易に作成でき、しか
もユーザに対して線路系統の配置、配線、性能の配分の
状況を容易に把握させることができる。
【0040】『第2の実施の形態』:本第2の実施の形
態は、配線を表現する伝送線路シンボルの配線長や基板
仕様(層数、配線の位置、配線の幅など)を設定する
と、その設定内容に応じて伝送線路シンボルの長さや
色、幅などを変化させるように構成する。
【0041】図14は、第2の実施の形態の伝送線路解
析装置の機能構成図である。この図14において、伝送
線路解析装置は、グラフィックディスプレイ201と、
マウス202と、キーボード203と、ライブラリ記憶
部204と、基板回路図記憶部205と、回路図編集部
206と、伝送線路モデル記憶部207と、データベー
ス自動生成部208と、データベース記憶部209と、
伝送線路解析部210と、解析結果表示部211と、伝
送線路シンボル表示変換部113と、伝送線路特性記憶
部114とから構成されている。尚、上述の図2と同じ
機能部には同じ符号を付している。
【0042】この図14において、伝送線路シンボル表
示変換部113と、伝送線路特性記憶部114とを備え
ることが特徴である。
【0043】伝送線路特性記憶部114は、様々な配線
仕様における伝送線路特性(伝搬速度及び特性インピー
ダンス)及び配線仕様に対応する伝送線路シンボル情報
(シンボルの幅など)を記憶しておく領域であり、伝送
線路シンボル特性設定時に参照される。
【0044】伝送線路シンボル表示変換部113は、伝
送線路シンボルに設定した配線長や配線仕様をもとに伝
送線路シンボルの表示(例えば、伝送線路シンボルの長
さやシンボルの色)を変えて回路図編集部206に与え
る。
【0045】これらの構成によって、本第2の実施の形
態の伝送線路解析装置においても、上述の(1)先ず、
解析対象のネットを表現する伝送線路モデルを作成す
る。(2)次に、伝送線路解析に必要なデータベースを
作成する。(3)次に、伝送線路解析を行う。(4)次
に、解析結果を検討する、という手順自体は上述の第1
の実施の形態と同様であるが、特に本実施の形態におい
ては、(1)の伝送線路モデルの作成に関してさらなる
改良を加える。即ち、(a)先ず、伝送線路シンボルへ
の配線長及び電気的特性の設定を行う構成を備える。
(b)伝送線路シンボルの表示を行うための構成を備え
る。
【0046】上述の第1の実施の形態の構成によって、
伝送線路モデルの形成が終了すると、利用者はそれぞれ
の伝送線路シンボルに対して、その伝送線路シンボルが
表現している配線の長さ及び電気的特性を回路図編集部
206によってマウス202及びキーボード203を用
いて設定する。電気的特性は、基板仕様(基板材質、基
板層数、配線の位置、配線幅)を設定することで、その
配線仕様に応じた電気的特性が設定される。伝送線路シ
ンボル表示変換部113は、これらの中で配線長、基板
層数、配線の位置、配線幅が設定されたとき、その設定
内容に応じて伝送線路シンボルの表示を変える。この表
示変更の内容は、例えば、次の通りである。
【0047】(A)配線長:伝送線路シンボル自身の長
さを変える。(B)基板層数:伝送線路シンボルの色を
変える。(C)配線の位置:表層ならば伝送線路シンボ
ルを実線で表示し、中層ならば点線で表示する。(D)
配線の幅:伝送線路シンボル自身の幅を変える。
【0048】次に、これらの表示の変更方法について説
明する。先ず(A)配線長による伝送線路シンボル長の
変化: 図15、図16は、伝送線路シンボルに配線
長が指定されてから、その伝送線路シンボル自身の長さ
が変わるまでの手順を表すフローチャートである。図1
7は、この手順を説明する上で使用する語句の説明図で
ある。
【0049】この図17において、(MX、MY)は、
座標(0,0)から最大表示画面までの大きさのX成分
とY成分とを表す。Tnは伝送線路シンボル名を表し、
nは、1≦n≦N(Nは伝送線路シンボルの個数)であ
る。BX、BYは、伝送線路モデルに接する長方形のX
成分とY成分とを表す。lnは、入力配線長を表す。L
Bは、入力配線長1インチのときの伝送線路シンボル基
本長を表す。Lminは、伝送線路シンボル最短長を表
す。Fは、倍数係数で初期値は1である。Lnewは、
新しい入力配線長に対応した伝送線路シンボルTnの長
さを表す。Lnは、伝送線路シンボルTnの長さ(初期
値LB)を、 Lnew=Ln=LB+LB*(ln−1)*F …(1) として表す。
【0050】Linは、伝送線路シンボル基本長LBに
対する増加分として、 Lin=Lnew−LB=Ln−Lb …(2) として表す。
【0051】Lsnは、変更前のシンボル長と変更後の
シンボル長との差を表す。Overは、伝送線路モデル
が最大表示範囲をはみ出した長さとして、 Over=M−B …(3) として表す。ここで、M及びBは、MX、BX又はM
Y、BYである。LIX、LIYは、伝送線路シンボル
基本長LBに対する増加分LinのX成分、Y成分を合
計した値である。lXsumは、条件Aを満たす伝送線
路シンボルに指定されている入力配線長lnを足し合わ
せた値である。lYsumは、条件Bを満たす伝送線路
シンボルに指定されている入力配線長lnを足し合わせ
た値である。NAは、条件Aを満たしている伝送線路シ
ンボルの個数である。NBは、条件Bを満たしている伝
送線路シンボルの個数である。
【0052】上述の倍数係数Fの算出式は、 F=(LI−Over)/(LB*(lsum−NU)) …(4) である。ここで、LI、lsum、NUは、LIX、l
Xsum、NA又はLIY、lYsum、NBである。
【0053】図15、図16は、伝送線路シンボルに配
線長が指定されてから、その伝送線路シンボル自身の長
さが変わるまでの手順を表すフローチャートである。こ
の図15において、先ず、利用者が回路図編集部206
においてマウス202及びキーボード203を用いて伝
送シンボルTnが表現する配線の長さlnを伝送線路シ
ンボルに設定する(ステップ301)と、図18に示す
伝送線路シンボルテーブル中のlnが更新され、図14
に示した伝送線路シンボル表示変換部113が起動され
る。尚、図14に示した伝送線路シンボルテーブルは、
回路図編集部206において、伝送線路シンボルが新し
く配置されると、その伝送線路シンボルの情報がこのフ
ァイルに追加されるものとし、配線長及び配置条件(図
19参照)は、その条件が変更されるたびに随時更新さ
れる。
【0054】伝送線路シンボル表示変換部113が起動
されると、回路図編集部206の機能によって、伝送線
路モデルを構成する各シンボルの座標が参照され、現在
表示されている伝送線路モデルに接する長方形のX成分
BX、Y成分BYが算出される(ステップ302)。次
に、上述の(1)式のLnew=Ln=LB+LB*
(ln−1)*Fによって、入力した配線長lnに応じ
た新しい入力配線長に対応した伝送線路シンボル長Ln
ewを算出する(ステップ303)。算出した新しい入
力配線長に対応した伝送線路シンボルTnの長さLne
wが、伝送線路シンボル最短長Lminより小さいか否
かの判定を行う(ステップ304)。この判定で、小さ
ければLnew=Lminとする(ステップ305)。
【0055】次に、上述の(2)式のLin=Lnew
−LB=Ln−Lbによって、算出したLnewと伝送
線路シンボル基本長LBとの差Linを算出する(ステ
ップ306)。次に伝送線路シンボルテーブルから伝送
線路シンボルTnの現在表示されているシンボル長Ln
を参照し、新しい入力配線長に対応した伝送線路シンボ
ル長Lnewとの差Lsnを算出する(ステップ30
7)。次に、伝送線路シンボルTnの長さLnにLne
wを代入し(ステップ308)、伝送線路シンボルテー
ブルのLn、伝送線路シンボル最短長LBに対する増加
分Linを更新する(ステップ309)。
【0056】次に、上述のステップ307で求めた、変
更前のシンボル長と変更後のシンボル長との差Lsnが
0より大きいか否かの判定を行う(ステップ310)。
この差Lsnが0以下の場合は、現在表示されている伝
送線路シンボルTnの長さを、(1)式によって新たな
伝送線路シンボルTnの長さLnに変更し(ステップ3
12)、その伝送線路シンボル長の変更に伴うその他の
シンボルの配置変更を行う(ステップ313)。
【0057】また、変更前のシンボル長と変更後のシン
ボル長との差Lsnが0より大きい場合(ステップ31
0)は、伝送線路シンボルTnのシンボル長の増加によ
って、伝送線路モデルに接する長方形のX成分BX、Y
成分BYが最大表示範囲MX、MYを越えているか否か
のチェック処理(ステップ311)を行う。このチェッ
ク処理の詳細を次に説明する。
【0058】図16は、伝送線路モデルに接する長方形
のX成分BX、Y成分BYが最大表示範囲MX、MYを
越えているか否かのチェック処理(ステップ311)の
フローチャートである。この図16において、先ず、配
線長が変更された伝送線路シンボルTnの配置条件の判
定を行う(ステップ314)。その条件に従い処理する
(ステップ315、316)する。即ち、ある条件Aに
おいては、BX=Bとし、MX=Mとし、LIX=LI
とし、lXsum=lsumとし、NA=NUとする
(ステップ315)。また、他方の条件Bにおいては、
BY=Bとし、MY=Mとし、LIY=LIとし、lY
sum=lsumとし、NB=NUとする(ステップ3
16)。
【0059】次に、伝送線路シンボル長の増加に伴い変
化するB=B+Lsnを求める(ステップ317)。こ
の算出したBを使用して上述の(3)式Over=M−
Bによって、伝送線路モデルが最大表示範囲をはみ出し
た長さOverを求め(ステップ318)、変更後のB
が最大表示範囲Mを越えているか否かの判定を行う(ス
テップ319)。このBがMを越えていなければチェッ
ク処理(ステップ311)を終了する。また、BがMを
越えていれば、BがMの範囲内におさまるように倍数係
数Fを変更する。
【0060】先ず、伝送線路シンボルテーブルの値を参
照し、LI、lsum、NUを算出する(ステップ32
0)。次に、上述の(4)式F=(LI−Over)/
(LB*(lsum−NU))によって、新しい倍数係
数Fを算出する(ステップ321)。新しく算出した倍
数係数Fを用いて、上述の(1)式Lnew=Ln=L
B+LB*(ln−1)*F、(2)式Lin=Lne
w−LB=Ln−Lbによって、全ての伝送線路シンボ
ルのLn、Linを算出する(ステップ322、32
3)。次に、伝送線路シンボルテーブルのLn、Lin
を更新し(ステップ324)、表示範囲のチェック処理
(ステップ311)を終了する。
【0061】上述の表示範囲のチェック処理(ステップ
311)を終了すると、現在表示されている伝送線路シ
ンボルTnの長さを伝送線路シンボルテーブルのLnに
変更し(図15のステップ312)、その伝送線路シン
ボル長の変更に伴うその他シンボルの配線変更を実施す
る(ステップ313)。以上の手順によって、伝送線路
シンボルに設定した配線長を指定するごとに伝送線路シ
ンボルの長さを変えることができる。
【0062】(その他の伝送線路シンボルの表示変更方
法): 本伝送線路解析装置においては、回路図編集
部206において、メニューなどで伝送線路シンボルに
配線仕様として、基板材質、基板層数、表層か中層か、
配線の幅などを設定すると、その配線仕様に応じた伝送
線路特性(例えば、特性インピーダンス、伝搬速度)が
設定される。配線仕様に応じた伝送線路特性は、伝送線
路特性記憶部114に予め記憶されている。
【0063】また、指定した配線仕様に応じて伝送線路
シンボルの表示が変化する。基板層数では、シンボルの
色が変化する。例えば、4層の場合は赤、6層の場合は
緑などである。また、配線の位置では、その配線が表層
ならば実線とし、中層ならば点線とする。配線の幅は、
予め数種類の配線幅に対応する伝送線路シンボルの幅を
決めておき、その情報をもとにして伝送線路シンボルの
幅を変える。これらの情報は、伝送線路特性記憶部11
4に保存されている。このようにして、上述の図3の想
定した基板上の配線から、図20のような伝送線路モデ
ル図を得ることができる。 (第2の実施の形態の効果): 以上の第2の実施の
形態の構成によれば、指定する配線長や配線仕様に応じ
て、伝送線路シンボルの長さ、幅、色などを変えること
によって、本伝送線路解析装置で作成した伝送線路モデ
ルは、配線長の相対関係や配線仕様が直観的に分かり易
くなる。上述の図3に示した配線を従来技術で作成した
伝送線路モデル図である図4と、本実施の形態の伝送線
路解析装置で作成した伝送線路モデル図である図20と
比較すると、本実施の形態のモデル図が配線長の相対関
係が直観的に分かりやすい。
【0064】また、その他の例として、想定した基板上
の配線を図21とした場合に、本実施の形態によって得
られる伝送線路モデル図は図22のようになる。この図
22において特徴は、配線長0.5インチ、配線長5イ
ンチ、配線長3インチのシンボル表示の長さが相対比関
係で表示されているので、ドライバとレシーバとの間の
3種類の直列配線の長さの比較を直感的に行うことがで
きると共にそれぞれの配線の物理的性能を同時に把握す
ることができる。
【0065】(他の実施の形態): (1)尚、以上
の実施の形態においては、配線基板上での伝送線路モデ
ルの例を説明したが、基板に配線しない線路のモデル図
を作成することにも適用することができる。例えば、ユ
ニット間の伝送線路のモデル図を作成することにも適用
することができる。また、電力系統の線路系統のモデル
図を作成することに適用することもできる。他に、高周
波信号、中間周波信号、低周波信号などの信号線路の解
析を行うための線路系統モデル図を作成することにも適
用することができる。
【0066】(2)また、伝送線路の個々の部品の物理
的性能をモデル図に表示するだけでなく、伝送線路の伝
達関数なども求めて合わせて表示することも好ましい。
更に、解析対象の伝送線路に実際に与える信号を印加し
た場合の各部の信号レベルなどを表示することも好まし
い。
【0067】
【発明の効果】以上述べた様に本発明は、解析対象の線
路系統を構成する構成部分間の接続関係を表した接続情
報と、各構成部分の単体仕様情報とから解析対象の線路
系統に介在する上記構成部分の配置の状況と、構成部分
を含む線路系統の配線の状況と、構成部分を含む線路系
統の物理的性能とを表す線路系統モデル図を作成するこ
とで、回路図を有効に利用して、解析対象の線路系統の
モデル図を容易に作成でき、しかも、ユーザに対して線
路系統の配置、配線、性能の配分の状況を容易に把握さ
せることができる線路系統解析装置を実現することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の伝送線路解析装置
の機能構成図である。
【図2】従来例の伝送線路解析装置の機能構成図であ
る。
【図3】従来例の伝送線路解析装置で想定した基板上の
配線の説明図である。
【図4】従来例の伝送線路解析装置で作成した伝送線路
モデル図である。
【図5】第1の実施の形態の伝送線路モデル自動変換部
による伝送線路モデルの自動配置フローチャート(その
1)である。
【図6】第1の実施の形態の伝送線路モデル自動変換部
による伝送線路モデルの自動配置フローチャート(その
2)である。
【図7】第1の実施の形態の基板回路図である。
【図8】第1の実施の形態の接続情報ファイル記録形式
の説明図で、(a)は終端接続素子テーブルであり、
(b)は直列接続素子テーブルである。
【図9】第1の実施の形態の伝送線路解析装置のコント
ロールパネル図である。
【図10】第1の実施の形態の伝送線路解析装置におけ
る、(a)2ピン間の配線、(b)3ピン間の配線トポ
ロジの説明図である。
【図11】第1の実施の形態の、(a)2ピン間配線の
伝送線路モデル図、(b)3ピン間配線の伝送線路モデ
ル図である。
【図12】第1の実施の形態の4ピン間配線を表現する
伝送線路モデル(一筆書き)図である。
【図13】第1の実施の形態の自動配置後の伝送線路モ
デル図である。
【図14】第2の実施の形態の伝送線路解析装置の機能
構成図である。
【図15】第2の実施の形態の伝送線路シンボル長変換
処理フローチャート(その1)である。
【図16】第2の実施の形態の伝送線路シンボル長変換
処理フローチャート(その2)である。
【図17】第2の実施の形態のシンボル説明図である。
【図18】第2の実施の形態の伝送線路シンボルテーブ
ルの説明図である。
【図19】第2の実施の形態の伝送線路シンボルの配置
条件の説明図である。
【図20】第2の実施の形態の伝送線路解析装置によっ
て得られる伝送線路モデル図である。
【図21】第2の実施の形態で想定した基板上の配線図
である。
【図22】第2の実施の形態の配線の伝送線路モデル図
である。
【符号の説明】
112…伝送線路モデル自動変換部、201…グラフィ
ックディスプレイ、202…マウス、203…キーボー
ド、204…ライブラリ記憶部、205…基板回路図記
憶部、206…回路図編集部、207…伝送線路モデル
自動変換部、208…データベース自動生成部、209
…データベース記憶部、210…伝送線路解析部、21
1…解析結果表示部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解析対象の線路系統のモデル図を作成す
    る線路系統解析装置において、 解析対象の線路系統を構成する構成部分間の接続関係を
    表した接続情報と、上記各構成部分の単体仕様情報とか
    ら上記解析対象の線路系統に介在する上記構成部分の配
    置の状況と、上記構成部分を含む線路系統の配線の状況
    と、上記構成部分を含む線路系統の物理的性能とを表す
    線路系統モデル図を作成する線路系統モデル図作成手段
    を備えることを特徴とする線路系統解析装置。
  2. 【請求項2】 上記線路系統モデル図作成手段は、上記
    接続情報を回路図から得て、この接続情報から関係する
    構成部分の単体仕様情報を検索し、これらの検索結果か
    ら上記構成部分のシンボル表示とこの表示シンボルの近
    傍に物理的性能の表示とを行い、上記表示シンボル間を
    最短で結び作図することを特徴とする請求項1記載の線
    路系統解析装置。
  3. 【請求項3】 線路系統モデル図作成手段は、上記構成
    部分の配置の状況、上記構成部分を含む線路系統の配線
    の状況、上記構成部分を含む線路系統の物理的性能のい
    ずれか若しくは全てに対して配色する、又は上記構成部
    分の配置の状況と、上記構成部分を含む線路系統の配線
    の状況と、上記構成部分を含む線路系統の長さ若しくは
    幅とを実際の寸法の相対比関係で作図することを特徴と
    する請求項1又は2記載の線路系統解析装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213237A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Tokyo Electric Power Co Inc:The 電力系統データ変換装置及び解析装置
JP2010152659A (ja) * 2008-12-25 2010-07-08 Yazaki Corp 電気配線解析装置、電気配線解析方法及びプログラム
JP2016099870A (ja) * 2014-11-25 2016-05-30 富士通株式会社 配線のトポロジ表示プログラム、配線のトポロジ表示方法、および情報処理装置

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