JP2981367B2 - シート給送制御装置 - Google Patents

シート給送制御装置

Info

Publication number
JP2981367B2
JP2981367B2 JP5155279A JP15527993A JP2981367B2 JP 2981367 B2 JP2981367 B2 JP 2981367B2 JP 5155279 A JP5155279 A JP 5155279A JP 15527993 A JP15527993 A JP 15527993A JP 2981367 B2 JP2981367 B2 JP 2981367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
feeding
amount
document
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5155279A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0713393A (ja
Inventor
雄郎 福田
潤 森本
茂生 楠本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP5155279A priority Critical patent/JP2981367B2/ja
Publication of JPH0713393A publication Critical patent/JPH0713393A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2981367B2 publication Critical patent/JP2981367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Holders For Sensitive Materials And Originals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の大きさにカット
されたシートを所定の位置に給送する装置、例えばシー
ト原稿等を読取位置へと給送してなるシート給送装置に
かかり、特に該シートの給送制御に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像記録装置によれば、シート状
の記録用紙を記録位置に搬送し、該用紙上に記録像を形
成した後に、装置外に排出している。例えば、原稿の画
像をそのまま記録媒体上に形成し、該記録媒体上の画像
をシート状の搬送されてくる用紙に転写し、該転写後の
用紙を定着工程を経て装置外へ排出する複写装置等があ
る。
【0003】上記複写装置は、原稿を所定の位置、つま
り原稿読取位置である露光位置に載置し、該露光位置の
原稿を記録媒体上に投影している。この場合、露光位置
にシート原稿を手動操作にて載置する手間を省くため
に、シート原稿を原稿載置トレイに載置しておき、該原
稿載置トレイ上のシート原稿を上記露光位置へと自動的
に搬送する原稿自動給送装置を備えた複写装置がある。
【0004】上記原稿自動給送装置のなかにも、露光位
置のシート原稿の画像露光が終了すれば、該露光位置よ
り給送し、再度露光位置へと再搬送し画像形成を行うた
めに上記原稿載置トレイ上に戻すものがある。このよう
にシート原稿を原稿載置トレイから露光位置へ、そして
露光位置から原稿載置トレイへと戻す循環式原稿搬送装
置(Recirculating Document Handler; 以下、RDHと
呼ぶ)なるものがある。
【0005】また、シート原稿の給送だけでなく、画像
形成装置によれば記録媒体である感光体上に形成された
画像、特にトナー画像をシート用紙に転写するために、
該シート用紙を転写位置へと給送するためのシート給送
装置が備えられている。このシート給送装置としては、
摩擦ローラを利用する他に、例えば特開昭60−825
37号公報に記載されているように、載置トレイ上に載
置されるシート用紙をエアー手段、つまりエアー吹き付
け及びエアー吸引によりエアー給送するもののある。
【0006】以上のように、画像形成装置には、シート
原稿を給送する装置、及びシート用紙を給送する給送装
置が備わっており、必要に応じて自動給送している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】原稿を所定位置に給送
する場合、該原稿は原稿載置トレイに載置されるが、そ
の載置量が予め決められている。つまり、原稿載置トレ
イに載置できる原稿の載置量(載置枚数)は、給送手段
の給送能力や、両面又は同一面への複写(合成複写)を
行う場合には、一旦複写用紙を中間トレイに収容する
が、この中間トレイに収容できる能力により、処理能力
が決められている。
【0008】そのため、原稿載置トレイにシート原稿を
載置する際に、給送できない量の原稿を載置した場合、
給送手段の能力不足による原稿の給送不良が生じたり、
中間トレイ内での用紙搬送トラブル等により複写装置が
途中で停止する。
【0009】これを防止するために、例えば特開昭59
−7647号公報および実開昭63−59157号公報
には、原稿載置トレイ上に載置される原稿が所定量を越
えるとこれを検知し、この検知に基づいて給送手段の動
作を禁止している。
【0010】また、給送手段としてエアー吸引やエアー
の吹き出しにより、カットシートを分離し、サクション
ベルト等を介してカットシートのエアー給送を行うもの
においては、その原稿載置トレイ上の原稿量に関係なく
常に一定のエアー量により給送しているため、どうして
も給送不良が生じる。そのため、従来では特開昭60−
82537号公報に開示されている通り、エアーの流量
を用紙の載置量に応じて制御することが明記されている
が、この場合には用紙が所定の量以上か否かによりエア
ーの流量を択一的に切り替えるだけのことである。その
ため、原稿量に応じた細かな制御を行うことができず、
エアー流量の不具合で給送不良が生じる確率が高くな
る。
【0011】しかも、特開昭59−7647号公報、実
開昭63−59157号公報によれば、単に載置される
シートが所定量を越えると、給送動作を禁止するだけの
ことで、また特開昭60−82537号公報によりえ
ば、所定量を越えるか否かによりエアーの流量を単に選
択するものであって、その載置量に応じたエアーの流量
を制御する術はない。したがって、従来では、所定量を
越えるか否かの検知に基づき、単に給送動作を制御する
か、あるいはエアー流量を単一に制御するだけのこと
で、シート載置量に応じたエアーの流量を制御すること
はできない。
【0012】本発明は、上述の問題点に鑑み、載置トレ
イ上のシート、例えば原稿の載置量を検知することによ
り、その載置量に応じたシート給送制御を行い、給送不
良を解消すると同時に、エアー流量を最適状態で駆動
し、確実なるエアー給送を可能にするシート給送制御装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の上述した目的を
達成するための請求項1記載のシート給送制御装置は、
カットシートを載置する載置トレイ、該載置トレイ上の
シートを所定の位置に給送するためのエアー手段を含む
給送手段とを備えてなるシート給送装置において、上記
載置トレイ上に載置されるシートの量を検知するために
載置されるシートに対して設けられた発光及び受光素子
からなる距離測定センサを有し、該センサと載置された
シート最上部との距離を測定することによりシート載置
量を検知する載置量検知手段と、上記載置量検知手段に
よるシート載置量に応じて上記給送手段のエアー流量を
制御してなる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0014】本発明の請求項2記載のシート給送制御装
置は、請求項1記載のものにおいて、給送手段が載置さ
れたシートを処理できる処理可能なシート量を予め記憶
する手段と、該記憶手段の記憶データと載置量検知手段
にて検知したシート載置量とを比較する比較手段と、を
備え、制御手段は上記比較手段の比較結果に基づいて、
上記給送手段を動作可能な状態または非動作状態に設定
すると共に、動作可能な状態においては載置量検知手段
のシート載置量に応じたエアー流量に制御することを特
徴とする。
【0015】本発明の請求項3記載のシート給送制御装
置は、請求項1において、給送手段は、載置トレイ上の
シート原稿を所定位置に給送した後、載置トレイへと戻
す原稿循環搬送手段であることを特徴とする。
【0016】
【0017】また本発明の上述した目的を達成するため
請求項記載のシート給送制御装置は、カットシート
を載置する載置トレイと、該載置トレイ上の原稿を所定
の位置に給送するためのエアー手段を含む給送手段とを
備えてなるシート給送装置において、上記載置トレイ上
に載置されるシートの量を検知するために載置されるシ
ートに対して設けられ発光及び受光素子からなり載置
シートの最上部までの距離を測定する距離測定センサ
と、上記載置トレイに載置されるシートの有無を検出す
るシート検出手段と、上記シート検出手段の非検出信号
に応答して、上記距離測定センサの距離測定にかかる自
己診断を行い、該自己診断による正常時に上記距離測定
センサにて測定したシート量に応じた上記給送手段のエ
アー量に制御する一方、自己診断による故障時に上記距
離測定センサによるシート量の検出に関係なく上記給送
手段を標準状態で駆動制御してなる制御手段と、を備え
たことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項記載のシート給送制御装
置は、請求項4記載の装置において、給送手段が載置さ
れるシートを処理できる処理可能なシート量を予め記憶
する記憶手段を備え、制御手段は、上記記憶手段に記憶
されたシート量を越える載置シートを距離測定センサが
検知すれば、上記給送手段の給送動作を禁止することを
特徴とする。
【0019】本発明の請求項記載のシート給送制御装
置は、請求項記載の装置において、距離測定センサを
載置トレイ上に載置されるシートの有無検知を行うシー
ト検知手段を兼用させるようにしたことを特徴とする。
【0020】
【作用】本発明の請求項1記載した構成の装置によれ
ば、シートが載置トレイ上に載置されれば、載置された
シートの載置量が載置量検知手段にて検知される。この
時、載置量検知手段は、距離測定センサにてセンサと載
置された最上部シートとの距離を、シートの枚数に応じ
た距離として求めることができ、より細かな給送制御が
可能となる。つまり、給送されるシートが徐々に減少す
ることで、その減少していくシートの残量を正確に検知
し、この検知状況に応じた給送制御を行える。特に、エ
アー手段のエアー流量を、載置量に応じて細かく制御で
き、給送手段による1枚給送を確実に行うことができ
る。
【0021】また、本発明の請求項2記載の装置によれ
ば、載置トレイの載置されるシート量としては予め決め
られた量以上が載置されると、給送不良等が生じること
から、その最大の載置量が予め記憶手段に記憶されてい
る。この記憶手段の記憶内容と、検知したシート載置量
とを比較手段が比較することで、記憶内容以上か否かの
検出結果を出力する。この比較結果に基づいて、制御手
段は、給送手段の給送動作を動作又は非動作状態に設定
する。そこで、動作状態に設定されれば、シート載置量
に応じたエアー流量に制御される。これにより安定給送
が可能になる。一方、検知されたシート載置量が記憶手
段の内容より多い(大きい)場合には、給送手段を非動
作状態に設定し、載置量が給送処理能力を超えたものと
して報知、例えば表示を行い、ユーザに給送処理するシ
ートの量を少なくするように指示することができる。
【0022】さらに、本発明の請求項3記載の装置によ
れば、原稿を所定の位置に給送した後、再度原稿トレイ
へと循環されるために、その載置量としては給送中の原
稿を除けば、常に一定の量の原稿が載置されるため、給
送開始前の載置量を検知し、これに基づくエアー量に固
定でき、より安定した給送、特に循環給送を可能にでき
ると共に、そのための制御が簡単になる。
【0023】
【0024】しかも本発明の請求項記載の装置によれ
ば、距離測定センサを自己診断することで、シート載置
量を正確に検知でき、その検知に基づく給送のためのエ
アー流量を制御できる。しかも、事故診断の結果、距離
測定センサが故障と判断されれば、距離測定センサの測
定距離に基づいて給送制御を行うことなく、給送手段の
能力に応じた標準でのエアー流量に設定して制御でき
る。これにより、無謀な制御を行うことなく、安定した
給送制御を行える。
【0025】また本発明の請求項記載の装置によれ
ば、請求項4記載のものにおいて、自己診断の結果、シ
ート載置量が給送手段の処理能力を超える場合には、給
送動作を禁止する。これにより給送不良を防止できる。
【0026】さらに本発明の請求項記載の装置によれ
ば、距離測定センサにて載置トレイに載置されるシート
の有無を距離測定に基づいて行える。この距離測定の結
果、シートがあれば、その距離をシートの載置量として
処理でき、請求項4記載の装におけるシート検知手段
の動作を兼用できる。よって、載置トレイに載置される
シートの有無検知する上記検知手段の機能をそのまま距
離測定センサにて実施できる。
【0027】
【実施例】以下に図面に従って、本発明による所定の大
きさにカットされたシートの給送装置の構成を説明す
る。また、以下の実施例においては、記録装置として複
写装置を例に説明するが、このような装置に限定される
ものではない。つまり、カットシートを所定の位置に給
送するための装置全てに適用できる。特に、シートを処
理するために画像形成装置における載置トレイ上のシー
ト用紙を転写位置に給送する給送装置、シート原稿を読
取位置に給送するための原稿給送装置等に適用できる。
また、画像形成装置に限らず、ファクシミリ等において
も、送信原稿を読取位置へと1枚給送する装置において
適用できることは勿論である。
【0028】図1は複写装置に適用される本発明のシー
ト給送制御装置の具体例を示す断面図、図2はシート給
送制御装置を原稿循環搬送装置(RDH)に適用した例
を示す断面図である。
【0029】図2において、複写装置は複写装置本体の
上部に、シート原稿を載置する原稿載置トレイを有した
原稿循環装置装置(RDH)30を備えている。
【0030】シート状の原稿1は、原稿載置トレイ2に
載置される。原稿載置トレイ2には、原稿載置トレイ上
に載置される原稿の有無を検出する検出用のマイクロス
イッチ3の作動片が位置しており、該マイクロスイッチ
3は原稿載置トレイ2に載置される原稿にて作動片が押
し下げられて動作し、原稿の存在を検出する。
【0031】原稿載置トレイ2上に載置される原稿上に
は、最上部の原稿より順次給送するための給送手段であ
る給送ベルト4が配置されている。この給送ベルト4に
はサクション手段の一部が内装されたおり、最上部の原
稿1をエアー吸引によりベルトに吸着し、該ベルトの移
動によりシート原稿を給送する。この給送手段である給
送ベルト4と共に、原稿載置トレイ2上に載置される積
載原稿をそれぞれに分離し、1枚給送を確実に行うため
にエアーを載置原稿の前面(給送方向の前面)より吹き
出すためのエアー吹出口5を配置している。このエアー
吹出口5からのエアーの吹き出しにより分離されたそれ
ぞれの原稿1の最上部のものをサクション手段にて給送
ベルト4に吸着させ、ベルト4を矢印方向に回転させる
ことで、原稿1の給送を行う。
【0032】給送された原稿1は、ガイド板にて形成さ
れる搬送経路6に沿って給送され、その搬送経路途中に
配置されている各種搬送ローラ7にて順次搬送されてい
く。その搬送経路途中には、原稿1の画像を複写装置本
体に設けら回転駆動される記録媒体である感光ドラム表
面に投影するための露光部8が配置されている。この露
光部8は、ガラス等の透明板9を有し、その透明板9の
下部より光照射する露光光源が配置されている。この露
光部8の位置に搬送される原稿1の複写画像面(下面)
は、その反対面より押圧ローラ10等にて押圧され、一
定速度で搬送される。
【0033】上記露光部8を通過した原稿1は、搬送ロ
ーラ7cを介してさらに搬送されて、原稿トレイ1の再
下部に戻され、再度循環搬送されることになる。図1の
原稿の循環搬送によれば、原稿1の上下面が反転して原
稿トレイ1へと戻されるため、原稿1が両面原稿の場合
には、1循環目(奇数循環目)においては原稿の一方の
面(表面)を、2循環目(偶数循環目)で反対面(裏
面)が露光部8に提示され、両面の画像が読取られ、例
えば感光ドラム上に投影できる。
【0034】また、片面原稿の場合には、原稿1を原稿
トレイへと戻す前に、さらに反転させることで同一面を
原稿トレイ1に向けて戻すこともできる。従って、図2
の原稿搬送経路に、さらに反転搬送経路を設け、該反転
搬送経路を、片面原稿の画像読取時に該経路を選択し、
両面原稿については図2に示す経路を選択して循環させ
ればよい。
【0035】以上が給送装置を備えるRDH30の概略
構成である。このRDH30の下部には、図示していな
い複写装置本体が位置する。つまり、複写装置本体に
は、上記露光部8を構成する透明板9に光照射し感光ド
ラム面に投影するための光学系が設けられている。この
光学系は、ハロゲンランプ等からなるコピーランプと、
複数枚のミラーと、ズームレンズ等を備え、透明板に搬
送されてくる原稿1の画像を感光ドラム上に投影する。
【0036】上記光学系の下方には、ドラム形状に形成
された感光ドラムが回転自在に配置されている。この感
光ドラムの周囲には画像を形成するための各種の装置が
配置されている。例えば帯電器、現像部、転写器、クリ
ーニング部及び除電器等が配置されており、上記光学系
による露光は、帯電器と現像部の間で行われる。従って
感光ドラムは、露光による原稿画像に応じた静電潜像が
形成され、該像がトナーにて現像され、転写器にて適宜
給送されてくるシート用紙の転写された後、該シート用
紙は感光ドラム面より分離され定着手段へと搬送され、
その後に複写装置の外へと排出される。この時、画像が
形成されたシート用紙にさらに画像を形成する場合、例
えば画像形成されたシート用紙の反対面に再度画像を形
成する場合には、シート用紙を排出することなく一旦中
間トレイへと搬送し、該中間トレイより再度シートを転
写位置へと給送している。
【0037】上述のように感光ドラムに画像を露光する
ためには、原稿載置トレイ2上に載置された原稿1を給
送ベルト4にて給送し、露光部8へと送り込む必要があ
る。そこで、給送ベルト4及び原稿の分離を行い1枚送
りを確実に行うために吹出口5の構成について、図1に
その詳細を示す。
【0038】給送ベルト4には、その中間部に上方から
垂下された吸気ダクト11の開口12を臨ませており、
その吸気ダクト11はファン装置13に連結されてお
り、矢印方向にエアーの流れを形成する。つまり、エア
ー吸引を行う。
【0039】また、吹出口5は、載置された原稿束を分
離するために、原稿の前面、さらに給送ベルト4に吸着
される原稿先端部を吹き付ける図示していないが複数の
エアー吹き出しノズルを有し、このノズルからなる吹出
口5は、排気ダクト14を介してファン装置15に連結
され、矢印方向のエアーの流れを形成する。
【0040】上記給送ベルト4は、図3の斜視図に示す
ように、駆動ローラ16a及び従動ローラ16bに複数
の無端状のベルト17を所定の間隔を隔てて巻き掛けて
構成されており、その無端ベルト17には厚み方向に挿
通する多数の通気孔18が分散して形成されており、そ
の通気孔18等を介して吸気ダクト11による吸引力て
に原稿1を吸着する。
【0041】以上のように構成された原稿のシート給送
装置において、給送手段である給送ベルト4及び吹出口
5を制御し、原稿載置トレイ2上に載置される原稿1の
給送を確実に安定給送する。そのために、本発明によれ
ば、原稿載置トレイ2上に載置される原稿1の載置量
(原稿量)を検知する手段を設けている。この原稿のシ
ート載置量検知手段は、図1に示すように、載置されて
原稿に対し対向配置された距離測定センサ20からな
り、その原稿面を光照射し、その反射光を受光手段にて
受光し、この受光条件により、センサ20から原稿面ま
での距離を測定するものである。この距離を測定するこ
とで、原稿枚数に対応する原稿量を判別できる。つま
り、原稿の量はその枚数に応じて、最上部と距離測定セ
ンサ20までの距離が変化することから、その距離を測
定することで載置トレイ2上に載置される量である原稿
量が検知できる。
【0042】そこで、距離測定センサ20に基づく、測
定距離に対応する載置量に応じて、給送ベルト4の動作
を制御すると共に、エアーの流量をも制御している。
【0043】上記距離測定センサ20は、要するにセン
サと載置原稿の最上部との距離により、載置されたシー
トの枚数が決まる(使用するシートの厚さが一定の場
合)ため、その距離に応じて載置枚数、つまり原稿量を
検知できる。この距離測定センサ20の詳細につては、
後に説明するが、該距離測定センサ20は赤外発光素子
21と、原稿からの反射光を受光する受光素子22とか
らなり、該受光素子22に出力を信号処理回路を介し
て、距離を演算処理することにより求める。
【0044】次に、図4に示すように構成された原稿の
シート給送装置の制御系について図4を参照に説明す
る。
【0045】図4に示すように、制御系は制御手段とし
てのマスターCPUからなるマイクロコンピュータ40
を備えている。マスターCPU40はROM41に予め
記憶されているプログラムに従って各種キーやセンサ類
からの信号を受信し、複写動作及びRDH30による原
稿の給送動作を制御する。
【0046】例えばマスターCPU40は、コピーラン
プ点灯回路42を介して光学系のコピーランプへの電圧
の供給及び供給停止を制御するとともに、コピーランプ
43へ印加する実行電圧レベルの調整を行う。また、マ
スターCPU40は、帯電器、現像装置、転写器、クリ
ーニング装置、及び除電器等の供給する電圧等を含めて
必要に応じて各種駆動回路を介して制御する。
【0047】さらに、マスターCPU40は、本発明に
かかる距離測定センサー20からの測定にかかる信号
を、信号処理回路50を介して受け取り、これに応じた
給送手段である給送ベルト4の駆動用モータ44及び、
原稿を分離し1枚給紙を行わせるための吹出口5からの
エアーの流れを形成するためのファン装置15の吹出駆
動用モータ45の回転速度を速度制御回路46に指示す
る。これにより速度制御回路46は、ドライバ47を介
して回転速度を制御する。
【0048】また、CPU40は、給送ベルト4のサク
ション手段を構成するファン装置13を駆動する吸引駆
動用モータ48をも含めて駆動制御する。そのため、回
転速度制御回路49に速度指令信号を送り、その速度指
令に従ってモータ48の回転速度が制御される。
【0049】上記距離測定センサ20は、距離測定を行
うために発光素子21を有している。そのためマスター
CPU40は、距離測定センサー20の距離測定を行う
ために、発光素子21を所定のタイミングでドライバ5
0を介して駆動し、この時の距離測定センサー20の受
光状態に応じて出力される信号を、信号処理回路51を
介して受信し、これに基づいて給紙ベルト4の駆動制
御、または吹出口5の駆動モータ45の回転速度を制御
する。
【0050】モータ45及び48は、CPU40より速
度指令信号を受ける速度制御回路46及び49にて、ド
ライバ47及52びを介してロータリーエンコーダ53
及び54の出力に基づいて、測定指令に応じた速度で駆
動制御される。この回転速度を制御するために、モータ
に供給する電圧を制御するか、あるいはモータの回転数
を決める周波数を制御することでモータの回転数を容易
に制御できる。
【0051】以上の構成による複写装置について、その
動作説明を行う。
【0052】複写原稿1は、例えばRDH30を利用し
て複写を行う場合に、原稿載置トレイ2内に、例えば画
像面を上にして載置される。そこで、コピースタートス
イッチ(コピ−釦)を操作すれば、CPU40はその指
令を受けて、複写動作を開始する。この複写動作を開始
する前に、CPU40は載置される原稿の量を検知する
ために、距離測定センサ20を駆動する。
【0053】従って、距離測定センサ20の発光部材2
1からの光が原稿を介して受光部材22にて受光され、
その受光条件に基づく信号を信号処理回路51を介して
CPU40が入力することで、センサ20と載置原稿の
最上部までの距離が演算され、求められる。この測定距
離が、原稿の載置量、つまり原稿量として処理され、該
原稿量が給送ベルト4にて給送できるか否かが判別され
る。つまり、載置される原稿が給送できる可能な量(規
定値)を越えるかを、予め記憶手段であるRAM55ま
たはROM41の所定の領域に記憶させておく。この記
憶された規定値と検知された原稿量とが比較され、検知
された原稿量が規定値を越える場合には、給送ベルト4
の駆動を禁止する。つまり駆動用モータ44の駆動を禁
止する。そして、CPU40は、載置原稿が規定値を越
えていることを報知する。この報知として、表示ランプ
を点灯させるか、また文字表示装置等を操作パネル部に
配置し、この表示装置に“原稿載置オーバー”といった
具合にユーザに対してメッセージで知られるようにす
る。
【0054】一方、規定値以下の原稿が原稿載置トレイ
2に載置されている場合には、CPU40は、給送ベル
ト4の駆動用モータ44の駆動を許容し、給紙指令によ
りドライバ56を介して給送動作を開始させると共に、
複写装置本体側においても用紙給紙を開始させコピー動
作を開始させる。この時、CPU40は、検知した原稿
量に応じて吹出口5より吹き出すエアー量を制御するた
めに、吹出用駆動モータ45の回転速度を設定し、この
速度指令を速度制御回路46に出力する。これにより、
吹出口5からのエアー流量が原稿量に応じて制御され
る。この場合、原稿量が多いと、そのエアー量を多く
し、原稿量が小さいとエアー量を少なくうように、モー
タの回転速度を制御する。
【0055】給送が開始しれば、原稿1は最上部よりサ
クション手段により給送ベルト4に吸着され、搬送経路
6へと送り込まれ、その搬送経路途中の露光部8にて、
原稿画像が感光ドラム上に光学系の作用により結像され
る。露光部を通過した原稿1は搬送ローラ7cを介して
原稿トレイ1へと戻される。
【0056】以上のように原稿を循環給送する場合に
は、原稿量は給送中の原稿を除き、その載置量は一定で
あり、コピー動作が開始される前に、事前に検知された
原稿量に基づくエアー流量を固定しての制御できる。こ
れにより、制御を簡単にし安定した分離と同時に1枚給
送を確実に行える。
【0057】なお、シート原稿を給送するRDH30で
なく、原稿を露光部に給送し、露光を終えた原稿を給送
開始前の原稿トレイとは別に配置してなる原稿排出トレ
イへと送り込むための原稿自動給送装置(ADF)にお
いては、原稿量が原稿給送毎に減少する。そのため、そ
の減少状態を距離測定センサ20を必要に応じて駆動さ
せ、その測定距離に基づいて、エアーの吹き出し量を制
御するためにモータ46の回転速度(回転数)を制御す
ることができる。
【0058】次に、本発明の距離測定センサ20による
距離の測定の一具体例を詳細に説明する。この距離測定
センサ20は、例えば「センサ技術」1992年10月
号の第12巻、No.11の第24頁から第27頁に記
載される「8ビット精度の測距センサ」を利用してい
る。この測距センサは、PSD(Position Sensitive
Detector)センサと呼ばれ、発光素子からの光を被測
定物に照射し、その被測定物からの反射光のセンサへの
入射位置により距離測定を行うものである。
【0059】この測距センサを簡単に説明すれば、これ
はPIN型ホトダイオードの一種で、図5に示すよう
に、シリコンチップの表面にp- 層、裏面にn+ 層、そ
してその中間にあるi層から構成され、それぞれの表面
及び裏面の層に図に示すような電極A,B及びCを設け
た構成である。図4に示す構造のPSDセンサーによる
等価回路を図6に示す。
【0060】図6において、電極Cの端子にバイアス電
圧VBを供給することで、表面に入射される光の位置
(スポット位置)で、抵抗R1及びR2が変化する。例
えば、電極A,B間の中点(d点)に光が入射すれば、
R1:R2=1:1となるが、その入射光がA,B電極
のいずれかの方に片寄れば、R1:R2の比がその位置
に比例して変化する。いま、光に入射位置が中心点dに
対してxだけB電極側にずれた位置に光入射し、センサ
ーの受光面の長さ(A,B電極間の距離)をDとすれ
ば、R1+R2=R0とした時、 R1=R0/2(1+2x/D) R2=R0/2(1−2x/D) の関係を示す。
【0061】そのため、PSDセンサの受光面の光の入
射位置(スポット位置)による上記の抵抗変化を利用し
て、図6における電極A及びBから取り出される電流I
1及びI2の変化として表れ、この時の電流比I1/I
2は例えば電極Bからの距離に比例(電極Aからの距離
に反比例)する。この時、PSDセンサに入射する光量
により、上記電流I1,I2の絶対値は変化するもの
の、光の入射位置は電流比にI1/I2に比例するた
め、光量そのものによる影響は全くない。
【0062】そこで、この電流比I1/I2の関係にお
いて、PSDセンサ上での受光面の入射光の位置が特定
でき、よって正確な距離検出を可能にする。特に、電流
比が大きくなることは、PSDセンサの電極A側に入射
光が近づくことになり、逆に電流比が小さくなるほど電
極B側に入射光が照射される。
【0063】例えば、図7に示すように、本発明の距離
測定センサ20を構成する発光素子(赤外LED)21
からの光が被測定物(最上部のシート原稿)に照射さ
れ、その反射光を受光レンズを介して距離測定センサ2
0を構成するPSDセンサの受光部22に受光させる。
この時の受光点(スポット)の位置x1は、図に示す関
係において x1=A・f/L1 で求められる。上記式において、A:投光レンズと受光
レンズとの中心間距離、L1;投光レンズから被測定物
までの距離、f:受光レンズの焦点距離である。そのた
め、被測定物の距離が遠いほどPSDセンサーの受光面
での受光スポットの位置x1が小さくx2の位置へと移
動する。また逆に受光スポットの位置x1が大きくなる
ことは被測定物までの距離が近くなることになる。
【0064】PSDセンサの受光面のポイントxは、上
述したように電極A,Bより得られる電流比I1/I2
にて特定できるため、上述の式に従って容易に発光素子
21から被測定物までの距離D、つまり距離測定センサ
20の受光部22までの距離を計測できる。
【0065】そこで、本発明においては、図4に示す通
り、距離測定センサ20であるPSDセンサからの得ら
れる電流I1及びI2を信号処理回路51にて電圧V1
及びV2に変換して、マスタCPU40のアナログポー
ト入力部を介して入力する。ここで、信号処理回路51
は、得られる電流I1及びI2と等価または同じ比率の
電圧値として変換処理するものである。マスタCPU4
0は、この電圧値に基づいて、I1/I2に相当する値
を演算し、距離測定センサ20のスポット位置(x)を
求め、これにより上述したxを求める式より最上部のシ
ート原稿までの距離Lを演算できる。
【0066】そのため、必要に応じて、マスタCPU4
0は赤外LEDである発光素子22を発光させるために
ドライバ50を駆動する信号を出力する。また、距離セ
ンサ20からの出力に基づいて、求めた距離を原稿量と
して処理し、給送手段である給送ベルト4の駆動制御あ
るいは、吹出口5より吹き出すエアーの流量を制御すた
めに、吹出用モータの回転速度を制御する速度指令を回
転制御回路に出力する。この場合、給送ベルト4のサク
ション手段のエアー量も制御できる。
【0067】以下に本発明による距離測定センサ20の
距離測定に応じて、給送手段のいくつかの制御例を図面
に従って説明する。
【0068】(第1の実施形態)図8は、原稿が原稿載
置トレイ2に載置され、その載置された原稿量に基づい
て給送手段を制御する一例を示すフローである。
【0069】原稿は画像面を上にして原稿載置トレイ2
上に積載載置される。この載置状態が、原稿載置トレイ
2の適所に設けた原稿検出スイッチ3が検出する(ステ
ップn1)と、距離測定センサ20による距離測定開始
をCPU40は指令する。つまり、距離測定センサ20
の発光素子21を駆動することで、その光が載置原稿1
の最上部に照射され、その反射光が受光部22に受光さ
れる。
【0070】従って、発光素子21を駆動することで、
距離センサ20から載置原稿の最上部までの距離Lを測
定できる。これは、先に説明したように、センサ20か
らのI1/I2に相当する電圧V1/V2をマスタCP
U40が入力することで、被測定物である最上部の原稿
1までの距離Lを求める(n2)。
【0071】この距離Lが求められると、CPU40
は、例えば測定距離Lが、規定値の距離LO以下か否か
を判別(n3)する。この規定値の距離LOは、先に説
明した通り、給送装置にて原稿を給送処理可能な最大の
原稿枚数に対応する規定値であって、この距離は予め記
憶手段に記憶させておく。この記憶は、ROM41又は
RAM55等の所定の領域に記憶させておく。この場
合、給送装置において載置量について問題ない場合に
は、このような記憶を必要とせず、原稿の載置量に基づ
いて以下に明記するエアー流量の制御を実行すればよ
い。
【0072】そこで、給送装置においてシート処理の能
力が載置量に左右されない場合には、ステップn3の制
御を行うことなく、ステップn4にてコピースイッチC
SWが操作されたか否かを確認する。この確認において
コピースイッチが操作されると、上記スイッチn2にて
検知されたシート載置量に応じた積載シート原稿の分離
を行うべく吹出口5より吹き出すエアー流量が制御(n
5)される。つまり、図12に示すように、原稿の載置
量(原稿量)に応じてエアー流量の制御にかかるファン
装置13の駆動モータ45の回転数を設定し、その設定
された回転数の信号、つまり電圧あるいは回転数を決定
するパルス周波数等を設定し、これを速度制御回路46
に供給する。
【0073】これにより、速度制御回路46では、モー
タ45を、その回転数の指令に従った電圧を供給し、そ
の回転数での速度制御を行う。この時、エンコーダ53
からの回転数に関する信号を速度制御回路46が入力す
ることで、モータ45を設定さあ回転数に保持し、制御
できる。
【0074】以上のように、エアーの流量が、載置トレ
イ2上のシート原稿の量に応じて決定され、その載置量
に応じた流量でもって、エアーが載置原稿の前面に吹き
出し、積載された原稿束を分離する。この状態で、給送
ベルト4の動作が開始(n6)され、分離された最上部
のシート原稿1をサクション手段であるファン装置13
の駆動用モータ58及び給送ベルト4の駆動用モータ4
4の作用による吸引力により給送ベルト4に吸着して給
送を開始すると同時に、複写装置本体側では用紙の給紙
動作と共に、画像形成にかかる各種部材を制御しコピー
動作を開始(n7)する。
【0075】一方、給送装置として給送能力が存在する
場合には、その能力による最大の載置量に基づく規定値
が記憶手段に記憶されている。そのため、上述したよう
に、ステップn3において、測定した距離Lと予め記憶
されている規定値である記憶距離LOとを比較し、測定
距離Lが記憶距離LO以下であれば、コピー開始指令を
CPU40が出力するためにコピースイッチCSWの操
作状態が確認(n4)されると上述した通りのエアー流
量の制御及び給送ベルトの駆動が行われ、同時にコピー
制御の動作が開始される。
【0076】そこで、測定した距離Lが給送処理できな
い記憶距離LOを越える場合には、給送ベルト4の駆動
用モータ44の駆動を禁止する。これはサクション手段
をも併せて駆動を禁止(n8)する。そして、載置され
た原稿1が規定量をオーバしたとしてこれを表示(n
9)させる。
【0077】以上により原稿を載置トレイ2に載置し、
コピーを行う場合に、その原稿枚数を一々ユーザ側で予
めカウントし、これにより処理できるか否かを判断する
必要なくなり、単に載置するだけで、その適否を自動的
に判別し、給送動作を行うか否かを制御しており、給送
不良やミスコピーを事前に防止できる。
【0078】また、原稿の枚数として測定距離をそのま
ま利用しているが、距離と枚数との対比表に基づいて枚
数(載置量)に換算し、これにより処理してもよい。こ
れは、図11に示すように、距離測定センサ20からの
出力を信号処理手段51を介して出力される電圧比の出
力に応じて載置量(枚数)に換算させるものである。
【0079】なお、載置された原稿の量を検知するタイ
ミングとしては、原稿が載置されたことを検出する検出
スイッチ3が動作した時に行っている。しかし、これに
限らず、コピースイッチの操作に応答して、ステップn
2に基づく原稿量の検知動作をステップn4の確認後に
行い、そのシート原稿の載置量に応じてステップn5,
n6を順次実行させてもよい。また載置量に限度がある
場合には、載置量の検知後に、記憶されている規定値と
を比較し、比較結果に応じて、ステップn5又はn8に
よる駆動制御を行ってもよい。
【0080】従って、コピースイッチが操作されたとし
ても、載置量に限度が存在する場合には、シート原稿が
規定量より多い場合には、給送ベルト4の駆動をステッ
プn8にて禁止し、同時に載置原稿量が多いことを放置
でき、ミスコピー、及び原稿の給送不良を未然に阻止で
き、コピー動作の開始を禁止できる。
【0081】あるいは、シート原稿1の載置量に応じた
エアーの流量が制御されるため、給送ベルト4による1
枚給送を確実に行うことが可能になる。
【0082】(第2の実施形態)この実施形態は、距離
測定センサ20自身の故障を自己診断にて判別し、正常
に距離測定を実行している状態で、載置された原稿の量
を検知し、これに基づいて制御を行う一方、故障診断に
より原稿載置量検知に関係なく給送手段を駆動する上で
の標準状態での駆動を実行させるものである。
【0083】そのためのフローを図9に示す。このフロ
ーにおいては、図8と同一部分を同一符号を付記してお
り、その説明は省略する。
【0084】この実施形態において、特に注目すべきこ
とは、給送動作を行わない、つまり原稿1が原稿載置ト
レイ2に載置されていない状態において、距離測定セン
サ20の自己診断を実行する点である。
【0085】そのため、原稿が原稿トレイ2に載置され
ていないことを原稿検出スイッチ3が検出することで、
ステップn11に移り、距離測定を実行する。つまり、
距離測定センサ20を駆動して距離測定を開始する。こ
の時の測定対象としては、原稿載置トレイ2そのもので
あり、原稿トレイ2と距離測定センサ20との距離は一
定の距離Lsを維持している。つまり、距離測定センサ
20は、所定の位置に固定されており、原稿載置トレイ
2との距離が一定である。
【0086】この場合、図13に示す如く、載置トレイ
2に設けた開口部2−1の下部に設けた反射板23から
の反射光をセンサ20で受光することで、この距離Ls
をそくていしてもよい。反射板23がトレイ2表面より
下位置に配置されていることで、1枚のシート原稿が載
置された時の距離Lと、一定距離Lsとの区別が明確に
でき、正確な検出を行える。
【0087】そのため、この距離Lsは、先に説明した
ように記憶手段、例えばROM41またはRAM55等
に予め記憶させておく。距離測定センサ20による距離
測定の結果、その距離Lが、上記一定距離であるLsと
どのような関係にあるかをステップn12にて比較す
る。この時、測定距離Lがほぼ(ある程度の許容誤差を
含めて)一定距離Lsと等しい場合には、距離測定セン
サ20が正常に動作しているものとして、原稿1が原稿
トレイ2に載置されるのを待つ(n1にリターン)。
【0088】もし、測定距離Lが一定距離Lsでな場合
には、距離測定センサが故障であることを表示(n1
3)させる。この時、複写装置の動作を禁止させてもよ
い。
【0089】しかしながら、距離測定センサ20が故障
したとはいえ、複写装置本体及びRDH30そのものの
故障でなければ、給送ベルト4を駆動して原稿の給送を
行うことができ、よって必要なコピーを行える。そこ
で、給送ベルト4の駆動を許容すると共に、エアーの流
量の制御については、載置原稿量にて制御するのではな
く、従来同様にその給送手段における適正な給送動作を
行える標準状態におけるエアーの吹き出し量を設定し、
これ基づいてモータ45を制御すればよい。
【0090】そのため、図9のステップn13により距
離測定センサ20の故障を表示し、動作を停止させるこ
となく、ステップn14〜n18にて上述した制御を実
行する。また、給送装置としては、その給送装置による
適正状態ので給送動作、例えばエアー等の流量がある。
これは、製造後等において実験的に求めることもがで
き、この適正な標準状態での給送制御値(S)を予め記
憶させておく。
【0091】そのため、ステップn13以後において
は、原稿トレイ2に原稿1が載置されることを検出スイ
ッチ3がシート原稿の載置状態を検出(n14)し、コ
ピースイッチが操作されたことを確認(n15)するこ
とで、コピー動作を開始することになる。この時、給送
ベルト4を駆動する前に、吹出口5からのエアーの吹き
出し流量については、上述のように標準状態(S)で制
御される。
【0092】つまり、ステップn16にて吹出口5より
吹き出すエアーの流量を制御するためのモータ45の回
転数が上記標準状態での速度(S)として速度制御回路
46に設定される。これにより、モータ45がその標準
速度で回転し、その回転に応じたエアー流量を吹出口5
を吹き出す。その後に、給送ベルト4の駆動(n17)
及びコピー動作が開始(n18)される。
【0093】従って、距離測定センサ20に基づく、間
違った計測データにてエアーの吹き出し量が制御される
ことなく、該給送手段による標準状態でのエアー吹き出
し量に固定されて制御されるため、無謀な制御が阻止で
き適正状態の原稿の給送が望める。
【0094】なお、本実施形態においても、給送装置が
処理できる能力が載置トレイ2上に載置される量に左右
されるものでない場合には、ステップn3及びn8,n
9の制御を省けばよい。しかしながら、給送装置が処理
できる能力が載置トレイ2に載置される量で決まる場合
には図9及び図10に示すフローに従った制御を行えば
よい。
【0095】(他の実施形態)以上説明した実例によれ
ば、原稿トレイ2に載置される原稿1の載置状態の検出
は、検出スイッチ3をトレイに別途設けているが、これ
を距離測定センサ20にて兼用させることができる。
【0096】そのための手段としては、図13に示すよ
うに、原稿トレイ2の距離測定センサ20に対応する位
置に、開口部2−1を設け、該開口部2−1にセンサか
らの光の反射を阻止する部材、例えば黒塗装された光吸
収部材(23)を配置するか、光が反射されないように
空洞状態に設定するか、反射されたとしても原稿載置ト
レイ2の裏面(原稿載置面と反対の面)に反射されるよ
うに構成する。あるいは、開口部2−1に下部に反射板
23を設け、該反射板23からの光が距離測定センサ2
0に受光させるようにしてもよい。この場合には、反射
板23は当然、原稿トレイ2の表面より下部に位置す
る。
【0097】これにより、原稿がトレイ2に載置されな
い場合には、距離測定センサ20にて被測定物の反射光
が受光されないとして距離測定不能として処理される。
あるいは、反射板からの光を受光することで、その反射
板23までの距離を測定し、この測定距離Lが原稿載置
トレイ2までの距離(Ls)を越えるか否かを判別する
ことで原稿無しを検出できる。
【0098】一方、原稿トレイ2に原稿が載置されれ
ば、原稿からの反射光にてセンサ20と原稿最上部との
距離Lが測定される。これにより、原稿が載置されたと
して検出できる。
【0099】例えば図10に示す通り、必要に応じて距
離測定センサ20による距離測定を行う。この場合、上
述したように原稿載置トレイ2に形成された開口部2−
1の下部に反射板23を配設しておく。そこで、ステッ
プn20にて、距離測定を行う。この時の測定距離L
が、原稿載置トレイ2までの距離(Ls)以上か否かを
判別(n21)する。この判別において、測定距離がL
sを越える場合には、シートが載置されていないとし
て、その表示(n22)を行い、シート原稿が載置され
るのを待つ。
【0100】この時、測定距離Lがセンサ20から反射
板23までの距離Lxと同等であることが判別されれ
ば、距離測定センサ20の距離測定が正常、つまり自己
診断の結果、異常なしとして、原稿載置トレイ2上にシ
ートが載置される状態を載置状態を待つこともできる。
【0101】また、シート原稿が載置トレイ2に載置さ
れる場合には、ステップn20にて測定した距離Lは、
原稿載置トレイ2までの距離Lsより小さい。そのた
め、ステップn21における判別にて、原稿“有”を検
出することになり、これを表示(n23)する。これに
より図8及び図9に示すステップn3以降の制御が実行
される。この距離測定センサ20にて距離測定を行うこ
とで、原稿載置トレイ2に載置される原稿の有無検出は
もとより、該距離測定センサ20自身の自己診断も実行
される。
【0102】この自己診断については、複写装置の電源
が投入された時に、ステップn20の距離測定を行え
ば、シート原稿が載置トレイ2上に載置されていないこ
とから、ステップn22の後に自己診断を行える。これ
は、あくまで距離測定センサ20にて、被測定物に対す
る距離を測定できた時である。そのため、CPU40は
距離測定できない場合には、ステップn20の時点で故
障と判断する。事故診断の結果、故障診断されれば、図
9のステップ13以後の制御が実行される。
【0103】従って、原稿載置トレイ2のシート載置検
出手段としては、マイクロスイッチ3を別途設けること
なく、距離測定センサ20にて兼用できるため、検出ス
イッチを不要にすると共に、そのスイッチの配置スペー
スを省け、コストの低減を可能にできる。
【0104】以上説明した通り、距離測定センサ20に
よる距離測定に基づいて、載置された原稿の枚数を検知
しており、該センサとしてPSDセンサを利用したが、
これに限ることなく、距離として検出できる手段であれ
ば本発明を実施できる。
【0105】また、距離測定センサ20の配置位置とし
て、図1では載置される原稿の給送方向先端と反対の原
稿トレイ2の後端部に対向配置している。これは、先端
より原稿を吸着して給送する場合、先端部に設けると吸
着される原稿とセンサ20との距離を測定することがあ
る。つまり、原稿を循環給送することなく、原稿を露光
部へと給送した後、原稿トレイと異なる原稿排出部へと
排出する原稿給送装置によれば、載置量が減少し、これ
をセンサ20にて検知し、エアー等の吹き出し量を制御
する場合に問題となる。そのため、原稿を吸着して給送
する場合には、図1に示す通り、原稿の後端部に対向さ
せて配置することが望ましい。
【0106】ここで、原稿トレイから露光部、そして再
度原稿トレイへと循環給送させる場合には、原稿トレイ
上の原稿は給送中の原稿を除けば常に一定の原稿載置量
となる。そこで、距離測定センサ20としては、距離測
定につては、コピー動作開始前、特に給送動作の開始前
に、載置量を測定し、この載置量に応じたエアーの吹き
出し量を固定できる。つまり、給送中の原稿を除き原稿
の載置量が変化することがないためである。そのため、
距離測定センサ20は、その配置位置として、給送ベル
ト4のベルトの間に配置することもできる。このように
配置できるのであれば、該センサ20にて邪魔されるこ
となく、原稿トレイ2上に載置する原稿の載置操作が容
易になる。
【0107】この場合、循環搬送するものでなくとも、
給送ベルト4にシートが吸着される前のタイミングで、
距離測定センサ20による測定を行うのであれば、該セ
ンサを給送ベルト4に設けることもできる。
【0108】また、本発明においては、原稿を給送する
場合、原稿の最上部より給送を行うものについて例示し
て説明したが、特開昭60−82537号公報に明記さ
れている通り、最下部の原稿から順次給送するものにも
当然適用でき、同様の効果を奏する。また特開昭60−
82537号公報記載の用紙の給紙であるが、図2で示
すようなRDHとしても利用できる。つまり、載置され
た原稿の最下部のものから順次給送し、最上部へと用済
み後の原稿を戻すように構成するものである。このよう
に構成したものにおいて、載置される原稿の量を検知
し、検知した原稿量に応じて給送手段の駆動制御あるい
は、エアーの流量を制御することができる。
【0109】しかも、シート原稿の給送だけでなく、用
紙を画像形成のために給送するシート用紙給送装置につ
いても、本発明はそのまま実施できる。
【0110】
【発明の効果】本発明のシート給送装置によれば、用紙
給送を行うためのトレイ上の載置量に応じて、給送手段
を駆動制御することから、給送不良等が生じる量を越え
るシートが載置されときには、事前に給送動作を禁止
し、給送不良を未然に阻止できる。
【0111】また、給送手段としてエアー手段を利用す
る場合には、載置された量に応じたエアーの流量制御を
行えるため、1枚給送を確実に安定給送を可能にでき
る。
【0112】さらに、用紙載置量の検知手段としては、
距離測定を行えるセンサにて正確な載置量を把握できる
ため、より細かな給送制御を行える。
【0113】特にセンサの自己診断を行い故障検知にお
いては、給送を禁止することなく、センサに基づく給送
制御を行うことなく、給送装置の標準状態での駆動制御
を行うために、無謀な給送制御を行うこなく、確実、か
つ安定した給送動作を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート給送制御装置にかかる一例を示
す要部拡大断面図。
【図2】本発明のシート給送装置を複写装置の循環式原
稿搬送装置(RDH)に適用した概略の断面図。
【図3】シート給送装置を構成する給送手段の一例を示
す斜視図。
【図4】本発明のシート給送装置の制御にかかるブロッ
ク図。
【図5】本発明にかかる距離測定センサの一例を示すP
SDセンサの断面構造図。
【図6】上記図5のPSDセンサーの等価回路図。
【図7】距離測定の原理を説明する図
【図8】本発明によるシートの給送制御にかかる一例を
示す制御フローチャート。
【図9】本発明によるシート給送制御にかかる距離測定
センサの自己診断による例を示す制御フローチャート。
【図10】本発明によるシート給送制御にかかる距離測
定センサによるシート載置状態の検出を兼用する例を示
す制御フローチャート。
【図11】本発明の距離測定にかかる出力と、原稿枚数
との関係を示す特性図。
【図12】本発明の測定距離に基づくエアー流量の制御
にかかるモータの回転数との関係を示す特性図。
【図13】本発明の距離測定センサを原稿有無検知に兼
用する場合の例を示す断面図。
【符号の説明】
1 シート原稿 2 原稿載置トレイ 4 給送ベルト4 5 エアー吹出口 13 サクション手段のファン装置 15 エアー吹出用のファン装置 20 距離測定センサ(PSDセンサ) 21 発光素子(赤外発光LED) 22 受光素子 23 反射板(原稿有無検出用) 30 循環式原稿搬送装置(RDH) 40 マスタCPU 44 給送ベルト駆動用モータ 45 エアー吹出用の駆動モータ 46 速度制御回路 48 エアー吸引用の駆動モータ 49 速度制御回路
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−93956(JP,A) 特開 昭63−202534(JP,A) 特開 昭59−7647(JP,A) 特開 平5−97278(JP,A) 特開 平3−26637(JP,A) 特開 平4−354745(JP,A) 実開 昭63−59157(JP,U) 実開 昭63−190134(JP,U) 実開 昭63−76746(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 15/00 107 B65H 7/00 - 7/20 G03G 15/00 510 - 534 G03G 21/00 370 - 520 B65H 1/00 - 3/68

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カットシートを載置する載置トレイ、該載
    置トレイ上のシートを所定の位置に給送するためのエア
    ー手段を含む給送手段とを備えてなるシート給送装置に
    おいて、 上記載置トレイ上に載置されるシートの量を検知する
    めに載置されるシートに対して設けられた発光及び受光
    素子からなる距離測定センサを有し、該センサと載置さ
    れたシート最上部との距離を測定することによりシート
    載置量を検知する載置量検知手段と、上記 載置量検知手段によるシート載置量に応じて上記給
    送手段のエアー流量を制御してなる制御手段と、 を備えたことを特徴とするシート給送制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のシート給送制御装置は、 給送手段が載置されたシートを処理できる処理可能なシ
    ート量を予め記憶する手段と、上記 記憶手段の記憶データと載置量検知手段にて検知し
    たシート積載量とを比較する比較手段と、を備え制御手
    段は上記比較手段の比較結果に基づいて、上記給送手段
    を動作可能な状態または非動作状態に設定すると共に、
    動作可能な状態においては載置量検知手段のシート載置
    量に応じたエアー流量に制御することを特徴とするシー
    ト給送制御装置。
  3. 【請求項3】載置トレイ上に載置されるシートはシート
    原稿であり、 給送手段は、載置トレイ上のシート原稿を所定位置に給
    送した後、載置トレイへと戻す原稿循環搬送手段である
    ことを特徴とする請求項1または2記載のシート給送制
    御装置。
  4. 【請求項4】カットシートを載置する載置トレイと、該
    載置トレイ上の原稿を所定の位置に 給送するためのエア
    ー手段を含む給送手段とを備えてなるシート給送装置に
    おいて、 上記載置トレイ上に載置されるシートの量を検知するた
    めに載置されるシートに対して設けられ発光及び受光素
    子からなり、載置シートの最上部までの距離を測定する
    距離測定センサと、 上記載置トレイに載置されるシートの有無を検出するシ
    ート検出手段と、 上記シート検出手段の非検出信号に応答して、上記距離
    測定センサの距離測定にかかる自己診断を行い、該自己
    診断による正常時に上記距離測定センサにて測定したシ
    ート量に応じた上記給送手段のエアー量に制御する一
    方、自己診断による故障時に上記距離測定センサによる
    シート量の検出に関係なく上記給送手段を標準状態で駆
    動制御してなる制御手段と、 を備えたことを特徴とする シート給送制御装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のシート給送制御装置は、 給送手段が載置されるシートを処理できる処理可能なシ
    ート量を予め記憶する記憶手段を備え、 制御手段は、上記記憶手段に記憶されたシート量を越え
    る載置シートを距離測定センサが検知すれば、上記給送
    手段の給送動作を禁止することを 特徴とするシート給送
    制御装置。
  6. 【請求項6】距離測定センサの測定距離に基づいて、予
    め決められた距離との関係にて、載置トレイ上に載置さ
    れるシートの有無検出を行うシート検出手段を兼用する
    ようにしたこと特徴とする請求項4記載のシート給送制
    御装置。
JP5155279A 1993-06-25 1993-06-25 シート給送制御装置 Expired - Fee Related JP2981367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5155279A JP2981367B2 (ja) 1993-06-25 1993-06-25 シート給送制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5155279A JP2981367B2 (ja) 1993-06-25 1993-06-25 シート給送制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0713393A JPH0713393A (ja) 1995-01-17
JP2981367B2 true JP2981367B2 (ja) 1999-11-22

Family

ID=15602432

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5155279A Expired - Fee Related JP2981367B2 (ja) 1993-06-25 1993-06-25 シート給送制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2981367B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5622364A (en) * 1996-03-27 1997-04-22 Lexmark International, Inc. Apparatus and method of determining a media level in a supply tray
JP3863066B2 (ja) * 2002-06-03 2006-12-27 株式会社リコー 給送装置とそれを備えた画像形成装置及び画像形成システム
JP6274157B2 (ja) * 2015-06-08 2018-02-07 コニカミノルタ株式会社 給紙装置、画像形成装置および画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0713393A (ja) 1995-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0789625A (ja) シート給送装置
JP2006298579A (ja) 自動原稿搬送装置及び画像形成装置
JPH0656313A (ja) シート検出装置
JPH08295427A (ja) シート給紙装置
JP2981367B2 (ja) シート給送制御装置
JPH1159955A (ja) 原稿搬送装置
JP2670071B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2978371B2 (ja) 原稿検知装置及びその原稿検知装置を備えた複写装置
JP3441525B2 (ja) シート給紙装置及び該装置を備えた画像形成装置
JPS6056750A (ja) シ−ト状物の検知装置
JPH05322758A (ja) 画像処理装置
JP3289031B2 (ja) 原稿搬送装置
JP2880230B2 (ja) 画像処理装置
JPH0685044B2 (ja) 像再生出力装置
JP2005205668A (ja) 画像形成装置およびその方法、画像形成結果検査方法
JPH07101566A (ja) シート給送装置
JPS5913727B2 (ja) 複写機における原稿紙サイズ検出装置
JP2002265144A (ja) 用紙搬送装置
JPH10194469A (ja) シート搬送装置及び画像読取装置及び画像形成装置
JPH06263293A (ja) 画像形成装置
JPH04256631A (ja) 画像形成装置
JP2742274B2 (ja) 画像形成装置における画像形成位置の異常検知装置および補正装置
JP2003040492A (ja) シート材検出装置、シート材供給装置及び画像形成装置
JPH0848440A (ja) 重送検出装置を備えたシート給送装置および画像形成装置
JPS61277972A (ja) 原稿搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080917

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090917

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees