JP4013638B2 - 交通流シミュレータの経路情報編集装置及び方法 - Google Patents

交通流シミュレータの経路情報編集装置及び方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、交通流シミュレータにおける経路選択特性に関するデータ入力作業を効率よく、かつ漏れなく定義するためのデータ入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
交通流シミュレータは、交通計画における交通モデルを交通量や走行条件を変えながら交通状況がどのように変化するかをコンピュータ上でシミュレーションしてその結果を評価するものである。通常、このような交通流シミュレータにおけるデータ入力は、シミュレーションの対象になる交通モデルより、交差点をノード番号,交差点間を結ぶ線分をリンク番号,車線をレーン番号、さらに交通モデル全体を座標値データに数値化させたり符号化したりしてテキストファイル形式で記述する。また、車両の走行モデルは車両属性に起点(O)と終点(D)からなるOD交通量及び、経路情報を与えて経路選択行動を内性化しているものとそうでないものの2つに分類される。内性化されていないモデルの場合、経路選択を交差点での分岐率で設定する必要があり、施策による交通行動への影響を見ることができないが、経路選択特性があらかじめ判明している場合に、逆にシミュレーションによる経路選択行動を吟味する必要がないため有利なモデルといえる。
【0003】
ここで経路選択モデルにおけるデータ入力の場合、対象となる道路ネットワークを数値化および符号化した後に起点と終点をリンク番号に置き換えて、交通量は起点から終点までの発生する車両台数と消滅する車両台数を記述し、走行経路は起点から終点までの車線をリンク番号とノード番号と座標データを交えながらテキストファイル形式で記述するのが一般的である。このときのテキストファイル形式の記述は、起点と終点の組み合わせを列挙しながら記述する方法や、マイクロソフトのパッケージソフトEXCELのようにマトリックスが作れる市販ソフトを用いて、起点と終点を縦軸と横軸に列挙してから記述する方法がある。また、交通流シミュレーションに関連するソフトとしては、日立のTRAFFICSS(Ver2.8)やJICAのSTRADA(Ver1.10)にも、交通量や車両の走行経路の編集ができるものがある。いずれもすべて人手で行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の交通流シミュレータの交通条件のデータの入力では、シミュレーション対象となる道路ネットワーク及び車両の走行に関するパラメータを数値化し、テキストファイルにて記述していた。しかしながら、シミュレーションを実施する対象範囲が広域になると、記述するデータ量が増大するため人為的な入力ミスも生じ易く、また交通条件の設定や変更に多大な時間が掛かるために迅速な事前評価ができないという課題が生じる。特に、経路選択モデルにおけるデータ入力については起点と終点をリンク番号に置き換えて表現するため、ODを列挙するようなデータの入力方法では、対象になるODの組み合わせに漏れが生じやすく、人為的な入力ミスや入力漏れの確立が高くなる。またEXCEL等のマトリックスによるデータの入力方法でもミスは少なくなるもののマトリックスを構成する起点と終点は人手で抽出するため入力の形を作るのに時間を要し、起点と終点はリンク番号での表現なので、交通モデル上での位置確認は数字を追いかけての作業から開放されない。また一方通行のような起点か終点のみしか存在しないケースについてはm×nのマトリックスとなり起点と終点の対応が取りにくい。さらに、OD交通量の設定の他に、OD交通量に対応した経路情報を設定する必要があり対応関係を維持しながら編集するには、データの連動性が望まれる。
【0005】
本発明の目的は、上述のような問題点を解決するために、交通流シミュレータの経路選択に関するデータの入力において、交通量や走行経路の編集が効率良くできる編集方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記の課題を解決するために、本発明では経路選択モデルに対して道路構造データより起点と終点のリンク番号を取り出し、片方のリンク番号しかない場合は相手側に仮想リンク番号をつけてn×nマトリックスを作成し、それをそのままディスプレイ上に表示してデータの入力画面とし、あらかじめすべてのOD間にデフォルトの交通量を定義し、交通量が定義されたOD間に対してデフォルトの走行経路を設定し、走行経路が設定されているOD間に対してn×nマトリックスの画面上に走行経路本数を表示可能なデータ編集方法を用いる。
【0007】
また、経路選択モデルに対して道路構造データより起点と終点のリンク番号を取り出して作成されたn×nマトリックスのデータの入力画面と道路ネットワークの表示画面とがディスプレイ上で連動し、n×nマトリックスのデータの入力画面内の任意のセルを選択すると該当する経路が道路ネットワークの表示画面上で強調表示されるとともに走行経路の編集画面が起動し、起動した走行経路の編集画面より設定された走行経路を選ぶと該当する車線が道路ネットワークの表示画面上で色分け表示され、道路ネットワークの表示画面上より任意の車線を選ぶと該当するリンク番号が走行経路の編集画面に表示することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
【0009】
図1は、本発明の全体構成を説明する図である。
【0010】
本発明の経路選択モデルにおける交通流シミュレータは、シミュレーションの対象になる入力データを入力する入力部10と、車両の走行経路情報や道路ネットワークデータを編集するデータ編集部20と、道路ネットワークの接続関係を定義したデータを格納した道路ネットワークデータベース31と、走行車両の発生台数や走行経路や、信号機の現時に関するデータ等を格納した交通流パラメータデータベース32と、交通流シミュレーション部40と、シミュレーション結果やデータ編集部の編集過程を表示するディスプレイ50により構成される。さらに、入力部10はキーボード11やマウス12で構成され、データ編集部20は道路ネットワーク編集部23とOD表生成部22とODデータ編集部21により構成される。
【0011】
以下、交通流シミュレーションの車両の走行経路情報を編集する装置の全体処理の流れを図2に示す。経路選択モデルにおける交通流シミュレータは、シミュレーションの対象になる入力データを入力部10から読み込んで、データ編集部20の道路ネットワーク編集部23で道路ネットワークデータベース31に変換するとともに(431)、車両の発生と消滅を行う車線を起点および終点として全て取り出してOD表生成部22によりOD表を作成し(432)、作成されたOD表をもとにODデータ編集部21にて所望のOD表を編集し(433)、交通流パラメータデータベース32を作成する(434)。データ編集部20はディスプレイ50に画面表示され、道路ネットワーク編集部23とOD表生成部22とODデータ編集部20をお互いに連動させながら入力部10を介したキーボード11やマウス12で操作して道路ネットワークデータベース31と交通流パラメータデータベース32を編集し、結果は交通流シミュレーション部40へ送られる。交通流シミュレーション部40では、作成された道路ネットワークデータベース31と交通流パラメータデータベース32をもとにシミュレーションを実行し(435)、車両1台毎の挙動をアニメーションとしてディスプレイ50にて確認することができる。
【0012】
図3はデータ編集部20のディスプレイ50での表示画面を示した図である。画面上にはOD間の走行条件を設定する交通モデルの入出力を制御するファイル100とOD間の走行条件を編集するOD編集110のメニューが用意されている。ファイル100には、編集対象の交通モデルを読み込むオープン101と走行条件の編集結果を保存するセーブ102と編集作業が終了したことを示すクローズ103のプルダウンメニューが用意されており、これらのメニューは道路ネットワーク編集部23に位置する。OD編集110にはOD間の交通量を設定するOD交通量111とOD間の走行経路の編集を行うOD走行経路112のプルダウンメニューが用意されており、OD交通量111はOD表生成部22に、
OD走行経路111はODデータ編集部21に位置している。
【0013】
図4はオープン101よって読み込まれた交通モデルの例を示した図であり、以下この図を道路ネットワーク画面120として記述する。
【0014】
道路ネットワーク画面120は交通モデルが読み込まれるとディスプレイ50に表示され、同時にすべての車線にレーン番号(Ln)が付けられ車の進路方向が定義される。次にこれらのフィールド状態を、シミュレーションを行うために図5のようなシンボル的な情報に変換し、交差点をノード番号(n)に、交差点間を結ぶ線分を上り方向と下り方向のリンク番号(Lk)に、またノード番号
(n)は1メートルを座標単位とした座標値に置き換えて表現される。このためレーン番号(Ln)は上り方向か下り方向のリンク番号(Lk)に纏められる。またリンク番号(Lk)は道路の上り方向と下り方向ごとに付けられるため、ノード番号n2とn10の区間のように下り方向のみの一方通行のようなケースでは、上り方向のリンク番号(Lk)は付かない。ここで変換された内容は道路ネットワークデータベース31へ格納される。道路ネットワークデータベース31は、図6のレーンデータ,図7のリンクデータ,図8のノードデータで構成されている。
【0015】
図6のレーンデータは例えば格納順にアドレス130と、レーン番号131と、レーンの進行方向を0は直進、1は左折、2は右折で示す方向属性132と、レーンがどのリンク番号に含まれているのかを参照するリンクデータへのポインタ133と、同じリンク番号141のレーンであることを示す同一レーンデータへのポインタ134と、1メートルを座標単位にして換算したレーン幅135で構成されている。
【0016】
図7のリンクデータも例えば格納順にアドレス140と、すべてのリンク番号141と、その両端にある開始ノード番号142と終了ノード番号143と、リンク番号141に含まれるレーン番号131を参照するレーンデータへのポインタ144と、ディスプレイ50でのリンク番号141の表示を0は通常、1は強調、2は色分けで判定する表示フラグ145で構成されている。
【0017】
図8のノードデータは、すべてのノード番号150と、ノード番号150をディスプレイ50で表示するときのX座標151とY座標152で構成されている。
【0018】
このように道路ネットワーク画面120は道路ネットワークデータベース31に置き換えられるが、逆に道路ネットワークデータベース31から道路ネットワーク画面120を参照することも可能である。例えばLn1が道路ネットワーク画面120のどこにあるかを知りたいときは、図6のノードデータよりLn1のリンクデータへのポインタ134は図7のリンクデータのアドレス146を指しているので表示フラグ145を1にする。道路ネットワーク編集部23は図7のリンクデータの表示フラグ145が1になっているアドレス146に対して開始ノード番号n1と終了ノード番号n9を取り出し、図8のノードデータのノード番号150を参照して座標値(X10,Y30)と座標値(X20,Y30)を取り出し、レーンデータへのポインタ144より図6のレーンデータのアドレス136のレーン幅を加算した座標値(X10,Y30)−座標値(X20,Y30+4)を道路ネットワーク画面120へ送り、図7のリンクデータの表示フラグ145に従って強調表示する。
【0019】
図9は、OD表生成部22が作られるまでのフローチャートを示している。基本的にはノード番号同士のつながりを見て、相手が1つだけのノード番号(以下端点と記述)を探し出してその区間をODにする。まずステップ401で任意のノード番号を取り出すと、ステップ402で取り出された任意のノード番号が他のノード番号とつながっていないかを検索し、ステップ403で検索した結果、ノード番号が端点か判定し、YESならステップ404へ進み、NOならステップ410へ進む。ステップ404ではつながっているノード番号との間に上り方向のリンク番号があるか判定し、YESならステップ405で起点として上り方向のリンク番号を登録し、NOならステップ406で−1を起点として登録する。次にステップ407へ進み下り方向のリンク番号があるか判定し、YESならステップ408で終点に下り方向のリンク番号を登録し、NOなら−1を終点として登録する。ステップ410では他のノード番号とのつながりを見ていない未処理のノード番号があるか判定し、YESならステップ401へ戻って端点を検索する処理を行い、NOならすべてのノード番号に対するチェックが終わったのでステップ411で起点を横軸に、終点を縦軸に配置してOD表生成部22を作成する。n×nにする理由は、起点と終点をペアにすることによりそのまま配置するだけでマトリックスが作成できるためであり、一方通行のような場合でもステップ406とステップ409で−1を仮想リンク番号にすることで実現できる。この実施例を、図5,図10,図11を用いて説明する。
【0020】
図10はn×nマトリックスを生成するときのみに作成される仮想のマトリックスデータの構成を示したものであり、OD編集メニュー110がマウス12でクリックされると、たとえばプログラム言語であるC言語のデータの構造を定義する関数であるstructで作成されたデータの構成を、同じく格納領域を確保する関数であるalloc によって構築され、端点のノード番号に係わる上り方向のリンク番号は起点リンク番号160へ登録され、下り方向のリンク番号は終点リンク番号161に登録され、必ずお互いがペアになるように作成される。図4の道路ネットワーク編集部23のノード番号n1は、他につながっているのはノード番号n9の1つだけなので、この区間の上り方向リンク番号Lk1を図10のマトリックスデータの起点リンク番号160に登録し、下り方向リンク番号Lk2を終点リンク番号161に登録する。またノード番号n2も他につながっているのはノード番号n10の1つだけなのでこの区間も図10のマトリックスデータへの登録対象になるが、下り方向のみの一方通行の区間のため上り方向のリンク番号を−1として終点リンク番号161に登録する。ノード番号n9は他につながっているノード番号が(n1,n8,n10,n12)と4つあるので図10のマトリックスデータへは登録されない。すべてのノード番号(n)の処理が終わったら図10のマトリックスデータを登録順に起点リンク番号160を図11の横軸170に、終点リンク番号161を縦軸171に配置して図11に示すOD表生成部22を作成する。これは例えばOD交通量111が選択されると図12のようにOD表生成部22はOD間の交通量画面180としてディスプレイ50に表示されるが、同一区間内の起点リンク番号と終点リンク番号の組み合わせは実際のフィールドではODとはならないので該当する組み合わせを斜線181にし、−1のリンク番号は存在しないことを示しているので該当する組み合わせを網掛け182にしてセルが選択できないようにした。このOD表生成部22より編集される交通流パラメータデータベース32は、ODの組み合わせを索引するODデータ、OD間の交通量を登録する車両発生データ、OD間の走行経路を登録する走行本数データと走行番号データと走行リンクデータで構成されているが、ここではODデータと交通量データについて図13,図14を用いて説明する。
【0021】
図12のODデータはOD間の交通量画面180からデータ入力をするときの索引になるものであり、OD間の交通量画面180のすべてのセルが対応できるように横軸183のリンク番号を起点リンク番号191、それに対応する縦軸184のリンク番号を終点リンク番号192として登録され、それぞれの組み合わせに対してアドレス190が付けられる。図14の車両発生データは車両の発生台数を示す交通量201と、シミュレーションするときに実際にその交通量を発生させるときは0、発生させないときは1にして判断する発生フラグ202とそれらを管理するアドレス200より構成され、図13のODデータとは平行な関係にあり、例えば図13のアドレス193に対しては図14のアドレス203の交通量が適用される。このため図13のODデータが作成されると同時に図14の車両発生データの作成も可能なため、デフォルト値として交通量には10を、発生フラグは0を登録して作成される。
【0022】
図15はOD間の交通量を変更するときの処理を示すフローチャートである。
【0023】
ステップ421でOD表生成部22より任意のセルを選んで交通量を入力すると、ステップ422で選んだセルに対応する横軸のリンク番号と縦軸のリンク番号が取り出され、ステップ423でODデータを検索し、ステップ424で取り出した横軸のリンク番号が起点リンク番号に登録されているか判定し、YESならステップ425へ進み、NOなら処理は終了する。ステップ425では登録されていた起点リンク番号と対になる終点リンク番号に取り出した縦軸のリンク番号があるか判定し、YESならステップ426で該当したODデータのアドレスと同じアドレスの車両発生データへ入力した交通量を登録し、NOなら処理が終了する。例えば図12のOD間の交通量画面180よりキーボード11とマウス12を用いてセルt1に発生させる交通量を入力するとLk1とLk4が取り出され、図13のODデータよりLk1はアドレス194に登録されており、そのアドレス内でLk4はアドレス193に登録されているので、図14の車両発生データよりアドレス203の交通量203にt1が登録される。またこのとき同時に図7のリンクデータのLk1とLk4のアドレス146とアドレス147の表示フラグ145を1にし、道路ネットワーク画面120の185,186区間を強調表示する。しかし交通モデルによっては起点から交通量を発生させてはいけないケースもある。たとえば図16に示すような駐車場を配したケースが該当する。
【0024】
この図ではノード番号n1,n3,n4,n6は端点であり、これに係わるリンク番号Lk1,Lk3,Lk5,Lk7は起点になるため交通量が発生する。しかしLk3とLk5は駐車場からの発生を意味するものであり、この場合は駐車場に入る車両数Lk4,Lk6によって決められる。このためLk3とLk5で交通量を新たに発生させ経路全体の交通量に矛盾が起こるので、これを防がなければならない。そこでOD間の交通量画面210のLk3とLk5をマウス12でクリックす経路画面上で網掛け211になり、図17のODデータよりLk3とLk5に該当するアドレス220が参照され、図18の車両発生データのアドレス230の発生フラグ232を1にして、シミュレーションのときには交通量231を発生させないようにした。
【0025】
図19,図20,図21は交通流パラメータデータベース32のOD間の走行経路を登録する走行本数データと走行番号データと走行リンクデータの構成を示す図である。
【0026】
図19の走行本数データは図13のODデータと平行な関係にあり、アドレス240はアドレス190と同じ位置を指し、OD間に設定されている経路本数241と、設定されている走行経路の経路番号251を参照する走行番号データへのポインタ242で構成されている。
【0027】
図20の走行番号データは、走行経路単位に付けられた経路番号251と、同一OD間に設定された走行経路であることを示す同一走行番号へのポインタ252と、経路番号251に該当する走行リンク番号261を示す走行リンクデータへのポインタ253と、これらを管理するアドレス250で構成されている。
【0028】
図21の走行リンクデータは、走行経路内の経路を示す走行リンク番号261と、同一経路内のリンク番号同士であることを示す同一走行リンクデータへのポインタ262で構成されている。これらのOD間の走行経路は、ODデータと走行本数データが平行な関係にあるため、図14の車両発生データが作成されたときに交通量201が定義されているアドレス200に対してデフォルトの走行経路が設定される。このため車両発生データは必ずデフォルトの交通量が定義されるので、同時にすべてのOD間に対してデフォルトの走行経路が設定されることになる。デフォルトの走行経路を作成するのはすべてのOD間に対しての走行経路の定義漏れを防ぐためであり、走行距離を座標換算して最短の経路を線分探索法で算出して設定される。このためデフォルトの走行経路は1経路のみの設定になるが、1経路あればレーンの進行方向の定義ミス等最低限の条件チェックが出来るので交通流シミュレーション部40での着手が容易になる。
【0029】
図22は走行経路を編集するときにディスプレイ50に表示されるOD表生成部22とODデータ編集部21を図4,図5の交通モデルを参考に示した図である。
【0030】
OD間の走行経路の編集は、ステップ451でプルダウンメニューよりOD走行経路112をマウス12で選択すると、OD表生成部22よりOD間の走行経路本数270を表示する画面が立ち上がり、すべてのセルに対して既に登録されている経路があればその本数をディスプレイ50に表示し、その中から編集したいODに対応するセルをマウス12でクリックすると、ODデータ編集部21よりOD間の経路編集280の画面が表示され、OD間の経路編集280の画面の起点表示欄281にクリックされたセルの横軸271のリンク番号が表示され、終点表示欄282に縦軸272のリンク番号が表示され、経路表示欄283には定義されている経路番号251が表示され、走行表示欄284には走行リンク番号261が表示される。例えば図22のOD間の走行経路本数270の場合、すべてのセルに対して図19の走行本数データの経路本数241が表示され、その中からセルr1をマウス12でクリックすると、ディスプレイ50にOD間の経路編集280の画面が立ち上がり、起点表示欄281にはLk1、終点表示欄282にはLk4が表示され、経路表示欄283には図13のODデータよりLk1とLk4の組み合わせはアドレス193なので図19の走行本数データのアドレス244より走行番号データへのポインタ242に該当する図20の走行番号データのアドレス254の経路番号251の1が表示され、走行表示欄284には図20の走行番号データのアドレス254走行リンクデータへのポインタ253に該当する図21の走行リンクデータのアドレス264の走行リンク番号261のLk18が表示される。また前記のOD間の交通量ときに述べたようにOD間の走行経路本数270の画面でもクリックされたセルに対応するLk1とLk4も道路ネットワーク画面290の291,292で強調表示されるが、同時に図21の走行リンクデータからLk18を取り出したときに図7リンクデータの表示フラグ145を2にし、道路ネットワーク編集部23はこれを受け取って道路ネットワーク画面290の293を色分け表示する。
【0031】
図23は図22に対して走行経路の編集を行ったときの実施例を示した図である。
【0032】
Lk1とLk4の区間は、デフォルトの段階では図21の走行リンクデータのとおりLk18の経路しか登録されていないが他に300,301,302の経路も存在する。この経路を設定する場合は、まず道路ネットワーク画面で300をクリックすると、クリックした点について図7のリンクデータよりすべてのリンク番号141の中から図8のノードデータのノード番号150のX座標151とY座標152と図6のレーンデータのレーン幅135を加算して求められた範囲にあるかを判定して該当するLk23が取り出され、OD間の経路編集320の編集メニュー323で新規324をマウス12でクリックすると走行表示欄321に表示される。同様に順次301,302とクリックして走行表示欄321に表示させ、すべての経路が揃ったら編集メニュー323の登録324をマウス12でクリックすると経路表示欄322に既存の経路番号251に+1した2が表示される。同時に図21の走行リンクデータは図24の走行リンクデータのようにアドレス330の後ろにm+1,m+2,m+3が追加されて走行リンク番号331にLk23,Lk22,Lk20が登録されてお互いを同一走行リンクデータへのポインタ332でつなぎ、図20の走行番号データは図25の走行番号データのようにアドレス340の後ろにn+1が追加されて経路番号341には2が登録されて同一OD間の経路番号342と同一走行番号データへのポインタ343でつながれ、図19の走行本数データは図26の走行本数データのように経路本数351が2に変更される。
【0033】
以上述べたように、n×nのマトリックスにすることによって、すべてのODを網羅する入力部が簡単に作成でき、またこの入力部を使ってOD間の走行条件を編集するので、漏れなく確実なデータ作成が可能になる。またディスプレイ50でデータ生成部が連動するため全体が容易に把握できるので、シミュレーションの条件変更も迅速に行え、さまざまなケースに対する評価を短時間で得ることが可能になる。
【0034】
【発明の効果】
上記の詳細な説明でも明らかなように、シミュレーション対象の交通モデルに対し、起点と終点を取り出してn×nマトリックスを作成し、それをOD間の走行条件データの入力画面としてディスプレイ上に表示してマウスやキーボードを用いて編集することで、すべてのOD間へ漏れやミスのないデータの設定が可能になるとともに、n×nマトリックスのデータ入力画面と道路ネットワークの表示画面がディスプレイ上で連動する事により複雑で多岐に渡る走行経路に関わるデータの編集が簡略化され、かつ定義内容の確認も瞬時に行える。またOD間の走行条件データにデフォルト値を設定することで特に編集しなくてもシミュレーションが実現できる環境を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体システム構成を示す図である。
【図2】本発明の処理フローを示す図である。
【図3】データ生成部の表示画面を示す図である。
【図4】道路ネットワーク画面での交通モデル例を示す図である。
【図5】道路構造データベースへの変換例を示す図である。
【図6】レーンデータのデータ構造を示す図である。
【図7】リンクデータのデータ構造を示す図である。
【図8】ノードデータのデータ構造を示す図である。
【図9】n×nマトリックスの作成手順を示すフローチャート図である。
【図10】n×nマトリックスを作成するときのベースになるマトリックスデータのデータ構造を示す図である。
【図11】n×nマトリックスを示す図である。
【図12】道路ネットワーク画面とOD間の交通量の画面との表示例を示す図である。
【図13】ODデータのデータ構造を示す図である。
【図14】車両発生データのデータ構造を示す図である。
【図15】OD間の交通量の画面よりデータの入力手順を示すフローチャート図である。
【図16】交通量が発生しないケースを示す図である。
【図17】交通量が発生しないケースでのODデータのデータ構造を示す図である。
【図18】交通量が発生しないケースでの車両発生データのデータ構造を示す図である。
【図19】走行本数データのデータ構造を示す図である。
【図20】走行番号データのデータ構造を示す図である。
【図21】走行リンクデータのデータ構造を示す図である。
【図22】道路ネットワーク画面とOD間の走行経路本数の画面とOD間の経路編集画面の表示例を示す図である。
【図23】OD間の経路編集の実行例を示す図である。
【図24】OD間の経路編集を行ったときの走行リンクデータのデータ構造を示す図である。
【図25】OD間の経路編集を行ったときの走行番号データのデータ構造を示す図である。
【図26】OD間の経路編集を行ったときの走行本数データのデータ構造を示す図である。
【符号の説明】
10…入力部、11…キーボード、12…マウス、20…データ編集部、21…ODデータ編集部、22…OD表生成部、23…道路ネットワーク編集部、31…道路ネットワークデータベース、32…交通流パラメータデータベース、40…交通流シミュレーション部、50…ディスプレイ。

Claims (4)

  1. 車両の流れを計算機上で模擬し、交通計画の立案や評価を行う交通流シミュレータにおいて、
    該評価対象となる交差点の位置や交差点間の接続関係を定義した道路ネットワークデータを作成編集し、作成された該道路ネットワークデータと該道路ネットワークデータの表示用のデータを関連づけて表示するネットワークデータ編集手段と、
    該入力された道路ネットワークデータをもとにマトリクス形式のデータ編集が可能なOD表を生成するOD表生成手段と、
    前記道路ネットワークデータの表示データと、シミュレーションの入力データとして必要な走行車両の発生量を設定する発生交通量設定マトリクスと、および前記道路ネットワークデータの表示データと、車両の走行経路を設定する走行経路情報設定マトリクスと、走行経路を編集する走行経路編集画面を相互に関連付けて編集するOD関連データ編集手段と、
    該道路ネットワークデータと車両や信号機等の制御に関するデータからなる交通流パラメータをもとにシミュレーションを行う交通流シミュレーション手段とを備え、
    前記OD関連データ編集手段は該発生交通量設定マトリクス及び該走行経路情報設定マトリクス内の任意のセルを選択することにより、該当する起点と終点を満足する走行経路を該道路ネットワークデータの表示画面上に関連づけて強調表示することを特徴とする交通流シミュレータの経路情報編集装置。
  2. 起点リンクのデータ及び終点リンクのデータを有する道路ネットワーク画面を表示し、
    前記道路ネットワーク画面上の前記起点リンクと前記終点リンクとを縦横軸として作成され、且つ、交通の発生量を表すn×nマトリクス発生交通量マトリクスを表示し、
    前記発生交通量マトリクスを編集するため、表上のセルをクリックすると、前記道路ネットワーク画面の対象部分が強調表示されることを特徴とする経路情報編集方法。
  3. 起点リンクのデータ及び終点リンクのデータを有する道路ネットワーク画面を表示し、
    前記道路ネットワーク画面上の前記起点リンクと前記終点リンクとを縦横軸として作成され、且つ、交通経路の本数を表すn×nマトリクス走行経路情報設定マトリクスを表示し、
    前記走行経路情報設定マトリクスを編集するため、表上のセルをクリックすると、前記道路ネットワーク画面の対象部分が強調表示されることを特徴とする経路情報編集方法。
  4. 起点リンクのデータ及び終点リンクのデータを有する道路ネットワーク画面を表示し、
    前記道路ネットワーク画面上の前記起点リンクと前記終点リンクとを縦横軸として作成された、交通の発生量を表すn×nマトリクス発生交通量マトリクスを表示すると共に、
    前記n×nマトリクス状の交通量表と同一の縦横軸の座標軸を有し、且つ、交通経路の本数を表すn×nマトリクス走行経路情報設定マトリクスを表示し、
    前記発生交通量マトリクスまたは前記走行経路情報設定マトリクスを編集するため、表上のセルをクリックすると、前記道路ネットワーク画面の対象部分が強調表示されることを特徴とする経路情報編集方法。
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