JPH01274300A - ダイヤグラム表示装置 - Google Patents

ダイヤグラム表示装置

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JPH01274300A
JPH01274300A JP63102924A JP10292488A JPH01274300A JP H01274300 A JPH01274300 A JP H01274300A JP 63102924 A JP63102924 A JP 63102924A JP 10292488 A JP10292488 A JP 10292488A JP H01274300 A JPH01274300 A JP H01274300A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、経路と時刻表に基づいて、運行計画に従って
運行する輸送機関の運行計画作成過程の初期値、中間値
、および最終結果として運行計画作成者および運行計画
管理者が参照する図形情報(ダイヤグラム)を表示する
ダイヤグラム表示装置に関する。
(従来の技術) 従来、ダイヤグラムを作成する場合、人間の運行:1両
作成専門家が紙と筆記具、またはグラフィックデイスプ
レィとXYプロッタ等を用いて作成し、評価し、修正し
ていた。しかし、ダイヤグラムは本来2次元(バス等)
や3次元(航空機)の経路に時間の次元を加えた3次元
や4次元の情報を2次元の平面図で表示するものであり
、次元を圧縮するための工夫が加えられている分−見し
て理解し難い表示内容になっていた。
人間に代って計算機がダイヤグラムを作成する場合もダ
イヤグラムの分り難さは人間が紙に作成した場合と同様
であった。
第11図を用いて従来のダイヤグラム表示装置のダイヤ
グラム表示機能を説明する。
符号1は表示対象の識別コードや表示範囲を指示する文
字入力手段、符号2は表示範囲を指示する位置入力手段
、符号4は指示された表示対象の経路に関する情報を図
形化して指示された範囲で表示させる図形情報演算手段
である。符号5はダイヤグラムに関する情報を格納する
ダイヤグラム情報記憶手段であって、表示パターン記憶
部51、経路定義記憶部52、時刻表情報記憶部53、
運用情報記憶部54、および区間定義記憶部55を9し
ている。符号6は図形情報演算手段4が図形情報化した
ダイヤグラム情報を記憶する図形情報記憶手段、符号7
は図形情報演算手段4の制御により図形情報記憶手段6
に記憶された図形情報に基づく図形を表示する表示手段
である。
ダイヤグラムの表示手順は以下のようになる。
(1)表示対象のパターンまたは経路の識別コードを文
字入力手段1を用いて図形情報演算手段4に入力する。
(2)表示図形が表示手段7の画面より大きい場合、文
字入力手段1または位置入力手段2によって表示したい
部分を図形情報演算手段4に指示する。
(3)手順(1)および(2)で得た情報に基づいて図
形情報演算手段4によって表示パターン記憶部51を検
索し、特定のパターン情報を得る。
表示パターン記憶部51はたとえば第12図に示すデー
タ構造を有している。
(4)手順(3)で得た表示パターン情報に基づいて図
形情報演算手段4によって第13図に示すデータ構造を
有している経路定義記憶部52と、第14図に示すデー
タ構造を有している区間定義記憶部55を参照して図形
情報を作成し、図形情報記憶手段6に格納する。
(5)手順(3)で得た表示パターン記憶部に基づいて
図形情報演算手段4によって第15図に示すデータ構造
を有している時刻表情報記憶部53を参照し、手順(4
)で得た2種類の定義情報と組合せて、輸送機関の移動
を示す斜線および区間端点における停止時間を示す横線
の情報を図形情報記憶手段6に格納する。
(6)手順(3)で得た表示パターン情報と手順(5)
で得た時刻表情報に基づいて図形情報演算手段4によっ
て第16図に示すデータ構造を何している運用情報記憶
部54を参照し、手順(5)で作成した斜線または横線
の端点のうち同一輸送機関を表す対を接続する線の情報
を図形情報記憶手段6に出力する。これにより同一輸送
機関に関するダイヤグラム内の図形は連続となる。
(7)そして、たとえば第17図に示す、データ構造を
持つ図形情報記憶手段6内の図形情報に基づいて図形情
報演算手段4によって表示手段7にダイヤグラムを表示
する。
(発明が解決しようとする課題) ダイヤグラムの表示は、作成中のダイヤグラム情報を図
形化して人間が評価し、修正の指針を得ることを目的と
している。第18図に示すダイヤグラムの作成過程では
固定情報入力ステップaで各定義情報が経路定義記憶部
52および区間定義記憶部55に1回格納される。そし
てダイヤグラム作成方針入力ステップbで1日の運行時
刻の範囲、輸送量dの勤務時間の制限、特定時間帯およ
び特定区間で実現すべき輸送量等の情報がダイヤグラム
作成演算装置9(または作成者)に1回与えられる。そ
の後もし存在すれば経路定義記憶部52および区間定義
記憶部55内の既存時刻表情報、運用情報とステップa
、  bで得た情報を参照してダイヤグラム作成演算装
置9(または作成者)は、時刻表作成ステップCで時刻
表情報を作成し、運用=1゛画作成ステップdで運用情
報を作成して経路定義記憶部52および区間定義記憶部
55に格納し、以下時刻表情報および運用情報を評価し
て満足できるまでステップc、dをくり返す。
評価に用いるダイヤグラムを表示するための情報は、ス
テップa以降の適当な時点で表示パターン入力ステップ
eとして表示パターン記憶部51に格納されている。
ところが、表示パターンのみが指示される第11図の図
形情報演算手段4だけでは、ダイヤグラム情報の相互に
関連する一部分を人間が迅速に把握できるようには表示
できなかった。第19図(a)、(b)、および(C)
を用いて迅速に把握できない点を説明する。
第19図(a)に示す経路に1は、点AからBlCを経
て点Eに至った後、逆順で点Aに戻る。経路に2は点A
からB、Dを経て点Eに至った後、逆順で点Aに戻る。
ここに区間BCと区間BDの所要時間は同一とする。
第19図(b)は経路k と経路に2の全体を重ね書き
したダイヤグラムである。このダイヤグラムで点Aから
点Cまでの輸送能力を評価しようとするとき、輸送機関
の輸送量が同一と仮定すると、点Aから点Cに到達する
線の数に輸送量を掛ければ良い。この場合に着目すべき
線は経路に1に属する線のみであるが線だけでは経路に
2と区別がつかない。
第19図(C)は経路に2の分岐する点Bから点Eまで
の区間を分けて書いたダイヤグラムである。
このダイヤグラムで点Aから点Eまでの輸送能力を評価
しようとすると、経路k と経路に2の両方に着目しな
ければならない。ところが、表示手段の画面の大きさに
制限があるので、経路に2の区間BDおよびDEが表示
されておらず経路に2線を見落すことがある。
本発明は、ダイヤグラム情報の相互に関連する部分の迅
速な評価が行えるようにダイヤグラムの一部分を強調し
て表示することのできるダイヤグラム表示装置を提供す
ることを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明によるダイヤグラム表示装置は、定められた時刻
表に従って所定の経路を運行する。輸送機関のダイヤグ
ラム情報を記憶するダイヤグラム情報記憶手段と、表示
対象および強調対象を指定するための入力手段と、表示
手段と、入力手段によって指定された表示対象をダイヤ
グラム情報記憶手段に記憶されたダイヤグラム情報の巾
から検索して図形情報に変換し、表示手段に表示させる
図形情報演算手段と、この図形情報演算手段によって変
換された図形情報を記憶する図形情報記憶手段と、ダイ
ヤグラム情報記憶手段および図形情報記憶手段を検索し
て表示手段に表示された図形情報の強調対象となる部分
の表示属性を変更して表示手段に強調表示させるととも
に図形情報記憶手段に記憶させる部分図形補助表示演算
手段とを備えていることを特徴とする。
(作 用) このように構成された本発明によるダイヤグラム表示装
置によれば表示手段に表示された図形情報の強調対象と
なる部分が入力手段によって指定される。すると、強調
対象となる部分の表示属性が部分図形補助表示演算手段
によって変更されて表示手段に強調表示される。以上に
より本発明はダイヤグラム情報の相互に関連する部分の
迅速な評価が行えるようにダイヤグラムの一部分を強調
して表示することができる。
(実施例) 第1図に本発明によるダイヤグラム表示装置の一実施例
を示す。この実施例のダイヤグラム表示装置は文字入力
手段1と、位置入力手段2と、図形情報演算手段4と、
ダイヤグラム情報記憶手段5と、図形情報記憶手段6と
、表示手段7と、部分図形補助表示演算手段8とを備え
ている。また、ダイヤグラム情報記憶手段5は表示パタ
ーン記憶部51と、経路定義記憶部52と、時刻表情報
記憶部53と、運用情報記憶部54と、区間定義記憶部
55を有している。部分図形補助表示演算手段8以外は
従来の技術の項で説明済のため説明を省略する。
部分図形補助表示演算手段8は、文字入力手段1または
位置入力手段2から強調すべき部分図形に関する情報を
得てダイヤグラム情報記憶手段5および図形情報記憶手
段6を検索する。そして図形情報演算手段4が作成・表
示しているダイヤグラムの図形情報のうち強調すべき部
分図形の表示属性を変更し、図形情報記憶手段6に格納
するとともに表示手段7に表示させる。また、文字入力
手段1または位置入力手段2から表示範囲変更の指示が
あればダイヤグラム情報記憶手段5および図形情報記憶
手段6を検索し、強調中の図形の存在範囲を表示手段7
に表示させる。
次に作用を説明する。
文字入力手段1を用いて表示対象パターンまたは経路の
識別コードを入力する。そして表示手段7の画面が表示
対象より小さいか、または現在の表示範囲と異なる範囲
を表示したい場合は、文字入力手段1または位置入力手
段2により表示したい範囲の存在する方向を入力し、図
形情報演算手段4に与える。
文字入力手段1または位置人ツノ手段2から入力された
情報に基づいてダイヤグラム情報記憶手段5内にある表
示パターン記憶部51、経路定義記憶部52、時刻表情
報記憶部53、運用情報記憶部54および区間定義記憶
部55が図形情報演算手段4によって検索される。そし
て表示したり図形のrlt位長、時刻を表す横軸の表示
範囲、経路内の位置を所要時間で表す縦軸の表示範囲、
経路を構成する区間の端点の位置に対応する横線の位置
、各経路の各区間の表示位置、輸送機器の出発時刻から
経路内の各区間の所要時間と各端点の停止時間を経て終
点または折返し点に至る線分列、および特定の輸送機器
の運用情報により上記線分列を接続する線等の情報が計
算され、図形情報の形に変換されて図形情報記憶手段6
に格納される。
表示したり図形情報がすべて図形情報記憶手段6に格納
された後、図形情報演算手段4によって上記の図形情報
に基づく図形が表示手段7に表示されるように指示され
るか、または図形情報を図形情報記憶手段6に格納する
ごとにその図形情報に基く図形が表示手段7に表示され
る。図形を表示させる場合表示手段7の画面サイズに合
わせて表示範囲も指定され、表示範囲外の図形は図面に
表示されないようにする。
表示手段7に表示さている図形、すなわちダイヤグラム
に対して、強調したい部分図形を識別できる情報(たと
えば端点、区間、2端点、区間列に関する情報)および
強調表示の指示が文字入力手段1および位置入力手段2
から部分図形補助表示演算手段8に与えられる。すると
、部分図形補助表示演算手段8は、強調すべき部分図形
に関する情報をダイヤグラム情報記憶手段5から検索し
、計算し、図形の表示属性、たとえば線の種類(実線・
破線・その他)、線の太さ1点(円)の大きさ、輝度1
色、および背景色との逆転等を図形情報演算手段4が作
成の図形情報と異なる図形情報に変換し、図形情報記憶
手段6内の表示属性以外は同一の図形情報と置き換える
か、または−時的な表示図形として図形情報記憶手段6
に追加格納する。
図形情報がすべて図形情報記憶手段6に格納された後、
部分図形補助表示演算手段8によって上記図形情報に基
づく図形が表示手段7に表示されるよう指示されるか、
または−時的な表示図形が無い場合は、図形情報が図形
情報記憶手段6に格納されるごとに上記図形情報に基づ
く図形が表示手段7に表示される。
図形情報演算手段4によって図形情報記憶手段6に格納
された図形情報中に部分図形に関する識別コードが第1
0図に示すように含まれている場合は、図形情報記憶手
段6を部分図形補助表示演算手段8によって検索するこ
とにより表示属性を変更すべき図形情報を変換すること
なしに効率的に得ることができる。
部分図形補助表示演算手段8が部分図形を強調している
状態では、文字入力手段1または位置入力手段2により
表示したい範囲の存在する方向が指示された場合、部分
図形補助表示演算手段8は、ダイヤグラム情報記憶手段
または図形情報記憶手段6内の情報を検索する。そして
、強調中の部分図形が指示された方向に存在しない場合
は現状の表示を変更せず、強調中の部分図形が指示され
た方向に存在する場合は指示方向に存在する最初の強調
されている図形を含み、現在表示されていない強調され
ている図形を最大限含むような表示範囲を計算し、その
範囲の表示に変更する。
第1図に示す構成要素に具体的な例を当てはめた場合を
説明する。
符号1の文字入力手段はキーボード入力装置、符号2の
位置入力手段はマウス、符号4はグラフィックス機能を
備えた図形情報演算手段、符号5は文字・数値データを
格納するダイヤグラム情報データベース、符号51,5
2,53,54.および55はデータベース中の1まと
まりの情報を格納したディスクファイル群から成る部分
データベースである。表示パターン記憶部51は、ダイ
ヤグラム情報を表示する時のみ必要となる情報を第12
図に示すデータ構造で保持する。経路定義記憶部52、
区間列としての経路情報を第13図に示すデータ構造で
保持する。時刻表情報記憶部53は、輸送機関がいつ、
どの経路のどの位置に居るかを定めるための時刻に関す
る情報を第15図に示すデータ構造で保持する。運用情
報記憶部54は、個々の輸送機関が特定時刻に存在する
経路または端点を定めて時刻表情報記憶部53を補う情
報を第16図に示すデータ構造で保持する。
区間定義記憶部55は、端点の対としての区間を定義す
るとともに輸送機関が端点間を移動するのに要すると想
定した所要時間、および端点間に存在する他の停止点に
関する情報等を第14図に示すデータ構造で保持する。
図形情報記憶手段6は、図形データベースであり、図形
情報を保持する。
表示手段7は、緑、赤、他の色を表示できるグラフィッ
クデイスプレィである。図形情報演算手段4は表示パタ
ーンを与えられた場合、現在のダイヤグラム情報と対応
する固定のダイヤグラムしか作成できないのに対し、部
分図形補助表示演算手段8は、端点の対、区間の列、端
点、時間帯、輸送機関の識別コード、および輸送要員の
識別コードなどのダイヤグラムの一部分である部分図形
にのみ関連する情報が与えられると、ダイヤグラム中の
部分図形をその他の部分と異なる色でグラフィックデイ
スプレィに表示させる。
輸送機関の例としてバスを想定し、第3図(a)に示す
××営業所系統の運行区間に第3図(b)に示す経路に
3、経路に4、および経路に5の3種類の経路が存在す
るものとする。第3図(a)の数字は、各区間の停留所
間の所要走行時間の比率を示す。
まず××営業所系統を表示する識別番号と表示時間帯が
キーボード入力装置1より入力される。
すると図形情報演算手段4は表示パターン記憶部51を
検索し、表示単位長さと表示すべき経路、横線を引く必
要のある停留所、経路内の区間の縦方向表示位置、およ
び表示タイトル等を得る。図形情報演算手段4は、さら
に区間定義記憶部55を検索して各区間の所要時間、各
停留所の横線間の距離、および停留所名等の情報を入手
し、第4図に示す表示の枠組の図形情報を作成して図形
データベース6に格納する。
次に図形情報演算手段4は、経路定義記憶部52を検索
して、各経路の構成区間の表示位置等の情報を得る。第
4図において経路に3は全体が中央部に納まり、経路k
 はA−Cの区間を中央部に、C−Fの区間を下部に、
F−Gの区間を上部に置き、経路に5はA−Bの区間を
中央部に、B−Gの区間を上部に置くことになる。さら
に、時刻表情報記憶部53を経路と時間帯で検索し、バ
スが停留所に発着する時刻、すなわちバスの移動を表す
斜線と、停止を表す横線の端点の座標とを得る。そして
図形情報演算手段4は、第5図に示す斜線と端点の図形
情報を図形データベース6に格納する。
図形情報演算手段4の最後の表示として運用情報記憶部
54を経路と経路の起点、終点、折返し点等線の途切れ
る停留所の発着時刻とで検索し、同一のバスが運行する
2端点があればそれらを接続する第6図に示す線の図形
情報を図形データベース6に格納する。図形情報演算手
段4は、図形データベース6内の図形情報をグラフィッ
クデイスプレィ7に表示させる。この時の図形情報の表
示属性はすべて同一で緑色とする。また、グラフィック
デイスプレィ7の画面サイズの制約により画面にはダイ
ヤグラムの上部全体と中央部の一部が表示されている。
上記の表示状態において、停留所Aから停留所Cに至る
区間の指示がキーボード入力装置1から部分図形補助表
示演算手段8に伝えられると、表示パターン記憶部51
から表示中の経路を経て経路定義記憶部52を検索し、
指示区間を含む経路と経由する区間列を入手する。そし
て時刻表情報記憶部53を検索して各糸路の指示区間を
バスが走行する時刻の情報を求める。
部分図形補助表示演算手段8は、得られた情報をもとに
、表示属性が赤色の斜線の図形情報を作成し、図形デー
タベース6に追加格納し、グラフィックデイスプレィ7
に第7図に示すように表示する。同図においては赤を二
重線で表現している。
次に、停留所Bから停留所Gに至る区間の指示がキーボ
ード入力装置1から部分図形補助表示演算手段8に伝え
られると、図形データベース6内の表示属性が赤色の図
形情報を削除した後、上記の手順で指示区間を第8図に
示すように表示させる。
第8図を見ると、端点Cと端点Fで途切れている赤色の
区間、つまり斜線がある。この途切れる区間がどの区間
に接続されているかを知るために、マウス2を用いて表
示中のダイヤグラムの下端が指示されると、部分図形補
助表示演算手段8は、図形データベース6を検索して現
在表示中の部分の下方に赤色の図形が存在するかどうか
を調べ、もし存在すれば最も近い赤色図形を含む表示範
囲を計算し、グラフィックデイスプレィ7の表示範囲を
第9図に示すように変更する。
以上のことから本実施例によれば、ダイヤグラム情報の
相互に関連する部分の迅速な評価が行えるようにダイヤ
グラムの一部分を強調して表示することができる。
(他の実施例) 上記実施例ではバスのダイヤグラムの表示について述べ
たが、本発明の適用分野は定められた時刻表に従って所
定の経路を運行する任意の輸送機関のスケジュール作成
に適用できる。
また、上記実施例の構成は第2図に示すように単純化で
きる。第2図において符号IAの入力手段は、メニュー
画面方式の採用によって位置入力装置か、または変更指
示を文字入力装置で代用するための文字入力装置であれ
ば良い。ダイヤグラム情報記憶手段5Aは、表示のみに
関する表示パターン記憶部51A1ダイヤ作成中固定の
定義記憶部52A1ダイヤ完成まで変更をくり返す作成
対象情報記憶部53Aを含むことが要件であり、データ
構成は限定されない。表示手段7Aは、任意の位置に線
分と数字を含む文字とを表示できるとともに表示属性と
して線の実線・破線等の種類、太さ、輝度、色、背景色
との反転の少なくとも1つを個々の表示線分に対して与
えらられることを要件とする。図形情報記憶手段6Aは
、表示手段7Aに表示する図形を定めるに足る情報とし
て図形の種類(線分・文字・その他)、表示座標、大き
さ、および表示属性を保持する。そして、図形情報演算
手段4Aと部分図形補助表示演算手段8Aが参照し、更
新することができればデータ構造は問わない。
なお、本発明はダイヤグラム表示装置に関するものであ
り、ダイヤグラム情報の作成方法やその構成には依存し
ない。
ダイヤグラムのフォーマットに関して横軸は時刻を表す
が、縦軸は輸送機器が区間の端点に存在する箇所を除き
、経路内距離あるいは所要時間を厳密に表す訳ではない
。区間に対する所要時間が時間帯により異なる輸送機関
がバス、列車等存在することからも縦軸方向の長さが距
離や所定時間に比例しないことは明らかである。従って
、本発明が対象とするダイヤグラムの要件としては、時
刻を表す軸と、輸送機関がある時刻に特定の端点に存在
するか、またはある時刻と別の時刻の間に特定の区間が
途中に存在することを表す軸とがあれば十分である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ダイヤグラム情報の相互に関連する部
分の迅速な評価が行えるようにダイヤグラムの一部分を
強調して表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるダイヤグラム表示装置の一実施例
を示すブロック図、第2図は本発明によるダイヤグラム
表示装置の他の実施例を示すブロック図、第3図は第1
図に示す実施例を説明するために用いたバスの運行経路
を示す図、第4図は第3図に示すバスの運行経路のダイ
ヤグラムの枠組を示す図、第5図は第4図に時刻表情報
を参照してバスの位置を示す斜線や横線を加えた図、第
6図は運用情報を参照して折り返し点等で途切れていた
同一輸送機関に対する第5図に示す線分を接続した結果
を示す図、第7図は第6図に示す表示図形に対して停留
所AからCに至る区間を強調した図、第8図は第7図に
示す表示図形のうち停留所Bから停留所Gに至る区間を
強調するとともに表示図形上部から表示手段の画面に納
まる分を表示した図、第9図は第8図に示す表示図形に
対し画面下方の表示を指示された後の表示図、第10図
は図形情報記憶手段に格納されるデータの構造を示す図
、第11図は従来のダイヤグラム表示装置を示すブロッ
ク図、第12図は表示パターン記憶部に格納されるデー
タの構造を示す図、第13図は経路定義記憶部に格納さ
れるデータの構造を示す図、第14図は区間定義記憶部
に格納されるデータの構造を示す図、第15図は時刻表
情報記憶部に格納されるデータの構造を示す図、第16
図は運用情報記憶部に格納されるデータの構造を示す図
、第17図は図形情報記憶手段に格納されるデータの構
造を示す図、第18図はダイヤグラム情報作成システム
の一例を示すブロック図、第19図は従来のダイヤグラ
ム表示装置の問題点を説明する説明図である。 1・・・文字入力手段、2・・・位置入力手段、4・・
・図形情報演算手段、5・・・ダイヤグラム情報記憶手
段、6・・・図形情報記憶手段、7・・・表示手段、8
・・・部分図形補助表示演算手段、51・・・表示パタ
ーン記憶部、52・・・経路定義記憶部、53・・・時
刻表情報記憶部、54・・・運用情報記憶部、55・・
・区間定義記憶部。 出願人代理人  佐  藤  −雄 第1図 第2図 経路4.3  A−B−C−E−C−B−A第3図(b
) 第4図 党5区 党6図 第7図 党9図 第10図 兜11図 銚13図 鵬14図 艷16図 @17図 晃I9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 定められた時刻表に従って所定の経路を運行する輸送機
    関のダイヤグラム情報を記憶するダイヤグラム情報記憶
    手段と、表示対象および強調対象を指定するための入力
    手段と、表示手段と、前記入力手段によって指定された
    表示対象を前記ダイヤグラム情報記憶手段に記憶された
    ダイヤグラム情報の中から検索して図形情報に変換し、
    前記表示手段に表示させる図形情報演算手段と、この図
    形情報演算手段によって変換された図形情報を記憶する
    図形情報記憶手段と、前記ダイヤグラム情報記憶手段お
    よび図形情報記憶手段を検索して前記表示手段に表示さ
    れた図形情報の強調対象となる部分の表示属性を変更し
    て前記表示手段に強調表示させるとともに前記図形デー
    タベース記憶手段に記憶させる部分図形補助表示演算手
    段とを備えていることを特徴とするダイヤグラム表示装
    置。
JP10292488A 1988-04-26 1988-04-26 ダイヤグラム表示装置 Expired - Lifetime JP2534750B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014197289A (ja) * 2013-03-29 2014-10-16 日本電気株式会社 航空機状況表示システム、航空機状況表示方法および航空機状況表示プログラム

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