JP2981081B2 - 真空掃除機用吸込具 - Google Patents

真空掃除機用吸込具

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JP2981081B2
JP2981081B2 JP5119115A JP11911593A JP2981081B2 JP 2981081 B2 JP2981081 B2 JP 2981081B2 JP 5119115 A JP5119115 A JP 5119115A JP 11911593 A JP11911593 A JP 11911593A JP 2981081 B2 JP2981081 B2 JP 2981081B2
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下 修 右 山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空掃除機の吸引管に
接続して使用する真空掃除機用吸込具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来から一般に使用されている真空掃除
機の吸込具は、全体が合成樹脂により形成され、下面の
吸込口からごみを吸引するようになっているが、硬質の
合成樹脂製であるため、清掃時に家具や建具等に接触し
た場合にそれらを傷付け易いばかりでなく、接触時の衝
撃等が直接作業者の手に伝わって作業者にかかる負担が
大きく、しかも角隅部等の清掃を行いにくいという欠点
があった。
【0003】そこで、このような欠点を解消するため、
吸込口をゴム等からなる軟質部材で構成することが考え
られるが、吸込口の形状や軟質部材の寸法等によって
は、吸引力により該軟質部材が内側に吸い寄せられて吸
込口を閉塞したり、家具や建具等への接触により変形し
て吸込口を局部的に閉塞するなど、吸込口全体を通じて
均等な吸引力を得ることが困難になることも考えられる
ため、このような問題を生じない構成とすることが要求
される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、真空
掃除機用吸込具の吸込口をゴム等の軟質部材で構成する
ことにより清掃時の衝撃緩和を図ると同時に、該軟質部
材が吸引力や家具、建具への接触等により変形して吸込
口を閉塞することがないようにし、吸込口全体を通じて
常に均等な吸引力を得ることできるように構成すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の吸込具は、真空掃除機の吸引管に着脱自在
の吸込具本体における吸引用開口部に、弾性変形可能な
軟質素材により形成されて先端に側壁で囲まれた横長の
吸込口を有するノズル部材を取り付け、該ノズル部材の
吸込口を、該吸込口の中間部を長さ方向に延びる縦の隔
壁と、該縦の側壁と交差して吸込口の幅方向に延びる複
数の横の隔壁とによって複数の小口部分に区画し、上記
縦の隔壁を吸込口の外部に突出させると共に、該縦の側
壁の外端面にブラシを植設してなることを特徴とするも
のである。また、本発明の吸込具は、吸込口における側
壁の下端部に、吸引用の隙間を確保するための複数の突
起を形成してあることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上記吸込具は、ノズル部材を床面や家具、建具
の表面等の被清掃部位に押し当てるか、又は該被清掃部
位に沿って掃くように動かすことにより、塵埃を吸引す
るものである。
【0007】このとき、上記ノズル部材が軟質であるた
め、床面や家具、建具等に接触してもそれらを傷付けな
いばかりでなく、接触時の衝撃も小さく、従って作業者
の手にかかる負担は小さい。
【0008】また、ノズル部材の吸込口が隔壁で複数の
小口部分に区画されているため、各小口部分を通じて均
等な吸引力が作用し、しかも、これらの隔壁が補強部材
としても機能するため、ノズル部材の側壁が吸引力で変
形して吸込口を閉塞したり、家具や建具等への接触によ
り変形して吸込口を閉塞するようなことがない。
【0009】
【実施例】図1乃至図5は本発明の吸込具の代表的な一
実施例を示すもので、この吸込具1は、真空掃除機の吸
引管(図示せず)に着脱自在なるように構成された硬質
合成樹脂製の吸込具本体2の先端の吸引用開口部2aの
回りに、ゴムや合成樹脂等の弾性変形可能な軟質素材か
らなるノズル部材3を取り付けることにより構成されて
いる。
【0010】上記ノズル部材3は、全体が箒の穂束のよ
うな先広がりで扁平な形をなしていて、その先端(下
端)に細長い吸込口4を有し、該吸込口4の内部が縦横
の隔壁5,6により複数の小口部分4aに区画されてい
る。吸込口4の長さ方向に延びる縦の隔壁5は、該吸込
口4の幅方向の中間に該吸込口4を二分する形に配設さ
れ、その外端部(下端部)がノズル部材3の側壁3a,
3aの外端部よりもやや外側に突出し、その外端面にブ
ラシ7が植設されており、また、吸込口4の幅方向を向
く横の隔壁6は、所望の間隔をおいて所要数設けられ、
該隔壁6の外端部は、上記側壁3aと縦の隔壁5との外
端部間の段差により傾斜している。
【0011】上記ノズル部材3は、清掃対象部位に押し
付けられたとき該部位に適合して弾性変形できるような
柔軟性を持っていることが必要であるが、同時に、吸引
力により内側へ吸い寄せられて変形することがなく、且
つ、清掃時に清掃対象部位に押し付けられることにより
変形していても、その押し付けを解除すると吸引力に逆
らって原形に復帰し得る程度の剛性を持っていることも
必要である。このような剛性は、上記隔壁5,6の形成
により保持させることができるが、より好ましくは、図
示したように、ノズル部材3における左右の側壁3a,
3aに補強用リブ8を設けることである。該リブ8の位
置や数等は任意であるが、横の隔壁6と同じ位置に設け
るのが外観上好ましい。
【0012】また、上記ノズル部材3における左右の側
壁3a,3aの下端部には、該下端部が被清掃部位に密
着して吸引作用を阻害することのないように、吸引用の
隙間を確保するための突起9が適数設けられている。こ
れらの突起9の位置や数等は任意であるが、図示したよ
うに、補強用リブ8の下端部を延長して突起9とするの
が好ましい。
【0013】上記構成を有する吸込具1は、床面や家
具、建具の表面等の被清掃部位にノズル部材3を押し当
てるか、又は該被清掃部位に沿って掃くように動かすこ
とにより、塵埃を吸引するものである。
【0014】このとき、上記ノズル部材3が軟質素材か
らなっていて、被清掃部位に適合するように弾性変形す
るため、被清掃部位がコーナー部分であっても、細部ま
で確実に清掃することができ、また、該ノズル部材3が
床面や家具、建具等に接触してもそれらを傷付けないば
かりでなく、接触時の衝撃も小さく、従って作業者の手
にかかる負担は小さい。
【0015】また、ノズル部材3の吸込口4が隔壁5,
6で複数の小口部分4aに区画されているため、各小口
部分4aを通じて均等な吸引力を作用させることがで
き、しかも、これらの隔壁5,6が補強部材としても機
能するため、ノズル部材3の側壁3a,3aが吸引力に
より内側に吸い寄せられて吸込口4を閉塞したり、家具
や建具等への接触により変形した場合に吸込口4を局部
的に閉塞するようなことがなく、清掃作業を確実に行う
ことができる。
【0016】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明の吸込具
によれば、吸込口をゴム等の弾性変形可能な軟質素材か
らなるノズル部材により形成すると共に、該吸込口を
横の隔壁で複数の小口部分に区画したことにより、清掃
時の衝撃緩和を図ることができるばかりでなく、上記隔
壁による補強効果によって、該ノズル部材が吸引力や家
具、建具への接触等により大きく変形して吸込口が全体
的に閉塞されることを防止し、吸込口を通じて常に有効
吸引力を被清掃部位に作用させることできる。しか
も、上記縦の隔壁を吸込口の中間位置に外部に突出する
ように形成し、その外端面にブラシを植設したので、吸
込具を前動させる場合でも後動させる場合でも、上記ブ
ラシにより常に吸込口の中央部でごみを掻き集め、その
ごみを縦の隔壁の両側の小口部分を通じて確実に吸い込
むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る真空掃除機用吸込具の一実施例を
示す要部正面図である。
【図2】図1の吸込具の拡大下面図である。
【図3】図2におけるA−A線での断面図である。
【図4】図1におけるB−B線での拡大断面図である。
【図5】図1におけるC−C線での拡大断面図である。
【符号の説明】
1 吸込具 2 吸込具本体 2a 開口部 3 ノズル部材 4 吸込口 4a 小口部分 5,6 隔壁 7 ブラシ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空掃除機の吸引管に着脱自在の吸込具本
    体における吸引用開口部に、弾性変形可能な軟質素材
    より形成されて先端に側壁で囲まれた横長の吸込口を有
    するノズル部材を取り付け、該ノズル部材の吸込口を、
    該吸込口の中間部を長さ方向に延びる縦の隔壁と、該縦
    の側壁と交差して吸込口の幅方向に延びる複数の横の隔
    壁とによって複数の小口部分に区画し、上記縦の隔壁を
    吸込口の外部に突出させると共に、該縦の側壁の外端面
    にブラシを植設してなることを特徴とする真空掃除機用
    吸込具。
  2. 【請求項2】吸込口における側壁の下端部に、吸引用の
    隙間を確保するための複数の突起を形成してあることを
    特徴とする請求項1に記載の真空掃除機用吸込具。
JP5119115A 1993-04-22 1993-04-22 真空掃除機用吸込具 Expired - Lifetime JP2981081B2 (ja)

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JPH06304102A JPH06304102A (ja) 1994-11-01
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JP2680189B2 (ja) * 1990-11-30 1997-11-19 株式会社日立製作所 電気掃除機用吸口
JPH04102951U (ja) * 1991-02-12 1992-09-04 北市 誠一郎 掃除機の天井、壁、カーテン、タンスの上、用の吸い込み口

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