JPH1070840A - ネットワークデータ表示方法および表示装置 - Google Patents

ネットワークデータ表示方法および表示装置

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JPH1070840A
JPH1070840A JP8223643A JP22364396A JPH1070840A JP H1070840 A JPH1070840 A JP H1070840A JP 8223643 A JP8223643 A JP 8223643A JP 22364396 A JP22364396 A JP 22364396A JP H1070840 A JPH1070840 A JP H1070840A
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Masaru Onoyama
勝 小野山
Takeshi Hamabe
猛 浜辺
Tomoyuki Yamagata
知之 山形
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワーク上のデータを同一のダラフに簡潔
に表示し、各経路の接続形態およびデータを容易に的確
に把握可能にするネットワークデータ表示方法および表
示装置を提供する。 【解決手段】ノード2およびブランチ13で構成するネ
ットワーク1上で中心となるメイン経路3及びメイン経
路3からの分岐経路4を、ネットワーク1上の経路の分
岐・接続と形態が一致するように表現したグラフ横軸1
2上に、ネットワーク1上のノード2のノード番号を目
盛配置して表示し、かつネットワーク1上のノード2の
データを縦軸上に配置して表示し、データをネットワー
ク1の接続状態に一致させて連結したノードデータ連結
線8を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークデ
ータ表示方法および表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のネットワークデータ表示方法につ
いて図9を参照しながら説明する。図9は従来のネット
ワークデータ表示方法の一例を示すグラフ図である。ノ
ードとブランチより構成するネットワーク上のノードデ
ータをグラフ表示する場合、従来のネットワークデータ
表示方法およびその装置では、図9に示すようにグラフ
の変域となるノードの番号に対応するノード番号目盛1
6をグラフ横軸112上に一列に並べて表示し、かつ、
ノード番号目盛16に対応させてノードデータである電
圧の値を縦軸6の方向にプロットした点を連結してノー
ドデータ線108を表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のネットワークデ
ータ表示方法においては、ネットワーク上に存在する複
数の経路についてのノードデータを同一のグラフに表示
する場合、複数経路の接続形態を加味して、経路上ノー
ドのデータを的確に把握できる表示が困難であるという
問題があった。
【0004】また、ネットワーク上に存在する特に関心
のある2つの経路の末端ノードにおけるノードデータ値
の差に注目しながら、同時に前記の問題を解決できるグ
ラフ表示を行ないたいという問題があった。また、加え
てネットワークの経路上に接続した各種機器類のネット
ワーク上の全体の中のノード位置と、そのノード地点で
のノードデータを的確にかつ同時に把握したいという問
題と、各種機器類でネットワーク上のブランチに接続し
た機器のうち、ブランチの物理的長さが他のブランチに
比べて極端に短い場合、機器の接続ブランチの様子が直
感的につかみにくいという問題と、ネットワーク上ノー
ドの各データの特定基準値に対する相対的な関係を直感
的に把握したいという問題もあった。
【0005】また、上記の課題を解決する装置につい
て、ネットワークの接続状況とプロット表示すべきネッ
トワーク上のノードのノードデータを入力するだけでそ
のグラフを自動作成し、オペレータの工数を削減したい
という問題と、グラフ上に表示する複数の経路に、グラ
フ表示について任意に重み付けを行ないたいという問題
と、ネットワーク上の分岐点に接続するブランチの属性
値を基に一定のルールに従って各経路の重み付け処理を
自動的に行ない、オペレータの工数を削減したいという
問題と、ネットワークの接続状況とそのネットワークの
境界条件を入力するだけでその境界条件下におけるネッ
トワーク上のノードのノードデータを適切な経路重み付
けを行なって自動的にグラフ表示を行なうことで、ノー
ドデータの入力作業および各経路の重み付け作業を無く
し、データの入力ミスおよびオペレータの作業工数を無
くしたいという問題と、ネットワーク上で最も関心のあ
る経路に最大の重み付けを指定可能とし、前記経路をメ
イン経路としたグラフ表示を行なうことで視点を変えた
ネットワークデータのグラフ表現を行ないたいという問
題と、表示するグラフ上で、関心の少ないノードについ
ての不要な表示を無くし、グラフの視認性を高めたいと
いう問題があった。
【0006】また、作成したネットワークデータ表示グ
ラフへのコメント文字の追加、レイアウトの変更、線種
および線幅の変更など、高度な編集作業を容易にできる
ようにしたいという問題があった。この発明は、経路上
のノードのデータを的確に把握できるグラフを簡潔に表
示することができるネットワークデータ表示方法および
表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のネットワ
ークデータ表示方法は、ノードおよびブランチで構成す
るネットワーク上で中心となるメイン経路およびメイン
経路からの分岐経路を、ネットワーク上の経路の分岐・
接続と形態が一致するように表現したグラフ横軸上に、
ネットワーク上ノードのノード番号を目盛配置して表示
し、かつ、ネットワーク上ノードのデータを縦軸上に配
置して表示し、データをネットワークの接続状態に一致
させて連結したノードデータ連結線を表示することを特
徴とするものである。
【0008】請求項1記載のネットワークデータ表示方
法によれば、ネットワーク上に存在する複数の経路につ
いてのノードデータを同一のグラフに簡潔表示でき、ま
たグラフ横軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号目
盛およびノードデータ連結線を同時に参照することで、
複数の経路の接続形態を加味してネットワーク上ノード
のノードデータを的確に把握することができる。
【0009】請求項2記載のネットワークデータ表示方
法は、請求項1において、メイン経路は、第1メイン経
路および第2メイン経路を有し、第1メイン経路をグラ
フ横軸の左側から右側の方向に表示し、第2メイン経路
をグラフ横軸の右側から左側の方向に表示するととも
に、第1メイン経路および第2メイン経路に対応するノ
ードデータ連結線を第1メイン経路および前記第2メイ
ン経路と同じ方向に表示するものである。
【0010】請求項2記載のネットワークデータ表示方
法によれば、請求項1の効果のほか、ネットワーク上に
存在する特に関心のある2つの経路の末端ノード間のノ
ードデータ値の差を把握すると同時に、ネットワーク上
に存在するループ形状を含めた複数の経路についてのノ
ードデータを同一のグラフに簡潔に表示でき、また、グ
ラフ横軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号目盛お
よびノードデータ連結線を同時に参照することで、複数
の経路の接続形態を加味してネットワーク上のノードの
ノードデータを的確に把握することができる。
【0011】請求項3記載のネットワークデータ表示方
法は、請求項1または請求項2において、グラフ横軸お
よびノードデータ連結線の間で対応するネットワーク上
の経路について経路毎に線種もしくは線色またはノード
位置の記号種類などを各経路固有の表示形態で統一表示
するものである。請求項3記載のネットワークデータ表
示方法によれば、請求項1または請求項2の効果のほ
か、グラフ横軸を構成する表示線の示す経路とノードデ
ータ連結線上の表示線との対応を一目で把握することが
でき、理解しやすい。
【0012】請求項4記載のネットワークデータ表示方
法は、請求項1または請求項2において、グラフ横軸上
およびノードデータ連結線上のノードまたはブランチに
対応する箇所に、ネットワーク上のノードまたはブラン
チに付随する付随情報をその種類に応じて同一の記号を
表示するものである。請求項4記載のネットワークデー
タ表示方法によれば、請求項1または請求項2の効果の
ほか、ネットワークの経路上に接続した各種機器類のネ
ットワーク上全体のノード位置と、そのノード地点での
ノードデータを的確にかつ同時に把握可能となる。
【0013】請求項5記載のネットワークデータ表示方
法は、請求項1または請求項2において、ネットワーク
上のブランチに付随する付随情報の属性に応じてブラン
チの両端ノードをグラフ横軸において1つのノード位置
に縮重表示し、ネットワーク上ノードのデータを表すノ
ードデータ連結線上の前記縮重表示のノードに対応する
箇所においては、前記ブランチの前記両端ノードの2つ
のデータ値を縦軸方向に連結させて表示するものであ
る。
【0014】請求項5記載のネットワークデータ表示方
法によれば、請求項1または請求項2の効果のほか、ノ
ードデータ連結線上で縦軸方向に連結表示された箇所に
物理的にブランチの長さの短いSVR等のような特殊な
機器が接続されていることを視覚的に把握することがで
きると共に、そのブランチ両端間の電圧をステップ表示
することで直感的にその電圧差を把握することができ
る。
【0015】請求項6記載のネットワークデータ表示方
法は、請求項1または請求項2において、ネットワーク
上のノードデータの基準値をグラフ横軸に平行に引いた
境界線を表示し、またはこの境界線で分離される2つの
領域を異なる色で着色するかもしくは模様付けして表示
するものである。請求項6記載のネットワークデータ表
示方法によれば、請求項1または請求項2の効果のほ
か、ネットワーク上のどの経路やどのノードが基準値に
近いか、あるいは基準値を超えているかなど、ネットワ
ーク上で経路を異にする各データと特定基準値との相対
関係を直感的に把握することができ、理解しやすくな
る。
【0016】請求項7記載のネットワークデータ表示装
置は、ノードおよびブランチで構成するネットワーク上
の経路を識別する経路番号を有し、この経路番号がメイ
ンの水平軸を基準に下方向に互いに平行に配置した複数
の軸で構成するグラフ横軸上の前記メインの水平軸から
何番目の前記軸に対応するかを指定する横軸番号を有
し、前記経路番号で指定される前記経路上の前記ノード
のうちグラフ上に表示させるノードのノード番号で構成
する経路上ノード番号列を有するなど前記ネットワーク
上のノードデータのグラフを表示する場合の横軸の表現
形態を規定する情報で構成されるグラフ横軸情報を記録
するとともに、前記グラフ上にプロットするネットワー
ク上ノードデータを記録したデータファイルと、このデ
ータファイルを読み取ってノードおよびブランチで構成
するネットワーク上でメインとなる経路および前記メイ
ン経路からの分岐経路を前記ネットワーク経路の分岐・
接続と形態が一致するように表現したグラフ横軸上に、
前記ネットワーク上ノードのノード番号を目盛配置して
表示し、かつ、前記ネットワーク上ノードデータを表示
するとともに、前記ネットワーク接続状態に一致させて
連結したノードデータ連結線を表示するネットワークデ
ータ表示手段とを備えたものである。
【0017】請求項7記載のネットワークデータ表示装
置によれば、グラフ横軸情報およびネットワーク上ノー
ドデータを入力し、ノードおよびブランチで構成するネ
ットワーク上でメインとなる経路およびメイン経路から
の分岐経路をネットワークの分岐・接続と形態が一致す
るように表現したグラフ横軸上に、ネットワーク上ノー
ドのノード番号を目盛配置して表示し、かつ、ネットワ
ーク上ノードデータをネットワーク接続状態に一致させ
て連結したノードデータ連結線を表示装置に表示するこ
とにより、ネットワーク上に存在する複数の経路につい
てのノードデータを同一のグラフに簡潔に表示でき、ま
た、グラフ横軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号
目盛りおよびノードデータ連結線を同時に参照すること
で、複数の経路の接続形態を加味してネットワーク上ノ
ードのノードデータを的確に把握可能なネットワークデ
ータ表示装置を得ることができる。
【0018】請求項8記載のネットワークデータ表示装
置は、請求項7において、ネットワークが2種類の中心
となるメイン経路を有し、ネットワークデータ表示手段
は、第1メイン経路および第1メイン経路から分岐する
分岐経路をグラフ横軸の左側からグラフ横軸の右側方向
に表示し、第2メイン経路および第2メイン経路から分
岐する分岐経路をグラフ横軸の右側からグラフ横軸の左
側方向に表示するとともに、メイン経路に対応するグラ
フ横軸上に表示するネットワーク上ノードのデータを表
現するノードデータ連結線を対応するメイン経路と同じ
方向に表示するものである。
【0019】請求項8記載のネットワークデータ表示装
置によれば、請求項7の効果のほか、ネットワーク上に
存在する特に関心のある2つの経路の末端ノード間のノ
ードデータ値の差を容易に把握できると同時に、ネット
ワーク上に存在するループ形状を含めた複数の経路につ
いてのノードデータを同一のグラフに簡潔に表示でき、
また、グラフ横軸、グラフ横軸上に表示されたノード番
号目盛およびノードデータ連結線を同時に参照すること
で、複数の経路の接続形態を加味してネットワーク上ノ
ードのノードデータを的確に把握可能なネットワークデ
ータ表示装置を得ることができる。
【0020】請求項9記載のネットワークデータ表示装
置は、請求項7または請求項8において、ネットワーク
データ表示手段が、グラフ横軸およびノードデータ連結
線の対応する経路について、経路毎に線種もしくは線色
又はノード位置の記号種類などを各経路固有の表示形態
で統一表示するものである。請求項9記載のネットワー
クデータ表示装置によれば、請求項7または請求項8の
効果のほか、グラフ上の複数の経路識別が容易になり、
接続形態を加味してネットワーク上ノードのノードデー
タを的確に把握することができる。特に、グラフ上の複
数の経路のノードデータ連結線が近接する場合などは、
経路間の識別に効果が大きい。また、線種、線色、ノー
ド位置の記号種類の表示形態種類の中から線色とノード
位置の記号種類など複数の表示形態種類を統一表示する
ことにより効果的となる。
【0021】請求項10記載のネットワークデータ表示
装置は、請求項7または請求項8において、ネットワー
クを構成するノードおよびブランチの接続情報およびデ
ータ表示開始点ノード番号を有するネットワーク情報入
力手段と、ネットワーク情報を入力して、ネットワーク
上の特定の2ノード間の全ての経路および経路からの支
線経路を計算し、経路および支線経路をグラフ横軸に表
示するグラフ横軸の表現を規定するグラフ横軸情報を自
動生成するグラフ横軸情報生成手段を設けものである。
【0022】請求項10記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
オペレータは、ネットワークの接続状況とプロット表示
すべき前記ネットワーク上ノードのノードデータを入力
するだけでそのグラフを自動作成することができ、工数
を削減することができる。請求項11記載のネットワー
クデータ表示装置は、請求項10において、グラフ横軸
情報生成手段が、ネットワーク上の分岐点ノードに接続
するブランチ属性値からなる分岐ブランチ属性データを
基にグラフ横軸に表示する経路順番を一定のルールで決
定する機能を有するものである。
【0023】請求項11記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項10の効果のほか、オペレータ
は、ネットワークの接続状況とプロット表示すべきネッ
トワーク上ノードのノードデータを入力するだけでその
グラフを自動作成することができると共に、メイン経路
軸に、より近いグラフ横軸がより重要な経路であると規
定することにより、ネットワーク上の分岐点に接続する
ブランチの属性値を基に一定のルールに従って各経路の
重み付け処理を自動的に行なうことができ、工数を削減
することができる。
【0024】請求項12記載のネットワークデータ表示
装置は、請求項7または請求項8において、ネットワー
クを構成するノードおよびブランチの接続情報とノード
およびブランチに付加される属性情報とネットワーク上
の各種境界条件とを入力してネットワーク情報を生成す
る機能を設けたネットワーク情報入力手段と、ネットワ
ーク情報を基に計算し、ネットワークのネットワーク上
ノードデータおよびネットワーク上分岐ノードに接続す
る分岐ブランチの属性値である分岐ブランチ属性を生成
するネットワーク演算手段と、分岐ブランチ属性よりグ
ラフ横軸に表示する経路順番を一定のルールに従って決
定する機能を設けたグラフ横軸情報生成手段とを有する
ものである。
【0025】請求項12記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
オペレータは、ネットワークの接続状況とそのネットワ
ークの境界条件を入力するだけでその境界条件下におけ
るネットワーク上ノードのノードデータを適切な経路重
み付けを行なって自動的にグラフ表示を行ない、ノード
データの入力作業および各経路の重み付け作業を無く
し、データの入力ミスおよび作業工数を無くすことがで
きネットワーク上に存在する複数の経路についてのノー
ドデータを同一のグラフに簡潔表示でき、またグラフ横
軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号目盛およびノ
ードデータ連結線を同時に参照することで、複数の経路
の接続形態を加味してネットワーク上ノードのノードデ
ータを的確に把握できるネットワークデータ表示装置を
簡単に得ることができる。
【0026】請求項13記載のネットワークデータ表示
装置は、請求項10または請求項12において、グラフ
横軸情報生成手段が、グラフ横軸上でメインとする経路
の経路番号を指定する機能を有するものである。請求項
13記載のネットワークデータ表示装置によれば、請求
項10または請求項12の効果のほか、ネットワーク上
に存在する複数の経路の中で、最も関心のある経路を任
意に設定して最大の重み付けをして複数の経路について
のノードデータを同一のグラフに簡潔に表示でき、各種
視点を変えたネットワークデータのグラフ表現を容易に
得ることができる。またグラフは、グラフ横軸、グラフ
横軸上に表示されたノード番号目盛およびノードデータ
連結線を同時に参照することで、複数の経路の接続形態
を加味してネットワーク上ノードのノードデータを的確
に把握することができる。
【0027】請求項14記載のネットワークデータ表示
装置は、請求項7、請求項8、請求項10、請求項1
1、請求項12または請求項13において、グラフ横軸
に表示するネットワーク上の複数の経路の順番を指定す
る機能を有するグラフ横軸情報生成手段を設けたもので
ある。請求項14記載のネットワークデータ表示装置に
よれば、請求項7、請求項8、請求項10、請求項1
1、請求項12または請求項13の効果のほか、グラフ
上に表示する複数の経路のグラフ横軸上の表示順番を自
由に変更でき、メイン経路軸により近いグラフ横軸がよ
り重要な経路であると規定することにより、グラフ表示
上で各経路に任意に重み付けを行なうことが可能とな
る。
【0028】請求項15記載のネットワークデータ表示
装置は、請求項7または請求項8において、グラフ横軸
上に表示ノードあるいは表示しないノードをネットワー
ク上の経路単位またはノード単位で指定し、グラフ表示
させたいノード情報のみをグラフ横軸情報に出力する機
能を持つグラフ横軸情報生成手段を設けたものである。
【0029】請求項15記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
グラフ表示において表示するグラフ上で、関心の少ない
ノードについての不要な表示を無くし、グラフの視認性
を高めることが可能となる。請求項16記載のネットワ
ークデータ表示装置は、請求項7または請求項8におい
て、グラフ横軸上に表示するノードと非表示のノードと
をネットワーク上のノードのノード番号で数値論理的に
分類するための数値を入力し、数値およびあらかじめ決
めておいた数値論理式からネットワーク上の各ノードが
表示するノードであるかどうかを判定し、グラフ表示さ
せたい情報のみをグラフ横軸情報に出力する機能を持つ
グラフ横軸生成手段を設けたものである。
【0030】請求項16記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
オペレータは、ネットワーク情報の入力時にあらかじめ
グラフ表示不要なノードについては、そのノード番号の
付与しかたを考慮するだけで、グラフ上表示ノードの選
別作業を行なうことなく、グラフ表示において表示する
グラフ上で、関心の少ないノードについての不要な表示
を無くし、グラフの視認性を高めることが可能となる。
【0031】請求項17記載のネットワークデータ表示
装置は、請求項7または請求項8において、ネットワー
ク上のノードおよびブランチに接続された機器類の情報
を入力しネットワーク付随情報を生成するネットワーク
付随情報入力手段を有し、ネットワークデータ表示手段
は機器類の種類に応じた記号をグラフ横軸上およびノー
ドデータ連結線上の機器類の接続ノード表示箇所に表示
するものである。
【0032】請求項17記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
ネットワークの経路上に接続した各種機器類のネットワ
ーク上の全体の中のノード位置と、そのノード地点での
ノードデータを的確にかつ同時に把握可能なネットワー
クデータ表示装置を得ることができる。請求項18記載
のネットワークデータ表示装置は、請求項7、請求項8
または請求項17において、ネットワーク上のブランチ
に接続された機器類の情報を入力しネットワーク付随情
報を生成するネットワーク付随情報入力手段を有し、ネ
ットワークデータ表示手段はネットワーク付随情報に応
じてブランチの両端ノードをグラフ横軸において1つの
ノード位置に縮重表示し、ネットワーク上のノードのデ
ータを表すノードデータ連結線上の縮重表示のノードに
対応する箇所においては、ブランチの両端ノードの2つ
の値を縦軸方向に連結させて表示するものである。
【0033】請求項18記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7、請求項8または請求項17の
効果のほか、ノードデータ連結線上で縦軸方向に連結表
示された箇所に物理的にブランチの長さの短いSVR等
の特殊な機器が接続されていることを視覚的に把握する
ことができると共に、そのブランチ両端間の電圧をステ
ップ表示することで直感的にその電圧差を把握すること
ができるネットワークデータ表示装置を得ることができ
る。
【0034】請求項19記載のネットワークデータ表示
装置は、請求項7または請求項8において、ネットワー
ク上のノードデータの基準値を入力してノードデータ基
準情報を生成するノードデータ基準情報入力手段を有
し、ネットワーク表示手段は基準値をグラフ横軸に平行
に引いた境界線で表示するか、または境界線で分離され
る2つの領域を異なる色で着色または模様付けして表示
するものである。
【0035】請求項19記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
ネットワーク上のどの経路やどのノードが基準値に近い
か、あるいは超えているかなど、ネットワーク上で経路
を異にする各データと特定基準値との相対関係を直感的
に把握することができるネットワークデータ表示装置を
得ることができる。
【0036】請求項20記載のネットワークデータ表示
装置は、請求項7または請求項8において、ネットワー
クデータ表示手段が、表示装置に表示する内容を出力す
るものであって図形データ編集および図形データ出力す
る他のシステムで利用可能なデータファイルを生成する
ものである。請求項20記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
作成したネットワークデータ表示グラフへのコメント文
字の追加、レイアウトの変更、線種および線幅の変更な
ど、高度な編集作業を容易にできるようにしたネットワ
ークデータ表示装置を得ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態のネ
ットワークデータ表示方法について、図1を参照しなが
ら説明する。表示対象のネットワークとして電力用の配
電系統を例に取り上げているが、他の電力送電系統、水
道系統、ガス系統等のネットワークについても同様に適
用可能である。
【0038】図1(a)は表示対象の配電系統ネットワ
ークを示す模式図、図1(b)はネットワークのノード
データを表示した、この発明のネットワークデータ表示
方法の表示形態を示すグラフ図である。まず、対象とな
る配電系統であるネットワーク1は、ノード2およびノ
ード2間のブランチ13より構成され、ノード2には固
有の番号であるノード番号(かっこ付数字で示してい
る)が付けられている。また、ネットワーク1はネット
ワーク1上の特定の始点ノード(0)および終点ノード
(40)の間を結ぶ経路のうちでメインとなるメイン経
路3およびそのメイン経路3から分岐する分岐経路4か
ら構成される。
【0039】このようなネットワーク1の各ノード2上
のノードデータである電圧値をグラフ表示する場合に、
グラフ横軸12は、実際のネットワーク1上の各経路
3,4が分岐・接続するのと同じようにメイン経路軸5
および分岐経路軸7をメイン経路3および分岐経路4に
対応させて表示することで、ネットワーク1上の各経路
の分岐・接続の形態を表現する。また、グラフ横軸12
を構成する線分上のノード番号目盛16は、線分が対応
するネットワーク経路上に存在するノード2の位置およ
びその位置におけるノード番号を表現する。また、縦軸
6は、データ表示する電圧値の尺度を表現する。
【0040】また、ノードデータ連結線8は、グラフ横
軸12上のノード番号目盛16に対応するネットワーク
上ノード2のノードデータである電圧値を横方向につい
てはノード番号目盛16の位置に合わせ、縦方向につい
ては縦軸6の尺度に合わせてプロットした点をネットワ
ーク1の接続形態に一致させて連結表示する。9はノー
ド点記号である。
【0041】したがって、ネットワーク1上に存在する
複数の経路についてのノードデータを同一のグラフに簡
潔に表示でき、またグラフ横軸12およびグラフ横軸1
2上に表示されたノード番号目盛16およびノードデー
タ連結線8を同時に参照することで、複数の経路の接続
形態を加味してネットワーク1上ノードのノードデータ
を的確に把握することができる。
【0042】この発明の第2の実施の形態のネットワー
クデータ表示方法を図2を参照して説明する。図2
(a)は、注目する経路を2種類持つ配電系統のネット
ワークの例の模式図、図2(b)は、ネットワークのノ
ードデータを表示した、この発明のネットワークデータ
表示方法の表示形態を示すグラフ図である。このネット
ワークデータ表示方法は、対象となる配電系統であるル
ープ状のネットワーク110上に始点ノードおよび終点
ノードをそれぞれノード(0)およびノード(10)に
持つ第1メイン経路113と、同じく始点ノードおよび
終点ノードをそれぞれノード(0)およびノード(2
0)に持つ第2メイン経路115の2つの関心あるメイ
ン経路が存在し、第1メイン経路113およびそこから
分岐する分岐経路116から構成される第1系統119
と、同じく第2メイン経路115およびそこから分岐す
る分岐経路117から構成される第2系統120とから
なるネットワーク110上のノードのノードデータであ
る電圧値をグラフ表示する。
【0043】まず、第1系統119について、第1系統
用グラフ横軸213は、実際のネットワーク110上の
各経路が分岐・接続するのと同じようにメイン経路軸2
16および分岐経路軸217を第1メイン経路113お
よびその分岐経路116に対応させてグラフ横軸12の
左側から右側方向に表示することで、第1系統119上
の各経路の分岐・接続の形態を表現する。また、第1系
統用グラフ横軸213を構成する線分上のノード番号目
盛16は、線分が対応するネットワーク経路上に存在す
るノード2の位置およびその位置におけるノード番号を
表現する。また縦軸6はデータ表示する電圧値の尺度を
表現し、また第1系統ノードデータ連結線121は、第
1系統用グラフ横軸213上のノード番号目盛16に対
応するネットワーク上ノード2のノードデータである電
圧値を横方向についてはノード番号目盛16の位置に合
わせ、縦方向については縦軸6の尺度に合わせてプロッ
トした点をネットワーク接続形態に一致させて連結し、
第1系統用グラフ横軸213と同様にグラフ横軸方向の
左側から右側方向に表示する。
【0044】また、第2系統120についても、第2系
統用グラフ横軸214およびそのグラフ横軸上のノード
番号と、第2系統ノードデータ連結線122とは、その
表示方向がグラフ横軸12の右側から左側方向になるこ
とを除いて第1系統119について上述したのと同様に
表示する。したがって、ネットワーク上に存在する特に
関心のある2つの経路の末端ノードであるノード(1
0)およびノード(20)のノードデータ値の差を把握
すると同時に、ネットワーク上に存在するループ形状を
含めた複数の経路についてのノードデータを同一のグラ
フに簡潔表示でき、また、グラフ横軸12、グラフ横軸
12上に表示されたノード番号目盛16およびノードデ
ータ連結線121,122を同時に参照することで、複
数の経路の接続形態を加味してネットワーク上ノードの
ノードデータを的確に把握することができる。
【0045】この発明の第3の実施の形態のネットワー
クデータ表示方法を図1を参照して説明する。すなわ
ち、この第3の実施の形態は、第1の実施の形態および
第2の実施の形態において、グラフ横軸12を構成する
分岐経路表示線17と、ノードデータ連結線8を構成す
る分岐経路表示線18との間で、互いに同一の経路を表
現する表示線同志の線種(実線、破線などの線パター
ン、線幅など)、もしくは線色またはノード位置の記号
(○、□、×など)のいずれか1つ以上を一致させて表
示するものである。
【0046】したがって、グラフ横軸12を構成する表
示線の示す経路と、ノードデータ連結線8上の表示線と
の対応を一目で把握することができ、理解しやすい。こ
の発明の第4の実施の形態を図3および図4を参照して
説明する。図3は、ネットワークを構成するノード2お
よびブランチ13に付随するネットワーク付随情報の例
を示す配電系統の模式図、図4はネットワーク付随情報
を活用した、この発明のネットワークデータの表示例を
示すグラフ図である。まず、対象となる配電系統130
はノード番号(かっこ付数字で表示)ノード2、ノード
2間のブランチ13および変電所に相当する電源131
で構成される。また、ノード2に付随する情報としてノ
ード2に接続された負荷134および静止型無効電力補
償装置(Static Var Compensato
r:SVC)136などがあり、ブランチ13に付随す
る情報としてブランチ13の物理的な形態である配電線
133およびステップ式自動電圧調整器(Step V
oltage Regulator:SVR)141な
どがある。このような配電系統130の各ノード2上の
ノードデータである電圧値をグラフ表示する第1の実施
の形態において、ノード2およびブランチ13に付随す
る情報の中でSVC136やSVR141などの注目し
たい特殊な機器について、グラフ横軸12上およびノー
ドデータ連結線8の前記機器の接続ノードに対応する箇
所に機器種類に応じた記号を表示させる。例えば、SV
C136の場合、SVC設置ノード(70)が対応する
グラフ横軸12上にグラフ横軸上SVC記号(○印)5
1を表示すると共に、ノード(70)が対応するノード
データ連結線8上に連結線上SVC記号(○印)52を
表示する。
【0047】また、例えばSVR141の場合、そのS
VR141の設置ブランチ13の両端ノード(20),
(30)のうちSVR141の2次出力側であるSVR
2次側ノード(30)が対応するグラフ横軸12上にグ
ラフ横軸上SVR記号(□印)53を表示すると共に、
ノード(30)が対応するノードデータ連結線8上に連
結線上SVR記号(□印)54を表示する。
【0048】したがって、第1の実施の形態および第2
の実施の形態において、ネットワーク1の経路上に接続
した各種機器類のネットワーク1上全体のノード位置
と、そのノード地点でのノードデータを的確にかつ同時
に把握可能となる。この発明の第5の実施の形態を図3
ないし図5を参照して説明する。図3および図4は第4
の実施の形態と同じであり、図5はこの発明を適用しな
い場合のネットワークデータの表示例を示すグラフ図で
ある。まず、対象となる配電系統130とその配電系統
のノード2およびブランチ13に付随する情報は、第4
の実施の形態と同じであり、このような配電系統130
の各ノード2上のノードデータである電圧値をグラフ表
示する第1の実施の形態において、この発明を適用しな
い通常のネットワークデータ表示方法では、SVR14
1の両端ノードであるSVR1次側ノード(20)およ
びSVR2次側ノード(30)は、図5のようにそれぞ
れSVR1次側ノード番号目盛り61およびSVR2次
側ノード番号目盛り62としてグラフ横軸12上に表示
され、両ノード(20),(30)のノードデータ値は
SVR両端ノード間電圧連結線63としてノードデータ
連結線8上に表示される。
【0049】一方、この発明をネットワークデータの表
示に適用すると、配電系統130上のブランチ13に付
随する情報としてSVR141などの特殊な機器であ
り、その両端ノード(20),(30)間の距離が物理
的に短いことがわかる場合は、SVR1次側ノード(2
0)およびSVR2次側ノード(30)のノード番号目
盛りの位置をグラフ横軸12において1つのノード位置
すなわちノード(20)にノード(30)を重ねて表示
し、SVRノード縮重表示目盛55とすると共に、配電
系統130上のノード2のデータを表すノードデータ連
結線8上の縮重表示のノード(20),(30)に対応
する箇所においては、SVR1次側ノード(20)およ
びSVR2次側ノード(30)の各ノードデータ値を縦
軸方向に連結させてブランチ縮重表示連結線56で表示
する。
【0050】したがって、グラフ上でブランチ縮重表示
連結線56の表示された箇所に物理的にブランチ13の
長さの短いSVR141等の特殊な機器が接続されてい
ることを視覚的に把握することができると共にその特殊
な機器の接続されたブランチ13の両端間の電圧を図4
に示すようにステップ表示することで直感的にその電圧
差を把握することができる。
【0051】この発明の第6の実施の形態のネットワー
クデータ表示方法を図3および図4を参照して説明す
る。図3および図4は第4の実施の形態と同じである。
まず、対象となる配電系統130とその配電系統130
上のノード2およびブランチ13に付随する情報は第4
の実施の形態と同じであり、さらに、配電系統130の
ネットワーク全体におけるノードデータの基準値として
最低必要な電圧などの基準値データ144が与えられて
いる場合、配電系統130上のノードデータである電圧
値をグラフ表示する第1の実施の形態において、基準値
データ144の値をグラフ横軸12に平行に引いた境界
線57を表示したり、あるいはその境界線57で分離さ
れる分離領域58,59を異なる色で着色するかまたは
模様付け表示する。
【0052】したがって、ネットワーク上のどの経路や
どのノード2が基準値に近いか、あるいは基準値を超え
ているかなど、ネットワーク上で経路を異にする各デー
タと特定基準値との相対関係を直感的に把握することが
できる。この実施の形態は基準値として最低必要な電圧
であったが、それよりも高い電圧VH の基準値データ1
45の場合でも境界線57′を引くなどして同様に構成
することができる。
【0053】この発明の第7の実施の形態のネットワー
クデータ表示装置を図1、図6および図7により説明す
る。図6は、この発明のネットワークデータ表示装置の
構成を総括して示すブロック図、図7は、グラフ横軸デ
ータ例およびグラフ横軸データ生成処理例を示すブロッ
ク図、図1はこの発明の第7の実施の形態のネットワー
クデータ表示装置の表示するネットワークデータ表示方
法を示す。
【0054】まず、対象となる配電系統であるネットワ
ーク1は、図1に示すようにノード2およびノード2間
のブランチ13より構成され、ノード2には固有の番号
であるノード番号(かっこ付数字)が付けられている。
また、ネットワーク1はネットワーク1上の特定の始点
ノードおよび終点ノードの間を結ぶ経路のうちでメイン
となる経路3およびそのメイン経路3から分岐する分岐
経路4から構成される。そして、ネットワークデータ表
示装置は、このようなネットワーク1の各ノード上のノ
ードデータである電圧値をグラフ表示する。
【0055】このネットワークデータ表示装置は、ノー
ド2およびブランチ13で構成するネットワーク1上の
経路を識別する経路番号81を有し、この経路番号81
がメインの水平軸を基準に下方向に互いに平行に配置し
た複数の軸で構成するグラフ横軸12上のメインの水平
軸から何番目の軸に対応するかを指定する横軸番号87
を有し、経路番号81で指定される経路上のノード2の
うちグラフ上に表示させるノード2のノード番号で構成
する経路上ノード番号列82を有するなどネットワーク
1上のノードデータのグラフを表示する場合の横軸の表
現形態を規定する情報で構成されるグラフ横軸情報23
を記録するとともに、グラフ上にプロットするネットワ
ーク上ノードデータ24を記録したデータファイルと、
このデータファイルを読み取ってノード2およびブラン
チ13で構成するネットワーク1上でメインとなる経路
5およびメイン経路5からの分岐経路7をネットワーク
経路の分岐・接続と形態が一致するように表現したグラ
フ横軸12上に、ネットワーク1上ノード2のノード番
号を目盛配置して表示し、かつ、ネットワーク1上ノー
ドデータを表示するとともに、ネットワーク接続状態に
一致させて連結したノードデータ連結線8を表示するネ
ットワークデータ表示手段27とを備えている。
【0056】ネットワークデータ表示手段27は、図6
に示すようにグラフ作図データ生成・編集・出力部25
とCRT,プリンタおよびプロッタなどの表示装置26
とを有する。グラフ作図データ生成・編集・出力部25
は、グラフ横軸12上の上から何番目に対応させるかを
指定する横軸番号87と、経路番号81で指定される経
路上で、グラフ上に表示させるネットワーク1上ノード
のノード番号で構成する経路上ノード番号列82とから
なるグラフ横軸情報23およびグラフ表示すべきネット
ワークデータ24を入力する。そして、ネットワーク1
上の各経路が分岐・接続するのと同じようにメイン経路
軸5に横軸番号87の値が“1”である経路を対応さ
せ、分岐経路軸7の中でメイン経路軸5に近いものから
順に横軸番号87の値が“2”および“3”の経路を順
に対応させたグラフ横軸12を作成し、そのグラフ横軸
12を構成する各軸に対応する経路の経路上ノード番号
列82に含まれるノードについて各経路の対応するグラ
フ横軸12上に実際のノードの接続順番でノード番号目
盛16を配置し、ネットワークデータ表示手段27の表
示装置26に表示出力する。また、ネットワークデータ
24を表示する尺度として縦軸6を表示装置26に表示
出力し、また、グラフ横軸12上のノード番号目盛16
に対応するネットワーク上ノード2のネットワークデー
タ24を横方向についてはノード番号目盛り16の位置
に合わせ、縦方向については縦軸6の尺度に合わせてプ
ロットした点をネットワーク1の接続形態に一致させて
連結したノードデータ連結線8を表示装置26に表示出
力する。
【0057】したがって、ネットワーク1上に存在する
複数の経路についてのノードデータを同一のグラフに簡
潔に表示でき、また、グラフ横軸12、グラフ横軸12
上に表示されたノード番号目盛16およびノードデータ
連結線8を同時に参照することで、複数の経路の接続形
態を加味してネットワーク1上ノードのノードデータを
的確に把握可能なネットワークデータ表示装置を得るこ
とができる。
【0058】この発明の第8の実施の形態のネットワー
クデータ表示装置を図2、図6、図7および図8を参照
して説明する。図6および図7は第7の実施の形態と同
じであり、図2は第2の実施の形態と同じであり、図8
は2つのメイン経路軸を設定して図2のネットワークデ
ータを表示する時のグラフ横軸情報例である。まず、対
象となる配電系統であるループ状のネットワーク110
上に始点ノードおよび終点ノードをそれぞれノード
(0)およびノード(10)に持つ第1メイン経路11
3と、同じく始点ノードおよび終点ノードをそれぞれノ
ード(0)およびノード(20)に持つ第2メイン経路
115の2つの関心あるメイン経路が存在し、第1メイ
ン経路113およびそこから分岐する分岐経路116か
ら構成される第1系統119と、同じく第2メイン経路
115およびそこから分岐する分岐経路117から構成
される第2系統120とからなる、ネットワーク110
上のノードのノードデータである電圧値をグラフ表示す
る場合を説明する。
【0059】まず、第1系統119について、ネットワ
ークデータ表示手段27のグラフ作図データ生成・編集
・出力部25は、第1系統119上の経路を識別する第
1系統用経路番号102と、経路番号102で指定され
る経路を第1系統用グラフ横軸213上の上から何番目
に対応させるかを指定する第1系統用横軸番号100
と、経路番号102で指定される経路上でグラフ上に表
示させるネットワーク上ノードのノード番号で構成する
第1系統用経路上ノード番号列104とからなるグラフ
横軸情報23、およびグラフ表示すべきネットワークデ
ータ24を入力し、ネットワーク110上の各経路が分
岐・接続するのと同じように、メイン経路軸216に第
1経路用横軸番号100の値が“1”の経路を対応さ
せ、分岐経路軸217の中でメイン経路軸216に近い
ものから順に第1系統用横軸番号100の値が“2”以
降の経路を順に対応させて、グラフ横軸12の左側から
右側方向に表示することで、第1系統119上の各経路
の分岐・接続の形態を表現する第1系統用グラフ横軸2
13を作成し、そのグラフ横軸213を構成する各軸に
対応する経路の第1系統用経路上ノード番号列104に
含まれるノード番号について、各経路の対応するグラフ
横軸12上に実際のノードの接続順番でノード番号目盛
16を配置し、ネットワークデータ表示手段27の表示
装置26に表示出力する。また、ネットワークデータ2
4を表示する尺度として縦軸6を表示装置26に表示出
力し、また第1系統用グラフ横軸213上のノード番号
目盛16に対応するネットワーク上ノード2のネットワ
ークデータ24を横方向についてはノード番号目盛16
の位置に合わせ、縦方向については縦軸6の尺度に合わ
せてプロットした点をネットワーク接続形態に一致させ
て連結し、第1系統用グラフ横軸213と同様にグラフ
横軸12の左側から右側方向に表示する第1系統用ノー
ドデータ連結線121を表示装置26に表示出力する。
【0060】また、第2系統120については、ネット
ワークデータ表示手段27がグラフ横軸情報23に記述
される横軸番号の値が11以降である経路番号の経路
が、第2系統用の横軸情報であると解釈し、第2系統用
グラフ横軸214およびそのグラフ横軸12上のノード
番号(0),(11),(12)等と、第2系統用ノー
ドデータ連結線122の表示方向をグラフ横軸12の右
側から左側にすることを除いて、第1系統119につい
て上述したのと同様に第2系統用グラフ横軸214およ
び第2系統ノードデータ連結線122を表示装置26に
表示出力する。
【0061】したがって、ネットワーク上に存在する特
に関心のある2つの経路の末端ノードであるノード(1
0)およびノード(20)のノードデータ値の差を把握
すると同時に、ネットワーク上に存在するループ形状を
含めた複数の経路についてのノードデータを同一のグラ
フに簡潔に表示でき、また、グラフ横軸12、グラフ横
軸12上に表示されたノード番号目盛16およびノード
データ連結線121,122を同時に参照することで、
複数の経路の接続形態を加味してネットワーク上ノード
のノードデータを的確に把握可能なネットワークデータ
表示装置を得ることができる。
【0062】この発明の第9の実施の形態のネットワー
クデータ表示装置を図1、図6および図7を参照して説
明する。すなわち、この第9の実施の形態の表示方法は
図1と同じであり、図6および図7は第7の実施の形態
と同様であり、グラフ横軸データ生成処理例を示すブロ
ック図である。グラフ横軸12上の表示線とノードデー
タ連結線8上の表示線との対応を理解しやすくするため
に、ネットワークデータ表示手段27は、グラフ横軸1
2およびノードデータ連結線8の対応する経路について
経路毎に線種もしくは線色又はノード位置の記号種類な
どを各経路固有の表示形態で統一表示するものである。
【0063】まず、グラフ横軸情報生成手段20の経路
表示形態指定データ入力部39により、第7の実施の形
態および第8の実施の形態で記述のグラフ表示を行なう
場合の、同一の経路を表現するグラフ横軸12上および
ノードデータ連結線8上の線分の組み合わせについてメ
イン経路軸5側から順に横軸番号87の値を1から順に
割り付け、その横軸番号87に対応する前記線分の組み
合わせの線種、線色、ノード位置の記号種類などの表示
形態をそれぞれ線種指定データ95、線色指定データ9
6、ノード点記号指定データ97として対話入力し、表
示形態指定データ93を作成する。次に、グラフ横軸情
報生成部22は、既存のグラフ横軸情報23および表示
形態指定データ93を入力して、新たに入力された表示
形態指定データ93を反映したグラフ横軸情報23を生
成し直す。次に、ネットワークデータ表示手段27のグ
ラフ作図データ生成・編集・出力部25は、グラフ横軸
情報23およびネットワークデータ24を入力し、第7
の実施の形態で記述したのと同様にネットワークデータ
のグラフを表示装置26に表示出力する。また、その時
に、グラフ横軸情報23中の経路固有の表示形態情報に
基づいてグラフ横軸12およびノードデータ連結線8の
間で対応する経路について経路毎に線種(実線、破線な
どの線パターン、線幅など)もしくはは線色又はノード
位置の記号種類(○、□、×など)などを各経路固有の
表示形態で統一表示する。一例として、ノード点記号指
定データ97に、横軸番号1〜3に対して、“○”、
“●”、“×”の印を指定した場合、図1(b)に示す
ように、グラフ横軸12およびノードデータ連結線8の
線分上に“○”、“●”、“×”のノード点記号9が表
示される。また、グラフ横軸12の表現が複雑になる場
合は、メイン経路軸5上のノード点記号は省略すること
で図1(b)の様により簡潔なグラフ表現とすることが
できる。また、ノードデータ連結線8の表現が複雑な場
合は、線種として“非表示線”を選ぶことにより、グラ
フ横軸上の線分は実線で表示しかつノードデータ連結線
8上の線分は非表示とすることにより、より簡潔なグラ
フ表現とすることができる。
【0064】したがって、グラフ上の複数の経路識別が
容易になり、接続形態を加味してネットワーク上ノード
のノードデータを的確に把握することができる。特に、
グラフ上の複数の経路のノードデータ連結線が近接する
場合などは、経路間の識別に効果が大きい。また、表示
形態指定データ93の線種、線色、ノード位置の記号種
類の表示形態種類の中から線色とノード位置の記号種類
など複数の表示形態種類を統一表示することにより効果
的となる。
【0065】この発明の第10の実施の形態のネットワ
ークデータ表示装置を図1、図6および図7を参照して
説明する。図1(a)は、表示対象の配電系統ネットワ
ークを示す模式図、図6はこの発明のネットワークデー
タ表示装置の構成を総括して示すブロック図、図7はグ
ラフ横軸データ例およびグラフ横軸データ生成処理例を
示すブロック図である。まず、ネットワーク情報入力手
段30により、ネットワーク1を構成するノード2およ
びブランチ13の接続形態と、データ表示を開始する始
点ノードのノード番号であるノード(0)と必要に応じ
てデータ表示の終点ノードのノード番号であるノード
(40)(例では不要)とを対話入力し、ネットワーク
情報31を生成する。
【0066】次に、グラフ横軸情報生成手段20のネッ
トワーク接続情報解析部180は、ネットワーク情報3
1を入力して、ネットワーク情報31に記述された始点
ノードおよび終点ノードの特定の2ノード、または始点
ノードおよびネットワーク情報31中のノード2および
ブランチ13の接続情報を基に、始点ノードからトレー
ス開始して、最初に見つかる経路端点ノードのいづれか
の特定の2ノードの間の全ての経路、およびその経路か
らの支線経路を、ネットワーク情報31中のノード2お
よびブランチ13の接続情報を基に、一定のルールでノ
ードをトレースして生成する。
【0067】上記のように生成された経路に順番に横軸
番号87および経路番号81を割り付け、各経路上の始
点ノード14および終点ノード15間に存在するノード
のノード番号を経路上ノード番号列82とし、横軸表現
決定部181が第1の実施の形態等で記載のグラフ横軸
12の表現を規定するグラフ横軸情報23を生成する。
次に、ネットワークデータ表示手段27のグラフ作図デ
ータ生成・編集・出力部25は、前記グラフ横軸情報2
3およびネットワークデータ24を入力し、第7の実施
の形態で記述したのと同様にネットワークデータのグラ
フを表示装置26に表示出力する。その他は第7の実施
の形態および第8の実施の形態と同様である。
【0068】したがって、オペレータは、ネットワーク
の接続状況とプロット表示すべきネットワーク上のノー
ドのノードデータを入力するだけでそのグラフを自動作
成することができ、工数を削減することができる。この
発明の第11の実施の形態のネットワークデータ表示装
置を図1、図6および図7を参照して説明する。図1
(a)、図6および図7は第10の実施の形態と同じで
ある。この第11の実施の形態は、第10の実施の形態
において、グラフ横軸情報生成手段20が、ネットワー
ク1上の分岐点ノードに接続するブランチ属性値からな
る分岐ブランチ属性データ42を基にグラフ横軸12に
表示する経路順番を一定のルールで決定する機能を有す
るもので、ネットワーク1上の分岐点ノードに接続する
ブランチ属性値を入力し分岐ブランチ属性データ42を
生成する分岐ブランチ属性入力手段41を有し、ネット
ワーク1を構成するノード2およびブランチ13の接続
情報ならびにデータ表示用始点ノード番号と、必要に応
じてデータ表示終点ノード番号からなるネットワーク情
報を入力するネットワーク情報入力手段30を有し、ネ
ットワーク情報31および分岐ブランチ属性を入力して
ネットワーク1上の特定の2ノード間の全ての経路およ
び各経路からの支線経路をブランチ属性データ42から
一定のルールに基づいて算出し、前記の通り算出した順
に経路および支線経路をグラフ横軸12に表示するグラ
フ横軸12の表現を規定するグラフ横軸情報23を自動
生成するグラフ横軸情報生成手段20を有する。
【0069】まず、ネットワーク情報入力手段30によ
り、ネットワーク1を構成するノード2およびブランチ
13の接続状態と、データ表示を開始する始点ノードの
ノード番号のノード(0)と必要に応じてデータ表示の
終点ノードのノード番号のノード(40)(例では不
要)とを対話入力し、ネットワーク情報31を生成す
る。
【0070】また、オペレータは、分岐ブランチ属性入
力手段41によりネットワーク1上の分岐点ノードに接
続するブランチの配電線電流などの属性値を入力し、分
岐ブランチ属性データ42を生成する。また、グラフ横
軸情報生成手段20のネットワーク接続情報解析部18
0は、ネットワーク情報31を入力して、ネットワーク
情報31に記述された始点ノードおよび終点ノードの特
定の2ノード、又は始点ノードおよびネットワーク情報
31中のノード2およびブランチ13の接続情報を基
に、始点ノード14からトレース開始して、最初に見つ
かる経路端点ノードのいづれかの特定の2ノードの間の
全ての経路、およびその経路からの支線経路をネットワ
ーク情報31中のノード2およびブランチ13の接続情
報を基にノードをトレースして生成する。そのトレース
の際に、グラフ横軸情報生成手段20のブランチ属性に
よる表示経路ソーティング部183は、分岐ブランチ属
性42を入力し、ネットワーク1上の分岐点ノードのブ
ランチ電流の大きい順に接続ブランチを選択するノード
トレースを行なう。
【0071】上記のように生成された経路に順番に横軸
番号87および経路番号81を割り付け、各経路上の始
点ノードおよび終点ノード間に存在するノードのノード
番号を経路上ノード番号列82とし、横軸表現決定部1
81が第1の実施の形態等で記載のグラフ横軸の表現を
規定するグラフ横軸情報23を生成する。次に、ネット
ワークデータ表示手段27のグラフ作図データ生成・編
集・出力部25は、グラフ横軸情報23およびネットワ
ークデータ24を入力し、第7の実施の形態で記述した
のと同様にネットワークデータのグラフを表示装置26
に表示出力する。
【0072】したがって、オペレータは、ネットワーク
の接続状況とプロット表示すべきネットワーク1上のノ
ードのノードデータを入力するだけでそのグラフを自動
作成することができると共に、メイン経路軸5に、より
近いグラフ横軸12がより重要な経路であると規定する
ことにより、ネットワーク1上の分岐点に接続するブラ
ンチの属性値を基に一定のルールに従って各経路の重み
付け処理を自動的に行なうことができ、工数を削減する
ことができる。
【0073】この発明の第12の実施の形態のネットワ
ークデータ表示装置を図3、図6および図7を参照して
説明する。図3は、ネットワークを構成するノード2お
よびブランチ13に付随するネットワーク付随情報、ブ
ランチ13に付加される属性情報およびネットワーク上
の各種境界条件の例を示す配電系統の模式図、図6はこ
の発明のネットワークデータ表示装置の構成を総括して
示すブロック図、図7はグラフ横軸データ例およびグラ
フ横軸データ生成処理例を示すブロック図であり、第7
の実施の形態と同様である。
【0074】まず、ネットワーク情報入力手段30によ
り配電系統130を構成するノード2およびブランチ1
3の接続情報と、データ表示を始める始点ノードのノー
ド番号であるノード(0)と、必要に応じてデータ表示
終点ノードのノード番号であるノード(40)(例では
不要)と、ブランチ13に付加されるインピーダンス値
などの属性情報と、ネットワーク13の各ノード2に付
加された負荷134の容量、SVC136の動作容量、
電源131である変電所の電圧138および中性点の電
圧139の各種境界条件とを対話入力しネットワーク情
報31を生成する。
【0075】次に、ネットワーク演算手段43は、ネッ
トワーク情報31を基に計算し、配電系統のノード電圧
であるノードデータ24および配電系統130上分岐点
ノードに接続するブランチの配電線電流などの属性値で
ある分岐ブランチ属性を生成する。グラフ横軸情報生成
手段20は、ネットワーク情報31および分岐ブランチ
属性42を入力してネットワーク1上の特定の2ノード
間の全ての経路および各経路からの支線経路をブランチ
属性データ42から一定のルールに基づいて算出し、前
記の通り算出した順に経路および支線経路をグラフ横軸
に表示する第1の実施の形態等で記載のグラフ横軸12
の表現を規定するグラフ横軸情報23を自動生成する。
すなわち、グラフ横軸情報生成手段20のネットワーク
接続情報解析部180は、ネットワーク情報31を入力
して、ネットワーク情報31に記述された始点ノードお
よび終点ノードの特定の2ノード、又は始点ノード14
およびネットワーク情報31中のノード2およびブラン
チ13の接続情報を基に、始点ノードからトレース開始
して、最初に見つかる経路端点ノードのいづれかの特定
の2ノードの間の全ての経路、およびその経路からの支
線経路をネットワーク情報31中のノード2およびブラ
ンチ13の接続情報を基にノード2をトレースして生成
する。そのトレースの際に、グラフ横軸情報生成手段2
0のブランチ属性による表示経路ソーティング部183
は、分岐ブランチ属性42を入力し、ネットワーク1上
の分岐点ノードのブランチ電流の大きい順に接続ブラン
チを選択するノードトレースを行なう。
【0076】上記のように生成された経路に順番に横軸
番号87および経路番号81を割り付け、各経路上の始
点ノードおよび終点ノード間に存在するノードのノード
番号を経路上ノード番号列82とし、横軸表現決定部1
81が第1の実施の形態等で記載のグラフ横軸12の表
現を規定するグラフ横軸情報23を生成する。次に、ネ
ットワークデータ表示手段27は、グラフ横軸情報23
およびネットワーク1上のノードデータを入力し、ノー
ド2およびブランチ13で構成するネットワーク1上で
メインとなる経路3およびメイン経路3からの分岐経路
4をネットワーク1の分岐・接続と形態が一致するよう
に表現したグラフ横軸12上に、ネットワーク1上ノー
ド2のノード番号を目盛配置して表示し、かつ、ネット
ワーク1上のノードデータをネットワーク接続状態に一
致させて連結したノードデータ連結線8を表示装置26
に表示する。すなわち、ネットワークデータ表示手段2
7のグラフ作図データ生成・編集・出力部25は、グラ
フ横軸情報23およびネットワークデータ24を入力
し、第7の実施の形態で記述したのと同様にネットワー
クデータのグラフを表示装置26に表示出力する。
【0077】したがって、オペレータは、ネットワーク
1の接続状況とそのネットワーク1の境界条件を入力す
るだけでその境界条件下におけるネットワーク1上ノー
ドのノードデータを適切な経路重み付けを行なって自動
的にグラフ表示を行い、ノードデータの入力作業および
各経路の重み付け作業を無くし、データの入力ミスおよ
び作業工数を無くすことができネットワーク1上に存在
する複数の経路についてのノードデータを同一のグラフ
に簡潔に表示でき、また、グラフ横軸12、グラフ横軸
12上に表示されたノード番号目盛16およびノードデ
ータ連結線8を同時に参照することで、複数の経路の接
続形態を加味してネットワーク1上のノード2のノード
データを的確に把握できるネットワークデータ表示装置
を簡単に得ることができる。
【0078】この発明の第13の実施の形態のネットワ
ークデータ表示装置を図1、図6および図7を参照して
説明する。図1、図6および図7は第7の実施の形態と
同じである。この第13の実施の形態は、グラフ横軸情
報生成手段20が、グラフ横軸12上でメインとする経
路の経路番号を指定する機能を有するものである。すな
わち、ネットワーク情報入力手段30は、ネットワーク
1を構成するノード2およびブランチ13の接続情報お
よびデータ表示用始点ノード番号と、必要に応じてデー
タ表示終点ノード番号からなるネットワーク情報を入力
し、グラフ横軸情報生成手段20は、第1の実施の形態
等で記載のグラフ横軸12の表現を規定するグラフ横軸
情報23を入力後、グラフ横軸情報23に記述された経
路の中で、メインの経路3としたい経路の番号を対話入
力し、ネットワーク情報入力手段30により入力された
ネットワーク情報のもとで経路の始点および終点の2ノ
ード間の全ての経路および各経路からの支線経路を算出
し、経路および支線経路をグラフ横軸12に表示する第
1の実施の形態で記載のグラフ横軸12の表現を規定す
るグラフ横軸情報23を自動生成する。また、ネットワ
ークデータ表示手段27は、グラフ横軸情報およびネッ
トワーク1上のノードデータを入力し、ノード2および
ブランチ13で構成するネットワーク上でメインとなる
経路およびメイン経路3からの分岐経路4をネットワー
クの分岐・接続と形態が一致するように表現したグラフ
横軸12上に、ネットワーク1上のノードのノード番号
を目盛配置して表示し、かつ、ネットワーク1上のノー
ドデータをネットワーク接続状態に一致させて連結した
ノードデータ連結線8を表示装置26に表示する。
【0079】具体的には、まず、横軸番号87、経路番
号81、経路上ノード番号列82からなるグラフ横軸情
報23がグラフ横軸情報生成手段20のグラフ横軸情報
入力部21により対話入力されるか又はネットワーク情
報31などからグラフ横軸情報生成手段20の横軸表現
決定部181により生成されているとする。次に、グラ
フ横軸情報生成手段20の表示経路順変更処理部182
は、グラフ横軸情報23を入力後、その内容をオペレー
タが参照可能なようにし、オペレータは、参照した内容
に基づき、グラフ横軸情報生成手段20のメイン経路指
定データ入力部44により、グラフ横軸情報23に記述
された経路の中で、メイン経路としたい経路をグラフ横
軸情報23の経路番号81を識別として対話入力し、メ
イン経路番号83を生成する。グラフ横軸情報生成手段
20のネットワーク接続情報解析部180は、ネットワ
ーク情報入力手段30により入力されたネットワーク情
報31、メイン経路番号83およびグラフ横軸情報23
を入力し、メイン経路番号83で指定されるグラフ横軸
情報23上の経路上ノード番号列82から新規にグラフ
横軸12におけるメイン経路とする始点ノードおよび終
点ノードの両ノード番号を読み取り、両ノード間の上記
のように生成された経路に順番に横軸番号87および経
路番号81を割り付け、各経路上の始点ノードおよび終
点ノード間に存在するノードのノード番号を経路上ノー
ド番号列82とし、横軸表現決定部181が第1の実施
の形態等で記載のグラフ横軸12の表現を規定するグラ
フ横軸情報23を生成する。次に、ネットワークデータ
表示手段27のグラフ作図データ生成・編集・出力部2
5は、グラフ横軸情報23およびネットワークデータ2
4を入力し、第7の実施の形態で記述したのと同様にネ
ットワークデータのグラフを表示装置26に表示出力す
る。その他、第10の実施の形態や第12の実施の形態
と共通する。
【0080】したがって、ネットワーク1上に存在する
複数の経路の中で、最も関心のある経路を任意に設定し
て最大の重み付けをして複数の経路についてのノードデ
ータを同一のグラフに簡潔に表示でき、各種始点を変え
たネットワークデータのグラフ表現を容易に得ることが
できる。また、グラフは、グラフ横軸12、グラフ横軸
12上に表示されたノード番号目盛16およびノードデ
ータ連結線8を同時に参照することで、複数の経路の接
続形態を加味してネットワーク1上のノード2のノード
データを的確に把握することができる。
【0081】この発明の第14の実施の形態のネットワ
ークデータ表示装置を図1、図6および図7を参照して
説明する。図1、図6および図7は第7の実施の形態と
同じである。第14の実施の形態は、第10の実施の形
態において、グラフ横軸情報生成手段20が、グラフ横
軸12に表示するネットワーク上の複数の経路の順番を
指定する機能を有するもので、グラフ横軸12の表現を
規定するグラフ横軸情報23を入力後、グラフ横軸情報
23に記述された各経路のグラフ横軸12上に表示する
順番を対話入力し、順番で指定された通りにグラフ横軸
情報23を生成し直すようにしている。
【0082】まず、横軸番号87、経路番号81、経路
上ノード番号列82からなるグラフ横軸情報23がグラ
フ横軸情報生成手段20のグラフ横軸情報入力部21に
より対話入力されるか又はネットワーク情報31などか
らグラフ横軸情報生成手段20の横軸表現決定部181
により生成されているとする。次に、グラフ横軸情報生
成手段20の表示経路順変更処理部182は、グラフ横
軸情報23を入力後、その内容をオペレータが参照可能
なようにし、オペレータは、参照した内容に基づき、グ
ラフ横軸情報生成手段20の表示経路順指定データ入力
部40により、グラフ横軸12に表示する順番を規定す
るグラフ横軸表示順番85に対応させる経路を指定する
ために、グラフ横軸情報23の経路番号81を識別番号
として対話入力し、横軸番号85および経路番号86で
構成するグラフ横軸・経路番号対応データ84を生成す
る。次に、グラフ横軸情報生成手段20の表示経路順変
更処理部182は、グラフ横軸・経路番号対応データ8
4で指定した通りにグラフ横軸情報23を生成し直す。
次に、ネットワークデータ表示手段27のグラフ作図デ
ータ生成・編集・出力部25は、グラフ横軸情報23お
よびネットワーク上ノードデータ24を入力し、ノード
2およびブランチ13で構成するネットワーク上でメイ
ンとなる経路3およびメイン経路3からの分岐経路4を
ネットワークの分岐・接続と形態が一致するように表現
したグラフ横軸12上に、ネットワーク上ノードのノー
ド番号を目盛配置して表示し、かつ、ネットワーク上の
ノードデータをネットワーク接続状態に一致させて連結
したノードデータ連結線8を表示装置26に表示する。
【0083】したがって、グラフ上に表示する複数の経
路のグラフ横軸上表示順番を自由に変更でき、メイン経
路軸5により近いグラフ横軸12がより重要な経路であ
ると規定することにより、グラフ表示上で各経路に任意
に重み付けを行なうことが可能となる。この発明の第1
5の実施の形態のネットワークデータ表示装置を図1、
図6および図7を参照して説明する。図1、図6および
図7は第7の実施の形態と同じである。すなわち、グラ
フ横軸情報生成手段20は、第1の実施の形態で記載の
グラフ横軸12の表現を規定するグラフ横軸情報23を
入力後グラフ横軸情報23に記述されたグラフ表示する
各経路上のノード番号列82のうちで、グラフ横軸12
上に表示あるいは表示しないノード2をネットワーク1
上の経路単位又はノード単位で対話入力して、指定した
結果を各経路上のノード番号列82としてグラフ横軸情
報23に出力する。また、ネットワークデータ表示手段
27は、グラフ横軸情報23およびネットワーク1上の
ノードデータを入力し、ノード2およびブランチ13で
構成するネットワーク1上でメインとなる経路およびメ
イン経路3からの分岐経路4のうち、グラフ横軸情報2
3のノード番号列82でグラフ表示するように記述され
た経路およびノード2についてネットワーク1の分岐・
接続と形態が一致するように表現したグラフ横軸12上
に、ネットワーク1上のノードのノード番号を目盛配置
して表示し、かつ、同時にネットワーク1上のノードデ
ータのうちグラフ横軸情報23のノード番号列82でグ
ラフ表示するように記述された経路およびノードについ
てネットワーク接続状態に一致させて連結したノードデ
ータ連結線8を表示する。
【0084】具体的には、まず、横軸番号87、経路番
号81、経路上ノード番号列82からなるグラフ横軸情
報23がグラフ横軸情報生成手段20のグラフ横軸情報
入力部21により対話入力されるか、又はネットワーク
情報31などからグラフ横軸情報生成手段20の横軸表
現決定部181により生成されているとする。次に、グ
ラフ横軸情報生成手段20の非表示ノード番号削除部1
85は、グラフ横軸情報23を入力後、その内容をオペ
レータが参照可能なようにし、オペレータは、参照した
内容に基づき、グラフ横軸情報生成手段20の非表示経
路およびノード指定データ入力部45により、グラフ横
軸情報23に記述された経路中で、グラフ表示したくな
い経路を、グラフ横軸情報23の経路番号81を識別番
号として対話入力し、非表示経路番号データ88を生成
する。また、グラフ横軸情報23に記述された経路上ノ
ード番号列82の中でグラフ表示したくないノード番号
を対話入力し、非表示ノード番号データ90を生成す
る。次にグラフ横軸情報生成手段20の非表示ノード番
号削除部185は、非表示経路番号データ88を入力し
て、例えばその値が“2”であれば、その時にグラフ横
軸情報23で表示対象となっている経路番号“2”の経
路上ノードはグラフ表示せず、残りの経路番号“1”お
よび“3”の経路上ノードのみをグラフ表示する。ま
た、非表示ノード番号削除部185は、非表示ノード番
号データ90を入力して、例えばその値が“50”であ
れば、その時にグラフ横軸情報23で表示対象となって
いる経路上ノード番号列82の中で“50”のノード番
号以外をグラフ表示する、請求項1で記載のグラフ横軸
の表現を規定するグラフ横軸情報23を更新生成する。
但し、経路上ノード番号列82の値のノードが分岐ノー
ドの場合は、前記の処理対象から除く。次に、ネットワ
ークデータ表示手段27のグラフ作図データ生成・編集
・出力部25は、グラフ横軸情報23およびネットワー
クデータ24を入力し、第7の実施の形態で記述したの
と同様にネットワークデータのグラフを表示装置26に
表示出力する。
【0085】したがって、第1の実施の形態のグラフ表
示において、表示するグラフ上で、関心の少ないノード
についての不要な表示を無くし、グラフの視認性を高め
ることが可能となる。この発明の第16の実施の形態の
ネットワークデータ表示装置を図1、図6および図7を
参照して説明する。図1(a)、図6および図7は第1
0の実施の形態と同じである。この第16の実施の形態
は、グラフ横軸12上に表示するノード2と非表示のノ
ード2とをネットワーク1上のノード2のノード番号で
数値論理的に分類するための数値を入力し、数値および
あらかじめ決めておいた数値論理式からネットワーク1
上の各ノード2が表示するノードであるかどうかを判定
し、グラフ表示させたい情報のみをグラフ横軸情報に出
力する機能を持つグラフ横軸情報生成手段20を設けて
いる。グラフ横軸情報生成手段20は、グラフ上に表示
するノード2と非表示のノード2とをネットワーク1上
のノードのノード番号で数値論理的に分類する為の数値
を対話入力し、数値およびあらかじめ決めておいた数値
論理式からネットワーク1上各ノード2が表示するノー
ドであるかどうかを判定し、その判定の結果グラフ表示
するノード番号のみからなるノード番号列をグラフ横軸
情報23に出力する。またネットワークデータ表示手段
27は、グラフ情報およびネットワーク1上のノードデ
ータを入力し、ノード2およびブランチ13で構成する
ネットワーク1上でメインとなる経路3およびメイン経
路3からの分岐経路4のうち、グラフ横軸情報23のノ
ード番号列でグラフ表示するように記述された経路およ
びノードについてネットワーク1の分岐・接続と形態が
一致するように表現したグラフ横軸12上に、ネットワ
ーク1上のノードのノード番号を目盛配置して表示し、
かつ、同時にネットワーク1上のノードデータのうちグ
ラフ横軸情報23のノード番号列82でグラフ表示する
ように記述された経路およびノードについてネットワー
ク接続状態に一致させて連結したノードデータ連結線8
を表示する。
【0086】具体的にはまず、ネットワーク情報入力手
段30により、ネットワーク1を構成するノード2およ
びブランチ13の接続状態と、データ表示を開始する始
点ノードのノード番号であるノード(0)と、必要に応
じてデータ表示の終点ノードのノード番号であるノード
(40)(例では不要)とを対話入力し、ネットワーク
情報31を生成する。
【0087】グラフ横軸情報生成手段20の表示ノード
分類化指定データ入力部46により、グラフ表示すべき
ネットワーク1上のノード2の中でグラフ上に表示する
ノードと非表示のノードとをネットワーク1上のノード
のノード番号11で数値論理的に分類するための数値を
対話入力し、表示ノード分類データ92を生成する。グ
ラフ横軸情報生成手段20の非表示ノード判定部186
は、表示ノード分類データ92を入力し、あらかじめ決
めておいた数値論理式からネットワーク上各ノードがグ
ラフ横軸12上に表示するノードであるかどうかを判定
し、表示するノードであると判定したノードのノード番
号のみからなるノード番号列82と、表示すべきノード
番号を分岐経路軸7上に持つ経路の経路番号81をグラ
フ横軸情報23に出力する。例として数値“70”を表
示ノード分類データ92とする場合で、数値論理式の内
容が表示ノード分類データ92以上のノード番号を持つ
ノードを表示しないと規定している場合、非表示ノード
判定部186は、ネットワーク1上のノードのうち、ノ
ード(70)のみ表示しないと判定し、また、ノード
(70)を表示しない場合、第3番目のグラフ横軸に表
示すべきノードがなくなるため、結果として経路上ノー
ド番号列82が(0)、(10)、(20)、(30)
および(40)からなる経路と、経路上ノード番号列8
2が(0)、(10)、(50)および(60)からな
る経路の経路番号81および経路上ノード番号列82を
グラフ横軸情報23に出力する。次に、ネットワークデ
ータ表示手段27のグラフ作図データ生成・編集・出力
部25は、グラフ横軸情報23およびネットワークデー
タ24を入力し、第7の実施の形態で記述したのと同様
にネットワークデータのグラフを表示装置26に表示出
力する。したがって、オペレータは、ネットワーク情報
31の入力時にあらかじめグラフ表示不要なノードにつ
いては、そのノード番号の付与しかたを考慮するだけ
で、第15の実施の形態の時のようなグラフ上表示ノー
ドの選別作業を行なうことなく、第1の実施の形態のグ
ラフ表示において、表示するグラフ上で、関心の少ない
ノードについての不要な表示を無くし、グラフの視認性
を高めることが可能となる。
【0088】この発明の第17の実施の形態のネットワ
ークデータ表示装置を図3、図4、図6および図7を参
照して説明する。図3および図4は第4の実施の形態と
同じである。図6はこの発明のネットワークデータ表示
装置の構成を総括して示すブロック図、図7はグラフ横
軸データ例およびグラフ横軸データ生成処理例を示すブ
ロック図であり、これらは第7の実施の形態および第8
の実施の形態と同様である。すなわち、第17の実施の
形態において、ネットワーク付随情報入力手段47は、
ネットワーク1上のノード2およびブランチ13に接続
された機器類の情報を入力しネットワーク付随情報を生
成する。またネットワークデータ表示手段27は、ネッ
トワーク付随情報48、グラフ横軸情報23およびネッ
トワーク1上のノードデータを入力し、ノード2、ブラ
ンチ13並びにノード2およびブランチ13に接続され
た機器類で構成するネットワーク1上で、メインとなる
経路3およびメイン経路3からの分岐経路4をネットワ
ーク1の分岐・接続と形態が一致するように表現したグ
ラフ横軸12上に、ネットワーク1上ノードのノード番
号を目盛配置して表示し、かつ、ネットワーク1上のノ
ードデータをネットワーク接続状態に一致させて連結し
たノードデータ連結線8を表示装置26に表示する。ま
たネットワーク付随情報47より、ネットワーク1上の
ノード2又はノード2に隣接するブランチ13に接続さ
れる機器が存在する場合、グラフ横軸12およびノード
データ連結線8上で、そのノード2に相当する位置に、
機器の種類に応じた同一の記号を表示装置26のグラフ
横軸12上およびノードデータ連結線8上の機器類の接
続ノード表示箇所に表示する。
【0089】具体的にはまず、対象となるネットワーク
は、図3のように構成され、第4の実施の形態と同じで
ある。このような配電系統130の各ノード上のノード
データである電圧値をグラフ表示する第4の実施の形態
において、ノード2およびブランチ13に付随する情報
の中で、SVC136やSVR141などの注目したい
特殊な機器の情報が存在する時、ネットワーク付随情報
入力手段47により、機器の種類および機器の配電系統
に接続する位置情報をネットワーク付随データ48とし
て対話入力する。図3の例では、ノード(70)にSV
C136、ノード(20)とノード(30)との間のブ
ランチ13にSVR141が存在するというネットワー
ク付随情報(データ)48を生成する。次にネットワー
クデータ表示手段27のグラフ作図データ生成・編集・
出力部25は、グラフ横軸情報23およびネットワーク
付随情報48を入力し、グラフ横軸12上およびノード
データ連結線8の機器の接続ノードに対応する箇所に機
器種類に応じた記号を表示装置26に表示させる。例え
ば、SVC136の場合、SVC設置ノードであるノー
ド(70)が対応するグラフ横軸12上にグラフ横軸上
SVC記号(○印)51を表示装置26に表示すると共
に、ノード(70)が対応するノードデータ連結線8上
に連結線上SVC記号(○印)52を表示装置26に表
示する。また、例えばSVR134の場合、そのSVR
134の設置ブランチの両端ノードのうちSVR134
の2次出力側であるSVR二次側ノードであるノード
(30)が対応するグラフ横軸12上にグラフ横軸12
上のSVR記号(□印)53を表示装置26に表示する
と共に、ノード(30)が対応するノードデータ連結線
8上に連結線上SVR記号(□印)54を表示装置26
に表示する。
【0090】したがって、ネットワーク1の経路上に接
続した各種機器類のネットワーク1上の全体の中のノー
ド位置と、そのノード地点でのノードデータを的確にか
つ同時に把握可能なネットワークデータ表示装置を得る
ことができる。この発明の第18の実施の形態のネット
ワークデータ表示装置を図3、図4および図6を参照し
て説明する。図3、図4および図6は第17の実施の形
態と同じである。すなわち、ネットワーク付随情報入力
手段47は、ネットワーク1上のノード2およびブラン
チ13に接続された機器類の情報を入力しネットワーク
付随情報を生成する。またネットワークデータ表示手段
27は、ネットワーク付随情報48、グラフ横軸情報2
3およびネットワーク1上のノードデータを入力し、ノ
ード2、ブランチ13並びにノード2およびブランチ1
3に接続された機器類で構成するネットワーク1上で、
メインとなる経路3およびメイン経路3からの分岐経路
4をネットワーク1の分岐・接続と形態が一致するよう
に表現したグラフ横軸12上に、ネットワーク1上のノ
ード2のノード番号を目盛配置して表示し、かつ、ネッ
トワーク1上のノードデータをネットワーク接続状態に
一致させて連結したノードデータ連結線8を表示装置2
6に表示する。またネットワーク付随情報48により、
ネットワーク1上のノード2に接続するブランチ13に
接続される特定の機器が存在する場合、ネットワーク付
随情報48に応じてブランチ13の両端ノードをグラフ
横軸12において1つのノード位置に縮重表示し、ネッ
トワーク1上のノード2のデータを表すノードデータ連
結線8上の縮重表示のノード2に対応する箇所において
は、ブランチ13の両端ノードの2つの値を縦軸方向に
連結させて表示する。またネットワーク付随情報48よ
り、ネットワーク1上のノード2又はノード2に隣接す
るブランチ13に接続される機器が存在する場合、グラ
フ横軸12およびノードデータ連結線8上で、そのノー
ド2に相当する位置に、機器の種類に応じた同一の記号
を表示装置26に表示する。
【0091】具体的にはまず、対象となるネットワーク
は、図3のように構成され、これは第4の実施の形態と
同じである。このような配電系統130の各ノード2上
のノードデータである電圧値をグラフ表示する第4の実
施の形態において、ブランチ13に付随する情報の中
で、SVR141などの注目したい特殊な機器の情報が
存在する時、ネットワーク付随情報入力手段47によ
り、機器の種類および機器の配電系統130に接続する
位置情報をネットワーク付随情報(データ)48として
対話入力する。図3の例では、ノード(20)とノード
(30)との間のブランチにSVR141が存在すると
いうネットワーク付随情報48を生成する。
【0092】次にネットワークデータ表示手段27のグ
ラフ作図データ生成・編集・出力部25は、グラフ横軸
情報23およびネットワーク付随情報48を入力し、配
電系統130上のブランチに付随する情報としてSVR
141などの特殊な機器であり、その両端ノード間の距
離が物理的に短いことがわかる場合は、両端ノードであ
るSVR1次側ノード(20)およびSVR2次側ノー
ド(30)のノード番号目盛りの位置をグラフ横軸12
において1つのノード位置に重ねて表示装置26に表示
し、SVRノード縮重表示目盛55とすると共に、配電
系統130上のノードのデータを表すノードデータ連結
線8上の縮重表示のノードに対応する箇所においては、
SVR1次側ノード(20)およびSVR2次側ノード
(30)の各ノードデータ値を縦軸方向に連結させてブ
ランチ縮重表示連結線56で表示装置26に表示する。
【0093】したがって、グラフ上でブランチ縮重表示
連結線56の表示された箇所に物理的にブランチ13の
長さの短いSVR等の特殊な機器が接続されていること
を視覚的に把握することができると共にそのブランチ1
3の両端間の電圧をステップ表示することで直感的にそ
の電圧差を把握することができるネットワークデータ表
示装置を得ることができる。
【0094】この発明の第19の実施の形態を図3、図
4および図6を参照して説明する。図3、図4および図
6は第17の実施の形態と同じである。すなわち、ノー
ドデータ基準情報入力手段49は、ネットワーク1上の
ノードデータの基準値を入力してノードデータ基準情報
50を生成する。ネットワークデータ表示手段27は、
グラフ横軸情報23およびネットワーク1上のノードデ
ータを入力し、メインとなる経路3およびメイン経路3
からの分岐経路4をネットワーク1の分岐・接続と形態
が一致するように表現したグラフ横軸12上に、ネット
ワーク1上のノード2のノード番号を目盛配置して表示
し、かつネットワーク1上ノードデータをネットワーク
接続状態に一致させて連結したノードデータ連結線8を
表示装置26に表示する。またノードデータ基準情報5
0を入力し、そこに記述された値をグラフ横軸12に平
行に引いた境界線57,57′を表示あるいは境界線5
7,57′で分離される2つの領域58,59を異なる
色で着色表示または模様付けして表示する。
【0095】具体的には、配電系統130のネットワー
ク全体におけるノードデータの基準値として最低必要電
圧がVL が144、最大電圧VH が145として与えら
れている場合、ノードデータ基準情報入力手段49によ
り基準値データVL およびV H をノードデータ基準情報
値50として対話入力する。次に、ネットワークデータ
表示手段27のグラフ作図データ生成・編集・出力部2
5はグラフ横軸情報23およびノードデータ基準情報値
50を入力して、基準値データVL については、配電系
統130上のノードデータである電圧値をグラフ表示す
る第1の実施の形態において、基準値データ144の値
をグラフ横軸12に平行に引いた境界線57を表示装置
26に表示あるいは、その境界線57で分離される分離
領域58,59を異なる色で着色するか又は模様付けを
行ない表示装置26に表示する。基準値データVH につ
いても同様に処理して、境界線57′または分離領域を
表示する。
【0096】したがって、ネットワーク1上のどの経路
やどのノード2が基準値に近いか、あるいは超えている
かなど、ネットワーク1上で経路を異にする各データと
特定基準値との相対関係を直感的に把握することができ
るネットワークデータ表示装置を得ることができる。こ
の発明の第20の実施の形態のネットワークデータ表示
装置を図1および図6を参照して説明する。図1および
図6は第7の実施の形態と同じである。第7の実施の形
態および第8の実施の形態において、ネットワークデー
タ表示手段27のグラフ作図データ生成・編集・出力部
25は、グラフ横軸情報23およびネットワーク上のノ
ードデータ24を入力し、ノード2およびブランチ13
で構成するネットワーク1上でメインとなる経路3およ
びメイン経路3からの分岐経路4をネットワーク1の分
岐・接続と形態が一致するように表現したグラフ横軸1
2上に、ネットワーク1上のノード2のノード番号を目
盛配置して表示し、かつネットワーク1上のノードデー
タをネットワーク接続状態に一致させて連結したノード
データ連結線8を表示装置26に表示する。また表示装
置26に表示する内容を図形データ編集および図形デー
タ出力する他のシステムで利用可能なデータファイルで
あるグラフ作図データファイル150に出力する。
【0097】したがって、作成したネットワークデータ
表示グラフへのコメント文字の追加、レイアウトの変
更、線種および線幅の変更など、高度な編集作業を容易
にできるようにしたネットワークデータ表示装置を得る
ことができる。このように、この発明のネットワークデ
ータ表示方法は、ノード2およびブランチ13で構成す
るネットワークのノードデータ値を2次元の平面上にグ
ラフ表示することで実現される。
【0098】また、この発明のネットワークデータ表示
装置は、入力装置、記憶装置、演算装置、中央処理装
置、および出力装置などを備えた電子計算機で実現され
る。すなわち、ネットワーク情報入力手段30、ブラン
チ属性入力手段41、ネットワーク付随情報入力手段4
7、ノードデータ基準情報入力手段49、およびグラフ
横軸情報生成手段20のデータ入力部は、キーボードや
マウスによる対話形式の入力装置で実現され、グラフ横
軸情報生成手段20のデータ入力部以外およびネットワ
ークデータ表示手段27のグラフ作図データ生成・編集
・出力部25は、前記電子計算機のプログラムにより実
現され、ネットワークデータ表示手段27の表示装置2
6は、前記出力装置により実現される。
【0099】また、この発明におけるグラフ横軸情報生
成手段20のグラフ横軸情報生成処理は、グラフ横軸情
報入力部21でオペレータに対話入力されるか、又は、
ネットワーク情報31および分岐ブランチ属性などから
グラフ横軸情報生成部22により自動生成された横軸番
号87、経路番号81、経路上のノード番号列82およ
び経路線分の表示形態からなるグラフ横軸情報23を基
に、グラフ横軸情報生成手段20の各データ入力部で対
話入力したデータを使用して、新たにグラフ横軸情報を
自動生成する。
【0100】以上述べたように、この発明によるネット
ワークデータ表示方法および表示装置は、ノード2およ
びブランチ13で構成され、分岐経路を持つ電力系統、
水道系統、ガス系統などのネットワーク形状を有する系
統上のデータを、そのネットワークの各経路の接続形態
および付随する機器類などの情報を含めてグラフにより
同一平面上に直感的にかつ的確に把握でき、簡潔に表示
することができ、かつ任意の経路に重み付けをした視点
で必要なデータのみを簡潔に表現したグラフを自動的に
作成することができ、オペレータのグラフ作成作業およ
びグラフ内容の読み取り作業の工数削減と人為的作業ミ
スの削減とが可能となる。
【0101】
【発明の効果】請求項1記載のネットワークデータ表示
方法によれば、ネットワーク上に存在する複数の経路に
ついてのノードデータを同一のグラフに簡潔表示でき、
またグラフ横軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号
目盛およびノードデータ連結線を同時に参照すること
で、複数の経路の接続形態を加味してネットワーク上ノ
ードのノードデータを的確に把握することができる。
【0102】請求項2記載のネットワークデータ表示方
法によれば、請求項1の効果のほか、ネットワーク上に
存在する特に関心のある2つの経路の末端ノード間のノ
ードデータ値の差を把握すると同時に、ネットワーク上
に存在するループ形状を含めた複数の経路についてのノ
ードデータを同一のグラフに簡潔に表示でき、また、グ
ラフ横軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号目盛お
よびノードデータ連結線を同時に参照することで、複数
の経路の接続形態を加味してネットワーク上のノードの
ノードデータを的確に把握することができる。
【0103】請求項3記載のネットワークデータ表示方
法によれば、請求項1または請求項2の効果のほか、グ
ラフ横軸を構成する表示線の示す経路とノードデータ連
結線上の表示線との対応を一目で把握することができ、
理解しやすい。請求項4記載のネットワークデータ表示
方法によれば、請求項1または請求項2の効果のほか、
ネットワークの経路上に接続した各種機器類のネットワ
ーク上全体のノード位置と、そのノード地点でのノード
データを的確にかつ同時に把握可能となる。
【0104】請求項5記載のネットワークデータ表示方
法によれば、請求項1または請求項2の効果のほか、ノ
ードデータ連結線上で縦軸方向に連結表示された箇所に
物理的にブランチの長さの短いSVR等のような特殊な
機器が接続されていることを視覚的に把握することがで
きると共に、そのブランチ両端間の電圧をステップ表示
することで直感的にその電圧差を把握することができ
る。
【0105】請求項6記載のネットワークデータ表示方
法によれば、請求項1または請求項2の効果のほか、ネ
ットワーク上のどの経路やどのノードが基準値に近い
か、あるいは基準値を超えているかなど、ネットワーク
上で経路を異にする各データと特定基準値との相対関係
を直感的に把握することができ、理解しやすくなる。請
求項7記載のネットワークデータ表示装置によれば、グ
ラフ横軸情報およびネットワーク上ノードデータを入力
し、ノードおよびブランチで構成するネットワーク上で
メインとなる経路およびメイン経路からの分岐経路をネ
ットワークの分岐・接続と形態が一致するように表現し
たグラフ横軸上に、ネットワーク上ノードのノード番号
を目盛配置して表示し、かつ、ネットワーク上ノードデ
ータをネットワーク接続状態に一致させて連結したノー
ドデータ連結線を表示装置に表示することにより、ネッ
トワーク上に存在する複数の経路についてのノードデー
タを同一のグラフに簡潔に表示でき、また、グラフ横
軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号目盛りおよび
ノードデータ連結線を同時に参照することで、複数の経
路の接続形態を加味してネットワーク上ノードのノード
データを的確に把握可能なネットワークデータ表示装置
を得ることができる。
【0106】請求項8記載のネットワークデータ表示装
置によれば、請求項7の効果のほか、ネットワーク上に
存在する特に関心のある2つの経路の末端ノード間のノ
ードデータ値の差を容易に把握できると同時に、ネット
ワーク上に存在するループ形状を含めた複数の経路につ
いてのノードデータを同一のグラフに簡潔に表示でき、
また、グラフ横軸、グラフ横軸上に表示されたノード番
号目盛およびノードデータ連結線を同時に参照すること
で、複数の経路の接続形態を加味してネットワーク上ノ
ードのノードデータを的確に把握可能なネットワークデ
ータ表示装置を得ることができる。
【0107】請求項9記載のネットワークデータ表示装
置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、グ
ラフ上の複数の経路識別が容易になり、接続形態を加味
してネットワーク上ノードのノードデータを的確に把握
することができる。特に、グラフ上の複数の経路のノー
ドデータ連結線が近接する場合などは、経路間の識別に
効果が大きい。また、線種、線色、ノード位置の記号種
類の表示形態種類の中から線色とノード位置の記号種類
など複数の表示形態種類を統一表示することにより効果
的となる。
【0108】請求項10記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
オペレータは、ネットワークの接続状況とプロット表示
すべき前記ネットワーク上ノードのノードデータを入力
するだけでそのグラフを自動作成することができ、工数
を削減することができる。請求項11記載のネットワー
クデータ表示装置によれば、請求項10の効果のほか、
オペレータは、ネットワークの接続状況とプロット表示
すべきネットワーク上ノードのノードデータを入力する
だけでそのグラフを自動作成することができると共に、
メイン経路軸に、より近いグラフ横軸がより重要な経路
であると規定することにより、ネットワーク上の分岐点
に接続するブランチの属性値を基に一定のルールに従っ
て各経路の重み付け処理を自動的に行なうことができ、
工数を削減することができる。
【0109】請求項12記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
オペレータは、ネットワークの接続状況とそのネットワ
ークの境界条件を入力するだけでその境界条件下におけ
るネットワーク上ノードのノードデータを適切な経路重
み付けを行なって自動的にグラフ表示を行ない、ノード
データの入力作業および各経路の重み付け作業を無く
し、データの入力ミスおよび作業工数を無くすことがで
きネットワーク上に存在する複数の経路についてのノー
ドデータを同一のグラフに簡潔表示でき、またグラフ横
軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号目盛およびノ
ードデータ連結線を同時に参照することで、複数の経路
の接続形態を加味してネットワーク上ノードのノードデ
ータを的確に把握できるネットワークデータ表示装置を
簡単に得ることができる。
【0110】請求項13記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項10または請求項12の効果のほ
か、ネットワーク上に存在する複数の経路の中で、最も
関心のある経路を任意に設定して最大の重み付けをして
複数の経路についてのノードデータを同一のグラフに簡
潔に表示でき、各種視点を変えたネットワークデータの
グラフ表現を容易に得ることができる。またグラフは、
グラフ横軸、グラフ横軸上に表示されたノード番号目盛
およびノードデータ連結線を同時に参照することで、複
数の経路の接続形態を加味してネットワーク上ノードの
ノードデータを的確に把握することができる。
【0111】請求項14記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7、請求項8、請求項10、請求
項11、請求項12または請求項13の効果のほか、グ
ラフ上に表示する複数の経路のグラフ横軸上の表示順番
を自由に変更でき、メイン経路軸により近いグラフ横軸
がより重要な経路であると規定することにより、グラフ
表示上で各経路に任意に重み付けを行なうことが可能と
なる。
【0112】請求項15記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
グラフ表示において表示するグラフ上で、関心の少ない
ノードについての不要な表示を無くし、グラフの視認性
を高めることが可能となる。請求項16記載のネットワ
ークデータ表示装置によれば、請求項7または請求項8
の効果のほか、オペレータは、ネットワーク情報の入力
時にあらかじめグラフ表示不要なノードについては、そ
のノード番号の付与しかたを考慮するだけで、グラフ上
表示ノードの選別作業を行なうことなく、グラフ表示に
おいて表示するグラフ上で、関心の少ないノードについ
ての不要な表示を無くし、グラフの視認性を高めること
が可能となる。
【0113】請求項17記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
ネットワークの経路上に接続した各種機器類のネットワ
ーク上の全体の中のノード位置と、そのノード地点での
ノードデータを的確にかつ同時に把握可能なネットワー
クデータ表示装置を得ることができる。請求項18記載
のネットワークデータ表示装置によれば、請求項7、請
求項8または請求項17の効果のほか、ノードデータ連
結線上で縦軸方向に連結表示された箇所に物理的にブラ
ンチの長さの短いSVR等の特殊な機器が接続されてい
ることを視覚的に把握することができると共に、そのブ
ランチ両端間の電圧をステップ表示することで直感的に
その電圧差を把握することができるネットワークデータ
表示装置を得ることができる。
【0114】請求項19記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
ネットワーク上のどの経路やどのノードが基準値に近い
か、あるいは超えているかなど、ネットワーク上で経路
を異にする各データと特定基準値との相対関係を直感的
に把握することができるネットワークデータ表示装置を
得ることができる。
【0115】請求項20記載のネットワークデータ表示
装置によれば、請求項7または請求項8の効果のほか、
作成したネットワークデータ表示グラフへのコメント文
字の追加、レイアウトの変更、線種および線幅の変更な
ど、高度な編集作業を容易にできるようにしたネットワ
ークデータ表示装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のネットワークデータ表示方法の実施
の形態を示すもので、(a)はネットワークを示し、
(b)はネットワークデータの表示するグラフである。
【図2】この発明のネットワークデータ表示方法の他の
実施の形態を示すもので、(a)はネットワークを示
し、(b)は2つのメイン経路軸によりネットワークデ
ータを表示するグラフである。
【図3】ノードおよびブランチに付随するネットワーク
付随情報の実施の形態を示す配電系統の模式図である。
【図4】ネットワーク付随情報を活用したネットワーク
データ表示の実施の形態を示すグラフである。
【図5】ネットワーク付随情報を活用しないネットワー
クデータ表示の例を示すグラフである。
【図6】この発明のネットワークデータ表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】グラフ横軸データ生成処理の実施の形態を示す
ブロック図である。
【図8】2つのメイン経路軸によるネットワークデータ
表示時のグラフ横軸データ例を示す説明図である。
【図9】従来例のネットワークデータの表示するグラフ
である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 ノード 3 メイン経路 4 分岐経路 5 メイン経路軸 6 縦軸 7 分岐経路軸 8 ノードデータ連結線 9 ノード点記号 12 グラフ横軸 13 ブランチ 16 ノード番号目盛 17 グラフ横軸上分岐経路線 18 ノードデータ連結線上分岐経路線 20 グラフ横軸情報生成手段 22 グラフ横軸情報生成部 23 グラフ横軸情報 24 ネットワーク上ノードデータ 25 グラフ作図データ生成・編集・出力部 26 表示装置 27 ネットワークデータ表示手段 30 ネットワーク情報入力手段 31 ネットワーク情報 40 表示経路順指定データ入力部 41 分岐ブランチ属性入力手段 42 分岐ブランチ属性 43 ネットワーク演算手段 44 メイン経路指定データ入力部 45 非表示経路およびノード指定データ入力部 46 表示ノード分類化指定データ入力部 47 ネットワーク付随情報入力手段 48 ネットワーク付随情報 49 ノードデータ基準情報入力手段 50 ノードデータ基準情報値 110 ネットワーク 113 第1メイン経路 115 第2メイン経路 116 分岐経路1 117 分岐経路2 118 電源 119 第1系統 120 第2系統 121 第1系統・ノードデータ連結線 122 第2系統・ノードデータ連結線 150 グラフ作図データファイル 213 第1系統用グラフ横軸 214 第2系統用グラフ横軸 216 メイン経路軸 217 分岐経路軸

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノードおよびブランチで構成するネット
    ワーク上で中心となるメイン経路および前記メイン経路
    からの分岐経路を、前記ネットワーク上の経路の分岐・
    接続と形態が一致するように表現したグラフ横軸上に、
    前記ネットワーク上ノードのノード番号を目盛配置して
    表示し、かつ、前記ネットワーク上ノードのデータを縦
    軸上に配置して表示し、前記データを前記ネットワーク
    の接続状態に一致させて連結したノードデータ連結線を
    表示することを特徴とするネットワークデータ表示方
    法。
  2. 【請求項2】 メイン経路は、第1メイン経路および第
    2メイン経路を有し、前記第1メイン経路グラフ横軸の
    左側から右側の方向に表示し、前記第2メイン経路をグ
    ラフ横軸の右側から左側の方向に表示するとともに、前
    記第1メイン経路および前記第2メイン経路に対応する
    ノードデータ連結線を前記第1メイン経路および前記第
    2メイン経路と同じ方向に表示する請求項1記載のネッ
    トワークデータ表示方法。
  3. 【請求項3】 グラフ横軸およびノードデータ連結線の
    間で対応するネットワーク上の経路について経路毎に線
    種もしくは線色またはノード位置の記号種類などを各経
    路固有の表示形態で統一表示する請求項1または請求項
    2記載のネットワークデータ表示方法。
  4. 【請求項4】 グラフ横軸上およびノードデータ連結線
    上のノードまたはブランチに対応する箇所に、ネットワ
    ーク上のノードまたはブランチに付随する付随情報をそ
    の種類に応じて同一の記号を表示する請求項1または請
    求項2記載のネットワークデータ表示方法。
  5. 【請求項5】 ネットワーク上のブランチに付随する付
    随情報の属性に応じて前記ブランチの両端ノードをグラ
    フ横軸において1つのノード位置に縮重表示し、ネット
    ワーク上ノードのデータを表すノードデータ連結線上の
    前記縮重表示のノードに対応する箇所においては、前記
    ブランチの前記両端ノードの2つのデータ値を縦軸方向
    に連結させて表示する請求項1または請求項2記載のネ
    ットワークデータ表示方法。
  6. 【請求項6】 ネットワーク上のノードデータの基準値
    をグラフ横軸に平行に引いた境界線を表示し、またはこ
    の境界線で分離される2つの領域を異なる色で着色する
    かもしくは模様付けして表示する請求項1または請求項
    2記載のネットワークデータ表示方法。
  7. 【請求項7】 ノードおよびブランチで構成するネット
    ワーク上の経路を識別する経路番号を有し、この経路番
    号がメインの水平軸を基準に下方向に互いに平行に配置
    した複数の軸で構成するグラフ横軸上の前記メインの水
    平軸から何番目の前記軸に対応するかを指定する横軸番
    号を有し、前記経路番号で指定される前記経路上の前記
    ノードのうちグラフ上に表示させるノードのノード番号
    で構成する経路上ノード番号列を有するなど前記ネット
    ワーク上のノードデータのグラフを表示する場合の横軸
    の表現形態を規定する情報で構成されるグラフ横軸情報
    を記録するとともに、前記グラフ上にプロットするネッ
    トワーク上ノードデータを記録したデータファイルと、 このデータファイルを読み取ってノードおよびブランチ
    で構成するネットワーク上でメインとなる経路および前
    記メイン経路からの分岐経路を前記ネットワーク経路の
    分岐・接続と形態が一致するように表現したグラフ横軸
    上に、前記ネットワーク上ノードのノード番号を目盛配
    置して表示し、かつ、前記ネットワーク上ノードデータ
    を表示するとともに、前記ネットワーク接続状態に一致
    させて連結したノードデータ連結線を表示するネットワ
    ークデータ表示手段とを備えたネットワークデータ表示
    装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークは2種類の中心となるメイ
    ン経路を有し、ネットワークデータ表示手段は、第1メ
    イン経路および前記第1メイン経路から分岐する分岐経
    路をグラフ横軸の左側から前記グラフ横軸の右側方向に
    表示し、第2メイン経路および前記第2メイン経路から
    分岐する分岐経路を前記グラフ横軸の右側から前記グラ
    フ横軸の左側方向に表示するとともに、前記メイン経路
    に対応するグラフ横軸上に表示する前記ネットワーク上
    ノードのデータを表現するノードデータ連結線を対応す
    る前記メイン経路と同じ方向に表示する請求項7記載の
    ネットワークデータ表示装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークデータ表示手段は、グラフ
    横軸およびノードデータ連結線の対応する経路について
    経路毎に線種もしくは線色又はノード位置の記号種類な
    どを各経路固有の表示形態で統一表示する請求項7また
    は請求項8記載のネットワークデータ表示装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークを構成するノードおよび
    ブランチの接続情報およびデータ表示開始点ノード番号
    を有するネットワーク情報入力手段と、前記ネットワー
    ク情報を入力して、前記ネットワーク上の特定の2ノー
    ド間の全ての経路および前記経路からの支線経路を計算
    し、前記経路および前記支線経路をグラフ横軸に表示す
    るグラフ横軸の表現を規定するグラフ横軸情報を自動生
    成するグラフ横軸情報生成手段を設けた請求項7または
    請求項8に記載のネットワークデータ表示装置。
  11. 【請求項11】 グラフ横軸情報生成手段は、ネットワ
    ーク上の分岐点ノードに接続するブランチ属性値からな
    る分岐ブランチ属性データを基にグラフ横軸に表示する
    経路順番を一定のルールで決定する機能を有する請求項
    10記載のネットワークデータ表示装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークを構成するノードおよび
    ブランチの接続情報と前記ノードおよび前記ブランチに
    付加される属性情報と前記ネットワーク上の各種境界条
    件とを入力してネットワーク情報を生成する機能を設け
    たネットワーク情報入力手段と、前記ネットワーク情報
    を基に計算し、前記ネットワークのネットワーク上ノー
    ドデータおよび前記ネットワーク上分岐ノードに接続す
    る分岐ブランチの属性値である分岐ブランチ属性を生成
    するネットワーク演算手段と、前記分岐ブランチ属性よ
    りグラフ横軸に表示する経路順番を一定のルールに従っ
    て決定する機能を設けたグラフ横軸情報生成手段とを有
    する請求項7または請求項8記載のネットワークデータ
    表示装置。
  13. 【請求項13】 グラフ横軸情報生成手段は、グラフ横
    軸上でメインとする経路の経路番号を指定する機能を有
    する請求項10または請求項12記載のネットワークデ
    ータ表示装置。
  14. 【請求項14】 グラフ横軸に表示するネットワーク上
    の複数の経路の順番を指定する機能を有するグラフ横軸
    情報生成手段を設けた請求項7、請求項8、請求項1
    0、請求項11、請求項12または請求項13記載のネ
    ットワークデータ表示装置。
  15. 【請求項15】 グラフ横軸上に表示するノードあるい
    は表示しないノードをネットワーク上の経路単位または
    ノード単位で指定し、グラフ表示させたいノード情報の
    みをグラフ横軸情報に出力する機能を持つグラフ横軸情
    報生成手段を設けた請求項7または請求項8記載のネッ
    トワークデータ表示装置。
  16. 【請求項16】 グラフ横軸上に表示するノードと非表
    示のノードとをネットワーク上のノードのノード番号で
    数値論理的に分類するための数値を入力し、前記数値お
    よびあらかじめ決めておいた数値論理式から前記ネット
    ワーク上の各ノードが表示するノードであるかどうかを
    判定し、グラフ表示させたい情報のみをグラフ横軸情報
    に出力する機能を持つグラフ横軸情報生成手段を設けた
    請求項7または請求項8記載のネットワークデータ表示
    装置。
  17. 【請求項17】 ネットワーク上のノードおよびブラン
    チに接続された機器類の情報を入力しネットワーク付随
    情報を生成するネットワーク付随情報入力手段を有し、
    ネットワークデータ表示手段は前記機器類の種類に応じ
    た記号をグラフ横軸上およびノードデータ連結線上の前
    記機器類の接続ノード表示箇所に表示する請求項7およ
    び請求項8に記載のネットワークデータ表示装置。
  18. 【請求項18】 ネットワーク上のブランチに接続され
    た機器類の情報を入力しネットワーク付随情報を生成す
    るネットワーク付随情報入力手段を有し、ネットワーク
    データ表示手段は前記ネットワーク付随情報に応じて前
    記ブランチの両端ノードをグラフ横軸において1つのノ
    ード位置に縮重表示し、前記ネットワーク上のノードの
    データを表すノードデータ連結線上の前記縮重表示のノ
    ードに対応する箇所においては、前記ブランチの両端ノ
    ードの2つの値を縦軸方向に連結させて表示する請求項
    7、請求項8または請求項17記載のネットワークデー
    タ表示装置。
  19. 【請求項19】 ネットワーク上のノードデータの基準
    値を入力してノードデータ基準情報を生成するノードデ
    ータ基準情報入力手段を有し、ネットワーク表示手段は
    前記基準値をグラフ横軸に平行に引いた境界線で表示す
    るか、または前記境界線で分離される2つの領域を異な
    る色で着色または模様付けして表示する請求項7または
    請求項8記載のネットワークデータ表示装置。
  20. 【請求項20】 ネットワークデータ表示手段は、表示
    装置に表示する内容を出力するものであって図形データ
    編集および図形データ出力する他のシステムで利用可能
    なデータファイルを生成する請求項7または請求項8記
    載のネットワークデータ表示装置。
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