JP2534750B2 - ダイヤグラム表示装置 - Google Patents

ダイヤグラム表示装置

Info

Publication number
JP2534750B2
JP2534750B2 JP10292488A JP10292488A JP2534750B2 JP 2534750 B2 JP2534750 B2 JP 2534750B2 JP 10292488 A JP10292488 A JP 10292488A JP 10292488 A JP10292488 A JP 10292488A JP 2534750 B2 JP2534750 B2 JP 2534750B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
graphic
information
diagram
graphic information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10292488A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01274300A (ja
Inventor
雅利 山尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP10292488A priority Critical patent/JP2534750B2/ja
Publication of JPH01274300A publication Critical patent/JPH01274300A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2534750B2 publication Critical patent/JP2534750B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、経路と時刻表に基づいて、運行計画に従っ
て運行する輸送機関の運行計画作成過程の初期値、中間
値、および最終結果として運行計画作成者および運行計
画管理者が参照する図形情報(ダイヤグラム)を表示す
るダイヤグラム表示装置に関する。
(従来の技術) 従来、ダイヤグラムを作成する場合、人間の運行計画
作成専門家が紙と筆記具、またはグラフィックディスプ
レイとXYプロッタ等を用いて作成し、評価し、修正して
いた。しかし、ダイヤグラムは本来2次元(バス等)や
3次元(航空機)の経路に時間の次元を加えた3次元や
4次元の情報を2次元の平面図で表示するものであり、
次元を圧縮するための工夫が加えられている分一見して
理解し難い表示内容になっていた。
人間に代って計算機がダイヤグラムを作成する場合も
ダイヤグラムの分り難さは人間が紙に作成した場合と同
様であった。
第11図を用いて従来のダイヤグラム表示装置のダイヤ
グラム表示機能を説明する。
符号1は表示対象の識別コードや表示範囲を指示する
文字入力手段、符号2は表示範囲を指示する位置入力手
段、符号4は指示された表示対象の経路に関する情報を
図形化して指示された範囲で表示させる図形情報変換手
段である。符号5はダイヤグラムに関する情報を格納す
るダイヤグラム情報記憶手段であって、表示パターン記
憶部51、経路定義記憶部52、時刻表情報記憶部53、運用
情報記憶部54、および区間定義記憶部55を有している。
符号6は図形情報変換手段4が図形情報化したダイヤグ
ラム情報を記憶する図形情報記憶手段、符号7は図形情
報変換手段4の制御により図形情報記憶手段6に記憶さ
れた図形情報に基づく図形を表示する表示手段である。
ダイヤグラムの表示手順は以下のようになる。
(1)表示対象のパターンまたは経路の識別コードを文
字入力手段1を用いて図形情報変換手段4に入力する。
(2)表示図形が表示手段7の画面より大きい場合、文
字入力手段1または位置入力手段2によって表示したい
部分を図形情報変換手段4に指示する。
(3)手順(1)および(2)で得た情報に基づいて図
形情報変換手段4によって表示パターン記憶部51を検索
し、特定のパターン情報を得る。
表示パターン記憶部51はたとえば第12図に示すデータ
構造を有している。
(4)手順(3)で得た表示パターン情報に基づいて図
形情報変換手段4によって第13図に示すデータ構造を有
している経路定義記憶部52と、第14図に示すデータ構造
を有している区間定義記憶部55を参照して図形情報を作
成し、図形情報記憶手段6に格納する。
(5)手順(3)で得た表示パターン記憶部の特定パタ
ーン情報に基づいて図形情報変換手段4によって第15図
に示すデータ構造を有している時刻表情報記憶部53を参
照し、手順(4)で得た2種類の定義情報と組合せて、
輸送機関の移動を示す斜線および区間端点における停止
時間を示す横線の情報を図形情報記憶手段6に格納す
る。
(6)手順(3)で得た表示パターン情報と手順(5)
で得た時刻表情報に基づいて図形情報変換手段4によっ
て第16図に示すデータ構造を有している運用情報記憶部
54を参照し、手順(5)で作成した斜線または横線の端
点のうち同一輸送機関を表す対を接続する線の情報を図
形情報記憶手段6に出力する。これにより同一輸送機関
に関するダイヤグラム内の図形は連続となる。
(7)そして、たとえば第17図に示す、データ構造を持
つ図形情報記憶手段6内の図形情報に基づいて図形情報
変換手段4によって表示手段7にダイヤグラムを表示す
る。
(発明が解決しようとする課題) ダイヤグラムの表示は、作成中のダイヤグラム情報を
図形化して人間が評価し、修正の指針を得ることを目的
としている。第18図に示すダイヤグラムの作成過程では
固定情報入力ステップaで各定義情報が経路定義記憶部
52および区間定義記憶部55に1回格納される。そしてダ
イヤグラム作成方針入力ステップbで1日の運行時刻の
範囲、輸送要員の勤務時間の制限、特定時間帯および特
定区間で実現すべき輸送量等の情報がダイヤグラム作成
演算装置9(または作成者)に1回与えられる。その後
もし存在すれば経路定義記憶部52および区間定義記憶部
55内の既存時刻表情報、運用情報とステップa,bで得た
情報を参照してダイヤグラム作成演算装置9(または作
成者)は、時刻表作成ステップcで時刻表情報を作成
し、運用計画作成ステップdで運用情報を作成して経路
定義記憶部52および区間定義記憶部55に格納し、以下時
刻表情報および運用情報を評価して満足できるまでステ
ップc,dをくり返す。
評価に用いるダイヤグラムを表示するための情報は、
ステップa以降の適当な時点で表示パターン入力ステッ
プeとして表示パターン記憶部51に格納されている。
ところが、表示パターンのみが指示される第11図の図
形情報変換手段4だけでは、ダイヤグラム情報の相互に
関連する一部分を人間が迅速に把握できるようには表示
できなかった。第19図(a)、(b)、および(c)を
用いて迅速に把握できない点を説明する。
第19図(a)に示す経路k1は、点AからB、Cを経て
点Eに至った後、逆順で点Aに戻る。経路k2は点Aから
B、Dを経て点Eに至った後、逆順で点Aに戻る。ここ
に区間BCと区間BDの所要時間は同一とする。
第19図(b)は経路k1と経路k2の全体を重ね書きした
ダイヤグラムである。このダイヤグラムで点Aから点C
までの輸送能力を評価しようとするとき、輸送機関の輸
送量が同一と仮定すると、点Aから点Cに到達する線の
数に輸送量を掛ければ良い。この場合に着目すべき線は
経路k1に属する線のみであるが線だけでは経路k2と区別
がつかない。
第19図(c)は経路k2の分岐する点Bから点Eまでの
区間を分けて書いたダイヤグラムである。このダイヤグ
ラムで点Aから点Eまでの輸送能力を評価しようとする
と、経路k1と経路k2の両方に着目しなければならない。
ところが、表示手段の画面の大きさに制限があるので、
経路k2の区間BDおよびDEが表示されておらず経路k2線を
見落すことがある。
本発明は、ダイヤグラム情報の相互に関連する部分の
迅速な評価が行えるようにダイヤグラムの一部分を強調
して表示することのできるダイヤグラム表示装置を提供
することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明によるダイヤグラム表示装置は、定められた時
刻表に従って所定の経路を運行する輸送機関のダイヤグ
ラム情報を記憶するダイヤグラム情報記憶手段と、表示
対象および強調対象を指定するための入力手段と、表示
手段と、入力手段によって指定された表示対象をダイヤ
グラム情報記憶手段に記憶されたダイヤグラム情報の中
から検索して図形情報に変換し、表示手段に表示させる
図形情報変換手段と、この図形情報変換手段によって変
換された図形情報を記憶する図形情報記憶手段と、ダイ
ヤグラム情報記憶手段および図形情報記憶手段を検索し
て表示手段に表示された図形情報の強調対象となる部分
の表示属性を変更して表示手段に強調表示させるととも
に図形情報記憶手段に記憶させる部分図形補助表示演算
手段とを備えていることを特徴とする。
(作 用) このように構成された本発明によるダイヤグラム表示
装置によれば、表示手段に表示された図形情報の強調対
象となる部分が入力手段によって指定される。すると、
強調対象となる部分の表示属性が部分図形補助表示演算
手段によって変更されて表示手段に強調表示される。以
上により本発明はダイヤグラム情報の相互に関連する部
分の迅速な評価が行えるようにダイヤグラムの一部分を
強調して表示することができる。
(実施例) 第1図に本発明によるダイヤグラム表示装置の一実施
例を示す。この実施例のダイヤグラム表示装置は文字入
力手段1と、位置入力手段2と、図形情報変換手段4
と、ダイヤグラム情報記憶手段5と、図形情報記憶手段
6と、表示手段7と、部分図形補助表示演算手段8とを
備えている。また、ダイヤグラム情報記憶手段5は表示
パターン記憶部51と、経路定義記憶部52と、時刻表情報
記憶部53と、運用情報記憶部54と、区間定義記憶部55を
有している。部分図形補助表示演算手段8以外は従来の
技術で項で説明済のため説明を省略する。
部分図形補助表示演算手段8は、文字入力手段1また
は位置入力手段2から強調すべき部分図形に関する情報
を得てダイヤグラム情報記憶手段5および図形情報記憶
手段6を検索する。そして図形情報変換手段4が作成・
表示しているダイヤグラムの図形情報のうち強調すべき
部分図形の表示属性を変更し、図形情報記憶手段6に格
納するとともに表示手段7に表示させる。また、文字入
力手段1または位置入力手段2から表示範囲変更の指示
があればダイヤグラム情報記憶手段5および図形情報記
憶手段6を検索し、強調中の図形の存在範囲を表示手段
7に表示させる。
次に作用を説明する。
文字入力手段1を用いて表示対象パターンまたは経路
の識別コードを入力する。そして表示手段7の画面が表
示対象より小さいか、または現在の表示範囲と異なる範
囲を表示したい場合は、文字入力手段1または位置入力
手段2により表示したい範囲の存在する方向を入力し、
図形情報変換手段4に与える。
文字入力手段1または位置入力手段2から入力された
情報に基づいてダイヤグラム情報記憶手段5内にある表
示パターン記憶部51、経路定義記憶部52、時刻表情報記
憶部53、運用情報記憶部54および区間定義記憶部55が図
形情報変換手段4によって検索される。そして表示した
い図形の単位長、時刻を表す横軸の表示範囲、経路内の
位置を所要時間で表す縦軸の表示範囲、経路を構成する
区間の端点の位置に対応する横線の位置、各経路の各区
間の表示位置、輸送機器の出発時刻から経路内の各区間
の所要時間と各端点の停止時間を経て終点または折返し
点に至る線分列、および特定の輸送機器の運用情報によ
り上記線分列を接続する線等の情報が計算され、図形情
報の形に変換されて図形情報記憶手段6に格納される。
表示したり図形情報がすべて図形情報記憶手段6に格
納された後、図形情報変換手段4によって上記の図形情
報に基づく図形が表示手段7に表示されるように指示さ
れるか、または図形情報を図形情報記憶手段6に格納す
るごとにその図形情報に基く図形が表示手段7に表示さ
れる。図形を表示させる場合表示手段7の画面サイズに
合わせて表示範囲も指定され、表示範囲外の図形は図面
に表示されないようにする。
表示手段7に表示されている図形、すなわちダイヤグ
ラムに対して、強調したい部分図形を識別できる情報
(たとえば端点、区間、2端点、区間列に関する情報)
および強調表示の指示が文字入力手段1および位置入力
手段2から部分図形補助表示演算手段8に与えられる。
すると、部分図形補助表示演算手段8は、強調すべき部
分図形に関する情報をダイヤグラム情報記憶手段5から
検索し、計算し、図形の表示属性、たとえば線の種類
(実線・破線・その他),線の太さ,点(円)の大き
さ,輝度,色,および背景色との逆転等を図形情報変換
手段4が作成の図形情報と異なる図形情報に変換し、図
形情報記憶手段6内の表示属性以外は同一の図形情報と
置き換えるか、または一時的な表示図形を図形情報記憶
手段6に追加格納する。
図形情報がすべて図形情報記憶手段6に格納された
後、部分図形補助表示演算手段8によって上記図形情報
に基づく図形が表示手段7に表示されるよう指示される
か、または一時的な表示図形が無い場合は、図形情報が
図形情報記憶手段6に格納されるごとに上記図形情報に
基づく図形が表示手段7に表示される。
図形情報変換手段4によって図形情報記憶手段6に格
納された図形情報中に部分図形に関する識別コードが第
10図に示すように含まれている場合は、図形情報記憶手
段6を部分図形補助表示演算手段8によって検索するこ
とにより表示属性を変更すべき図形情報を変換すること
なしに効率的に得ることができる。
部分図形補助表示演算手段8が部分図形を強調してい
る状態では、文字入力手段1または位置入力手段2によ
り表示したい範囲の存在する方向が指示された場合、部
分図形補助表示演算手段8は、ダイヤグラム情報記憶手
段または図形情報記憶手段6内の情報を検索する。そし
て、強調中の部分図形が指示された方向に存在しない場
合は現状の表示を変更せず、強調中の部分図形が指示さ
れた方向に存在する場合は指示方向に存在する最初の強
調されている図形を含み、現在表示されていない強調さ
れている図形を最大限含むような表示範囲を計算し、そ
の範囲の表示に変更する。
第1図に示す構成要素に具体的な例を当てはめた場合
を説明する。
符号1の文字入力手段はキーボード入力装置、符号2
の位置入力手段はマウス、符号4はグラフィックス機能
を備えた図形情報変換手段、符号5は文字・数値データ
を格納するダイヤグラム情報データベース、符号51,52,
53,54,および55はデータベース中の1まとまりの情報を
格納したディスクファイル群から成る部分データベース
である。表示パターン記憶部51は、ダイヤグラム情報を
表示する時のみ必要となる情報を第12図に示すデータ構
造で保持する。経路定義記憶部52、区間列としての経路
情報を第13図に示すデータ構造で保持する。時刻表情報
記憶部53は、輸送機関がいつ、どの経路のどの位置に居
るかを定めるための時刻に関する情報を第15図に示すデ
ータ構造で保持する。運用情報記憶部54は、個々の輸送
機関が特定時刻に存在する経路または端点を定めて時刻
表情報記憶部53を補う情報を第16図に示すデータ構造で
保持する。区間定義記憶部55は、端点の対としての区間
を定義するとともに輸送機関が端点間を移動するのに要
すると想定した所要時間、および端点間に存在する他の
停止点に関する情報等を第14図に示すデータ構造で保持
する。図形情報記憶手段6は、図形データベースであ
り、図形情報を保持する。表示手段7は、緑、赤、他の
色で表示できるグラフィックディスプレイである。図形
情報変換手段4は表示パターンを与えられた場合、現在
のダイヤグラム情報と対応する固定のダイヤグラムしか
作成できないのに対し、部分図形補助表示演算手段8
は、端点の対、区間の列、端点、時間帯、輸送機関の識
別コード、および輸送要員の識別コードなどのダイヤグ
ラムの一部分である部分図形にのみ関連する情報が与え
られると、ダイヤグラム中の部分図形をその他の部分と
異なる色でグラフィックディスプレイに表示させる。
輸送機関の例としてバスを想定し、第3図(a)に示
す××営業所系統の運行区間に第3図(b)に示す経路
k3、経路k4、および経路k5の3種類の経路が存在するも
のとする。第3図(a)の数字は、各区間の停留所要の
所要走行時間の比率を示す。
まず××営業所系統を表示する識別番号と表示時間帯
がキーボード入力装置1より入力される。すると図形情
報変換手段4は表示パターン記憶部51を検索し、表示単
位長さと表示すべき経路、横線を引く必要のある停留
所、経路内の区間の縦方向表示位置、および表示タイト
ル等を得る。図形情報変換手段4は、さらに区間定義記
憶部55を検索して各区間の所要時間、各停留所の横線間
の距離、および停留所名等の情報を入手し、第4図に示
す表示の枠組の図形情報を作成して図形データベース6
に格納する。
次に図形情報変換手段4は、経路定義記憶部52を検索
して、各経路の構成区間の表示位置等の情報を得る。第
4図において経路k3は全体が中央部に納まり、経路k4
A〜Cの区間を中央部に、C〜Fの区間を下部に、F〜
Gの区間を上部に置き、経路k5はA〜Bの区間を中央部
に、B〜Gの区間を上部に置くことになる。さらに、時
刻表情報記憶部53を経路と時間帯で検索し、バスが停留
所に発着する時刻、すなわちバスの移動を表す斜線と、
停止を表す横線の端点の座標とを得る。そして図形情報
変換手段4は、第5図に示す斜線と端点の図形情報を図
形データベース6に格納する。
図形情報変換手段4の最後の表示として運用情報記憶
部54を経路と経路の起点,終点,折返し点等線の途切れ
る停留所の発着時刻とで検索し、同一のバスが運行する
2端点があればそれらを接続する第6図に示す線の図形
情報を図形データベース6に格納する。図形情報変換手
段4、図形データベース6内の図形情報をグラフィック
ディスレイ7に表示させる。この時の図形情報の表示属
性はすべて同一で緑色とする。また、グラフィックディ
スプレイ7の画面サイズの制約により画面にはダイヤグ
ラムの上部全体と中央部の一部が表示されている。
上記の表示状態において、停留所Aから停留所Cに至
る区間の指示がキーボード入力装置1から部分図形補助
表示演算手段8に伝えられると、表示パターン記憶部51
から表示中の経路を経て経路定義記憶部52を検索し、指
示区間を含む経路と経由する区間列を入手する。そして
時刻表情報記憶部53を検索して各系路の指示区間をバス
が走行する時刻の情報を求める。
部分図形補助表示演算手段8は、得られた情報をもと
に、表示属性が赤色の斜線の図形情報を作成し、図形デ
ータベース6に追加格納し、グラフィックディスプレイ
7に第7図に示すように表示する。同図においては赤を
二重線で表現している。
次に、停留所Bから停留所Gに至る区間の指示がキー
ボード入力装置1から部分図形補助表示演算手段8に伝
えられると、図形データベース6内に表示属性が赤色の
図形情報を削除した後、上記の手順で指示区間を第8図
に示すように表示させる。
第8図を見ると、端点Cと端点Fで途切れている赤色
の区間、つまり斜線がある。この途切れる区間がどの区
間に接続されているかを知るために、マウス2を用いて
表示中のダイヤグラムの下端が指示されると、部分図形
補助表示演算手段8は、図形データベース6を検索して
現在表示中の部分の下方に赤色の図形が存在するかどう
かを調べ、もし存在すれば最も近い赤色図形を含む表示
範囲を計算し、グラフィックディスプレイ7の表示範囲
を第9図に示すように変更する。
以上のことから本実施例によれば、ダイヤグラム情報
の相互に関連する部分の迅速な評価が行えるようにダイ
ヤグラムの一部分を強調して表示することができる。
(他の実施例) 上記実施例ではバスのダイヤグラムの表示について述
べたが、本発明の適用分野は定められた時刻表に従って
所定の経路を運行する任意の輸送機関のスケジュール作
成に適用できる。
また、上記実施例の構成は第2図に示すように単純化
できる。第2図において符号1Aの入力手段は、メニュー
画面方式の採用によって位置入力装置か、または変更指
示を文字入力装置で代用するための文字入力装置であれ
ば良い。ダイヤグラム情報記憶手段5Aは、表示のみに関
する表示パターン記憶部51A、ダイヤ作成中固定の定義
記憶部52A、ダイヤ完成まで変更をくり返す作成対象情
報記憶部53Aを含むことが要件であり、データ構成は限
定されない。表示手段7Aは、任意の位置に線分と数字を
含む文字とを表示できるとともに表示属性として線の実
線・破線等の種類、太さ、輝度、色、背景色との反転の
少なくとも1つを個々の表示線分に対して与えられるこ
とを要件とする。図形情報記憶手段6Aは、表示手段7Aに
表示する図形を定めるに足る情報として図形の種類(線
分・文字・その他)、表示座標、大きさ、および表示属
性を保持する。そして、図形情報変換手段4Aと部分図形
補助表示演算手段8Aが参照し、更新することができれば
データ構造は問わない。
なお、本発明はダイヤグラム表示装置に関するもので
あり、ダイヤグラム情報の作成方法やその構成には依存
しない。
ダイヤグラムのフォーマットに関して横軸は時刻を表
すが、縦軸は輸送機器が区間の端点に存在する箇所を除
き、経路内距離あるいは所要時間を厳密に表す訳ではな
い。区間に対する所要時間が時間帯により異なる輸送機
関がバス、列車等存在することからも縦軸方向の長さが
距離や所定時間に比例しないことは明らかなである。従
って、本発明が対象とするダイヤグラムの要件として
は、時刻を表す軸と、輸送機関がある時刻に特定の端点
に存在するか、またはある時刻と別の時刻の間に特定の
区間が途中に存在することを表す軸とがあれば十分であ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ダイヤグラム情報の相互に関連する
部分の迅速な評価が行えるようにダイヤグラムの一部分
を強調して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるダイヤグラム表示装置の一実施例
を示すブロック図、第2図は本発明によるダイヤグラム
表示装置の他の実施例を示すブロック図、第3図は第1
図に示す実施例を説明するために用いたバスの運行経路
を示す図、第4図は第3図に示すバスの運行経路のダイ
ヤグラムの枠組を示す図、第5図は第4図に時刻表情報
を参照してバスの位置を示す斜線や横線を加えた図、第
6図は運用情報を参照して折り返し点等で途切れていた
同一輸送機関に対する第5図に示す線分を接続した結果
を示す図、第7図は第6図に示す表示図形に対して停留
所AからCに至る区間を強調した図、第8図は第7図に
示す表示図形のうち停留所Bから停留所Gに至る区間を
強調するとともに表示図形上部から表示手段の画面に納
まる分を表示した図、第9図は第8図に示す表示図形に
対し画面下方の表示を指示された後の表示図、第10図は
図形情報記憶手段に格納されるデータの構造を示す図、
第11図は従来のダイヤグラム表示装置を示すブロック
図、第12図は表示パターン記憶部に格納されるデータの
構造を示す図、第13図は経路定義記憶部に格納されるデ
ータの構造を示す図、第14図は区間定義記憶部に格納さ
れるデータの構造を示す図、第15図は時刻表情報記憶部
に格納されるデータの構造を示す図、第16図は運用情報
記憶部に格納されるデータの構造を示す図、第17図は図
形情報記憶手段に格納されるデータの構造を示す図、第
18図はダイヤグラム情報作成システムの一例を示すブロ
ック図、第19図は従来のダイヤグラム表示装置の問題点
を説明する説明図である。 1……文字入力手段、2……位置入力手段、4……図形
情報変換手段、5……ダイヤグラム情報記憶手段、6…
…図形情報記憶手段、7……表示手段、8……部分図形
補助表示演算手段、51……表示パターン記憶部、52……
経路定義記憶部、53……時刻表情報記憶部、54……運用
情報記憶部、55……区間定義記憶部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定められた時刻表に従って所定の経路を運
    行する輸送機関のダイヤグラム情報を記憶するダイヤグ
    ラム情報記憶手段と、入力手段と、表示手段と、前記入
    力手段によって指定された表示対象を前記ダイヤグラム
    情報記憶手段に記憶されたダイヤグラム情報の中から検
    索して図形情報に変換し、前記表示手段に表示させる図
    形情報変換手段と、この図形情報変換手段によって変換
    された図形情報を記憶する図形情報記憶手段と、前記入
    力手段によって指定された強調対象を前記ダイヤグラム
    情報記憶手段および図形情報記憶手段を検索して図形情
    報の強調対象となる部分の表示属性を変更して前記表示
    手段に強調表示させるとともに前記図形情報記憶手段に
    記憶させ、かつ強調表示されたダイヤグラムが途切れて
    いる場合に、前記入力手段を介して入力された指示に基
    づいて前記ダイヤグラム情報記憶手段および前記図形情
    報記憶手段を検索して前記途切れているダイヤグラムに
    前記ダイヤグラム情報として接続されるダイヤグラムを
    見出し、前記表示手段に表示させる部分図形補助表示演
    算手段と、を備えていることを特徴とするダイヤグラム
    表示装置。
JP10292488A 1988-04-26 1988-04-26 ダイヤグラム表示装置 Expired - Lifetime JP2534750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10292488A JP2534750B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 ダイヤグラム表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10292488A JP2534750B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 ダイヤグラム表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01274300A JPH01274300A (ja) 1989-11-02
JP2534750B2 true JP2534750B2 (ja) 1996-09-18

Family

ID=14340400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10292488A Expired - Lifetime JP2534750B2 (ja) 1988-04-26 1988-04-26 ダイヤグラム表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2534750B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6161110B2 (ja) * 2013-03-29 2017-07-12 日本電気株式会社 航空機状況表示システム、航空機状況表示方法および航空機状況表示プログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60157961A (ja) * 1984-01-30 1985-08-19 日本信号株式会社 ダイヤ入力装置
JPS60203575A (ja) * 1984-03-27 1985-10-15 三菱電機株式会社 列車運行シミユレ−タ
JPS61131853A (ja) * 1984-11-28 1986-06-19 Hitachi Denshi Ltd 加工機用デイスプレイ方法及び装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01274300A (ja) 1989-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0509839B1 (en) Digital cartographic system for geographical information processing
EP0796459B1 (en) Graphical user interface for air traffic control flight data management
US4847788A (en) Graphic data processing method and system
JP2534750B2 (ja) ダイヤグラム表示装置
JP3557445B2 (ja) 低高度飛行計画経路の作成方法および装置
JPH1078981A (ja) 運行案内装置及び命令記憶媒体
JP2819203B2 (ja) 図面管理方法および装置
Kolli et al. Geographic information system based decision support systems for facility location, routing, and scheduling
US20230147258A1 (en) Method for managing travel, travel management apparatus, and non-transitory computer-readable recording medium
JPH1070840A (ja) ネットワークデータ表示方法および表示装置
JP3728417B2 (ja) 交通安全施設管理システム
JP3284721B2 (ja) 図面管理装置
JP2716133B2 (ja) ブロック図のデータ表示処理装置
JP3067998B2 (ja) 道路マップ作成装置及び道路マップ表示装置及び空港面マップ作成装置及び空港面マップ表示装置及び道路マップ作成方法及び道路マップ表示方法及び空港面マップ作成方法及び空港面マップ表示方法
WO2024106090A1 (ja) データ表示装置、データ表示方法、および鉄道業務システム
Nygard et al. The GEOTRANS Geographic Decision Support System
JPH07237547A (ja) 列車ダイヤ作成支援装置
JPH01140270A (ja) 地図検索方法
JP2753249B2 (ja) 図面管理方法及び装置
CN113569174A (zh) 通航机场细则资料、特种图的组织显示方法
JP2001117488A (ja) 地図表示方法および装置
JP2000047577A (ja) 電子地図の表示方法と装置
JPH05242162A (ja) 情報処理装置及び方法
JPH0276075A (ja) 図面管理方法及びその装置と図面表示方法
JPH0421229B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term